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主将の遠藤航は大丈夫なのか…モンテレイ2日目の練習も欠席

2026年06月05日 09:11

 現地6月4日、北中米ワールドカップに向け、共催国メキシコのモンテレイでキャンプを張っている日本代表が2日目の練習を実施した。  5月31日のアイスランド戦で左足に違和感を覚えて途中交代した主将の遠藤航は、初日に続いてトレーニングを欠席。ホテルで別調整となった。    日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長によれば、「回復途中にある」とのことだが、14日のオランダ戦に間に合うのか。故障明けなだけに復帰には慎重さ求められるため、状態が気掛かりだ。  また、DFの瀬古歩夢も前日に続いて途中から別メニューとなった。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」  

  • サッカー
  • 「もし一喝が必要だったなら…」W杯優勝目ざすフランスがまさかの逆転負け。デシャン監督は動じず「私は苛立っていない」

    2026年06月05日 10:51
     北中米ワールドカップ開幕を目前に控えるフランス代表が、まさかの黒星を喫した。  2大会ぶりのW杯制覇を目ざすフランスは現地6月4日、国際親善試合でコートジボワール代表とホームで対戦。立ち上がりから主導権を握ると、45分にラヤン・シェルキが先制ゴールを奪う。しかし後半に2失点を許し、1−2で逆転負けとなった。  試合後、フランスメディア『France 24』によると、ディディエ・デシャン監督は敗戦を冷静に受け止めながらも、チームにとって有意義な結果だったと強調した。  指揮官は「我々のプレーが素晴らしいとは思わなかったし、ひどいとも思わないが、もし一喝が必要だったとしたら、チームはそれを受けたと思う」とコメント。さらに、「前半はうまくコントロールできたが、後半は我々にとって厳しい展開となった。6月16日のセネガル戦でも同様の難題に直面することになるだろう」と、本大会初戦を見据えた。    また、「これは親善試合であり、10人の選手を交代させたことも良くなかった。しかし今夜は全員にチャンスを与えることが重要だった。私は苛立ってはいないし、仮に勝っていたとしても有頂天にはなっていなかっただろう」と語り、結果に過度な意味を持たせない姿勢を示した。  さらに、「選手たちは真剣に取り組んでいたし、敗戦は決して喜ばしいものではないが、対戦相手はフランス代表と対戦する際、特にアフリカのチームは最大限のモチベーションを持ってくるものだ」と分析している。  一方で、指揮官が収穫として挙げたのが先制点を決めたシェルキだ。代表6試合目で2ゴール目をマークした22歳の若きアタッカーについて、「ラヤンは多くの優れた資質を備えており、ほかの攻撃陣とも良好な連係を見せていた。全員が出場可能になれば、攻撃陣には多くの選択肢があるだろう」と高く評価した。  本大会直前のテストマッチで苦杯をなめたフランス。しかしデシャン監督は、この敗戦をチームへの“警鐘”として前向きに捉えているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】あの時、君は若かった…厳選写真で振り返る北中米W杯日本代表メンバー26人の“ビフォーアフター”!

  • 「本当に感謝しかありません!」FC東京の10番が契約満了でクラブを去る「またどこかでお会いできることを楽しみにしてます!」

    2026年06月05日 10:44
     FC東京は6月5日、東慶悟がJ1百年構想リーグをもって契約満了となり、チームを離れることになったと発表した。  大分トリニータ、大宮アルディージャで活躍してきたMFは、2013年にFC東京に加入。19年からは「10番」を背負った重鎮は、クラブの公式サイトを通じて、以下のようにコメントした。 「FC東京ファン・サポーターのみなさん。14年間サポートしていただき、そして応援していただき本当にありがとうございました!  みなさんの応援は、自分にとってまさに『You’ll Never Walk Alone』そのものでした。大好きなクラブで14シーズンもプレーできたこと、そしてこのクラブの歴史に携われたことは自分にとってかけがえのない思い出です!本当に感謝しかありません!」    そして最後に「クラブに関わるすべてのみなさん、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。このクラブの成功をこれからも心より願っています!またどこかでお会いできることを楽しみにしてます!」と伝えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集  

  • 「ここでは非常に有名なんだ」日本代表で“最高の選手”は? 森保Jのキャンプを取材していた大手紙のメキシコ人記者が挙げたのは…「最も注目を集めているプレーヤーだ」【現地発】

    2026年06月05日 10:42
     日本代表は北中米ワールドカップに向け、事前キャンプ地であるメキシコのモンテレイで調整を行なっている。  ダークホース候補である森保ジャパンへの関心は、現地でも高い。初日の練習には約40人の報道陣が取材に訪れていた。  そのなかの一人、スペイン大手紙『AS』のメキシコ版のジャヒール・カルデナス記者に話を訊くと、「日本で最高の選手」にMFの久保建英を挙げた。 「ここモンテレイでは、久保のことはよく知られている。久保は2、3年前(2023年)に(プレシーズンツアーで)レアル・ソシエダの一員としてモンテレイを訪れたからね。ここでは非常に有名なんだ。メキシコのメディアで最も注目を集めているプレーヤーだよ」    同記者は「もちろん実力も高く評価されているからだ。まだ若いし、他にも様々な要素がある。だた、他にもプレミアリーグで活躍する選手もいる。いまの日本代表が強力なのは間違いない」と続けた。  スペイン語も堪能な久保は、メキシコで注目されている存在のようだ。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」  

  • リヴァプールの新指揮官が決定! ボーンマスをELへ導いたイラオラ監督が就任「これ以上魅力的な場所はない」

    2026年06月05日 10:39
     リヴァプールは4日、2026−27シーズンからの新指揮官として、アンドニ・イラオラ監督を招へいしたことを正式発表した。

  • 日本代表主将・遠藤航は連日の別メニュー調整に…山本昌邦ダイレクターが状況を報告

    2026年06月05日 10:29
     日本代表は4日、FIFAワールドカップ2026に向けたキリンチャレンジキャンプ2日目の練習を行った。  31日のキリンチャレンジカップ2026 アイスランド代表戦で実戦復帰を果たした遠藤航は、連日の別メニュー調整となった。山本昌邦ナショナルチームダイレクターは遠藤について「別メニュー調整中です。回復途中でリバウンドもある。それの調整をしている」と説明。オランダ代表との初戦に照準を合わせ、調整を続けていくと見られる。

  • 「逆に怖いよね」「オランダどうした?」日本と同組3か国がW杯前に“未勝利”もファンは警戒「本戦で爆発するんでしょ」

    2026年06月05日 09:51
     ワールドカップ開幕が目前に迫るなか、日本代表と同組のライバル国の結果が話題を呼んでいる。  6月11日に開幕する北中米W杯で、日本はグループFに入り、オランダ、スウェーデン、チュニジアと対戦する。森保一監督率いる日本代表は5月31日のアイスランド戦に1−0で勝利し、本大会前の実戦を白星で終えた。  一方で、同組の3か国はW杯直前の強化試合で苦戦。ここまでの結果は以下の通りだ。 ・オランダ 0−1 アルジェリア ・スウェーデン 1−3 ノルウェー ・チュニジア 0−1 オーストリア ・スウェーデン 2−2 ギリシャ    いずれの国もまだ勝利を挙げられておらず、日本との対比が注目を集めている。  ただ、SNS上のファンからは楽観論よりも警戒の声が目立った。 「逆に怖いよね」 「オランダどうした?」 「負けたチームの方が危機感持つから普通に怖い」 「本戦で爆発するんでしょ」 「死んだふり作戦だね。そうに決まってる」 「絶対日本を油断させにきてる」 「過去のW杯あるある」 「嫌な予感しかしない」 「舐めてかかったりすると痛い目にあう…気を引き締めて!」  日本は6月14日、グループステージ初戦でオランダと激突する。対戦相手の直前成績がどうであれ、気の抜けない戦いとなりそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える“モデル&タレント妻たち”を一挙紹介! 

  • スペイン相手に衝撃のゴラッソ「すごいタイミングで足振ってる」。イラクの同点弾に称賛の声「これはうめぇ」「エグい」

    2026年06月05日 09:41
     秀逸な一撃だ。  イラク代表は現地6月4日、国際親善試合でスペイン代表と対戦し、1−1で引き分けた。  16分にフェラン・トーレスの得点でリードを奪われたが、27分に追いつく。スコアラーはメルカス・ドスキだ。  敵陣の左サイドで後方からのパスを巧みなトラップで収めた26歳レフティは、ペナルティエリア左外から自慢の左足を迷いなく振り抜く。スピード、コース共に完璧なシュートをファーサイドに突き刺した。    試合を配信した『DAZN』の公式Xが「優勝候補相手にスーパーゴール」と綴り、得点シーンを公開。SNS上では「これはうめぇ」「スペイン相手にこのスーパーゴールはエグい」「あのスーパートラップからのゴラッソ完璧すぎ」「すごいタイミングで足振ってるなこれ」「あそこから打たれるとは思わない...」といった声があがった。  プレーオフを勝ち抜いて大舞台に辿り着いたイラク。FIFAランクでも上位の強豪相手とのドローは自信になったはずだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】「あそこから打たれるとは思わない...」イラクの26歳レフティがスペイン相手にぶち込んだゴラッソ  

  • アンダーソンへのシティの最初のオファーは拒否か 障害はフォレスト“名物オーナー”

    2026年06月05日 09:30
    マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストのイングランド代表MFエリオット・アンダーソンの獲得に動いている。

  • 主将の遠藤航は大丈夫なのか…モンテレイ2日目の練習も欠席

    2026年06月05日 09:11
     現地6月4日、北中米ワールドカップに向け、共催国メキシコのモンテレイでキャンプを張っている日本代表が2日目の練習を実施した。  5月31日のアイスランド戦で左足に違和感を覚えて途中交代した主将の遠藤航は、初日に続いてトレーニングを欠席。ホテルで別調整となった。    日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長によれば、「回復途中にある」とのことだが、14日のオランダ戦に間に合うのか。故障明けなだけに復帰には慎重さ求められるため、状態が気掛かりだ。  また、DFの瀬古歩夢も前日に続いて途中から別メニューとなった。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」  

  • 「要警戒」「怖さがある」スウェーデンは直近2戦勝ちなしも…直接FK弾のエースに日本のファンは戦々恐々!「こんなんもできるんや」

    2026年06月05日 09:06
     北中米ワールドカップで日本と同組のスウェーデン代表は現地6月5日、国際親善試合でギリシャとホームで対戦した。後半アディショナルタイムに失点して2−2で引き分けた。  3日前のノルウェー戦(1−3)に続き、またしても勝利を逃す結果になったものの、この試合で鮮やかな1発を叩き込んだのが、スウェーデンのエースFWヴィクトル・ヨケレスだった。  0−1で迎えた53分、敵陣ボックス手前の中央で得たFKのキッカーを務めると、右足を一閃。鋭い一撃はディフレクションしてゴール左に突き刺さった。    27歳ストライカーのゴールにSNS上では日本のファンからは「要警戒」「こんなんもできるんや」「怖さがある」「日本戦ではやめてね」「圧倒的な個の質でゴールを取れる」といった声があがっている。  森保ジャパンにとって注意すべき相手の一人となりそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】ヨケレスの直接FK弾が炸裂!  

  • 元主将・吉田麻也が日本代表に電撃再合流!“サポートプレーヤー”として復帰が決定

    2026年06月05日 08:49
     日本代表は北中米ワールドカップに向け、共催国メキシコのモンテレイでキャンプを張っている。  現地4日の練習前、日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長が、元日本代表主将の吉田麻也(LAギャラクシー)がサポートプレーヤーとして、6月5日より合流することを発表した。  日本代表のメンバーというわけではなく、練習などに参加するという。    37歳のDFは、5月31日のアイスランド戦限定で3年半ぶりに代表に復帰。14分までプレーし、両軍が花道を作るなかで、ピッチを去っていた。 「ひと区切り」をつけたベテランが、森保ジャパンのために“電撃復帰”を果たす。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」  

  • 吉田麻也が日本代表に再合流へ! 山本昌邦ダイレクターが明言「明日からサポートプレーヤーとしてチームに合流してもらいます」

    2026年06月05日 08:44
     LAギャラクシーに所属するDF吉田麻也が再び日本代表に合流することが決定した。

  • 優勝候補のフランス「開幕1週間前に不安な結果」。“仮想セネガル”に逆転負け「正反対の二つの顔をのぞかせた」と現地報道

    2026年06月05日 08:33
     北中米ワールドカップで優勝候補のフランスは、現地6月4日に国際親善試合でコートジボワールとナントのスタッド・ドゥ・ラ・ボジョワールで対戦した。  45分にラヤン・シェルキのゴールで先制も、53分にゲラ・ドゥエ、84分にアマド・ディアロにゴールを割られ、2−1の逆転負けを喫した。  フランスメディア『Morning Foot』は、「前半は試合を優勢に進めたが、後半に崩れた」とこの一戦を報道。「ワールドカップ開幕1週間前にして、不安な結果となった」と記す。 「デシャン監督は答えを求めていたが、疑問を残したまま試合を終えた。魅力的で組織的なコートジボワールを相手に、フランスは正反対の二つの顔をのぞかせた。前半は圧倒的な強さを見せたものの、後半は不安を募らせる展開に。ワールドカップ開幕まであと7日という時点で、1−2という最終スコアは、監督の不安を払拭するには程遠いものだった」  リードを奪った前半の内容は、悪くなかった。ボール支配率で上回り、流れるようなパスワークを披露。コートジボワールを圧倒した。    フランスはハーフタイムに5人を交代。同メディアは「刷新されたチームは前半のリズムを取り戻すことができなかった」と指摘。「コートジボワールはフィジカル面での強度を高め、すぐにチャンスをモノにした。53分、ゲラ・ドゥエが見事なチームプレーから同点ゴールを奪取。1−1。試合の流れはここで変わった」。  タイスコアで推移するなか、「最も残酷な展開は終盤に訪れた」。ドゥエのお膳立てでディアロがネットを揺らす。フランスの敗戦を意味するゴールになった。 『Morning Foot』は「これはあくまで準備の試合で、ハーフタイムでの5人の選手交代が分析を歪める可能性もある」と慎重な姿勢を崩さない。「しかし、観察された傾向は顕著だ。フランスは90分間を通してパフォーマンスレベルを維持できず、スピードのあるチームに対する守備の切り替えに課題があり、後半はボール支配率で圧倒していたにもかかわらず、攻撃面でまったく精彩を欠いていた」と論じた。  記事によれば、デシャン監督は「負けたので、前半は良かったとはいえ、決して気持ちの良いものではない」とコメント。「6月16日のセネガル戦でも同様の難題に直面することになる。言い訳はできない」と悔しがる。  もっとも、コートジボワール戦は“本番”ではない。指揮官は「あまり厳しく批判はしたくない。競技には様々なレベルがある。連係は欠けていたが、リスクはおかしたくなかった」とも振り返った。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】あの時、君は若かった…厳選写真で振り返る北中米W杯日本代表メンバー26人の“ビフォーアフター”!  

  • 「脆弱」「全くまとまりがない」土壇場で勝利を逃したスウェーデン、母国識者が厳しい指摘。2大エースの連係を不安視「バラバラ」

    2026年06月05日 08:08
     現地6月4日、北中米ワールドカップのグループステージで日本と対戦するスウェーデン代表が国際親善試合でギリシャとホームで対戦した。  3日前の試合でノルウェー戦に1−3で敗れたスウェーデンは、今回のギリシャ戦でも開始10分に先制を許す。それでも53分にヴィクトル・ヨケレスの直接FK弾で追いつけば、67分にはグスタフ・ニルソンのゴールで勝ち越しに成功。しかし90+5分に同点弾を奪われて、2−2で引き分けた。    スウェーデンメディア『SPORTBLADET』によれば、同国のジャーナリストであるエリック・ニーバ氏は、「ニュースよりも心配事のほうが多い」と見解を示す。 「スウェーデンは自分たちのプレーをほとんど展開できず。チームとして全くまとまりがなく、ボールを失うたびに隙を見せて、脆弱だった」  また、この試合に先発したヴィクトル・ヨケレスとアレクサンデル・イサクの2大エースについては、「2人のスーパースターはいまだにバラバラに動き回っており、連係プレーは全く見られない」と指摘した。  大会前に課題が浮き彫りとなったスウェーデン。現地14日にチュニジアとのW杯初戦を迎える。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える“モデル&タレント妻たち”を一挙紹介!   

  • 「日本が警戒すべき相手だということは分かっている」三笘同僚のオランダ代表GKが語るW杯「純粋に楽しみだし、早くピッチに立ちたい」【現地発】

    2026年06月05日 07:42
     ブライトンに所属するオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンには、どこか繊細な印象があった。足もとの技術に優れ、ビルドアップにも深く関わるモダンGK。ブライトンでプレーする姿からは、冷静で、慎重で、淡々と状況を処理していく若き守護神というイメージが強かった。  だが、実際に取材の場で目の当たりにした23歳は、少し違っていた。質問に丁寧に耳を傾けながらも、時折「ガハハ」と大きな声で笑う。落ち着きの中に、明るさと人懐っこさがある。  自信を隠さないが、決して尊大ではない。何を目ざしているのかを、はっきり理解している若者だった。  振り返ると、ブライトン加入1年目の2023-24シーズンは、出場時にミスも少なくなかった。それでも経験を重ねるごとに成長し、24-25シーズンからファビアン・ヒュルツェラー監督が就任すると、不動のレギュラーに定着する。  直近2シーズンは正守護神として、世界最高峰のプレミアリーグでブライトンのゴールを守り続けた。今ではバイエルン・ミュンヘンやバルセロナ、リバプールが強い興味を示す存在へと、大きく評価を高めている。  そのフェルブルッヘンが、オランダ代表のナンバーワンとしてワールドカップに向かう。そしてグループステージ初戦の相手は、我らが日本代表である。    彼にとって、ワールドカップの最初の記憶は、2010年南アフリカ大会だ。 「当時、僕は8歳だった。決勝で負けた時は本当にショックだったけど、それでもあのオランダ代表を誇りに思っていた」  スペインとの決勝。延長戦の末に敗れ、オランダはまたしても世界一に届かなかった。アリエン・ロッベンが決定機を逃し、最後はスペインに屈した一戦。その光景は、フェルブルッヘンの記憶にも深く刻まれている。 「8歳だったから、試合の細かいところまでは覚えていない。ただ、カシージャスとの1対1になったロッベンの場面と、その後にスペインが決めたゴールは今でも記憶に残っている。でも、あの代表チームをとても誇りに思っているんだ。  ブラジルを倒して決勝まで進んだ。負けた瞬間は本当に悔しかったけど、後から振り返れば、それがどれほど難しいことだったか分かる。あのチームは誇るべき存在だと思う」  オランダにとって、ワールドカップは特別な大会であり続けてきた。1974年、78年、そして2010年。決勝に進みながら、いまだ頂点には届いていない。  たとえば、74年W杯に出場したヨハン・クライフの時代を、23歳のフェルブルッヘンはもちろん直接知らない。それでも、その記憶は国の中に生きている。 「僕はその時代を直接、知っているわけじゃない。でも、子どもの頃から何度も話を聞いてきたし、映像も見てきた。父もよくクライフや当時の代表のことを話してくれた。だから、あのチームがオランダサッカーにとってどれほど大きな存在なのかは理解しているつもりだ。  オランダは小さな国だけど、サッカーでは長い歴史を築いてきた。その伝統を背負ってワールドカップを戦えることは、とても誇らしいことだと思う」    少年時代の彼が憧れたのは、同じオランダの名GKエドウィン・ファン・デル・サールだった。 「子どもの頃から、エドウィン・ファン・デル・サールのようなゴールキーパーになりたいと思っていた。でも、ただ真似をしたかったわけじゃない。自分なりのやり方で、そのレベルに近づきたいと思っていたんだ。  彼は今でも僕にとって大きな手本だ。オランダ代表やクラブで成し遂げたこと、そして到達したレベルは本当に特別だった。子どもながらに『自分もいつか、あの場所まで行けるだろうか』と考えていたし、とにかく挑戦してみたいと思っていた」 1 2 3 次へ