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2026年07月28日 17:03
中日は28日、板東英二氏の訃報に接し、追悼コメントを発表した。 ▼ 加藤宏幸 代表取締役社長オーナー代行のコメント 「芸能人として有名な板東さんでしたが、その原点は野球にありました。高校野球ではスター選手、中日ドラゴンズ入団後も開幕投手をつとめるなど活躍、今年90周年を迎えた球団の歴史の1ページを彩ってくださいました。現役引退後は歯に衣着せぬ解説でドラゴンズ愛、野球の楽しさをファンの皆様に伝えてくださいました。いまも継がれる燃えよドラゴンズを最初に歌われたのは板東さんでした。突然の訃報、残念でなりません。ご冥福をお祈りします」 ▼ 井上一樹監督 「突然の訃報にただただ言葉を失っています。長年にわたり中日ドラゴンズやプロ野球界の発展、そして魅力の発信に独自のパフォーマンスで力を尽くされ、球団やチームに対しても温かいご指導をいただきました。これまでの歩みに深く敬意と感謝を申し上げるとともに心よりご冥福をお祈りします」
2026年07月28日 18:23
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
試合前の選手紹介で日本ハム・新庄監督が特大の黒い帽子をかぶって登場し、東京ドームのファンを騒然とさせた。度肝を抜く登場シーンに、ハイタッチの際にはパ・リーグの選手も大笑いしていた。
さらに「4番・指名打者」で先発するレイエスも水色の特大の帽子をかぶって登場。再び東京ドームが大きく沸いた。
新庄監督は昨年のオールスターで「BOSSのサイン スクイズ」の文字が電光掲示で流れる160万円の特注サングラスを使用して盛り上げた。
この日の試合前練習では金色のノックバットを持って注目を集め、三塁ベースコーチに立つか問われると、「気が向いたらやる。気が向いたらやる。見なくていい。大丈夫。タイミングが合えば、どっか立ちたいなとは思いますけど」と話していたが、さっそくファンを盛り上げた。
2026年07月28日 18:20
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
試合前に行われたホームランダービー準々決勝、準決勝の計3試合に阪神勢が登場。投手役を務めたのが坂本誠志郎捕手だった。
準々決勝第1試合では佐藤輝に対して、2分間と延長戦1分間の計3分間投球。同第2試合では森下に2分間投球した。
チームメートがともに勝ち上がったため、準決勝では2分間×2セットの4分間投球した。
計9分間も投球。解説の古田敦也氏はストライクの多さを絶賛。2人の投手役を務めたことで「100球以上投げてますね」と笑い、「飯ぐらいおごってもらえるでしょう」と話した。
佐藤輝は勝利後のインタビューで「ピッチャーの坂本誠志郎さんがいいところに投げてくれた」と感謝。これまでは中野が常連だったが、今回は新たな相棒を見つけ、見事に決勝進出を決めた。
ネットでは32歳の奮投に「お疲れ様でした。ナイスピッチング」「今日のホームランダービーのMVPは坂本誠志郎さん」「延長もあって投げすぎましたね」「坂本の方が疲れてて笑う」「坂本よく頑張った!笑」「ヘトヘトにならない?スゴイわ」「坂本選手にも賞金あげて!」とねぎらいの声が相次いだ。
2026年07月28日 18:15
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
今年野球殿堂入りを果たした栗山英樹氏(65)が侍ジャパンの井口資仁新監督(51)にエールを送った。
25日に井口新監督の就任が発表された。栗山氏は、「年々、代表監督だったり代表チームの存在が大きくなっている。本当に大変なお仕事だと思うけど、日本野球を示してくれると思う」と期待を寄せた。
また、NPBには手厚いバックアップを要請。「とにかくチームが勝つためには周りが大事。スタッフ含めて人をそろえてあげないと、勝負にならない。だからそこは命がけNPBが頑張らないと勝てない。お金や人を使いながら、監督を助けてあげてほしいなと思います」と話した。
この日は試合前に行われた自身の野球殿堂入り表彰式が行われ、大きな拍手を浴びた。「僕みたいな選手としては大したことない人間がこうやって賞をいただけるのは、一緒にやってきた選手や関係者、スタッフ、そして僕のことを信じてチャンスをくれた皆さんのおかげ。次は若い世代にチャンスを与えられるようになりたい」と力を込めた。
2026年07月28日 18:15
アウト逃すも…ファンが称えた岡本の守備
【MLB】Bジェイズ 3ー2 ナショナルズ(日本時間28日・ワシントンDC)
ブルージェイズの岡本和真内野手が27日(日本時間28日)、敵地でのナショナルズ戦に「6番・三塁」で先発出場。
2026年07月28日 18:04
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
8選手が出場するホームランダービーの準々決勝、準決勝が行われた。準決勝は準々決勝を勝ち抜いた阪神・佐藤輝と森下の阪神勢対決となった。
先攻の佐藤輝はいきなり3連発からスタートすると、12スイング目からも3連発を放つなど、計7本塁打。ビジョンや看板への直撃弾もあった。
森下は準々決勝で9発を放り込んだが、準決勝は4本塁打で惜しくも敗退。兄貴分に屈した形となった。
セ・リーグ2位の22本塁打を放っている佐藤輝は、24本塁打で同1位の後輩を下し、インタビューで「ちょっと負けられないなと思ったので勝ててよかったです。ピッチャーの坂本誠志郎さんがいいところに投げてくれたので打てました」と話した。
準々決勝の第1試合は佐藤輝と日本ハム・清宮が対戦。2人は2025年の準決勝でも対戦し、清宮が7本、佐藤輝が6本で清宮が勝利していた。
先攻の佐藤輝は12スイング目から3連発を放つなど17スイングで6本塁打。後攻の清宮も6本の柵越えを放った。
ともに6本で並び、1分間の延長戦に突入。佐藤輝が4本塁打を放った。清宮は2本塁打に終わり、10−8で佐藤輝がリベンジを果たした。
準々決勝の第2試合では2年連続出場となった森下が9本塁打を放って、万波が6本塁打に勝利していた。
ホームランダービーは2分間球数無制限で、ホームラン数を競う。同点の場合は1分間の延長戦が行われる。29日には残りの準々決勝、準決勝、決勝が行われる。
2026年07月28日 17:59
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
試合前にはホームランダービーが行われ、阪神・森下翔太外野手と日本ハム・万波中正外野手が準々決勝で激突。森下が9−6で勝利し、準決勝に進出した。
先行の森下はテンポ良くスタンドインを量産。内角の球を曲芸的に左翼スタンドに放り込むパワーと技術も披露し、2分間で9本を記録した。
ホームランダービーは昨年に続いて、2年連続出場の森下。昨年はわずか1本に終わり、初戦敗退となったが、1年越しの“初勝利”となった。
なお、準決勝は佐藤輝−森下の阪神対決となった。
2026年07月28日 17:51
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
阪神の佐藤輝明内野手がホームランダービーの準々決勝で日本ハムの清宮幸太郎内野手と戦い、延長戦の末、準決勝進出を決めた。
先行は佐藤輝。投手役には常連の中野ではなく坂本誠志郎が務めた。3スイング目に1本目を打つと、4スイング目も連発。その後は当たりが止まったが、12、13、14スイング目は3連発で大歓声が起こった。最後のスイングもアーチを描き、6本塁打だった。
後攻の清宮も6本塁打で同点。1分間の延長戦に突入した。ファーストスイングから放り込むと4本塁打で計10本。後攻の清宮は2本塁打で計8本となり、2本差で勝利した。
2026年07月28日 17:23
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
スタメンが発表された。
2026年07月28日 17:09
「マイナビオールスターゲーム2026・第1戦、全セ−全パ」(28日、東京ドーム)
日本ハム・新庄監督が練習仲に阪神・藤川監督と長時間、談笑する場面があった。
新庄監督がオーダーして作った金色のノックバットを持って藤川監督と再会すると、ガッチリと握手。2人で二塁ベース後方から三塁ファウルグラウンドへ向かって歩いた。途中で新庄監督が何かを伝え、肩をたたく。すると、藤川監督が爆笑する場面もあった。肩を寄せ合い、親密に話し合う珍しいシーンだった。
2人は現役時代、阪神で1999年から2年間、チームメートだった。新庄監督は「球児はもういつも甲子園で試合に行くときでも必ず連絡くれて。『よろしくお願いします』って、もうほんとできた僕の大好きな後輩なんで、球児もしゃべりやすいだろうし」と話した。 また会話の内容については「全部内緒でしょ!球児との会話はもう、野球のシステム上のこととか、選手の起用法とか。いろんな俺の意見も聞くし、球児の意見も聞いて、それは違うんじゃない?これこうだよね、この間の正しかったよね。よくあんな作戦できますよね、みたいな」と振り返った。
昨年のオールスターでは「BOSSのサイン スクイズ」の文字が電光掲示で流れる160万円の特注サングラスを使用して盛り上げた。今年も三塁ベースコーチに立つか問われると、「気が向いたらやる。気が向いたらやる。見なくていい。大丈夫。タイミングが合えば、どっか立ちたいなとは思いますけど」と話した。
2026年07月28日 17:03
中日は28日、板東英二氏の訃報に接し、追悼コメントを発表した。
▼ 加藤宏幸 代表取締役社長オーナー代行のコメント
「芸能人として有名な板東さんでしたが、その原点は野球にありました。高校野球ではスター選手、中日ドラゴンズ入団後も開幕投手をつとめるなど活躍、今年90周年を迎えた球団の歴史の1ページを彩ってくださいました。現役引退後は歯に衣着せぬ解説でドラゴンズ愛、野球の楽しさをファンの皆様に伝えてくださいました。いまも継がれる燃えよドラゴンズを最初に歌われたのは板東さんでした。突然の訃報、残念でなりません。ご冥福をお祈りします」
▼ 井上一樹監督
「突然の訃報にただただ言葉を失っています。長年にわたり中日ドラゴンズやプロ野球界の発展、そして魅力の発信に独自のパフォーマンスで力を尽くされ、球団やチームに対しても温かいご指導をいただきました。これまでの歩みに深く敬意と感謝を申し上げるとともに心よりご冥福をお祈りします」
2026年07月28日 17:00
『マイナビオールスターゲーム2026』と題して開催される今年の球宴は、第1戦が7月28日(火)に東京ドーム、第2戦は7月29日(水)に富山で開催予定だ。
◆ 『マイナビオールスターゲーム2026』パ・リーグ出場選手
◎はファン投票選抜、☆は選手間投票選抜、◇はプラスワン選抜
<監督>
小久保裕紀(ソフトバンク)
<コーチ>
新庄剛志(日本ハム)
岸田 護(オリックス)
<投手>
◎☆伊藤大海(日本ハム)
◎鈴木昭汰(ロッテ)
◎マチャド(オリックス)
大津亮介(ソフトバンク)
オスナ(ソフトバンク)
北山亘基(日本ハム)
エスピノーザ(オリックス)
椋木 蓮(オリックス)
藤平尚真(楽天)
高橋光成(西武)
岩城颯空(西武)
平良海馬(西武)
横山陸人(ロッテ)
<捕手>
◎田宮裕涼(日本ハム)
☆若月健矢(オリックス)
<内野手>
◎清宮幸太郎(日本ハム)
◎小川龍成(ロッテ)
◎☆栗原陵矢(ソフトバンク)
◎水野達稀(日本ハム)
☆ネビン(西武)
☆滝澤夏央(西武)
☆村林一輝(楽天)
<外野手>
◎☆万波中正(日本ハム)
◎西川史礁(ロッテ)
◎☆周東佑京(ソフトバンク)
☆近藤健介(ソフトバンク)
◇柳田悠岐(ソフトバンク)
西川龍馬(オリックス)
辰己涼介(楽天)
<指名打者>
◎☆レイエス(日本ハム)
2026年07月28日 17:00
『マイナビオールスターゲーム2026』と題して開催される今年の球宴は、第1戦が7月28日(火)に東京ドーム、第2戦は7月29日(水)に富山で開催予定だ。
2026年07月28日 16:56
28日、『第108回全国高等学校野球選手権大会』の出場する代表49校が決定した。
大会は8月5日(水)から22日(土)までの期間で、阪神甲子園球場で開催する。
出場校は以下の通り。
▼北海道
北北海道:白樺学園(2年ぶり5回目)
南北海道:札幌日大(2年ぶり2回目)
▼東北
青森:青森山田(2年ぶり13回目)
岩手:花巻東(4年連続14回目)
秋田:横手(57年ぶり2回目)
山形:鶴岡東(2年ぶり9回目)
宮城:仙台育英(2年連続32回目)
福島:東日大昌平(初出場)
▼関東
茨城:霞ケ浦(2年ぶり4回目)
栃木:佐野日大(16年ぶり7回目)
群馬:健大高崎(3年連続6回目)
埼玉:花咲徳栄(2年ぶり9回目)
山梨:東海大甲府(3年ぶり15回目)
千葉:拓大紅陵(24年ぶり6回目)
東東京:関東第一(3年連続11回目)
西東京:八王子実践(初出場)
神奈川:横浜(2年連続22回目)
▼北信越
長野:松商学園(2年連続39回目)
新潟:日本文理(4年ぶり13回目)
富山:高岡商(4年ぶり23回目)
石川:遊学館(11年ぶり7回目)
福井:敦賀気比(2年連続13回目)
▼東海
静岡:聖隷クリストファー(2年連続2回目)
愛知:享栄(31年ぶり9回目)
岐阜:中京(7年ぶり8回目)
三重:三重(4年ぶり15回目)
▼近畿
滋賀:八幡商(15年ぶり8回目)
京都:立命館宇治(3年ぶり5回目)
奈良:天理(2年連続31回目)
和歌山:智弁和歌山(3年連続29回目)
大阪:履正社(3年ぶり6回目)
兵庫:社(3年ぶり3回目)
▼中国
岡山:岡山学芸館(3年連続5回目)
鳥取:鳥取城北(3年連続8回目)
広島:福山(初出場)
島根:立正大淞南(3年ぶり4回目)
山口:高川学園(2年連続4回目)
▼四国
香川:英明(2年ぶり5回目)
愛媛:新田(5年ぶり2回目)
徳島:鳴門渦潮(2年ぶり9回目)
高知:明徳義塾(2年ぶり24回目)
▼九州
福岡:東筑(9年ぶり7回目)
佐賀:佐賀商(8年ぶり17回目)
長崎:長崎日大(16年ぶり10回目)
熊本:有明(初出場)
大分:大分商(13年ぶり16回目)
宮粼:日南学園(8年ぶり10回目)
鹿児島:神村学園(4年連続9回目)
沖縄:沖縄尚学(2年連続12回目)
2026年07月28日 16:30
今井が1回もたず2失点で降板
【MLB】アストロズ 6ー4 エンゼルス(日本時間28日・アナハイム)
アストロズの今井達也投手が27日(日本時間28日)、敵地で行われたエンゼルス戦に先発したが初回を投げ切ることができず降板。1回もたずの降板は今季3度目。先発投手として不甲斐ない内容が続く右腕に、米記者から厳しい言葉が相次いだ。
不安定な立ち上がりを修正できないまま今井がマウンドを降りた。先頭打者から2者連続で四球と乱調。無死一、二塁のピンチを背負うと、ボークで進塁を許し犠飛で先制を許した。ノーヒットで得点を献上すると、その後も四球と適時打で失点。6番打者を三振に仕留めるも、次打者にまたも四球。ここでベンチは降板を決断。今井は2/3回を1安打4四球2失点、打者7人に33球を要した。
MLB公式サイトのアストロズ番ブライアン・マクタガート記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「今季、彼が初回を投げ切れなかったのはこれで3度目だ。チームがプレーオフ進出を目指すなら、このような状態は続けられない。新たな先発投手(獲得)の必要性を強調する内容となった」と、見切りをつけることも必要だと指摘した。ほかにも米記者の厳しい声が続いた。
米全国紙「USAトゥデイ」の元記者マイケル・シュワブ氏は「イマイはいまだに答えを見つけられていない。なんて散々な補強だったんだ」と呆れ返った様子。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアストロズ番チャンドラー・ローム記者は「今季15試合の先発で、初回を投げ切れなかったのはこれで3度目となった。彼は(今季)8度、5回未満で降板している」と具体的な数字をあげて指摘。その投稿にファンがトレードの必要性を訴えると「彼を欲しがるメジャー球団なんていないだろう」とバッサリと切り捨てた。
3年総額5400万ドル(約88億5000万円)でアストロズと契約した今井だが、課題の制球力を改善することができず苦戦が続いている。メジャーで悪戦苦闘する右腕はきっかけを掴むことができるだろうか。(Full-Count編集部)
2026年07月28日 16:30
天性の躍動感と力強いストレートを武器に昨年初勝利を挙げた武田陸玖。今シーズンは初先発も経験し、さらなるステップアップを目指している。
しかし現在は「考えれば考えるほどわからなくなる」と胸の内を吐露する。その葛藤は「感覚派」から「勝てる投手」へと脱皮するための必然的なプロセスであった。◆ 「がむしゃら」から「観察」への変化
春先のインフルエンザによる出遅れを乗り越え、シーズン開幕以降はファームで順調な好投を続けていた武田陸玖。
だが最近になり、彼の心の中で変化が生じていた。それはステップアップしたからこその気づきと、それに伴う迷いである。
「以前は何も考えず、ただ『強い球を投げる』というマインドで臨んでいました。でも今は、打者の反応が見えるようになり、ここに投げなきゃいけない、ツーストライク取ったら厳しいコースに行かなきゃいけない……という気づきが出てきたんです。でも、それが自分ができていないと実感して、ちょっと落ち込んで苦戦しています」
プロ3年間で培った経験から「マウンドに冷静に立てるようになった」と視野は確実に広がった。一方「いままで自分が知らなかった、できていなかった部分がわかるようになってから、厳しくなってきていますね」ともがいている。
ただ成績を見れば、崩れてはいない。6月に入り2敗を喫しているが、その内容は5回3失点と6回1失点とゲームはしっかりと作れている。しかし本人の表情は優れない。「大事なところで打たれたり、ここでそのボールは投げてはいけないよねというときに投げてしまったり…最近はそういうのが多いんです」。
観察できるようになり、駆け引きの大切さも実感したことで、単にゾーンへ力で押し込む投球から、丹念にコースを突く投球へシフトしようとする中で、自身の感覚とのズレに悩んでいる。◆ 一軍の洗礼の先に見えた課題
初の先発として挑んだ一軍のマウンド。相手は好調の西武だった 。また勝利投手となった昨年のデビュー戦とは異なり、登板の1週間前から先発が言い渡されていた。
「デビュー戦は全体練習に出て気づいたら試合という感じでしたが、今回は時間も多くて考えすぎてしまいましたね。嬉しかったんですけれども、結果も残さなきゃいけないですし、西武打線が強力だと聞いていたり…頭はゴチャゴチャになっていましたね」
楽しみと不安が入り混じる独特の緊張感の中、冷静を欠きマウンドへ上がった。「いつも通りに投げようとしたんですけど、なんか違うなみたいな感じでした。いつもと感覚が違うと思うと余計に焦ってしまい、ストライクを入れないと入れないとと思っていたら、ボール先行になってしまって…応援や独特の雰囲気に飲まれたのもありました」
修正は効かず、2回で降板と悔しい結果となった。「ストライクゾーンで勝負できていればもっと違う結果になったかもしれない。でも、それができなかったのは単に自分の実力不足です」
一軍の厳しさを肌で知ったからこそ、意識は高まり、同時に迷いも深まった 。そんな彼に対し、チームの先輩であり同じ左腕の坂本裕哉からもアドバイスが送られた。「ボールはいいって言ってもらって、初球からゾーンに強く投げ込んでいけば簡単に打たれることはない」。
先輩の言葉も咀嚼し、自信を取り戻すように、現在は日々試行錯誤を繰り返している。「二軍に落ちてきてからは、狙いすぎると逆にストライクが入らないことがすごくわかりました。自分、ストレートは強いので、ゾーンに投げ切れればファールも取れる。考えるのは追い込んでからにしよう」
ファームで若手投手を手塩にかけて育てる入来祐作投手コーチも「 武田は独特のリリースポイントから出てくる力強いストレートがある。それが通用することはもう分かっているんです」とストロングポイントは熟知している。
「今彼がぶつかっているのは決め球の習得や精度。一つひとつの球をいかに自分のものにしていくかという段階に来ています。考えるのも技術のひとつ。 技術は一足飛びには得られないですから、狙って投げるという習慣を、試合だけではなくてキャッチボールから意識しないといけないんです」
武田が今ぶつかっている壁は成長における不可欠な段階と捉えているコーチ。「いろいろ考えながら、一年間しっかりと投げ続けること。まずそれが彼にとってやらなければいけないことです」。
投げ続ける力を蓄え、技術力も身につける。名伯楽は厳しくも温かく21歳を見つめている。◆ 迷いなき後半戦へ
フレッシュオールスターにも選出され、前半戦ラストゲームで1イニングを無失点に抑えた武田は「自分の良さであるストレートでどんどん押そうとミーティングで話し、その通りにできました」と明るさも取り戻しつつある様子が感じられた。
フレッシュオールスターでも1イニングを3人で抑え込み、いい感覚でリーグ戦に戻ることができた。「課題を持ってしっかり投げ込み、いい形で後半戦を迎えたい」
「考えるのも技術のひとつ」。師の言葉を胸に、技術を磨き、経験を積み重ねる21歳の挑戦は、ここから加速していく。
取材・文 / 萩原孝弘