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  • 「入りからプレーで見せたい」不完全燃焼のカタールW杯を糧に…日本代表の“勝利請負人”久保建英が迎える真価の時
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  • 広島・新井監督 2度の犠打失敗「やるべきことをしっかりやらないと、流れが相手に行ってしまうよね」【一問一答】
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阪神快勝 連敗4でストップ、高橋が無傷8勝目でハーラー単独トップ 初回に佐藤輝の適時二塁打で先制

2026年06月13日 18:26

 「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  阪神が快勝。連敗を4でストップさせた。  打線は初回2死から森下が左翼線への二塁打で出塁すると、続く佐藤輝が中堅フェンス直撃の適時二塁打を放ち先制。四回には大山の犠飛で1点を追加した。  さらに六回には先頭・森下が左中間への二塁打でチャンスメークし、相手ミスにも乗じて2死満塁と好機を拡大。ここで熊谷が三塁線を破る2点適時二塁打を放った。  4−3の九回2死二塁では、高寺が中越え適時三塁打。中野も中前適時打で続きリードを広げた。  先発の高橋は坂本と今季2度目のバッテリーで6回7安打3失点(自責2)。開幕から無傷の8勝目を挙げ、ハーラー単独トップに立った。

  • 野球
  • ドジャース・大谷翔平が3戦連発の14号先頭打者アーチ! 左膝負傷からの復帰戦でいきなり豪快弾 山本由伸に先制点をプレゼント

    2026年06月14日 05:25
     ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間13日、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で14号本塁打を放った。  2試合ぶりの出場となった大谷が初回の第1打席、いきなり先頭打者アーチを描いた。カウント1-0から先発右腕バークの内角高めフォーシームをフルスイングすると、その瞬間に本塁打を確信。打球速度109.6マイル(約176.4キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)の14号ソロで山本由伸に先制点をプレゼントした。  大谷は現地10日のパイレーツ戦に投打二刀流で出場して12号本塁打。翌11日にも13号を放ったが、左膝の炎症により途中交代となった。大事をとって12日のホワイトソックス戦を欠場した中、復帰戦の第1打席で豪快な一発。今季初の3試合連続本塁打をマークした。

  • 阪神・ドラ2谷端 4戦連続安打も笑顔なし「冷静に打てたらもっとヒットにつながる」

    2026年06月14日 05:00
     「ファーム・西地区、ソフトバンク7−2阪神」(13日、タマホームスタジアム筑後)  笑顔なきHランプから上昇気流に乗っていく。阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(日大)は9日のファーム・広島戦から4試合連続安打をマーク。打率は着実に上昇中だが、笑顔を見せず、淡々と課題を口にした。  「欲が出るとがっついてしまう。冷静に打てたらもっとヒットにつながると思います」  六回1死。先発・大関の低めフォークに食らいついた。高いバウンドで上がった打球を横目に快足を飛ばし、遊撃内野安打とした。ただ三回2死一、三塁は3ボールから遊ゴロに倒れた。「(振るのは)狙い球だけと決めて、絞っていきたい」と選球眼を磨いていく。  1軍実績がある大関の投球を目の当たりにし、「低めの精度であったり(コースの)出し入れが丁寧」と感服。それでも八回2死は球がバラつく左腕から四球をもぎ取り、試合の中で成長を見せた。打席での学びを自らの血肉としていく。

  • DeNA 19安打16点大勝 連敗6でストップ 勝又プロ1号「自分もその流れに乗りたいなと思って」

    2026年06月14日 05:00
     「ロッテ6−16DeNA」(13日、ZOZOマリンスタジアム)  梅雨の晴れ間を体現するような猛攻だった。DeNAはチームは19安打を放ち、今季最多タイ16得点で連敗は6でストップ。勝又温史外野手に待望のプロ初本塁打も飛び出し、止めどない打線のつながりに拍車を掛けた。  「チームの打撃がすごく乗っていたので、自分もその流れに乗りたいなと思って、ひと思いに振りました」。6点リードの二回1死一、二塁。左腕・坂本の甘く入った直球を無我夢中で捉えた。打球は大歓声に後押しされ、バックスクリーン右へ着弾。「早くベンチに帰って、みんなと喜びを分かち合いたくて、速く走ってしまいました」と、うれしさのあまり全速力でダイヤモンドを一周した。  投手として入団し、戦力外と育成契約を経て野手転向。再び支配下に復帰した不屈の男だ。8年目の今季は4月に昇格後、1軍に定着。それでも「毎日、根性で一本打っているみたいな感じ」と高校球児さながらの必死な姿勢は変わらない。そんな勝又の記念すべきアーチに、左翼席を真っ青に染めたベイ党たちは惜しみない拍手を送った。  相川監督も、努力家が放った一撃に「個人的にはすごくうれしかった」と目を細めた。14日は交流戦ラスト。9カードぶりの勝ち越しへ、必ず白星で締めくくる。

  • 巨人・佐々木が欠場、病院へ 10日に死球を受けた右脇腹付近に痛み

    2026年06月14日 05:00
     「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)  巨人・佐々木俊輔外野手が右脇腹付近の痛みを訴えて欠場した。

  • 阪神・森下 マルチ3得点「連敗を止められたことが一番」 退場宣告・真鍋審判にペコリあいさつ

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  鋭い一撃が合図だ。いきなりの快音で重苦しい空気を払拭。阪神・森下翔太外野手が連敗ストップを導いた。  「連敗を止められたことが一番だと思うんで、良かったなと思います」  まずは初回2死で迎えた第1打席だ。初球の外角低めスライダーを豪快に空振り。2球目の同じ球は逃さなかった。バットの先ながら、三塁線を破る二塁打をマーク。続く佐藤輝の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。  2−0の六回先頭では、2ボールから甘くなったツーシームを強振し、左中間真っ二つの二塁打。その後、熊谷の適時打で生還した。身長213センチのジェリーに対しても「そこはあんまり気にせず。しっかり自分のスイングすることを意識した結果」と苦にはせず。四回には四球で出塁すると、大山の犠飛で三塁からタッチアップし貴重な追加点をもぎとった。  この一戦では、6日・楽天戦(甲子園)で退場処分を宣告された真鍋審判員が責任審判を務めており、初回の左翼守備に就く際、軽くあいさつを交わす場面もあった。2戦連続マルチ安打に3得点と心を晴らす活躍。背番号1が起点となり、藤川監督が開幕からキーポイントに挙げてきた中軸が効果的に機能した。  ただ、「引き続きやっていかないといけないんで、今日だけじゃなくて。またクリーンアップで点を取れるように」と満足はせず。この白星を、再進撃のきっかけとする。

  • 阪神・佐藤輝V撃!両リーグ最多9度目決勝打 負の流れ断ち切る6戦ぶり打点 連敗を「4」でストップ

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  連敗中の重い空気を鮮やかに吹き飛ばした。阪神は佐藤輝明内野手(27)が初回、左中間へ決勝打となる先制の適時二塁打を放ち、連敗を「4」でストップ。自身6試合ぶりの打点で、決勝打は両リーグで最多となる9度目となった。巨人も勝ったため首位奪取とはならなかったが、頼れる4番が負の連鎖を断ち切る価値ある一勝となった。  重苦しい雰囲気を一振りで消し去った。4連敗中、5試合連続で4得点以下、初回から後輩のけん制死…。負の連鎖が続いてもおかしくない状況で、佐藤輝が好機をものにした。「チャンスだったんで、いい当たりになって良かったです」。決勝の適時二塁打で6試合ぶりの打点。この快音が連勝街道を呼び込む。  初回、先頭の福島が左前打で出塁しながらけん制でアウトになった。左翼席の虎党からは思わずため息が漏れる。まだ阪神に流れは来ないのか。一瞬、そんな空気が漂ったが、2死から森下が二塁打でチャンスメークすると、光が差した。2メートル超えの長身右腕・ジェリーの速球を流し打ち、左中間フェンス直撃の先制適時二塁打。「良かったです」。塁上でポンポンと手をたたき、喜びの感情を表現した。  結局、これが決勝打。両リーグ最多の9度目の決勝打と、やはり勝負強い。6月は今季初の2試合連続無安打もあり、9試合に出場して30打数8安打で打率・267、1本塁打、5打点。“三冠男”にしては少し物足りないように映るが、4試合連続安打に8試合ぶりのマルチ安打と状態を上げてきた。  まだ連続無安打がなかった5月。その秘訣(ひけつ)を明かしていた。「一日、一日、また新しい日でという感じでやってるんで、いいんじゃないですか」。一喜一憂しない。これはキャリアを積むごとに、心がけていたことだった。「悪い時に頑張れるというのが大事」。チームとしても、個人としても今が、今年初の“その時”なのかもしれない。一つの壁を乗り越えようとしている。  気づけば、交流戦はほぼ休みなく戦っている。雨天中止などもあり、甲子園から博多、そして大阪へと移動の繰り返しだった。少なからず疲労も感じているだろう。コンディションの整え方はWBC期間中、大谷から聞いた。「練習をしない日もあると言っていた。練習も大事ですけど、コンディションを整えることも大事」。グラウンド入り後は入念にストレッチをする。日々の積み重ねを結果につなげている。  チームは4連敗で止めた。交流戦の負け越しは決まっているが、セ・リーグは激しい首位争いが繰り広げられている。苦しい期間もベンチの雰囲気は「大丈夫です」と大きな変化はなかった。一度へこんでも、再びはい上がれるのが猛虎の強みだ。パ・リーグとの戦いも残り3戦。全て勝ってリーグ戦再開といきたい。  ◆京セラ150勝 阪神は今季土曜日の試合で10勝1敗1分け、勝率.909と勝ちまくっている。デーゲームでも18勝6敗1分け、勝率.750と好調だ。また準本拠地として使う京セラドーム大阪で、通算150勝となった。

  • 阪神・高橋遥人 無傷8勝セ単独トップ 6回3失点も「走者を背負うとカウント不利になる」と反省

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  試合後の阪神・高橋遥人投手は「力不足」、「しっかりしたい」と繰り返した。6回3失点の降板は心から喜べぬ1勝。それでも8勝目でリーグ単独トップに立ち、チームの連敗を止めるのは今季4度目だ。10年の能見以来、球団16年ぶりの開幕8連勝だ。  悔いを残したのは4点リードで迎えた六回のマウンドだった。先頭の中川から山中、西川の3連打で1点を失った。1死後、宗に右前適時打を浴びるなど、突如崩れて1点差まで詰め寄られた。前回5日の楽天戦でも七回に4連打で失点。5月22日の巨人戦でも同回に3連打で3点を失った。  「走者が出て劣勢になった時に、覆せる実力がないからああなるんだなと。力と力の勝負になった時にまだまだというか、圧倒はできない。それどころか圧倒されている」。開幕から4完封などフル回転してきた左腕。蓄積疲労も隠せないが「走者を背負うとカウント不利になる。それも自分に自信がないから」と反省ばかりが口を突いた。  初回には山中の打球を右手首付近に受けた。試合後には患部をテーピングで固定しながら「大丈夫、全然」と軽症を強調。開幕から無傷の8勝にも「成績で言ったらそうですけど、今日は無傷ではなかった。傷ついた。皮膚を強くするみたいに、もっと強くしたい」と独特の表現で成長を誓った。チームを支える連敗ストッパー。悔しさを糧にさらなる高みに向かう。

  • 阪神・熊谷 初球撃ち千金2点打 好守も健在「守りからいいリズムを作れた」

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  大きな2点をたたき出した。

  • 阪神・木下 畠緊急降板救った 七回2死一、二塁で4番太田K斬り 藤川監督「チャンス生かした」 

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  投球数は3。その間、わずか1分20秒。ただ、その3球がどれだけ大きかったことか。緊急登板の阪神・木下里都投手が魅せたスーパーリリーフ。157キロの剛速球と雄たけびが、虎にまとわりつく“連敗の空気感”を振り払った。  「緊張したんですけど、難しいことは考えずに、ただただ自分が本当に自信のある球を投げてっていう感じですね」  ヒーローの出番は不測の事態でやってきた。六回に1点差に迫られていた中で迎えた七回だ。この回から登板した畠が右手中指の違和感を訴えて緊急降板。木下が急きょマウンドに上がった。  託された状況は2死一、二塁、打者は4番・太田、カウント2−1。同点、さらには逆転と勢いづく敵地が、場面をさらに難しくさせる。初球が外れて、カウント3−1になり、さらに敵陣が沸き立つ。2球目、フォークをきっちり落としきって空振り。これでフルカウント。ここで木下の頭にあったのは、肩を作っていたブルペンで指揮官にかけられた言葉だ。  「藤川監督も『自信のある球を投げてこい』とわざわざ言いに来てくださった」。選んだのは157キロの直球。自信を持ってゾーンにぶち込んだ。太田のバットが空を切るやいなや、虎党の大歓声を背に木下はほえた。「ほえました(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりに振り返ったが、魂の叫びが成し遂げた仕事の大きさを物語った。  送り出した藤川監督は「(緊急登板は)選手にとってはチャンス」と表現し、「監督の立場としては、彼はチャンスを生かしたと思います」と評価。「ピンチはチャンス」をつかみ、連敗を4で止める勝利に貢献した右腕をねぎらった。  試合後は初ヒーローインタビューも経験。「一番緊張した」と笑う表情には、達成感に満ちた汗が光る。先発・中継ぎの両方をこなす今季だが「しっかり切り替えている。難しさはあまりない」と頼もしい。湯浅、門別、そして畠も抹消の見込みと痛い離脱が続くブルペン陣に、火の出るような剛速球が光をともした。

  • 巨人・ウィットリー お気に入り球場「ジャングル」で獅子狩り 6回1失点、今季2勝目

    2026年06月14日 05:00
     「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)  巨人のフォレスト・ウィットリー投手が「ジャングルの中にある球場」と表現した敵地で、獅子狩りに成功した。初めて見た緑の多い球場に登板前からワクワクが止まらない。  この日は初回にすぐさま同点とされるも、二回以降は力投を見せて6回3安打1失点で2勝目。「選手にすごくいいエネルギーを与えてくれるような球場だった。楽しかったから明日の朝、また来るのが楽しみだ」と笑顔で帰路に就いた。

  • 日本ハム・水野 3号サヨナラ弾「(頭が)真っ白に」新庄監督も「アンビリーバボー」 チーム10年ぶり9連勝で3位浮上

    2026年06月14日 05:00
     「日本ハム4−3中日」(13日、エスコンフィールド)  日本ハム・新庄剛志監督の第一声が全てを物語った。「アンビリーバボー(信じられない)」。思わず笑ってしまう勝負強さ。今季2度目のサヨナラ勝ちで10年ぶりの9連勝だ。「なんすか、この勝ち方は。連勝してる時って、こういう勝ち方をするんですね」と、感心したように言葉を続けた。  九回に守護神・柳川が2点リードを追い付かれる展開。それも、劇的結末の伏線に過ぎなかった。その裏1死から、水野達稀内野手が右中間への3号サヨナラ弾。本拠地が熱狂に包まれる中で「試合で初めて興奮で(頭が)真っ白になりました」と、バンザイしながらホームインした。  連勝中はこの日の3失点が最多で、他は全て2失点以下。投手陣に応えるように、打線もしぶとく点を取ってきた。九回の打席に入る前、野村に「決めてくるわ」と言った水野は「大晟(柳川)が苦しいマウンドだったんで、勝ってちょっとでもあいつのダメージを減らしてやりたかった」と、仲間をカバーできたことを喜んだ。  オリックスをかわし、5月22日以来の3位浮上。交流戦優勝にも望みをつないだ。指揮官は「同点になっても、やたら落ち着いてる自分がいるんですよね。やってくれるだろうって」と選手への信頼を口にすると「18連勝ですよね、記録は。南海ホークス、野村克也さんの時代」とニヤリ。球団記録の15連勝を超え、恩師が関わったプロ野球記録に照準を向けるほどの強さが、今のチームにはみなぎっている。

  • 巨人・リチャード 今季初打席弾 3月死球で骨折、肉離れで再離脱「落ち込むよりも自分と向き合う」阿部前監督、トレーナーに感謝

    2026年06月14日 05:00
     「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)  仲間とのハイタッチが自然と力強くなる。

  • 関大 54年ぶりVへ王手 4番・山本「人生初」サヨナラ打 米沢体調不良も5回1失点奮闘 14日、慶大と決勝

    2026年06月14日 05:00
     「全日本大学野球選手権・準決勝、関大4−3国学院大」(13日、神宮球場)  準決勝が行われ、1972年以来54年ぶり3度目の優勝を狙う関大が国学院大にサヨナラ勝ちし、91年大会以来35年ぶりの決勝進出を決めた。3−3の九回に4番・山本峻輔外野手(3年・延岡学園)が「人生初」のサヨナラ打。先発の今秋ドラフト候補・米沢友翔投手(4年・金沢)は発熱で体調が優れない中、5回1失点と奮闘した。14日の決勝の相手は、くしくも前回優勝時と同じ慶大となった。慶大は5年ぶり5度目の頂点を目指す。  白球が左前に落ちると、関大ナインは一斉にベンチから飛び出した。崩れ落ちる投手の横で歓喜の輪ができる。劇的な幕切れで王手をかけた。  試合を決めたのは4番のバットだった。同点の九回、前の打者は敬遠で2死一、三塁に。打席を迎えた山本はここまで3三振1四球と快音はなかった。「何もなかったことにして、ここで返せば」。追い込まれてからの3球目、国学院大のエース・藤本士生投手(3年・土浦日大)の浮いたスライダーに狙いを定め、うまく合わせた。  打球の行方を目で追いながら、右手を突き上げ走り出す。人生初のサヨナラ打。仲間にもみくちゃにされ「今までの野球人生で一番気持ち良かった」と最高の笑顔を見せた。  エース・米沢は発熱の影響もあったが、「大丈夫」と登板を志願。5回4安打1失点、77球を懸命に投げ抜き、百合沢、中原につないだ。チーム一丸でつかみ取った白星。山口高志をエースに擁した1972年以来、54年ぶりの大学日本一にあと1勝とした。  決勝の相手は当時と同じ慶大。小田洋一監督(60)は「慶応さんと決勝戦を神宮球場でできるのは夢のようなこと。選手、スタンド一体となって全力で戦うだけ」と闘志を燃やした。全国大会の決勝は初めてだという宮本青空内野手(3年・報徳学園)は「特別感を持ちながらも平常心を忘れず頑張りたい」。チーム一丸で、新たな歴史の一ページを刻む。

  • オリックス4位転落 連勝4でストップ 阪神・高橋に攻めきれず岸田監督「惜しかった」

    2026年06月14日 05:00
     「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)  オリックスは阪神・高橋から3得点と反撃こそ見せたが、連勝は4でストップ。4月6日以来の4位に後退した。「(高橋は)防御率0点台でなかなか打てないと思っていたけど…皆が攻めてくれた。惜しかった」と岸田護監督。  14日は交流戦勝ち越しが懸かる最終戦で、九里が移籍2年目で初の中4日で先発する。「全然問題はない」と話す右腕に、指揮官は「男気を出してくれている。勝って終わりたい」と期待した。

  • 今秋ドラフト候補の慶大・渡辺和 大会タイ記録8者連続三振含む15K 14日決勝で連投「もちろんいくつもり」

    2026年06月14日 05:00
     「全日本大学野球選手権・準決勝、慶大5−2東北福祉大」(13日、神宮球場)  今秋ドラフト候補の慶大・渡辺和大投手(4年・高松商)が快挙を成し遂げた。二回から四回2死にかけて圧巻の8者連続三振を奪い、2001年の第50回大会で愛知学院大・筒井和也(現阪神スカウト)がマークした大会記録に並んだ。ただ、試合後は「8者連続とは気付いていなかった」とひょうひょうと振り返った。  六回1死まで一人の走者も許さず、七回までは無安打と前回覇者の東北福祉大を圧倒した。八回に初安打を許したところからピンチを背負い降板となったが、7回1/3を1安打1失点15奪三振。大会記録の1試合19奪三振まであと4だったが「そこは別に。僕があのままいってたら負けていた」と謙虚に話した。  この日は107球を投じた。それでも、決勝に向けては「もちろん(マウンドに)いくつもりで、全身全霊で頑張りたい」と気合を込めた。