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2026年07月01日 21:42
[北中米W杯ラウンド32]日本 1−2 ブラジル/6月29日/ヒューストン・スタジアム 日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジルと対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制するも、56分に追いつかれて迎えた後半アディショナルタイムに被弾し、1−2で逆転負けを喫した。 試合後、自陣でボールを奪うも、その後にロストし、最後の失点のきっかけを作るかたちとなってしまったMFの田中碧はピッチに倒れ込んで号泣。取材対応もできないほどの状態だった。 一夜明け、取材に応じた田中は意気消沈した様子で、こう絞り出した。 「悔しいと申し訳ないというのは、ずっとあるというか、それは昨日だろうが今日だろうが、これから先ずっと変わらないだろうなというふうに思いますし。シンプルに自分の力がまだまだ足りなかっただけだと思うので。もっとやらなくちゃいけないんだなという、シンプルに力が足りないんだなというのは感じました」 自ら奪ったボールであり、そもそも失点はチームの問題であり、一人の選手が責任を負うべきではない。だが、27歳のMFは「あの時間帯に失点したというのが、自分としてはすごく責任を感じた」という。 「ゼロで進めるのができなかったのは自分の責任ではあるんで、全部自分で受け止めてますし、受け入れていますし、まだまだ自分の力が足りなかったというだけなんで。そこだけだなっていうのは思います」 そして、「もちろんクリアすればよかったなとは思います。でもつなげれば、それでもう一回クリアしてくれればよかったなというふうにも思いますし。でも、別に誰のせいでもなく自分の責任ではあるんで。サッカーである以上、自分で取り返さなきゃいけないなというふうに思います」と責任を背負いこんだ。 チュニジア戦、スウェーデン戦での田中の奮闘ぶりは誰もが認めるところ。顔を上げて、日本に帰国してほしい。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派) 【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月03日 03:36
韓国サッカー界の激震が止まらない。
北中米ワールドカップに出場した韓国代表はグループステージを1勝2敗のグループ3位で終え、3位ランキング8位以上での決勝トーナメント進出を期待したが、吉報は届かなかった。全体34位という惨敗に終わり、責任を取ってすぐさまホン・ミョンボ監督は辞意を表明。国家元首であるイ・ジェミョン大統領からも公式Xで非難された“英雄”は、帰国した際にも仁川国際空港で待ち受けたサポーターから「お前なんか出て行け!」「(報酬の)20億ウォンを返せ!」など罵声を浴びせられ、まさに到着ロビーはカオスと化した。
韓国政府は韓国サッカー協会に対して「特別監査」へ乗り出す意向で、ある市民団体はチョン・モンギュ協会会長、イ・イムセン前技術理事、ホン・ミョンボ前監督の3人を告発。もはや非常事態に発展している。
そんななか、帰国から2日が経過した7月2日、ホン・ミョンボ前監督はふたたび空港に姿を現わした。韓国放送局『MBC』によると、「前監督は北中米ワールドカップを終えて韓国へ帰国してからわずか2日後のこの日、仁川国際空港から再度アメリカへ向かった」という。報道陣に囲まれると、「私にも話したいことはありますが、いずれきちんとお話しする機会があるでしょう」とコメントした。
ここ数日、韓国国内で取り沙汰されているのがチーム内の不協和音説だが、ホン・ミョンボ監督は「選手たち全体として内紛などはありませんでした」と真っ向から否定。ラウンド32進出失敗の原因のひとつとして挙げられているのが、ドイツのボルシアMGに所属するDFイェンス・カストロップの規律違反で、この件についても問われたが、「そういう事実はありません」と回答した。
当面はアメリカ西海岸のロサンゼルスで静養する予定だ。しかし今後、韓国政界が公聴会への召喚などを求めるケースが出てくるかもしれない。それに対して前監督は「「いつ韓国へ戻るかは分かりません」とだけ答え、足早に立ち去ったという。
風雲急を告げている韓国サッカー界。前代未聞の混迷は、今後しばらく続くことになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月03日 01:00
ドイツサッカー連盟(DFB)は同国代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督に対し、辞任をするように迫ったようだ。2日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。
FIFAワールドカップ2026でグループEに入ったドイツ代表は、グループステージを2勝1敗の首位で通過。決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)ではパラグアイ代表と激突した。試合は先制点を許すも、後半にカイ・ハヴァーツが同点弾を奪取。しかし、逆転とはならず、PK戦までもつれるとドイツ代表は3人が失敗し、ラウンド32で姿を消した。
2014年のブラジル大会で通算4度目の世界制覇を飾ったドイツ代表だが、その後の2大会 ではまさかのグループステージ敗退。今大会でようやく決勝トーナメントに進出したものの、早期敗退に終わってしまった。
この結果を受けて、ナーゲルスマン監督の立場が危うくなっており、退任が近づいている模様。報道によると、2日の朝にDFB本部にてナーゲルスマン監督と連盟幹部による面談が行われ、今大会の敗戦に関する説明が求められたという。さらにその席で、ナーゲルスマン監督は“名誉のある形での辞任”をするように助言されたようで、DFB側は同指揮官が辞任しない場合、解任に踏み切る可能性もあるようだ。
また、ドイツメディア『南ドイツ新聞』によると、ナーゲルスマン監督の年俸は700万ユーロ(約12億円)で現行契約はUEFA EURO 2028終了時まで残されている。連盟側が一方的に解任した場合は、違約金が発生するため、指揮官自らが身を引く“辞任”の形を求めているとの見解を示した。
なお、ナーゲルスマン監督の後任については、これまでドルトムントやリヴァプールを率い、現在はレッドブル・グループのグローバルサッカー部門の責任者を務めるユルゲン・クロップ氏の名前が浮上している。
【総集編】3分で分かる! FIFAワールドカップ2026 全48カ国ガイド
2026年07月03日 00:03
ブライトンは2日、ヴェネツィアに所属するオーストリア代表DFマイケル・スヴォボダの獲得を発表。また、同日にオランダ代表DFジョエル・フェルトマンが契約満了に伴い退団することも併せて伝えている。
今夏の移籍市場において、センターバック(CB)の血の入れ替えが行われているブライトン。すでにオランダ代表DFヤン・ポール・ファン・ヘッケがトッテナム・ホットスパーへ旅立ち、イングランド人DFアダム・ウェブスターも契約満了で退団。さらに今回の発表でフェルトマンの退団も正式に決定した。
そんななか、ブライトンは現在オーストリア代表としてFIFAワールドカップ2026に参戦しているスヴォボダを4年契約で獲得。契約条件についてクラブは明かさなかったものの、イタリアメディア『トゥットメルカート』によると、同選手の契約解除条項である500万ユーロ(約9億円)を支払ったようだ。
現在27歳のスヴォボダについて、ファビアン・ヒュルツェラー監督は「彼はボール保持時も非保持時も、我々のプレースタイルにうまく適応できると確信しているし、多くの資質を兼ね備えている」と大きな期待を寄せ、太鼓判をを押している。
また、ブライトンはトッテナム・ホットスパーに所属するクロアチア代表DFルカ・ヴシュコヴィッチの獲得に迫っており、移籍金は総額5000万ポンド(約107億円)とも報道され、近日中にも正式発表される見込みとなっている。
2026年07月02日 23:16
ブンデスリーガは2日、2026−27シーズンの日程を発表した。
2026年07月02日 22:24
マンチェスター・シティは2日、ノッティンガム・フォレストに所属するイングランド代表MFエリオット・アンダーソンの移籍について合意したと発表した。スポーツ専門メディア『ジ・アスレティック』によると、移籍金は1億1600万ポンド(約249億円)となり、契約期間は2031年までの5年契約を締結。1年間の契約延長オプションも付帯する。
現在23歳のアンダーソンはニューカッスルの下部組織出身で2021年1月にトップチームデビュー。2024年夏にノッティンガム・フォレストへ完全移籍で加入すると、ここまで公式戦通算92試合出場で6ゴール11アシストを記録。クラブの中盤を支えるだけでなく、イングランド代表のスタメンにも定着し、FIFAワールドカップ2026のメンバーにも選出されている。
今夏の移籍市場でステップアップが噂されるなか、3度のオファーを提示したマンチェスター・Cへ移籍。すでにメディカルチェックに合格しており、移籍の手続きは現在参戦しているW杯から戻り次第行われる。
また、移籍金はマンチェスター・C史上最高額となる1億1600万ポンド(約249億円)を記録。昨夏にニューカッスルからリヴァプールへ移籍したスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが記録した英国史上最高額となる1億2500万ポンド(約268億円)の更新とはならなかったが、3年前にウェストハムからアーセナルに移籍したイングランド代表MFデクラン・ライスが記録した1億500万ポンド(約225億円)を抜き、英国人としての史上最高額を更新することになった。
2026年07月02日 22:20
プレミアリーグのトッテナムがマテウス・フェルナンデスの獲得を発表した。背番号は18、報道によると、移籍金は8500万ポンドだ。
フェルナンデスは昨季ウェストハムで存在感を示しており、クラブは英2部チャンピオンシップに降格したことで、その移籍先に注目が集まっていた。
一昨季、そして昨季とプレミアリーグでまさかの2季連続17位となったトッテナムが、この夏の移籍市場で主役となっている。前述したフェルナンデスに続いてニューカッスルのサンドロ・トナーリも獲得が濃厚となっている。
『INDEPENDENT』によると、DF、MFの補強を終えたトッテナムは次に前線の獲得を目指しているようだ。ターゲットはボーンマスのイーライ・ジュニア・クルピ、マンチェスター・シティのサビーニョ、さらにここから1人加わる可能性があり、一気に3人のアタッカーの加入が予想される。
CFはすでにリシャルリソン、ドミニク・ソランケの2人がいるものの、クラブは彼らを上回る点取り屋を求めているようだ。
新指揮官としてロベルト・デ・ゼルビを迎え、彼の要求に応えるように積極的な動きを見せているトッテナムだが、新シーズンはその成果を発揮することはできるのだろうか。
2026年07月02日 22:12
元スペイン代表MFサンティ・カソルラが2日、自身のSNSを通じて現役引退することを発表した。
1984年12月13日生まれのカソルラは現41歳。地元オビエドの下部組織からビジャレアルの下部組織へ移籍すると、2003年11月にトップチームデビューを飾った。両足を卓越に操るプレースタイルで頭角を現し、スペイン代表にも名を連ねると、マラガを経て、2012年にアーセナルへ活躍の場を移した。
ロンドンでの初年度では、チームの年間最優秀選手に選出されるなど、主力選手として活躍。しかし、2015年以降は負傷にも泣かされ、一時は選手生命の危機にも直面したが、2018年夏にビジャレアルに復帰。その後、アル・サッドを経由し、2023年に古巣オビエドに帰還した。2年目には1部昇格に導き、トップリーグでの戦いは1年で幕を閉じたものの、オビエドに24年ぶりの歓喜をもたらした。
41歳でスパイクを脱ぐ決断を下したカソルラは、以下のようにコメントを残している。
「僕の物語は、大きなスタジアムやスポットライトの下で始まったわけではない。ごく普通のグラウンドで、ただサッカーがしたいと願う一人の少年から始まったんだ。そして、少しずつ、自分の力で道を切り開くことができた」
「素晴らしい経験をたくさんもしてきた。そして、予期せぬ困難な時期も経験した。それでも僕は、決して諦めなかった。そして最後、僕は戻ってくることができた。それは物語を終わらせるためではなく、すべてをもう一度体験するため、『なぜフットボールを始めたのか』を思い出すためだった」
「そして今、すべての騒音が静寂に変わり、スパイクを脱ぐ時、すべてが元の場所へと戻っていく。。終わりとは、魔法が始まった場所、僕の故郷だった。なぜなら、物語の中には決して終わらないものがあり、永遠に続くものもあるからだ。そう、“8”のように、無限のようにね」
2026年07月02日 22:10
今夏の移籍市場では右SBの補強を目指しているマンチェスター・シティ。
2026年07月02日 21:24
浦和レッズは2日、2026/27シーズンにおけるトップチームの体制を発表した。
浦和はマチェイ・スコルジャ前監督の下で、明治安田J1百年構想リーグをスタートさせたが、成績不振を受けて4月に同指揮官を解任。田中達也暫定監督就任後は、4連勝を飾ったがその後失速し、全体12位で特別大会を終えていた。そして秋春制となる2026−27シーズンからは、京都サンガF.C.を率いていた貴裁監督を新指揮官に招へいした。
新監督を支えるコーチングスタッフには、吉田達磨氏がヘッドコーチに就任。その他、杉山弘一氏や梅崎司氏など京都で共にしたメンバーも名を連ねている。
また、新シーズンを戦う選手それぞれの背番号も同時に発表。そのなかでクラブは、FW松尾佑介とFW松永颯汰の2名について「他クラブとの移籍交渉を進めている」と発表。今後については、去就が決まり次第の発表となるという。
2026年07月02日 21:00
日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で最多優勝国のブラジル代表と対戦し、1−2で敗れた。29分に佐野海舟のゴールで先制したものの、56分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに痛恨の逆転弾を叩き込まれた。
試合後、塩貝健人は、マテウス・クーニャらブラジル代表の選手たちから挑発を受けた。対戦が決まった後に日本の報道陣に発したコメントが切り取られ、「今のブラジルは昔ほど強くない」と対戦国に伝わり、小さくない騒動となっていたからだ。
そして、塩貝のインスタグラムには、批判的なコメントが殺到した。
「僕らが負けたので、どういう声があろうとも、それは自由だし。今さらあの発言を別に、撤回しようとかもないし。まぁ、このままで終わらないと思います」
翌日の取材で改めてこの件について、質問を受けた21歳のFWはそう語った。
「思ったことを正直に言っただけだと思います。まぁでも、どういう捉え方をされるのかは、わからないので。これからは気をつけたいなと思います」
「人生において、これだけ言われる事はないと思うので。こういう批判的なコメントだったり、目にしようと思わなくても出てくるので。本当に、この言われたままで終われないと言うところです」
そして、「まさかこんなに...僕はどうすることもできないので。まぁ最低限、発言は気をつけないといけないと思うし。あそこで勝つか負けるかで、また違ったと思うので。そこは本当に結果、勝負の世界だと思う」と言葉を続けた。
「別に悪いことをしたとは思っていないし。まぁでも今後、そういう面で、気をつけないといけないというのはあるので。意識して、なるべく、変な質問には答えないようにします(笑)」
ブラジルを貶めようとした悪意のある発言ではなく、率直な印象を語っただけで、標的となってしまった塩貝。だが、ピッチ上で見返す時間は十分にある。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表のブラジル戦出場16選手&監督の採点を一挙紹介!最高点は圧巻先制弾のボランチ、34歳CBと驚異の運動量だったFWも7点台
2026年07月02日 20:50
日本代表は6月30日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、ブラジル代表と対戦。1−2で逆転負けし、ラウンド32で敗退となった。
それから2日。帰国の途に就いた森保一監督が、日本サッカー協会の宮本恒靖会長、山本昌邦・技術委員長兼ナショナルチームダイレクターと共に会見に出席した。
現在57歳の森保監督は、サンフレッチェ広島の監督などを経て、2018年のロシアW杯後に日本代表の監督に就任。第一次政権で臨んだカタールW杯は、グループステージでドイツ、スペインを破るも、決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れた。
そして迎えた北中米W杯、第二次森保ジャパンは「目標は優勝」を強く打ち出して再挑戦。まず、グループステージで強豪オランダ、スウェーデンと引き分け、チュニジアに4−0で大勝、1勝2分の無敗で突破した。しかし、続くブラジル戦は先制したもののリードを守り切れず、再び決勝トーナメント1回戦で涙を呑んだ。
森保監督は続投するのか、新体制発足か。次の4年間を迎えるにあたり、その去就への関心が高まるなか、宮本会長は「監督を決める手順は決まっている。しっかりと手順を踏まないなかで、過程の話はできない」と説明した上で、森保監督の今大会の戦いぶりを次のように評した。
「日本の力をしっかりと発揮してくれたところはあった。例えば、オランダやブラジルの個の質の高い選手たち相手に上回る選手がいるのも事実。それは日本がやり続けてきたことが、あのガチンコの勝負ができたなかで測れた距離感だったと思う。
ただ、勝ち切れなかったのも事実。そういった意味ではやはり、基本の育成や強化、人材の発掘をやっていかなければいけない。個人的に相手を上回るプレーを見せたような選手の数をもっと増やすことが必要になる」
では森保監督本人は今、去就に関してどんな思いを持っているのか。会見の中盤で質問をぶつけた。ただ、悔しさが募るなかで自身の去就への言及はなかった。
「今の心境は、自分に対してはめちゃめちゃ、本当に...自分としてはもう悔しくて残念な思い。ブラジルに負けてしまって試合を振り返った時に、采配でチームを勝利に導けたとも考えられるので、そういった意味ではやはり、負けた悔しさがすごくある」
また、これから数日の過ごし方も訊くと、指揮官は「少し休んで、そこからまずは大会の振り返りをしっかりとしなければいけない。今決まっているところはそこまで」と答えた。
まずはエネルギーチャージ。その後に森保監督がどんな決断を下すのか、注目したい。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年07月02日 20:48
決勝トーナメント初戦敗退の日本代表とグループステージ敗退の韓国代表。
2026年07月02日 20:46
『FIFAワールドカップ2026』での激闘を終えた日本代表が2日、帰国した。“最高の景色”という名の「世界一」を目標に掲げて挑んだ今大会、チームは決勝トーナメント初戦で優勝5回を誇る強豪ブラジルに惜敗。志半ばで大会を去る結果となったが、帰国記者会見に臨んだ森保一監督の言葉からは、悔しさのなかにも確かな手応えと未来への道筋が感じとれた。
会見の中で、今回のワールドカップ(W杯)で「日本が得たもの」について問われた森保監督は、ブラジルとの真剣勝負を経て「我々がこれまで積み上げてきたことが世界のトップクラスとの戦いの中で十分渡り合っていけるという手応えもたくさん感じました」と総括。さらに指揮官は「この成長をしっかり続けていけば、必ず世界一を取れる。そういう日が来るということを大会の中で感じることができた」と語り、日本サッカーの可能性に強い確信を示した。
一方で、世界の頂点との間にある「わずかな、しかし重い距離」も浮き彫りとなった。スコアこそ僅差であったものの、ブラジル戦で押し込まれる時間が続いた展開について、森保監督は「まだまだ個の部分であったり、チーム戦術であったりっていうところは上げていかなければいけない」と率直に認めた。具体的には、ボールを奪ってから攻撃へと転じる際のクオリティを挙げ、「相手のカウンタープレスを受けてまた奪い返されるシーンが多かった」と課題を口にした。守備から攻撃への移行時の精度は、これから世界のトップと対等に渡り合うための“必須条件”となる。
「自分に対してはめちゃめちゃ本当に自分としては悔しくて残念な思い」と、采配への悔しさを滲ませた森保監督。しかし、今大会での戦いは単なる敗戦ではなく、世界の勢力図における現在地を正確に測る貴重な機会となった。ここで得た確信と、突きつけられた課題に向き合うことこそが、日本が真の強豪国となるための試金石となるのかもしれない。
2026年07月02日 20:34
日本代表は2日、FIFAワールドカップ2026の戦いを終えて帰国。森保一監督は、東京都内で帰国会見に臨んだ。
8大会連続8度目のW杯出場を果たした日本は、“最高の景色”を目指して大会に臨んだ。しかし、メンバーに入ると目されていた三笘薫や南野拓実が所属クラブでの負傷により選出できず。さらに、メンバー入りを果たしていたキャプテンの遠藤航も離脱となるなど、ベストメンバーで臨むことができなかった。
グループステージではオランダ代表、スウェーデン代表と引き分けた中、チュニジア代表には史上最多となる4ゴールを奪って勝利。グループ2位で決勝トーナメントに進むと、ラウンド32では5度の優勝を誇るブラジル代表と対戦。前半に佐野海舟の圧巻のゴールで先制したものの、後半に追いつかれると、アディショナルタイムに逆転を許し、2ー1で敗戦。またしても決勝トーナメントでの初勝利はお預けとなった。
日本史上初となる2大会連続で指揮を執り、監督としては8年間チームを見てきた森保監督。その中で、今大会にはメンバー入りできなかったものの、2022年のカタール大会でキャプテンを務めた吉田麻也、そしてケガでメンバー入りできなかった南野が選手として登録はされなかったもののチームに帯同。トレーニングなどで選手にアドバイスした他、スパイク磨きなど裏方の業務もこなすなど、チームを支えた。
森保監督は2人の存在について問われ、「めちゃくちゃ大きな貢献をしてくれていたと思います。経験のある選手も、経験が浅い選手もいる中で、2人がワールドカップの大きな経験を持っている、選手としても素晴らしいキャリアを持っている中で、26人には選べませんでした」とコメント。「一緒に帯同してくれて、トレーニングでは自分のプレーを見せながらも、いろいろな指摘を他の選手にしてくれて、選手たちは勇気を持って試合に迎えるメンタリティになっていたと思います」と、特にメンタル面で選手たちの支えになっていたとした。
リハビリ中の南野については「拓実は一緒にトレーニングはできなかったですが、チーム全体のトレーニングの時にはピッチ脇から見て、みんなに適切な指摘であったり、励まし、声かけをしてくれて、選手たちは後押しをしてもらいながら、落ち着いてかつアグレッシブに練習からプレーできていたと思います」と、共に戦ってきた仲間としてのアドバイスで、選手を支えていたという。
さらに「2人は試合、練習もそうですが、自分たちがメンバーに入っていない中でも、腐らずに、ひたむきに自分のやることをやって、チームのためにできることをしっかりとやってくれている」と語り、「試合が終わった後に掃除をしてくれたり、後輩たちのスパイクを磨いてくれたり、色々なことをチームのために行動する姿勢を見せてくれたおかげで、代表のキャップが浅い選手たちは特に、自分もチームのために態度を示さないといけないということが、絶対に伝わったと思います」と、大きなお手本になっていたとコメント。「全選手がもちろんチーム一丸で、チームのためにと考えてくれていたと思いますが、彼らの存在が、チームの団結力、結束力を、この大会で上げてくれたかなと思います」と、他国からも称賛される組織力を発揮することに、2人の存在が大きかったと語った。
【写真】日本代表を陰で大きく支えた吉田麻也と南野拓実
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2026年07月02日 20:24
コモは2日、ヘタフェからMFルイス・ミジャを完全移籍で獲得したことを発表した。契約は、2029年夏までの3年間となる。
スペイン紙『マルカ』によると、移籍金は600万ユーロ(約11億円)とのことだ。
ラ・リーガ屈指の“コンダクター(指揮者)”が、チャンピオンズリーグ初挑戦を控えるイタリアの新興に新戦力として迎えられる。1994年10月7日生まれのミジャ現在31歳。アトレティコ・マドリードのカンテラにも在籍したミッドフィルダーは、下位カテゴリーでプロキャリアを始めた後、テネリフェやグラナダとステップアップを重ね、2022年夏にヘタフェに加入した。キック能力と視野の広さ、戦術眼、そして守備の強度を買ったホセ・ボルダラス監督の下で、チームの“心臓”として君臨。今シーズンはリーグ戦で37試合に出場すると、記録したアシスト数の『10』は、ラミン・ヤマルに次ぐリーグ2位。ヘタフェのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権獲得の立役者となっていた。
今夏の移籍市場では、Jリーグ勢における“アジアのライバル”ことアル・ナスルも移籍先として浮上していたミジャ。「これほど幸せだった場所を去るのは簡単じゃない」としつつも、「僕たちが経験したすべてを誇らしく思う。一生、心に残る思い出を胸にサヨナラだ」と自身の公式SNSにて、ヘタフェへの惜別を述べた31歳は、コモに加入するのに際して「コモで始める新たな挑戦にとても嬉しい気持ちで、意欲にも満ちている。コモのプレーモデルにとても共感したし、セスク・ファブレガスという素晴らしい監督が率いるチームだ。向上心と経験、そしてチームに貢献したいという気持ちで取り組んでいく。ファンのみんなの前でプレーすること、ともに素晴らしいシーズンを目指して戦うことが待ち遠しいよ」とクラブ公式サイトで意気込んだ。
また、コモを率いるセスク・ファブレガス監督は、「ルイスはフットボールを深く理解している選手だ。中盤に安定感、クオリティ、そして経験をもたらしてくれるだろう」と告白。続けて、「何よりも、我々が求めている人間性と野心を持っている。ボールを持っている、持っていないに関わらず、さまざまな局面でチームに貢献してくれるだろう。彼をコモに迎え入れられることを大変嬉しく思う」と“同胞の指揮者”に期待を寄せている。