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広島・新井監督 佐々木を指導「技術的に少しずつレベルアップしてきているから、おのずと数字もついてきている」【一問一答】

2026年07月31日 08:00

 広島の佐々木泰内野手(23)が30日、マツダスタジアムで行われた全体練習で新井貴浩監督から直接指導を受けた。練習後の20分の特打ではそれを反復して力強いスイングで白球をはじき返した。新井監督の主な一問一答は以下の通り。   ◇  ◇  −練習で佐々木に打撃指導をしていた。  「良い感じで振れている。特にこれといって何かを言ったわけじゃない。少しずつではあるけど成長していて、良いものを見せてくれている。後半戦もそのままやってくれたらいいなと思っています」  −佐々木は7月に入って成績も上向いている。  「技術的に少しずつレベルアップしてきているから、おのずと数字もついてきていると思う。内容も良い打席が多い。捉えた当たりのショートライナーとか、内容もついてきている。引き続きしっかりやっていこうということ」  −後半戦での佐々木に対する期待は。  「1試合1打席、一球一球を大事にプレーしてもらいたいなと思っています」

  • 野球
  • ロッテ・山剛「獲ってもらったので恩返しができるように」、「とにかく必死に自分の役割をやっていく」日に日に存在感を高める

    2026年07月31日 09:00
     ロッテの山粼剛が日に日にその存在感を高めている。  山粼は昨季まで楽天でプレーし、23年には117試合に出場したことのある実力者だが、昨年は左膝を手術した影響もあってか一、二軍ともに出場がなく、シーズン終了後にロッテに育成選手として入団した。  4月25日のハヤテ戦に『1番・指名打者』で移籍後二軍公式戦初出場を果たし、初回の第1打席にレフト前に安打を放つと、5月2日のオリックス二軍戦で移籍後初めて守備について出場。5月8日の巨人二軍戦から5月31日の広島二軍戦にかけて11試合連続安打をマークし、5月24日の西武二軍戦では、1−6の7回二死一塁の第3打席、ボー・タカハシが2ボール1ストライクから投じた4球目の外角145キロストレートをライトへ移籍後初本塁打を放った。  守っても、5月31日の広島二軍戦、4−3の6回一死一、三塁で安竹俊喜が放った三塁線のゴロをスライディングキャッチし一塁へ送球しアウトにした。ショート、セカンド、サードだけでなく、「やれるところをしっかりやろうかなと思っています」と、6月2日の楽天二軍戦では移籍後初めて外野(レフト)でも出場。  6月5日に「拾っていただき、このようなチャンスをいただき、感謝をしています。また、ここまでサポートをしてくれた皆様、応援していただいた皆様にも感謝の気持ちで一杯です。ここからはチームのために力となれるように今やれることを精一杯、やっていきたいと思います」と、支配下選手登録を勝ち取った。  同日の巨人戦、7回の守備から途中出場し、移籍後初出場を果たすと、「すごいですね。声量がすごいなと思います」と、6月10日の中日戦でZOZOマリンスタジアムデビュー。  13日のDeNA戦で、0−10の3回二死走者なしの第1打席、篠木健太郎が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートをセンター前に弾き返す安打を放つと、続く打席でもレフト前に安打を放ちマルチ安打をマーク。  「ファームではやれてたんですけど、一軍では違うなと感じています。キレであったり、コントロールであったりが違うと感じますね」  同日移籍後初安打を含む複数安打を放ったが、6月14日に一軍登録を抹消。6月30日のオイシックス戦で4安打、7月4日のヤクルト二軍戦で3安打するなど、11試合に出場して、打率.478と打ちまくり、7月10日に一軍の舞台に戻ってきた。  1度目の昇格の時はスタメン出場がなかったが、7月10日に再昇格してからは7月11日のオリックス戦で移籍後初スタメン出場を果たすと、友杉篤輝が一軍登録抹消された後はショートでのスタメン出場機会を増やす。  現在3試合連続安打中で、7月は14試合に出場して打率.286。昇格直後は一軍と二軍で投手のコントロール、キレが違うと話していた打撃も「だいぶ慣れてきた感じがあります」と、しっかりとアジャスト。  9番で出場することが多く、上位に繋ぐ大事な打順を任されている。「自分のスイングをしようと。9番とかあまり意識せずに自分のスイングをすることを意識しています」とキッパリ。  ショートの守備でも、7月26日のオリックス戦、2−0の4回無死一、二塁で森友哉のレフトとショートの間に落ちそうな打球を倒れ込みながらキャッチし、飛び出していた二塁走者・西川龍馬を刺した。  「だいぶ慣れてきましたね。久々に守っているんですけど、膝もだいぶよくなってきたので、はい」  再昇格してからは、役割を果たしているように見える。「果たせているかどうかは終わってみないとわからないので、とにかく必死に自分の役割をやっていくことだけ準備してやっています」。  その準備については「試合で結果を残すための準備。体をしっかり良い状態に持っていくことは常に意識しています」と明かした。  「とにかくこの夏、しっかり結果を出して。獲ってもらったので恩返しができるように。もっとこれからよくなっていくと思います」。後半戦は、本領を発揮していく。 取材・文=岩下雄太

  • 広島・佐々木 後半戦開幕へ「勝利打点にこだわって、そういう試合を多くしていきたい」 新井監督から直接指導で手応え

    2026年07月31日 08:00
     猛暑のマツダスタジアム。広島の佐々木泰内野手(23)が力強いスイングで白球をはじき返した。30日に行われた全体練習中には新井監督から直接指導を受け、練習後の20分の特打でそれを反復。大粒の汗を流しながら黙々と打ち込む姿に、後半戦への強い決意がにじんでいた。  重視するのは、低く強い打球を生み出すためのアプローチ。前半戦途中に打撃を修正。この日も足元に打球を打ち込むイメージでバットを出した。指揮官からの指導も同様で、「ずっと言われていることと同じこと。継続していきたい」。納得できる打球が増えており手応えがある。  開幕を「4番・三塁」で迎えた今季は山あり谷あり。プロ初本塁打を放った一方で、スタメン落ちや2軍調整も経験した。「今までで一番ぐらい野球をやっていてしんどい期間だった」。それでも、26日・ヤクルト戦で決勝打を放ち、フレッシュ球宴でも複数安打を記録。シーズンが進むにつれ、取り組みの成果は着実に数字に表れ始めた。  31日の中日戦から後半戦が始まる。目指すのはチームを勝利に導く打撃だ。「勝利打点にこだわって、そういう試合を多くしていきたい」。残り55試合で全てにスタメン出場し、結果を残すと意気込んだ。  「シーズンが終わった頃に『ちゃんと乗り越えられた』と言えるように、しっかり巻き返したい」。苦しい時期を乗り越えつつある背番号「10」が存在感を示し、後半戦のキーマンになる。

  • 広島・新井監督 佐々木を指導「技術的に少しずつレベルアップしてきているから、おのずと数字もついてきている」【一問一答】

    2026年07月31日 08:00
     広島の佐々木泰内野手(23)が30日、マツダスタジアムで行われた全体練習で新井貴浩監督から直接指導を受けた。練習後の20分の特打ではそれを反復して力強いスイングで白球をはじき返した。新井監督の主な一問一答は以下の通り。   ◇  ◇  −練習で佐々木に打撃指導をしていた。  「良い感じで振れている。特にこれといって何かを言ったわけじゃない。少しずつではあるけど成長していて、良いものを見せてくれている。後半戦もそのままやってくれたらいいなと思っています」  −佐々木は7月に入って成績も上向いている。  「技術的に少しずつレベルアップしてきているから、おのずと数字もついてきていると思う。内容も良い打席が多い。捉えた当たりのショートライナーとか、内容もついてきている。引き続きしっかりやっていこうということ」  −後半戦での佐々木に対する期待は。  「1試合1打席、一球一球を大事にプレーしてもらいたいなと思っています」

  • 巨人 田中将大がトレード移籍の後輩に送別会 駒大苫小牧OB同士2ショ「ライオンズでも頑張ってほしい」ファン胸アツ「マー君温かい」

    2026年07月31日 07:30
     巨人の田中将大投手が30日、自身のインスタグラムに新規投稿。

  • 助っ人の会話に“衝撃”「日本人よりペラペラ」 慣れた掛け合いに爆笑「上達の早さが異常w」

    2026年07月31日 07:20
    オリックス公式チャンネルで公開  オリックス公式YouTubeチャンネルでは、マイナビオールスターゲーム2026の裏側に迫った動画が公開されている。アンダーソン・エスピノーザ投手ら助っ人選手は、流暢な日本語を披露。「日本語うますぎです。見てて日本人に見えた」「上達の早さが異常」とファンに驚きを与えている。  東京ドームで行われた第1戦の試合前には、エスピノーザが日本ハムのフランミル・レイエス外野手と会話。エスピノーザは「レイエス、一番好きな言葉は何ですか?」と、日本語で質問した。  これに対しレイエスも、慣れた様子で日本語でお返し。「すごいよ!」と話すと、エスピノーザは爆笑。レイエスは「エグっぐ」「めっちゃうまい」「もうええって、もう」「黙っとけ」と続けた。  ともに日本でのプレーは3年目。言葉の上達も、活躍の秘訣となっているようだ。ファンからは助っ人たちの日本語について「エスピめっちゃ上手い」「エスピの上達の早さが異常wwww」「レイエスのコミュ力どこでもえぐいな」「レイエスのいい人感がパねぇ」「2人とも可愛すぎるし、努力がすごすぎる」「レイエスもうまいやんけ!」「レイエス〜の発音がもう日本語」「ちゃんと意味理解できてるレイエスもすごい!」「日本人選手何人かより日本語ペラペラやと思うねんな、レイエスとエスピ」といった声が寄せられている。(Full-Count編集部)

  • 巨人から呼び戻した28歳…西武幹部が決断したワケ 「スピード」だけではない、求めた役割

    2026年07月31日 07:10
    6月に首位を走る大健闘も、7月に長谷川、桑原が怪我で離脱  巨人から西武に金銭トレードで移籍した若林楽人外野手が30日、本拠地ベルーナドーム内で会見を行った。2024年6月まで3年半西武に在籍しており、2年ぶりの復帰。リーグ2位につけている西武が、わずか25か月で若林を呼び戻した理由とは――。(成績は全て30日時点) 「西武は優勝する可能性が十分ある位置にいる。優勝したい気持ちが本当に強いです」。“復帰会見”に臨んだ若林は、そう強調した。  昨季まで3年連続5位以下と低迷していた西武だが、シーズンオフの補強が功を奏し、今季は6月に入っても首位を快走。しかし、7月に入り、成長著しかった長谷川信哉外野手が左手有鈎骨骨折、FA移籍1年目でチームを牽引していた桑原将志外野手も左腹斜筋肉離れと、主力の戦線離脱が続いた。首位に立ったソフトバンクに差をつけられ、いまは5.5ゲーム差の2位。3位の日本ハムには0.5ゲーム差に迫られている。  広池浩司球団本部長は「外野の主力に怪我が出てしまっている事情がある。早く、今すぐにでも活躍してほしいのが本音です」と若林復帰の背景を説明する。  若林は北海道・駒大苫小牧高、駒大を経て、2020年ドラフト4位で西武入団。1年目の開幕直後から抜群の身体能力を発揮し、5月までリーグ最多の盗塁数をマークするなど活躍していたが、5月30日の阪神戦で守備中に左膝前十字靭帯損傷の重傷を負い、これがプロ人生に影を落とした。  2024年シーズン中の6月24日に、巨人との間で松原聖弥外野手(現ジャイアンツアカデミー・コーチ)との交換トレードが成立。移籍後間もない7月12日のDeNA戦でサヨナラ打を放つなど、勝負強い打撃を披露した。昨季は自己最多の86試合に出場し、打率.241、3本塁打16打点9盗塁をマーク。今季は開幕1軍入りを果たしたものの振るわず、5月27日以降はファーム暮らしが続いていた。「首位に少しずつ差を開けられているし、下から追ってくるチームもある」  広池本部長は「コンディションが大事な選手であることは間違いない。そこをしっかりやって、本来のスピードでグラウンドを駆け抜けてほしい」と期待を込める。「まだ28歳ですし、非公開のデータでは、現在でも試合中にかなり速いスプリントタイムが出ている。プロ入り直後(のスピード)は凄かった。残念な怪我がありましたが、その後のMAXのところには戻せると理解しています」と見通しを語った。  一方で、「数字には表れなくても、彼が風を吹かせ、プレーでムードを変えられる選手であることは、我々が一番よく知っています」と、闘志を前面に押し出すキャラクターへの期待も口にした。  シーズン中の若林獲得は、上位進出、その先にある7年ぶりのリーグ優勝への執念の表れともいえる。広池本部長は「今は2位ですが、(首位のソフトバンクに)少しずつ差を開けられていますし、下から追ってくるチームもあるので、歯を食いしばらないと上に行けない。戦力を整えないと、なかなか厳しいと思っています」と危機感を露わにする。「若林自身にも物凄く期待していますが、若林の加入によって刺激を受けるほかの外野手たちにも期待したい思いがあって、こういう決断をしました」と胸の内を明かした。  若林自身「正直言って、(移籍直前は)あまりいい状態だとは思っていませんでした。いい状態なら1軍にいたと思います。それでも、これから1軍のスピードをイメージして準備しますし、気持ちが入っているので、変わってくると思います」と、環境の変化がもたらず効果を見込む。チームを再浮上させるきっかけとなれるか。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

  • 日本ハム、育成の清宮虎と常谷を支配下選手契約

    2026年07月31日 07:00
     日本ハムは30日、育成の清宮虎多朗投手、常谷拓輝選手と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は清宮虎が『94』、常谷が『95』に決定。 ▼ 清宮虎多朗 「まず初めに戦力外から拾っていただいた球団関係者の皆様には感謝の気持ちしかありません。そして、たくさんのサポートをしていただいた監督、コーチ、スタッフの皆様のおかげで今の自分があります。本当にありがとうございます。支えてくださった皆様への恩返しを投球で示せるよう、そして何よりチームの優勝に貢献できる存在になれるよう、これからも変わらず頑張っていきます」 ▼ 常谷拓輝 「入団してからの目標だった支配下登録を勝ち取ることができ、本当にうれしく思います。送り出してくれた両親や恩師、ここまで支えてくださったスタッフのみなさんには、心から感謝しています。支配下登録はゴールではなく、ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。1日でも早く活躍し、チームの優勝に貢献できるよう、しっかり準備していきたいと思います」

  • ホワイトソックスが2戦連続の延長サヨナラ勝利 村上宗隆は7戦連続安打&16戦連続出塁マーク

    2026年07月31日 06:57
    ○ ホワイトソックス 2x−1 ヤンキース ● <現地時間7月30日 レート・フィールド>  シカゴ・ホワイトソックスが2試合連続の延長サヨナラ勝ち。

  • 中日・福元悠真が支配下契約「正直びっくり」

    2026年07月31日 06:50
     中日は30日、育成選手の福元悠真選手の支配下選手契約締結を発表した。  福元は球団を通じて「急なお話だったので、正直びっくりしました。支配下登録してもらうまで携わってくれた方々、特にトレーナーさんには感謝しています。そういった方々に恩返しができるよう、ここからがスタートだと思って勝負していきます。支配下登録していただいたからには、1日でも早く1軍に上がってチームの力になれるように頑張ります」とコメント。  福元は21年ドラフト6位で中日に入団。1年目の22年にプロ初安打を放ったが、その後は一軍出場がなく、24年から育成選手に。今季はここまでファームで58試合に出場して、打率.291、3本塁打、25打点とアピールしていた。

  • ヤクルトの守護神・キハダ、来日初登板から17試合連続無失点も…6月以降は防御率6.92と精彩を欠く

    2026年07月31日 06:30
     ヤクルトのキハダが、オールスター明けどのような投球をするか注目だ。  開幕直後はストレート主体の力で押すピッチングで、他球団の打者を圧倒。4月は10試合・10回を投げ、10セーブ、イニングを上回る15奪三振、防御率0.00の成績を残し、ヤクルトの快進撃を支えた。  キハダは初登板から5月21日の巨人戦にかけて、17試合連続無失点を記録したが、5月26日の西武戦で、来日初失点、初黒星を喫すると、6月5日の日本ハム戦と、9日のオリックス戦で2試合連続失点、2試合連続敗戦投手になるなど、交流戦は7試合に登板して0勝3敗2セーブ、防御率11.12。  パ・リーグの打者に打ち込まれると、リーグ戦が再開してからもピリッとしない。7月25日の広島戦、26日の広島戦でも連続失点した。前半戦は36試合・33回を投げ、2勝5敗21セーブ、防御率3.27だが、6月以降は16試合・13回を投げ、1勝4敗、7セーブ、防御率6.92とピリッとしない。  現在チームは3位ではあるが、クライマックスシリーズ進出に向け、キハダの復調、春先のような圧倒的投球が必要になってくる。

  • ソフトバンク・栗原、球団3人目の左打者シーズン40本塁打なるか?

    2026年07月31日 06:20
     ソフトバンク・栗原陵矢は、前半戦を終えて12球団トップの30本塁打を放つ。  昨季までの11年間でシーズン自己最多本塁打は21年の21本で、シーズンで20発を打ったシーズンは21年と24年(20本)の2度しかないが、前半戦を終えた時点ですでにキャリアハイを大きく更新する。  オールスター明け、本塁打を何本量産できるか注目だ。ソフトバンクの左打者のシーズン最多本塁打は05年に46本塁打を放った松中信彦氏。40本塁打以上放ったソフトバンク(南海、ダイエー時代を含む)を見ても、門田博光氏と松中氏の2人しかいない。  栗原はシーズンを終えたときに何本のアーチを描いているか注目だ。 ▼球団の左打者でシーズン40本以上放った選手 46本 松中信彦(05年) 44本 門田博光(81年、88年)、松中信彦(04年) 41本 門田博光(80年) 40本 門田博光(83年)

  • 巨人、春先は先発不足も…気がつけば充実の陣容

    2026年07月31日 06:10
     小笠原慎之介が加入し巨人は、オールスター明け先発陣が充実の雰囲気がある。

  • 阪神・下村 後半戦「必死にパフォーマンス」「投げている時も幸せだなと思うし、次に向けての準備も幸せだなって」【独占インタビュー】

    2026年07月31日 06:00
     後半戦こそ初勝利!阪神・下村海翔投手(24)が30日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、7月2日・中日戦(甲子園)のプロ初登板からここまで3試合を振り返った。1軍で手ごわいと感じた打者やバッテリーを組む坂本からの助言を明かすとともに、1軍で投げられる喜び、リハビリ期間の苦悩を吐露した。次回は8月2日・ヤクルト戦(神宮)に先発予定。後半戦初勝利をつかみ取り、ローテの一角としてチームに貢献していく意気込みだ。   ◇  ◇  −今季ここまでを振り返って。  「ファームで登板してから、自分で思っていたよりも早く1軍で投げさせてもらうチャンスをいただきました。結果は置いといて、投げられたし、想像していたより早く進んでいると思います」  −1軍の試合で投げて難しいと思ったことは。  「今までトレーニングとかリハビリしかやってこなかったので、登板前の緊張感とか、登板後の疲労感がほとんどなかった。登板後にケアして、次の登板が決まって、それが迫ってくる。もう日が早いなって。やることをやっていたらもう明日登板か、と。登板を終えたと思ったらまた次の登板が来てっていうのが本当に早くて、新鮮ですし、充実している証しなのかなって思っています」  −楽しいと感じるところは。  「そうやって試合に臨めることがもうすでに楽しいです。投げている時も幸せだなと思うし、投げ終えた後とかその次に向けて、また毎日準備をやっていくのも今までなかったので、そこが幸せだなって感じです」  −1軍で中日、ヤクルト、DeNAと対戦して手ごわかった打者は。  「打たれた、打たれてないは置いといて打席で雰囲気がすごかったと思ったのはドラゴンズの細川さん。たまたま抑えられたけど、威圧感みたいな。すごかったです」  −細川を三振に抑えた場面を振り返って。  「基本的にバッターを見ちゃったら、『わあ』ってなるので。マウンドに上がった時はバッターが誰とかあんまり考えないようにしています。この時もゾーンとか、自分がどこに投げるかとか自分の中でマインドをセットしてやっていたので、たまたま三振を取れたけど、あれも抜け球。思い通りの球じゃなかったけど、逆にそれが良かったりもする。意図的には投げられないですけど、それも野球の面白さかなって思いました」  −試合後の振り返りも行っている。  「試合終わりに自分でもフィードバックしますし、誠志郎さん(坂本)と話はさせてもらいます。僕の場合はまだデータも何もないし、ここから投げていく上でいろんなデータが出たりとか、癖が出たりとか(する)。そこで抑えられるように。いろいろ考えても持っている球種は変わらないので、その中でどうやって抑えていくか。軸になるボールは必要だと思いますし、何が正解かはやってみないとわかんないですけど、バッターに合わせた配球をするべきなのか、もっと自分の芯を持って投げるのか。そういったところも勉強かなと思います」  −坂本からの言葉で印象に残っていることは。  「僕が感じたこととか、『ここではこういうのが投げたいです』とか、自分の意思みたいなところまで全て受け入れてくれる。それを聞いた上で配球を組み立ててくれます。初登板の時もそうでした。『嫌な時は全然首振っていい。それでおまえが納得した球で打たれてもおまえのせいにはしないから』って。実際、首振ってホームランを打たれたシーンはありますけど、『それで打たれても全部おまえの責任にはしないし、こっちの責任でもあるし』と言ってもらえるので心強いです。自分も意思を伝えやすい。全然大した実績もないけど、聞き入れてくれるのはありがたいですし、コミュニケーション取りやすいなって思います」  −後半戦へ向けて。  「僕は前半戦、フルで戦ったわけではないし、出番が確約されている選手じゃない。与えられた場所で一試合一試合、必死にパフォーマンスして、チームの勝利に貢献できるように。準備とケアをしてこれからもやっていきたいです」

  • 阪神・下村「自分で選んだことなので」 プロ3年目までに感じた苦悩を包み隠さず言葉に 言語化能力に救われた【取材後記】

    2026年07月31日 06:00
     後半戦こそ初勝利!阪神・下村海翔投手(24)が30日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、7月2日・中日戦(甲子園)のプロ初登板からここまで3試合を振り返った。1軍で手ごわいと感じた打者やバッテリーを組む坂本からの助言を明かすとともに、1軍で投げられる喜び、リハビリ期間の苦悩を吐露した。次回は8月2日・ヤクルト戦(神宮)に先発予定。後半戦初勝利をつかみ取り、ローテの一角としてチームに貢献していく意気込みだ。   ◇  ◇  少し緊張した雰囲気の中、行われたインタビューだった。それもそのはず、下村は改まった雰囲気で取材を受けるのは初めてのことだっただろう。かくいう私も今回が単独インタビュー初登板。どんな質問を用意しようか。プロ1年目に右肘をトミー・ジョン手術。ここまでのリハビリ期間が長かっただけに、苦悩の日々は想像を絶する。私も当然、かける言葉は選んだ。そんな中、救われたのが下村の言語化能力だ。  プロ3年目までに感じた苦悩などを包み隠さず話してくれた。「自分で選んだことなので、弱音とかは簡単に吐けない。踏ん張ってやっていた」という言葉がトンネルの長さを端的に表していたように感じる。  インタビュー後半は雑談の中、読者プレゼントのサインにも応じてくれた。「目標は健康がいいんですけど、健康ってどんな字でしたっけ?」とおちゃめな一面も見られた。普段は書ける漢字をド忘れしてしまう気持ちは私も分かります。(デイリースポーツ・河西俊輔)

  • 阪神・下村 リハビリ期間の苦悩「辛いとかもあんまり周りには言えなかった」SGL初登板「歓声、拍手。鳥肌が立ちました」【独占インタビュー】

    2026年07月31日 06:00
     後半戦こそ初勝利!阪神・下村海翔投手(24)が30日、デイリースポーツの独占インタビューに応じ、7月2日・中日戦(甲子園)のプロ初登板からここまで3試合を振り返った。1軍で手ごわいと感じた打者やバッテリーを組む坂本からの助言を明かすとともに、1軍で投げられる喜び、リハビリ期間の苦悩を吐露した。次回は8月2日・ヤクルト戦(神宮)に先発予定。後半戦初勝利をつかみ取り、ローテの一角としてチームに貢献していく意気込みだ。   ◇  ◇  −現在の肘の状態は。  「試合に投げられるようになったので手術は成功だと思いますし、再建した靱帯もきれいなので状態はいいとは思います。手術はしているので、痛みとは別で違和感みたいなものはゼロではない。左腕と比べた時に自分の肘じゃないなみたいな。たまに感じる時はあるんですけど、手術した人はみんな通るものだと聞いています」  −肘の違和感が投球に影響することはあるか。  「それがあるからといって打たれた時の言い訳にはしたくないです。試合に復帰しているってことは試合に臨める状態まで上がってきているっていうことなので。打たれたら自分の実力ですし、それを言い訳の材料にしたくはないです」  −手術からの2年という期間は長く感じたか。  「学生時代も手術をして1年ぐらい投げられなかった期間がありました。大学生なので、学校で授業があって野球以外のところに目を向けられる時間っていうのが多かったです。プロ野球選手は野球でお金を稼がせてもらっているので、それができないのがしんどかった。でも自分で選んだことなので、弱音とかは簡単に吐けないし、辛いとかもあんまり周りには言えなかった。一人で辛い時期はありましたけど、自分が選んだことだからしょうがないと思って、踏ん張っていました」  −自分を見つめ直すきっかけにもなった。  「もちろん、その2年間を無駄にはしたくなかったので、感情が上下して、モチベーションを保てない時もありました。先が見えないのでいつまでリハビリかわからない。そんな中、できる限り無駄にしないようにと思っていろんなことに取り組んだ。もちろん焦りみたいなものはありましたけど、本当に一日一日を無駄にしないように。毎日やることが一緒なので飽きるし、しんどいし、面白くない。なんとかモチベーションを見いだしてやっていました」  −SGLに来ていたファンへの思いも。  「来てくださるファンの人はいつも温かい言葉をかけてくれていたので、『頑張れ』とか『待っているよ』とか、そういう声が多かったので、励みになったし、感謝しかないです」  −印象に残っている言葉や声援は。  「SGLで初めてマウンド上がって、名前がコールされた時の歓声、拍手です。今まで僕も試合は見ていましたが、どの試合よりも、球場が沸いた。2年間投げてないのにあんなに楽しみにしてくれていた人がいたことがうれしかった。あの日はダメな結果でしたけど、SGLの初登板はめちゃくちゃうれしかったです。鳥肌が立ちました」