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2026年07月07日 07:40
ロッテが8月9日のオリックス戦のゲストを発表 8月の一戦を盛り上げる“人気アイドル”にファンの注目が集まっている。ロッテは6日、来月8月9日にZOZOマリンスタジアムで開催されるオリックス戦に来場するゲストを発表。明かされた大役にプロ野球ファンが大興奮。「きたあぁぁぁ」「神すぎるやろ」と、開催1か月前から盛り上がりを見せている。 ロッテは公式ホームページやSNSなどで、8月9日のオリックス戦にアイドルグループ「AKB48」が来場することを告知。当日は16人のメンバーがスタジアムに現れ、試合前には歌唱パフォーマンスも披露する。また、セレモニアルピッチには、メンバーを代表して佐藤綺星さんが務めることも発表された。 球団を通して佐藤さんは「人生の夢であった千葉ロッテマリーンズさんでのセレモニアルピッチ、そしてAKB48としてパフォーマンスもさせていただきます…! 本当に嬉しくて今から緊張しているのですが、当日は全力で盛り上げていきたいと思います!」とコメント。球団公式X(旧ツイッター)の投稿にもリツイートで反応するなど、並々ならぬ意欲を見せている。 パ・リーグの試合に降臨する「AKB48」にファンは早くも興奮気味。SNS上には「キタキタついに来た!」「泣いていい?」「マジかよ」「めっっっっっちゃ行きたい」「ロッテすげえな。ゲスト陣のレベルが違いすぎるわ」「!?!?!?…これはエグぃ!」「やっと綺星ちゃんのセレモニアルピッチきた」などの声が寄せられていた。 ロッテは7月6日時点でパ・リーグ5位。ただ、36勝35敗3分と勝ち越しており、クライマックスシリーズ出場圏内の3位は射程圏内に捉えている。8月9日は夏休みの日曜日でもあるため、多くのファンが観戦に訪れる可能性が高い。このまま上位に離されることなく、オリックスとの決戦を迎えたいところだ。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 09:00
「全然思っていたのとは違うというか、開幕戦で勝ってからなかなか勝てないというのがありますし、全然甘くないなと感じました」
ロッテのドラフト2位・毛利海大(明治大)は、プロの厳しさを痛感した。
昨年12月に行われた新入団選手発表会で“新人王”を目標に掲げ、1月の新人合同自主トレ、2月の都城春季キャンプ、練習試合・オープン戦でアピールし、3月21日に開幕投手が内定した。
3月27日の西武との開幕戦、「めちゃくちゃ緊張しました。開幕も初登板も一気に2つ出来た事は誰もができることではないと思いますし、その中で5回無失点でいけたのは良かったです」と5回4安打無失点に抑え、開幕戦でプロ初登板・初勝利の快挙を成し遂げた。
最高のデビューを飾り、続く4月3日のソフトバンク戦で7回5安打2失点、4月15日の日本ハム戦、4月22日のオリックス戦は悔しいマウンドになったが、5月3日の西武戦で、7回6安打無失点に抑え、2勝目を手にした。順調な滑り出しを見せた毛利だったが、この登板を最後に白星がなく、6月10日の中日戦で3回10失点で3敗目を喫した後、二軍落ちとなった。
プロの世界が甘くないと感じた部分について、まずは体調面を挙げる。「大学は春、秋、長くて2ヶ月。トントンと試合があってという感じで、しかも土日だけ。プロは毎日やっていて、週6、中6日、自分はたまに空けてもらったりしていましたけど、その間で回復させる力もすごく大事だなというのを感じています」
次に挙げたのが打者のレベル。「バッターのレベルが大学時代と全然違う。気を抜く場面が全然ない。ずっと集中しているというところで、自分を追い詰めてじゃないですけど、新人だからとよく言われますが、“もっと思い切っていけよ!”と首脳陣の方によく言われています。あまり、新人、新人と言われるのは好きではないんですけど、そこは1年目なので、色々試してそこでいいものを見つけていかないといけないのかなと思います」
反省の言葉を並べるが、5月3日の西武戦、5−0の4回先頭の岸潤一郎に1ボールから投じた2球目のインコース140キロ見逃しを奪ったストレート、5月20日の西武戦、1−1の3回一死二塁でカナリオを1ボール2ストライクから空振り三振を奪った4球目の144キロストレート、6月3日のヤクルト戦、0−0の4回先頭の松下歩叶に投じた初球のインコース139キロストレートなど、開幕から“右打者のインコース”に力強いストレートを投げ込む。
「(右打者のインコースに)投げられてはいるんですけど、そこが少しズレてボールになったりとか、自分を苦しめて甘くなったのが打たれている。若いカウント、ストライク先行の中でバッターを追い込んでいくじゃないですけど、そういうイメージでいかないと、ここ数試合は自分を苦しめているピッチングになっている。もっとファウルだったり、コントロールですよね。プロではストライクゾーンも一気に狭くなったりしているので、そこに慣れることかなと思います」
変化球も6月3日のヤクルト戦、0−0の5回二死一塁でオスナに粘られながらも、3ボール2ストライクから空振り三振を奪った9球目の133キロツーシームがよかった。
「いいところもあります。ただ、三振を取ったボールが甘く入ったりすると、一発で仕留められる。そういうところの精度は今、ここにいるファームにいる期間で高めて一軍で呼ばれた時はしっかり発揮して、上がった時にはこっちに落ちてこないようにしたいと思います」
一軍の先発ローテーションで投げたことで課題が明確に見えた。「やっぱりコントロールですかね。真っ直ぐのコントロール、変化球のコントロール、自分は豪速球ピッチャーではないので、力強い真っ直ぐでズドンと押せるわけではない。細かいコントロールを詰めていって、自分のピッチングを今やっているところです」。一軍で過ごした時間、現在課題を持ってファームに取り組む時間は決して無駄ではない。毛利海大がこの先プロ野球選手として、大きく飛躍するための大事な助走期間なのだ。課題と向き合い、さらなる高みを目指していく。
取材・文=岩下雄太
2026年07月07日 08:28
球団発表
ドジャースは6日(日本時間7日)、チャッキー・ロビンソン捕手をメジャー出場前提の40人枠から外す措置DFA(事実上の戦力外)とした。代わってカルロス・デュラン投手が昇格した。
ロビンソンは6月11日(同12日)、ウィル・スミス捕手が首の炎症により10日間の負傷者リスト(IL)に入ったことに伴いメジャーに昇格した。ドジャースに昨年から加入した31歳は今季3Aで打率.260、2本塁打18打点だった。ただ、メジャーでは打率.087(23打数2安打)、0本塁打1打点と課題の打撃面でアピールできなかった。
スミスの負傷により、1番手捕手はダルトン・ラッシングが務めている。捕手の層の薄さは否めないが、4日(同5日)に26歳のエリエセル・アルフォンゾJr.がメジャーに昇格しており、ロビンソンの出場機会がさらに減る可能性は高かった。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 08:18
マイナー降格のガーベイスは前日に2回無失点の好投
ドジャースは6日(日本時間7日)、エバン・フリップス投手を負傷者リスト(IL)から復帰させたと発表した。ポール・ガーベイス投手がオプションでマイナー降格となった。
31歳のフィリップスは2023年に24セーブをマーク。2024年も18セーブを挙げてブルペン陣を支えた。2025年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたが、2月に1年総額650万ドル(約10億5000万円)で再契約。傘下3Aオクラホマシティでは12登板で勝ち負けつかず、防御率1.80。経験豊富なリリーバーとして期待される。
26歳のガーベイスは2日(同3日)に今季3度目のメジャー昇格。身長208センチの長身右腕は、前日5日(同6日)の本拠地・パドレス戦では2回2安打無失点の好投を見せていた。2年目の今季は4試合登板で勝ち負け付かず、防御率2.35。
また、40人枠ロースターに空きを作るため、左腕ジェイク・イーダーをリリースした。27歳は今季4試合に登板し、1勝0敗、防御率2.25だった。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 08:00
21世紀の伝統の一戦勝ち越しや!阪神が7日から巨人3連戦(東京ド)に臨む。
2026年07月07日 07:40
ロッテが8月9日のオリックス戦のゲストを発表
8月の一戦を盛り上げる“人気アイドル”にファンの注目が集まっている。ロッテは6日、来月8月9日にZOZOマリンスタジアムで開催されるオリックス戦に来場するゲストを発表。明かされた大役にプロ野球ファンが大興奮。「きたあぁぁぁ」「神すぎるやろ」と、開催1か月前から盛り上がりを見せている。
ロッテは公式ホームページやSNSなどで、8月9日のオリックス戦にアイドルグループ「AKB48」が来場することを告知。当日は16人のメンバーがスタジアムに現れ、試合前には歌唱パフォーマンスも披露する。また、セレモニアルピッチには、メンバーを代表して佐藤綺星さんが務めることも発表された。
球団を通して佐藤さんは「人生の夢であった千葉ロッテマリーンズさんでのセレモニアルピッチ、そしてAKB48としてパフォーマンスもさせていただきます…! 本当に嬉しくて今から緊張しているのですが、当日は全力で盛り上げていきたいと思います!」とコメント。球団公式X(旧ツイッター)の投稿にもリツイートで反応するなど、並々ならぬ意欲を見せている。
パ・リーグの試合に降臨する「AKB48」にファンは早くも興奮気味。SNS上には「キタキタついに来た!」「泣いていい?」「マジかよ」「めっっっっっちゃ行きたい」「ロッテすげえな。ゲスト陣のレベルが違いすぎるわ」「!?!?!?…これはエグぃ!」「やっと綺星ちゃんのセレモニアルピッチきた」などの声が寄せられていた。
ロッテは7月6日時点でパ・リーグ5位。ただ、36勝35敗3分と勝ち越しており、クライマックスシリーズ出場圏内の3位は射程圏内に捉えている。8月9日は夏休みの日曜日でもあるため、多くのファンが観戦に訪れる可能性が高い。このまま上位に離されることなく、オリックスとの決戦を迎えたいところだ。(Full-Count編集部)
2026年07月07日 06:40
オリックスの3年目右腕が、劣勢での中継ぎで存在感を示している。
「毎試合、死に物狂いでやっています。今年ダメならクビだと思っているんで。それがいい結果になっているのかなと思います」。権田が胸に秘めた思いを、静かに言葉にした。
権田は、上田西高(長野)、明星大、TDKから2023年ドラフト7位でオリックス入り。同期入団の高島泰都投手、古田島成龍投手が1年目から1軍で活躍したのに対し、権田はシーズン終了直前の10月1日に1軍登録されたものの、登板機会は巡ってこなかった。捲土重来を期した昨季は、9試合登板にとどまった。
3年目の今季は開幕1軍を逃したが、ファーム12試合で防御率0.69が評価され、4月17日に1軍昇格。しかし、2戦目のソフトバンク戦(4月28日、京セラドーム)で1‐4の9回から登板、1死から連打を許し栗原陵矢選手に3ランを浴びて、翌日に選手登録を抹消された。
社会人出身の26歳。もう後がないという危機感は強く、試合に臨む準備から見直した。「去年もああいう納得のいかない成績だったので、何かを変えないといけないなと思って。練習からやることをやって、ちゃんと準備をしてダメだったら仕方がないと」。これまで手を抜いていたわけではなかったが、ブルペン担当の比嘉幹貴投手コーチは「今までできていなかったわけではないんですが、しっかりと(試合展開の)先を見ることができるようになったり、(結果的に)無駄な準備になってしまうこともあったりするのですが、それも怠らず、しっかりと準備をしてくれています。ちゃんとゾーンに勇気を持って投げられるようになっていると思います」と変化を感じ取る。
5月15日に再昇格を果たし、以後、6月末までの10試合で無失点。すべて負けパターンと呼ばれる劣勢での登板だが、6月9日の交流戦、ヤクルト戦(同)では杉本裕太郎外野手のサヨナラ打で勝ち投手に。この試合では1‐3の8回から登板し、打者6人を無安打、2奪三振に抑えたことで味方打線の奮起を呼んだ。
7月2日の日本ハム戦(エスコン)では、先発投手が4連続本塁打を浴びた直後から登板。3イニング目に1点を与えたものの、序盤のゲームは作った。「試合の流れが悪かったので、先頭打者を取ることだけを考えていました。(登板が)急過ぎてあまり緊張はしませんでした」と振り返る。
再昇格後の11試合(14イニング)で、特筆すべきは先頭打者への対応だ。打者14人に対し、走者を許したのは四球での一人だけ。また、奪三振は16でゴロアウトも多い。「先頭打者は意識しています。三振やゴロは意識していませんが、変化球(で打ち取る)ピッチャーなんで、そこは失敗しないように心掛けています」と明かす。16.20あった防御率が2.30まで一気に改善することができたのは、打者と向き合い勝負ができているからなのだろう。
勝ちパターンで逃げ切る中継ぎ投手に比べ、ビハインドの場面で登板する投手の評価は必ずしも高くない。それでも失点を防ぐことで勝ちにつなげたり、相手打線の勢いを止めて翌日の試合を戦いやすくしたりするなど、果たす役割は大きい。「それが僕の役割だと思っています。勝ちパターンで投げたいとかという気持ちはあまりなくて、負け試合でもチームには貢献できるし、勝ちにつながって貢献できることもあります」。与えられた役割を全うすることだけを考えて、今日も準備を怠らない。
取材・文=北野正樹
2026年07月07日 06:30
阪神・近本光司が4年連続盗塁王を記録しているが、現在故障離脱しており、ここまでの盗塁数は6個。当然のことながら、セ・リーグの盗塁王争いの顔ぶれが変わってきている。
現在リーグトップの盗塁数を記録するのがヤクルト・岩田幸宏。両リーグトップの20盗塁をマークする。次いで巨人・浦田俊輔が18個、広島・辰見鴻之介が16個で続く。
岩田は昨季14盗塁をマークしたがリーグ7位、浦田、辰見は共に一軍で盗塁がなかった。盗塁王ノーマークだった3人が盗塁王争いを盛り上げている。
一方で昨季盗塁王争いを繰り広げた近本は冒頭の通り、故障で盗塁数6、昨季リーグ2位の27盗塁をマークした中日・上林誠知は故障で一軍出場がない。昨季リーグ3位の22盗塁をマークしたDeNA・三森太貴はリーグ5位の9盗塁だ。
7月に入ってから岩田、浦田、辰見の盗塁はない。ここから一気に盗塁数を伸ばす選手が出てくるのか、それとも岩田、浦田、辰見の3人が盗塁王争いを盛り上げていくのか、非常に注目だ。
2026年07月07日 06:20
西武は交流戦14勝3敗1分、勝率.824で優勝を果たし、6月21日のオリックス戦後には今季最多の貯金を『19』に伸ばしたが、リーグ戦再開後は苦しい戦いが続いている。
2026年07月07日 06:10
巨人・甲斐拓也は6日に一軍登録を抹消された。移籍2年目の今季、苦しい時間が長くなっている。
ソフトバンク時代に7度のゴールデン・グラブ賞、3度のベストナイン、東京五輪野球日本代表、WBC日本代表に選出されるなど、“球界を代表”する捕手として活躍し、24年オフにFA権を行使して巨人に移籍。
1年目の昨季は開幕から正捕手として活躍するも、徐々に出場機会が減少していき、シーズン終盤に故障で離脱し、68試合の出場にとどまった。2年目の今季は開幕を二軍で迎え、6月21日に一軍初昇格を果たすも、6試合に出場して、5打数0安打、打率.000。今季初スタメンマスクとなった7月4日の中日戦では1−2で敗れ、チームを勝利に導くことができなかった。
巨人は大城卓三、岸田行倫、“打てる捕手”が2人おり、守れる捕手にも小林誠司がいる。さらには、ファームには山瀬慎之助がいる。捕手の層の厚さは12球団トップクラス。次のチャンスを掴むため、ファームで出直しを図る。
2026年07月07日 06:00
広島・野間峻祥外野手が6日、出場選手登録を抹消された。5日・阪神戦の五回1死一、二塁で佐藤輝の放った右前打を後逸。さらに中継への送球が乱れる間に佐藤輝も生還し、野間にダブルエラーが記録された。
この日は荷物整理のためマツダスタジアムへ。降格の連絡は新井監督から電話で伝えられたことを明かし、「またゼロから頑張ります。プレー以外の部分も見つめ直したい」と決意を新たにした。
2026年07月07日 06:00
阪神は6日、甲子園球場に隣接する室内練習場で、休日返上の指名練習を実施した。免除となった大山、中野、佐藤輝、森下の4人以外、主将の坂本ら主力選手も参加。約40分間、バント練習に汗を流した。藤川球児監督は7日からの伝統の一戦、巨人戦(東京ド)を前に「反省ではなくジャイアンツとの勝負に向けた練習」と説明。初夏の首位攻防戦を前に、ナインには凡事徹底を求めた。以下、主な一問一答。
◇ ◇
−指名練習でバントに重点を置いた。決める決めないで流れが変わる。
「いや、そうではなくてファームから、そのシステムが取れていないということです。才木だったり、大竹だったり、履歴がある選手たちは教育されてやってきている。どこかで教育が止まっていて、ファーム育成システムから、せっかくSGLという球場があるので、それを今日、再確認するというか。1軍も2軍も、それで良くなっていけばというところですけど。次世代が出てきますからね。チームプログラムというのはきっちりと持っておかなければいけないですからね」
−まだキャッチボール段階だが、セベリーノの投球を初めて見た。
「なにも分かりません(笑)。健康でやることでしょう。それと、新しい選手が合流しなければいけないのではなくて、今いる選手たちが夏以降に向けてパフォーマンスを上げてくることを期待している。投手、野手問わずですね。新戦力がいいようにも見えるけど、それは既存の選手たちも同じですから。自分たちの状態を1日でも早く、1軍にいても2軍にいても引き上げようとする。それだけが選手を伸ばす。その気持ちがなければダメなんですよ」
2026年07月07日 06:00
広島・栗林良吏投手(29)が6日、マツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加。
2026年07月07日 05:01
「高校野球山梨大会・1回戦、山梨学院13−0韮崎」(6日、山日YBS球場)
山梨は1回戦2試合が行われ、昨夏の甲子園4強の山梨学院が韮崎を五回コールドで下した。今秋ドラフト1位候補の二刀流・菰田陽生投手(3年)は「3番・DH」でスタメン出場し、左手首骨折後、初の公式戦で2ランを放った。NPB8球団のスカウトが視察に訪れる中、4打数2安打2打点、高校通算39本塁打となる特大弾で完全復活をアピールした。
待望のアーチにスタンドは大歓声に包まれた。菰田は落ち着いた様子でダイヤモンドを回り、ホームベースを踏むと表情を緩めた。左手首骨折からの完全復活。大黒柱が最後の夏に帰ってきた。
「打った瞬間にいったかなと思った」。9−0の三回無死三塁から直球をフルスイング。打球はグングン伸び、左中間への特大2ラン。今春センバツ以来106日ぶりの一発で、高校通算40本塁打まであと1本とした。
菰田はセンバツ初戦で左手首を骨折して戦線離脱となったが、リハビリ期間に驚異の回復力を見せた。予定より2週間も早い5月中旬にブルペン入りすると、6月27日の練習試合で投打・二刀流で復帰し、夏季山梨大会に万全な状態でメンバー入りを果たした。
吉田洸二監督(57)は「今までのホームランとはまた質の違った、一瞬『入るかな』と思ったところから上段まで飛んでいく(打球の)伸びがあった」と称賛。菰田は「ケガをしている間のトレーニングが良かった。ケガをして良かったところもあるのかな」と下半身強化に手応えを示した。
阪神は畑山統括スカウトら3人態勢で視察。担当の吉野スカウトは「(ケガ明けで)あれだけ飛ばせるのはすごい。練習試合も見たけど、しっかり取り組んでいるのが分かる」と高く評価した。
今後の登板について指揮官は「大会の流れを見ながら。適材適所で持っている力をこの大会にぶつけてもらえたら」と明言を避けつつ、二刀流復活に期待を寄せた。「日本一を取る気持ちでケガをした時からやってきた。完全復帰できたのはたくさんの支えのおかげ」と菰田。悲願の全国制覇へ、山梨学院の、菰田のリベンジが始まる。
◆菰田 陽生(こもだ・はるき)2008年12月21日生まれ、17歳。千葉県御宿町出身。194センチ、101キロ。右投げ右打ち。小学1年から御宿少年野球クラブで野球を始め、御宿中時代は千葉西リトルシニアでプレー。山梨学院では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒4、遠投95メートル。最速152キロ。球種は直球、スライダー、カーブ。好きな野球選手は大谷翔平。
2026年07月07日 05:01
「高校野球広島大会・1回戦、瀬戸内10−0呉三津田」(6日、鶴岡一人記念球場)
1回戦10試合が行われた。昨夏4強の瀬戸内が、10−0の六回コールドで呉三津田を下した。「3番・左翼」で出場した寺尾海外野手(3年)が、大会第1号となる左越え2ランを放った。カープで大ブレーク中の名原典彦外野手(26)の母校で、先輩の活躍に大きな刺激を受けての活躍。チームは2013年以来となる夏の甲子園出場へ好発進だ。
三塁を回ると、寺尾は最高の笑顔を見せた。3点を奪って迎えた二回2死二塁で、左越え2ランだ。高校通算4本目の一発は、大会第1号。「本塁打を打つタイプじゃないので、ビックリしました」。大粒の汗を拭いながら、再び白い歯がこぼれた。
捕手として瀬戸内に入学。昨秋に外野手に転向した。持ち前の打力をさらに生かすために取り組んだのは、過酷な食トレ。寮生活を送る中、毎食1キロ以上の白米を食べることを自身に課した。
「食べるのは得意じゃない。しんどかった」
大好きな唐揚げで食を進め、苦手な魚料理とも格闘しながら胃袋を広げた。努力は実となり、体重は1年間で14キロ増え85キロに到達。打球はグングン力強くなった。「本当に感謝しています」。寮のスタッフに支えられ、放った一本でもあった。
カープで活躍する名原の母校。昨年末のOB会では、プロで戦う先輩の姿を目に焼き付けた。直接、話をすることはなかったが「人柄の良さを感じました。みんなの憧れ、スターです」。マツダスタジアムが見える高台のグラウンドで汗を流す。同じ外野手でもあり、大きな刺激を受けた。
昨秋は2回戦、今春は1回戦で敗れた。今チームの合言葉は「下克上」。この日は、先発全員安打となる14安打を放ち10得点した。カープOBでもある永田利則監督(64)は「みんなバットが振れている」と手応えを感じていた。
12日の2回戦は、今春準優勝の近大広島高福山と戦う。寺尾は「気合と根性で戦います。つなぐ気持ちで打席に入る」と前を見据える。一丸となって「下克上」を成し遂げてみせる。
2026年07月07日 05:01
阪神は6日、甲子園球場に隣接する室内練習場で、休日返上の指名練習を実施した。免除となった大山、中野、佐藤輝、森下の4人以外、主将の坂本ら主力選手も参加。約40分間、バント練習に汗を流した。指揮官は7日からの伝統の一戦、巨人戦(東京ド)を前に「反省ではなくジャイアンツとの勝負に向けた練習」と説明。初夏の首位攻防戦を前に、ナインには凡事徹底を求めた。
雨が打ち付ける室内練習場は、ナインの声で活気にあふれていた。試合のない月曜日としては異例の光景。主将の坂本を中心に梅野、木浪らも休日返上で汗を流す。重点を置いたのはバント練習。複数箇所に分かれ黙々と反復した。藤川監督がサイドネット越しに熱視線を送る。覚悟を語った。
「前日までの反省に見えるかもしれないですけど実際は違います。明日からの東京ドームでの試合に向けた予備練習。ジャイアンツとの勝負に向けた練習になりますね」
球団史上初のリーグ連覇に挑むシーズン。ここまで73試合を消化し、巨人と並んで首位に立っている。一方で独走状態だった昨年とは違い、3位のヤクルトまで1・5ゲーム差の混戦が続く。試合内容としても僅差の展開が多く、チームとして基本の徹底を再確認した。指揮官は「いい練習になった」とうなずいた。
5日の広島戦(甲子園)では勝利したが、2度の送りバント失敗に、小野寺の落球を含む2失策。攻守でミスが目立った。同戦の試合後、指揮官は「反省が大いにある」と指摘。「プロらしい姿とは、向き合い方とは。しっかりと伝えて火曜日を迎えたい」と話していた。この日、指名練習に参加した高橋、才木ら先発投手にも、普段以上の時間を使ってバント練習を指示。即、行動に移し、チームとして戦う姿勢を示した。
普段の練習では球団として、クールビズの一環でTシャツ、ハーフパンツの着用を許可。ただ、この日は参加した投手、野手、全員が上下ユニホームを着用した。「雨で試合が流れ、なかなかユニホームを着て練習する機会もなかった」と説明。「ジャケットをキチッと着た状態で、チームプレーを、チームで戦うぞというところですね」と意図を明かした。求めたのは技術の向上だけじゃない。チームとして団結して挑む覚悟もあった。
一方で、平凡なフライを落球した小野寺には2軍再調整を指示。「また仕切り直しです」と奮起を求めた。「やはりタイガースが勝つ姿というか、強い姿を見せるというのが自分たちの役目。明日からまた思い切って、ぶつかっていくということです」。前半戦の勝負どころとなる首位攻防戦を前に、休日返上練習で示した指揮官の覚悟。熱き心で伝統の一戦に挑む。