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2026年07月11日 21:55
7月11日は破壊王のニックネームで一時代を築いた故橋本真也さん(享年40)の命日。橋本さんの長男で大日本プロレスの橋本大地(34)が、父が創設したリングに上がった。 新生ゼロワンのシングルリーグ戦「火祭り2026」(11日、東京・TOKYO SQUARE in ITABASHI)にBブロックで参戦中の大地はこの日、優勝候補の一人、中嶋勝彦と対戦した。同リーグ戦は橋本さんが旧ゼロワンの社長だった2001年から始まり、今年で26回目を迎えた伝統のリーグ戦だ。 破壊王イズムが詰まったリーグ戦だけに、入場テーマ曲は父が一時期使っていた知る人ぞ知る「闘魂伝承」に変更して覚悟を示した。これに221人満員の観衆も、序盤から大地コールで背中を押す。大地は手四つの体勢からローキックを打ち合い、ドラゴンスクリューで吹っ飛ばす。さら左ヒザに強烈なサッカーボールキックをぶち込んで、場外に落とした。なおも左ヒザに集中攻撃を加え、中嶋にダメージを与えていった。 中嶋の反撃にもスーパーキック、コーナーへの串刺しニーを見舞ってペースを譲らない。さらに父をほうふつとさせる重爆キックを連打。中嶋とのミドルキックを打ち合いとなるが、再びドラゴンスクリューで左ヒザを狙っていく。 一進一退の攻防となり、大地は裏投げから、左ヒザを決めてのSTFで勝負をかける。さらにパイルドライバーから父の必殺技・DDTにいくが、これをかわされバーティカルスパイクで叩きつけられた。だが、ここは踏ん張って、カウント2で切り返す。会場は再び大地コールが起きるが、中嶋から闘魂のこもったビンタを浴びせられ、ノーザンライトボムで沈められた。 ここまで1勝1分けの3点と上々のスタートを切っていたが、大事な日を白星で飾れなかった。さらに、中嶋から「橋本大地! お前、わかってるな、今日は何の日かって。ただ、これだけ言っとく。橋本大地、何やってんだ!」と、きついひと言を浴びせられた。観衆からも「よくぞ、言ってくれた!」の声も飛んでいた。 それでも大地はバックステージで「あの野郎、好き勝手言いやがって。まあ、人がどう言おうがどう感じようが、もう慣れたからどうでもいい。俺は純粋に(試合を)やって楽しかった」と強気の姿勢を崩さない。父の命日に「闘魂伝承」を使ったことには「いろんなテーマが重なりあってのこと」と、多くは語らなかった。ただ、敗れはしたものの、好勝負だったのは間違いない。天国の破壊王は息子の試合をどう評したのか――。
2026年07月12日 11:52
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」が11日(日本時間12日)、米国・シカゴ大会で開幕。Bブロック公式戦でNEVER無差別級王者ウルフアロン(30)がHENARE(33)から初勝利を挙げた。
米国の血で最高峰リーグ戦の初陣を迎えたウルフは、コスチュームを黒のショートパンツからシルバーのものに変更。元王者・EVIL(現WWEのNARAKU)によって金スプレーが塗られていたNEVERのベルトも元通りの色にリニューアルしてリングに登場した。
序盤から真っ向勝負で渡り合い激しいエルボー合戦を展開。アルティマ(フルネルソン)にはいかせずに柔道仕込みの投げを3連発で繰り出していく。アングルスラムは防がれてアルティマに捕らえられたものの、ランペイジにカウンターのパワースラムをさく裂させる。
さらに逆水平チョップのの応酬からヘッドバットを発射。倒れないHENAREのラリアートを浴びたが、走りこんできたところを強引に担ぎ上げるとアングルスラムで逆転に成功する。そのまま一気にリバースアングルスラムでたたみかけ3カウントを奪ってみせた。
デビューイヤーでのG1出場は2000年大会の鈴木健三以来、実に26年ぶり。当時の健三は4戦全敗で終わっていたため、ウルフはデビューから史上最速でG1初勝利を挙げたことになる。「この戦いが、これ以上の戦いがリーグだけであと8試合続くと考えると、楽しみで夜も眠れねえよ。あと8試合、すべての選手の思い、強さ、技術全部受け止めて俺がトップになれるように、まず次は(19日)北海道、海野翔太戦。普段は『海野さん』だけど、試合は関係ねえよ。全力で叩き潰す」と豪語したスーパールーキーが、プロレスの歴史に新たなページを刻み続ける。
2026年07月12日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】「14歳のとき以来の坊主頭だよ」。坊主頭にしたわけを聞かれたアントニオ猪木はそう告白した。
今から40年前の1986年(昭和61年)5月21日、新日本プロレスの「IWGPチャンピオンS」が茨城・日立市池の川中央体育館で行われた。
遅めに会場に到着した猪木は、なぜか帽子(新日プロのグッズ)をかぶっていた。ん? 帽子?。そう思うほど猪木の帽子姿は非常にレアだった。
猪木が笑顔で帽子を取ると、坊主頭が現れたのだ(写真)。
坊主頭にした理由を聞かれるのが面倒だったのか、猪木はトレーニングウェアになると、会場隣の陸上競技場へ向かいランニングを開始した。直線距離をダッシュして入念に走り込む。何投かヤリ投げも披露した。
リングに上がると藤原喜明と軽めのスパーリング。山田恵一や松田納らを指導し、合同練習に参加していたUWFの安生洋二の補助を受けて柔軟を行った。その後、第1試合から休憩時間になるまでウエートトレに没頭した。
さて、猪木の頭を見たレスラーの反応も、いったい何があったのか?というもの。高田伸彦(後の延彦)はあっけにとられ、前田日明は「あれま!ス、スゴイ」と扉の外からのぞき見する。
「ホワッツ・ハプン・イノーキ?」。ディック・マードックがブラック・キャットをつかまえ事情聴取。マスクド・スーパースター、ケリー・フォン・エリック、アンドレ・ザ・ジャイアントも猪木のイガグリ頭に困惑していた。
セミファイナルでクラウス・ワラスを延髄斬りで下した猪木は、試合後マスコミに囲まれ、坊主頭にした理由を語り始めた。
冒頭のセリフを発した後、「実はやられちゃったんだよ。フォーカスに。それで男のケジメの意味で坊主にした。やましいところはまったくないんだけど、オレじゃなく周りの人に迷惑をかけることになったからね。不覚だよ」と苦笑い。
「フォーカスされる」と流行語まで作られた「FOCUS」は、張り込み取材で芸能人などの密会写真や硬派ネタまで写真をメインにした写真週刊誌で、当時、公称発行部数200万部といわれた。模倣した雑誌も発行され、現在も残っている「フライデー」と「フォーカス」の頭文字を取って私生活を撮られることを「FFされる」とも言われた。
猪木は3日前の18日、千葉・東金大会終了後に六本木の美人ホステスのマンションを訪問し、マンションから出てきたところを激写されていた。
見出しは――アントニオ猪木「密会」の夜 六本木ホステスと熱愛タッグ・マッチ!?――
猪木は 「(夫人の倍賞美津子に)電話で話したけど、別に気にしていないですよ」と語ったが、翌87年10月に離婚している。
ところで、坊主になりケジメをつけた猪木は、不倫話を払拭する活躍を見せる。6月17日の愛知県体育館で腕固めでアンドレから初のギブアップを奪い、6月19日、両国国技館でのIWGP優勝戦ではディック・マードックにジャーマンを披露し、延髄斬りを決めて優勝を果たした。
当時、猪木の付け人だった蝶野正洋は「オレが知ってるのは、猪木さんとマサ(斎藤)さんの大阪城(ホール=87年3月26日)。あの時、大阪のホテルに女性がいた気配があった。でもその人は後から奥さんになった人じゃないかな…(翌89年6月に一般女性と結婚し、離婚)」
「でも86年87年って猪木さん、もう不倫、遊びが一番ひどい時じゃないですか。その時期遊んでますよね。遊びたい盛りの40、45くらいでしょ(※43歳)。かなり乱れてましたね(笑い)。そういうスキャンダルもありで、離婚もしてるんですよね」(蝶野)
まさに猪木も英雄色を好むだったのか…とはいえ、見た人すべてを驚かせた猪木の坊主頭は意外と似合っていた(敬称略)。
2026年07月12日 10:00
【昭和〜平成スター列伝】“世界の16文”ジャイアント馬場が海外修行中の1964年2月だけで当時の3大タイトル(NWA、WWWF、WWA)に連続挑戦した偉業は前回、前々回に触れた。今週は最後を飾った2月28日(日本時間29日)ロサンゼルスで“銀髪鬼”フレッド・ブラッシーに挑んだWWAヘビー級王座戦について書きたい。
ニューヨークでブルーノ・サンマルチノのWWWF王座に挑戦(17日)した後、馬場は西海岸へ転戦。WWAで大暴れした後に王座挑戦を実現させた。本紙は1面で詳細を報じている。
「1本目は馬場の16文キック2発が肩にさく裂。ブラッシーはお得意のスタイルで早くも“ギブアップ”のゼスチャー。馬場はブラッシーの髪をつかむとリング中央へ。反動でブラッシーが同体で倒れた。馬場は後頭部を打って苦しんでいる。ブラッシーは宙に舞い上がって、馬場のノド元に必殺のニードロップを連発。先制のフォールを奪った(30分45秒)。2本目は馬場が逆襲し空手チョップの“脳天唐竹割り”。噛みつきを逃れてスリーパーホールドの猛攻。時計の針は10時半を回った。20分を過ぎるとグロッギーのブラッシーを腰投げで叩きつけた。ダウンしたところへ145キロの豪快な肉弾重爆撃を叩きつけてフォールして1―1のタイに(20分8秒)。3本目、残る時間はあと10分。馬場は空手チョップを12連発。タックルでブラッシーをエプロンに追い出した。髪をつかんで鉄柱にガンガン叩きつける。この猛攻にブラッシーは血を吐いて場外に落ちて失神。レフェリーはカウントを取り始めるがカウント14まで来たときに“時間切れ終了”(61分)のゴング。しかし興奮した大観衆の歓声でリング上では聞き取れず、レフェリーは馬場の右手を高々と上げた。観衆は“新英雄”の誕生にわいた。しかしリングサイドのコミッショナーが“時間切れ引き分け”の判定であることをアピール。あと6秒あればカウント20のKO勝ちだった。馬場は“魔の6秒”に泣いた」(抜粋)
王座奪取こそならなかったが、偉業を打ち立てた馬場は4月に凱旋帰国。力道山亡き後の日本プロレス界のトップに君臨することになる。
約半年間の海外修行で馬場は数億円を稼いだとされる。後年馬場は「あの時は稼いだ。NYでは3800ドル(当時の日本円で約137万円。現在の価値では約4万ドル=640万円)だった。当時のチャレンジャーとしては、俺の知っている限り最高のギャランティーですよ。ロスで2試合タイトル戦をやって1試合5000ドルだった」と語っている。和田京平名誉レフェリーは「馬場さんはあの時の俺はNFLの選手より稼いでいたんだってよく言っていた。少なくても4〜5億は稼いでいたんじゃないかな」と述懐する。現在のNFLの選手の平均年俸は約5億円とされており、当時の馬場は半年間で現在の10億円の価値は稼いだとも推測できる。当時の“世界の16文”はすべてにおいてスケールが違ったのである。 (敬称略)
2026年07月12日 09:15
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(11日、米国イリノイ州シカゴ・NOW ARENA)
新日本プロレスは11日(日本時間・12日)、米シカゴのNOW Arenaで真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX 36」開幕戦を行った。
2026年07月12日 08:34
新日本プロレスを中継するテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」(土曜・深夜1時)は11日、7・7後楽園ホールで行われた「タイガーマスク 引退記念試合」を放送した。
番組は、AEWの“ダイナマイト・キッド”トム・ビリントン、ブラック・タイガーと対戦した引退試合2試合を放送した。
正体がロッキー・ロメロの4代目ブラックとの宿命の対決は、5分時間切れだったが暗闇の虎がマイクを持ち5分間の延長をアピールしサプライズで5分間の延長マッチとなり、タイガーが必殺のでタイガースープレックスホールドでフォールし現役生活にピリオドを打った。
番組では引退セレモニーで親交がある巨人軍元監督でオーナー付特別顧問の原辰徳氏のスピーチを放送した。
さらに師匠の初代タイガーマスクの佐山サトルが登場。4代目はマイクを持ち「最後はどうしても佐山先生とロックアップがしたいです。それでタイガーマスクを終えたいと思います。どうかよろしくお願いいたします」と願い、田中ケロリングアナの両選手へのコール。ゴングが鳴り初代虎が華麗なタイガーステップを披露しロックアップしたシーンを放送した。
メニエール病とパーキンソン病と闘う佐山の奇跡的なステップとロックアップに4代目は涙を流し、時空を超えた「黄金の虎」対決にホールは感動の拍手に包まれていた。
そして、4代目の引退スピーチと10カウントゴングを放送していた。
2026年07月12日 08:00
「大相撲名古屋場所」(12日初日、IGアリーナ)
大相撲名古屋場所は12日にIGアリーナで初日を迎える。左肩痛で2場所連続休場中の横綱大の里(26)=二所ノ関、右太もも裏損傷のため夏場所2日目から途中休場した横綱豊昇龍(27)=立浪=がそろって出場するほか、大関霧島(音羽山)の綱とりも注目される。デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方が展望した。
◇ ◇
休場明けの横綱二人が千秋楽まで出て、最後まで優勝を争ってほしい。出るからには勝つしかないからね。
大の里はパリ公演に参加したということは、左肩はもう大丈夫だ。左で上手だったり、いろいろ考えているように聞くけれど、大きく変える必要はない。体格を生かして、当たって前に出ることだけ意識するべきだ。自分の相撲を取れば勝てるはずだよ。
右太もも裏を痛めていた豊昇龍も、パリ公演に出たのだから、体は大丈夫だ。一丁押し(相手を押し切る稽古)をしていたと聞いたが、足の状態を確認したのだろう。体は大きくないから、受けてはならない。投げとか押しとか深く考える必要はない。先に攻めることだよ。
霧島は終盤戦に弱い。おそらくスタミナが切れてしまうからだろう。序盤から長い相撲を避けて、早い決着で勝っていくことが大事になるよ。ただ、先場所12勝の準優勝で綱とりになるのは、ちょっと甘いと思うな。甘く昇進させてしまうと、上がってから苦労することになる。
かど番の琴桜はこのところずっと攻めが遅い。最近の状況から大関から落ちてしまうと厳しいよな。最初から飛ばして、序盤に勝ちを重ねることが大事だ。開き直ってとにかく勝ち越してほしい。関脇に番付を落とした安青錦も同じように、最初から飛ばしてほしい。そうすれば10勝して大関復帰が見えてくる。
名古屋は暑いし、取ってみないと調子は分からない。おいしいものを食べて元気になることが大事だよ。僕はウナギがおいしかったなあ。
2026年07月12日 06:00
全日本プロレスの青柳亮生(26)が、人気絶頂の安齊勇馬(27)に対抗意識を燃やしている。
ライジングHAYATOとのタッグチーム「アツハヤ」でアジアタッグベルトを保持している亮生は、初防衛戦(19日、後楽園)で、安齊、小藤将太組と激突する。11日横浜大会で行われた前哨戦では、小藤の奮闘に一時、劣勢を強いられた。しかし、最後は亮生が押さえ込みで技ありの3カウントを奪い、防衛に弾みをつけた。
挑戦者組を「(安齊、小藤)どっちも顔がカッコいいですよね」と褒めちぎり「インディからメジャーになったというか。手の届かないところに行ってしまった」と遠くを見つめる。しかし、さわやかな後輩タッグを評価する一方で「オレたちアツハヤも、さわやかって言われてる。世代交代にはまだ早いんじゃないかな」と対抗意識も見せた。
恋愛リアリティーショーへの出演を機に火が付いた安齊人気はすさまじく、女性誌や映画界から引っ張りだこ。団体としても、7月の全興行が完売するなど上り調子だ。リング外でも精力的に活動する安齊の姿に「正直、芸能活動も夢見てますね」と羨望をにじませる。さらには「芸能の仕事が舞い込んでくるなら、安斎とタッグを組みたいですね」と、よこしまな思いも口にした。
快調な歩みを続ける後輩を前に、経験豊富な先輩として立ちはだかる。「顔もいいし、人気もある。『お前ら、いいモノ持ってるかもしれないけど残念でした』って言わないといけない」と経験の差を叩き込むつもりだ。「先輩風を吹かせて、ボコボコにしてやりますよ」と言い放ち、防衛を誓った。
2026年07月12日 06:00
手厳しい言葉の真意は――。
2026年07月12日 06:00
◇プロボクシング ▽東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチ10回戦(11日、大阪・大和アリーナ)
東洋太平洋クルーザー級タイトルマッチが行われ、同級4位で挑戦者の但馬ブランドン・ミツロ(31)=TMK=が、王者・ムヘタル・マイヘムト(31)=中国=に5回1分39秒でKO勝ちし、新王者となった。日本人では96年の西島洋介山、06年の高橋良輔に続く20年ぶり3人目の同級王者。体重120キロ超だったヘビー級時代から30キロ以上の減量を経て、地域タイトル初奪取に成功した。通算成績は但馬が14勝(12KO)2敗、マイヘムトが11勝(7KO)7敗1分け。
新王者となった但馬は興奮気味にコーナーへ上り、雄たけびをあげた。体重上限がないヘビー級(下限は90・7キロ超)時代と比べ、別人のような軽快な動きで完勝。「パンチの感触はあった。ヘビー級で戦った自信がある。パワーはそのまま」と胸を張った。
初回終了間際に右ストレートで最初のダウンをゲット。2回にも左ボディーブローでダウンを奪った。試合を掌握した5回、強い左ジャブを顔面に突き刺し、うずくまったマイヘムトにテンカウントを聞かせた。
ヘビー級時代はデビュー2戦目で日本王者となるなど10連勝した。だが11戦目でルーマニア人選手に判定で初黒星。昨年5月にはウガンダ人選手に初のKO負けを喫し、適正階級ではないと悟った。12月に95・0キロ契約の試合で再起を飾り、今回の舞台につなげた。
この日、婚約者で元東洋太平洋女子ミニマム級王者・千本瑞規(ちもと・みずき)さん(32)が現役復帰を発表。但馬は「きょう僕が東洋太平洋のベルトを取って、彼女に追いつけた。これからは2人で世界を目指したい」。地域タイトルで満足することなく、人生の伴侶と共に頂点を見据える。(田村 龍一)
◆但馬ブランドン・ミツロ(たじまぶらんどん・みつろ)1994年11月4日、愛知・碧南市生まれ。31歳。父が日本人、母がブラジル人で国籍は日本。テコンドーや空手を経て、享栄高1年時からボクシングを始める。中大2年時から全日本選手権や国体などアマ5冠。アマ通算42勝(20KO)9敗。22年4月、プロデビュー。同8月、日本ヘビー級王座を獲得し国内最速プロ2戦目で王者に(のちに返上)。身長180センチ。右ボクサーファイター。
2026年07月12日 05:00
ボクシングの元世界2階級王者でWBA世界フェザー級3位の亀田和毅(34)=TMK=が11日、今秋に米国で同級王者ブランドン・フィゲロア(29)=米国=に挑戦すると発表した。
TMKジムの主催興行でリングに上がり「次戦の世界タイトルマッチが決まりました。アメリカでフィゲロアに挑戦します」と両陣営の対戦合意を伝えた。日時などは後日発表する。「必ず倒して、日本で防衛戦。日本人対決に持っていきたい」と宣言。井上尚弥(大橋)が進出を計画するフェザー級での王座奪取を誓った。
2026年07月12日 05:00
「大相撲名古屋場所」(12日初日、IGアリーナ)
大関霧島(音羽山)が11日、名古屋市内の部屋で四股、すり足などで汗を流した。高いレベルでの優勝を条件に、綱とりに挑む。
初日を前に「プレッシャーを自分にかけないように。楽しくいきたい」と穏やかに語った。目標は全勝。「毎場所の目標。横綱になる、と言うのとは違う」と語った。師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「雑音を消して相撲に集中すること」と心構えを説いた。
2026年07月12日 05:00
米国・WWEに12年在籍していた大物ベテラン選手が、サプライズ復帰を果たした。
2026年07月11日 22:15
新生ゼロワンで伝統のシングルリーグ戦「火祭り2026」(11日、東京・TOKYO SQUARE in Itabashi)が行われ、連覇を狙う伝説の不死鳥ハヤブサが痛すぎる1敗を喫した。
佐藤嗣崇(山梨プロレス祭り)とのBブロック3戦目は、序盤から激しい大技の応酬となり、場外戦でも激しくやり合う。腰を狙われ、場外マットの上にブレーンバスターで叩きつけられた。何とかスパニッシュフライ、みちのくドライバーで叩きつけるが、相手の豪快なパワースラムをくらって両者ダウン。
すぐにラッシュをかけたものの、勝負をかけたファイヤーバードスプラッシュを失敗。これが痛かった。十字架固めをカウント2ではね返されると、変型ボムで頭から落とされ、最後はこん身のラリアート2連発をくらって3カウントを奪われた。
試合後はリングに大の字になり、ふらふらになりながら引き揚げた。佐藤は一昨日に第2子が誕生したばかりで、ハヤブサは父親の気合に押し切られた。初出場の昨年は無敗で優勝を飾ったが、今年はこれで2敗目。4日の大阪大会では土肥こうじのラリアートに沈んでおり、パワーファイターの前に厳しい連敗となった。
試合後のハヤブサは「ああ、クソー!」と絶叫。「これで火祭り2敗、もう後がない。次は必ず勝たなきゃいけない、クソー! 佐藤嗣崇、今日は出産祝いだ!」と強がったが、連覇に黄信号がともる黒星となった。
2026年07月11日 21:55
7月11日は破壊王のニックネームで一時代を築いた故橋本真也さん(享年40)の命日。橋本さんの長男で大日本プロレスの橋本大地(34)が、父が創設したリングに上がった。
新生ゼロワンのシングルリーグ戦「火祭り2026」(11日、東京・TOKYO SQUARE in ITABASHI)にBブロックで参戦中の大地はこの日、優勝候補の一人、中嶋勝彦と対戦した。同リーグ戦は橋本さんが旧ゼロワンの社長だった2001年から始まり、今年で26回目を迎えた伝統のリーグ戦だ。
破壊王イズムが詰まったリーグ戦だけに、入場テーマ曲は父が一時期使っていた知る人ぞ知る「闘魂伝承」に変更して覚悟を示した。これに221人満員の観衆も、序盤から大地コールで背中を押す。大地は手四つの体勢からローキックを打ち合い、ドラゴンスクリューで吹っ飛ばす。さら左ヒザに強烈なサッカーボールキックをぶち込んで、場外に落とした。なおも左ヒザに集中攻撃を加え、中嶋にダメージを与えていった。
中嶋の反撃にもスーパーキック、コーナーへの串刺しニーを見舞ってペースを譲らない。さらに父をほうふつとさせる重爆キックを連打。中嶋とのミドルキックを打ち合いとなるが、再びドラゴンスクリューで左ヒザを狙っていく。
一進一退の攻防となり、大地は裏投げから、左ヒザを決めてのSTFで勝負をかける。さらにパイルドライバーから父の必殺技・DDTにいくが、これをかわされバーティカルスパイクで叩きつけられた。だが、ここは踏ん張って、カウント2で切り返す。会場は再び大地コールが起きるが、中嶋から闘魂のこもったビンタを浴びせられ、ノーザンライトボムで沈められた。
ここまで1勝1分けの3点と上々のスタートを切っていたが、大事な日を白星で飾れなかった。さらに、中嶋から「橋本大地! お前、わかってるな、今日は何の日かって。ただ、これだけ言っとく。橋本大地、何やってんだ!」と、きついひと言を浴びせられた。観衆からも「よくぞ、言ってくれた!」の声も飛んでいた。
それでも大地はバックステージで「あの野郎、好き勝手言いやがって。まあ、人がどう言おうがどう感じようが、もう慣れたからどうでもいい。俺は純粋に(試合を)やって楽しかった」と強気の姿勢を崩さない。父の命日に「闘魂伝承」を使ったことには「いろんなテーマが重なりあってのこと」と、多くは語らなかった。ただ、敗れはしたものの、好勝負だったのは間違いない。天国の破壊王は息子の試合をどう評したのか――。
2026年07月11日 21:45
プロボクシング世界2階級王者・亀田和毅(34)=TMK=が11日、大阪・吹田市内で行われた所属ジム興行でリングに上がってあいさつし、次戦でWBA世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア(米国)に敵地で挑戦する見通しを示した。関係者によると、両陣営が今秋の米国開催で大筋合意し、詳細を詰めているという。
同級3位の和毅はファンに向け「次戦で決まりました。日程(発表)は近々、会見します。必ずフィゲロアを倒して3階級制覇して日本人対決に持っていきたい」。フェザー級転向を見据える世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との一戦を連想させた。
和毅は昨年5月、大阪でIBF世界同級王者・アンジェロ・レオ(米国)に判定負けし、3階級制覇に失敗。去就などが注目されていた。