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【ゼロワン】工藤めぐみGM コンバット豊田さんと伝説の女子電流爆破マッチを語らう

2026年07月10日 19:45

 FMWで邪道姫として活躍したゼロワンの工藤めぐみGM(56)が、自身のYouTubeチャンネル「くどめチャンネル」を更新。全日本女子プロレス時代の同期で、ライバルで盟友のコンバット豊田さん(58)と、FMWマットでの「本音」を振り返った。  工藤GMは今回、豊田さんが兵庫・尼崎市で経営する焼肉ホルモン店「いこら」を訪れ、「全女・FMW『あの頃』と、今だから言える衝撃の本音!」と題して対談。1986年に全女に入団した2人は、90年3月に天田麗文を加え大仁田厚率いるFMWに乱入して復帰した。その後はライバルとして激闘を繰り広げ、時には共闘してFMWを背負い他団体との対抗戦に出撃した。96年5月の豊田さんの引退試合は工藤GMが相手を務め、史上初の女子電流爆破戦マッチを戦い、伝説となっている。  豊田さんは工藤GMからFMW時代の「一番の思い出」について問われ、「プロレスは本当に自由にできたよね。でも…」と話した上で「どんどんどんどん、縛られていったよね」と切り出した。工藤GMが「誰に!? 何を!?」と詰めると、豊田さんは「今やから言えるけどさ、思わない? 何であんなにがんじがらめに。もっと自由にできるからっていうから(FMW)女子で入って暴れてやろうって」と言い、当時のFMWマットでは会社側から女子選手への制約が多かったという。  特に感じたのが「あれしたらダメ、これしたらダメとかさ。技にしたってさ、これするな、男子より目立つな」などという技に関する縛りで、豊田さんは「ざけんなよ、って思ってました」と思わず本音も口をついた。国内史上初の男女混合団体らしい苦悩だったが、豊田さんは「何であんなに気を使ってたんだろうって、今からしたら思う」とし「あの頃、もっとこういう自分の我が出せるようになってたら、もうちょっと変わってたかなって」と、現在の胸中を述べた。  工藤GMもそうした状況を感じ、「FMWのメインを女子で」を目標にして、巡業中は毎日のように豊田さんと話し合いを持った。そうしてFMW女子は男子に迫る人気を得ていき、伝説の爆破マッチへとつながった。豊田さんは「あなた(工藤GM)の力と大仁田さんの力で、付いていって生かされて。それでもコンバット豊田っていう形的なものは残せたかなとは思ってる」と、語っていた。  豊田さんは工藤GMの40周年記念大会「邪道姫伝説」(10月17日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に特別来賓ゲストとして来場が予定されている。

  • 格闘技
  • 【新日本・G1】カラム・ニューマンが上村優也との激闘制す オスプレイには「何を企んでいるか分かってるぞ」

    2026年07月12日 13:32
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Bブロック公式戦でカラム・ニューマン(23)が上村優也(31)から初勝利を挙げた。  春の「NEW JAPAN CUP(NJC)」決勝戦で下した上村との再戦は、一進一退の攻防の連続となった。6月大阪城大会で左肩を負傷し、今大会が復帰戦となったカラムは上村の容赦ない左腕攻めに苦しめられる。腕ひしぎ十字固め、さらにはアームバーに捕らえられ厳しい展開が続く。  さらに必殺のMAKE WAY(変型バスター)にカウンターのカンヌキスープレックスを決められると、ライオンズシャイナー(ダイビングボディアタック)を浴びてしまう。それでもこれをカウント2で返すと、2発目を回避してエクスカリバー(フットスタンプ)で反撃に転じた。  止まらない上村もウラカンラナ、ドラゴンスープレックスホールドと攻め手を緩めなかったが、カラムもカンヌキスープレックスには行かせない。強烈なキス・ザ・クラウン(ラリアート)で逆転すると、そのまま一気にMAKE WAYで沈めてみせた。  NJC、IWGPヘビー級王座に続きG1でも最年少優勝記録の更新を狙うカラムは「優也、お前のコメントを読んだぞ。ライバルが欲しい? もういるじゃないか。この団体で何度でもいつでもどこでも戦いたいと思える相手は、お前しかいない。お前も新日本が誇る最高峰のレスラーの一人として語られる存在だ」と上村を称賛。  左肩を動かすと「こんなことで俺は止まらない。3人もの医者に診てもらい『Forbidden Door』に出してくれと頼んだが、行かせてもらえなかった。ウィル(オスプレイ)、(ジョン)モクスリー、何を企んでいるかちゃんと分かってるぞ。俺たちの言葉もお前らは全部見てるんだろ。日本に来る気がないならそれでいい。俺がそっちに行ってやる。ただ俺がこの件を水に流したと思うなよ」と、日本ではユナイテッド・エンパイアと共闘しながらAEWでデスライダーズに加入したオスプレイにメッセージを送っていた。

  • 【新日本・G1】辻陽太が竹下幸之介との優勝候補対決制す 「IWGPヘビー級王者としてこの団体を守る」

    2026年07月12日 13:07
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Aブロック公式戦でIWGPヘビー級王者の辻陽太(32)が前年度覇者のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=31)を下し白星発進を飾った。  開幕戦でいきなり実現した王者と前年度覇者による天王山は、辻が竹下を撃破した今年の1月4日東京ドーム大会のIWGP戦に続く大激闘となった。ワガママを回避して逆エビ固めに捕獲した辻は、抱え込み式に移行して変型ドライバーを発射。リバースフランケンシュタイナーで反撃を許すと、ジーンブラスターをカウンターのワガママで迎撃された。  辻はレイジングファイヤーにだけは許さず、シルバーライニング(変型バスター)、串刺しニーで攻勢に出る。しかしマーロウクラッシュを阻止されると、コーナー上の攻防から雪崩式バックドロップを浴びてしまった。  互いに大ダメージの両者は、エルボー合戦から打撃戦で意地を張り合う。強烈なエルボーでダウンした辻だったが、ワガママにカウンターのジーンブラスターを発射し再逆転。掟破りのワガママ、ジーンブラスターと怒とうの猛攻でも3カウントを許さない意地を見せた竹下を、最後はファイヤーブラスターで振り切ってみせた。  優勝候補同士の一戦をものにした辻は「竹下、ハードな相手だったぜ。でもこうして米国の地で、ここシカゴで俺がIWGPヘビー級王者として勝ったことに意味があるんだ」とアピール。 「言っただろ? 俺はな、IWGPヘビー級王者としてベルトを、そしてこの団体を守るんだ。どうせ米国に来るんだったら(AEWの)トニー・カーンオーナーと交流を深めたいところだったが、AEWの『Collision』があるようだな。その機会はまたお預けになるかな。でも一つ覚えてくれ。俺はIWGPヘビー級王者としてこの団体を守るんだ。それが役目だ」と使命感を燃やしていた。

  • IWGP王者・辻陽太、「前年覇者」TAKESHITAを破り開幕白星スタート「シカゴ!覚悟はいいか!」…7・11シカゴ全成績

    2026年07月12日 13:07
     新日本プロレスは11日(日本時間・12日)、米シカゴのNOW Arenaで真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」開幕戦を行った。  1991年の第1回大会から今年で36年連続で開催される大会は、歴史と伝統、興行の規模…あらゆる側面から見て世界のプロレス団体で随一のリーグ戦になる。  今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での決勝戦で最強戦士が決まる。  メインイベントのAブロック公式戦で昨年覇者のKONOSUKE TAKESHITAとIWGPヘビー級王者・辻陽太が激突した。白熱の戦いは、辻が20分52秒、ファイヤーブラスターでTAKESHITAを破り、開幕戦を勝利で飾った。  試合後のリングで辻は英語で「IWGP王者としてG1を取る」と宣言。最後は日本語で「シカゴ!覚悟はいいか!」と絶叫し締めくくった。  ◆7・11シカゴ全成績  ▼第1試合 『G1 CLIMAX 36』Bブロック公式戦 30分1本勝負 〇ウルフアロン(1勝0敗=2点)(9分01秒 リバースアングルスラム→片エビ固め)HENARE(0勝1敗=0点)●  ▼第2試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負 〇ジェイク・リー(1勝0敗=2点)(10分14秒 FBS→片エビ固め)鷹木信悟(0勝1敗=0点)●  ▼第3試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負 〇OSKAR(1勝0敗=2点)(9分42秒 レフェリーストップ)成田蓮(0勝1敗=0点)●  ▼第4試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負 〇Yuto‐Ice(1勝0敗=2点)(11分11秒 Cruella→体固め)グレート‐O‐カーン(0勝1敗=0点)●  ▼第5試合 Bブロック公式戦 30分1本勝負 〇ザック・セイバーJr.(1勝0敗=2点)(16分10秒 ザックドライバー→エビ固め)海野翔太(0勝1敗=0点)●  ▼第6試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負 〇後藤洋央紀(1勝0敗=2点)(12分04秒 GTR改→片エビ固め)SANADA(0勝1敗=0点)●  ▼第7試合 Bブロック公式戦 〇カラム・ニューマン(1勝0敗=2点)(15分42秒 MAKE WAY→体固め)上村優也(0勝1敗=0点)●  ▼第8試合 Aブロック公式戦 30分1本勝負 〇大岩陵平(1勝0敗=2点)(13分28秒 アーククラッチ)ボルチン・オレッグ(0勝1敗=0点)●  ▼第9試合 同 30分1本勝負 〇辻陽太(1勝0敗=2点)(20分52秒 ファイヤーブラスター→片エビ固め)KONOSUKE TAKESHITA(0勝1敗=0点)●  ◆G1大会規定  ・20選手がA・B、2つのブロックにわかれてリーグ戦を行う。    ・公式リーグ戦はすべて30分1本勝負。    ・全ての勝ちは2点、全ての負けは0点、全ての引き分けは両選手1点、無効試合は両選手0点。    ・リーグ戦で1位と2位の選手が同点の場合はリーグ戦の直接対決の勝敗で順位を決定する。    ・1位と2位の選手が複数で直接対決の優劣がつかない場合は優勝決定戦進出決定戦(ルールは状況に応じて決定)を行う。  ◆出場選手  ▼Aブロック ・KONOSUKE TAKESHITA ・ボルチン・オレッグ ・辻陽太 ・鷹木信悟 ・ジェイク・リー ・SANADA ・後藤洋央紀 ・グレート‐O‐カーン ・Yuto―Ice ・大岩陵平  ▼Bブロック ・海野翔太 ・上村優也 ・ドリラ・モロニー ・ザック・セイバーJr. ・カラム・ニューマン ・成田蓮 ・ゲイブ・キッド ・HENARE ・ウルフアロン ・OSKAR

  • 【新日本・G1】大岩陵平がボルチンの腕破壊で白星発進 「相手を蹴落としてでもこのG1掴みに行く」

    2026年07月12日 13:02
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。

  • 【新日本・G1】海野翔太はザックに敗れ黒星発進 開幕直前にGLOBAL王座陥落の悪い流れ断ち切れず

    2026年07月12日 12:42
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Bブロック公式戦で海野翔太(29)がザック・セイバーJr.(38)に敗れ黒星発進となった。  2025年の1月4日東京ドーム大会のメインイベントでも戦った両雄の公式戦は、互いに手の内を知り尽くした者同士の意地の張り合いとなった。海野は掟破りのザックドライバーを決めると串刺しニー、ランニングニーアタックで攻め立てる。  さらには打撃戦から強烈なラリアートをさく裂させたが、ザックを起こしたところでセイバードライバー(旋回式ザックドライバー)を決められ戦況を五分に脅される。ならばとオコーナーブリッジを仕掛けた海野はこれをスリーパーホールドで切り返されてしまう。最後はザックドライバーでマットに叩きつけられ3カウントを奪われた。  6月の大阪城大会でIWGP GLOBALヘビー級王座を初戴冠したものの、開幕直前の6日後楽園大会でゲイブ・キッドに敗れ陥落。悪い流れを断ち切れず黒星発進となった海野はノーコメントへ控室へ。一方のザックは「翔太、お前はこの団体でも俺に勝るひどい髪型の持ち主。それにこれまでトーナメントではお前にやられっ放しだった。ざまあみろ、ピンク頭。これは幸先がいい。トップクラスの勝ち点を上げていくぞ。もう一度あのトロフィーを手に入れたい」と手ごたえを感じ取った様子だった。

  • 【新日本・G1】またも快挙! ウルフアロンが史上最速初勝利 米国での真夏の祭典開幕に「楽しみで夜も眠れねえよ」

    2026年07月12日 11:52
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Bブロック公式戦でNEVER無差別級王者ウルフアロン(30)がHENARE(33)から初勝利を挙げた。  米国の血で最高峰リーグ戦の初陣を迎えたウルフは、コスチュームを黒のショートパンツからシルバーのものに変更。元王者・EVIL(現WWEのNARAKU)によって金スプレーが塗られていたNEVERのベルトも元通りの色にリニューアルしてリングに登場した。  序盤から真っ向勝負で渡り合い激しいエルボー合戦を展開。アルティマ(フルネルソン)にはいかせずに柔道仕込みの投げを3連発で繰り出していく。アングルスラムは防がれてアルティマに捕らえられたものの、ランペイジにカウンターのパワースラムをさく裂させる。  さらに逆水平チョップのの応酬からヘッドバットを発射。倒れないHENAREのラリアートを浴びたが、走りこんできたところを強引に担ぎ上げるとアングルスラムで逆転に成功する。そのまま一気にリバースアングルスラムでたたみかけ3カウントを奪ってみせた。  デビューイヤーでのG1出場は2000年大会の鈴木健三以来、実に26年ぶり。当時の健三は4戦全敗で終わっていたため、ウルフはデビューから史上最速でG1初勝利を挙げたことになる。「この戦いが、これ以上の戦いがリーグだけであと8試合続くと考えると、楽しみで夜も眠れねえよ。あと8試合、すべての選手の思い、強さ、技術全部受け止めて俺がトップになれるように、まず次は(19日)北海道、海野翔太戦。普段は『海野さん』だけど、試合は関係ねえよ。全力で叩き潰す」と豪語したスーパールーキーが、プロレスの歴史に新たなページを刻み続ける。

  • 【新日本・G1】Yuto―Iceがオーカーンを粉砕 OSKARも成田撃破で「K.O.B」が揃って白星発進

    2026年07月12日 11:50
     新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Aブロック公式戦でYuto―Ice(29)がグレート―O―カーンから初勝利を挙げた。  昨年8月の凱旋帰国からOSKARとの「ノックアウト・ブラザーズ(K.O.B)」でタッグ戦線を席巻。タイチとの出場者決定戦を制して初出場を決めたG1は、Iceにとってシングルプレーヤーとしても実力を証明する絶好の舞台だ。  オーカーンのラフファイトに苦しめられたIceは得意の打撃で活路を見出す。王統流正拳突きにカウンターのハイキック、さらにハイサッカーボールキックで攻勢に出た。  レフェリーの目を盗んでの急所攻撃を決められると、再びオーカーンのペースに。とあるマフィアの螺旋地獄、王統流正拳突きと猛攻にさらされ、頭部を連続してマットに叩きつけられた。  それでもエリミネーターにカウンターの右ヒザをズバリ。Ambition(正拳突き)を叩き込み、最後はCruella(低空シングルドロップキック)で3カウントを奪った。  会場からも大声援を受けたIceは「ここ米国でもよ、プロレスハイが求められとるぞ。俺という存在がカネになるんだ」とニヤリ。「G1、ここからもっと激しくなるけどよ、もしお前らがこの俺を、Yuto―Iceを求めるなら、強いヤツらはカネをよこせ。そしたらと、俺が対価としてプロレスハイを与えてやる」と豪語していた。  またBブロック公式戦ではOSKARが成田蓮を撃破。初出場の「K.O.B」は揃って白星発進を飾った。

  • 猪木が美女とフォーカスされケジメの丸坊主 付け人の蝶野が証言「かなり乱れてましたね笑」

    2026年07月12日 10:00
    【プロレス蔵出し写真館】「14歳のとき以来の坊主頭だよ」。

  • LAのジャイアント馬場 銀髪鬼ブラッシー失神させるも不可解判定 64年2月WWAヘビー級王座戦

    2026年07月12日 10:00
    【昭和〜平成スター列伝】“世界の16文”ジャイアント馬場が海外修行中の1964年2月だけで当時の3大タイトル(NWA、WWWF、WWA)に連続挑戦した偉業は前回、前々回に触れた。今週は最後を飾った2月28日(日本時間29日)ロサンゼルスで“銀髪鬼”フレッド・ブラッシーに挑んだWWAヘビー級王座戦について書きたい。  ニューヨークでブルーノ・サンマルチノのWWWF王座に挑戦(17日)した後、馬場は西海岸へ転戦。WWAで大暴れした後に王座挑戦を実現させた。本紙は1面で詳細を報じている。 「1本目は馬場の16文キック2発が肩にさく裂。ブラッシーはお得意のスタイルで早くも“ギブアップ”のゼスチャー。馬場はブラッシーの髪をつかむとリング中央へ。反動でブラッシーが同体で倒れた。馬場は後頭部を打って苦しんでいる。ブラッシーは宙に舞い上がって、馬場のノド元に必殺のニードロップを連発。先制のフォールを奪った(30分45秒)。2本目は馬場が逆襲し空手チョップの“脳天唐竹割り”。噛みつきを逃れてスリーパーホールドの猛攻。時計の針は10時半を回った。20分を過ぎるとグロッギーのブラッシーを腰投げで叩きつけた。ダウンしたところへ145キロの豪快な肉弾重爆撃を叩きつけてフォールして1―1のタイに(20分8秒)。3本目、残る時間はあと10分。馬場は空手チョップを12連発。タックルでブラッシーをエプロンに追い出した。髪をつかんで鉄柱にガンガン叩きつける。この猛攻にブラッシーは血を吐いて場外に落ちて失神。レフェリーはカウントを取り始めるがカウント14まで来たときに“時間切れ終了”(61分)のゴング。しかし興奮した大観衆の歓声でリング上では聞き取れず、レフェリーは馬場の右手を高々と上げた。観衆は“新英雄”の誕生にわいた。しかしリングサイドのコミッショナーが“時間切れ引き分け”の判定であることをアピール。あと6秒あればカウント20のKO勝ちだった。馬場は“魔の6秒”に泣いた」(抜粋)  王座奪取こそならなかったが、偉業を打ち立てた馬場は4月に凱旋帰国。力道山亡き後の日本プロレス界のトップに君臨することになる。  約半年間の海外修行で馬場は数億円を稼いだとされる。後年馬場は「あの時は稼いだ。NYでは3800ドル(当時の日本円で約137万円。現在の価値では約4万ドル=640万円)だった。当時のチャレンジャーとしては、俺の知っている限り最高のギャランティーですよ。ロスで2試合タイトル戦をやって1試合5000ドルだった」と語っている。和田京平名誉レフェリーは「馬場さんはあの時の俺はNFLの選手より稼いでいたんだってよく言っていた。少なくても4〜5億は稼いでいたんじゃないかな」と述懐する。現在のNFLの選手の平均年俸は約5億円とされており、当時の馬場は半年間で現在の10億円の価値は稼いだとも推測できる。当時の“世界の16文”はすべてにおいてスケールが違ったのである。 (敬称略)

  • ウルフアロン、黒のショートタイツからモデルチェンジでHENAREを破り「G1」&「米国」初勝利…7・11シカゴ「開幕戦」

    2026年07月12日 09:15
    ◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(11日、米国イリノイ州シカゴ・NOW ARENA)  新日本プロレスは11日(日本時間・12日)、米シカゴのNOW Arenaで真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」開幕戦を行った。  1991年の第1回大会から今年で36年連続で開催される大会は、歴史と伝統、興行の規模…あらゆる側面から見て世界のプロレス団体で随一のリーグ戦になる。  今年はAブロック10名、Bブロック10名。合計20名が出場。各ブロック上位2名が8月15日の両国国技館での決勝トーナメントに進出し8月16日の両国国技館での決勝戦で最強戦士が決まる。  開幕戦の第1試合でBブロックにエントリーしたNEVER無差別級王者・ウルフアロンがHENAREと初対戦した。  今年1・4東京ドームでデビューした柔道金メダルのウルフは、6・23後楽園ホールでの出場者決定戦でYOSHI‐HASHIを破りG1初参戦を自力で獲得した。    デビュー以来、米国で初めての試合となった一戦でウルフは、これまでのTシャツ姿からノースリーブのフード付きジャケットで花道に登場。さらに黒のショートタイツからバックに「狼」が描かれたシルバーのタイツ、リングシューズも黒から同色へモデルチェンジした。注目の初対決で場外戦でHENARの鉄柱攻撃で追い込まれた。さらにセントーンなどで劣勢に立たされたがラリアット、ブレーンバスターで逆襲。激しい打撃戦に発展しウルフが投げ技の連発で攻勢に出た。さらにパワースラムで投げきった。しかしHENAREの打撃にひるんだが、リバースアングルスラムでHENAREを破り、「G1」&「米国」初勝利を飾った。  次の公式戦は、7・19札幌市の北海道立総合体育センター 北海きたえーるで海野翔太と対戦する。8・8横浜武道館での「H.O.T」成田蓮を除きすべて初の一騎打ちとなるG1。1か月あまりの過酷な大会。ウルフの熱い夏がスタートした。

  • テレ朝「ワールドプロレスリング」、初代タイガーマスク「タイガーステップ」放送…4代目タイガーマスクで感動のロックアップ…7・7後楽園ホール「引退試合」

    2026年07月12日 08:34
     新日本プロレスを中継するテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」(土曜・深夜1時)は11日、7・7後楽園ホールで行われた「タイガーマスク 引退記念試合」を放送した。  番組は、AEWの“ダイナマイト・キッド”トム・ビリントン、ブラック・タイガーと対戦した引退試合2試合を放送した。  正体がロッキー・ロメロの4代目ブラックとの宿命の対決は、5分時間切れだったが暗闇の虎がマイクを持ち5分間の延長をアピールしサプライズで5分間の延長マッチとなり、タイガーが必殺のでタイガースープレックスホールドでフォールし現役生活にピリオドを打った。  番組では引退セレモニーで親交がある巨人軍元監督でオーナー付特別顧問の原辰徳氏のスピーチを放送した。  さらに師匠の初代タイガーマスクの佐山サトルが登場。4代目はマイクを持ち「最後はどうしても佐山先生とロックアップがしたいです。それでタイガーマスクを終えたいと思います。どうかよろしくお願いいたします」と願い、田中ケロリングアナの両選手へのコール。ゴングが鳴り初代虎が華麗なタイガーステップを披露しロックアップしたシーンを放送した。  メニエール病とパーキンソン病と闘う佐山の奇跡的なステップとロックアップに4代目は涙を流し、時空を超えた「黄金の虎」対決にホールは感動の拍手に包まれていた。  そして、4代目の引退スピーチと10カウントゴングを放送していた。

  • 【大相撲名古屋場所】大の里は大きく変える必要はない、豊昇龍は先に攻めること 横綱二人が優勝争いを 武蔵川親方が展望

    2026年07月12日 08:00
     「大相撲名古屋場所」(12日初日、IGアリーナ)  大相撲名古屋場所は12日にIGアリーナで初日を迎える。

  • 【全日本】青柳亮生安齊勇馬人気にジェラシー大爆発「先輩風を吹かせて、ボコボコにしてやります」

    2026年07月12日 06:00
     全日本プロレスの青柳亮生(26)が、人気絶頂の安齊勇馬(27)に対抗意識を燃やしている。  ライジングHAYATOとのタッグチーム「アツハヤ」でアジアタッグベルトを保持している亮生は、初防衛戦(19日、後楽園)で、安齊、小藤将太組と激突する。11日横浜大会で行われた前哨戦では、小藤の奮闘に一時、劣勢を強いられた。しかし、最後は亮生が押さえ込みで技ありの3カウントを奪い、防衛に弾みをつけた。  挑戦者組を「(安齊、小藤)どっちも顔がカッコいいですよね」と褒めちぎり「インディからメジャーになったというか。手の届かないところに行ってしまった」と遠くを見つめる。しかし、さわやかな後輩タッグを評価する一方で「オレたちアツハヤも、さわやかって言われてる。世代交代にはまだ早いんじゃないかな」と対抗意識も見せた。  恋愛リアリティーショーへの出演を機に火が付いた安齊人気はすさまじく、女性誌や映画界から引っ張りだこ。団体としても、7月の全興行が完売するなど上り調子だ。リング外でも精力的に活動する安齊の姿に「正直、芸能活動も夢見てますね」と羨望をにじませる。さらには「芸能の仕事が舞い込んでくるなら、安斎とタッグを組みたいですね」と、よこしまな思いも口にした。  快調な歩みを続ける後輩を前に、経験豊富な先輩として立ちはだかる。「顔もいいし、人気もある。『お前ら、いいモノ持ってるかもしれないけど残念でした』って言わないといけない」と経験の差を叩き込むつもりだ。「先輩風を吹かせて、ボコボコにしてやりますよ」と言い放ち、防衛を誓った。

  • 【ゼロワン】中嶋勝彦 橋本大地に「何やってんだ!」発言の真意…消えることのない21年前の記憶

    2026年07月12日 06:00
     手厳しい言葉の真意は――。新生ゼロワンのシングルリーグ戦「火祭り2026」(11日、TOKYO SQUARE in Itabashi)のBブロックで、中嶋勝彦(38)が大日本プロレスの橋本大地(34)を破り、2勝目を挙げた。  初出場Vへ向けて突っ走るが、この日は大地の父でゼロワン創始者の破壊王こと故橋本真也さん(享年40)の命日だった。221人満員の観衆は大地へ声援を送ったが、中嶋は奮闘する破壊王2世を貫禄で退け、試合後には「橋本大地、何やってんだ!」と手厳しい言葉を浴びせた。父の命日に劇的勝利を期待していた観衆からも、何と「よくぞ、言ってくれた!」の声も飛んだ。  きつい言葉を発した真意は何か。試合後の中嶋を直撃すると「意味はみんなが思ってることと一緒ですよ。そのまんまですよ、何やってんだと」と、苦笑いする。大地とは新人の頃に戦って以来の一騎打ちだというものの、橋本さんとの因縁はある。21年前の7月、師匠の佐々木健介&北斗晶夫妻とともに、中嶋も橋本さんの葬儀に参列したという。  葬儀で橋本さんの乗った車はテーマ曲「爆勝宣言」が流れる中、駆けつけたファンから涙の橋本コールで送り出された。中嶋は「あの時の『爆勝宣言』の音が今でも鮮明に残っている」といい、橋本さんについても「歴史が証明している。俺はタイムリーで見ていないけれど、歴史を学べばわかる人」と話すほど偉大さを理解している。  それだけに言わざるを得なかった。中嶋は「橋本さんの遺志を引き継いでやったのか。本人は別の道を選んだのか。その話はわからないけれど、ファンは橋本真也という陰をそこから見たいと思うんだよね。それは自然とね、彼本人が望んでいなくても。俺はそういうことだと思う。直接、橋本大地に言える立場ではないけれど、プロレスラーの先輩として言った。何やってんだと」と、熱い口調で思いを語った。  2011年3月にデビューしてから15年破壊王2世の看板を背負って戦ってきた大地に、15歳でデビューしてキャリア23年になった先輩が浴びせた言葉。その真意をどう受け止めるのだろうか。

  • 日本人20年ぶりの快挙! 但馬ブランドン・ミツロが東洋太平洋クルーザー級王座奪取「ヘビー級で戦った自信がある」30キロあまり減量し軽快KO劇 婚約者も現役復帰

    2026年07月12日 06:00
    ◇プロボクシング ▽東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチ10回戦(11日、大阪・大和アリーナ)  東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチが行われ、同級4位で挑戦者の但馬ブランドン・ミツロ(31)=TMK=が、王者・ムヘタル・マイヘムト(31)=中国=に5回1分39秒でKO勝ちし、新王者となった。日本人では96年の西島洋介山、06年の高橋良輔に続く20年ぶり3人目の同級王者。体重120キロ超だったヘビー級時代から30キロ以上の減量を経て、地域タイトル初奪取に成功した。通算成績は但馬が14勝(12KO)2敗、マイヘムトが11勝(7KO)7敗1分け。  新王者となった但馬は興奮気味にコーナーへ上り、雄たけびをあげた。体重上限がないヘビー級(下限は90・7キロ超)時代と比べ、別人のような軽快な動きで完勝。「パンチの感触はあった。ヘビー級で戦った自信がある。パワーはそのまま」と胸を張った。  初回終了間際に右ストレートで最初のダウンをゲット。2回にも左ボディーブローでダウンを奪った。試合を掌握した5回、強い左ジャブを顔面に突き刺し、うずくまったマイヘムトにテンカウントを聞かせた。  ヘビー級時代はデビュー2戦目で日本王者となるなど10連勝した。だが11戦目でルーマニア人選手に判定で初黒星。昨年5月にはウガンダ人選手に初のKO負けを喫し、適正階級ではないと悟った。12月に95・0キロ契約の試合で再起を飾り、今回の舞台につなげた。  この日、婚約者で元東洋太平洋女子ミニマム級王者・千本瑞規(ちもと・みずき)さん(32)が現役復帰を発表。但馬は「きょう僕が東洋太平洋のベルトを取って、彼女に追いつけた。これからは2人で世界を目指したい」。地域タイトルで満足することなく、人生の伴侶と共に頂点を見据える。(田村 龍一)  ◆但馬ブランドン・ミツロ(たじまぶらんどん・みつろ)1994年11月4日、愛知・碧南市生まれ。31歳。父が日本人、母がブラジル人で国籍は日本。テコンドーや空手を経て、享栄高1年時からボクシングを始める。中大2年時から全日本選手権や国体などアマ5冠。アマ通算42勝(20KO)9敗。22年4月、プロデビュー。同8月、日本ヘビー級王座を獲得し国内最速プロ2戦目で王者に(のちに返上)。身長180センチ。右ボクサーファイター。