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2026年06月29日 06:40
◆ 防御率は圧巻の1.29 阪神が広島に12−3で大勝。先発した郄橋遥人が球団79年ぶりとなる開幕10連勝を達成した。 郄橋は6回3失点と粘りの投球を披露した。4回には石原貴規に適時打を浴び、一時はリードを許す展開となったが、打線が奮起。6回に佐藤輝明がソロ本塁打を放って同点に追いつくと、7回には中野拓夢が2点適時三塁打を放ち逆転に成功。さらに9回には打線が一挙6得点の猛攻を見せ、郄橋の2桁勝利を後押しした。 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、解説を務めた田尾安志氏がこの一戦を振り返った。「一度はリードされる展開だったわけですが、思い出したのは24連勝した田中将大。彼も負け投手になりそうな試合が何試合かあった。それを負けずに続けて勝った」と、2013年に開幕24連勝を達成した田中将大の偉業を引き合いに出し、郄橋の負けない強さに言及。さらに「郄橋も負けかねない展開だったが、今日は打線が助けて勝ち投手になれた。これは良い流れが来ていると思います」とコメントした。 投手の力だけではなく、打線の援護も含めたチーム全体の力でつかんだ価値ある10連勝となった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月29日 09:00
ロッテのホセ・カスティーヨが28日のソフトバンク戦、一軍の公式戦では初めて本拠地・ZOZOマリンスタジアムのマウンドに上がった。
「もちろん変わる可能性もゼロではないんですけど、King Gnuさんで行こうと思っています」。
3−3の12回に登板したカスティーヨは、登場曲を変更することなくKing Gnuの『SPECIALZ』で本拠地初マウンドを踏んだ。5月9日にZOZOマリンで行われた巨人との二軍戦の登板の際も、King Gnuの『SPECIALZ』を登場曲に使用していた。日本の音楽が好きなのだろうかーー。
「まず日本の音楽が好きです。今の曲は大好きな『呪術廻戦』の曲なんですけど、どちらかというと『進撃の巨人』の曲と今の曲を悩んでいました」と明かす。『進撃の巨人』の主題歌ではなく、『呪術廻戦』の主題歌にした理由について「進撃の巨人の曲はダークすぎて、試合にはあれかなと思ったので、もう1個好きな曲の方に決めました」と教えてくれた。
大好きな曲で登場したカスティーヨは、先頭の牧原大成を1ストライクから2球目の136キロスライダーで一ゴロに仕留めると、続く今宮健太を1ボール2ストライクから4球目のインコース139キロスライダーで空振り三振。最後は柳田悠岐を1ストライクから2球目の投ゴロに打ち取り、1イニングをわずか8球で料理した。
◆ 日本の野球に適応しようと努力
今季から加入したカスティーヨは、昨季メジャーでダイヤモンドバックス、メッツ、マリナーズ、オリオールズの4球団でプレーし、4球団の合計29試合・32回を投げ、2勝2敗、防御率3.94の成績を残した。
リリーフの一角として期待されたカスティーヨは、2月26日のチェコ代表との親善試合では21球を投げたが、「あの時はコントロールですね。ちゃんとストライクゾーンに投げることを目標に立てていたので、いつもああいうわけではなくて、あの時は自分と確認しながら投げていましたね」と、17球がストレート・ツーシームといった速球系の主体の投球だった。
「3月にも入ってオープン戦も始まっています。今までは練習試合で試す方向に舵を切っていたんですけど、今は実戦、本当の試合で使うような動きにシフトチェンジしていけたらなと思います」と話していた中で、3月11日のオリックスとのオープン戦で、左足を痛め、翌日に病院で『左ハムストリングスの損傷』と診断され離脱。
5月9日の巨人二軍戦で二軍公式戦実戦初登板を果たし、ファームでは4試合に登板。練習試合の時は目標を立てて投げていたが、ファームでは「毎登板、体と相談してまずは状態良く投げること、その次にバッターの特徴を捉えたり日本のバッターをそれまであまり見ていなかったので、研究することをファームで複数テーマを持って投げていました」と、体のコンディション、日本の打者の傾向を分析した。
6月19日の楽天戦から一軍に合流し、6月21日に来日初昇格。6月23日の日本ハム戦では「まずはコーチ、トレーナーさん、チームメイトのおかげで、戻れたところが自分の中で一番大きかったかなと思います」と来日初登板を果たした。
3月3日取材時点で「ツーシームとスライダーがすごくいいボールを投げられている」と話していたが、現在は「引き続きツーシームの方も使ってはいるんですけど、日本の野球で投げた時にツーシームだとあまり振ってくれない印象がありました。今はフォーシームを同じくらい使っていければと思っております。スライダーも同様に使っていければと思っております」と説明した。
来日2度目の一軍登板で無失点に抑えたカスティーヨ。開幕からリリーフ陣がフル回転していることもあり、この先カスティーヨが“勝ちゲーム”で投げる投手たちと遜色ないレベルで投げられれば、かなり心強い。「とにかく勝っているときでも、負けているときでも、サブロー監督やコーチがいけというところでとにかく腕を振って、チームのためにどんどん腕を振っていこうと思います」。日本の漫画を愛し、日本の野球に適応しようと努力する。頼もしい男がまた一人ブルペンに加わった。
(ホセ・カスティーヨ投手通訳=リッキー・サントス・タカタ通訳)
取材・文=岩下雄太
2026年06月29日 08:45
● パドレス 2 − 4 ドジャース ○
<現地時間6月28日 ペトコ・パーク>
ドジャースの大谷翔平選手(31)が28日(日本時間29日)、敵地でのパドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場。3回に先制適時打を放ちチームの勝利に貢献した。パドレスの松井裕樹投手(30)は5回途中から2番手で登板し1回2/3を1安打無失点。好リリーフを見せたがチームの勝利にはつながらなかった。
大谷は0−0で迎えた3回の第2打席、一死二塁の好機でパドレスの先発右腕・キングと対戦。2ボール1ストライク後の外角シンカーをコンパクトに捉えると、打球は左前に落ちる先制適時打となった。
1−1の同点に追いつかれた直後の5回の第3打席は、一死一塁で四球を選び2試合連続となるマルチ出塁。そのあと4番・ベッツの2点適時打で3点目となるホームを踏んだ。
この日は4打数1安打1打点、1四球1得点2三振の打撃結果。4試合連続安打をマークし、今季の打率は.295、OPSは.950となった。
ドジャースは四死球を絡めながら効率よく加点し、5回1失点と粘った先発のシーハンは4勝目(5敗)。連勝で同地区2位のパドレスに10ゲーム差をつけ、貯金は今季最多を更新する24となった。
松井は5回表、先発のキングが勝ち越しを許したあと、なおも一死一、三塁のピンチで救援登板。最初に対峙した5番・マンシーを三飛、続くエドマンは三ゴロに仕留め、見事な火消しを披露した。
続く6回も続投し、大谷から空振り三振を奪うなど危なげなく無失点。1回2/3で28球、1安打無失点、2奪三振の好リリーフで今季の防御率は1.53に良化した。
2026年06月29日 08:36
ゲレーロJr.と美技の共演
【MLB】レンジャーズ 3ー2 Bジェイズ(日本時間29日・トロント)
現地ファンの心を掴む身のこなしだった。ブルージェイズの岡本和真内野手が28日(日本時間29日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「4番・三塁」で出場した。4打数無安打に終わったものの、守備では存在感を発揮する好守を見せ、ファンは「最高のキャッチだ、オカモト」「カズマ・オカモト、私たちはあなたの大ファンです」と絶賛した。
初回に1点を先制され、迎えた2回2死。走者なしの場面で打席にはピーダーソンが左打席に立つと、先発のビーバーの8球目89マイル(約143.2キロ)のチェンジアップを逆方向にはじき返した。鋭いライナーとなったが、シフトで“ほぼ遊撃”の位置に守っていた岡本は瞬時に反応してダイブ。見事グラブに収め、本拠地のファンが歓声を送った。
今季守備でも高い貢献度を見せる岡本の華麗な横っ飛びキャッチを見た現地のファンは、すかさず反応した。「気に入ったよ」「すごい」「オカモトを通り過ぎるボールなどないよ」「オカモトは今日、三塁でショーを開催している」「回を終わらせる、なんてキャッチだ」と称賛が続いた。
そして岡本が好守を見せた直前、2回無死一塁の場面では、一塁を守っていた同僚のブラディミール・ゲレーロJr.内野手が一塁線への強烈な打球を好捕するなど、中心選手の2人が守備でチームを盛り立てた。試合には敗れ6連敗となってしまったものの、浮上するには岡本の攻守の活躍が必須となるだろう。(Full-Count編集部)
2026年06月29日 08:00
「阪神12−3広島」(28日、マツダスタジアム)
阪神が、敵地でこのところの停滞を吹き飛ばす快勝だ。
2026年06月29日 08:00
「広島3−12阪神」(28日、マツダスタジアム)
広島が今季ワーストの12失点で大敗した。同点の七回1死一、二塁で降板した先発・岡本駿が4敗目。後を受けた高太一が勝ち越し2点適時三塁打を許した。二回に佐々木泰が一時同点の3号ソロ、四回は石原貴規の適時打で一時逆転していた。試合後、新井貴浩監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−最後に大量失点となってしまった。
「途中まで、相手も素晴らしい投手だった中、良い試合だったんだけどね。最後こういう結果になって申し訳ないです」
−岡本は粘りながら。
「あそこ(七回1死一、二塁)は中野がそれまでに合っていたし、結構いっぱいいっぱいだったので、迷わず代えました」
−六回を投げ終えた時点での交代という考えは?
「それはない」
−2番手・高はリーグ戦再開後、失点が目立っている。
「彼も初めての経験。疲れが出てきている時期だと思うので、頑張ってもらいたいと思います」
−打撃陣は高橋遥人のツーシームを振らずに、低めの球にもバットが止まっていた。
「そこは打撃コーチが伝えてくれている。今のナンバーワンの先発投手だと思うので、そういう中から2点先制されたけど、追いついて、一時追い越したことは、すごく評価できる部分だと思います」
2026年06月29日 08:00
「広島3−12阪神」(28日、マツダスタジアム)
ベンチから戦況を見つめる広島の岡本駿投手は唇をかみしめた。3−3の七回にピンチを招いて降板し、後を受けた2番手・高が勝ち越し打を献上。岡本は6回1/3を7安打5失点で4敗目を喫した。
「一発があるバッターに甘い球を打たれた。本当に悔しいピッチングでした」
右腕が目を向けたのはリーグ屈指の強打者2人に浴びた2発。初回に森下に左翼への先制の2ランを被弾すると、3−2の六回には佐藤輝に右翼への同点ソロを食らった。打線は難攻不落の相手先発・高橋から3得点で逆転に成功していただけに「好投手から3点も取ってくれたので、(リードを)守りたかった」と肩を落とした。
六回終了時で球数は99球。それでも七回も続投させてもらえたのは首脳陣からの期待と信頼度の高さの表れだろう。「相手の投手より先にマウンドを降りたくなかったので、七回も行かせてくれたのはうれしかった」と右腕。意気に感じて腕を振ったが、最後は連打されてガス欠気味での降板になってしまった。
チームは最終的に今季ワーストの12失点で大敗し、土日ゲームでの連勝も7で止まった。岡本自身は6月を3勝1敗で終え、「もっと投げる体力だったり、力をつけていかないといけない」と前を見据えた。悔しい経験も糧に、さらなる成長を目指す。
2026年06月29日 07:35
ZOZOマリンスタジアムで28日に行われたロッテ−ソフトバンク戦の試合前に、パ・リーグ6球団と「ラブライブ!シリーズ」によるコラボレーションの一環として、『ラブライブ!スーパースター!!』(Liella!)より、米女メイ役の薮島朱音さん、若菜四季役の大熊和奏さんが来場し、セレモニアルピッチを行った。
▼ 薮島朱音さん
「ずっとテレビで野球を見てたんですけど、実際に投げるとすごく難しく、選手の皆さんは集中しながら、作戦を考えながら試合を行っているのが本当に凄いなと尊敬の気持ちを持ちました。貴重な経験をさせていただき光栄です。選手の皆さんは球が速いですし、正確に投げているので、マウンドは近いのかな?と思っていたのですが想像の2倍以上遠くて難しいなと思いました。本日の投球は頑張ったな!という意味も込めて80点をつけたいです」
▼ 大熊和奏さん
「こんなに貴重な経験が出来、友人にも羨ましい!と言われていたので、私がみんなの期待を背負って今日グランドに立ったんですけど、足がすくんでしまって。こんなに広いところでやってるんだという選手への尊敬と、頑張ってください!という応援の気持ちになりました。練習の方が上手く行ってた気がするので50点をつけたいです」
2026年06月29日 07:30
尊敬する指導者を問われ「真っ先に出るのは仰木監督」
忘れられない恩師がいる。
2026年06月29日 07:29
ロッテは28日、7月10日オリックス戦を皮切りに開催する夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」で、球場外周で様々なイベントを実施することになったと発表した。
イベント期間中は、球場外周にDJブースを設置するほか、球場正面に特設ステージを設営し、多種多様なエンターテイメントを提供。今年の特設ステージには、世界初のAIRDANCEユニットである「AIRFOOTWORKS」や、完全覆面エンターテイメント集団「MASKED SHOWMAN」が出演するほか、昨年に引き続き「BMXフリースタイル・パーク」および「インラインスケート」の各パフォーマーたちも登場し、「BLACK SUMMER WEEK」を熱く盛り上げる。
▼ イベントの詳細
・7月10日〜12日「AIRFOOTWORKS」:世界で唯一無二のダンススタイル「エアダンス」を生み出し、国内外で話題になり世界で活躍するAIRDANCEユニット「AIRFOOTWORKS」が来場。まるで無重力空間にいるような身体表現と音楽を繊細に表現するパフォーマンスを行われる。
・7月10日〜8月9日「クーリッシュ DJ BOOTH」:フロア2「C コアラのマーチゲート」、「D パイの実 ゲート」でDJプレイを行う。夏にぴったりな音楽で球場外周を盛り上げる。
・7月10日〜23日 「M☆Splash!! DANCE SHOW supported by キリンビバレッジ」:球場正面「クーリッシュ パフォーマンスエリア」にて、M☆Splash!!ダンスショーをBLACK SUMMER WEEKスペシャルバージョンで実施。
・7月22日〜23日「MASKED SHOWMAN」:顔全面トゲトゲのマスクで覆われた、怪しくもスタイリッシュなルックスでひと目見たら忘れられないショーマン集団「MASKED SHOWMAN」がBLACK SUMMER WEEKに初登場し、パフォーマンスを行う。
・8月4日〜5日 「INLINE SKATE」:インラインスケートを用いて行うローラースポーツの一種で、ストリート・パーク・ハーフパイプを滑る「ローラーフリースタイル」のパフォーマンスを実施。試合終了後には「NIGHT INLINE SKATE SHOW」を開催。
・8月7日〜9日 「BMX FREESTYLE PARK」:ジャンプ台やクォーターパイプを使った、空中でのダイナミックなトリックが魅力のBMXフリースタイルパークを行う。
・8月7日〜8日 「M☆Splash!! NIGHT DANCE SHOW supported by キリンビバレッジ」:試合終了後の「ボールパークステージ」にて、M☆Splash!!ダンスショーをBLACK SUMMER WEEKスペシャルバージョンで実施。
※ イベントの詳細は球団ホームページにて
2026年06月29日 07:00
ヤクルトが劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
同点で迎えた9回裏。二死満塁の場面で打席に立った古賀優大は、藤嶋健人が投じた3球目のスプリットを捉えると、打球は中前へ。走者を迎え入れるサヨナラ適時打となり、チームに大きな勝利をもたらした。
この一打について、解説を務めた田尾安志氏は「素晴らしかったですね。藤嶋も良い高さに投げたと思うんですが、センター方向を狙ったのが良かったですね」と称賛。難しい場面でも冷静に打ち返した打撃を評価した。また、同じく解説の坂口智隆氏も「本当に頼もしくなった。3番を任されることもあって、バットでも頼りになる存在」とコメント。捕手としてだけでなく、打撃面でもチームに貢献する古賀の成長ぶりを高く評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月29日 06:50
巨人がDeNAとの接戦を制した。28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、勝利を引き寄せた8回の継投策にフォーカスした。
先発の井上温大は7回1失点の好投。迎えた8回には勝ちパターンの大勢がマウンドに上がったが、松尾汐恩に二塁打を許すと、三森大貴には適時二塁打を浴びるなど苦しい投球となった。二死まではこぎつけたものの、ここで巨人ベンチは田中瑛斗への継投を決断。田中は宮粼敏郎を打ち取り、ピンチを切り抜けた。
この判断について、解説を務めた坂口智隆氏は「この継投によって大勢選手が状態が上がるのを待てる。8回を2人で備えられるのは大きい」と評価した。さらに「大勢選手も悔しいでしょうけど、このままズルズルいかないようにポジティブに捉えて」とコメント。大勢を無理に引っ張らず、田中瑛斗とともに勝ちパターンを支える形を作れることの重要性を指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月29日 06:40
◆ 防御率は圧巻の1.29
阪神が広島に12−3で大勝。
2026年06月29日 06:40
プロの世界は厳しい。結果が出なければユニフォームを着ていられる時間はあっという間に過ぎ去っていく。
だからこそDeNAのファームを預かる村田修一・二軍監督には、選手たちの人生を背負うだけの覚悟がある。
「熱くなっていこうぜって常に言っています。どれだけこのチームを強くしたいのか、このチームで生き残りたいのかを前面に押し出してこないと、うちに秘めてますって言われても、見えなかったら意味ない。結果が出ないことは仕方ないですけれども、結果を出したいという姿勢は、常に前に出せるように」。
長年4番の座を務めたスラッガーの視線は、常に一軍の舞台を見据え、若手の心に訴えかける。ファーム中地区で現在トップを走る若き星たち。育成の場で、選手を一人でも多く一軍へ送り込み、定着させるための村田二軍監督の「熱き取り組み」に迫る。◆ 一・二軍のポジティブな循環
現在の一軍では、村田二軍監督が手塩にかけて育ててきた若手選手たちが一軍で積極的に起用されている。もちろん苦しい一軍の事情もあるが、ファームの選手たちにとってもお呼びがかかるチャンスがすぐあるかもしれないという、ポジティブな緊張感と期待感に繋がっている。
「結果が出る・出ないはタイミングや、他にもいろいろなこともある」と勝負の世界の厳しさを知る村田監督は、一軍ですぐに通用するとは考えていない。大切なのは、一軍の舞台を経験し、通用しなかった時に「何が足りないか」を気づくこと。「小田(康一郎)もそう。宮下(朝陽)も何回も落とされて上がってを繰り返しています。足りないことを下でまた練習すればいいんです」
個のレベルアップのサイクルこそが、チームの底上げを支える基盤となる。◆ チームを変革する“熱さ”
横浜を本拠地とするこの球団には、どこかクールでスマートな雰囲気があった。村田監督の現役時代も「熱はあまりなかったですね。自分のやりたい野球をみんなでやっている感じでした」と回想する。
しかし村田監督が求めるのは泥臭く感情を剥き出しにする”熱さ”。巨人に移籍した際は「主力選手でも状態が悪いときは進塁打に徹するなど、チームが勝つためにやっていましたね」。 常勝球団の常識は、カルチャーショックともいえるものだった。
キャンプから約半年間二軍監督を務めて「楽しいですよ」と笑う指揮官だが、その指導は時に熾烈を極める。
「育ってきたなと思える選手もいます。けれどもまだまだだなと思う選手に対しては、首根っこを捕まえて、どうなんだお前、それでいいんかっていう話はします。『俺は上に行きたいし、強くしたいし、絶対上に行くと思ってこの今の仕事をやってる。お前にそのついてくる気持ちがないのであれば、一緒に行く気はないからな』とはっきり言います」 。
大切なのはプロとしての心得。「データも大切ですし、振り返りに使うことはいいことです。でも結果がでなかったことの言い訳にしてはいけないんです。自分で考えて動けないと」。球界屈指のデータ解析力を誇るDeNAだが、それ以上に大切なものは執念や自覚。巨人で体感した勝負への厳しさを、若手選手一人ひとりの胸に植え付けようとしている。◆ 目指すはリーグ優勝
村田二軍監督がこれほどまでに熱く選手と接するのは、一軍の相川亮二監督とともに勝ちたいという強い想い、そしてこの球団への深い愛着があるからに他ならない。
「この仕事って結局はチームが好きだからやっているんですよね。だから帰ってきています」と語る通り、その熱源は純粋なチームへの愛情。
「常日頃から横浜スタジアムでどう君が活躍するのかを考えてやれ」。
選手たちを鼓舞し続ける熱血指揮官は、ひとつの夢を思い描く。「将来はみんなと一緒にリーグ優勝して、ハワイ旅行に俺は行きたい」
若い選手たちがファームで同じ育成方針のもと、同じ考え方を共有して育っていけば、それは数年後の確固たるチームの基盤になる 。熱き指揮官のイズムを胸に、一軍の舞台で主役へと躍り出る若き力が、これからのベイスターズの歴史を作っていく。
取材・文 / 萩原孝弘
2026年06月29日 06:30
◆ 田尾氏は「彼に100球の制限なんていらない」と称賛
オリックス・九里亜蓮が28日、楽天戦に先発登板。2回に鼻血が出るアクシデントがあったものの、7回95球・5安打3奪三振3四死球2失点と好投。直後に西川龍馬が逆転の満塁本塁打を放ち、九里は今季6勝目を手にした。
九里の投球内容について、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・坂口智隆氏が「なかなか打線の援護がないなかで、粘り強く好投していたら最後に逆転してくれた。しっかり我慢強く投げた」と振り返ると、解説の田尾安志氏は「九里は本当に応援したくなる投手なんですよね。彼に100球の制限なんていらない。もういくらでも投げますよというような意欲を感じる」と評価。坂口氏も「そういう姿が先発投手に大事かなと思う所ですよね。素晴らしかった」と称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年06月29日 06:20
◆ スタメン起用に応える活躍!「存在感のあるプレーを見せてくれている」
日本ハム・奈良間大己が28日、西武戦で今季第3号のソロ本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せた。
連日のマルチ安打を記録した奈良間について、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・坂口智隆氏が「スタメン起用に応えてますよね」と語ると、解説の笘篠賢治氏は「打順とかオーダーというのは、新庄監督はいろいろ使われるが、やはり今状態が良いという中では続けてこうやって出させてもらえて、その中でしっかりアピールできている」と称賛。さらに「派手さはないが玄人好みというか、守備も打撃もすごく味のある、存在感のあるプレーを見せてくれますよね」と評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』