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2026年05月31日 10:04
パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)連覇を達成した喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。 CL決勝が30日に行われ、PSGはアーセナルと対戦。6分にカイ・ハヴァーツに先制点を許したものの、65分にウスマン・デンベレがPKを決めて追いつくと、1−1のまま90分が終了。延長戦でも決着はつかなかったものの、PK戦を4−3で制して2連覇を達成した。 この結果、PSGは1992−93シーズンのCL発足以来、連覇を達成した2クラブ目に。なお、レアル・マドリードは2015−16、2016−17、2017−18シーズンにかけて3連覇を達成している。 また、データサイト『OPTA』によると、これが3度目のCL制覇となったエンリケ監督は、ヨーロピアン・カップ(CLの前身大会)/CLで5度の優勝を飾っているカルロ・アンチェロッティ監督に続く優勝回数になったほか、CLで50試合以上の指揮を執った中で史上最高勝率(63.3%)を誇っていることが伝えられている。 試合後、エンリケ監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「私たちが優勝に値していると思う。今日は両チームとも勝利に値する試合だったかもしれないけど、今シーズンを通しての私たちのプレーぶりを見れば、チャンピオンズリーグ優勝にふさわしいと思う。非常に満足しているし、来年もここにいられるように努力する」と誇りながら、次のように試合を振り返った。 「試合は彼らにとって最高の形で始まった。その後、彼らは守備の仕方をよく知っている。非常に厳しい試合だった。私たちは多くの選手がボールの後ろに下がっているところに攻撃するのに慣れているけど、彼らはフィジカルが強く、非常にタフだった」 「特に開始10分で失点した後、最も手強い相手の一つとのハイレベルな決勝戦だったと思う。彼らのプランは完璧で、私たちは窮地に立たされたからね。後半は良くなったけど、アーセナルとの対戦で、低いブロック、フィジカルの強さ、そして優れた守備陣を相手に私たちが成し遂げたことは決して容易なことではない」 「PK戦は冷静な気持ちで臨みたかった。厳しい試合だった。ヨーロッパで最もセットプレーが強いチームを相手にしていたが、試合を支配できたと思う。トロフィー、2度目のチャンピオンズリーグ優勝には値した。この2連覇は信じられない。本当に難しいことだが、サポーターとクラブを支えてくれるすべての人を誇りに思う。とても嬉しい。さあ、祝杯を挙げよう」 【ハイライト動画】パリ・サンジェルマンvsアーセナル
2026年06月01日 08:43
FIFAワールドカップ2026前最後の国際親善試合となった31日のアイスランド代表戦(東京・国立)。ケガで長期離脱していた遠藤航や板倉滉の状態確認、伊東純也の左シャドー起用の成否などチェックポイントはいくつもあったが、その前段階として国際Aマッチ127試合目を迎えた前キャプテン・吉田麻也の“代表ラストマッチ”という大きな注目点もあった。
前日までは現キャプテン・遠藤航がマークを巻くと見られたが、この日は腕章を着けた吉田を先頭に整列。緊張感の漂う中、ゲームが始まった。背番号22を着ける37歳のDFは序盤から激しい寄せを見せ、空中戦の強さもアピール。交代直前の13分には左サイドに開いていた伊東に鋭いサイドチェンジを供給する。これがゴールにつながっていたら最高のシナリオだったのだが、さすがに現実にはならなかった。
これで吉田の大仕事は終了。板倉や冨安健洋らと熱い抱擁を交わし、両チームの選手たちが作ってくれた花道を通った。そして遠藤とガッチリ抱き合い、キャプテンマークを手渡すという見せ場を作り、最後には森保一監督とも抱擁。目に涙を浮かべながら、足掛け13年間の長い長い代表キャリアを噛みしめていたに違いない。最終的に日本は小川航基の決勝点で1−0で勝ち切り、後輩たちの姿を頼もしく感じたことだろう。
「1試合1試合重みがありますし、バスの中でもいろいろ振り返って『こういうことがあったな、ああいうことがあったな』と考えました」と試合後のミックスゾーンで本人はしみじみと言う。思い起こせば2010年1月のイエメン・サナア。吉田が初めてA代表に呼ばれた遠征で、当時の岡田武史監督が「足元がすごくうまい選手だね」と褒めていたのは、今も鮮烈な記憶として残っている。その試合で初キャップを飾り、2010年南アフリカW杯後のアルベルト・ザッケローニ監督体制ではいきなり主軸DFに抜擢される形となった。
「僕は中澤佑二さんや(田中マルクス)闘莉王さんの代替わりに当たったので、競争がないまま代表に定着してしまった」と当時22歳の吉田は申し訳なさそうに話したが、190センチ近い長身と足元の技術に多くの指揮官が惚れ込んだのは間違いない。ただ、当時は本田圭佑や長友佑都らの陰に隠れた存在だった。吉田の世界デビューとなった2011年のアジアカップでは、外国人記者に英語で質問を受け、誠心誠意、答えた後に「フー・アー・ユー(あなたは誰)?」と問われて、目が点になっていた姿も微笑ましい記憶だ。同大会では最大の節目になった準々決勝・カタール戦で退場。若かりし日はそういった失敗もあった。
それでも勇敢にトライを続け、着実に「日本代表守備の大黒柱」へと成長。2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会と3度ワールドカップに参戦したが、初めての大舞台は惨敗。コロンビア代表に4失点完敗したブラジル・クイアバの地で「こういう舞台でチームの役に立てる選手になりたい」と伏し目がちに話したことを本人もよく覚えているだろう。同シーズンはサウサンプトンでコンスタントに試合に出ていなかったこともあり、「それが当たり前になるようにしないといけない」とも語気を強めていた。
その状態に近づいて迎えたのが、その4年後のロシア大会。吉田は確かに成長が感じさせたが、ラウンド16でベルギー代表に衝撃的な逆転負け。「ああいう失点は直前テストマッチのスイス戦(ルガーノ)でもやっていますし、一瞬スイッチが切れた。精神的に脆かった」と本人は憮然とした表情を見せた。その翌日に長谷部が代表引退を正式発表すると、人目をはばからず号泣。喜怒哀楽をストレートに出すところは本当に人間味に溢れていた。
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2026年06月01日 08:08
5月31日、森保一監督が率いる日本代表は国立競技場で開催された国際親善試合でアイスランド代表と対戦した。
立ち上がりからゲームの主導権を握るも、相手を崩しきれないもどかしい時間が続いたなか、87分に右からの菅原由勢のピンポイントクロスに小川航基が頭で合わせて先制点を奪取。この1点を守り切り、北中米ワールドカップ前最後の試合を白星で飾った。
森保ジャパンはこの後、事前キャンプ地のモンテレイへ出発。W杯開幕まで残り約2週間となったなか、現地入りしてからグループステージ初戦のオランダ戦まで、U-19日本代表とのトレーニングマッチ以外は試合を行なわない。
このことについて森保監督は、アイスランド戦後の記者会見で次のように述べた。
「フィジカルコーチ、コーチングスタッフのミーティングで何度もやりとりしたなか、フィジカルコーチからW杯に向けてU-19の選手たちとトレーニングする機会を作ればコンディション的には問題ないと提案を受けて、練習試合、親善試合をシニアのチームとはしないと決めました。それがベストだということで、私も何度も聞き返して議論しましたが、U-19とのゲームができれば良い状態でW杯に挑めるということで決めました」
日本は現地6月14日にオランダ戦を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 07:39
[国際親善試合]日本 1−0 アイスランド/5月31日/国立競技場
日本代表は現地5月31日、国際親善試合でアイスランド代表と国立競技場で対戦した。
北中米ワールドカップを直前に控えた壮行試合。日本サッカーの聖地に詰めかけた満員のサポーターの前で、きっちり勝利を掴みたいところだが、チャンスを仕留めきれず、1点が遠い。
スコアレスドローのままタイムアップが近付く87分、菅原由勢と小川航基という後半の頭から出場したコンビの連係で、ついに1点をもぎ取り、なんとかアイスランド撃破を果たした。
試合後のフラッシュインタビューで、森保一監督は「相手も守備の堅いチームで、攻撃も堅実にやれるチームで非常に難しい試合だった。それでも選手たちが焦れずに、最後に点を取りに行くところ、我々も無失点で焦れずに戦いながら攻撃をすること、得点を目指すことを忘れずに、最後は粘り強く戦って得点を奪ってくれた」と振り返った。
▼日本代表のチーム採点「5.5」
北中米ワールドカップの壮行試合で、大苦戦を強いられた。
スタメンには、アイスランド戦限定で招集された吉田麻也、コンディションに懸念のある冨安健洋、板倉滉、遠藤航を起用。攻撃的ポジションはほぼベストの布陣を組み、注目の左シャドーには伊東純也を配した。
序盤は果敢に攻め込んだが、14分に吉田が花道を通って退いた辺りから、徐々にトーンダウン。5−4―1で守備ブロックを作る相手をなかなか崩せない。前半途中にはボールを握られる時間帯もあった。
最終的には3月のスコットランド戦と同様に3−1−4―2のスクランブルシステムで攻め込み、菅原のクロスを小川がヘッドでねじ込んで勝利を収めたものの、引いた相手を崩せないという以前からの問題がまた露呈した。
上田綺世と伊東純也が5.5点、堂安律が5点と攻撃陣は厳しい評価をつけざるを得ない。一方で、違いを作った中村敬斗、攻→守の切り替えの良さが際立っていたアシストの菅原由勢、主戦場ではないボランチで奮闘した瀬古歩夢は及第点以上の6.5点だ。
マン・オブ・ザ・マッチは途中出場で決勝点を奪った小川で7点を付与。14分の出場ながら、これまで日本サッカー界を牽引してきた吉田には10点満点で送り出したい。敬意を表して。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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2026年06月01日 07:38
常勝軍団にあって、衝撃的だ。
2026年06月01日 07:30
現実から目を背けるわけにはいかない。U-17日本代表の一員として臨んだU-17アジアカップはGK高橋恒輝(大成高/3年)にとって、悔しさに溢れる戦いとなった。
サウジアラビアで5月5日から22日まで開催されたU-17アジアカップ。小野信義監督が率いる若き日本代表は見事に優勝を飾り、グループステージの各組上位2か国に与えられるU-17ワールドカップの出場権も勝ち取った。
ここから今秋の本大会に向けて、新たな競争がスタートするのは言うまでもない。第3GKとしてチームを陰から支え続けた一方で出番がなかった高橋にとっても、レギュラーの座を目ざす戦いが幕を開けた。
その一発目の舞台がインターハイ予選だ。大成は2019年に、当時1年生だったGKバーンズ・アントン(現・鳥取)の活躍で、激戦の東京を勝ち抜いて初出場を飾ったが、以降は全国舞台に歩みを進められていない。そうしたチームの歴史を変えるためにも、高橋の活躍は必要不可欠。5月31日に行われた拓大一高との2回戦(1−0)ではビルドアップの起点となり、自陣で我慢の時間帯を強いられた後半の終盤以降は、相手のロングボール攻勢に慌てずに対応して最後尾で確かな存在感を示した。
試合を振り返った高橋は、自身の成長を感じられる部分があったと話す。
「(アジアカップで出場機会がなかったので試合は)1か月ぶり。そういうところで不安はあったんですけど、高いレベルでやってきたし、今日の試合のスピード感を考えれば、余裕があったと思う」
アジアカップでは、大会最優秀GKに輝いたGK大下幸誠(鹿島ユース/2年)や188センチの大型GK木田蓮人(帝京長岡高/1年)といったハイレベルな選手たちと1か月間プレー。練習の中から自分を高め、厳しいアジアの戦いをベンチから見る経験も大きな意味があった。
高いレベルを味わったことはパフォーマンスにも表れており、特に声の質は大きな変化があった。これまで以上にコーチングを出す場面が増え、より細やかなものになっている。味方のポジショニングに対して声をかけるシーンが多く、些細なことでも仲間に立ち位置を修正するように求める場面も珍しくなかった。本人もコーチングに対して想いを口にする。
「代表の井出大志GKコーチから声の量はあると言ってもらったんですけど、質を高めないといけないと言われたので、細かくやる意識が出てきた」
ピッチに立たずとも自分と向き合う。難しい第3GKという立場でも腐らずに取り組んだからこそ、多くの学びを得られたのだろう。
もちろん、試合に出られなかったという事実は変わらないし、複雑な心境はある。「3番手というところで本当に悔しい結果だった。チームが優勝できて良かったけど、その裏側で悔しい気持ちがあった」と本人も認めるように、表に出さない部分で辛い心情があったのは言うまでもない。
しかし、自身の想いをみんなの前では出さなかったのは仲間のためであり、自分のためでもあった。開幕前も大会中も「3番手なんで」という言葉を何度も口にしていたが、「3番手という発言をしたのは、自分がもっとやらないとダメだと再認識するため」だったと振り返る。そうしたスタンスが成長を支えており、今の自分につながっている。
今でこそ身長は188センチあるが、中3の時点では170センチほどしかなく、所属していた三鷹Jrユースでは控えだった。挫折を何度も味わってきた高橋の挑戦は終わらない。
大会後、帰国直後にJ1クラブの練習に参加するなど、新たな刺激も受けた。まだまだ自分にできることはある。そう信じて謙虚に愚直に取り組む守護神は得意のセービングやハイボール処理はもちろん、キック精度や判断の質を向上させてポジション争いに食い込んでいく構えだ。
まずはチームを全国舞台に導き、夏のインターハイで日本一だけを見据えてさらなる高みを目ざす。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 07:20
2026年5月31日、日本代表はアイスランド代表を1−0と下した。決勝点を決めたのは途中出場の小川航基だ。87分、菅原由勢の右サイドからのアーリークロスにヘッドで合わせて均衡を破った。
偶然のゴールでは決してない。実際、小川はベンチにいた前半から菅原とコミュニケーションを取っていた。
「前半からゴール前のシーンが少ないと由勢と話していて。どんな形でもいいからとりあえずボールをゴール前に運んで、なんとしてでも1点取れば試合は変わると。そうやって由勢とコミュニケーションを取っていたから、あのクロスが上がってきてゴールに繋がったと考えています」
後半の「ハイドレーションブレイク」(3分間の水分補給)で、小川は菅原に「高いボールじゃなくて自分の前に鋭いクロスを入れてくれ」と伝えている。
「自分の意図とは違うクロスがあったので由勢に『俺の前にボールをくれ』と伝えて。そうしたらすぐに修正してくれて。その能力は素晴らしいですね」
クロスからの得点がサッカーでは“王道のひとつ”。小川はそう確信している。
「クロスからの得点はサッカーで多くを占めると考えていて。クロスでひとつマークを外して決めるのが、現代サッカーではすごく大事。クロスから仕留める回数は誰よりも多いし、それが最大の強みと思っています」
小川には確固たる自信がある。
「点を取ることに関してはやっぱり僕が一番だと。そこで負けるつもりはないし、本大会で見せていければいいなと思います」
アイスランド戦の計算し尽くされたゴールが、彼の言葉に説得力を持たせている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】あの時、君は若かった…厳選写真で振り返る北中米W杯日本代表メンバー26人の“ビフォーアフター”!
2026年06月01日 07:05
アイスランド代表は5月31日、国立競技場で開催された国際親善試合で、森保一監督が率いる日本代表と対戦した。
序盤から日本にボールを握られ、劣勢の展開が続いたアイスランドだったが、堅い守備でゴールを許さない。しかし87分、菅原由勢のクロスから小川航基にヘディングシュートを決められて先制点を献上。0−1で敗れた。
それでもアイスランドのアルナル・グンラウグソン監督は、「かなり良い試合ができたと思う。最初の15分間、日本がゲームを支配していた時に私たちは堅い守りができた。難しい相手に対して良いパフォーマンスができて満足している」とゲームを振り返る。
また、日本の弱点を次のように分析している。
「真ん中に五角形ができるシステムだと、2、3になったところでシステムを構築して、ビルドアップしていくのが難しいだろうというふうに感じていた。最初の15分間、自分たちが入っていける隙があった。しかし残念ながらこちらのチームの質が足りず、ファイナルサードまで行くことができなかった。日本がもっと強いチームと戦った場合、そこを狙われるのではないかと思う」
一方で「日本は非常に良いチームだ。ワールドカップで良い成績を残せると思う。ある意味パーフェクトで、オールラウンドで、すべてに長けているチーム」と森保ジャパンを称賛し、北中米ワールドカップでの戦いに期待を寄せた。
取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 06:42
5月31日、日本代表は国立競技場で開催された国際親善試合でアイスランド代表と対戦。
2026年06月01日 06:28
[国際親善試合]日本 1−0 アイスランド/5月31日/国立競技場
その存在感は絶大だ。
北中米ワールドカップを控えた日本代表は5月31日、アイスランド相手に国立競技場で壮行試合を実施。長らくスコアレスが続いたなか、87分に菅原由勢のクロスから小川航基が決勝点を挙げ、満員のサポーターの前で勝利を手にした。
カンファレンスリーグ決勝の関係で合流が遅れる鎌田大地に代わり、電撃招集された吉田麻也は、主将として先発。そして森保一監督が前日会見で「前半の10分くらいプレーしてもらって、彼を送り出したい」と話していた通り、14分に交代となった。
遠藤航にキャプテンマークを託した37歳のレジェンドは、会場全体から大きな拍手を受け、相手選手たちも一緒になって作ってくれた花道を通ってピッチを後にした。
感動的で心温まる光景が広がった試合後、堂安律がインスタグラムを更新。10番を背負う27歳の主軸は、吉田と2人で満面の笑みを浮かべた写真などをアップし、こう綴った。
「Our captain. Japanese football still needs you(僕らのキャプテン。日本のサッカー界は今もあなたを必要としています)キャプテン!日本サッカーにまだまだ貢献お願いします!!」
一区切りはつけたが、代表引退は明言していない。127キャップに伸ばしたレジェンドの唯一無二のキャリアに引き続き注目していきたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】10番を背負う後輩が公開!笑顔溢れる最高の2ショット
2026年06月01日 05:58
[国際親善試合]日本 1−0 アイスランド/5月31日/国立競技場
日本代表は5月31日、北中米ワールドカップの壮行試合でアイスランド代表と対戦。87分に途中出場のFW小川航基が劇的なヘディングシュートを叩き込み、1−0で勝利を収めた。
試合後、2シャドーの右で先発した久保建英が絶賛したのが、本職ではないボランチで後半頭から途中出場した瀬古歩夢だ。
「素晴らしかったと思います。普段、瀬古選手のクラブの試合を見てる人は少ないと思いますけど、彼の今シーズンの出来ならあのぐらいのプレーは当たり前だと思ってるんで」
CBが本職の瀬古は今シーズン、フランス1部のル・アーブルへ移籍し、とりわけ前半戦はアンカーで躍動。シーズン終盤は本人が希望した最終ラインで奮闘し、クラブの年間MVPに輝く活躍を見せた。
アイスランド戦では、クラブと同様のハイパフォーマンスを披露。ピンチの芽を摘む守備と縦につけるパスでインパクトを残した。
「今日の試合を見て、瀬古はやってくれるんじゃないかと思ったファンの方は増えたと思います。刈り取れてサイズもあって。なおかつ前にパスもつけれますし、今日はすごく伸び伸びやってたかなと。本人もあれだけ空いてるんだからもっとつけた方がいいよって話もしてたぐらいなんで。いいオプション以上の存在なんじゃないかなと」
久保の言葉通り、これだけのパフォーマンスを発揮できれば、“ボランチ瀬古”は本大会でも使えるオプションになりそうだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 05:04
誰もが足を止めずにはいられなかったようだ。
5月31日、MUFG国立競技場で行なわれた日本代表vsアイスランド代表の親善試合は、ホームゲームが87分に小川航基が挙げた決勝点で1−0の勝利を収めた。北中米ワールドカップ前、国内最後となるゲームだけに、6万2212人が詰めかけた“壮行試合”。キックオフの数時間前からスタジアムのコンコースではさまざまなブースやショップが立ち並び、大活況を呈していた。
そんななか、ファンを楽しませたひとつが三井不動産のブースだ。なんと森保一監督のきわめて精巧な蝋人形が展示され、あまりのそっくりぶりに驚くファンが続出。日本代表のベンチが再現され、その前で俯きながらノートにメモするお馴染みのアクションが見事複製されている。
肌の質感や雰囲気も完コピの名作。ブースには長蛇の列ができ、老若男女を問わないファンが記念撮影に興じていた。実際に目撃したファンからはSNSやネット上に書き込みが殺到。「まじで本物ちゃうん?」「二度見しました」「すげぇ似てた」「あえてあのシーンってのが◎」「本物と錯覚するリアリティさでした!」「めっちゃメモしてた」「じわじわくる」「バス停に置いたらバス止まりそう」などなど、枚挙に暇がないほどだ。
今回の森保監督の等身大フィギュアは、6月11日〜28日の期間限定で渋谷のMIYASHITA PARKにも登場する予定だ。サッカー日本代表戦のパブリックビューイングや、熱狂のど真ん中を体験できる次世代没入型体験施設「三井不動産SAMURAI BLUE 3D EXPERIENCE Presented by SAISON」。今回見逃した方は、ワールドカップ期間中に渋谷へ足を運んでみてはいかがだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 05:00
浦和レッズは5月31日、「選手による侮辱的行為について(第1報)」と題した声明を出した。
2026年06月01日 04:31
[国際親善試合]日本 1−0 アイスランド/5月31日/国立競技場
日本代表は5月31日、北中米ワールドカップの壮行試合でアイスランド代表と対戦。苦戦を強いられながらも87分に小川航基がヘディングシュートを叩き込み、1−0で勝利を飾った。
この試合限定でカタール・ワールドカップ以来の招集となった37歳のDF吉田麻也は、14分間のみプレー。両軍の選手が花道を作るなか、万雷の拍手を浴びてピッチを後にした。
試合後、たくさんの記者に囲まれた吉田の横を、長らくCBでコンビを組み、22番の後継者となった冨安が通ると、「10年ぐらい22番をつける予定だよな」と声を掛け、27歳DFへの思いを口にした。
「僕が(代表を)外れた後、トミが電話で『22番をつける』って言ってくれて、それが一番うれしかった。(今後も)引っ張って行ってくれるでしょう」
「次のワールドカップを目指すのか」との質問には、「それはない」と即答。「22番は今日からトミのもの」「頼もしいですよ。身体を見てください」と19歳で代表入りを果たした怪物DFを称え、こう言葉を続けた。。
「それまで代表で若い選手がどんどん入ってきても、1回も感じたことはなかったですけど、トミが19歳でアジアカップ前に入ってきた時に、初めて『あ、抜かれるな』って最初に思いました。やっぱり抜かれました」
「でも、それが、日本が成長するうえで正しい道のりだと思うし、トミがステップアップして、ビッグクラブでプレーしてくれたことで次の選手たちへの扉が開いたと思う。まだまだ、頑張ってほしいですね」
賛辞を贈られた冨安は、「本当に隣でたくさんのことを学ばせさせてもらいながら、たくさんの試合、練習をこなさせてもらったんで、この場にいられてよかった」と感謝を述べた。
吉田から冨安へ。22番は確かに受け継がれた。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 04:31
壮行試合を終えて、森保一監督が国立競技場の6万大観衆へ感謝の意を述べ、来るワールドカップへの熱い決意を明かした。その様子をじっと見つめ、聞き入っていたのは日本人だけではない。対戦相手であるアイスランド代表のベンチにも半数以上の選手やスタッフが残り、セレモニーの目撃者となっていた。
5月31日に国立で開催された日本代表vsアイスランド代表の一戦は、ホームチームの1―0勝利に終わった。FIFAランキング18位の日本に対してアイスランドは75位。とはいえアイスランドは、先のワールドカップ欧州予選でプレーオフに進出したウクライナと最後まで2位の座を激しく争っただけあって、底力のある好チームだ。実際に日本はアイスランドの堅固な守備ブロックに手を焼き、GK鈴木彩艶がひやりとするピンチも少なからずあった。
欧州各国でプレーするアイスランド代表の選手たちにしてみれば、シーズンが終わったばかりで長い極東への旅となり、疲労困憊だったはず。そんななか、彼らはコンディションが厳しいながらも闘志溢れるプレーを続け、なおかつ紳士的で心温まる振る舞いで日本のファンを感動させた。前半途中に吉田麻也が退く際には、日本の選手たちと一緒に“ガード・オブ・オナー”を創出。さらに試合後のセレモニーでもロッカールームに戻らず、森保監督や遠藤航キャプテンのスピーチに耳を傾けていた。
試合後、ギリシャのヴォロスでプレーするDFヒョルトゥル・ヘルマンソンが取材に応じてくれた。「正直言って過酷なツアーだったね。時差が厳しいだけじゃなく、日本がここまで暑いとは思っていなかったよ」と本音をポロリ。そのうえで「何より、日本代表は本当によく組織されたすごくタフな相手だった。僕たちはよく戦ったし、引き分けが妥当だと思ったけど、決勝点を奪われてしまったね」と話し、笑みを浮かべた。
吉田への花道に関しては「マヤ・ヨシダのことはもちろんみんな知っているし、プレミアリーグで活躍したレジェンドだ。彼への敬意を示すのは当然のことであり、(花道は)自然なリアクションだったよ」と振り返った。
ヘルマンソンは試合後もずっとベンチから動かなかった選手のひとり。その真意を訊くと、「とにかく今日のスタジアムの雰囲気が最高だったんだ。最初から最後まで、声援や演出に心を打たれた。日本代表をワールドカップへ送り出すセレモニーがどんなものかを最後まで見届けたかったし、スタジアムがどんな雰囲気になるのかも確かめたかった。素晴らしかったね。夏のいい思い出になったよ」と答えてくれた。
もちろん、アイスランド代表が見据えるのは4年後のワールドカップ出場だ。31歳のヘルマンソンは「今回来日したアイスランド代表は若い選手が多かったんだけど、個人的に期待値は高いと感じているよ。ここ日本で最高のリスタートが切れたし、とても良い経験になったと思う」と語り、最後に「日本代表は本当に強かったよ。ワールドカップでの健闘を祈りたい。グッドラック!」とエールを贈った。
取材・文●川原 崇(サッカーダイジェスト)
【画像】日本代表のアイスランド戦出場22選手&監督の採点を一挙紹介!最高点はサッカー界に大貢献した37歳。大苦戦で攻撃陣は厳しい評価に…
2026年06月01日 04:26
2026年5月31日、日本代表はアイスランド代表に1−0の完封勝利を収めた。ただ、スッキリしない内容だったのも事実。特に前半は5バック気味で守る相手になかなか攻撃の形を作れず、かなり苦戦した。
三笘薫と南野拓実がいずれも負傷で“空白”となった左シャドーに抜擢された伊東純也も効果的な仕事ができないまま前半で交代。右シャドーの久保建英、CFの上田綺世も結果を出せなかった。
やはり三笘不在の影響は大きいと感じつつ、もう一つの違和感の正体に気づく。3月のイングランド戦ではあれだけコンパクトでスピーディーなサッカーを展開していた森保ジャパンがなぜアイスランドを相手に停滞したのか。
おそらくベタ引きされたからでも、伊東個人に責任があったわけでもない。その要因のひとつは、ボランチコンビに鎌田大地と佐野海舟がいなかった点ではないだろうか。
この日にボランチコンビを担った田中碧と遠藤航が悪かったと言いたいわけではない。問題は能力ではなく組み合わせの特性だ。自らボールを運んでリズムを生み出す田中と、シンプルなパスと的確なポジショニングでゲームを作る鎌田ではプレースタイルが異なるように、コンビには相性がある。
その点、鎌田と佐野の呼吸はピッタリ。攻守ともに高いレベルの技術を持つ2人だが、加えて鎌田には試合の流れを読む力、佐野にはピッチの広範囲をカバーできる運動量が備わっている。攻守をスムーズにつなぎ、チーム全体のリズムを生み出す彼らがピッチにいるかどうかで、日本の完成度は大きく変わる。
「2人を欠いたら大変なことになる」
アイスランド戦の内容を受け、強くそう思った。ワールドカップの本大会、どちらか一方でも怪我や累積警告で欠く事態になれば一大事になる恐れがある。
アイスランド戦で浮き彫りになったのは、“鎌田と佐野が不在でも戦えるチームを作れているのか”という課題だったのではないか。W杯で頂点を目指すなら、彼らが不在でも戦えるオプションを準備しておく必要がある。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】あの時、君は若かった…厳選写真で振り返る北中米W杯日本代表メンバー26人の“ビフォーアフター”!