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2026年04月18日 05:01
「阪神2−1中日」(17日、甲子園球場) 虎の「カイリキー」と「カビゴン」こと4、5番コンビが1点の遠い展開を切り裂いた。虎党の語り草となっている伝説の「バックスクリーン3連発」からちょうど41年のこの日、聖地はポケモンに彩られた。記念すべき夜に“怪力”の4番と“目覚めた”5番によるミラクルが劇的勝利の序章を担った。 再三好機をつくるも本塁が遠く、阪神の先発・村上が初回に失った1点が重くのしかかった。その空気が変わったのが六回だ。先頭・佐藤輝明内野手が放った左中間への飛球は風に流され、左翼・細川と中堅・花田が交錯。捕球できない間に、佐藤輝は気を緩めることなく激走し、一気に三塁を陥れた(記録は三塁打)。 7試合連続安打となった一打は本人も「ラッキーだった」と、まさに“神風”によってもたらされた。細川、花田ともにプレーを続行し、聖地が拍手に包まれると同時に、得点への期待も高まっていく。 ここで、打席に入った大山悠輔内野手は「まずは同点にすることだけを考えて打席に入りました」と、3球目の直球を捉え、しぶとく左前に落とした。「得点を取るだけだったので」と冷静だったが、今季4度目の複数安打を決めた一打はまさに5番の仕事。「しっかり反省して、明日に向けて調整したい」と、表情を引き締めたまま次戦を見据えた。 「ポケモンベースボールフェスタ2026」と題された一戦。佐藤輝の「なりたいポケモン」はその名の通り怪力自慢の「カイリキー」。かねて「(カイリキとテルアキで)名前が似ている」と推していたキャラのように、怪力で運んだ飛球がミラクルを生んで好機を演出。大山はよく似ていると言われるという理由で、ひたすら眠る「カビゴン」を選んだが、この絶好機で大山のバットは眠らなかった。 「バックスクリーン3連発」の日に無抵抗では終わるわけにはいかない。4、5番の意地が連敗脱出への突破口を開き、七回の3番・森下による劇的弾につながった。
2026年04月20日 17:52
日本ハム・達孝太投手が、先発する21日の楽天戦(エスコン)で自身8試合ぶりの本拠地勝利を目指す。エスコンでは昨年6月10日のヤクルト戦で白星を挙げて以降、7試合に登板して0勝2敗。今季本拠地初登板だった4日のオリックス戦も、六回途中3失点で勝ち負けがつかなかった。
この状況には「本当に去年だって後半から勝ってないですもんね。なんで勝てないんかな。移籍しようかな」とジョークを飛ばして苦笑い。とはいえ、過剰な意識はなく「勝っていい流れに持って来られたらいいなと思っています」と、自然体で意欲を口にした。
今季は登板3試合目の14日のロッテ戦(ゾゾ)で初勝利。頻繁に見ていた先発マウンドに遅刻する夢も見なくなったといい「ちょっと気は楽になりましたね。やっと開幕したって感じです」と、心のモヤモヤも解消された。20日はエスコンでの投手練習に参加し、キャッチボールなどで調整した右腕。ホームでひさびさの白星をつかみ、自身もチームも上昇気流に乗せる。
2026年04月20日 17:30
◆ 白球つれづれ2026・第16回
オリックスの野球とかけて、ウナギと解く。
その心はつかみどころがないがおいしい。お粗末!
岸田護監督率いるオリックスが19日のソフトバンク戦で接戦を制してこのカード2勝1敗と勝ち越し。そのソフトバンクと並んで再び同率首位に返り咲いた。(数字は20日現在、以下同じ)
この試合は7回までソフトバンク先発・松本晴の前に散発3安打と封じ込まれていたが、8回に森友哉選手の一発で追いつくと、9回には絶好調の西川龍馬選手が決勝打を放って逆転勝ち。オリックスの勝負強さが際立ち、逆にソフトバンクは守護神・杉山一樹投手の故障、不在が響いたゲームでもあった。
今季20試合時点で首位躍進。実は昨年も4月終了時には首位に立っていた。だが、そのチーム事情は大きく違う。
衝撃が走ったのは今月9日のロッテ戦だった。
絶対的エースと言える宮城大弥投手が、ゲーム途中で緊急降板。翌日の検査結果は「左肘内側側副靱帯損傷」で今季絶望もあり得るほどの重症だった。
それだけではない。今季は開幕時点で宮城と並ぶエース候補の山下舜平太が右肘痛、3年前の首位打者・頓宮祐真は右膝痛で欠き、かつての本塁打王・杉本裕太郎は打撃不振で二軍スタート。投打の主力選手をこれだけ欠いては厳しいシーズンが予測された。
ところが、それでも不思議な強さを発揮しているのが今年のチームだ。まさにつかみどころがない躍進劇である。
昨年の同時期には打撃陣が絶好調で4月終了時に太田椋、西川、頓宮、杉本、紅林弘太郎の5選手がベストテンに名を連ねている。
投手陣を見ても宮城2勝、九里亜蓮3勝、田嶋大樹2勝とエース格が順当に白星を積み重ねていった。
しかし、今季は様相が違う。打者こそ西川、中川圭太、太田の3選手が10傑に入る活躍を見せているが、投手陣は宮城の離脱と言う緊急事態に大きく様相を変えている。
現時点で主役に躍り出たのは3年目の助っ人、アンダーソン・エスピノーザだ。開幕から3連勝。防御率0.41はリーグトップを行く。宮城の穴を完全に埋める鉄腕ぶりである。加えて投手出身らしい岸田監督の若手抜擢策がチームに新風を吹き込んでいる。
2年目の寺西成騎、3年目の高島泰都ら若手投手を思い切って先発ローテーションで起用。故障に泣いてきた椋木蓮をセットアッパーに起用すると19日のソフトバンク戦で575日ぶりの勝利を記録する。いずれも指揮官が二軍投手コーチ時代の“岸田チルドレン”たちだ。主力が健在だった昨季とは一味も二味も違う思い切った若返り策が功を奏している。
前任の中嶋聡監督時代にはリーグ3連覇を果たしたチームも現在は過渡期にある。メジャーに渡った山本由伸投手の存在があまりに大きすぎただけに再建の道は容易ではない。今季のシーズン予想でもAクラスの声は上がるが、上を行くソフトバンクと日本ハムとの差は大きいと見られていた。しかし、ソフトバンクは杉山が自らの不甲斐ない投球に腹を立てて左手骨折。日本ハムはそのソフトバンクによもやの開幕5連敗で沈む。各チームとも誤算との戦いに、まだ突破口は見えない。
そんな中でオリックスに吉兆?を届けよう。
昨年7勝16敗2分けと大きく負け越した「天敵」のソフトバンク戦。去年は開幕から同カード4連敗(その前年からは12連敗)したが、今季は初の対戦で2勝1敗。去年9の借金が改善すれば、その差は近づく。
もう一つの明るい材料は、本拠地・京セラドームでの無類の強さ。昨季はホームゲームに38勝32敗2分けの成績だったが、今季は8勝1敗の圧倒的な強さを見せている。苦手チームを作らないこと。お得意チームにはどん欲に貯金を稼ぐ。優勝を狙うチームには必須の条件だ。
3位の楽天まで含めて上位3強が0.5ゲーム差にひしめく混パの、この先を読み解くのは難しい。しかし、戦力の誤算を「日替わりヒーロー」で補うオリックスの勢いは注目に値する。
岸田監督のトレードマークと言えば、試合中もクチャクチャ噛んでいるチューイングガム。接戦になるほど、口の動きは忙しくなると言われる。
さて、ガムのようにどこまで粘れるか。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2026年04月20日 17:08
桑原が複数の打撃指標でチームトップを記録している
西武に加わった新戦力が躍動している。今季DeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使して移籍した桑原将志外野手が、新天地で結果を積み重ねている。チーム内の打撃指標の多くでトップの数値を記録。まだ15年目を迎えたベテランが、打線の軸として機能している。
開幕から1か月未満ではあるものの、桑原はここまで打率.310、26安打、出塁率.376、長打率.464、OPS.841と主要部門で軒並みチームトップ。さらにセイバーメトリクスの指標においても、総合的な貢献度を表す「WAR」で0.7、打者の長打力を示す「ISO」でも.155をマーク。規定打席に到達している打者では堂々の“7冠”の成績だ。
32歳の桑原は2021年にキャリアハイの打率.310、14本塁打をマークし、2017年と2023年にはゴールデン・グラブ賞を受賞。直近の2025年も106試合に出場して打率.284、6本塁打、27打点を記録するなど、走攻守で安定した実績を積み上げてきた。その確かな技術がパ・リーグの舞台でも発揮されており、安打量産にとどまらない勝負強さを見せている。
ガッツ溢れるプレーで守備の名手としても知られるが、現在の西武においては打撃面でも欠かせないピースとなっている。パ・リーグへの環境が変わりながらも、各指標でトップに名を連ねる安定感は、3年連続Bクラスからの脱却を目指すチームにとって大きな支えとなる。(Full-Count編集部)
2026年04月20日 17:00
オリックスのドラフト5位の新人、高谷舟(たかや・しゅう)投手が、1軍での再登板を目指し大阪の球団施設・舞洲で研鑽を続けている。
2026年04月20日 16:44
DeNA・深沢鳳介投手(22)が、21日の阪神戦(横浜スタジアム)に先発することが20日、発表された。
前回登板の7日の中日戦(横浜スタジアム)がプロ初登板。同日に先発予定だったデュプランティエのインフルエンザ感染により、代替指名選手として急きょマウンドに上がったが、4回1失点で救援陣につないだ。
それ以来の1軍登板となる深沢は「前回、1回投げているというのもあるので、自分との勝負っていうよりは、ちゃんとバッターに気持ちを向けられるかなと思います」と冷静に立ち向かうつもりだ。
相手は昨季の王者・阪神。打率、本塁打、打点とリーグのツートップを占める佐藤輝、森下らが立ち並ぶが「強力打線というのはあるんですけど、抑えたら自分の株じゃないですけど、評価も上がると思いますし、絶対抑えてやるという気持ちでいます」と臆せず挑む。「ホームランだけは、っていうぐらいの気持ちで割り切って、自分の持ち味でもある強気のピッチングはしっかりできたらと思います」と話した。
深沢は16日に登録抹消されているが、感染症特例の代替指名選手としての運用のため、10日間を経ずに再登録できる。
2026年04月20日 16:30
日本ハムは20日、水谷瞬が19日に札幌市内の病院で検査を受け、左尺骨遠位端骨折と診断されたと発表した。ゲーム復帰まで約6週間の見通し。
水谷は同日の西武戦で、同箇所を負傷し、途中交代していた。水谷は今季ここまで14試合に出場して、打率.229、1本塁打、6打点の成績を残していた。
2026年04月20日 16:07
巨人は20日、丸佳浩外野手、山瀬慎之助捕手の出場選出登録を抹消した。
丸はここまで8試合の出場で打率・071、0本塁打、4打点。14打数1安打と調子が上がらず、18日のヤクルト戦でも3打数無安打だった。
山瀬は開幕1軍をつかみ取り、18日ヤクルト戦でもスタメン出場。5試合で13打数3安打の打率・231、1本塁打、2打点。持ち前の強肩で存在感を発揮していた。
2026年04月20日 15:56
阪神は20日、伊原陵人投手の出場選手登録を抹消した。
2026年04月20日 15:42
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が20日、都内で行われた。選手会は投手と捕手間でサインの伝達に使われる電子機器の導入を申し入れ、前向きに検討されることになった。
近藤健介会長(ソフトバンク)は「選手全員の意見ではないので何とも言えないが」と前置きした上で、「ピッチコムに関しては高いハードルではないのかなと思いますし、球団の方々も考えているので、ピッチクロックに関してはピッチャーの影響も今後考えて、前向きに検討いただけるということでした」と明かした。導入時期は未定という。
近藤は侍ジャパンの一員としてWBCにも出場。WBCでも実施されたピッチクロックについては夏の選手会総会などで慎重に話し合いをしていく考えで、「ピッチコム、ピッチクロックセットなのかなと考えていましたけど、実際、ピッチクロックはWBCの選手しか経験していない。NPBの選手にも話を聞くのも大事。実際、ピッチャーのけがにも関係してくる。ピッチコムはWBCの選手も早く導入したいというのもありましたし、他の選手もいいんじゃないかということで提案させてもらった」と語った。
まず、ピッチクロックの導入を求める意図については「サイン盗みの疑いもなくなるし、連係プレー、サインプレーもやりやすかったとWBCで聞いている。内野、ピッチャーキャッチャーの連係でメリットは高いのかなと思います」とうなずいた。
2026年04月20日 15:17
日本ハムは20日、水谷瞬外野手について、札幌市内の病院で検査を受け、左尺骨遠位端骨折と診断されたと発表した。同日、出場選手登録も抹消された。ゲーム復帰まで6週間の見通し。
水谷は19日の西武戦(エスコン)の七回の攻撃で1死満塁から一塁へのゴロを放った際、相手の本塁への送球が左手と首を直撃。ベンチで手当てを受けた後、いったんは八回の守備に就いたが、イニング途中で交代した。試合後は「大丈夫です。痛いのは痛いです」と話し、病院へ向かっていた。
今季は14試合出場で打率・229、1本塁打、6打点の成績。18日の西武戦では決勝の逆転二塁打を放っていた。復調の兆しを見せていた1番打者の離脱は、借金2と波に乗れないチームにとって痛い知らせとなった。
2026年04月20日 15:10
ロッテのジャクソンが21日のオリックス戦に先発する。
ジャクソンは球団を通じて「積極的にバッターへ挑戦していく。ストライクゾーンへたくさん投げ込んでアタックしていくということを心がけて、いつも通りの自分のピッチングをしたいです」とコメント。
今季からロッテに加入したジャクソンはここまで3試合・18回を投げて、1勝2敗、防御率4.50。オリックス戦は4月8日に先発しており、6回を投げ6失点で敗戦投手になっている。
2026年04月20日 15:06
日本野球機構(NPB)は20日、侍ジャパン・井端弘和監督の退任を正式発表した。
2026年04月20日 15:05
NPBエンタープライズは20日、契約満了に伴い侍ジャパン・井端弘和監督の退任を発表した。
井端弘督は、今後も「侍ジャパン」の野球振興・発展に協力する。なお、次期監督については決まり次第発表となる。
▼ 井端弘和監督 コメント
「まず、これまで関わってくださった選手、スタッフの皆さん、NPB12 球団やアマチュア関係団体の皆さまには、様々な面で支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。日本代表を通じて一人の野球人として多くのことを学ばせていただきました。WBCでは思うような結果を残せず、皆さんの期待に応えられませんでしたが、選手たちは強豪国相手に精一杯戦ってくれました。勝たせることができなかったのは私の責任です。私は退任となりますが、今後もプレミア12、オリンピック、WBC と国際大会が控えています。侍ジャパンには日本野球発展のためにも、引き続き挑戦を続けてもらいたいと思います。私も日本野球発展のために、自分ができる活動を続けてまいります。最後に応援してくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。侍ジャパン、日本球界への温かい応援を今後ともお願いします」
2026年04月20日 15:00
[Gファームリポート2026]
ファーム公式戦開幕から1か月あまり。
今季新たに二軍を率いる石井琢朗監督は、オーダー表の4番に、ドラフト6位ルーキー藤井健翔(埼玉・浦和学院高)の名前を書き続けている。
「スタメンで行く時は、よっぽどのことがない限り4番は外さない。今年はお前と心中だぞ」。開幕前、18歳の内野手にきっぱりと伝えた。1メートル81、96キロの恵まれた体格と、遠くに飛ばせる才能を「将来の一軍の4番候補」と見込んだだけではない。毎日の特守、特打に耐える体力、エラーしても声を張り上げる気概。加えて、キャンプ中、背中に送球が直撃して病院に行く際にも「手術する以外はケガじゃないんで」と言ってのける根性も買った。
藤井は開幕戦で2安打、2打点と好発進したものの、その後は壁にぶつかり、打率は1割台。打線は分断され、球場ではため息が漏れる。それでも石井監督は「ジャイアンツの4番とはそういうもの。自覚と責任を養う機会でもあり、甘やかして別の子に(4番を)打たせたら元も子もない」と、迷わず起用し続ける。
自身は現役時代、大洋(現DeNA)にドラフト外で入団し、投手から野手に転向。簡単な挑戦ではなかったが、ファームで地道な鍛錬を重ね、通算2432安打の名選手になった。「僕は誰よりも失敗してきた人間。でも、その失敗から学び、覚えるものがあると伝えたい」。自らの経験を踏まえ、発展途上の若者たちを辛抱強く導くと誓う。
「たたき上げ」の指揮官がファームの選手に求めるのは、タフな心身だ。厳しい練習と試合を繰り返す日々の中、ケガをすることなくグラウンドに立ち続け、前向きにやり抜く力があるかどうか。一つのミスも許されない重圧にさらされる一軍で活躍するために必要な心構えで、藤井も「プレッシャーに負けているようじゃ一軍で通用しない」と、必死に歯を食いしばる。
「次世代のジャイアンツを担う選手を育てるのが、自分の使命」と石井監督。何度失敗してもはい上がるたくましさを備えたスター候補を、一人でも多く一軍に送り込む。(井上敬雄)
◇
変革期を迎えている巨人にとって、「育成」は重要なテーマ。一軍を目指して奮闘する選手の姿や、その指導の現場を紹介する。
2026年04月20日 14:15
オリックスは20日、九里亜蓮投手が「とっとりふるさと大使」就任することになったと発表した。
「とっとりふるさと大使」は、鳥取県外で活躍する鳥取県にゆかりのある人物が「とっとりふるさと大使」として委嘱され、鳥取県の魅力を広く発信する役割を担う。
なお、5月4日のロッテ戦では鳥取県の魅力を牛牛牛(ギュギュギュ)っと詰め込んだ「牛牛牛(ギュギュギュ)っと鳥取デー」を開催する。