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2026年04月13日 12:46
米国・AEWのPPV「AEW DYNASTY」(カナダ・バンクーバー)が12日(日本時間13日)に行われ、ウィル・オスプレイ(32)がAEWコンチネンタル王者ジョン・モクスリー(40)に敗れベルト奪取はならなかった。 デスライダーズによって首の負傷が悪化し約7か月の長期欠場を強いられたオスプレイは、3月に復帰。新日本プロレスの「ユナイテッド・エンパイア」のメンバーたちの助けも借りて極悪軍との抗争を展開していたが、この日は正真正銘1対1の戦いとなった。 試合開始のゴングと同時にいきなりヒドゥンブレード(ランニングバックエルボー)を発射したオスプレイは猛攻を仕掛けるが、場外でパラダイムシフトを浴びると古傷の首を押さえてもん絶。主導権を奪われブルドッグチョーク、ゴッチ式パイルドライバーとモクスリーに得意技を連発される。 その後もオスカッターをキャッチされパラダイムシフトを決められるなど劣勢が続いたが、直後にヒドゥンブレードを見舞って一矢報いる。スタイルズクラッシュから掟破りのブルドッグチョーク、さらにヒドゥンブレードで反撃に転じた。 しかしタイガードライバー91を阻止されると、場外の鉄製ステップ上にパイルドライバーで突き刺されてまたしても首に大ダメージを追ってしまう。何とかリングに戻るとストンプからパラダイムシフト2連発で畳みかけられる。これをカウント2で返す意地を見せるも、最後はデスライダーでついに力尽きた。 怨敵からのベルト奪取で完全復活を証明したかったオスプレイだったが、痛恨の敗戦。ショックに打ちひしがれるように口元を手で押さえ、スタッフに支えられながら無念の表情で退場した。
2026年04月19日 20:02
米国・WWEのプロレスの祭典「レッスルマニア42」初日(18日=日本時間19日)は、ネバダ州ラスベガスのアレジアントスタジアムに5万816人の大観衆を集め熱狂の連続となった。
前世界ヘビー級王者のセス・ロリンズは、皇帝グンターと一騎打ち。昨年10月に肩を負傷し長期欠場していたが、約半年ぶりの試合復帰となった。戦前の予想通り強豪同士の激戦となり、ロリンズはおきて破りのスリーパーホールドで対抗。場外戦でも圧倒したところで、何とブロン・ブレイカーが乱入してきた。
殿堂者リック・スタイナーの息子は、昨秋にユニット「ザ・ビジョン」からリーダーのロリンズを追放。今大会の主役候補と目されていたが、練習中に腰を負傷し欠場していた。スピアーで突進するとすさまじい角度で激突し、ロリンズを場外バリケードに叩きつけた。ブレイカーにリングに放り込まれたロリンズは、グンターのスリーパーで絞め落とされ、屈辱の敗戦を喫した。試合後もブレイカーから2発目のスピアーをくらってダウン。ブレイカーはビジョンを率いる代理人ポール・ヘイマンと抱擁をかわし、復活をアピールした。
無法集団「ザ・ジャッジメント・デイ」のリブ・モーガンは女子世界王者ステファニー・バッケルに挑戦。例によって仲間のロクサーヌ・ペレスとラケル・ロドリゲスが介入。最後は飛びつき式コードブレイカーからオブリビオン(変型DDT)を決めて、1年3か月ぶりに最高峰王座を腰に巻いた。試合後は同じ無法集団のドミニク・ミステリオに飛びついて、喜びを表した。
ジェイコブ・ファトゥvsドリュー・マッキンタイアの非公式試合は、テーブル、イスが飛び交う大乱戦に。互いの試合に乱入を繰り返した無法者同士の決着戦は、ファトゥが巨体からムーンサルトプレスを放ってテーブル葬に処し、3カウントを奪った。
女子インターコンチネンタル王者のAJリーは、宿敵ベッキー・リンチと王座戦。世界ヘビー級王者CMパンクの妻は、ロリンズ夫人と一進一退の攻防を繰り広げるも、レフェリーを盾に使われ攻撃をちゅうちょした。この隙に、マンハンドルスラムで叩きつけられ、ベッキーに王座奪還を許した。
人気ユーチューバーのアイショースピードは、ビジョンのローガン・ポール&オースティン・セオリーと組み、ウーソズ(ジミー&ジェイ)&LAナイト6人タッグ戦。驚異の空中殺法を連発してファンを驚かせた。試合はスピードの誤爆で倒されたセオリーが、ナイトのBFTを浴びてビジョンの敗戦で終わった。試合後はスピードが怒りのローガンから制裁されたが、ナイトとウーソズの援護を受け鉄柱の上から命がけのボディープレス。見事にローガンを実況席でテーブル葬として、観衆から拍手喝采を受けていた。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。
2026年04月19日 16:35
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」に出場している斉藤ジュン(39)が19日の大阪大会を欠場。菊田円と対戦予定だったが不戦敗となった。
CCにBブロックで出場していたジュンは開幕2連敗とスタートダッシュに失敗。この日の菊田線から巻き返しをならいたいところだったが、まさかの事態になった。全日本はこの日、前日の試合で右目を負傷したために欠場することを発表。これにより菊田は不戦勝で勝ち点4となった。ジュンの今後の試合に関しては、精密検査を行いその結果次第で出場可否を判断する。
2026年04月19日 15:38
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」初日(18日=日本時間19日)、人気女子レスラーのESTことビアンカ・ベレア(37)が第1子を妊娠していることをリング上で発表した。
昨年12月に引退し、今大会ではホストを務めるジョン・シナがこの日の公式な観衆数を「5万816人」とアナウンスすると、ブルーのドレスを着たビアンカが入場してきた。昨年の祭典「レッスルマニア41」では女子世界王者イヨ・スカイ、リア・リプリーとの3WAY戦で歴史に残る名勝負を展開。その王座戦で指を負傷したとし、長期欠場に入っていた。
実に1年ぶりのリングインとなったビアンカは大歓声で迎えられ「みんなに会うのは久しぶり。心の底からうれしい」と話すと「レッスルマニアはサプライズがないと終われないわよね。ジョン、もう一人観客を足したいと思うの」といい、ドレスの前をはだけさせて大きなおなかを披露した。
シナは口を大きく開いて驚くと、感極まったビアンカに軽く抱きついて祝福。ビアンカは「ESTは赤ちゃんができました」と妊娠を正式に公表した。シナは「ここにいるファミリーと、君の大切な瞬間をともにできてうれしい」と笑みを浮かべ、「では訂正する。最年少スーパースターを加えて5万817人となります」と、観衆数に1人に加えてみせた。
WWE女子王座2度、女子世界王座1度と合わせて3度の最高峰王者は18年6月に、同じWWEスーパスターでアンジェロ・ドーキンスとの名タッグ「ストリート・プロフィッツ」で知られるモンテス・フォードと結婚。第1子の妊娠報告で、会場はハッピーな空気に包まれた。WWE所属選手ではナオミも、昨年リング上で夫ジミー・ウーソとの間に第1子をもうけたと公表し、現在も産休で欠場している。
2023年2月のNFL優勝決定戦「スーパーボウル」のハーフタイムショーでは当時妊娠していた人気歌手リアーナが、大きなおなかでパフォーマンスして世界中の話題となったが、ビアンカの妊娠発表もレッスルマニアの伝説となりそうだ。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。
2026年04月19日 14:05
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」初日(18日=日本時間19日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)、かつての人気ディーバが電撃復帰を果たした。
2026年04月19日 13:04
全日本プロレスは19日、斉藤ジュンが18日の名古屋大会での試合中に右目を負傷したため、この日、大阪・梅田スカイビル ステラホールで開催する「チャンピオン・カーニバル 2026」を欠場することを発表した。
ジュンは、18日の名古屋大会で青柳優馬と「チャンピオン・カーニバル 2026」Bブロック公式戦で対戦したがエンドゲームで敗れていた。
大阪大会では公式戦で菊田円と対戦予定だったが不戦敗となり、菊田が不戦勝で勝ち点2を獲得する。
全日本プロレスは「斉藤ジュン選手の試合を楽しみにされていたファンの皆様にお詫び申し上げますと共に、ご理解賜りたくお願い申し上げます」と謝罪し「なお、ジュン選手の今後の試合に関しましては、精密検査を行い、その結果次第で出場可否を判断致します」と発表した。
2026年04月19日 12:05
米国・WWEプロレスの祭典「レッスルマニア42」初日(18日=日本時間19日、ネバダ州ラスベガス・アレジアントスタジアム)、メインの統一WWE選手権は王者コーディ・ローデス(40)が毒蛇ランディ・オートン(46)を大流血戦の末に撃破して、ベルトを死守した。
2月のエリミネーション・チェンバー戦を制し挑戦権を獲得したオートンとは、ユニット「レガシー」を結成したり、敵対して抗争を繰り広げたりと因縁深い。コーディが2023年4月にAEWから復帰した後は、良き兄貴分としてサポートを受けてきた。だが調印式で血だるまにされて決別。元NFLスターでWWEのリングにも上がって来たパット・マカフィーを味方につけた毒蛇と、遺恨を深めていた。
スタジアムに集まった5万816人の大観衆は、何が気にくわないのか王者コーディにもブーイングを飛ばす。王者は試合前からオートンとマカフィーに襲われたが、すぐさま逆襲に転じる。場外ではオートンに裏切られた人気歌手のジェリー・ロールが現れ、エルボードロップを放ってマカフィーを実況席でテーブル葬に処した。
マカフィーはストレッチャー送りとなり、序盤から1対1の真っ向勝負となる。挑戦者がバックブリーカーを放った際に古傷の背中を痛めると、徹底的に弱点を集中攻撃。コーナーポストに叩きつけ、ベアハッグで背中を締め上げた。オートンから雪崩式ブレーンバスター、パワースラム、エレベイテッドDDTで逆襲されるも、場外線で額を割って流血させた。
王者はディザスターキックでオートンを倒すと、挑戦者の血を胸のタトゥーに塗りつける。会場はラフファイトを続ける王者に大ブーイングだ。さらにおきて破りのエレベイテッドDDTでマットに打ちつけた。オートンからおきて破りのクロスローズをくらうも、今度は毒蛇の必殺技RKОを決めて譲らない。コーディの額からも血が流れ、すさまじい死闘になる。
オートンは血が目に入ったのか、レフェリーにRKО。リング上に倒れ込んだところで急所蹴りを放つも、コーディはこれをかわして股間にキックだ。コーディはとどめのコーディカッターを見舞うが、毒蛇にカウンターのRKОをくらってしまう。ここでレフェリーのシャツを着たマカフィーが再び現れ、カウントを入れ始めた。コーディは大ピンチに執念を見せ、カウント2ではね返す。立ち上がったオートンはなぜか味方のマカフィーにRKОをくらわすと、王者はこの隙を逃さずクロスローズで叩きつけて3カウントを奪った。
戦前の下馬評を覆して王座防衛に成功。ところが…納得のいかない毒蛇は王者にベルトで一撃。倒れたコーディの頭を、情け容赦ないパントキックで蹴り飛ばした。大ブーイングの中でかつての弟分をノックアウト。祭典初日は、敗れた毒蛇が不敵に笑うバッドエンドで幕を閉じた。
「WWEレッスルマニア42」はABEMAにて中継された。
2026年04月19日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】今から25年前の2001年(平成13年)4月18日、ZERO−ONEの旗揚げ第2戦、日本武道館大会で三沢光晴と柔道王小川直也の夢の初対決が実現した。
1か月半ほど前の3月2日、両国国技館で行われたプロレスリングZERO−ONEの旗揚げ戦に参戦したプロレスリング・ノアの三沢は秋山準と組み、橋本真也&新日本プロレスの永田裕志組と対戦。
三沢が橋本に投げ捨てジャーマンを決めてピンフォール勝ちを収めた直後、両陣営のセコンド20人以上がリングになだれ込み、カオスな状態に陥った。エプロンに上がった小川が三沢を挑発すると、三沢が走り込んでエルボーを炸裂させた。これで、いやが上にも三沢と小川の対決が期待された。
そして武道館では、UFOの小川直也は平成のテロリスト村上一成を従え、三沢のパートナーは力皇猛。このプロレス2年目の新人・力皇がまさかの働きをする。
試合はゴングが鳴る前から三沢と小川が激しい視殺戦。館内のボルテージは最高潮だ。
やる気満々の小川に対し、力皇が先発。小川は三沢に出てくるよう挑発するも、三沢はその手には乗らない。そうこうしていると、村上が飛び込んできて力皇にパンチを乱打。力皇は村上をコーナーに押し込んで上手投げ。すぐさま、ぶちかましで吹っ飛ばした。顔面に村上のパンチを浴びるも、自ら両頬を張ってもっと来いとばかりに挑発して突っ張りで反撃だ。
交代した三沢は村上にエルボー3連発。タッチして小川がリングインするも、三沢がスカして力皇にスイッチし、小川のイラ立ちを誘った。
小川は力皇にミドルキック、パンチをヒットさせ、必殺のSTOを決めた。上からマウントポジションを取ろうとしたところに、三沢がカットに出てエルボーを見舞った。
ここで三沢がタッチしてリングイン。4分が経過して、ついに小川と向かい合った。
三沢がミドルキックでけん制。小川は片足タックルを狙うも、三沢は体を引いて上から頭を押さえつける。そしてフロントネックロックに捕らえる。小川は大腰で投げ、すぐさまマウントを取り、三沢の顔面を狙ってパンチを1発、2発。三沢は両腕でがっちりガードする。
すると力皇が勢いよく飛びこんで、小川にぶちかましを見舞う(写真)。小川は場外へ落とされた。力皇は追いかけ小川とやり合う。リング上の三沢は村上にスリーパーを決められるも、バックを取ってバックドロップでマットに叩きつけた。さらにもう1発。強引に3発目を決め、そのまま押さえ込んだ。6分40秒、岩石落とし固めで試合が決着した。
場外から戻った小川が三沢に向かって行くと、ノア勢が集団で小川を引き離し、袋叩きにする。橋本もリングに上がり騒然となった。
西永秀一レフェリーは当時を振り返り「3月(の試合)もみんな出てきて大乱闘になった。今回も何が起こるかわからないっていう気持ちを持って、レフェリングに努めた」と明かす。
事実、この日のセミファイナルで橋本は安田忠夫と組み、本田多聞&井上雅央組と対戦。井上に三角絞めを決め、右肩を脱臼させた。井上は救急車で都内の病院へ運ばれ応急処理を受ける羽目になった。
西永レフェリーは「カポッと外れたみたいで。『もう無理無理』って言ってるのに橋本さんが、腕持ってこう、反って。さらに技をかけようとするから雅央は『うわー、もうやめてくれ。やめろー』って言ってた。三沢さん的には、何かあったときに最良のパートナーとして力皇を選んだ」と明かす。
さて、小川はマイクで「おーい三沢。数さえ揃えりゃ勝つと思ってんじゃねぇぞ、この野郎。てめぇら今度まとめて勝負してやる」と言い放つとマイクを放り投げ、引き揚げた。
囲み会見で「人数で負けた。久しぶりだ、袋叩きを食らったのは」と語っている時、三沢は「もうちょっとやってみたかったね、というのがすべてじゃねぇの」と予想外のコメントをしていた。試合時間は短かったが、当初抱いていた小川観がガラリと変わるほど、密度が濃かったようだ。「力はあるよね。全体的な」と語った。
ところで、橋本は試合後、引き揚げる三沢に「三沢、お前の男気受け取ったぜ。ありがとよ。だけどな、何回でもお前たちに頭下げてもいいから。戦え、三沢〜!」と絶叫。控室で小川に「2人でノアに乗り込むぞ」と語りかけたが、交流戦はこの大会が最後となった。
三沢が橋本の背後にアントニオ猪木の影を感じたことが、途絶えた要因だったと言われる。三沢は猪木アレルギーを公言していた。西永レフェリーは「(交流戦の)交渉役は(仲田)龍さんですから(※猪木嫌いとして知られた)」と口ごもる。
しかし、今思い返しても三沢が参戦したZERO−ONE2連戦は、ファンは言うに及ばずマスコミをも熱くさせるスリリングなものだった(敬称略)。
2026年04月19日 09:02
初代タイガーマスクの佐山サトル(68)が主宰する「ストロングスタイルプロレス」(SSPW)は19日、28日に後楽園ホールで開催する初代タイガーマスクのデビュー45周年記念イベント「THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary」での追加対戦カードを発表した。
2026年04月19日 08:54
元プロレスラーの前田日明が18日、新宿区の感通寺で営まれた昭和時代のプロレス界で“過激な仕掛け人”とうたわれ昨年4月21日に亡くなった元新日本プロレス専務の新間寿さん(享年90)の一周忌法要に参列した。
法要には、新間さんがプロデュースした初代タイガーマスクの佐山サトル、ストロングスタイルプロレスのスーパー・タイガー、間下隼人、平井丈雅代表らが参列した。
新間さんは、1966年10月12日に蔵前国技館で旗揚げした「東京プロレス」に入社しプロレス界に入った。アントニオ猪木さんが72年3月6日に大田区体育館で旗揚げした「新日本プロレス」では同年秋に入社しマネジャー、営業本部長として猪木さんを支え、74年3月19日に蔵前国技館での猪木さんとストロング小林さんとの「日本人対決」。さらには76年6月26日に日本武道館で猪木さんとボクシング世界ヘビー級王者のムハマド・アリさんが戦った格闘技世界一決定戦などをプロデュースし新日本プロレスの黄金時代を支えた。
また、世界のベルトを統一する「IWGP」構想を掲げ、83年5〜6月に「IWGPリーグ戦」を開催し現在、新日本プロレスのタイトルとなっている「IWGP」の礎を築いた。さらに89年には、参院選出馬を表明した猪木さんが設立した政党「スポーツ平和党」幹事長に就任し同年7月の参院選当選をバックアップしたが、その後、確執が生まれ猪木さんとは決別していた。
2019年には、世界最大の団体「WWE」のレガシー部門で殿堂入り。日本人のフロントで唯一の受賞となった。晩年は、近年は初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「ストロングスタイルプロレス」の会長として昭和の過激なプロレス復興を提唱していた。
法要を終え前田は、スポーツ報知の取材に応じ新間さんとの思い出を語った。
前田は大阪の北陽高(現・関西大学北陽高)を卒業後、新間さんにスカウトされ1977年に新日本プロレスに入門した。
「その前に佐山さんと1週間ぐらい一緒に練習したんですよね。多分、その話を佐山さんが東京に持ち帰って新間さんとか猪木さんにしゃべったんですよね。多分、猪木さんか新間さんがそんなヤツがいるなら引っ張ってこいってそんな話になったんじゃないかなと思うんですよ」
初めて会ったのは大阪・中之島のロイヤルホテル(現・リーガロイヤルホテル大阪)だった。
「新間さんとロイヤルホテルで会って。地下にアスレチッククラブがあって『ちょっと運動しているところ見せてくれ』って言われたんですよ。そこで新間さんも上着、脱がれてプロレスラーみたいな体しているんですよね。それを見たら自分はプロレス界は、マネジャーでもこんな体しているんか!ってびっくりしたんですよね」
この時、プロボクシング世界ヘビー級王者だったムハマド・アリに憧れていた前田は新間さんから「アリの弟子にしてやる」との言葉を信じて入門を決意した。78年8月25日の長岡市厚生会館での山本小鉄戦でデビュー。190センチを超える体格と真っすぐなファイトスタイルで若手の有望株と評価され、83年1月には武者修業先の英国で「ヨーロッパヘビー級王座」を奪取。同年5月に開幕した「IWGP決勝リーグ」では欧州代表として出場し新日本マットでメインイベンターの地位へ駆け上がった。
「自分がつくづく思ったのは、新日本っていうのは山本小鉄さんと新間さんの両輪ですね。山本さんが選手をしっかり指導して引っ張って。レスラーとはなんぞや?という精神論をちゃんと植え付けて。新間さんがこれは不可能じゃないか?っていうような交渉をまとめたりして実現していく。この両輪があったんですね。だからこそワールドプロレスリングのブームを起こしたんじゃないかと思うんですよね」
前田は84年1月に新日本プロレスを退団し、新間さんが設立した「ユニバーサルプロレス」(第一次UWF)へ参加する。以後、新生UWF、リングスと団体を立ち上げ、リング上ではエースとして闘う一方で選手育成、団体経営に休む間もなく尽力した。
「自分が、団体動かすようになって、あぁ…猪木さんすごかったな、新間さんすごかったな、山本さんすごかったなって分かったんですよね。なんでかっていうと自分一人で三役やってましたから。こんな時に新間さんみたいな人がいたらなぁ、山本さんみたいな人がいたらなぁと思いましたね」
新間さんの人柄を尋ねると、こう答えた。
「新間さんが亡くなる1年前にイベントがあって対談したんです。その時に『あの話、実はこうだったんだよ』『この話、ああだったんだよ』っていう話を聞いて。自分は、だったら、新間さん、なんでその時に言わなかったんですか?と聞いたんですよ。そうしたら新間さんは『真実はいつか誰かわかってくれるものなんだよ』って言ったんですね。だから、新間さんがなぜか悪役になっている悪者になっている話で全然違う真逆な話がいっぱい隠れているんです。本人はそれをこうなんだああなんだって一切言わなかった。自分が聞いてようやく口開いたんです」
新間さんが亡くなった昨年4月21日。その朝に自宅へお見舞いに訪れた。前田は新間さんが会った最後のプロレスラーだった。
「その時、新間さんと会って一番、最初の一言が何かと言ったら『前田、悪かったな』とか言うんですよ。自宅に帰って来て、何を謝ったんだろう?とずっと考えていたら。モハメド・アリの弟子にしてやるからって言って引っ張ってレスラーにしたんで、それを言っているんだなと思いました。あと、『よくがんばってくれてありがとう』とも言ってくれました」
そして、天国の“過激な仕掛け人”へ思いをはせた。
「右も左も分からず新間さんの言葉に従ってやった結果…結果オーライですけど…今のこういう生活をしているというのがあると思うんです。だから、あのまま大阪にいたらどうなっていたかな?と考えると、ちょっとね…新間さんと会わなかった本当に大変だったなと思いますね」
法要には佐山も参列した。新日本プロレス時代は兄弟のように仲が良かった2人だったが、確執が生まれ距離を取っていた。しかし、昨年の新間さんの通夜・告別式で長男の寿恒さんが導き再会し現在は、パーキンソン病とメニエール病と闘う佐山に病院を紹介、28日には後楽園ホールで開催される「初代タイガーマスク45周年記念イベント」に参加するなど交流をはぐくんでいる。いわば新間さんが2人の絆を結び直した。佐山と疎遠だった時、そして今の心境を率直に明かした。
「今、思い返すと兄弟げんかみたいな感じなんですよね。どっちが正しいって言っても、何か…正しくもクソもない話なんですよね。どっちの立場に立ってみればお互いの立場正しくて。それがぶつかったってだけの話で。今はもうわだかまりはないです」
最後に新間さんへ贈る言葉を尋ねると、前田はほほ笑みながら口を開いた。
「自分、何か月か前に救急車で運ばれたんですよ。その時に夢の中で猪木さんが目の前に秦の始皇帝みたいな格好をして立ってて。その横に新間さんが立っていたんです。自分が立て膝でひざまずいて見上げたら『お前、今から戦争に行くぞ』って言われたんですよ。えっ?戦争ですか?どこにでしょうって言ったんです。だから、今生の人生終わってもまたどこかで会うんでしょうね」
(取材・執筆 福留 崇広)
2026年04月19日 06:00
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)が、18日・名古屋大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Aブロック公式戦で、潮崎豪(44)に完敗。まさかの黒星発進に取り乱した。
昨年10月のV1戦で潮崎を下している宮原は、この日も自信満々でリングに上がった。序盤には場外で頭突きや鉄柱攻撃を仕掛け、ペースをつかみにかかる。だが、潮崎からも反撃を受け、DDTで叩きつけられるなど苦戦を強いられた。
その後、何発もブラックアウト(ヒザ蹴り)を叩き込むなど猛攻に出るが、必殺のシャットダウンスープレックスは不発。エプロンでパイルドライバーを狙うも返されるなどなかなかペースをつかめずにいると、フェースロックでスタミナを削られる。さらにゴーフラッシャーで叩きつけられ、最後は豪腕ラリアートで体が1回転。無念の3カウントを聞いた。
試合後、セコンドの肩を借りて退場した宮原は、コメントスペースに姿を見せるも「終わった? おい。俺が今ここにいるってことは終わったのか? 俺が今日戦った相手は誰だ? 終わったの? 潮崎豪? え? アイツに負けたってこと? えー!?」と錯乱状態。さらに「今日は、5月17日か。え? 4月? ファイナルじゃないのか。ここは大田区総合体育館じゃないのか。じゃあ今日は何の日だよ。初戦!? まだ始まったばっかりじゃねえか。よかった5月17日じゃなくて」と、日付まで1か月間違う始末だ。
王者は徐々に落ち着きを取り戻したが「潮崎豪(戦)の負けなんか認めるわけねえだろ。今日どんな形で終わったかは分からんが、潮崎豪の負けだけは許さん」と負けは認めず。その上で「今日、開幕戦ということだ。ということは始まったばかりだ。今日が終われば明日が来る!」とよく考えれば当たり前のことを力説し、翌19日の大阪・梅田スカイビル ステラホール大会に向けて気を入れ替える。
そして「大阪で安齊勇馬か。大阪のファン、明日は大健斗コールで迎えてくれ。今日は負けたらしいからな」と、安齊を迎えての公式戦2戦目へ闘志をみなぎらせていた。
2026年04月19日 05:00
「ボクシング・WBC世界バンダム級タイトルマッチ」(5月2日、東京ドーム)
WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30)=大橋=が18日、横浜市の所属ジムで公開練習を行った。元世界4階級制覇王者の井岡一翔(37)=志成=を迎え撃つ初防衛戦に向けて「自分が王者だが、挑むつもりでいく」とレジェンドに胸を借りる構えで臨戦態勢を取った。また、11日に行われた同級挑戦者決定戦を制した那須川天心(27)=帝拳=の再戦要求には「今は井岡選手だけ見つめている」と明言は避け、目の前のビッグマッチに集中する姿勢を示した。
邪念はなかった。2週間後に迫る東京ドーム決戦で、拓真は日本勢初の5階級制覇が懸かるレジェンドと拳を交えるだけに、天心からの再戦ラブコールに応じている余裕はない。
「(意識は)何もない。今は井岡選手とどう戦って、どう勝つかだけに集中している」。昨年11月の王座決定戦で激突し、キックボクシングから転向してきた神童にプロ初黒星をつけて世界王者に返り咲いた。天心も元世界王者エストラダ(メキシコ)を撃破し、拓真−井岡の勝者への挑戦権を手にした。それでも現王者は「(天心は)よくなっている部分もあるが、また戦えば、また勝つ自信はある」とプライドをにじませた。
井岡とは至高の技術戦が期待される。天心戦から連続しての注目の日本人対決に、コンディションとモチベーションの高さが垣間見える。「レジェンドにどう勝つか楽しみにしてほしい。(井岡の戦歴に)日本人として初めて黒星をつけたい。自分が挑む覚悟でぶつかって、しっかり倒したい」と腕をぶした。
メインでは兄の尚弥(大橋)が中谷潤人(M・T)の挑戦を受ける。兄弟そろって世界戦に臨むのは2024年5月の東京ドーム以来2年ぶりとなる。「同じ気持ちで切磋琢磨(せっさたくま)できるので、同じ日の方がお互い高めていける。結果で自分が尚につなげるまでがセット」。井上家にとっても歴史的な1日にする。
2026年04月18日 21:25
米国・WWEの名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」のセレモニーが17日(日本時間18日)、ネバダ州ラスベガスのドルビー・ライブ・アット・パーク・MGMで開催され、フェノメナールAJスタイルズ(48)が現在の胸中と「仕事」を明かした。
2026年04月18日 21:21
女子プロレス「スターダム」の自称世界一かわいいレスラー伊藤麻希が驚きの野望を明かした。
スターダムの人気レスラーによるスペシャルトークショー「DREAMランタンby関電工 4・26横浜アリーナ大会直前! スターダムスペシャルナイト☆」が18日、都内で行われた。26日の横アリ大会でなつぽいとのシングルマッチを控える伊藤は、玖麗さやか、朱里、安納サオリ、羽南と登壇した。
「人生で一回してみたいことは?」というトークテーマに、伊藤は「インドに行く。ガンジス川で泳ぐ」とユニークな回答。「体調を崩すらしいけど、一回YouTubeで『体中の穴をふさげば体調不良にならない説』という動画を見た。その人も全部ふさいで体調不良になっていなかった。だから自分もそれをやってみたい」と熱望した。
これに朱里から「あんまり体調崩さない派?」と質問された伊藤は「インフルエンザは小学1年生の時から一回もかかってない」と健康体をアピールしてみせた。
また、26日にワールド王者・上谷沙弥に挑む玖麗は「もしもプロレスラーになっていなかったら?」という問いにこう答えた。「もともと私は、美術大学を目指している途中にプロレスラーになった。今もそのまま浪人を継続していたり、受験シーズンだから一喜一憂している頃だと思う。ガラス職人、陶芸家とか何かしらの職人になりたい」。
その理由として「自分の作ったもので人を喜ばせたり、驚かせたりするのが好きなので。自分の作った物とかで、成果を見せびらかす仕事がいいです」と笑顔で説明した。
人気選手たちによる1時間のトークショーに、会場は盛り上がりを見せていた。
2026年04月18日 21:12
全日本プロレス18日・名古屋大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Bブロック公式戦で、ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者の菊田円(26)が本田竜輝(26)との激闘を制し、白星発進に成功した。
この日が公式戦初戦となった菊田は、本田の奇声をあげながらの猛攻に押される場面もあったが、ラフ攻撃も交えながら応戦。互いに引かない熱戦となったが終盤、強烈なヒップアタックで後頭部を打ち抜く。そこから一気に攻め込んで、最後はローリングラリアートで首を刈って3カウントを奪った。
試合後、菊田は「おい全日本プロレス…、いや本田竜輝。去年のCCの借りを返したぞ」と勝ち誇る。さらに「お前は、借りどうこうで済む話じゃねえんだ。お前が立てなくなるまで、いつでもどこでもお前をぶっ飛ばしてやる。最後に行っておくぞ。この俺はドリームゲート王者の、菊田円だ」と胸を張った。
一方、敗れた本田は黒星発進で「クソ! 菊田円。もう1回だ。もう1回やらせろ!」と悔しさをあらわにした。
また、この日行われた他のBブロック公式戦は綾部蓮がザイオンに、関本大介が鈴木秀樹に、青柳優馬が斉藤ジュンにそれぞれ勝利した。
2026年04月18日 21:05
全日本プロレス18日・名古屋大会の「チャンピオン・カーニバル2026(CC)」Aブロック公式戦で、潮崎豪(44)が3冠ヘビー級王者の宮原健斗(37)を破り、開幕2連勝とした。
11年ぶりとなるCC出場の潮崎は、12日の初戦で安齊勇馬を下して好発進に成功。この日は昨年10月にその王座に挑戦し、敗れた宮原と対戦した。試合は序盤から互いに引かず一進一退となる。中盤には場外戦で頭突き、鉄柱攻撃を受けるピンチもあったが、DDTで固い床に脳天を叩きつけるなど、応戦してやりあった。
その後も激しい攻防となったが、潮崎は重いチョップも効果的に叩き込んでペースをつかむ。最後は雄たけびを上げながら渾身のラリアートを放ち、王者を空中で1回転させて白熱の攻防に終止符を打った。
試合後、マイクを持った潮崎は「名古屋、ありがとう。この戦いを通してアイツが築いてきた歴史、あいつが積み上げてきた記録、記憶、しっかりと感じました。あいつの全日本プロレスを愛する気持ち、みなさん感じますよね」と相手の宮原の健闘を称えた。
その上で「潮崎豪が戻ってきたこと、そして選手のみんな、スタッフのみんな、そして皆さんで全日本プロレスです。これからも全日本プロレスを盛り上げてください」と観客に呼びかけて歓声を受ける。さらに「紙一重だよ、本当に。今日の勝利で勢いは俺についている。この戦いの輪からは抜け出せない。俺が加速させていく」と熱く話した。
また、この日行われたもう1試合のAブロック公式戦ではオデッセイが斉藤レイに勝利し、白星発進に成功した。