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2026年07月13日 14:03
<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇12日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>この日、奪った唯一のバーディが、勝負の命運を大きく分けた。2週前の「KPMG全米女子プロ選手権」でメジャー初優勝を挙げたユ・ヘラン(韓国)が、メジャーを立て続けに制した。「まるでアニメのよう。歴史的な出来事がたくさんあって、非現実的な気分。言葉で表現するのは難しい。今はただただ幸せ」。すべてが夢見心地だ。 【写真】おめでとう! メジャー連勝で祝福のシャンパンシャワー 3日目に米女子ツアーのメジャー新記録となる「60」をたたき出して首位に浮上した。2位の岩井明愛に3打差をつけて最終日をスタート。有利な状況だ。しかも、3番パー4では、岩井がアンプレヤブルを宣言するトラブルでダブルボギーを叩き、後退。スコア上は、圧倒的に有利になった。しかし、思い通りにいかないのはこの25歳も同じだった。「パッティングがひどすぎた」。とにかく2〜3メートルのチャンスが入らない。そうこうしているうちに、最初にスコアが動いたのは8番のボギー。そこからもパーを並べた。「“神様、どうかカップに入って…お願い”とばかり考えていた。どのホールでも、祈っているような気分だったわ」。そんななか、岩井が息を吹き返し、さらにブルック・ヘンダーソン(カナダ)が、7番パー5のイーグル、続く8番パー3でのホールインワンなどで駆け上がってきた。最終ホールに入った時は、トータル18アンダーでヘランと岩井が並び、1打差にヘンダーソンがつけるという状況。ヘンダーソンは2メートルのイーグルチャンスにつけ、岩井は2.5メートルのバーディチャンス、そしてヘランは4メートルのバーディパットを残した。「とにかくショートだけはしないように」。その思いで放ったボールが、ようやくカップに吸い込まれた。そして渾身のガッツポーズが飛び出す。「最後は、神様に感謝できた」。ここで岩井が外し、勝負はヘンダーソンとのプレーオフにもつれこんだ。その延長戦、最後は1メートルのバーディパットを決めて1ホールで決着。わずか3週間で2つのメジャータイトルを手にした。メジャー連勝は今年の「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」を制したネリー・コルダ(米国)に続き、シーズン2人目。LPGAによると、間に平場大会を挟まないメジャー2連勝は史上初だという。母国の偉大な先輩にも肩を並べた。1シーズンでメジャー2勝を挙げた韓国勢は、パク・インビ、コ・ジンヨンに続いて3人目。「トロフィーには多くの偉大な選手の名前が刻まれているけど、そこに自分の名前が加わることができて本当にうれしい」。笑顔も弾ける。勝みなみ、西村優菜も受けた2022年の米予選会を1位で通過。23年から米国に主戦場を移し、同10月「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米初優勝を挙げた。そこから昨年までに3勝し、今年はメジャーで2勝を積み上げている。順調にキャリアを過ごしている。プレーオフが終わると、グリーン上に集まった仲間たちから、シャンパンで手荒い祝福を受けた。「2週間前はシャンパンだけだったけど、今週はシャンパンにエビアンが混ざっていたから、アメリカのシャンパンより香りが良かったかもしれないわ」。勝利の美酒は、何度飲んでも格別だ。(文・間宮輝憲) 日本勢3人がトップ5入り エビアン選手権 最終結果 岩井明愛はメジャー制覇逃すもビッグマネーゲット 日本勢はエビアンでいくら稼いだ? 全米女子プロは初日10打差から史上最大逆転「本当に夢のよう」 岩井明愛はメジャー制覇ならず涙「諦めずに優勝を目指していきたい」【一問一答】 超ショットメーカー・ヘランはテーラーメイドの最新ウッドを駆使【WITB】
2026年07月13日 15:10
菅楓華が自身のインスタグラムを更新。「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」を32位タイで終えると「今週も応援ありがとうございました」とファンに感謝した。
【写真】かゆみは大丈夫? 「ブヨにやられた」菅楓華(全9枚)
「今年初北海道でした」と喜んだのだが、最近は週末の天候に恵まれていない。「雨が続いてますが、練習ラウンドはしっかり晴れていました」と、良かったところだけを記すと、「しっかり寝てまた来週から頑張ります」と、早くも気持ちは次戦「明治安田レディス」に向けていた。そんな菅に北海道で起こった思わぬトラブルがひとつ。「ブヨにやられて足が大根になったので記念に写真とりました」と、右足のふくらはぎあたりが赤く腫れている写真を公開。ブヨに噛まれると激しいかゆみが長く続く、なかなかの厄介者だ。そして「5枚目からは北海道の美味しい物たくさん食べました」と記すと、北海道でも人気のお店2軒のジェラートや札幌発祥のスープカレー、そしてパフェやスイーツやフルーツが盛られたガレットが並ぶテーブルで撮った藤田かれんとの2ショットが続いていた。今シーズンの菅はこれまで16試合に参戦し15試合で予選を通過。3月には48年ぶりに台湾で開催された新規大会「台湾ホンハイレディース」でツアー2勝目を挙げたのをはじめ、2位2回、3位2回など10試合でトップ10に入っている。また7月12日時点で獲得賞金額約1億2千万円、平均ストローク70.5370でどちらもトップを快走。メルセデス・ランキングも4位で年間女王も狙えるポジションにつけている。夏本番に向かってさらに数字を伸ばしていけるのか、ファンも大いに注目している。
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2026年07月13日 14:54
米国女子ツアーが公式インスタグラムを更新。メジャー大会「アムンディ・エビアン選手権」をプレーオフの末に制し、優勝トロフィを抱えてグリーン上に立つユ・ヘラン(韓国)。そこへ最後まで優勝争いを演じた岩井明愛が歩み寄っていく姿を動画で投稿した。
【動画】岩井明愛が見せた「最高のスポーツマンシップ」
最終日最終組でウンドした岩井とヘランは18アンダーの首位タイで最終ホールへ。同組のブルック・ヘンダーソン(カナダ)が1打差で後を追っていた。ここでヘランはバーディ、ヘンダーソンはホールインワンを含むこの日3つ目のイーグルを奪取したのに対し、岩井は3メートルのバーディパットを決めることができず、プレーオフに加わることは出来なたった。最後の最後で優勝争いから脱落してしまった岩井だったが、大会ロゴがプリントされた旗とヘランの顔写真のボードを手にグリーン上へ。その姿を見たヘランは思わず笑い声をあげていたが、しっかりとハグをしてお互いの健闘を称えあった。この岩井の行動をLPGAは「最高のスポーツマンシップ」と称賛。世界中のファンからも「アキへ心からの敬意を表するよ」「大会後のインタビューは素晴らしかった、優勝する日が待ちきれない」「本当に素晴らしい人柄」「素晴らしい戦いをありがとう!」などのコメントが数多く寄せられていた。岩井明愛と千怜の2人は1週間のオープンウィークを挟み、次戦は「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」、そしてイングランドで開催されるメジャー大会「AIG女子オープン」(全英)に参戦する。
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2026年07月13日 14:47
海外女子メジャー第4戦「アムンディ・エビアン選手権」で優勝争いを繰り広げた岩井明愛。彼女のセッティングのポイントをクラブフィッターの吉川仁氏に解説してもらった。
【写真】岩井明愛の飛び系アイアンを構えた顔 ボールが上がる気がしない……
◇ ◇ ◇岩井明愛のセッティングの中でも特徴的なのは、UTを入れず”飛び系”アイアンを入れていることだ。「明愛選手が使う『EZONE GT』のロフト角は5番で21度、6番で23度。もはや3番、4番アイアンを使っているようなものです。やはりロフト角が立っているモデルは球を上げづらい。カーボンシャフトの『レクシスカイザ i』を入れて、球を上げやすくする工夫が見られます」5番〜PWには、一転してスチールシャフトの『N.S.PRO 950GH neo』を入れているが、その理由は?「『レクシスカイザ i』はカーボンですがかなり硬めなシャフトで、スチールでは出せない独特の感じがあります。『neo』もかなり硬いですが、少し先端が走りながらつかまるシャフト。明愛選手は包み込むようなスイングのドローヒッターなので、相性が良いのだと思います」ただ気になるのは、これだけハードなセッティングなのにドライバーのシャフトは5Sであること。スイングスピードを考えれば、6Sでも十分振れるだろうが、身長が関係していると吉川氏は指摘する。「もちろん明愛選手なら6Sでも問題なく振れるとは思います。ただ、身長170センチ以下の場合、どうしてもスイングがヨコ振りになってしまう。タテ振りよりもヨコ振りの方が遠心力の影響を受けやすいので、6Sにするとコントロールが難しくなるんです。5Sにした方が飛距離だけでなく安定感も出るのでしょう」【岩井明愛のクラブセッティング】※練習日のため15本で撮影1W:ヨネックス EZONE GT タイプS(9度/レクシスカイザM 5S)3.5W:ヨネックス EZONE GT(14.5・18度/レクシスカイザM 6S)5I.6I:ヨネックス EZONE GT(21・23度/レクシスカイザi 8S)5I〜PW:ヨネックス EZONE CB511フォージド(N.S.PRO 950GH neo S)50.54.58度:ヨネックス EZONE W 501(N.S.PRO 950GH neo S)PT:テーラーメイド スパイダーX カッパーホワイト スモールスラントBALL:スリクソン Z-STAR XV■解説::吉川 仁よしかわ・じん/「4plus Fitting Labo & Golf Salon」主宰。スイングとギアの両面に精通し、「ギアーズ」や「トラックマン」を駆使して、悩めるゴルファーのギア選びをサポートする。◇ ◇ ◇パター巧者はどんなパターを使っている? 関連記事「平均パット上位陣が使うパターを調査! ブレードも負けじと人気?」でチェック
岩井明愛の14本 「もはや3、4番」な“飛び系”アイアンでもドライバーは5S
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2026年07月13日 14:34
都玲華が自身のインスタグラムを更新。
2026年07月13日 14:32
<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇12日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6700ヤード・パー72>8年256日ぶりに勝利を手にした永井花奈が大粒の涙を流した。初日を終えて19位タイ。2日目にトップ10に入ると3日目には「63」をマークして首位奪取に成功。最終ラウンドでもスコアを3つ伸ばして逃げ切った。
【写真】アッタス! これがウワサの新シャフト
今年はクラブの“契約フリー”で戦う永井。2019年から昨年まで長らくヤマハと契約を結んできたが、同社がゴルフ用品事業からの撤退を発表したのが今年2月。実はそれ以前、昨年末には今季のフリーを決めていたという。「選択肢が増えて迷うこともあるけど、最初の試合からハマってくれたのが自分の中では大きいと思います。そこからいい流れで、余裕をもってできたので、その後も微調整とかもできた」。不安を抱えながら入った今シーズンは、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で優勝争いを演じて2位。この結果がプラスに働いている。今季はスタートからバッグインしたテーラーメイドのクラブが活躍。ドライバーは『Qi4D LS』を使用してきたが、実は先月からシャフトを変更している。3カ月使ったUSTマミヤの『ATTAS RXウルトラブラック』から『ATTAS RXピュアブルー』に変更。「今までは頑張って振ってボール初速63m/s出るかどうかだったのに、U-NEXTの中継を見ていたら普通に振って63m/s出ていました」と、画面に映った自身のスイングスピードに驚くほどの変化が見えたという。元々飛距離が出るほうではない永井。「今は飛距離にこだわっていて、初速が一番出たセッティングにして、フェアウェイに行ったらいつもよりちょっと飛んでいる。飛ばすところはクラブに頼っています」と、ベストな組み合わせを探し出した。このスイッチ後には惜しくも敗退したが「資生堂・JALレディス」でプレーオフに進出。そして今回の優勝と、ティショットでは自信をもってスイングができているといえそうだ。グリーンを狙うアイアンにも永井ならではのこだわりがある。「グースネックが好き」というように、少しロフト角が立っているモデルでも、球を包み込むややグース仕様のテーラーメイド『P8CB』を使用。「一生使います(笑)」という慣れ親しんだヤマハのユーティリティーとともに高いパーオン率(今季10位)に貢献している。ウェッジにまつわる話もおもしろい。『ボーケイ SM10』の3本立てから48、54度をテーラーメイド『MG5』にスイッチ。「ネリー・コルダさんが上2本だけテーラーが入っているんです。ちょっとマネてみようと思って(笑)」と意外な思惑もあったよう。そのうえで、今大会は北海道開催のため、洋芝対策としての工夫も施して一番下を60度から58度に変更した。およそ9年ぶりの2勝目は試行錯誤のすえにつかんだもの。3勝目に向けてさらに技術、クラブも磨いていく。【永井花奈の優勝セッティング】1W:テーラーメイド Qi4D LS(9度/USTマミヤATTAS RXピュアブルー 5R)3,5W:キャロウェイ ELYTE チタニウム(15、18度/LIN‐Q ブルーEX 5R)3,4UT:ヤマハ RMX DD(19,22度/テンセイ1K HY70 R)6I〜PW:テーラーメイド P8CB(N.S.PRO 850GH R)48,54度:テーラーメイド MG5(N.S.PRO 850GH R)58度:タイトリスト ボーケイSM10(N.S.PRO プロト R)PT:テーラーメイド スパイダー ツア-VBALL:タイトリスト PRO V1
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2026年07月13日 14:03
<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇12日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>この日、奪った唯一のバーディが、勝負の命運を大きく分けた。2週前の「KPMG全米女子プロ選手権」でメジャー初優勝を挙げたユ・ヘラン(韓国)が、メジャーを立て続けに制した。「まるでアニメのよう。歴史的な出来事がたくさんあって、非現実的な気分。言葉で表現するのは難しい。今はただただ幸せ」。すべてが夢見心地だ。
【写真】おめでとう! メジャー連勝で祝福のシャンパンシャワー
3日目に米女子ツアーのメジャー新記録となる「60」をたたき出して首位に浮上した。2位の岩井明愛に3打差をつけて最終日をスタート。有利な状況だ。しかも、3番パー4では、岩井がアンプレヤブルを宣言するトラブルでダブルボギーを叩き、後退。スコア上は、圧倒的に有利になった。しかし、思い通りにいかないのはこの25歳も同じだった。「パッティングがひどすぎた」。とにかく2〜3メートルのチャンスが入らない。そうこうしているうちに、最初にスコアが動いたのは8番のボギー。そこからもパーを並べた。「“神様、どうかカップに入って…お願い”とばかり考えていた。どのホールでも、祈っているような気分だったわ」。そんななか、岩井が息を吹き返し、さらにブルック・ヘンダーソン(カナダ)が、7番パー5のイーグル、続く8番パー3でのホールインワンなどで駆け上がってきた。最終ホールに入った時は、トータル18アンダーでヘランと岩井が並び、1打差にヘンダーソンがつけるという状況。ヘンダーソンは2メートルのイーグルチャンスにつけ、岩井は2.5メートルのバーディチャンス、そしてヘランは4メートルのバーディパットを残した。「とにかくショートだけはしないように」。その思いで放ったボールが、ようやくカップに吸い込まれた。そして渾身のガッツポーズが飛び出す。「最後は、神様に感謝できた」。ここで岩井が外し、勝負はヘンダーソンとのプレーオフにもつれこんだ。その延長戦、最後は1メートルのバーディパットを決めて1ホールで決着。わずか3週間で2つのメジャータイトルを手にした。メジャー連勝は今年の「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」を制したネリー・コルダ(米国)に続き、シーズン2人目。LPGAによると、間に平場大会を挟まないメジャー2連勝は史上初だという。母国の偉大な先輩にも肩を並べた。1シーズンでメジャー2勝を挙げた韓国勢は、パク・インビ、コ・ジンヨンに続いて3人目。「トロフィーには多くの偉大な選手の名前が刻まれているけど、そこに自分の名前が加わることができて本当にうれしい」。笑顔も弾ける。勝みなみ、西村優菜も受けた2022年の米予選会を1位で通過。23年から米国に主戦場を移し、同10月「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で米初優勝を挙げた。そこから昨年までに3勝し、今年はメジャーで2勝を積み上げている。順調にキャリアを過ごしている。プレーオフが終わると、グリーン上に集まった仲間たちから、シャンパンで手荒い祝福を受けた。「2週間前はシャンパンだけだったけど、今週はシャンパンにエビアンが混ざっていたから、アメリカのシャンパンより香りが良かったかもしれないわ」。勝利の美酒は、何度飲んでも格別だ。(文・間宮輝憲)
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超ショットメーカー・ヘランはテーラーメイドの最新ウッドを駆使【WITB】
2026年07月13日 13:00
【アムンディ・エビアン選手権】最終日
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米ツアー2年目、悲願のメジャー初Vを射程に収めていた岩井明愛(24)が涙をのんだ。
3打差2位で発進した日本時間12日の最終日、18アンダーでユ・ヘラン(韓国)と並んで迎えた18番パー5。最後のパットが明暗を分けた。3打目をピン左4メートルにつけたヘランがこの日初めてのバーディーを決めたのに対し、ピン右3メートルからの岩井明のバーディーパットは無情にもカップの右をすり抜けた。
「プレッシャーもありつつ、うまく気持ちをコントロールできたとは思います。得たものが大きいと思っています。得たもの? 秘密にします」
ラウンド後、中継局のU-NEXTのインタビューに気丈に答えた岩井明の目は真っ赤だった。
自身初のメジャー最終日最終組は、出だしからつまずいた。スタートの1番パー4でボギーを叩くと、2番パー3のバーディーでバウンスバックした直後の3番パー4で痛恨のダブルボギー。アイアンを持ったティーショットを右に大きく曲げ、ボールは深いブッシュに。アンプレアブルを選択して左に出すと、残り35ヤードの4打目はピンを大きくオーバーした。16メートルのボギーパットはショートし、天を仰いだ。
普通ならこれで崩れてもおかしくはない。しかし、ここからが岩井明の真骨頂だ。ツアー関係者がこう言う。
「日本ツアーで6勝、米ツアーで1勝を挙げている岩井明は、日本での6勝のうち、4勝を逆転で挙げています。2023年のプロ初Vも1打差2位からの逆転勝利。が、実はその初優勝後、23年は3度のプレーオフ敗退を含む2位5回と、むしろ“勝負弱い”とのレッテルを貼られかけたものの、24年は3勝すべてが逆転勝利でした。6月のニチレイレディスは3打差5位タイから、9月の住友生命Vitalityレディスは4打差3位からの大逆転でした。惜敗を繰り返した23年の課題を克服しようと、先輩プロやレジェンドに臆することなく教えを請い、『ミスやトラブルはゴルフにつきもの』『楽しみながら自分のゴルフに徹する』と前向きな言葉が口を突くようになったのが大きかった。“逆転の明愛”は代名詞のひとつになりました」
日刊ゲンダイのコラム「注目女子プロ 凄み弱み」でお馴染みの、ツアー20勝の塩谷育代プロも23年のワンシーンをこう証言していた。
<会場で、「一日の中で(必ず)ポカをやってしまう。そういう時のメンタルはどうすればいいのか」と明愛から質問を受けました。「頭の中でポカをやるというのを考えず、一つ一つ目の前のことを処理していく。そして課題を課して自分がやるべきことに集中するといい」とアドバイスしました>
この日も3番でいきなりポカをやったものの、<ゴルフにミスはつきもの>と動揺することなく、立て直した。6番、9番のバーディーで取り返し、バック9に入って14番からの連続バーディーで首位をとらえた。最後の最後で力尽きたものの、涙で目を赤くしながらも、すでに気持ちは切り替えた。
今月末の全英女子オープンに向け、「気持ちを切らさず、今季の優勝を狙いたい」と、力強く言った。
2026年07月13日 12:05
<ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日◇12日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道)◇6700ヤード・パー72>9年ぶりとなるツアー通算2勝目を手にした永井花奈には、大好きなおばあちゃんがいる。
2026年07月13日 12:00
キャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。37歳となった現在も、圧倒的な飛距離と高い精度を誇るスイングを武器に第一線で戦い続けている。そのスイングをプロコーチ・阿河徹氏が詳細に分析し、アマチュアが参考にしたいポイントを解説してもらった。
【連続比較】マキロイはドライバーでは右足を伸ばして打ち、アイアンでは右足を強く踏み込まない
◇ ◇ ◇マキロイのスイングで興味深いのは、ドライバーとアイアンで右足の使い方が異なることです。ドライバーでは、インパクト付近で右足を伸ばし、体の回転にブレーキをかけます。そうすることでクラブが勢いよく走り、ヘッドスピードを最大限に引き出しています。一方、アイアンではそのような右足の使い方はせず、右足も含めて体全体が流れるように回転します。フェースを急激に返さず、ラインを出しながら打ち出す方向をコントロールするための打ち方です。ドライバーは曲がるときには大きく曲がりますが、それもこの動きによるものです。その一方で、圧倒的な飛距離を生み出す大きな要因にもなっています。スイングを後方から見ると、インパクト直後からグリップエンドが見えてきます。最近のプロにはあまり見られない動きで、リリースして手首が返ることで可視化される特徴といえるでしょう。もう一つ見落とせないのが、フェース管理の方法です。左手にかなり強いフックグリップを採用しながらも、フェースはスクエア、あるいはわずかにオープン気味で管理しています。シャットフェースになる場面はほとんどありません。若い頃はもう少しシャットに使っていましたが、年齢を重ねるにつれてスクエアに近い使い方へと変化しています。左手首は軽く甲側に折りながら、フェースはスクエア、あるいはややオープンの状態を維持。右足を伸ばしてリリースすることでフェースをターンさせるため、あえてシャットフェースを作らないことが重要なのです。このややオープンに構えてインサイド・アウト軌道で振るスイングを、アマチュアがそのまま真似すると、右へのプッシュが出やすくなります。インサイド・アウト軌道ではフェースが開きやすくなるためです。取り入れるのであれば、左手のフックグリップに加え、アドレスでフェースをややシャットに構えることでボールがつかまりやすくなり、飛距離アップも期待できます。飛距離に悩む人は、一度試してみる価値があるでしょう。■ローリー・マキロイ1989年生まれ、北アイルランド出身。欧州ツアーでの活躍が注目を集め、2011年には「全米オープン」でメジャー初制覇。翌年に「全米プロ」、14年に「全英オープン」、「全米プロ」を制した。キャリアグランドスラムがかかってから11度目の挑戦となった25年、「マスターズ」を制し悲願達成。史上6人目の快挙を成し遂げた。さらに26年に「マスターズ」連覇を達成している。■解説:阿河 徹あが・とおる/1976年生まれ。藤本佳則や塩見好輝ら数多くのツアープロを指導。現在は東京都の井山ゴルフ練習場でアマチュア向けのレッスンを行っている。古今東西のスタープレーヤーのスイングに精通するレッスンプロ。◇ ◇ ◇●森田理香子のドライバ―ショットを詳細分析! 関連記事『ヘッドを“ポン”と置くだけでインパクト効率激変!?……』を読めば、その秘密が分かります。
【連続比較】マキロイはドライバーでは右足を伸ばして打っていた
ヘッドを“ポン”と置くだけでインパクト効率激変!? 森田理香子の飛ばせる構え方
マキロイがすごいのは「ボールにかける圧」 真似をするには『タオル軌道ドリル』が◎
ロボット計測で判明! 一番飛ぶボールはホンマ『D-1』だった
ゴルフファンが本気で選んだ「スカートスタイルが美しい女子プロ」神10
2026年07月13日 11:30
国内女子ツアー第18戦「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」を終えて、最新の賞金ランキングが発表された。
【写真】永井花奈の美しい涙
8年256日ぶりとなるツアー2勝目を飾った永井花奈が1800万円を獲得。通算7130万7214円として、前週の8位から5位に浮上した。大会を2位で終えた阿部未悠は880万円を上積みし、通算4025万9734円として20位から15位にランクアップした。優勝争いのすえに初優勝を逃し3位タイに入った仲宗根澄香、青木瀬令奈はともに650万円を上乗せ。それぞれ51位→39位、40位→31位としている。1位は菅楓華で通算1億2096万4057円。2位佐久間朱莉(通算9077万9411円)、3位河本結(通算9047万3731円)、4位桑木志帆(通算8160万5600円)と続く。
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ミネベアミツミ レディス 最終結果
終盤戦出場権の戦い 女子リランキング表
9年のブランクを乗り越えて 永井花奈が涙のV
2026年07月13日 11:16
7月12日付けの男子世界ランキングが発表された。
【写真】松山英樹のスイングビフォーアフター
米国男子ツアーとDPワールド(欧州)ツアー共催の「ジェネシス・スコットランド・オープン」、米国男子ツアーの「イスコ選手権」が開催。スコットランドで3年ぶりの勝利を挙げたトム・キム(韓国)が66位から33位に大きくランクアップした。大会2位のミンウー・リー(オーストラリア)が39位から24位に浮上。同3位タイのマシュー・フィッツパトリック(イングランド)が4位から3位に上がり、「全英オープン」へと向かう。同じく大会3位タイで米ツアー自己ベストを記録した中島啓太は46ランク上げて90位に急浮上。昨年12月の国内最終戦終了後以来となるトップ100に返り咲いた。イスコで優勝したスティーブン・フィスク(米国)が129位から79位にジャンプアップ。同大会で15位に入った金谷拓実は7ランクアップの156位となっている。大会に出場しなかった松山英樹は1ランクダウンの31位。久常涼は2ランクダウンの62位で今季メジャー最終戦に入る。1位はスコッティ・シェフラー(米国)、2位にローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位にフィッツパトリック。4位キャメロン・ヤング(米国)、5位ラッセル・ヘンリー(米国)と続く。
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松山英樹が結婚を伏せていた理由 素顔を見せない哲学
2026年07月13日 11:15
<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇12日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>最終日に「67」を記録した原英莉花は、トータル10アンダーの14位で初のエビアンを終えた。
2026年07月13日 11:00
国内女子ツアー第18戦「ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ」を終えて、最新のメルセデス・ランキング(MR)が発表された。
【写真】君からもらい泣き… 永井かなは9年ぶりVに涙
MRとは国内ツアー、および海外女子メジャーの順位をポイント(pt)に換算し、年間を通じての総合的な活躍度を表すもの。シーズン終了時に50位内の選手には翌年のシード権が与えられる。また、1位の“年間最優秀選手”には4年のシードが付与される。8年256日ぶりにツアー通算2勝目を挙げた永井花奈が300ptを獲得し、通算1190.28ptとして前週の6位から3位に上がった。大会2位に入った阿部未悠は180ptを上乗せし、通算516.85ptとして28位から15位に大きくランクアップを果たした。2日目を終えて単独首位に立ちながら3位タイに終わった仲宗根澄香が44位から31位に浮上。同じく3位タイの青木瀬令奈は33位から24位に順位を上げている。前週1位の桑木志帆(通算1204.8pt)と2位の佐久間朱莉(通算1201.67pt)はともに海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」に出場したため今週のpt加算はなし。メジャー獲得のptは来週反映される。1位から4位までは16pt内と大混戦。その4位に菅楓華(通算1188.8pt)、5位に河本結(通算1137.52pt)、6位に荒木優奈(通算1018.69pt)がつける。
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岩井明愛惜敗 エビアン選手権の結果
2026年07月13日 10:02
<アムンディ・エビアン選手権 最終日◇12日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6479ヤード・パー71>悔しい思いをしたエビアンの地だったが、最後は胸が熱くなった。堂々の優勝争いを演じた姉・明愛のプレーを、妹の岩井千怜はロープ外で観戦。「いろんな感情が湧いてきました。ゴルフで勝つことは簡単ではない」。これが真っ先に浮かんだ感想だ。
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昨年は14位になった大会。今年は試合前に髪を30センチカットして気分一新で臨んだ。しかし、結果はカットラインに1打及ばず予選落ち。そこで、日曜日は姉が優勝争いをしている会場に駆けつけ、練習を終えた後に最終組のサンデーバックナインについて歩いた。「自分も自信をもらいました。次は私もこういうプレーができるイメージが湧いた。ファンも選手たちも、みんな勇気をもらったと思います」最終18番ホールで3メートルのバーディパットを外した瞬間、姉の敗戦が決まった。それでも刺激になることには変わりはない。2週前の「KPMG全米女子プロ選手権」、そして今週とメジャー大会2戦連続で予選落ちした後ということもあって、なおさらだ。2週後には「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」(23〜26日)、その翌週には今季最後のメジャー「AIG女子オープン」(全英、7月30日〜8月2日)が待っている。「再来週からの試合でも優勝争いができるように頑張りたい」。双子姉妹の切磋琢磨は、また一段ギアを上げそうだ。(文・間宮輝憲)
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2026年07月13日 09:47
<イスコ選手権 最終日◇12日◇ハーストボーンCC(ケンタッキー州)◇7056ヤード・パー70>全英前哨戦の“裏大会”として行われている米欧共催ツアーは、最終ラウンドが終了した。スティーブン・フィスク(米国)とテイラー・ペンリス(カナダ)がトータル16アンダーで並び、プレーオフにもつれ込んだ。
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18番パー4で行われ、3ホール目をパーとしたフィスクが優勝。2025年「サンダーソンファームズ選手権」に続く、ツアー2勝目を飾った。トータル15アンダー・3位タイにはベン・シルバーマン(カナダ)、アーロン・ワイズ(米国)が続いた。24位で最終日を迎えた金谷拓実は4バーディ・1ボギーの「67」でプレー。トータル11アンダー・15位タイで終え、今季自己最高順位を更新した。賞金総額は400万ドル(約6億4900万円)。優勝したフィスクは賞金72万ドル(約1億1600万円)とフェデックスカップポイント300pt(通常500pt)を獲得した。来週は今季最後の海外メジャー「全英オープン」がロイヤル・バークデールGC(イングランド)で行われる。日本勢は松山英樹、久常涼、片岡尚之、比嘉一貴、金子駆大、中島啓太、米澤蓮、永野竜太郎が出場する。同週には“裏大会”として「コラレス・プンタカナ選手権」(ドミニカ共和国)が開催する。
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