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2026年05月10日 12:59
● ドジャース 2 − 7 ブレーブス ○ <現地時間5月9日 ドジャー・スタジアム> ドジャースの大谷翔平選手(31)が9日(日本時間10日)、本拠地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」でフル出場。4打数1安打で3試合連続安打をマークした。チームは敗れ連勝は「2」でストップ。5失点KOのブレーク・スネル投手(33)は今季初黒星を喫した。 大谷はブレーブスの先発右腕・ストライダーと3打席対戦し、初回の第1打席は空振り三振。二死無走者だった3回の第2打席は追い込まれたあとのチェンジアップに体勢を崩され一ゴロに倒れた。 イニング先頭だった6回の第3打席は、2ストライクから95.6マイル(約154キロ)の内角直球にバットが空を切り3球三振。6回まで1安打無失点投球を披露したストライダーに抑え込まれた。 6点を追う8回の第4打席は二死無走者で救援右腕のロペス対戦。2ボール2ストライク後の高め直球を左前へ弾き返し3試合連続安打をマークした。この日は4打数1安打、2三振の打撃結果。今季の打率は.248、OPSは.813となった。 グラスノーの負傷者リスト入りに伴い、前倒しでの復帰登板となった今季初登板の先発・スネルは、初回から失点を重ね3回6安打5失点(自責点4)の内容で今季初黒星。ドジャース打線は無得点のまま迎えた9回、5番・パヘスの9号2ランで完封負けは回避したものの、完敗で連勝は「2」で止まった。
2026年05月11日 11:38
女優の蒔田彩珠さんがベルーナドームで始球式に登場した
女優の蒔田彩珠(まきた・あじゅ)さんが9日、ベルーナドームで行われた西武-楽天戦で始球式に臨んだ。球団公式X(旧ツイッター)を通じて蒔田さんは、「ドッキドキでした」などと報告した。
「ペコちゃんmilkyマザーズデー」として開催された一戦。3月にミルキーの新ブランドキャラクターに就任した蒔田さんが大役を務めた。西武ユニホームにデニムを合わせた姿で登場すると、ペコリと丁寧にお辞儀。大きく振りかぶり、“トルネード投法”で投じた。
大役を終えた蒔田さんは「ドッキドキでした。ちゃんと投げられてよかったです」とガッツポーズ。人気キャラクターのペコちゃんとともにキュートな笑顔をみせていた。
23歳の蒔田さんは、今年1月から3月にかけて放送されたTBS系列の「リブート」やNetflixで配信されている「忍びの家」など、数々の話題作に出演。注目を集めている若手女優が大役を果たした一戦は、西武が6-2で勝利し、勝利を引き寄せる“一投”となった。(Full-Count編集部)
2026年05月11日 11:00
1990年代の広島で正捕手として活躍した西山秀二さん(58)は、19年間在籍した広島を退団し、2005年に巨人の一員となった。だがプロ20年目のシーズンは13試合の出場にとどまった。大阪・上宮高から南海入りして始まったプロ野球選手としての日々は、広島を離れて向かった新天地で終わりを迎えた。
◇ ◇
2005年10月5日。東京ドームで行われたシーズン最終戦。巨人の対戦相手は西山さんがプロ人生のほとんどを過ごした広島だった。
この一戦に合わせて西山さんは、元木大介選手、後藤孝志選手とともに1軍に昇格。引退する3人への球団側の配慮だった。
「1年でジャイアンツを辞めることになって、最後に3人で引退試合というか、試合に出してもらったんです。巡り合わせですかね、カープ戦だったんですよ。最後やから佐々岡と対戦したかったんやけど、それは無理でしたね」
広島時代の盟友で数多くコンビを組んできた佐々岡真司投手の名前を出した。
先発はデイビー。五回に代打を告げられた西山さんは、左翼席の広島ファンからも大歓声が送られる中、豪快にバットを振った。
「デイビーが気を使って投げてたのかストライクが入らなくて、ボールばっかりで当てられそうになってね。最後の試合でデッドボールもイヤやからクソボールを振って三振で終わったんです」
苦笑しながら空振り三振となった現役最後の打席を振り返った。
試合後のナインからの胴上げは印象深い。前年に広島のチームメートから市民球場で胴上げされ、今度は東京ドームで広島ファンに見守られながら宙に浮く自分。2年連続で胴上げしてもらうことになるとは思いもしなかった。
巨人ファンのみならず、広島を去り巨人に移籍した自分のラスト試合を見届けてくれたファンへの感謝は今も尽きない。
「最後に場内を一周する時には、カープファンにもあいさつできたんです。すごい声援してくれたから、ありがたかったですね」
11月30日に都内の球団事務所で行われた引退会見。西山さんは「巨人で初スタメンの神宮で、桑田くんとバッテリーを組んだのが一番の思い出」と、4月17日のヤクルト戦で、大阪・大正中時代以来23年ぶりに桑田真澄氏とバッテリーを組んだことを挙げている。
球界の盟主である巨人で、かつての仲間と同じユニホームに袖を通して野球をやれたことは選手冥利に尽きるのかもしれない。
「(元広島の)江藤(智)がいたし、元木、清原(和博)、桑田と知ってるもんが結構いたからね、気は楽でしたよ。やっぱり今思えば、僕の野球人生は、桑田と始まり、桑田と終わったんかな、そんな感じがしますよね」
しみじみと不思議な巡り合わせを回想した。
プロ20年目のシーズンは13試合の出場で打率・111。当時37歳だった西山さんにとって現役最終年はどんな年だったのだろうか。
「キャンプで全然投球を受けられずにシーズンに入ったピッチャーがたくさんいたし、やっぱり思うようにはできなかった。間に合わんかった。何試合か出してもらったけど、うまくはいかんかったね」
西山さんは、そこから言葉を続けた。
「でも、いい勉強はさせてもらった」。移籍したからこそ見えた景色があった。
(デイリースポーツ・若林みどり)
西山秀二(にしやま・しゅうじ)1967年7月7日生まれ。大阪府出身。上宮高から1985年のドラフト4位で南海に入団。87年のシーズン途中で広島にトレード移籍。93年に正捕手となり94、96年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。広島の捕手として初めて規定打席に到達して打率3割をマーク。2005年に巨人に移籍し、その年に引退。プロ在籍20年で通算1216試合、打率・242、50本塁打、36盗塁。巨人、中日でバッテリーコーチを務めた。
2026年05月11日 10:52
昨年11月に巨人を自由契約になったオコエ瑠偉外野手がメキシコリーグのキンタナ・ロー・タイガースと合意した。10日(日本時間11日)、球団が公式Xなどで発表した。
オコエは関東第一から15年ドラフト1位で楽天に入団。1年目から開幕一軍入りを果たし、17年には打率3割をマークした。しかし、以降はけがや不振により出場機会が減少し、22年の現役ドラフトで巨人へ移籍した。移籍1年目には開幕1番スタメンで起用されたが、思うような結果を残せなかった。昨季は61試合で打率・246と精彩を欠き、自由契約になった。日本での通算成績は9シーズン、406試合、打率・230、14本塁打、68打点、28盗塁、OPS・615。
今年2月にメキシコリーグのモンテレイ・サルタンズを合意。しかし、公式戦に2試合に出場した後、5月1日付けで自由契約となり、退団した。
新天地はメキシコ南東部ユカタン半島に位置し、カリブ海に面し、リゾート地として有名なカンクンがある。球団は公式Xで「日出ずる国からキンタナ・ローへ、オコエ瑠偉が私たちの打線にパワーをもたらすためにやって来る ようこそタイガースへ」と期待を込めた文面を投稿した。
2026年05月11日 10:35
8回に遊撃から三塁へ…滝澤がピンチを防ぐ好守を見せた
■西武 6ー1 楽天(10日・ベルーナドーム)
西武・滝澤夏央内野手の好守は今季も健在だ。
2026年05月11日 10:10
「バッティングよりも自分の中では守備の方をメインにやっているので、ピッチャーが信頼して投げられるようなキャッチャーを一番にやっています」
ロッテのドラフト6位・岡村了樹(富島高)は、守備に重きを置いている。
岡村は2月26日のチェコ代表との親善試合に、『6番・指名打者』でスタメン出場し、5−3の3回無死一塁の第2打席、2ストライクからの3球目に一塁走者・上田希由翔が二塁盗塁を決め無死二塁となり、左のノヴァークが1ボール2ストライクから投じた4球目の129キロチェンジアップをセンター前に適時打を放てば、17−4の8回二死満塁の第6打席、右のミナジークに対し2球で追い込まれるも、そこからファウル、ボールを見極め、3ボール2ストライクから10球目の141キロストレートを見送り押し出し四球を選ぶなど、一軍首脳陣が見守る前でバットで存在感を示した。
ファームの公式戦が始まってからも、3月19日の楽天二軍戦、0−1の3回無死走者なしの第1打席、早川隆久が2ボール2ストライクから投じた10球目のチェンジアップをセカンドへ二軍公式戦初安打となる内野安打を放つと、3月22日の西武二軍戦、6−1の3回一死走者なしの第2打席、松本航の初球のカーブをレフトスタンドにプロ第1号ソロ。
4月26日のハヤテ戦では、1−0の3回無死走者なしの第1打席、代木大和が1ボールから投じた2球目のインコース142キロストレートをレフトへ放り込むと、7−1の6回二死走者なしの第3打席、代木が投じた初球の145キロストレートを三塁線にバント安打。
9日の巨人二軍戦でもマルチ安打をマークするなど、高卒1年目とは思えないほど、プロの投手に対応している。
打撃に力を入れているのかと思いきや、「バッティングは二の次というか、守備があってのバッティングだと思っているので、バッティングはそんなに意識してやっているわけではないです。守備をしっかりこなすというところかなと自分の中で思っています」と現状では守備のことについて考える時間が多い。
ファームでは唐川侑己、小島和哉といった一軍で実績のある投手ともバッテリーを組んだ。「小島さんとかだったら、自分の考えとか配球とか個人で持っている選手なので、そういうところではイニング間、試合前の話だったり、小島さんの考えを自分の中で勉強しながら、配球に活かしていけるというのは、一軍選手と組んで配球のところではすごく勉強になっていると感じています」
試合で得た経験や学びを次に活かすために試合後、寮に帰ってから振り返りを行ったりするのだろうかーー。
「振り返りもするんですけど、基本的には対戦するチームの分析を寮ではやっています。例えば、ジャイアンツ戦だったら、前の日に映像とデータでどのバッターがどこが弱いとか、自分の中でメモに書いて、試合の日にピッチャーと話をしながら、こういうふうに攻めていく感じで配球を組み立ててやっています」
守備に力を入れているが、打撃はファームでここまで打率.254、2本塁打、6打点。バッティングに期待したくなる。「バッティングはあんまり気にしていないというか、バッティングもしないといけないですけど、まずはピッチャーとゼロに抑えることを一番にやって、それが良くてバッティングという感じですね」
「ピッチャーから首振られるようなキャッチャーはピッチャーのこともわかっていないですし、バッターのこともわかっていないと思うので、ピッチャーが頷いて思いっきり自分の配球、ミットを信じて投げてもらえるようなキャッチャーになっていけるようにというのは理想像ではあります」。投手からの信頼を得られる捕手を目指し、二軍で実戦経験を積んでいく。
取材・文=岩下雄太
2026年05月11日 10:06
中日は11日、7月24日のDeNA戦でドアラがプロデュースする『ドアラデー』を開催すると発表した。
▼来場者プレゼント
当日の観戦チケットを持っている来場者全員に『プロデューサードアラぷっくりサングラスシール』をプレゼント。(W約60mm×H約29mm)
▼企画チケット
プロデューサードアラがデザインされた「プロデューサードアラシリコンポーチ付チケット」を数量限定で発売。サングラスをかけたプロデューサードアラのデザインが可愛いぷにっと柔らか素材のナスカン付ポーチ。(W約130mm×H約80mm×D約50mm)
▼イベント
ドアラデー当日の3回裏終了後バズーカタイムは、プロデューサードアラがデザインされた「オリジナルタオル(非売品)」をバズーカで撃ち込む。5回裏終了後には、大きな歓声と笑顔に包まれた「赤ちゃんハイハイレース」が、今年も『ドアラデー』で実施。バンテリンドーム ナゴヤのグラウンドを舞台に、2歳未満の赤ちゃんたちが約3mのコースを全力でハイハイする。
▼ドアラ等身大フォトパネル設置
ドアラデーを含む7月24日〜26日に開催するDeNA3連戦では、プロデューサードアラの等身大フォトパネルが登場する。
2026年05月11日 09:39
チーム2安打は今季最少の貧打、マンシー「自分で決めようと」
【MLB】ブレーブス 7ー2 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地のブレーブス戦で敗れ、2カードぶりに負け越した。チーム2安打は今季最少の貧打だった。試合後、チームで唯一のタイムリーを放ったマックス・マンシー内野手は打線の苦境を打ち明けた。
「今は全員が少しやりすぎている気がする。チームとして苦戦しているのは全員が分かっているし、みんなが次の打者に繋ぐのではなく、一人一人が責任を背負い込んで、自分で決めようとしまっている。チームとして良い打席を送れるようになれば、個人の感覚も戻ってくるだろうし、打線もまた機能し始めるはずだ。今はただ苦しい時期にいるだけで、ここを乗り越えていくしかない」
頼みの1番・大谷翔平は10試合ノーアーチで月間打率.129の大不振。打線の核となるべきフリーマンとタッカーは2試合連続無安打と当たりが止まっている。
「今は多くの選手が理想の状態でなく、それをなんとかしようともがいている最中なんだと思う。ただ、試行錯誤している状態で試合するのは、正直かなり難しいこと。打席に入ったら、フィールド外で取り組んでいる技術的なことは全て忘れないといけない。打席では勝負に徹するべきなんだ。今、そのことをチーム内で徹底して叩き込む必要があるかもしれない」
強力打線を誇るはずのドジャースだが、5月のチーム打率.237はリーグ6位。チーム36得点は同8位、チーム8本塁打は同9位となっている。負傷者リスト入りしていた主力ムーキー・ベッツが11日(同12日)の本拠地・ジャイアンツ戦で復帰する。チームの起爆剤としての期待がかかる。(Full-Count編集部)
2026年05月11日 09:29
楽天は10日、林優樹投手が8日に都内の病院で左肘変形性関節症に対する観血的関節授動術、左肘尺骨骨幹部骨折に対するプレート固定術を行ったと発表した。
2026年05月11日 09:13
西武は10日、郄橋光成投手の海外FA権を取得を発表した。
高橋は球団を通じて「このたび海外FA権を取得いたしました。今日まで活動を続けてこられたのは、ファンの皆さまの温かいご声援、チーム関係者の方々の支えがあったおかげだと感じています。心より感謝申し上げます。まずは目の前のシーズンに集中し、チームの勝利に貢献できるよう、全力でプレーしてまいります」とコメント。
高橋は14年ドラフト1位で西武に入団。1年目の15年からプロ初勝利を含む5勝をマークすると、5年目の19年に自身初となる二桁勝利を挙げた。20年に自身初となる規定投球回に到達すると、同年から4年連続で規定投球回に到達し、22年には175回2/3を投げた。21年から3年連続二桁勝利を挙げ、22年にはシーズン自己最多の12勝。
24年は15試合に登板して、0勝11敗、防御率3.87と苦戦したが、昨季は24試合・148回を投げ、8勝9敗、防御率3.04の成績を残した。今季はここまで、4試合・43回を投げ、リーグトップの防御率0.84、4勝をマークしている。
2026年05月11日 09:06
ロッテは10日、藤原恭大外野手が同日に福岡市内の病院で右肩関節前方亜脱臼と診断されたと発表した。
藤原は同日のソフトバンク戦、5回の守備で右肩を痛め途中交代していた。藤原は現在リーグトップの得点圏打率.433、リーグ2位の出塁率.405、リーグ3位の打率.297と、マリーンズ打線を引っ張る活躍を見せていた。
打線の中心選手の離脱はチームにとってかなり痛い。藤原はここまで35試合に出場して、打率.297、2本塁打、17打点、4盗塁の成績を残していた。
2026年05月11日 09:01
強豪ブレーブスに連敗
【MLB】ブレーブス 7ー2 ドジャース(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースは10日(日本時間11日)、本拠地でのブレーブス戦に2-7で敗れ、2連敗となった。2試合連続で攻撃陣が沈黙し、デーブ・ロバーツ監督は「一体感が欠けている」と悩ましい状況に言及した。
前日には0-7の9回にパヘスの2ラン、翌日も序盤は相手先発エルダーを打ち崩せず、0-7の8回にマンシーが2ランを放ったのみ。試合の大勢を動かすには至らなかった。
1番に座る大谷は10試合ノーアーチ。序盤好調だったラッシングもこの日4打数無安打。フリーマンも2戦無安打と小休止となっている。
この日は先発したロブレスキーが球数少なく8回2/3まで投げ、13連戦を戦うブルペンを休ませた。指揮官は「彼が8回以上投げ切ったことは非常に大きかった」と評価。打線については「ヒューストンでのシリーズで好転したと思ったが、このシリーズでまた少し落ち込んでしまいまった。次はジャイアンツが戦だが、前回の対戦では敵地で負け越したから、いくつか取り返して、打線を爆発させたい」と話した。
打線については「なかなかつながらず、得点を奪うことがあまりできていない。マンシーが2ランを放ったが、打線は繋がっていない。今は一体感が欠けているように感じる。努力が足りないわけではなく、ここしばらくの間、スランプのような状態に陥っている。相手の投手陣も良かったが、それが今の我々の現状だ」と分析した。
明日11日(同12日)からは、同地区のライバルであるジャイアンツとの4連戦シリーズがスタート。ベッツが復帰予定となっており、心機一転で打線爆発といけるか。(Full-Count編集部)
2026年05月11日 09:00
「阪神3−0DeNA」(10日、甲子園球場)
阪神が佐藤輝の本塁打などで奪った3点を才木−岩崎−ドリスの完封リレーで守りきった。
2026年05月11日 08:00
「阪神3−0DeNA」(10日、甲子園球場)
阪神が接戦を制して連敗を2で止めた。先発の才木浩人投手が7回3安打10奪三振無失点の力投で4勝目を挙げた。打線は女房役の梅野隆太郎捕手が五回無死一塁で今季初安打となる内野安打でチャンスを拡大すると1死一、三塁から才木のセーフティースクイズで先制。六回には佐藤輝が左中間席へリーグトップとなる10号ソロを放った。七回には代打・嶋村がプロ初打点となる中前適時打を放ち、チーム51イニングぶりのタイムリーとなった。
◇ ◇
強烈な浜風に乗せられた打球は、相手守備をすり抜けるように落ちた。母の日に記録した初安打は偶然か、必然か。梅野は一塁ベース上から澄んだ青空を見上げた。最愛の母・啓子さんを卵巣がんで亡くしたのは、まだ小学4年生の頃だった。
どんなに練習で遅くなっても、試合で疲れても病床の母を見舞った。母は野球に熱中する息子が誇らしかった。「隆太郎をプロ野球選手にしてください。もう私はダメだから」。息を引き取る間際まで父・義隆さんに願いを伝えていた。母の夢は家族の夢にもなった。
遺言を受けた父と二人三脚…いや、亡き母と“三人四脚”で歩んだ野球人生。栄光を知り、挫折も味わった。夢をかなえてから13年目。変化していく日々の中、変わらない思いがある。練習前後や移動中、常にファンを大切にする姿があった。
時間の許す限りペンを走らせ、記念写真の撮影にも応じる。4月、2軍暮らしが続いても声援を送るファンに感謝を伝えていた。「人に優しくしていたい。それは僕が母を亡くしているからかもしれないですね」。母の憧れたプロ野球選手であり続けたい−まだまだ戦う理由がある。(デイリースポーツ・田中政行)
2026年05月11日 08:00
「広島4−0ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)
いつもと違うピンク色のバットで快音を響かせた。2022年以来4年ぶりに三塁でスタメン出場した広島・坂倉将吾捕手が、ダメ押しの適時打で勝利に貢献。「チャンスで回ってきたし、しっかり気持ちを入れて打つことができた」と集中力を研ぎ澄まし、一振りで勝負を決めた。
2点リードの七回だ。2死一、二塁で打席へ。試合前まで開幕から11試合連続無失点だった清水が投じた2球目のフォークを右前に運び、二走・菊池がホームイン。塁上で右手を高々と突き上げ、喜びを表現した。
後輩の姿に奮い立った。七回に代走で出場した辰見が二盗、三盗に成功。最後は菊池の三ゴロでホームに頭から突っ込みタッチアウトとなったが、体を張ったプレーで1点をもぎ取りにいった。「何とか(タッチを)かいくぐってやろうという気持ちを見ていたし、そこは無駄にしちゃいけないと感じていた」と直後の好機で貴重な一打。チーム一丸となって追加点を奪った。
三塁守備でも軽快なプレーを見せた。初回1死でサンタナの三ゴロを「準備通り」と難なく処理。七回1死一塁では増田のゴロをさばいて併殺を完成させた。
慣れない守備をこなしつつ「今は打つことを求められているので、そこにフォーカスして、与えられたところでしっかりやっていきたい」と坂倉。頼れる背番号31が、チームを上位へと導いていく。
2026年05月11日 08:00
「広島4−0ヤクルト」(10日、マツダスタジアム)
広島が救援投手で1試合をつなぐ「ブルペンデー」で「母の日」に完封勝利を飾った。ドラフト5位・赤木晴哉投手(22)=仏教大=がプロ初先発で2回無失点。母の恵美さんが始球式を務め“母子リレー”で勝利を引き寄せた。7投手の継投による完封勝利は球団初。チームの連敗も2で止まり、1日で最下位から脱出。投打のかみ合った好ゲームから上昇していく。新井監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−ブルペンデーを選択した。
「オープナーと決めていたので、(赤木は)初めての先発で緊張したと思うけど、ナイスピッチングだった」
−高、遠藤の投球内容が良い。
「良いよね。点を取られていない。高と遠藤の成長を感じています」
−赤木はファームで先発として再調整していくのか。
「1回(登録)抹消して先発の練習をして。しっかりとイニングを伸ばせるように、球数も含めて、しっかりやっておいてくれと伝えました」
−坂倉が三塁で出場。打撃への影響は。
「ないんじゃないの。彼は経験しているから。本人も『三塁も一塁も一緒です』ということだったので、影響はないと思う」