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2026年07月06日 06:00
「阪神6−4広島」(5日、甲子園球場) 目を覆いたくなるようなミスが続いた。広島は同点の五回、野間の拙守で一気に3点を勝ち越された。新井貴浩監督(49)は「語るに値しないプレー。使っている私が全て悪い」と一刀両断。2点差に迫った九回には大盛の左飛を小野寺が落球したが、一塁を大きく回っていた大盛がタッチアウトとなって試合終了となった。引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。開幕カード以来となる3連勝が遠い。 つかみかけていた流れは、ワンプレーで吹き飛んだ。相手ファンの地鳴りのような歓声に包まれ、ボールはフェンス手前まで転々。打者走者も含めた3人の生還を許す悪夢が起きてしまった。 新井監督は「語るに値しないプレー。使っている私が全て悪い」と怒りを隠さなかった。いつもの前向きな姿勢とは対照的に、起きた現実と厳しく向き合った。 1−1の五回。先発の床田が1死からの連打で一、二塁のピンチを背負った。4番・佐藤輝の痛烈な当たりは右前へ。この打球を右翼手の野間がまさかの後逸。走者2人が生還し、さらに悪送球による中継プレーの乱れで、佐藤輝にも本塁を踏まれる事態となった。 雨が断続的に降っていた。グラウンド状態も良くない中でのプレーだったが「それは相手も同じ条件」と新井監督。野間自身は「(チームが)良い流れで来ていたので、ああいう形になって申し訳ない」と謝罪し、責任を一身に背負った。 打線は終盤の七〜九回に相手の勝ちパターン投手から計3点を奪った。新井監督も「攻撃陣は、ここ最近ずっといい形で振れている」と手応えを語る。得点能力は上向いているだけに、五回に起きた拙守の重さが増した。 守備面では、1点リードの二回無死一、三塁から前川が放った一塁手前のゴロを捕球した佐藤啓が本塁に送球せず、三走の生還を許す場面もあった。「間に合わないと思って、投げない選択肢をした」と勝負どころで消極的になってしまった若手に対し、指揮官は「あそこも良いところに投げていたら、アウトかなというふうに見えた。失敗を恐れず思い切ってやってもらいたい」と注文を付けた。 最後も後味の悪さが残った。九回2死から大盛は飛球を打ち上げたが、左翼手が落球。しかし、一塁を大きくオーバーランしていた大盛はベースに戻り切れずにタッチアウトとなった。新井監督はこのプレーについても言及し、「せっかく良いアピールをしてチャンスをつかみかけているのに、自らそのチャンスを手放すようなプレーはしてもらいたくない」と目を向けた。 重なったミスについて「選手だけじゃなく、自分も含めたコーチ陣の緩みもあると思う。来週しっかり引き締めていきたい」と受け止めた。自らにもベクトルを向けた厳しい言葉がベンチ裏に響いた。
2026年07月07日 09:00
夏の甲子園を目指す地方大会が各地で開幕した。一方で、熱中症などの懸念は年々強まっている。日本高野連は5月30日と6月6日に、7イニング制についての意見交換会を開催。大阪桐蔭・西谷浩一監督や仙台育英・須江航監督ら指導者のほか医学関係者や学者も参加した。「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は昨年12月、2028年選抜大会をめどに導入が望ましいという最終報告書を出したが、アンケートでは加盟校の約7割が反対という数字も。溝を埋めるための試行錯誤が続いている。
◇ ◇
意見交換会は決して「7イニング制」か「9イニング制」かの二項対立ではなかった。それぞれが高校野球の未来を考え、意見が交わされていた。
7イニング制は熱中症対策だけでなく、教員らの働き方改革も目的とされている。栗山CBOが話していたのは「社会からどう見られるのか」ということ。注目度が高い高校野球は社会にメッセージを与えることもできる。だからこそ、時代に合わせていくことも求められるのかもしれない。
一方で、西谷監督の「脳みそがちぎれるくらいは考えられていない」という言葉も印象的だった。9イニングで行うためにまだできることはあるのではないかという現場の思いだ。全員が納得する結論を導くのは難しいかもしれないが、このまま7イニング制を推し進めるのではなく、議論を続け、知恵を出し合っていくことが必要なのではないかと感じた。(デイリースポーツ・アマチュア野球担当・山村菜々子)
▽7イニング制議論の主な経緯
◆2024年8月 日本高野連が「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」設置を発表。
◆25年1月 大阪市内で「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」第1回開催。DH制の導入について検討。
◆同2月 滋賀県で開催の国民スポーツ大会高等学校野球競技(硬式、軟式)で7イニング制導入を決定。
◆同12月 高野連理事会で7イニング制の導入について話し合ったが結論は出ず。「−高校野球の諸課題検討会議」から「28年からの導入が望ましい」「大会に同一校から複数チーム参加のプラン」などの報告書。
2026年07月07日 09:00
夏の甲子園を目指す地方大会が各地で開幕した。一方で、熱中症などの懸念は年々強まっている。日本高野連は5月30日と6月6日に、7イニング制についての意見交換会を開催。大阪桐蔭・西谷浩一監督や仙台育英・須江航監督ら指導者のほか医学関係者や学者も参加した。「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は昨年12月、2028年選抜大会をめどに導入が望ましいという最終報告書を出したが、アンケートでは加盟校の約7割が反対という数字も。溝を埋めるための試行錯誤が続いている。
第2回討論会は、日大三前監督でU−18高校日本代表監督経験がある小倉全由氏、仙台育英の須江監督らが参加した。
小倉氏は監督経験を踏まえた上で、7イニング制検討会議に参加して感じた心境の変化を熱弁。「高校野球の先のことを考える時に来ている」とし、国際大会で7イニング制の試合を戦ったことで「7回は野球じゃなくなるかというと(そうでもなく)、盛り上がるし選手も頑張る。ただ出場機会が減ることも考慮しなければ」と話した。
須江監督は、独自で指導者ら約1万3000人に見解を聞いたといい「議論が尽くされていないという意見もある。生徒の気持ちを受け止め一緒にディスカッションすることが必要」と訴えた。
賛否だけでなく、多様な提案も出た。「登録人数を30人ほどに増やし、健康状態に応じて選手を入れ替える」という方法や「地方大会は9イニング、全国大会を7イニングに」という意見に、参加者も興味深く聞き入った。須江監督は「高野連や検討会議の方々が現場のことを考えてくれているのが分かった」と、討論会の意義を口にした。
▽7イニング制議論の主な経緯
◆2024年8月 日本高野連が「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」設置を発表。
◆25年1月 大阪市内で「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」第1回開催。DH制の導入について検討。
◆同2月 滋賀県で開催の国民スポーツ大会高等学校野球競技(硬式、軟式)で7イニング制導入を決定。
◆同12月 高野連理事会で7イニング制の導入について話し合ったが結論は出ず。「−高校野球の諸課題検討会議」から「28年からの導入が望ましい」「大会に同一校から複数チーム参加のプラン」などの報告書。
2026年07月07日 09:00
夏の甲子園を目指す地方大会が各地で開幕した。一方で、熱中症などの懸念は年々強まっている。日本高野連は5月30日と6月6日に、7イニング制についての意見交換会を開催。大阪桐蔭・西谷浩一監督や仙台育英・須江航監督ら指導者のほか医学関係者や学者も参加した。「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は昨年12月、2028年選抜大会をめどに導入が望ましいという最終報告書を出したが、アンケートでは加盟校の約7割が反対という数字も。溝を埋めるための試行錯誤が続いている。
第1回討論会は、大阪桐蔭の西谷監督や日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)らが参加した。西谷監督は最終報告書を「何回も読ませていただきました」と話した上で、改めて「断固反対したい」と7イニング制に異議を唱えた。
メジャーも日本プロ野球も大学野球も9イニングのままであることを挙げ、「高校野球だけとなれば、高校野球の価値が下がり、ファンを失い、子どもたちのやりがいもなくなる」と考えを語った。その上で「脳みそがちぎれるくらいは考えられていないのではないか」と指摘した。
球界以外の専門家から違う角度からの意見も出た。法学者の谷口真由美氏は、西谷監督の言葉を受け「説明の丁寧さが現場の方には届いていないのを感じた」と話した。
スポーツ法政策を専門とする川井圭司氏は、誰が決めるべきかに着目。「構成員が責任を持って決定すべき。高野連の構成員とは学校。学校が責任を持って結論を出すことが自主、自治につながる」とした。アメリカでは学校スポーツの意思決定は、学校の教員が行っていることも説明。ただ、高校野球はメディアとともに社会の文化に発展した特殊構造があるゆえの難しさがあるとした。
長年野球界に携わる栗山CBOは「僕だって9回をやりたい」と思いを述べながらも、「何かを考えないといけない時期ではあると思う」と冷静に現状を見つめた。
▽7イニング制議論の主な経緯
◆2024年8月 日本高野連が「高校野球7イニング制に関するワーキンググループ」設置を発表。
◆25年1月 大阪市内で「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」第1回開催。DH制の導入について検討。
◆同2月 滋賀県で開催の国民スポーツ大会高等学校野球競技(硬式、軟式)で7イニング制導入を決定。
◆同12月 高野連理事会で7イニング制の導入について話し合ったが結論は出ず。「−高校野球の諸課題検討会議」から「28年からの導入が望ましい」「大会に同一校から複数チーム参加のプラン」などの報告書。
2026年07月07日 09:00
「全然思っていたのとは違うというか、開幕戦で勝ってからなかなか勝てないというのがありますし、全然甘くないなと感じました」
ロッテのドラフト2位・毛利海大(明治大)は、プロの厳しさを痛感した。
2026年07月07日 08:59
本拠地でのロッキーズ戦
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャースは6日(日本時間7日)、本拠地でのロッキーズ戦に臨む。試合開始約4時間前、この日のスタメンを発表したが、“不在”の主力打者にファンは困惑。「どこに行った」「なんで?」と反響が寄せられている。
大谷翔平投手が「1番・指名打者」、アンディ・パヘス外野手が2番。フレディ・フリーマン内野手が3番、ムーキー・ベッツ内野手が4番と上位打線に変更はなし。しかし、ファンの視線が集まったのは、トミー・エドマン外野手がこの日もスタメンを外れたことだった。
5年7400万ドル(約119億円)の大型契約を結んでいるエドマンは、昨年に足首を負傷して手術を受けた。その影響で今季は出遅れたが、6月17日(同18日)に今季初出場を果たすと、16試合で打率.347、1本塁打9打点、OPS.949と好成績を残した。内外野をこなす汎用性の高さはもちろん、左右両打席とも結果を出せることも打線に柔軟性を与えている。
しかもこの日の相手先発はカイル・フリーランドだ。エドマンは今季、対左腕に対して打率.389(18打数7安打)、OPS1.143と好相性を誇っている。それだけに、2試合連続でスタメンを外れたことにファンの不安は広がった。
「エドマンはどこへ行ったんだ!!??」
「また怪我なんて勘弁して」
「左投手が相手なのに、スタメンにトミー・エドマンの名前がないなんて……」
「あぁもう、エドマンがまた欠場かよ」
「正気の沙汰じゃない」
この日の試合前に会見に応じたデーブ・ロバーツ監督はエドマンについて言及しており、「昨日は(守備が)できない状況だった。きょうの時点でまだ少し痛みを感じていたから、もう1日休ませたいと思った」と話した。そして明日以降の復帰に期待を込めている。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 08:28
球団発表
ドジャースは6日(日本時間7日)、チャッキー・ロビンソン捕手をメジャー出場前提の40人枠から外す措置DFA(事実上の戦力外)とした。代わってカルロス・デュラン投手が昇格した。
ロビンソンは6月11日(同12日)、ウィル・スミス捕手が首の炎症により10日間の負傷者リスト(IL)に入ったことに伴いメジャーに昇格した。ドジャースに昨年から加入した31歳は今季3Aで打率.260、2本塁打18打点だった。ただ、メジャーでは打率.087(23打数2安打)、0本塁打1打点と課題の打撃面でアピールできなかった。
スミスの負傷により、1番手捕手はダルトン・ラッシングが務めている。捕手の層の薄さは否めないが、4日(同5日)に26歳のエリエセル・アルフォンゾJr.がメジャーに昇格しており、ロビンソンの出場機会がさらに減る可能性は高かった。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 08:18
マイナー降格のガーベイスは前日に2回無失点の好投
ドジャースは6日(日本時間7日)、エバン・フリップス投手を負傷者リスト(IL)から復帰させたと発表した。ポール・ガーベイス投手がオプションでマイナー降格となった。
31歳のフィリップスは2023年に24セーブをマーク。2024年も18セーブを挙げてブルペン陣を支えた。2025年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたが、2月に1年総額650万ドル(約10億5000万円)で再契約。傘下3Aオクラホマシティでは12登板で勝ち負けつかず、防御率1.80。経験豊富なリリーバーとして期待される。
26歳のガーベイスは2日(同3日)に今季3度目のメジャー昇格。身長208センチの長身右腕は、前日5日(同6日)の本拠地・パドレス戦では2回2安打無失点の好投を見せていた。2年目の今季は4試合登板で勝ち負け付かず、防御率2.35。
また、40人枠ロースターに空きを作るため、左腕ジェイク・イーダーをリリースした。27歳は今季4試合に登板し、1勝0敗、防御率2.25だった。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 08:00
21世紀の伝統の一戦勝ち越しや!阪神が7日から巨人3連戦(東京ド)に臨む。
2026年07月07日 07:40
ロッテが8月9日のオリックス戦のゲストを発表
8月の一戦を盛り上げる“人気アイドル”にファンの注目が集まっている。ロッテは6日、来月8月9日にZOZOマリンスタジアムで開催されるオリックス戦に来場するゲストを発表。明かされた大役にプロ野球ファンが大興奮。「きたあぁぁぁ」「神すぎるやろ」と、開催1か月前から盛り上がりを見せている。
ロッテは公式ホームページやSNSなどで、8月9日のオリックス戦にアイドルグループ「AKB48」が来場することを告知。当日は16人のメンバーがスタジアムに現れ、試合前には歌唱パフォーマンスも披露する。また、セレモニアルピッチには、メンバーを代表して佐藤綺星さんが務めることも発表された。
球団を通して佐藤さんは「人生の夢であった千葉ロッテマリーンズさんでのセレモニアルピッチ、そしてAKB48としてパフォーマンスもさせていただきます…! 本当に嬉しくて今から緊張しているのですが、当日は全力で盛り上げていきたいと思います!」とコメント。球団公式X(旧ツイッター)の投稿にもリツイートで反応するなど、並々ならぬ意欲を見せている。
パ・リーグの試合に降臨する「AKB48」にファンは早くも興奮気味。SNS上には「キタキタついに来た!」「泣いていい?」「マジかよ」「めっっっっっちゃ行きたい」「ロッテすげえな。ゲスト陣のレベルが違いすぎるわ」「!?!?!?…これはエグぃ!」「やっと綺星ちゃんのセレモニアルピッチきた」などの声が寄せられていた。
ロッテは7月6日時点でパ・リーグ5位。ただ、36勝35敗3分と勝ち越しており、クライマックスシリーズ出場圏内の3位は射程圏内に捉えている。8月9日は夏休みの日曜日でもあるため、多くのファンが観戦に訪れる可能性が高い。このまま上位に離されることなく、オリックスとの決戦を迎えたいところだ。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 06:40
オリックスの3年目右腕が、劣勢での中継ぎで存在感を示している。
「毎試合、死に物狂いでやっています。今年ダメならクビだと思っているんで。それがいい結果になっているのかなと思います」。権田が胸に秘めた思いを、静かに言葉にした。
権田は、上田西高(長野)、明星大、TDKから2023年ドラフト7位でオリックス入り。同期入団の高島泰都投手、古田島成龍投手が1年目から1軍で活躍したのに対し、権田はシーズン終了直前の10月1日に1軍登録されたものの、登板機会は巡ってこなかった。捲土重来を期した昨季は、9試合登板にとどまった。
3年目の今季は開幕1軍を逃したが、ファーム12試合で防御率0.69が評価され、4月17日に1軍昇格。しかし、2戦目のソフトバンク戦(4月28日、京セラドーム)で1‐4の9回から登板、1死から連打を許し栗原陵矢選手に3ランを浴びて、翌日に選手登録を抹消された。
社会人出身の26歳。もう後がないという危機感は強く、試合に臨む準備から見直した。「去年もああいう納得のいかない成績だったので、何かを変えないといけないなと思って。練習からやることをやって、ちゃんと準備をしてダメだったら仕方がないと」。これまで手を抜いていたわけではなかったが、ブルペン担当の比嘉幹貴投手コーチは「今までできていなかったわけではないんですが、しっかりと(試合展開の)先を見ることができるようになったり、(結果的に)無駄な準備になってしまうこともあったりするのですが、それも怠らず、しっかりと準備をしてくれています。ちゃんとゾーンに勇気を持って投げられるようになっていると思います」と変化を感じ取る。
5月15日に再昇格を果たし、以後、6月末までの10試合で無失点。すべて負けパターンと呼ばれる劣勢での登板だが、6月9日の交流戦、ヤクルト戦(同)では杉本裕太郎外野手のサヨナラ打で勝ち投手に。この試合では1‐3の8回から登板し、打者6人を無安打、2奪三振に抑えたことで味方打線の奮起を呼んだ。
7月2日の日本ハム戦(エスコン)では、先発投手が4連続本塁打を浴びた直後から登板。3イニング目に1点を与えたものの、序盤のゲームは作った。「試合の流れが悪かったので、先頭打者を取ることだけを考えていました。(登板が)急過ぎてあまり緊張はしませんでした」と振り返る。
再昇格後の11試合(14イニング)で、特筆すべきは先頭打者への対応だ。打者14人に対し、走者を許したのは四球での一人だけ。また、奪三振は16でゴロアウトも多い。「先頭打者は意識しています。三振やゴロは意識していませんが、変化球(で打ち取る)ピッチャーなんで、そこは失敗しないように心掛けています」と明かす。16.20あった防御率が2.30まで一気に改善することができたのは、打者と向き合い勝負ができているからなのだろう。
勝ちパターンで逃げ切る中継ぎ投手に比べ、ビハインドの場面で登板する投手の評価は必ずしも高くない。それでも失点を防ぐことで勝ちにつなげたり、相手打線の勢いを止めて翌日の試合を戦いやすくしたりするなど、果たす役割は大きい。「それが僕の役割だと思っています。勝ちパターンで投げたいとかという気持ちはあまりなくて、負け試合でもチームには貢献できるし、勝ちにつながって貢献できることもあります」。与えられた役割を全うすることだけを考えて、今日も準備を怠らない。
取材・文=北野正樹
2026年07月07日 06:30
阪神・近本光司が4年連続盗塁王を記録しているが、現在故障離脱しており、ここまでの盗塁数は6個。当然のことながら、セ・リーグの盗塁王争いの顔ぶれが変わってきている。
現在リーグトップの盗塁数を記録するのがヤクルト・岩田幸宏。両リーグトップの20盗塁をマークする。次いで巨人・浦田俊輔が18個、広島・辰見鴻之介が16個で続く。
岩田は昨季14盗塁をマークしたがリーグ7位、浦田、辰見は共に一軍で盗塁がなかった。盗塁王ノーマークだった3人が盗塁王争いを盛り上げている。
一方で昨季盗塁王争いを繰り広げた近本は冒頭の通り、故障で盗塁数6、昨季リーグ2位の27盗塁をマークした中日・上林誠知は故障で一軍出場がない。昨季リーグ3位の22盗塁をマークしたDeNA・三森太貴はリーグ5位の9盗塁だ。
7月に入ってから岩田、浦田、辰見の盗塁はない。ここから一気に盗塁数を伸ばす選手が出てくるのか、それとも岩田、浦田、辰見の3人が盗塁王争いを盛り上げていくのか、非常に注目だ。
2026年07月07日 06:20
西武は交流戦14勝3敗1分、勝率.824で優勝を果たし、6月21日のオリックス戦後には今季最多の貯金を『19』に伸ばしたが、リーグ戦再開後は苦しい戦いが続いている。
2026年07月07日 06:10
巨人・甲斐拓也は6日に一軍登録を抹消された。移籍2年目の今季、苦しい時間が長くなっている。
ソフトバンク時代に7度のゴールデン・グラブ賞、3度のベストナイン、東京五輪野球日本代表、WBC日本代表に選出されるなど、“球界を代表”する捕手として活躍し、24年オフにFA権を行使して巨人に移籍。
1年目の昨季は開幕から正捕手として活躍するも、徐々に出場機会が減少していき、シーズン終盤に故障で離脱し、68試合の出場にとどまった。2年目の今季は開幕を二軍で迎え、6月21日に一軍初昇格を果たすも、6試合に出場して、5打数0安打、打率.000。今季初スタメンマスクとなった7月4日の中日戦では1−2で敗れ、チームを勝利に導くことができなかった。
巨人は大城卓三、岸田行倫、“打てる捕手”が2人おり、守れる捕手にも小林誠司がいる。さらには、ファームには山瀬慎之助がいる。捕手の層の厚さは12球団トップクラス。次のチャンスを掴むため、ファームで出直しを図る。
2026年07月07日 06:00
広島・野間峻祥外野手が6日、出場選手登録を抹消された。5日・阪神戦の五回1死一、二塁で佐藤輝の放った右前打を後逸。さらに中継への送球が乱れる間に佐藤輝も生還し、野間にダブルエラーが記録された。
この日は荷物整理のためマツダスタジアムへ。降格の連絡は新井監督から電話で伝えられたことを明かし、「またゼロから頑張ります。プレー以外の部分も見つめ直したい」と決意を新たにした。
2026年07月07日 06:00
阪神は6日、甲子園球場に隣接する室内練習場で、休日返上の指名練習を実施した。免除となった大山、中野、佐藤輝、森下の4人以外、主将の坂本ら主力選手も参加。約40分間、バント練習に汗を流した。藤川球児監督は7日からの伝統の一戦、巨人戦(東京ド)を前に「反省ではなくジャイアンツとの勝負に向けた練習」と説明。初夏の首位攻防戦を前に、ナインには凡事徹底を求めた。以下、主な一問一答。
◇ ◇
−指名練習でバントに重点を置いた。決める決めないで流れが変わる。
「いや、そうではなくてファームから、そのシステムが取れていないということです。才木だったり、大竹だったり、履歴がある選手たちは教育されてやってきている。どこかで教育が止まっていて、ファーム育成システムから、せっかくSGLという球場があるので、それを今日、再確認するというか。1軍も2軍も、それで良くなっていけばというところですけど。次世代が出てきますからね。チームプログラムというのはきっちりと持っておかなければいけないですからね」
−まだキャッチボール段階だが、セベリーノの投球を初めて見た。
「なにも分かりません(笑)。健康でやることでしょう。それと、新しい選手が合流しなければいけないのではなくて、今いる選手たちが夏以降に向けてパフォーマンスを上げてくることを期待している。投手、野手問わずですね。新戦力がいいようにも見えるけど、それは既存の選手たちも同じですから。自分たちの状態を1日でも早く、1軍にいても2軍にいても引き上げようとする。それだけが選手を伸ばす。その気持ちがなければダメなんですよ」