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阪神・ドラ1立石 再出発へ「反省する部分がいっぱい」2軍戦出番なしも「どう立っていくべきかを想定」

2026年06月18日 05:01

 「ファーム・練習試合、阪神7−6独立リーグ連合チーム」(17日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)  悔し涙から一夜…虎の黄金ルーキーは再び歩み始めた。17日に出場選手登録を抹消され、2軍再調整となったドラフト1位・立石(創価大)は出場機会こそなかったが、「自分がどう(打席に)立っていくべきかを想定して」とベンチから戦況を見つめた。  16日の1軍・西武戦(甲子園)で4打席連続三振を喫し、悔しさで目を真っ赤にした。翌日、立石は切り替えた表情でSGLに現れた。「再現性を上げていくことが大事。試合で自分のスイングを再現できるように」。直面する課題に向き合う。やるべきことはそれだけだ。  試合前練習では三塁でのノックやフリー打撃で汗を流した。「反省する部分がいっぱい。どう改善できるかを考えながらやっていきます」。もっと強くなるために“再出発”を誓った。

  • 野球
  • ドジャース、接戦競り勝ち本拠地3連戦をスイープ 大谷翔平が6回4失点で今季7勝目 フリーマンが決勝2ラン

    2026年06月18日 07:03
    ○ ドジャース 5−4 レイズ ● <現地時間6月17日 ドジャー・スタジアム>  ロサンゼルス・ドジャースが逆転勝利を収め、本拠地3連戦をスイープ。先発登板した大谷翔平投手(31)は6回4失点という投球で今季7勝目を挙げた。  左膝炎症による欠場もありながら、予定通り中6日で迎えたマウンド。大谷は初回、先頭打者ディアスを空振り三振に仕留め、三者凡退の好スタートを切った。3回表は二死一、二塁とこの試合最初のピンチを背負ったものの、3番ムリンズを遊ゴロに打ち取って無失点。4回表を再び三者凡退に封じると、その裏に打線が7番アレックス・コールの先制適時打など2点を援護した。  しかし直後の5回表、先頭打者を四球で歩かせると、8番フェドゥシアには左中間フェンス直撃の二塁打。無死二、三塁から9番ウォールズの右犠飛、1番ディアスの中前適時打で同点に追い付かれた。  さらに2番アランダにも連打を許した後、3番ムリンズは一塁へのゴロに打ち取るも、大谷の一塁ベースカバーが遅れて内野安打に。4番カミネロの痛烈なゴロは三塁手トミー・エドマンが好捕したが、二塁封殺の間に三塁走者が生還して3点目。続く5番パラシオスにも右前適時打を浴び、この回一挙4点を失った。  それでも直後の5回裏にドジャース打線が1点を返すと、大谷は6回表を三者凡退に抑えて降板。6回裏にはフレディ・フリーマンの12号逆転2ランが飛び出し、大谷に勝利投手の権利が発生した。6回91球を投げて7被安打、2四死球、5奪三振、4失点という内容。今季成績は7勝2敗、防御率1.47となった。  フリーマンの一発で逆転した6回裏、「5番・指名打者」のロハスが打順を迎えるタイミングでDHが解除され、大谷が4年ぶりに代打出場した。4番手右腕ケリーの初球シンカーで遊ゴロに倒れ、7回表からは2番手右腕エドガルド・エンリケスに交代。打者としては1打数無安打で今季打率.296、OPS.963に低下した。  1点リードで9回表に入ったドジャースは4番手左腕アレックス・ベシアが二死満塁とピンチを招くも、最後は3番ムリンズを空振り三振に斬って逃げ切り。貯金を今季最多の「21」に更新した。

  • 苦境の阪神ブルペンを救えるか 3者三振→2者三振の若手剛腕リリーバーに解説陣の期待高まる

    2026年06月18日 06:50
    ◆ 工藤泰成が2戦連続ピシャリ  阪神の工藤泰成がリリーフとして大きな存在感を示している。17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、連日の好投を続ける2年目右腕にスポットが当てられた。  工藤は16日の西武戦で三者連続三振を奪う圧巻の投球を披露。そして連投となった17日も勢いは衰えなかった。先頭の佐藤直樹を中飛に打ち取ると、続く辰己涼介を157キロの直球で空振り三振。さらにマッカスカーをフォークで仕留め、2者連続三振を奪うなど、力強い投球で1イニングを無失点に抑えた。  この投球について、解説の野村弘樹氏は「連投になっても球威が落ちない。すごいストレートを投げていますし、ど真ん中でも空振りが取れている」と高く評価。「石井が戻ってこない中で、及川も本来の状態まで上がり切っていない。頼れる投手がなかなか出てこない状況で、工藤が一枚加わることはタイガースにとって大きい」とし、「この2日間の投球は本人にとっても自信になったはず。レギュラーシーズンに入ってどこまでやれるのか楽しみですね」と期待を寄せた。  また、辻発彦氏も「堂々と投げている。投げっぷりが素晴らしい」と称賛し、「これが自信になってくれば後半戦で大きな戦力になってくれると思う」と、ブルペンを支える存在への成長に期待を膨らませた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 【DeNA・From YOKOSUKA-Story】「長打を打たないと一軍へ行けない」。出遅れを乗り越えた井上絢登が描く“逆襲のシナリオ”

    2026年06月18日 06:40
    ◆ 狂ってしまった歯車と、焦燥の2カ月半  「今年はすごく楽しみなんです」。勝負の年と位置づけた3年目のシーズン。オフシーズンに課題をクリアしてきた分だけ、井上絢登は歯がゆい時間を過ごしてきた。筋量を増やしつつ身体は絞る。キレを出すための肉体改造も完了させた。 周囲の期待も、本人の並々ならぬ決意も、その瞬間に一度ストップせざるを得なかった。  それはキャンプ前半に見舞われた、右脇腹の肉離れ 。完治まで「2カ月半くらいかかっちゃいました」という大怪我は 、一軍定着を狙う若武者にとって手痛すぎる出遅れとなった 。  鈴木尚典二軍打撃コーチも、井上の心中を察していた。  「いきなりキャンプの最初に、右脇腹の肉離れっていうのはね…。ほんとにスタートとしてすぐにつまずいちゃってね」  コーチも残念がる不測の事態。実戦に復帰したのはファームが開幕して半月ほど経過した3月28日。長いリハビリ期間中、井上は焦る気持ちを抑えながら、己の肉体と、そして今季のバッティングの方向性とじっくりと向き合い続けていた。◆ 守備の負担軽減がもたらした、スイングの進化  戦線復帰後、イースタン・リーグの打席に立つ井上からは、代名詞であるフルスイングが戻っている。村田修一・二軍監督は「守備の負担軽減」も、井上の打撃向上の一つの要因との見立てを示している。プロ入りして2年間、チームの事情もあり内野と外野の両方で起用されてきた。しかし今年は外野に専念の意向となったことで「外野に集中することによって守備への負担がやっぱりなくなっているのでね。外野も内野もやることって、多分きつかったと思いますよね」と指揮官はその効果を説く。  「いいスイングしてますし、得点圏でもしっかり内容を残してくれるんで。だいぶ良くなってきてると思います」  本人は「この間は秋田でファーストやった時、3安打打てましたし。どこでも言われたら守る準備はやっています。そこは継続して頑張りたいなと思います」と 、マルチに守れる姿勢を頼もしくアピールするが、外野に軸足を置くことで打撃に割けることは紛れもない事実だろう。  「打撃なら上で全然通用すると思いますよ」。スラッガーで鳴らした男・村田の目にも、井上の打球の力強さは、一軍レベルと映っている。◆ 引き出しから長打へ  現在、一軍は長打力不足という明確な泣き所を抱えている。得点力不足を解消するためのピースとして、井上にかかる期待は大きい。  本人もチーム事情と自身のストロングポイントを加味し、アプローチの変化に着手している。  今シーズンは確実性を求め、打撃の引き出しをオフから増やしてきた。しかしファームの戦いの中で、自分の生きる道、そして一軍に求められている役割を再認識。  確実性を上げるためのスイングやタイミング。「それは引き出しには入っています。でも今はやっぱり長打を打てるように最近はやっています。もう1回戻ってやっている感じですね」。   もちろん 打率を意識して取り組んだ経験は無駄にはなっていない。「率は勝手に残るようにはなってきてるんで」と本人が言う通り 、確実性のベースができたからこそ、迷いなく長打へのシフトチェンジが可能となった。 「5月終わり前くらいから、長打を打たないと1軍に上がれないのかなっていうイメージがあって。長打を打つことに今、取り組んでます」。   それにつれ打球の力強さは増してきている。フェンス直撃の長打や、単打でもライナー性が目に着くようになってきた。「自分の中ではスイングも仕上がってきています。結構状態は今、1番いいぐらいの感じはあるんで」という言葉には 、確かな手応えが滲む。◆ 名コーチが突きつける「一軍と二軍の差」  鈴木尚典コーチも井上の復調を頼もしそうに見つめている。  「率に関してはそれなりに残せてはいるけど、やっぱり彼の長所は長打。いつ爆発してもおかしくない状態ではいるんですけどね」と現在3割弱の打率にフォーカスする一方で、元首位打者は一軍でレギュラーを掴み取るための“長打を打つ課題”を鋭く指摘する。  「もう少し細かなところなんです。打つべき球を待つ選球眼とか、その見極めの精度が少し上がったら、自然にホームランも出てくると思うんすけど。まだ手を出しちゃいけない球とかも、手を出しちゃったりする時があるから。それがもったいないなっていうか…。基本、やっぱ打ちたがりだから。全部打ちに行っちゃうからね。そこの見極め、目付けのレベルを上げれたら、ガラッと変わってくると思います」。  パワーと技術は一軍クラス。あとは打つべきボールを見極め、しかも一球で仕留めきれるか 。その課題に向け 「自分の準備をしっかりするだけかなと思ってます」と静かに闘志を燃やす井上絢登 。  春先の苦しみを乗り越え、ファームで牙を研ぎ続ける若き大砲。一軍で必要とされる戦力となるため、昨年2試合連続アーチをかけた“宇宙パワー”を越えた“スーパー宇宙パワー”へと進化を遂げていく。 取材・文/萩原孝弘

  • 前田健太が11年ぶりの甲子園も初勝利飾れず 尻上がりのピッチングに辻発彦氏「もう少し見てみたかった」

    2026年06月18日 06:30
     阪神戦に登板した楽天の前田健太は5回2失点で、移籍後初勝利とはならなかった。

  • 好守にらしくないプレーも…村林一輝の守備に辻氏が苦言「あれはショートが取るべき」

    2026年06月18日 06:20
     17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、楽天の村林一輝のプレーについて、解説の辻発彦氏が厳しい目を向けた。  まず守備では、7回のプレーが取り上げられた。ショート後方とライト前方の中間に上がった飛球に対し、村林は途中まで追いながらも捕球を断念。結果的にポテンヒットとなり、その後の失点につながった。さらに8回には、無死一塁の場面でゲッツーコースの打球をファンブル。この回も追加点を許し、楽天にとっては痛いミスとなった。  辻氏は7回の飛球処理について、「あの追い方で構えられたら、外野手は『ショートが捕るんだな』と思う。あれはショートが全力で下がって捕るべき打球でしたね」と苦言を呈した。また、8回の失策については、「足がそろっていてバウンドと合っていない」と足の運び方に問題があったと指摘した。  打撃面でも、一死一、三塁の好機で併殺打に倒れるなど、足を引っ張る場面が目立った。辻氏は「できる選手だからこそ」と前置きした上で、「状況に応じたバッティングを徹底してほしい。あの場面なら、せめて右方向に打ってほしかった」とコメント。攻守両面で精彩を欠いた一戦だけに、主力としての奮起を求めていた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ドジャース・大谷翔平、6回4失点で今季7勝目の権利持って降板 今季ワースト失点喫すも、フリーマンが逆転弾

    2026年06月18日 06:18
     ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間17日、本拠地でのレイズ戦に先発登板。6回4失点の投球で今季7勝目の権利を持って降板した。  左膝炎症による欠場もありながら、予定通り中6日で迎えたマウンド。投手専念で登板した大谷は初回、先頭打者ディアスを空振り三振に仕留めるなど三者凡退の好スタート。2回表は先頭の4番カミネロに安打を許したが、後続3人を断って無失点とした。  3回表は二死から死球と安打を許し、この試合最初のピンチを背負ったものの、3番ムリンズを遊ゴロに打ち取って無失点。4回表を再び三者凡退に封じると、その裏に打線が7番アレックス・コールの先制適時打など2点を援護した。  しかし直後の5回表に崩れた。先頭打者を四球で歩かせると、8番フェドゥシアに左中間フェンス直撃の二塁打。無死二、三塁から9番ウォールズの右犠飛、1番ディアスの中前適時打で同点に追い付かれた。  さらに2番アランダにも連打を許した後、3番ムリンズは一塁へのゴロに打ち取るも、大谷の一塁ベースカバーが遅れて内野安打に。4番カミネロの痛烈なゴロは三塁手トミー・エドマンが好捕したが、二塁封殺の間に勝ち越しの三塁走者が生還。続く5番パラシオスにも右前適時打を浴び、この回一挙4点を失った。  それでも直後の5回裏にドジャース打線が1点を返すと、大谷は6回表を三者凡退。6回裏にはフレディ・フリーマンの12号2ランが飛び出し、逆転に成功した。これで大谷に勝利投手の権利が発生し、6回91球を投げて7被安打、2四死球、5奪三振、4失点という内容で降板。今季防御率1.47となっている。

  • 異例となったシーズン途中での就任 吉井理人新監督に辻発彦氏がエール「結果を恐れず」「上だけを見て」

    2026年06月18日 06:10
     元ロッテ監督の吉井理人氏が楽天の新監督に就任することが発表された。昨季まで同リーグの球団を率いていた指揮官が、ほどなくして他球団の監督へ就任するのは異例。さらに監督交代に伴い、シーズン途中で代行監督から正式な新監督へバトンが渡される形となったことも異色の人事だ。  17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説陣が吉井新監督の船出についてそれぞれの見解を語った。  まず辻発彦氏は、「引き受けたからには自分の色を出してほしい。これまでの経験を生かし、自分の思うようにやってもらいたい」と期待を寄せた。その上で、「結果を恐れず、この位置にいる以上は上だけを見て頑張ってほしい」とエールを送った。  一方、野村弘樹氏は、「途中からチームを率いる難しさもあるでしょうし、どういう形でチームをつくっていくのか楽しみ」とコメント。「もちろん今季の優勝を目指して戦うことになるんですが、同時に来年、再来年も見据えたチームづくりが求められる。選手起用や作戦面など、さまざまな難しさを抱えながら指揮していくんだと思う」と、新監督としてのかじ取りの難しさにも言及した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 広島・秋山「いつでもいけるよう準備」2軍戦に3番右翼で復帰 リーグ戦再開後の起爆剤へ左ハムストリングの肉離れ回復順調

    2026年06月18日 06:00
     「ファーム・練習試合、広島0−0JR西日本」(17日、由宇球場)  「左ハムストリングの肉離れ」で離脱していた広島・秋山翔吾外野手(38)が17日、2軍の練習試合・JR西日本戦(由宇)で実戦復帰を果たした。

  • 【Buffaloes Inside】希少がんと闘うオリックス・森友哉の親友、福森大翔さんが、始球式に再登板。支援の大阪桐蔭高野球部OB、今中康仁社長「10年でも20年でも続ける」

    2026年06月18日 06:00
     大阪桐蔭高野球部出身で、希少がんと闘う福森大翔さんが1年ぶりに京セラドームのマウンドに帰ってきた。不動産業「SENSE TRUST(センス・トラスト)」(大阪市、今中康仁社長)がスポンサーとなった6月12日の阪神戦に元気な姿で登場し、ノーバウンド投球を披露した。  「本当にこのような場を作っていただいた今中社長をはじめ、球団関係者のみなさまに心からお礼を申し上げたいのと、当たり前ではないということをずっと思って生活してきたので、とても感謝の気持ちでいっぱいです」。2年連続の始球式を終えた福森さんが、開口一番、関係者への感謝の気持ちを言葉にした。 福森さんは、2013年に同校が春夏連続して甲子園に出場した時の主力選手。2013年夏の甲子園2回戦の日川戦(山梨)で3-3の延長10回1死一、三塁でサヨナラ打を放つなど、勝負強い外野手として活躍した。1学年上に藤浪晋太郎投手(DeNA)、同級生にオリックスの森友哉選手がいる。大学卒業後、大手ハウスメーカーに勤務していた約5年前に10万人に1人と言われる希少がんを発症し、抗がん剤治療などで完全治癒を目指している。 福森大翔さん(右)と今中康仁社長(写真=北野正樹)  始球式は、福森さんの病気を知った今中社長が、同社の協賛試合となった昨年6月15日の巨人戦での始球式での登板を提案。高校時代にがんで父親を亡くした今中社長には、健康の大切さとがんへの理解を広めてほしいという思いもあった。森がキャッチボールの相手を務めて迎えた当日、福森さんは森のミットにめがけて力投。この試合で森は勝ち越し打を放って勝利に貢献し、ヒーローインタビューで「僕たちもシーズン最後まで負けない気持ちで頑張ります。大翔も負けないように頑張ってください」と声を詰まらせてエールを送った。  二度目の今回は、同社が7月から運用する「不動産クラウドファンディング」を記念した「センス・オーナーズデー」のイベントの一環として行われ、上半身のコンディション不良で戦列を離れている森が受けることはなかったものの、グランドの隅で投球を見守った。  「当日、来るとは聞いていなかったので驚きました。お互いに頑張れればいいですね」と福森さん。3月に四度目の手術を受け抗がん剤治療は現在、休止中。保険外の治療を支援するクラウドファンディングは終了したが、友人らが立ち上げた「福森さんを救う会」での支援は継続中だ。  6月末には、妻聖欄さんとの間に第一子の男児が誕生する。「彼が元気になるのが一番。今日、投げて終わりではなく、福森君に『もういいです』と言ってもらえるまで、10年でも、20年でも投げてもらおうと思っています」と今中社長。継続した支援を約束した。 ※「福森さんを救う会」 (https://smde-studio.com/fukumorisan-sukukai/) 取材・文=北野正樹

  • 阪神・大竹 悪夢脱出3勝目!自身連敗5で止めた 圧倒6回0封「ここから勝ちまくっていけるように」

    2026年06月18日 05:01
     「阪神10−3楽天」(17日、甲子園球場)  鮮やかな緑の戦闘服を身にまとい、チームに垂れ込む暗雲を一掃した。阪神・大竹は6回3安打無失点で楽天打線を制圧した。「相手バッターがどんどん振ってきていたので、初球の入りから意識して投げていきました」と納得の快投だった。  初回を三者凡退で立ち上がると勢いに乗り、二、三回も三者凡退とした。唯一のピンチは2点リードの五回1死一、三塁。村林と対峙(たいじ)した。3球目に、打たせるための球を投げた。三遊間に転がるゴロを熊谷が軽快にさばき、遊ゴロ併殺とした。「1点はしょうがないかなと。1点で終わるように」と話したが、想定以上の投球だった。  5月2日の巨人戦(甲子園)以来の勝利だ。白星が遠い期間も続けている習慣がある。自身の投球で良かった点を書き出し、必ず試合前に確認しているという。「(試合の)臨場感というか、刻みやすい。五感に刻んでいくという」。あえてペンとノートを使い、作り上げた“大竹ノート”が相棒だ。  悪夢の5連敗から抜け出し、3勝目をつかんだ。「トンネルが長かったですけど、ここから勝ちまくっていけるように」。お立ち台では最高の笑顔が輝いた。

  • 阪神・ドラ1立石 再出発へ「反省する部分がいっぱい」2軍戦出番なしも「どう立っていくべきかを想定」

    2026年06月18日 05:01
     「ファーム・練習試合、阪神7−6独立リーグ連合チーム」(17日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)  悔し涙から一夜…虎の黄金ルーキーは再び歩み始めた。17日に出場選手登録を抹消され、2軍再調整となったドラフト1位・立石(創価大)は出場機会こそなかったが、「自分がどう(打席に)立っていくべきかを想定して」とベンチから戦況を見つめた。  16日の1軍・西武戦(甲子園)で4打席連続三振を喫し、悔しさで目を真っ赤にした。翌日、立石は切り替えた表情でSGLに現れた。「再現性を上げていくことが大事。試合で自分のスイングを再現できるように」。直面する課題に向き合う。やるべきことはそれだけだ。  試合前練習では三塁でのノックやフリー打撃で汗を流した。「反省する部分がいっぱい。どう改善できるかを考えながらやっていきます」。もっと強くなるために“再出発”を誓った。

  • 阪神・近本 「今できることを一つずつ」のリハビリ開始から1カ月半 SGLサブグラウンドで軽快ダッシュ

    2026年06月18日 05:01
     左手首骨折でリハビリ中の阪神・近本光司外野手(31)が17日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎で体を動かした。

  • 阪神・藤川監督 交流戦6勝12敗9位総括「大きな課題」 再開セ・リーグで「前向きにガンガン戦っていけるチームを」

    2026年06月18日 05:01
     「阪神10−3楽天」(17日、甲子園球場)  緑と黄色の人波が大きく揺れた。影を潜めていた光景が、甲子園に広がる。交流戦ラストゲームに勝利した阪神・藤川監督は「非常にいいゲームになって良かったです」と笑顔で振り返った。  大山の一発で主導権を握ると、六、八回はスクイズを敢行。長打に小技も絡めて着実に加点し、終盤にかけて楽天を突き放した。2桁得点は5月12日・ヤクルト戦以来、甲子園では今季初めて。雨天中止の振替試合に詰めかけた4万2567人を興奮の渦に包んだ。  投げては先発・大竹が6回無失点の好投。六回を終えて球数は60球だったが、七回から継投に入った。指揮官は「きちっと計算して六回で十分というところの交代ですね」と説明した。  ペナントの行方を左右するといわれる交流戦は6勝12敗の9位。西武、ソフトバンク、日本ハムからは1勝もできず、力の差を見せつけられた期間でもあった。「私自身を含め、阪神タイガースとして課題としてしっかり取り組んでいかなければいけない。チームの大きな課題ではあると認識しています」と潔く結果を受け止めた。  特に「非常に難しい作業ではありました」と振り返ったのは指名打者の起用。DHで先発出場した選手の打率は・111と12球団で最も低く、普段と異なる戦い方で波に乗れない部分もあった。  ただ、今後に向けた兆しも感じ取っている。「グラウンドに出たら自分が絶対にパフォーマンスを残すんだという強い気持ちが必要。きっちりチームをまとめて、あさってからセ・リーグ相手に前向きにガンガン戦っていけるチームを。きっかけはありましたから、生かしていきたいと思います。タイガースファンを悲しませるわけには今後、阪神タイガースとしていけませんから」。果敢に攻め続ける集団を構築し、力強くまい進する。  ◆ワースト更新 阪神は今季の交流戦を6勝12敗で終えた。交流戦が15年に年間18試合となって以降、12敗はチーム最多。また勝率・333は、05年に始まった交流戦で球団最低を更新した。  ◆パが圧勝 今季の交流戦は、パ・リーグ球団が65勝39敗4分けで終わった。パの勝ち越しは26。過去最多だった10年の22を超え、最多となった。  ◆パが4年連続で勝ち越し 日本生命セ・パ交流戦は17日、甲子園球場で阪神が10−3で楽天を下し、全日程を終了した。既に西武が14勝3敗1分けで初優勝を飾り、パ・リーグが65勝39敗4分で4年連続18度目の勝ち越しとなった。  長谷川(西武)が打率3割6分7厘で首位打者に輝き、栗原(ソフトバンク)が最多の7本塁打を記録。投手では北山(日本ハム)大津(ソフトバンク)高橋(阪神)が3戦3勝をマークした。  セ、パ両リーグ内の対戦は19日に再開する。

  • 阪神・森下 ダメ押し&マルチ 交流戦打率・318「普段の準備」19戦ぶり右翼守備も問題なし

    2026年06月18日 05:01
     「阪神10−3楽天」(17日、甲子園球場)  すがすがしい快音でダメ押しの6点目を演出した。阪神・森下はマルチ安打と適時打で交流戦最終試合を快打で締めくくった。19試合ぶりの右翼守備も難なくこなした。  5点リードの七回2死二塁。宋の投じた初球ド真ん中の変化球を振り抜いた。打球は左中間を大きく破り、適時二塁打となった。六回無死一塁でもドラフト1位・藤原(花園大)から中前打を放ち、今季22度目のマルチ安打を記録。バットで勝利に貢献し続けている。  ただ、試合後は浮かない顔だ。「(2安打は)大きいですけど、最後の1打席が打てなかったので締まりが悪い」と八回2死一塁で三ゴロに倒れた打席を悔やんだ。たとえ、大量リードでも貪欲な姿勢は変わらない。  交流戦は21安打で打率・318と力を示した。「(好結果の要因は)普段の準備」と淡々。頼れる背番号1はリーグ戦再開後も、チームのためにバットを振り続ける。

  • 阪神・大山 今季初10年連続聖地弾!マエケン撃ち8号V2ラン 交流戦2桁得点締めでリーグ戦再開へ「また一丸となって」

    2026年06月18日 05:01
     「阪神10−3楽天」(17日、甲子園球場)  阪神が12安打10得点の快勝で交流戦最終戦を締めくくった。大山悠輔内野手(31)が二回、楽天・前田健から左翼席へ先制の8号2ラン。自身今季初で、新人から10年連続となる甲子園でのアーチ。六回には犠飛を放ち3打点の活躍となった。ヤクルトと並ぶ2位に浮上。19日のDeNA戦(横浜)から再開するリーグ戦に向けて弾みを付けた。  やっと笑えた。「大山ー!!」「大山ー!!」。お立ち台に上がったヒーローに歓喜と鼓舞の声が降り注ぐ。苦しんだ18試合。重圧がのしかかるその体を、必死に前へと進めてきた。チームの勝利が何よりの薬。今季初めて聖地に描いたアーチが歓喜の秋へつながると信じ、次なる一歩を踏み出す。  「とにかく先制点を取りたかった」  思いを体現したのは、二回無死一塁。1ストライクから前田健の甘く入ったカーブを完璧に捉えた。風は普段の浜風とは逆方向。いや、そんなことは関係なかった。背番号3らしい美しい放物線を描いた白球が左翼席の防球ネットを揺らすと、マンモスが沸く。「入ってくれと思って走ってました。ギリギリだったんですけど、ホームランになって良かった」。飛距離120メートルの今季8号2ランで先取点を奪った。  11年ぶりに日本球界へ復帰したベテランとは初対戦。チームは広島時代の右腕に通算32試合で8勝18敗と大きく負け越していた。「映像でしか見たことない方でしたし、どういうボールを投げるのかなっていうのもあった」という未知の相手を徹底研究。「スコアラーさんとのミーティングであったり、しっかり準備をできたので、それがすごく大きかった」と感謝の思いを口にした。  聖地では今季29試合目にして飛び出した1号が、交流戦白星締めを導いた。甲子園で新人から10年連続で本塁打を放った阪神選手は、04〜15年の鳥谷以来。右打者に限れば97〜08年の今岡以来とレジェンドに並ぶ記録だ。「(甲子園での一発は)やっぱりうれしいですし、その試合で勝つことができたので、そこがすごくうれしい」と今季初のV弾が心を満たした。  試合前時点で6月は打率・111と苦しみの中にあった。「自分が全ての流れを止めてるっていう責任を感じていた」と自責の念にかられる日々。「勝つことがどれだけ大変か」−。連覇を狙うシーズンにおいて、改めて痛感する1勝の重み。それでも「次の試合は来る。1試合1試合、全力でやることが大事」と自身を奮い立たせてきた。  六回には12球団トップの5犠飛目で次なる1点をもぎ取り献身。リーグ戦再開へ弾みをつけた。「最後にこういう終わり方ができたので、また一丸となって頑張りたい」。苦しみの先につかんだ1勝を再進撃の力に変える。