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ロッテ・小島和哉「理想は8回あたりは常にいけるように」5月以降は6試合中5試合で7イニングを投げる

2026年06月28日 09:00

 5年連続規定投球回到達中のロッテ・小島和哉は、再昇格後本来の姿を取り戻している。  5月4日のオリックス戦以降、6月11日の中日戦を除いて全て7イニングを投げている。5月4日のオリックス戦以降の成績は、6試合・40回2/3を投げ、2勝2敗、34奪三振、10与四死球、防御率1.99だ。  前回登板の楽天戦では、初回先頭の平良竜哉に4球中3球が変化球で三邪飛に打ち取ると、この日は変化球主体の投球でいくかと思われたが、2番・辰己涼介以降はストレート多めの配球になった。「バッターの特徴もそうですし、プレイボールの1球目、立ち上がりは難しいので、その辺も考慮して1点先制されてしまったんですけど、今のチーム状況だったら、何点か点を取れるビジョンがあるので、できるだけ先に点を与えないように試合に入っていました」と振り返る。  初回にマッカスカーに適時三塁打を浴び先制を許したものの、その裏打線が佐藤都志也、山口航輝の連続適時打が飛び出し3点を奪い逆転。2点のリードをもらった小島は2回に1点を失ったが、3回以降はスコアボードに0を並べた。  「最近はちょっとそれがいいアクセントになっているのかなと思っているので、前回に関してはその球にあってるバッターがいなかったので、その球を多めに(佐藤)都志也と話して使ったという感じですね」と、いつもに比べてカットボールが多めの投球。  3−2の3回二死走者なしで佐藤直樹に全球カットボールで1ボール2ストライクから4球目の140キロインコースカットボールで二ゴロ、4−2の5回先頭の小森航大郎に対し3ボール1ストライクから4球目の外角138キロカットボールで見逃し追い込むと、最後は5球目の外角145キロストレートで空振り三振に仕留めた。  「いい意味でカットの再現性がなくて、再現性がないからちょっと曲がったり、球種はカットなんですけど、大きく曲がったりいい意味でアバウトに散らばっている。右バッターの高めにカットを狙ったのが、ボールからストライクに入ってきてというイメージがあるから外のまっすぐをボール球まで振ってくれるとか、いい効果が出ていたかなという気がします。コントロールよくというのも大事ですけど、アバウトにいくのも大事かなと今は思っています」  ストレートも145キロ以上を計測し、0−0の初回一死走者なしで辰己に1ストライクから投じた2球目の見逃しを奪った147キロストレート、3−2の3回先頭の平良を1ボール2ストライクから見逃し三振に仕留めた4球目のインコース147キロストレートがよかった。  「強さも最近継続して出ているかなと思いますし、勝負所でもまっすぐ行くぞと思っていけているということは、自分の中でも手応えがある。優先度の高い球にはなっているのかなと思います。これが続けることがすごく大事だと思っています」  またここ最近の登板では、フォークとチェンジアップの二段構えが、打者に対してかなり有効に働いているように見える。「球速帯は似てきてしまっているので、どちらかと言ったら理想はもうちょい速いツーシームみたいな。本当の理想は西武の武内くんが投げているようなツーシームを投げたいんですけど、それでも今チェンジとフォークでもバッターの反応が違う。いい差は出ているのかなと思うので、そこをうまく使っていこうかなと思っています」  これまで交流戦が始まる5月後半から6月にかけて調子を落とすことが多かったが、今季はこの時期も安定した投球を披露している。「試合は作れているなと自分では思いますけど、援護が取れた時ほど8回とか9回とかいきたい。長いイニングを投げられるのが自分の持ち味だと思っているので、理想は8回あたりは常にいけるようにと思っています。最低限は今くらいできないとなと思っています。あいつに託そうと思わせられるような投球を続けられるようにと思っています」。小島は開幕直後のソフトバンク戦、5回途中4失点でノックアウトされ一軍登録抹消になった。前回対戦とは違った姿をマウンドで発揮して見せる。 取材・文=岩下雄太

  • 野球
  • 【解説】「流れを手放さない打撃内容とは」 阪神レギュラー予備軍への期待を語る

    2026年06月29日 08:00
     「阪神12−3広島」(28日、マツダスタジアム)  阪神が、敵地でこのところの停滞を吹き飛ばす快勝だ。これを契機にギアを上げていきたいが、そのためにはチーム全体の底上げが必要とするデイリースポーツ評論家・岡義朗氏が、この試合を振り返る中で、レギュラー予備軍への期待を語った。   ◇   ◇  先発の高橋に、10連勝がかかる試合は初回、阪神が2点を先制も、二回までに追いつかれるという、中盤まで主導権争いの“綱引き”という展開になった。最後は阪神の大勝で終わったが、野球の『流れ』というものを強く感じさせる試合だった。  特に、同点の四回、阪神は1死から大山の二塁打で勝ち越しのチャンスをつくり、続く前川、そして坂本の四球を挟んで熊谷が、いずれも見逃し三振に倒れて勝ち越すことができず。  直後には高橋が、自身のボークも絡んで、逆転を許した。阪神側が、広島に『流れ』を手渡したように見えたイニングだ。  結果としてそれを断ち切った、六回、佐藤の同点弾があり、空気が変わったことに乗じて続く七回、代打・福島のヒットを起点として、終盤は大勝へと流れを持って行くことができた。  佐藤や森下の活躍は、期待通りのもので、主力が勝利を呼び込んだ試合ではあった。ただ「たられば」を言わせてもらええるなら、四回の逸機から逆転された流れは、負けていれば敗因に直結するところだ。  近本の故障が癒えて戻ってくることを考えれば、前川はそれまでにどこまでアピールできるかが、出場機会を得られるカギとなる。いろんな理由はあるだろうが、同じ凡打であってもああした場面での見逃し三振は、ため息以外のものをもたらすことはない。  高橋が最低限の仕事を果たし、主力打者が活躍しての快勝劇と同時進行で、レギュラー予備軍には首脳陣から評価の目が向けられる。信頼を勝ち取るプレーが、もっともっと増えることを期待したい。

  • ロッテ、声優・薮島朱音さんと大熊和奏さんがセレモニアルピッチ

    2026年06月29日 07:35
     ZOZOマリンスタジアムで28日に行われたロッテ−ソフトバンク戦の試合前に、パ・リーグ6球団と「ラブライブ!シリーズ」によるコラボレーションの一環として、『ラブライブ!スーパースター!!』(Liella!)より、米女メイ役の薮島朱音さん、若菜四季役の大熊和奏さんが来場し、セレモニアルピッチを行った。 ▼ 薮島朱音さん 「ずっとテレビで野球を見てたんですけど、実際に投げるとすごく難しく、選手の皆さんは集中しながら、作戦を考えながら試合を行っているのが本当に凄いなと尊敬の気持ちを持ちました。貴重な経験をさせていただき光栄です。選手の皆さんは球が速いですし、正確に投げているので、マウンドは近いのかな?と思っていたのですが想像の2倍以上遠くて難しいなと思いました。本日の投球は頑張ったな!という意味も込めて80点をつけたいです」 ▼ 大熊和奏さん 「こんなに貴重な経験が出来、友人にも羨ましい!と言われていたので、私がみんなの期待を背負って今日グランドに立ったんですけど、足がすくんでしまって。こんなに広いところでやってるんだという選手への尊敬と、頑張ってください!という応援の気持ちになりました。練習の方が上手く行ってた気がするので50点をつけたいです」

  • イチロー氏、亡き恩師への思い「天才でしたね」 目撃した“鉄拳指導”…指導者に必要な求心力

    2026年06月29日 07:30
    尊敬する指導者を問われ「真っ先に出るのは仰木監督」  忘れられない恩師がいる。マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は27日、東京都新宿区のMUFGスタジアム(国立競技場)で行われた体験型スポーツイベント「第2回 イチロー DREAM FIELD DAY(ドリームフィールドデイ)」に参加。トークイベントでは尊敬する指導者を問われ、オリックス時代の監督である仰木彬氏の名前を挙げた。 「尊敬する指導者で、真っ先に出るのはオリックス時代の監督、仰木監督です。指導者って、どうしても『こうしなくてはいけない』と縛ってしまうことが多いと思う。手っ取り早いし、監督ならそう考えておかしくない。でも仰木監督はそれぞれの個性を見極めて、どうやったら伸びていくのか、性格分析が凄かったんですよ」  鈴木一朗として1991年ドラフト4位でオリックスに入団。2年目まで1軍に定着できていなかったが、仰木監督が就任した入団3年目の1994年に登録名を「イチロー」に変更し、レギュラーとして起用されるようになると次々と記録を打ち立てていった。  プロ野球史上初のシーズン200安打を皮切りに7年連続首位打者。MLBでも安打製造機ぶりを示したレジェンドにとって、プロ生活の転機となったのが仰木監督との出会いだったのである。  仰木監督は若き日のイチロー氏の取り組み方を尊重してくれていたという。「割と僕は自由に……いや、割とじゃないな。完全に自由にやらせてもらったんです」。まだ実績を積み上げる前から認めてもらっていたそうで「なぜそんな判断をしたかというと、『放っておいても、こいつはやる』と、恐らく僕が自分に厳しい人間だと評価をしてくれていた」と当時を思い起こした。  そんな仰木監督は、誰に対しても同じスタンスだろうと思っていたイチロー氏。ところがある日、ベンチ裏で鉄拳を含む厳しい指導をしている姿を目撃した。「僕に接しているのと同じだろうと思ったのでビックリしました。自分に甘い選手に対しては、厳しい。当時は厳しい指導が当たり前の時代でしたけど、ビンタとかしていて衝撃的でした」。温厚そうな指揮官の意外な一面を垣間見たのである。天才打者がうなる名指導者「見事でした」  自分に妥協せず、ストイックに野球と向き合い続けたイチロー氏は、仰木監督の勝負師としての姿にも共感していた。「指導者として『この監督のために勝ちたい』と思わせたら勝ちです。選手はゲームの駒と感じたら、そんな気にはなれないですから」。仰木マジックとも称された巧みなタクトで勝利を重ねた名将は、選手の士気を高めるすべも持っていたのだ。  実際にイチロー氏が入団4年目の1995年は、阪神大震災を乗り越えてリーグ優勝。翌1996年もリーグ制覇を果たすと、日本シリーズでは巨人を4勝1敗で退けて球団19年ぶりの日本一に輝いた。「選手の心意気を引き出す。そういう意味でも仰木監督は天才でしたね」。天才打者をもうならせる名指導者だったのである。 「この人のために頑張りたいという思い。それがチームの優勝につながりましたから、それは見事でした」。今は天国にいる恩師との思い出は尽きない。感謝の思いも消えない。  衣料品メーカー「ユニクロ」の協力で、次世代の夢を育む活動として実施された今回のイベントには小中学生165人が参加。指導者向けのプログラムも実施された。指導者に必要な要素として挙げたのが観察力で、人を観察することに関して「仰木監督は達人です」と振り返る。指導する側の立場となった現在、イチロー氏の中には仰木監督から学んだ姿勢も根付いている。(尾辻剛 / Go Otsuji)

  • ロッテ、『BLACK SUMMER WEEK』で球場外周イベントを実施

    2026年06月29日 07:29
     ロッテは28日、7月10日オリックス戦を皮切りに開催する夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」で、球場外周で様々なイベントを実施することになったと発表した。

  • ヤクルトがサヨナラ勝利! V打を放った古賀優大に坂口智隆氏「本当に頼もしくなった」

    2026年06月29日 07:00
     ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。  同点で迎えた9回裏。二死満塁の場面で打席に立った古賀優大は、藤嶋健人が投じた3球目のスプリットを捉えると、打球は中前へ。走者を迎え入れるサヨナラ適時打となり、チームに大きな勝利をもたらした。  この一打について、解説を務めた田尾安志氏は「素晴らしかったですね。藤嶋も良い高さに投げたと思うんですが、センター方向を狙ったのが良かったですね」と称賛。難しい場面でも冷静に打ち返した打撃を評価した。また、同じく解説の坂口智隆氏も「本当に頼もしくなった。3番を任されることもあって、バットでも頼りになる存在」とコメント。捕手としてだけでなく、打撃面でもチームに貢献する古賀の成長ぶりを高く評価した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 巨人ベンチの継投ズバリ! 大勢→田中瑛斗のスイッチに坂口氏「8回を2人で備えられるのは大きい」

    2026年06月29日 06:50
     巨人がDeNAとの接戦を制した。28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、勝利を引き寄せた8回の継投策にフォーカスした。  先発の井上温大は7回1失点の好投。迎えた8回には勝ちパターンの大勢がマウンドに上がったが、松尾汐恩に二塁打を許すと、三森大貴には適時二塁打を浴びるなど苦しい投球となった。二死まではこぎつけたものの、ここで巨人ベンチは田中瑛斗への継投を決断。田中は宮粼敏郎を打ち取り、ピンチを切り抜けた。  この判断について、解説を務めた坂口智隆氏は「この継投によって大勢選手が状態が上がるのを待てる。8回を2人で備えられるのは大きい」と評価した。さらに「大勢選手も悔しいでしょうけど、このままズルズルいかないようにポジティブに捉えて」とコメント。大勢を無理に引っ張らず、田中瑛斗とともに勝ちパターンを支える形を作れることの重要性を指摘した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 快進撃が止まらない阪神・橋遥人が開幕10連勝 田尾氏「今日は打線が助けた」「良い流れが来ている」

    2026年06月29日 06:40
    ◆ 防御率は圧巻の1.29  阪神が広島に12−3で大勝。先発した郄橋遥人が球団79年ぶりとなる開幕10連勝を達成した。  郄橋は6回3失点と粘りの投球を披露した。4回には石原貴規に適時打を浴び、一時はリードを許す展開となったが、打線が奮起。6回に佐藤輝明がソロ本塁打を放って同点に追いつくと、7回には中野拓夢が2点適時三塁打を放ち逆転に成功。さらに9回には打線が一挙6得点の猛攻を見せ、郄橋の2桁勝利を後押しした。  28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説を務めた田尾安志氏がこの一戦を振り返った。「一度はリードされる展開だったわけですが、思い出したのは24連勝した田中将大。彼も負け投手になりそうな試合が何試合かあった。それを負けずに続けて勝った」と、2013年に開幕24連勝を達成した田中将大の偉業を引き合いに出し、郄橋の負けない強さに言及。さらに「郄橋も負けかねない展開だったが、今日は打線が助けて勝ち投手になれた。これは良い流れが来ていると思います」とコメントした。  投手の力だけではなく、打線の援護も含めたチーム全体の力でつかんだ価値ある10連勝となった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 【DeNA】「熱くなっていこうぜ」――ファームトップのヤングベイスターズを率いる村田二軍監督の熱血指導論

    2026年06月29日 06:40
     プロの世界は厳しい。

  • 坂口氏「しっかり我慢強く投げた」オリックス・九里亜蓮、鼻血が出るアクシデントも7回2失点で6勝目

    2026年06月29日 06:30
    ◆ 田尾氏は「彼に100球の制限なんていらない」と称賛  オリックス・九里亜蓮が28日、楽天戦に先発登板。2回に鼻血が出るアクシデントがあったものの、7回95球・5安打3奪三振3四死球2失点と好投。直後に西川龍馬が逆転の満塁本塁打を放ち、九里は今季6勝目を手にした。  九里の投球内容について、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・坂口智隆氏が「なかなか打線の援護がないなかで、粘り強く好投していたら最後に逆転してくれた。しっかり我慢強く投げた」と振り返ると、解説の田尾安志氏は「九里は本当に応援したくなる投手なんですよね。彼に100球の制限なんていらない。もういくらでも投げますよというような意欲を感じる」と評価。坂口氏も「そういう姿が先発投手に大事かなと思う所ですよね。素晴らしかった」と称賛した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 日本ハム・奈良間大己が豪快弾含む連日のマルチ安打 笘篠氏「しっかりアピールできている」と評価

    2026年06月29日 06:20
    ◆ スタメン起用に応える活躍!「存在感のあるプレーを見せてくれている」  日本ハム・奈良間大己が28日、西武戦で今季第3号のソロ本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。  連日のマルチ安打を記録した奈良間について、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・坂口智隆氏が「スタメン起用に応えてますよね」と語ると、解説の笘篠賢治氏は「打順とかオーダーというのは、新庄監督はいろいろ使われるが、やはり今状態が良いという中では続けてこうやって出させてもらえて、その中でしっかりアピールできている」と称賛。さらに「派手さはないが玄人好みというか、守備も打撃もすごく味のある、存在感のあるプレーを見せてくれますよね」と評価した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ソフトバンク、再三の好機も追加点奪えず手痛いドロー 笘篠氏「勢い感じられない」「悔いが残りますよね」

    2026年06月29日 06:10
    ◆ 「1位・2位・3位が非常に競っている中で、取っておきたい試合だった」  ソフトバンクは28日、ロッテと対戦し延長12回・3−3で引き分けた。2回に正木智也の3点本塁打で先制するも、その後は追加点を奪えなかった。  28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・坂口智隆氏が「決め手に欠ける試合だったが、特にソフトバンクは再三の好機であと1本出なかった」と語ると、解説の笘篠賢治氏は「今日は11安打で6四死球もいただいて、本当に圧倒的優位に進める好機が前半ごろごろあったんですよ。その中で3点止まりで、優位に進められなかった。ちょっとそういう意味では、勢いがあるかと聞かれたらまだそこまでの勢いは感じられないんですよね」と苦言を呈し「今1位・2位・3位が非常に競っている中で、やはり取っておきたい試合だった。そこを生かしきれなかったのが悔いが残りますよね」と指摘した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 広島・佐々木 修正中スイングで高橋から3号  左腕に今季2被弾目くらわせた「今やっていることが良い形に」

    2026年06月29日 06:00
     「広島3−12阪神」(28日、マツダスタジアム)  広島の佐々木泰内野手(23)が、3号ソロを放った。

  • 阪神・中野 連続出場にこだわる理由「小さな体で出続けられることは夢や憧れになる」NPBトップ530試合継続中

    2026年06月29日 06:00
     「広島3−12阪神」(28日、マツダスタジアム)  阪神・中野拓夢内野手が30歳の誕生日に決勝の勝ち越し適時三塁打を放った。172センチと大きくない体格だが、530試合連続出場を継続中。しかし、記録が途絶える危機が今季あった。   ◇  ◇  プロ2年目から530試合連続出場。これは継続中の記録ではNPBトップとなっている。しかし、今季は記録が途絶える危機があった。4月28日のヤクルト戦(神宮)で右ふくらはぎに自打球を受け、翌29日はベンチを外れることが伝えられていた。  練習に参加して患部の状態を確認。打席には立てると藤川監督が最終決断を下し、ベンチスタートになった。「結果的に代打で使ってくださった」と途中出場。中野には連続出場にこだわる強い思いがある。  「称号じゃないけど、体の強さを表すことでもある。ましてや、小さな体で出続けられることは子どもたちの夢や憧れになる」  172センチと球界では小柄ながら、体にあざができても、少しの痛みがあっても全力プレーがモットーだ。30代になれば体にも変化が出てくるだろう。でも簡単に痛い、かゆいと言う男ではない。丈夫に育ててくれた両親のため、サポートしてくれる家族のため、そして夢を与えるため、グラウンドに立ち続ける。(デイリースポーツ阪神担当・今西大翔)

  • 阪神・高橋遥人 リハビリ期間中は「よく面倒を見てもらった」長年自主トレを共にしてきた師匠・岩崎の存在

    2026年06月29日 06:00
     「広島3−12阪神」(28日、マツダスタジアム)  阪神の高橋遥人投手(30)が球団では2リーグ制以降初となる開幕から無傷の10連勝を飾った。「今年は開幕から投げられていて、前向きで元気な自分を楽しんでますね」。そう話すのは長年、自主トレをともにしてきた「師匠」の岩崎だ。  キャンプイン前の1月に、両左腕の故郷である静岡で「チーム・ザキ」として一緒に汗を流してきた。ただ、ケガの多かった高橋はリハビリの時間が長く、近年は数日しか参加できないことがほとんど。それでもこのオフはケガもなく、フル参戦に近い形で完走することができた。  自主トレ中から配球面など野球の話はよくするという2人。それでも岩崎はトレーニングについては、ほとんど指示をしたことはないという。「任せていましたね。性格なんでしょうけど、あいつは自分で考えてやれる。逆に聞くこともあるかな」。ストイックに取り組む姿は、先輩の目にも頼もしく映っていた。  高橋にとっても師匠の存在は大きい。「岩崎さんにはよく面倒を見てもらった。鳴尾浜の時も試合前に来て、リハビリの人に声をかけてくれた。みんな感謝しています」と頭は上がらない。  岩崎は「残りもコンディションには気を付けて頑張ってほしいですね」と優しくほほ笑んだ。苦楽をともにしてきた2人の絆は深い。(デイリースポーツ阪神担当・滋野航太)

  • 巨人・井上温大が二塁踏ませず、橋上監督代行「打者に向かっていく気持ちが格段と向上している」

    2026年06月29日 06:00
     巨人2−1DeNA(セ・リーグ=288日)――巨人は二回、キャベッジの適時打で先制し、四回に井上の犠飛で加点した。  井上は7回無失点で6勝目。DeNAは八回に1点差に迫る粘りも実らなかった。 ◇  もどかしい3戦連続の雨天中止を挟み、5日ぶりに行われた試合も雨中で始まった。それでも巨人の井上は淡々と試合を作り、7回無失点。チーム単独トップの6勝目をつかんだ。  試合前まで今季3戦3勝、防御率0・43という好相性の相手に「最初から良いイメージで投げられた」。力強い直球とカットボール、フォークボールなどのコンビネーションもさえ、許した安打はわずか2本。唯一先頭を出塁させた六回も、代打ヒュンメルを速球で遊ゴロ併殺に退けるなど二塁を踏ませない好投で、2024年7月から続くDeNA戦の連勝を8に伸ばした。  安定した登板が続く今季は、内容へのこだわりが強くなっている。前回登板は、六回途中で走者を残して降板。無失点だったものの、「ああいう場面を自分で抑え切る投手になりたい」と悔しさをにじませた。  意欲的な姿勢に、橋上監督代行は「打者に向かっていく気持ちが去年に比べると格段と向上している」と信頼を深める。間隔が長く空き、野手も試合の入りが難しい一戦で立ち上がりから見せた頼もしい投球も、確かな成長の表れだろう。  ここまで5勝(6敗)を挙げている同学年のドラフト1位左腕、竹丸和幸(鷺宮製作所)と競い合う中、先発陣には今月、同じ左腕の小笠原が加わった。米大リーグを経験した新戦力に尊敬の念を抱きつつ、「そこに勝っていかないと(一軍に)残れない。負けないようにやっていきたい」と新たな発奮材料にする。  「最近の投球を見れば、これくらいは(やってくれる)という思いだった」と橋上監督代行。成長を続ける25歳は、着実に先発ローテーションの軸へと近づいている。(緒方裕明)