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2026年07月01日 06:54
日本代表は30日、FIFAワールドカップ2026 決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ブラジル代表戦から一夜明け、今大会最後の取材対応を行った。 日本代表は佐野海舟のゴールで先制するも、後半に2失点を喫して逆転負け。後半アディショナルタイム、途中出場の田中碧は自陣で一度はボールを奪取するも、その後のプレーがつながらず、一連の流れから決勝点を献上。試合後は大粒の涙を流し、試合後のミックスゾーン(取材対応エリア)でも目をはらしながら現れ、取材には応じなかった。 一夜明け、田中は「悔しいし申し訳ないというのはずっとあります。それは昨日だろうが、今日だろうが、この先ずっと変わらないと思います。シンプルに自分の力がまだまだ足りなかったというだけだと思う。もっともっとやらないといけないですし、シンプルに力が足りなかった」と振り返った。 前回大会では“三笘の1ミリ”からスペイン代表撃破につながる決勝弾。今大会は第2節のチュニジア代表戦、第3節のスウェーデン代表戦で出色のプレーを見せた。現在27歳、2030年大会への期待も高まるが「今は4年後ああだこうだという気持ちではないですが、ワールドカップで感じた悔しさは、やっぱりワールドカップでしか晴らせない。やっぱりワールドカップは特別な舞台だと思うので、またそこでプレーできるように4年後を目指すというより、毎日毎日(ワールドカップ)優勝できるようなプレーヤーとしての実力が付けられるかどうか。まずはそこに自分は全力で向き合いたいです。ワールドカップどうこうというより、本当に世界のトップオブトップと肩を並べられるような選手、それに値するようなプレーヤーになれるように成長したい」と決意を語った。 【動画】ブラジルを追い詰めるも、後半ATに悲劇…
2026年07月02日 08:47
プレミアリーグに所属する選手がFIFAワールドカップ2026でも大きな活躍を見せているようだ。
W杯・決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)が7月1日に行われ、イングランド代表とコンゴ民主共和国代表が対戦。7分にブライアン・チペンガのゴールでコンゴ民主共和国代表が先制したが、75分と86分にハリー・ケインが得点を決め、イングランド代表が2−1で逆転勝利を収めた。
この試合ではアンソニー・ゴードンがケインのゴールを2点とも演出し、2アシストを記録。データサイト『OPTA』によると、決勝点となったアシストによって、2025−26シーズンをプレミアリーグでプレーした選手の今W杯における得点関与数が100得点(54ゴール46アシスト)に到達し、これは他のどのリーグよりも52得点多い数字であることが伝えられている。
なお、その後に行われたラウンド32のベルギー代表とセネガル代表の一戦は、2点差を追いついたベルギー代表が延長戦の末に3−2で劇的勝利を収めたが、この試合でもプレミアリーグでプレーするセネガル代表のイスマイラ・サールが得点を決めたほか、ベルギー代表ではユーリ・ティーレマンスが2得点を挙げ、レアンドロ・トロサールは1アシストを記録しており、プレミアリーグでプレーする選手の得点関与数は通算104得点に伸びている。
【ハイライト動画】苦戦もケイン2発でイングランド代表が逆転勝利!
2026年07月02日 07:05
ノッティンガム・フォレストの新監督にオリヴァー・グラスナー氏が就任する見込みとなったようだ。7月1日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
報道によると、ノッティンガム・フォレストは今夏の早い段階からグラスナー氏の招へいに向けて動いていたとのこと。交渉は事実上合意に達しており、残るは事務的な手続きのみとなっているようだ。現時点でクラブからの正式発表はないものの、2月から指揮を執っているヴィトール・ペレイラ監督は解任される見通し。グラスナー氏が新監督に就任した場合、ノッティンガム・フォレストにとっては直近12カ月間で5人目の指揮官となる。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、決まり文句である「here we go!」とともにグラスナー氏がペレイラ監督の後任としてノッティンガム・フォレストの新指揮官に就任する見込みと指摘。今夏の補強戦略にも関与し、開幕が迫る2026−27シーズンに向けてチーム作りを進めていくようだ。
グラスナー氏はオーストリア出身の現在51歳。2021年夏に就任したフランクフルトでは日本代表MF鎌田大地や元日本代表MF長谷部誠氏を指導し、ヨーロッパリーグ(EL)制覇を達成した。2024年2月からはクリスタル・パレスを指揮し、鎌田とも再タッグを結成。FAカップ、FAコミュニティシールド、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のタイトルをもたらしたが、2025−26シーズン限りで退任した。
2026年07月02日 07:02
パルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶にプレミアリーグ移籍の可能性が浮上しているようだ。6月30日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。
アストン・ヴィラからも関心が寄せられている鈴木だが、現在はリーズへの移籍が最も現実的な選択肢となっている模様。報道によると、日本代表MF田中碧も所属する“古豪”はフランス人GKイラン・メリエとの契約が満了したことから今夏の移籍市場でのGK補強を目指しており、パルマ・カルチョで評価を高め、FIFAワールドカップ2026でも好セーブを連発した日本の守護神がメインターゲットとなっているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・シーラ氏も、リーズが鈴木の獲得に向けたオファーを準備中と指摘。パルマ・カルチョは移籍金として3000万ユーロ(約56億円)前後を要求しているという。
鈴木は2002年生まれの現在23歳。浦和レッズからシント・トロイデンを経て、2024年夏からパルマ・カルチョでプレーしている。加入初年度からセリエAで38試合中37試合に出場すると、2年目の2025−26シーズンは負傷離脱がありながらも公式戦22試合でゴールマウスを守った。FIFAワールドカップ2026では全4試合に先発フル出場。好セーブを連発し、3大会連続決勝トーナメント進出の原動力となった。
なお、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの去就が不透明となっているアストン・ヴィラも、鈴木の動向を注視し続けているようだ。
2026年07月02日 06:55
ブラジルとの決勝トーナメント1回戦から一夜明けた6月30日(日本時間7月1日)、日本代表の伊東純也が、日本代表での今後について語った。
2026年07月02日 06:53
ワールドカップでも活躍した日本代表DFの冨安健洋は、まだ来シーズンの所属先が決まっていない。アヤックスを退団してフリーとなり、新天地は未定という状況だ。
アーセナルでも実力を証明してきたタレントがフリーとあれば、引く手はあまただろう。多くのクラブが注目しているはずだ。そのなかで、かつて戦ったセリエAのクラブからの関心が伝えられた。
そのクラブとは、2025-26シーズンを11位で終えたサッスオーロだ。ファビオ・グロッソ監督がフィオレンティーナに去ったことで、新シーズンはアルベルト・アクイラーニ監督が指揮をとる。
専門サイト『Sassuolo News』は6月28日、冨安がサッスオーロの「具体的な目標になった」と報道。「CBと右SBをこなせる万能性は、アクイラーニ監督の要求を特に満たす」と伝えた。
「ワールドカップ出場中の彼には、複数クラブやヴェネツィアが注視している。だが、最も活発に選手を検討し、近くオファーを出すかもしれないクラブのひとつがサッスオーロだ」
「トミヤスは経験豊富でクオリティがある、だがコストを抑えて可能な補強となる。スカッドの国際化をさらに進め、日本にも展望を開かせる補強だ。進展があるか、様子を見よう」
ボローニャ時代に最終ラインのあらゆるポジションをハイレベルにこなした冨安は、守備の国イタリアで高く評価されている。フィジカルへの懸念はあっても、能力や実績が申し分ないのは周知のとおりだ。候補リストに名前が載るのは、まったく不思議ではない。
ただ、サッスオーロは欧州カップ戦に出場するクラブではない。リハビリ明けの状況で声をかけてきたアヤックスに感謝しながらも別れを告げたことを考えれば、選手の野心に見合うかは不明だ。
いずれにしても、ワールドカップで改めてその能力が称賛されている冨安だけに、この夏の決断に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月02日 05:32
2026W杯でもノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのゴールペースが止まらない。今大会ではグループステージ初戦のイラク戦、第2戦のセネガル戦で2ゴールずつを記録。第3戦のフランス戦こそ休みを取ったが、1日に行われたベスト32のコートジボワール戦では決勝ゴールを記録。
これにより、ハーランドは代表直近13試合で25ゴールを決めていることになる。これには欧州予選のモルドバ戦で挙げた5ゴールなど格下からのゴールも含まれているが、それでも驚異的な数字であることに変わりはない。
まだ未来の話をするには早すぎるが、英『BBC』はこのペースならポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代表得点数を超えるのも時間の問題と伝えている。
41歳の現在もポルトガル代表で戦うロナウドは、通算231試合で145ゴールを挙げている。ペース的には1.59試合に1ゴールのペースでネットを揺らしてきたことになる。
一方でハーランドはここまで53試合で60ゴールを記録していて、得点数が試合数を超えている。0.88試合に1ゴールのペースとなっていて、このペースなら通算128試合目のところでロナウドの145ゴールに並ぶ計算になる。
今後のW杯&EUROの欧州予選、本大会、親善試合を含めて年間に10試合の代表戦をこなすとすれば、ハーランドは32歳になるあたりでこの数字に届くことになる。
もちろんこの計算通りにいくほど甘くはないだろうが、ここまでの得点ペースが異次元なのは確かだ。仮にロナウドのように40歳になってもキャリアを続けていた場合、ハーランドの数字はとんでもないことになるかもしれない。
2026年07月02日 05:29
2026W杯でも優勝筆頭候補だろうか。フランス代表の破壊力が凄まじい。ベスト32ではスウェーデン代表を3-0と一蹴しており、攻撃力は驚異的だ。
何より凄いのは、チーム内でバロンドール争いがあることだろう。スウェーデン戦でも2ゴールを挙げ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシに並ぶ大会6ゴール目を記録したFWキリアン・ムバッペ、パリ・サンジェルマンでチャンピオンズリーグ連覇に貢献し、W杯ではグループステージ最終節のノルウェー戦でハットトリックを決めた昨年のバロンドール受賞者であるFWウスマン・デンベレ、そしてバイエルンでリーグ制覇に貢献したFWマイケル・オリーセもバロンドールにふさわしいパフォーマンスレベルだ。
独『Bild』によると、バイエルンOBでもある元フランス代表DFウィリー・サニョル氏はオリーセにバロンドールを受賞してほしいと語る。
「彼について多くを語る必要はない。ピッチで彼のプレイを楽しめばいいんだ。他のどの選手よりも優れている。もし彼が年末にバロンドールを受賞できないとなれば、サッカー界にとっては深刻な問題だ。個人的に好きなのは、彼が自分のゴールやアシストにこだわっていないところだ。常にチームメイトのために何が出来るかを考えているように見える。かつての仲間だったジネディーヌ・ジダンもそういうタイプだった。過去15年サッカー界を席巻してきたメッシとC・ロナウドは、どちらかといえば自分の成績のためにプレイしているようなところがあったが」
クラブでの成績も考えれば、PSGでCLを連覇しているデンベレが有力か。ムバッペはW杯得点王になった場合に有力な候補者となるだろうか。
いずれにしても代表チーム内でバロンドール争いがあるのは異常なことで、この3トップを抑えるのは不可能ミッションだ。
2026年07月02日 05:19
「別に変える必要がないじゃないですか」
今なお、強く記憶に残っているのが、上田綺世のこのひと言だ。
2026年07月02日 05:17
2014W杯を制した時の強さはすっかり消えてしまったのか。ドイツ代表は2026W杯ベスト32でパラグアイ代表にPK戦の末敗れた。2018、2022はグループステージ敗退に終わっていて、非常に厳しい内容の大会が続いている。
今大会もゴールを守ったGKマヌエル・ノイアーはすでに代表引退を表明しているが、ドイツ代表はEURO2028へ他にも選手の入れ替えを進める必要があるだろう。
独『Sky Sport』によると、2014W杯優勝メンバーのマッツ・フンメルスはここ10年ほどは最悪の時期を過ごしていると語る。
「過去3年、自国開催のEURO、ネーションズリーグ、今回のW杯があった。EURO2024については話題になることもあるが、他2大会は期待はずれだ。一部の選手は自ら代表を退くだろう。30歳前後の選手に関しても厳しい決断を下さなければならないだろう。良い結果を残すチャンスはあったのに、それが出来なかったのだから。EURO2016以降、我々は1度も良い大会を過ごせていない。これは偶然ではない。実に10年に及ぶ失敗の連続だ」
W杯制覇から一気にここまで成績が落ちるのも珍しいかもしれないが、今回も伏兵パラグアイに敗れてしまった。強いドイツを取り戻すには何をすべきなのか。今は答えが見えないか。
2026年07月02日 05:15
――4年後に20代後半や30代前半となる選手が多く、次のW杯は現行メンバーの集大成と捉えることもできます。ある程度このままでいくのか、それともガラッと入れ替えた方が良いのか。
「それは若手の成長次第だね。今20歳くらいの選手で、すでにA代表レベルの選手がたくさんいる。シオガイ(塩貝健人)、ゴトウ(後藤啓介)、サトウ(佐藤龍之介)。
U-17のキタハラ(北原槙)やミイデラ(三井寺眞)もポテンシャルがある。彼らが4年後にA代表レベルになれば、ワールドカップに行く可能性がある。
例えば、ブラジル代表のラヤンは19歳で今回の日本戦に先発しているし、同じく19歳のエンドリッキは次のエース候補で日本戦に途中出場した。ブラジルで話題になったモロッコの18歳の選手(アユブ・ブアディ)もほとんどの試合で先発し、高いレベルでプレーしている。ポテンシャルのある選手がいれば、早くから代表に入れた方がいいね」
――ベテランに目を向けると、遠藤航は今大会の直前に怪我で離脱し、代表引退を表明しました。ただ、まだ33歳です。代表復帰の可能性はあるのでしょうか。
「代表引退は少し早かった。少なくとも来年1月のアジアカップまでは行けるかなと思っている。ただ、ボランチは日本で一番タレントが多いポジションだ。ワールドカップメンバーに入らなかった選手でもフジタ(藤田譲瑠チマ)やサトシ・タナカ(田中聡)、コウダイ・サノ(佐野航大)など良い選手がたくさんいるので、エンドウが戻るのは簡単ではない。
もちろん、彼がプレミアリーグの高いレベルで試合に出続けるなら、代表復帰してほしいね。残念ながら今回のワールドカップに出られなかったからこそ、アジアカップにキャプテンとして出てくれたらいいなと思う」
――同じくボランチで31歳の守田英正は、欧州最高峰のチャンピオンズリーグでも活躍を続けながら、北中米W杯のメンバーから外れました。代表に戻ってくると思いますか。
「微妙だね。モリタも代表に戻るべきだと思う。年齢的にもまだ続けられるはずだ。次のクラブ(今夏にスポルティングを退団、新天地は未定)で活躍すれば、代表に戻ってきてほしい」
――最後に、次の4年間で日本代表には何が必要だと考えますか。
「一つは、必ずアジアカップで優勝すること。『日本はアジアで一番強い』と他国のメディアも思っているようだが、最後に優勝したのは15年も前だ。日本がアジア最強であることをピッチで見せるべきだと思う。
しかし、一番大事な目的はやはりワールドカップだ。ワールドカップに向けて、他の強豪国と試合をして、新しいやり方や戦術を見せてほしい。ブラジル戦のように守備的になりすぎる戦術ではなく、もっと勇気を持ってプレーしてほしい」
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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森保一監督が率いる日本代表は6月30日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表と対戦。29分に佐野海舟が鮮やかに先制点を奪うも、56分にカゼミーロ、90+5分にガブリエウ・マルチネッリに得点を許し、1−2で逆転負けした。
またしてもグループステージ以降は勝利を掴めず、ラウンド32で敗退。その瞬間、第二次森保政権は終わりを迎えた。森保監督が続投する可能性はあるが、一区切りだ。
目標としていた優勝には届かなかった。世界との差を埋めるために、次の4年間はどうあるべきか。そしてカタールW杯を戦った第一次森保政権からは、どれだけの上積みができたのか。
日本サッカーを長く取材するブラジル人記者、チアゴ・ボンテンポ氏の見解は――。
――◆――◆――
――カタールW杯後からの4年間を振り返ってみて、チームの上積みはどんなところで感じられますか。
「4年前と比べたらチームはかなり進化した。たくさんのポジションで、クオリティだけじゃなくてクオンティティ(量)も進化したと思う。
今のチームの強みは、ほとんどのポジションでスタメンと控えのレベルにそれほど差がないことだ。キープレーヤー数人がいなくても、調子はそんなに落ちないと思う。もちろん、特にミトマ(三笘薫)やクボ(久保建英)がブラジル戦にいたら、違う展開になっていたかもしれないが、チーム作りとしては4年前と比べてすごく進化した。
ここから監督もさらに進化してほしい」
――では逆に、森保ジャパンの一番のウィークポイントは?
「ブラジル戦で感じたのは、守備の時、本来ディフェンダーではないウイングバックと、サイドのセンターバックの間のスペースを、技術の高い選手に突かれてしまう点だ。3−4−2−1のシステムに変わった時から、これが弱点になるだろうとみんなが思っていた。なぜミトマやドウアン(堂安律)をウイングバックで起用するのか。彼らはディフェンダーではない。
アジアレベルではそれで問題ないが、世界のレベルでは違う戦い方が必要。選手のレベルだけを考えれば、今の日本は間違いなく世界と戦える。しかし、今の戦い方だけでは足りないことが、ブラジル戦の結果で明らかになった。これから新しい戦い方を見つけるのがポイントだと思う。将来、他の強豪国と対戦する時にチームに何の変化をもたらすのか。監督やコーチたちが勉強すべきことはたくさんある」
2026年07月02日 05:13
2026W杯グループHを首位で通過したものの、カーボベルデ代表と引き分けるなどパフォーマンスレベルに不安が残ったスペイン代表。怪我人の問題もあり、グループステージの段階では期待されたほどのインパクトは残せていない。
レアル・ベティスや、短期間ながらバルセロナも指揮したキケ・セティエンは、その中でもバルセロナMFペドリが能力を100%発揮できていないと不安視している。ペドリの状態に問題があるというより、周りの選手がペドリのレベルに合わせられていないとの考えだ。
「ペドリはバルセロナのチームメイトとは上手く連携が取れている。しかしロドリやファビアン・ルイスといった選手でも、相手が守備を固めてきた際に狭いスペースへボールを通す能力が不足している。サイドバックのジョレンテ、ククレジャもポジションを十分に理解していない。2人とも攻撃参加はするが、パスコースやスペースを見つけるのに苦労している。それは彼らが所属するクラブで異なるプレイスタイルで戦っているからだ。これは一朝一夕では変えられない」
テクニシャン揃いのスペイン代表の中盤においても、ペドリのテクニックは一段上だ。スペインが頂点に立つにはペドリ、同じくバルセロナでプレイするFWラミン・ヤマルが100%の実力を発揮する必要があるが、まだ現時点では実現できていないか。
2026年07月02日 04:56
現地6月30日、北中米ワールドカップのノックアウトステージ、ラウンド32でフランス代表はスウェーデン代表と対戦し、3−0の快勝を収めた。
2026年07月02日 04:55
4年前は、どちらかといえば自らの結果を強く求める印象があった堂安律や鎌田大地らが、今大会ではリーダーとして誰よりもチームのために走り、戦った。その変化の背景には、長友佑都や吉田麻也といった長年日本代表を支えてきたベテランの存在があったことは間違いない。彼らの背中を見て育った世代へ、「フォア・ザ・チーム」の精神は確実に受け継がれている。
そうした意味でも、長友の貢献は計り知れない。ブラジル戦翌日の囲み取材でそのことを本人に伝えると、「そう言っていただけると嬉しいですね」と笑顔を見せた。
「それは僕自身も感じていて。彼らのチームへの忠誠心とか、そうしたところへの度合いがどんどん大きくなっているなと。あの律が、10番で点を取りたいとギラギラしていた彼が今大会はディフェンダーのような守備をずっとやっていた。大地の心構えも含めて素晴らしかったです」
長友の魂に突き動かされたのは、堂安や鎌田だけではない。後藤啓介や塩貝健人ら、ロサンゼルス五輪世代の若手にも、その思いは確かに届いていた。
「啓介と健人、この1か月の変わりようがあまりにも凄すぎて。本当に嬉しくて、日本代表として戦う誇りと覚悟みたいなものが彼らに伝わったなと思うと。負けて自分をすごく否定したくなるけど、そこに関しては嬉しく思います」
長友は、日本代表の一員としてだけでなく、日本サッカーそのものに何かを残せたという確かな手応えを口にした。
「彼らの魂に火をつける。代表とはこうあるべきだという部分に火をつけられたのは、日本サッカーに大きく貢献できたなと。彼らがその心構えでやってくれると、これから代表に呼ばれる選手たちもそうあるべきだと広がっていくので。伝染していった感覚は確実にありますよ。彼らの言動、彼らの成長が僕は嬉しいです。これからもやってくれると信じています」
若手について語っていた長友は、ふと「なんだか鳥肌が立ってきた」と興奮気味に声を弾ませた。
「チームへの忠誠心もそうだし、若いから自分のエゴだけでやりたいとは思うんだけど、それでもやっぱりチームのために戦う、仲間のために戦うような、代表のために日の丸をつけて戦うような誇りを彼らから感じたので。これは財産になりますよ、日本サッカーに。そこにちょっとでも貢献できたのなら非常に嬉しく思います」
ピッチでのプレーだけでは測れない価値があることを、長友は今大会で改めて証明した。5大会連続でワールドカップに出場したベテランが植え付けた「代表とはどうあるべきか」という精神は、これから先も世代を超えて受け継がれていくだろう。その意味で、長友が日本サッカーに残した足跡は、出場時間や数字だけでは決して測ることはできない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年07月02日 04:45
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジルと対戦。1−2で逆転負けを喫し、敗退が決定した。
後半アディショナルタイムの失点で、あっけない幕切れ。しばし茫然となってしまった。とはいえ、取材エリアに行かなくてはならない。
記者席から1階に降りるエレベーターに乗ると、ある男性が飛び乗ってきた。そして、「日本代表は本当に素晴らしいチームだよ。いい試合だった」と声を掛けてくれた。
「どこかで見たことがある顔だな」と思い、エレベーターを降りてから思い出した。元アメリカ代表の“英雄”ランドン・ドノバンだったのだ。
調べてみると、『FOX SPORTS』でこの試合の解説を務めていた。
わざわざ一介の日本人記者に話しかかけてくれるなんて、よほど日本の戦いぶりに感銘を受けたのだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月02日 04:34
「だからブラジルだけは避けたかったんだ」
そう感じてしまった。
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で強豪ブラジルと対戦。佐野海舟のゴールで先制したものの、防戦一方となった後半、56分に追いつかれると、後半アディショナルタイム5分に失点を喫し、1−2で敗れた。
グループステージで2位が確定した瞬間、ブラジルは最も避けたい相手だったという記事を出した。理由は、昨年10月の対戦で勝っているからだ。
ブラジルはその恥辱のリベンジでモチベーションはより高くなり、何より隙を見せなくなる。
その原稿でも触れたように、南野拓実はモナコの同僚であるブラジル代表DFカイオ・エンリケから聞いた話では、10月の対戦で2点をリードしてハーフタイムを迎えた際、アンチェロッティがハーフタイムに「絶対にこのまま緩めるな」と鼓舞したものの、何人かの選手は勝ったような雰囲気になっていたという。後半に逆転を許し、イタリア人指揮官は激怒していたようだ。
この稀代の名将が締めてくるのは自明の理だった。というより、日本の選手たちも話していたように、親善試合とはモチベーションがまったく違った。
それはピッチ上でも現れていた。ボールを奪われたヴィニシウス・ジュニオールが、すぐに戻って取り返したシーンには驚かされた。“本気”のブラジルは、格が違った。
後半は名将カルロ・アンチェロッティの戦術変更で、サイドから執拗にクロスを送り込まれ、日本はベタ引きして耐えるしかなかった。
仮に後半を1−1で凌いだとしても、延長戦で日本が勝ち越し点を奪う可能性はほぼゼロに等しかった。
10番の堂安律も「差があった」と認めたうえで、「後半は特に彼らは隙のないチームだった」と表現していた。
とにかく、モチベーションが高く、戦術も守り、結束したセレソンの強さは凄まじく、怪我人が続出して層が薄くなった日本が勝てるほど甘くはなかった。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台