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2026年06月07日 05:01
「阪神1−0楽天」(6日、甲子園球場) 打のヒーローが立石ならば投のヒーローは間違いなくこの男だった。阪神・村上は6回5安打無失点で今季5勝目を挙げた。粘投でチームに勝利をもたらした。 1点リードの六回無死一、二塁。連打でピンチを招き、打席には黒川を迎えた。3球で追い込むと、5球目の直球は外角いっぱいにきれいに決まって見逃し三振。村林はあっさりと遊ゴロ併殺に片付け、任務完了。「粘り切れたので良かった。いずれ点を取ってくれるっていうところで打ってくれた」と仲間を信じて腕を振った。 これでクオリティースタート(QS・6回以上かつ3自責点以下)数はリーグトップの中日・柳と並び、登板11試合で10と抜群の安定感を誇る。「先発としての役割は試合を作ること。そこは果たさなければ。最後まで試合を作って投げきりたい」。エースたるゆえんを示した98球だ。
2026年06月07日 08:00
「阪神1−0楽天」(6日、甲子園球場)
初めて上がった甲子園のお立ち台で、笑顔が輝いた。ドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が両軍無得点の五回に、甲子園では自身初のV打となる左前適時打を放ち、5月30日以来となる首位浮上の勝利を呼び込んだ。2カードぶりの勝ち越しも決め、この勢いで3連戦3連勝を目指す。
◇ ◇
アマチュア野球担当だった24年6月。大学日本代表の選考合宿を取材中、ある選手が目についた。すさまじいスイングスピードに、強烈な打球音。素人目に見ても、そのすごみが伝わってきた選手こそ、創価大3年時の立石だった。
大学侍ジャパンに選ばれた「当時のドラフト候補」たちも証言してくれた。この年、ドラフト2位で西武へ入団した渡部(大商大4年)に同学年選手について話を聞いていると、「でも…3年生の立石がめちゃくちゃ良かったです。年下というのもあって負けてられない」と自ら後輩の名前を挙げた。置きティー打撃でスイングスピードを計測した際は「立石が一番良い数字出してたんです。だから『それ抜きます』って入って、本当にギリギリ抜けました(笑)」と渡部。翌年、新人ながら12本塁打を記録することとなる先輩も強烈に意識する存在だった。
同年にロッテ1位で入団した西川(青学大4年)も「初めて生で見たのが松山合宿(西川が3年、立石が2年の冬)で。打球の速さ、飛距離、逆方向に飛ばす力…1個下とは思えなくて本当に驚きました」と回顧。後に新人王に輝く先輩も一目置いていた。大学ナンバーワンの触れ込みはだてじゃない。聖地に刻んだ勝利の一撃。そのバットで、規格外の物語を紡いでいく。(デイリースポーツ・間宮涼)
2026年06月07日 08:00
「阪神1−0楽天」(6日、甲子園球場)
阪神が接戦を制して2連勝として2カードぶりの勝ち越しを決めた。ヤクルトが敗れたため首位に浮上した。0−0の五回に1死三塁からドラフト1位・立石正広内野手が甲子園では初の決勝打となる先制適時打を左前に放った。先発・村上は6回5安打無失点で自身4連勝となる5勝目。また、五回には球審への暴言で森下がプロ入り初の退場処分を受けた。デイリースポーツ評論家の藤田平氏は「良かった点とともに反省点、ポイントが詰まった五回の攻撃だった」と指摘した。
◇ ◇
良かった点とともに反省点など、さまざまなポイントが詰まった五回の攻撃だった。この回先頭で四球を選んだ熊谷は村上の投犠打で二塁へ進んだ後の立石の打席で三盗。相手先発が三塁側へ背中を向ける左腕・早川だという情報も頭に入れながらのプレーで、結果的に相手の“死角”をうまく突いた盗塁だったと言える。
この熊谷のプレーで作った流れが、直後の立石の先制タイムリーにつながったとも言える。一方で続く中野は1死一塁から左飛に倒れて結果的に走者が一塁くぎ付けとなった。
打球を引っ張るべきなのか、流すべきなのか。同時にランナーをどうするべきか。常に状況に応じた判断が求められるが、この場面に関しては、進塁を重視した右方向への打撃の意識を大事にしてほしかった。
そして五回2死一塁で空振り三振した後に退場となった森下。イメージしていた自分のストライクゾーンと球審の判定に食い違いがあったのだろう。この日の球審は打者の内角側に構えていることが多い印象で、全般的に外角へ広くストライクを取っていたようだった。
森下はここまで懸命に頑張ってきたバッターだ。この日のことは、自身の中で受け止めて、次戦へ気持ちを切り替えて臨んでほしい。
2026年06月07日 08:00
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、同日の中日戦で逆転3ランを放った西武・ネビンについて言及した。
ネビンは1−2の6回二死一、三塁の第3打席、大野雄大が投じた初球のカットボールをレフトホームランウイングに逆転の第11号3ランを放った。
笘篠氏は「4番の一発は効きますね。チームの打順構成の中で4番にいる。計算という中でしっかりチームの勝利に貢献してくれていますから、頼もしいですね」と目を細めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月07日 07:50
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、広島・辰見鴻之介について言及した。
2026年06月07日 07:40
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、同日の巨人戦で1試合に3つのバント失敗があったロッテについて言及した。
1−1の引き分けに終わったものの、0−0の2回一死一塁で投手・田中晴也がバント失敗の三振、1−0の6回無死一、二塁では寺地隆成がバントを試みるも捕邪飛、1−1の9回無死一塁で池田来翔がバントするも投飛に倒れ、走者を進めることができなかった。
笘篠氏は「送りバントは1つアウトを与えてまでの作戦ですから、ピッチャーの方は難しいと思うんですけど、野手に関すると、そういったところはこの先もっともっと痺れるゲーム、ロッテは上を目指せる位置にいますから、そういった攻撃が大切になってくる。サブロー監督のことですから、しっかりと反省しながら練習させると思いますね」と話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月07日 07:30
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した斎藤雅樹氏と笘篠賢治氏が、阪神・立石正広について言及した。
立石は同日の楽天戦、『1番・サード』でスタメン出場すると、1打席目、2打席目は早川隆久の前に2打席連続三振に倒れたが、0−0の第3打席、早川が3ボール2ストライクから投じた8球目のストレートをレフト前に決勝の適時打を放った。
斎藤氏は「今日も1打席目、2打席目共にタイミングがあっていなかったんですよ。今ちょっと調子が悪いのかなと思ったんですけど、ランナーが得点圏に行った時はしっかり打てる。なんか持ってる感じがしますよね」と評価すれば、笘篠氏は「1年目はデータ、先のスコアラーのデータがきますけど、練習でやっていたことをとにかく試合で出す、がむしゃらに今やっている状態だと思います」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月07日 07:20
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した笘篠賢治氏が、同日の中日戦で西武・隅田知一郎がスクイズを決めた場面について言及した。
4−2の7回無死二、三塁の場面で、投手の隅田が1ストライクからの2球目にピッチャー横にスクイズし、三塁走者・長谷川がホームインした。
笘篠氏は「セーフティスクイズについていったサードランナーの長谷川も見事です。(サインが)先に出ていれば準備していくんですけど、ノーサインのバントに対していいスタートを切れたのはサードランナーのファインプレーでもあると思いますね」と長谷川を絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月07日 07:10
6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した斎藤雅樹氏が、橋上秀樹監督代行就任してからの巨人について言及した。
2026年06月07日 07:10
台湾プロ野球で審判を務める木内九二生さん…NPBでは28年間の経験
2026年シーズンから台湾プロ野球(CPBL)で審判を務めている木内九二生さん。NPBでは28年間にわたってジャッジを続け、数々の名場面に立ち会ってきた。新たな舞台を台湾に移した今、日本での思い出を振り返った。
長い審判人生の中でも、特に印象に残っている試合として挙げたのが、楽天が球団史上初の日本一に輝いた2013年の日本シリーズの第2戦だ。
球審を務めた一戦は、楽天の田中将大投手(現巨人)と、巨人の菅野智之投手(現ロッキーズ)による投げ合い。田中が毎回の12奪三振を奪い、3安打1失点完投勝利を収めた名勝負だ。「田中投手、菅野投手ともに素晴らしいピッチングで、本当にいいゲームでした。私自身、日本シリーズで初めて球審を務めた試合でもあったので、とても印象に残っています」。球場全体を包む独特の緊張感。その中心に立ちながら、歴史的な一戦を見届けた。
2023年には、北海道に誕生した新球場の最初の公式戦にも立ち会った。日本ハム-楽天の開幕戦。エスコンフィールドのこけら落としゲームで、木内さんは球審を任された。「素晴らしい球場の最初の試合で球審を務めさせていただいたのも印象深いですね」。日本ハムを率いる新庄剛志監督とのエピソードも明かす。「ピッチャーにボールを投げ返した後、ベンチから『今日も球、伸びてますね』みたいなしぐさをしてくれるんです。審判にも気配りを忘れない。『一緒に頑張りましょう』というリスペクトを感じる監督です」。試合中の張り詰めた空気を和ませてくれる存在だったという。楽天の嶋基宏が変化球にのけぞり、真っ直ぐに「すげー」
数多くの名選手を見てきた木内さんだが、今でも鮮明に覚えている“衝撃”がある。2013年3月21日、東京ドームで行われた日本ハム-楽天のオープン戦。大谷翔平投手の投打二刀流がお披露目された日だ。8回表に「3番・投手」として登板、9回表には打席にも立ち、のちに球界の常識を覆す挑戦が始まった。
「楽天の嶋(基宏・現中日ヘッドコーチ)捕手が、変化球にのけぞり、真っ直ぐには『すげー』と言って『これもう絶対ピッチャーでしょう。こんなの投手一本じゃない?』と打席で話していたのをよく覚えています」
当時はまだ打撃を見ていなかったため、まず衝撃を受けたのはボールの質だったという。「体は細かったですけど、高校を出たばかりでこれはすごいな、と感じました」。その後、世界最高峰の舞台へ羽ばたいていった大谷。木内さんにとっても、伝説の始まりを間近で見届けた忘れられない瞬間となっている。
日本で積み重ねた28年間の経験を胸に、台湾で新たな挑戦を続ける木内さん。台湾のグラウンドで刻まれる新たな記憶も、木内さんの審判人生を彩る大切な1ページになりそうだ。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)
2026年06月07日 07:00
左ひじのトミー・ジョン(TJ)手術を米国で受けたオリックスの宮城大弥投手が、大阪・舞洲の球団施設で1年後の復帰にむけリハビリをスタートさせた。
「一番は、将来の不安をなくすことでした。(プロ野球を)辞める時にいい選択だったと思えるようにリハビリを頑張りたいと思います」。宮城がリハビリの合間を縫っていつも通り、誠実に取材に応じてくれた。
異変が起きたのは、4月9日のロッテ戦(京セラドーム)だった。1−0の6回。無死満塁から二者連続して空振り三振を奪い、次打者への初球がボールになったところで緊急降板。翌日に「左ひじ内側側副靭帯損傷」と診断された。国内の専門医のセカンドオピニオンを受け、たどり着いたのはほぼ同時期にひじを痛めた山下舜平大投手と同じ、米国での手術だった。関係者によると、自身からとった靭帯に人工靭帯を補強するハイブリッド手術での中でも独特の手法を行う、全米でも極めて数少ない名医という。大谷翔平選手(ドジャース)らが手術を受け、山下もこのドクターが執刀医だ。
「挑戦するなら、安心を求めたかったんです。(日本で)手術は成功しても、症例が少なく、僕としては不安が残る要素が大きかったのです。何十億プレーヤーたちを手術している先生。大谷さんも復帰していいピッチングをされている状態も見ていますから。希望を聞いていただいた球団にも感謝します」と宮城。将来への不安をなくすことが、選択肢の中で一番だったという。
けがには、人一倍、注意してきた。今季も、先発前のインタビューで、何度も「けがだけはしないように」と繰り返してきた。事前にけがに対する不安があったわけではなく、「けがをしなければ(投げる)チャンスも来るし、1軍で投げることができる。ずっと1軍で投げたかったから」というのが理由。エースとしてチームを支えるという決意の表れだった。身体のケアは怠らなかったが、171の小さな体を精一杯使って打者に対峙してきた無理がたたったのだろう。
けがをして離脱したくない理由が、もう一つあった。22年2月に発足し23年度からスタートした「一般社団法人 宮城大弥基金」の存在だ。経済的な理由で野球を断念しなければならない沖縄在住の子どもたちに対し、用具や遠征費を支援することを目的に設立。現在、小学4年生から高校生までの男女計11人をサポートしている。
基金を継続するためには、宮城が第一線で活躍し続けることが条件。来年5月に戦列に復帰する予定であるため基金は継続できるが、年俸は減少する見込みで財源は乏しくなってしまう。「しっかりと時間をかけてレベルアップできるように過ごして、(基金の)子どもたちの手助けができたらなと思います。子どもたちには、普通に頑張っているところをみてもらえたらうれしいです。リハビリが順調に進んで新しい姿で戻ってくることを想像しながら頑張りたいですね」。1年間、試合で投げることができない厳しい状況でも、子どもたちを支援し続け、憧れの存在であり続ける。
取材・文=北野正樹
2026年06月07日 06:00
「広島7−4オリックス」(6日、マツダスタジアム)
また打った!!広島の名原典彦外野手(25)が1点差に迫られた直後の八回に試合を決定づける2点適時三塁打を放った。広島が生んだ熱き男は本拠地で初めてお立ち台に立ち、「気合と根性」を何度も絶叫。ニューヒーローの価値ある一打でチームは交流戦の最下位から脱出した。停滞気味だった打線も7点をたたき出し、ここから上昇カーブを描く。
20時間ぶりに名原が三塁ベース上で拳を思い切り振りかざして雄叫びを上げた。止まる気配のない快進撃。自らが信条とする「気合と根性」のフレーズは結果を残すごとに輝きが増している。八回に生まれた価値ある2点適時三塁打。暗雲垂れ込めていた雰囲気を一振りで振り払い、一気にヒーローへと躍り出た。
打った球種は「覚えていない」。集中力は極限まで高まっていた。3点リードから1点差に詰め寄られた直後の八回2死一、二塁。カウント1−1から入山が投じた高めのカットボールを振り抜くと、打球は前進守備を敷いていた中堅手の頭上を越えていった。「よっしゃ、やったー!」。初々しい素直な感情をさらけ出しながら、「気合と根性で必死に打ちました」と爽やかに笑った。
前日の同戦でも七回に同点の適時三塁打を放ち、塁上で感情が爆発。さらに4日・日本ハム戦(マツダ)でも九回に一時同点の適時打をたたき出していた。試合終盤での適時打は3戦連続。勝負強さの秘訣(ひけつ)は「気合と根性です!」。新井監督も「気合と根性。最近では珍しいタイプの選手だと思う。ハングリーさが前面に出る選手なので、ベンチも盛り上がるし、明るくなる」と名原のガッツを認める。
これで1軍デビューから13戦で打率は・305。規定打席には到達していないものの、「気合と根性」だけでは説明がつかないほど、活躍が長期化している。福地打撃コーチは名原には「技術もある」と言い切る。「ミスショットをしていない。甘い球をしっかり良い当たりで前に飛ばしている。そこが彼の成長した部分」と目を細めた。
チームは試合前の時点で交流戦の打率が12球団で唯一の1割台となる・195だったが、この日は9安打7得点。五回にはファビアンが一塁へのヘッドスライディングで内野安打をもぎ取るなど、「気合と根性」を感じさせる執念のプレーは名原以外の選手からも見られた。
広島で初めてお立ち台に上がった後、ベンチ裏で名原は言った。「マツダに応援に来てくれるファンの前で話せて、すごく幸せでしたね。気持ち良かったです」。育成からはい上がってきた地元出身のニュースター。鯉党の心をわしづかみにし、「気合と根性」でチームに新風を吹き込み続ける。
2026年06月07日 06:00
巨人1−1ロッテ(交流戦=6日)――延長十二回で引き分けた。
2026年06月07日 05:01
「ファーム・西地区、阪神3−2オリックス」(6日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
約1カ月ぶりにともしたHランプは再進撃の合図だ。阪神・中川が二回に巡ってきた第1打席で右前打。5月2日のファーム・ヤクルト戦(戸田)以来となる快音を響かせた。
進撃を開始したら止まらない。第2打席は2点を追う四回。1死満塁の絶好機で回ってきた。「何とかランナーをかえそうと思って打った」。振り抜いた打球は三遊間を突破。2者を生還させる同点の一打となった。
復調を予感させる2安打に本人は「特に何もないっす」と平常心を強調したが、「とりあえずホッとしたんじゃないかな」と胸中を思いやったのは、平田2軍監督だ。
試合前の時点でファームでは24打数1安打。暗闇の中に、Hランプという名の希望の光がついに差した。「あとは打球が上がってくれば」と指揮官。次に期待するのは、中川らしい豪快なアーチだ。
ただ、この日の左翼守備では内野への返球を悪送球。攻守にやるべきことはたくさんある。「前を向いて頑張るだけ」と中川。開幕スタメンから始まった高卒5年目、1軍返り咲きに向けて後ろを向いている暇はない。
2026年06月07日 05:01
「阪神1−0楽天」(6日、甲子園球場)
打のヒーローが立石ならば投のヒーローは間違いなくこの男だった。阪神・村上は6回5安打無失点で今季5勝目を挙げた。粘投でチームに勝利をもたらした。
1点リードの六回無死一、二塁。連打でピンチを招き、打席には黒川を迎えた。3球で追い込むと、5球目の直球は外角いっぱいにきれいに決まって見逃し三振。村林はあっさりと遊ゴロ併殺に片付け、任務完了。「粘り切れたので良かった。いずれ点を取ってくれるっていうところで打ってくれた」と仲間を信じて腕を振った。
これでクオリティースタート(QS・6回以上かつ3自責点以下)数はリーグトップの中日・柳と並び、登板11試合で10と抜群の安定感を誇る。「先発としての役割は試合を作ること。そこは果たさなければ。最後まで試合を作って投げきりたい」。エースたるゆえんを示した98球だ。
2026年06月07日 05:01
「阪神1−0楽天」(6日、甲子園球場)
阪神が接戦を制して2連勝として2カードぶりの勝ち越しを決めた。ヤクルトが敗れたため首位に浮上した。0−0の五回に1死三塁からドラフト1位・立石正広内野手が甲子園では初の決勝打となる先制適時打を左前に放った。先発・村上は6回5安打無失点で自身4連勝となる5勝目。また、五回には球審への暴言で森下がプロ入り初の退場処分を受けた。藤川球児監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−村上が5勝目。
「(五回の)二、三塁のピンチで、あそこをしっかり乗り切れると、そしてチームの流れを待つというね。きっちりと耐えたところで1点が入る。勝つ投手というのはそういうところがあるんでしょうね。素晴らしいピッチングでした」
−今週はリリーフ陣が計12イニングで1失点。
「順調かなとは思います」
−以前、森下のメンタル面の揺らぎを話していた。
「ゲームと切り離して話をさせていただけるとすれば、秋季キャンプ、春季キャンプでキチッと鍛錬を積む期間が欲しいというのが、現場としてのお願いかなというのはあります。修練の場所というか、春とか秋の1カ月間をしっかり過ごさなければ1年間、タイガースのような人気球団になるといろんな心の揺れ動きがあります。森下自身がというより、僕たちでもそうなる時が現役の時はあった。こちらがしっかりとバックアップしながら、やっていかなければなと思う次第です」