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2026年06月13日 21:08
「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム) 巨人が投手戦を制して連敗は「2」でストップ。首位を守った。 1−1の二回、今季初出場のリチャードが今季初打席で左越えに決勝ソロを放った。試合後のヒーローインタビューでは打った瞬間の感触を「行ってくれと思いながら走ってたんですけど。うれしかったです」と話した。 リチャードは3月のオープン戦で死球を受けて左第五中手骨骨折の診断を受けて離脱。地道なリハビリを続け、12日に1軍に初合流したばかりだった。 負傷からの期間を「すごい長いなと思いながら。でも、トレーナーだったり、時折ファンの方にも声をかけてもらったり、自分の体を見直せたり。すごく周りが見える期間にもなって、いい期間を過ごせました」と振り返り「ホームランを打てたのも、リハビリを手伝ってくれたトレーナーさんとか、まわりの人に感謝したいと思います」と周囲の支えに感謝した。 その後の取材では負傷中の思いについて「自分はあまり怪我をしてこなかったので。痛いところは多かったが休むほどの怪我でなく済んでいたことが多かったので、あまり気にしてなかったが。ケアというか、そういうことも大事にしないとなと。落ち込むというよりは、すごく自分と向き合うというか」とあらためて振り返った。 「(辞任した)阿部さんからも『それも含めてプロ野球選手だ』というのは、ずっと監督が言ってたんで。だから、なるべく自分の体と向き合いながら、ちゃんとプロとして意識しないといけないなというのはずっとリハビリの時から思ってました」と続け、自身が1軍不在中に辞任した阿部前監督からの言葉を支えに故障を乗り越えたと明かした。
2026年06月14日 05:25
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間13日、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で14号本塁打を放った。
2試合ぶりの出場となった大谷が初回の第1打席、いきなり先頭打者アーチを描いた。カウント1-0から先発右腕バークの内角高めフォーシームをフルスイングすると、その瞬間に本塁打を確信。打球速度109.6マイル(約176.4キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)の14号ソロで山本由伸に先制点をプレゼントした。
大谷は現地10日のパイレーツ戦に投打二刀流で出場して12号本塁打。翌11日にも13号を放ったが、左膝の炎症により途中交代となった。大事をとって12日のホワイトソックス戦を欠場した中、復帰戦の第1打席で豪快な一発。今季初の3試合連続本塁打をマークした。
2026年06月14日 05:00
「ファーム・西地区、ソフトバンク7−2阪神」(13日、タマホームスタジアム筑後)
笑顔なきHランプから上昇気流に乗っていく。阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(日大)は9日のファーム・広島戦から4試合連続安打をマーク。打率は着実に上昇中だが、笑顔を見せず、淡々と課題を口にした。
「欲が出るとがっついてしまう。冷静に打てたらもっとヒットにつながると思います」
六回1死。先発・大関の低めフォークに食らいついた。高いバウンドで上がった打球を横目に快足を飛ばし、遊撃内野安打とした。ただ三回2死一、三塁は3ボールから遊ゴロに倒れた。「(振るのは)狙い球だけと決めて、絞っていきたい」と選球眼を磨いていく。
1軍実績がある大関の投球を目の当たりにし、「低めの精度であったり(コースの)出し入れが丁寧」と感服。それでも八回2死は球がバラつく左腕から四球をもぎ取り、試合の中で成長を見せた。打席での学びを自らの血肉としていく。
2026年06月14日 05:00
「ロッテ6−16DeNA」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
梅雨の晴れ間を体現するような猛攻だった。DeNAはチームは19安打を放ち、今季最多タイ16得点で連敗は6でストップ。勝又温史外野手に待望のプロ初本塁打も飛び出し、止めどない打線のつながりに拍車を掛けた。
「チームの打撃がすごく乗っていたので、自分もその流れに乗りたいなと思って、ひと思いに振りました」。6点リードの二回1死一、二塁。左腕・坂本の甘く入った直球を無我夢中で捉えた。打球は大歓声に後押しされ、バックスクリーン右へ着弾。「早くベンチに帰って、みんなと喜びを分かち合いたくて、速く走ってしまいました」と、うれしさのあまり全速力でダイヤモンドを一周した。
投手として入団し、戦力外と育成契約を経て野手転向。再び支配下に復帰した不屈の男だ。8年目の今季は4月に昇格後、1軍に定着。それでも「毎日、根性で一本打っているみたいな感じ」と高校球児さながらの必死な姿勢は変わらない。そんな勝又の記念すべきアーチに、左翼席を真っ青に染めたベイ党たちは惜しみない拍手を送った。
相川監督も、努力家が放った一撃に「個人的にはすごくうれしかった」と目を細めた。14日は交流戦ラスト。9カードぶりの勝ち越しへ、必ず白星で締めくくる。
2026年06月14日 05:00
「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)
巨人・佐々木俊輔外野手が右脇腹付近の痛みを訴えて欠場した。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
鋭い一撃が合図だ。いきなりの快音で重苦しい空気を払拭。阪神・森下翔太外野手が連敗ストップを導いた。
「連敗を止められたことが一番だと思うんで、良かったなと思います」
まずは初回2死で迎えた第1打席だ。初球の外角低めスライダーを豪快に空振り。2球目の同じ球は逃さなかった。バットの先ながら、三塁線を破る二塁打をマーク。続く佐藤輝の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。
2−0の六回先頭では、2ボールから甘くなったツーシームを強振し、左中間真っ二つの二塁打。その後、熊谷の適時打で生還した。身長213センチのジェリーに対しても「そこはあんまり気にせず。しっかり自分のスイングすることを意識した結果」と苦にはせず。四回には四球で出塁すると、大山の犠飛で三塁からタッチアップし貴重な追加点をもぎとった。
この一戦では、6日・楽天戦(甲子園)で退場処分を宣告された真鍋審判員が責任審判を務めており、初回の左翼守備に就く際、軽くあいさつを交わす場面もあった。2戦連続マルチ安打に3得点と心を晴らす活躍。背番号1が起点となり、藤川監督が開幕からキーポイントに挙げてきた中軸が効果的に機能した。
ただ、「引き続きやっていかないといけないんで、今日だけじゃなくて。またクリーンアップで点を取れるように」と満足はせず。この白星を、再進撃のきっかけとする。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
連敗中の重い空気を鮮やかに吹き飛ばした。阪神は佐藤輝明内野手(27)が初回、左中間へ決勝打となる先制の適時二塁打を放ち、連敗を「4」でストップ。自身6試合ぶりの打点で、決勝打は両リーグで最多となる9度目となった。巨人も勝ったため首位奪取とはならなかったが、頼れる4番が負の連鎖を断ち切る価値ある一勝となった。
重苦しい雰囲気を一振りで消し去った。4連敗中、5試合連続で4得点以下、初回から後輩のけん制死…。負の連鎖が続いてもおかしくない状況で、佐藤輝が好機をものにした。「チャンスだったんで、いい当たりになって良かったです」。決勝の適時二塁打で6試合ぶりの打点。この快音が連勝街道を呼び込む。
初回、先頭の福島が左前打で出塁しながらけん制でアウトになった。左翼席の虎党からは思わずため息が漏れる。まだ阪神に流れは来ないのか。一瞬、そんな空気が漂ったが、2死から森下が二塁打でチャンスメークすると、光が差した。2メートル超えの長身右腕・ジェリーの速球を流し打ち、左中間フェンス直撃の先制適時二塁打。「良かったです」。塁上でポンポンと手をたたき、喜びの感情を表現した。
結局、これが決勝打。両リーグ最多の9度目の決勝打と、やはり勝負強い。6月は今季初の2試合連続無安打もあり、9試合に出場して30打数8安打で打率・267、1本塁打、5打点。“三冠男”にしては少し物足りないように映るが、4試合連続安打に8試合ぶりのマルチ安打と状態を上げてきた。
まだ連続無安打がなかった5月。その秘訣(ひけつ)を明かしていた。「一日、一日、また新しい日でという感じでやってるんで、いいんじゃないですか」。一喜一憂しない。これはキャリアを積むごとに、心がけていたことだった。「悪い時に頑張れるというのが大事」。チームとしても、個人としても今が、今年初の“その時”なのかもしれない。一つの壁を乗り越えようとしている。
気づけば、交流戦はほぼ休みなく戦っている。雨天中止などもあり、甲子園から博多、そして大阪へと移動の繰り返しだった。少なからず疲労も感じているだろう。コンディションの整え方はWBC期間中、大谷から聞いた。「練習をしない日もあると言っていた。練習も大事ですけど、コンディションを整えることも大事」。グラウンド入り後は入念にストレッチをする。日々の積み重ねを結果につなげている。
チームは4連敗で止めた。交流戦の負け越しは決まっているが、セ・リーグは激しい首位争いが繰り広げられている。苦しい期間もベンチの雰囲気は「大丈夫です」と大きな変化はなかった。一度へこんでも、再びはい上がれるのが猛虎の強みだ。パ・リーグとの戦いも残り3戦。全て勝ってリーグ戦再開といきたい。
◆京セラ150勝 阪神は今季土曜日の試合で10勝1敗1分け、勝率.909と勝ちまくっている。デーゲームでも18勝6敗1分け、勝率.750と好調だ。また準本拠地として使う京セラドーム大阪で、通算150勝となった。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
試合後の阪神・高橋遥人投手は「力不足」、「しっかりしたい」と繰り返した。6回3失点の降板は心から喜べぬ1勝。それでも8勝目でリーグ単独トップに立ち、チームの連敗を止めるのは今季4度目だ。10年の能見以来、球団16年ぶりの開幕8連勝だ。
悔いを残したのは4点リードで迎えた六回のマウンドだった。先頭の中川から山中、西川の3連打で1点を失った。1死後、宗に右前適時打を浴びるなど、突如崩れて1点差まで詰め寄られた。前回5日の楽天戦でも七回に4連打で失点。5月22日の巨人戦でも同回に3連打で3点を失った。
「走者が出て劣勢になった時に、覆せる実力がないからああなるんだなと。力と力の勝負になった時にまだまだというか、圧倒はできない。それどころか圧倒されている」。開幕から4完封などフル回転してきた左腕。蓄積疲労も隠せないが「走者を背負うとカウント不利になる。それも自分に自信がないから」と反省ばかりが口を突いた。
初回には山中の打球を右手首付近に受けた。試合後には患部をテーピングで固定しながら「大丈夫、全然」と軽症を強調。開幕から無傷の8勝にも「成績で言ったらそうですけど、今日は無傷ではなかった。傷ついた。皮膚を強くするみたいに、もっと強くしたい」と独特の表現で成長を誓った。チームを支える連敗ストッパー。悔しさを糧にさらなる高みに向かう。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
大きな2点をたたき出した。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
投球数は3。その間、わずか1分20秒。ただ、その3球がどれだけ大きかったことか。緊急登板の阪神・木下里都投手が魅せたスーパーリリーフ。157キロの剛速球と雄たけびが、虎にまとわりつく“連敗の空気感”を振り払った。
「緊張したんですけど、難しいことは考えずに、ただただ自分が本当に自信のある球を投げてっていう感じですね」
ヒーローの出番は不測の事態でやってきた。六回に1点差に迫られていた中で迎えた七回だ。この回から登板した畠が右手中指の違和感を訴えて緊急降板。木下が急きょマウンドに上がった。
託された状況は2死一、二塁、打者は4番・太田、カウント2−1。同点、さらには逆転と勢いづく敵地が、場面をさらに難しくさせる。初球が外れて、カウント3−1になり、さらに敵陣が沸き立つ。2球目、フォークをきっちり落としきって空振り。これでフルカウント。ここで木下の頭にあったのは、肩を作っていたブルペンで指揮官にかけられた言葉だ。
「藤川監督も『自信のある球を投げてこい』とわざわざ言いに来てくださった」。選んだのは157キロの直球。自信を持ってゾーンにぶち込んだ。太田のバットが空を切るやいなや、虎党の大歓声を背に木下はほえた。「ほえました(笑)」と、ちゃめっ気たっぷりに振り返ったが、魂の叫びが成し遂げた仕事の大きさを物語った。
送り出した藤川監督は「(緊急登板は)選手にとってはチャンス」と表現し、「監督の立場としては、彼はチャンスを生かしたと思います」と評価。「ピンチはチャンス」をつかみ、連敗を4で止める勝利に貢献した右腕をねぎらった。
試合後は初ヒーローインタビューも経験。「一番緊張した」と笑う表情には、達成感に満ちた汗が光る。先発・中継ぎの両方をこなす今季だが「しっかり切り替えている。難しさはあまりない」と頼もしい。湯浅、門別、そして畠も抹消の見込みと痛い離脱が続くブルペン陣に、火の出るような剛速球が光をともした。
2026年06月14日 05:00
「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)
巨人のフォレスト・ウィットリー投手が「ジャングルの中にある球場」と表現した敵地で、獅子狩りに成功した。初めて見た緑の多い球場に登板前からワクワクが止まらない。
この日は初回にすぐさま同点とされるも、二回以降は力投を見せて6回3安打1失点で2勝目。「選手にすごくいいエネルギーを与えてくれるような球場だった。楽しかったから明日の朝、また来るのが楽しみだ」と笑顔で帰路に就いた。
2026年06月14日 05:00
「日本ハム4−3中日」(13日、エスコンフィールド)
日本ハム・新庄剛志監督の第一声が全てを物語った。「アンビリーバボー(信じられない)」。思わず笑ってしまう勝負強さ。今季2度目のサヨナラ勝ちで10年ぶりの9連勝だ。「なんすか、この勝ち方は。連勝してる時って、こういう勝ち方をするんですね」と、感心したように言葉を続けた。
九回に守護神・柳川が2点リードを追い付かれる展開。それも、劇的結末の伏線に過ぎなかった。その裏1死から、水野達稀内野手が右中間への3号サヨナラ弾。本拠地が熱狂に包まれる中で「試合で初めて興奮で(頭が)真っ白になりました」と、バンザイしながらホームインした。
連勝中はこの日の3失点が最多で、他は全て2失点以下。投手陣に応えるように、打線もしぶとく点を取ってきた。九回の打席に入る前、野村に「決めてくるわ」と言った水野は「大晟(柳川)が苦しいマウンドだったんで、勝ってちょっとでもあいつのダメージを減らしてやりたかった」と、仲間をカバーできたことを喜んだ。
オリックスをかわし、5月22日以来の3位浮上。交流戦優勝にも望みをつないだ。指揮官は「同点になっても、やたら落ち着いてる自分がいるんですよね。やってくれるだろうって」と選手への信頼を口にすると「18連勝ですよね、記録は。南海ホークス、野村克也さんの時代」とニヤリ。球団記録の15連勝を超え、恩師が関わったプロ野球記録に照準を向けるほどの強さが、今のチームにはみなぎっている。
2026年06月14日 05:00
「西武1−2巨人」(13日、ベルーナドーム)
仲間とのハイタッチが自然と力強くなる。
2026年06月14日 05:00
「全日本大学野球選手権・準決勝、関大4−3国学院大」(13日、神宮球場)
準決勝が行われ、1972年以来54年ぶり3度目の優勝を狙う関大が国学院大にサヨナラ勝ちし、91年大会以来35年ぶりの決勝進出を決めた。3−3の九回に4番・山本峻輔外野手(3年・延岡学園)が「人生初」のサヨナラ打。先発の今秋ドラフト候補・米沢友翔投手(4年・金沢)は発熱で体調が優れない中、5回1失点と奮闘した。14日の決勝の相手は、くしくも前回優勝時と同じ慶大となった。慶大は5年ぶり5度目の頂点を目指す。
白球が左前に落ちると、関大ナインは一斉にベンチから飛び出した。崩れ落ちる投手の横で歓喜の輪ができる。劇的な幕切れで王手をかけた。
試合を決めたのは4番のバットだった。同点の九回、前の打者は敬遠で2死一、三塁に。打席を迎えた山本はここまで3三振1四球と快音はなかった。「何もなかったことにして、ここで返せば」。追い込まれてからの3球目、国学院大のエース・藤本士生投手(3年・土浦日大)の浮いたスライダーに狙いを定め、うまく合わせた。
打球の行方を目で追いながら、右手を突き上げ走り出す。人生初のサヨナラ打。仲間にもみくちゃにされ「今までの野球人生で一番気持ち良かった」と最高の笑顔を見せた。
エース・米沢は発熱の影響もあったが、「大丈夫」と登板を志願。5回4安打1失点、77球を懸命に投げ抜き、百合沢、中原につないだ。チーム一丸でつかみ取った白星。山口高志をエースに擁した1972年以来、54年ぶりの大学日本一にあと1勝とした。
決勝の相手は当時と同じ慶大。小田洋一監督(60)は「慶応さんと決勝戦を神宮球場でできるのは夢のようなこと。選手、スタンド一体となって全力で戦うだけ」と闘志を燃やした。全国大会の決勝は初めてだという宮本青空内野手(3年・報徳学園)は「特別感を持ちながらも平常心を忘れず頑張りたい」。チーム一丸で、新たな歴史の一ページを刻む。
2026年06月14日 05:00
「オリックス3−6阪神」(13日、京セラドーム大阪)
オリックスは阪神・高橋から3得点と反撃こそ見せたが、連勝は4でストップ。4月6日以来の4位に後退した。「(高橋は)防御率0点台でなかなか打てないと思っていたけど…皆が攻めてくれた。惜しかった」と岸田護監督。
14日は交流戦勝ち越しが懸かる最終戦で、九里が移籍2年目で初の中4日で先発する。「全然問題はない」と話す右腕に、指揮官は「男気を出してくれている。勝って終わりたい」と期待した。
2026年06月14日 05:00
「全日本大学野球選手権・準決勝、慶大5−2東北福祉大」(13日、神宮球場)
今秋ドラフト候補の慶大・渡辺和大投手(4年・高松商)が快挙を成し遂げた。二回から四回2死にかけて圧巻の8者連続三振を奪い、2001年の第50回大会で愛知学院大・筒井和也(現阪神スカウト)がマークした大会記録に並んだ。ただ、試合後は「8者連続とは気付いていなかった」とひょうひょうと振り返った。
六回1死まで一人の走者も許さず、七回までは無安打と前回覇者の東北福祉大を圧倒した。八回に初安打を許したところからピンチを背負い降板となったが、7回1/3を1安打1失点15奪三振。大会記録の1試合19奪三振まであと4だったが「そこは別に。僕があのままいってたら負けていた」と謙虚に話した。
この日は107球を投じた。それでも、決勝に向けては「もちろん(マウンドに)いくつもりで、全身全霊で頑張りたい」と気合を込めた。