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2026年07月31日 21:56
「ヤクルト3−4阪神」(31日、神宮球場) 3位ヤクルトは後半戦開幕戦で黒星発進となった。首位で並走する阪神、巨人とのゲーム差は7・5に開いた。 先発した奥川は6回を4安打6三振無失点と力投したが、リリーフ陣が誤算だった。3点リードの七回に登板した2番手・丸山翔が1死満塁のピンチを招き中野に右犠飛、続く佐藤輝に一、二塁から右線適時二塁打を浴びて1点差に迫られる。2死二、三塁の場面で阪口が3番手で登板したが、大山に右前適時打を打たれて逆転を許した。 打線をシャッフルした。試合前の時点で今季の対才木の成績が、5打数3安打で打率・600の丸山和を今季初の3番、同7打数3安打で打率・429の古賀をプロ初の4番に据えた。 打線は初回に長岡の右越え3号ソロで先制した。“才木キラー”のクリーンアップ起用がズバリとはまったのは、1点リードの二回だ。2死一、二塁の場面で丸山和が鮮やかに左前に運び2得点を奪う。続く古賀は一、二塁から右前にはじき返して3得点目を取った。ただ三回以降はスコアボードに0を並べ続けた。
2026年08月02日 06:00
「広島1−7中日」(1日、マツダスタジアム)
広島の佐々木泰内野手(23)が8月初戦でマルチ安打をマークした。7月を月間打率・356で終えた男が8月戦線での好調継続を予感させる活躍。チームは大敗を喫して連勝が2で止まり、またしても“3連勝の壁”にぶち当たった。最下位・中日とは再び1差。成長著しい背番号10、反攻の旗手となってくれ!
高まる期待値に応える2安打だ。鋭い当たりを飛ばしたかと思えば、詰まりながら外野に運ぶパワーと技術の合わさった安打も披露。凡打でも内容があった。佐々木は「今日はヒットになった1、2打席目以外にも良い打席があった。そういう打席を増やしていけるようにやっていきたい」と力を込めた。
まずは二回無死一塁で迎えた1打席目。相手先発の左腕・マラーが投じた2球目の直球を捉えて一、二塁間を破っていく右前打で好機を演出した。「初球にカーブが来て、内角のカットを意識しながらうまく良い感じに逆方向に飛んだ」。狙いとは違った球でも反応で打ち返せるのは好調である証し。「良いヒットだったなと思う」と胸を張った。
さらに0−5の四回1死一塁では厳しい内角攻めに遭いながらも、最後は内角直球を中前に運ぶ一打。「良い反応ができたかなと思う」とうなずいた。一方で右翼守備では三回2死二塁での右前打で二走の生還を許し、「もっとチャージやバウンドを合わせる位置だったりというところは突き詰めてやる必要があると思う」と課題も口にした。
7月は18試合の出場で16安打をマークし、月間打率・356で終えた。7月26日・ヤクルト戦(神宮)では決勝の勝ち越し打を含むプロ初の猛打賞も記録。今季は開幕4番も、一時は2軍での再調整も経験した。試行錯誤を重ねた末、「低く強い打球」を放つことを打撃の理想に掲げつつ、状態を上げてきた。
7月30日の全体練習では新井監督から直接指導も受け、現状の取り組みにも太鼓判を押された。新人年の昨季も月間打率・281だった8月に入り、「本当に一打席一打席、一球一球大切に、勝ちにこだわってやっていきたいという思いが一番強い」と闘志を燃やす。
チームは連勝が2でストップ。3連勝の懸かった試合は10連敗となり、開幕カード以来の3連勝が遠い。最下位・中日とは再び1差になった中、新井監督は打線について、「捉えた当たりも多かった。内容的には明日につながるかな」と前を向いた。一進一退の戦いが続く直近のカープ。頼もしさ増す佐々木の打棒を足掛かりに勢いづいていきたい。
2026年08月02日 06:00
DeNA8−7巨人(セ・リーグ=1日)――DeNAが乱打戦を制した。
二回、宮下の満塁本塁打で先制。三回、牧のソロなどでリードを広げた。巨人は竹丸がプロ最短の3回8失点でKOされたのが響いた。6回連ねた8安打
巨人打線が0―8の六回、集中打で意地を見せた。先頭の石塚の右前打を起点に6連打で4点を挙げ、五回まで1安打と打ちあぐねていた篠木をKO。二死後、打者一巡して再び石塚、佐々木に連続適時打が飛び出し、さらに3点を加えて1点差に迫った。敗れはしたが8安打7得点の猛攻となり、石塚は「いい試合に持ち込めたのは良かった」と振り返った。
◇
後半戦最初のマウンドで巨人の竹丸に打席は回ってこなかった。3回を投げていずれも自己最悪の9安打、8失点。三回の攻撃で代打を送られ、ぼう然の表情でグラウンドを見つめた。中盤以降に味方打線が猛追したものの、序盤のビハインドは最後まで重かった。
立ち上がりから、直球、変化球とも制球が定まらず、「力を入れても、思うような球がいっていなかった」。二回、エンカーナシオン、度会に安打を許すと、松尾に四球を与えて一死満塁。続くドラフト3位新人宮下にも初球から変化球が3球連続ボールになると、苦し紛れにストライクゾーンに続けて投げた5球目の直球を左翼席に運ばれた。
初めて浴びた満塁本塁打の後も苦しい投球は続き、三回も牧にソロを許すなど、5安打4失点。早々に試合の大勢は決してしまった。
前半戦は主に直球、チェンジアップ、スライダーの3球種を軸に組み立てたが、左打者に比べて被打率の高い右打者を打ち取る球を増やそうと、内角を突くカットボールやシンカーの割合を増やすなど対策を講じる。ただ、この日は特にシンカーが制球できず、宮下、牧という2人の右打者に一発を浴びる結果となった。
プロ最短のKOとなった竹丸は、模索する新たな球種について「まだ使い切れている球ではない。でも、使わないと投げられるようにならない」と厳しい表情で振り返った。それでも首脳陣の信頼は揺るがず、杉内投手チーフコーチは「いい経験だと思って頑張ってもらえればいい」と奮起に期待する。ドラフト1位左腕は、改めて突きつけられた課題を懸命に修正していく。(緒方裕明)
巨人・橋上監督代行「(竹丸は)最初から本来の状態じゃないと感じた。反省を踏まえて、次に本来の投球をしてもらえれば。(六回に7得点と反撃した打線は)一方的に負けることなく反攻できたことは、ある程度評価できる」
2026年08月02日 05:01
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
3年連続甲子園出場の強豪にも、社らしく挑む。智弁和歌山との近畿勢対決となったが、松下幸叶主将(3年)は「対戦相手関係なく、兵庫の代表として誇りを持ってプレーしていきます」と冷静に語った。
現チームは智弁和歌山との対戦経験はない。山本巧監督(54)は「試合も見たことがないので相手の印象はない。初戦であっても決勝であっても、全ての試合を同じ捉え方ができるように準備をしてきた」と語った。
兵庫大会は、最速151キロ右腕のエース・岩井秀耶投手(3年)ら投手陣から、攻撃に流れを作るスタイルで勝ち上がってきた。松下主将は「甲子園でも自分たちのプレーをするだけ。結果だけでなく、行動や言動も変えていけるようにやっていきたい」と、3年ぶりの甲子園で躍動を誓った。
2026年08月02日 05:01
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
3年ぶりに甲子園に帰還した履正社の初戦は、享栄との名門対決となった。
2026年08月02日 05:00
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
本領発揮で、まずは同じ近畿勢の社を倒しにいく。直近は2年連続夏の甲子園で初戦敗退。智弁和歌山・松本虎太郎主将(3年)は「とにかく1回戦を全力で勝ちにいくという気持ちです」と意気込んだ。
チームは「打ち勝つ」をテーマとしているが、和歌山大会では決勝スコアも4−3など、厳しい試合が多かった。「甲子園では打ち勝つところを結果で見せられるように」と気合を入れ直す。
松本はけがの影響で和歌山大会はベンチスタートだった。7日目第2試合の日程に、中谷仁監督(47)は「コンディションを整えるのにもう少し時間が欲しい松本の調子も、上がってくると思います」と前向きに捉えた。社との対戦には「兵庫県の各強豪校を倒してきている高校なので、全力で一球一球やりたい」と松本。5年ぶりの頂点へ、まずは一つ目の山を越える。
2026年08月02日 05:00
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
第108回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで開かれ、3回戦までの組み合わせが決まった。前回覇者の沖縄尚学と、昨年春の選抜大会を制した横浜(神奈川)が第6日第2試合の1回戦で対戦する。前年春と夏の優勝校が初戦でぶつかるのは、昨年の健大高崎−京都国際に続き2年連続。横浜の157キロ右腕・織田翔希投手(3年)と、沖縄尚学の末吉良丞投手(3年)、新垣有絃投手(3年)の左右好投手による好勝負は大きな注目を集めそうだ。
いきなりの昨夏王者との対戦。横浜・小野舜友主将(3年)は表情を引き締めながらも、自信と高揚感を口にした。
「センバツ大会で負けてからチームは確実にいい方向に進んで強くなっていると思う。ふさわしい相手に決まったので、本当に楽しみ」
連覇をかけて挑んだ今春センバツは初戦で神村学園に完封で敗れた。そこからエース・織田を中心に、神奈川大会6季連続Vで4季連続の甲子園出場。エースの左足首への打球直撃なども乗り越え「負けない野球」に磨きをかけた。
沖縄尚学の印象を「好投手がそろった素晴らしいチーム」と主将。村田浩明監督(40)は選手らの前向きな反応を受け止め「これ以上ない最高なカード。相手へのリスペクトを持ちながら、しっかり勝負に挑む」とコメントした。
ただ、警戒すべき相手は沖縄尚学だけでない。同ブロックにはプロ注目の最速148キロ右腕・鈴木悠悟投手(3年)を擁する中京や春夏通算45度目出場の明徳義塾など強豪がひしめく。気の抜けない戦いが続きそうだ。
昨夏の甲子園は24年春優勝の健大高崎と同年夏王者の京都国際が第1試合で対戦し、京都国際が6−3で勝利している。初戦で優勝候補が姿を消す展開が今年も見込まれるが、主将は「神奈川の172校(チーム)の代表として戦いたい」と覚悟を示した。
2026年08月02日 05:00
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(1日、オンライン)
第108回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで開かれ、3回戦までの組み合わせが決まった。前回覇者の沖縄尚学と、昨年春の選抜大会を制した横浜(神奈川)が第6日第2試合の1回戦で対戦する。前年春と夏の優勝校が初戦でぶつかるのは、昨年の健大高崎−京都国際に続き2年連続。横浜の157キロ右腕・織田翔希投手(3年)と、沖縄尚学の末吉良丞投手(3年)、新垣有絃投手(3年)の左右好投手による好勝負は大きな注目を集めそうだ。
夏連覇がかかる沖縄尚学は、昨春センバツVの横浜と大一番を迎える。比嘉公也監督(45)は謙虚な姿勢で話した。「いやもう、強いチーム。だが、相手を上に見過ぎずに戦いたい。投手を中心に守りをしっかりしてロースコアにもっていく、それしか勝つ選択肢はない」と堅守をポイントに置いた。
チームはエース左腕・末吉投手に新垣投手、久高大瑚投手(3年)と強力な3枚看板がいる。山川大雅主将(3年)は「強い相手になるけど、自分たちの野球をして勝ちきるように頑張りたい」と闘志を燃やした。
指揮官は「(横浜の)織田くんのように150キロ台の速い球を投げられると、対策のやりようがない」と話しつつ「速いボールの目慣れを中心にやりたい」と初戦までの期間を綿密に、速球対策に充てる考えだ。
夏の沖縄大会で背番号「10」だったエースも状態が上がって「1」に返り咲いた。再び夏を制覇する準備は整った。
2026年08月02日 05:00
「ヤクルト3−7阪神」(1日、神宮球場)
難しい環境の中でも、なんとか粘った。
2026年08月02日 05:00
「日本ハム3−5ロッテ」(1日、エスコンフィールド)
途中出場のロッテ・佐藤都志也捕手が試合を決めた。同点の九回、外角の変化球を右翼席に運ぶ12号決勝2ランを放った。「入ると思ってなかったんですけど、入るのが見えた瞬間、すごいうれしかった」と笑顔。
その裏には2死一、三塁でレイエスをシンカーの連投で三振に仕留める好リード。「めっちゃ嫌だったすね。(横山が)最後まで投げ切ってくれたことにはすごく感謝してます」と振り返った。
2026年08月02日 05:00
「ヤクルト3−7阪神」(1日、神宮球場)
雨上がりの神宮に虹のアーチを描いた。阪神・坂本が自己最多の今季3号3ラン。「すごい雨の中、たくさんのファンの皆さんが待ってくれた。何とかいい思いをさせてあげたかった」。打った瞬間、三走の佐藤輝も三塁で両手を上げるほど、確信の一発。2度の中断を含めて、4時間半を超える熱戦のヒーローになった。
1点リードの六回1死一、三塁。相手先発・高橋の初球の真っすぐを振り抜いた。「将司の初勝利がかかっていたので、何とか追加点をという思いだけでした」。飛距離122・5メートルの豪快弾を左翼席へ運び、悠々とダイヤモンドを一周。序盤からの激しいシーソーゲームにけりをつけた。
本塁打を打てば昨季から5連勝だが、それだけではない。二回無死では中前打。四回1死でも安打を記録し、昨年9月26日の中日戦(甲子園)以来の猛打賞とした。さらに、投手が代わっても勢いは止まらない。八回2死では荘司から左前打で24年9月18日の中日戦(バンテリン)以来、自身2度目の4安打。「自分でもビックリしてます」と暴れまくった。
何度も口にしたのが伊藤将への思い。大雨の影響は投手の方が響いたはずだ。「粘り強く投げてくれた」と今季2度目のバッテリーで今季初勝利をアシスト。前回の勝利も一緒に組んだ昨年7月だった。マネジメント会社が同じで、特に気にかける存在。登板後に食事へ行くのもよくあることだ。
返球の強さで怒っていることを伝えるなど、意思疎通もバッチリ。「頑張っている先発投手に勝ちがつくのが一番いいので」。常に自分の活躍よりも、投手の奮闘をたたえる。この日も伊藤将に勝ちがついたことを一番に喜んだ。
難しい試合展開だからこそ、巧みなリードとキャプテンシーが光った。そして、お立ち台では虎党の心も奪う。「終わった時に一番上にいることが大事なので、一緒にみんなで行きましょう」。時刻は23時直前。雨にぬれた男たちは、胸を張って球場を後にした。
2026年08月02日 05:00
「日本ハム3−5ロッテ」(1日、エスコンフィールド)
土壇場の九回に悪夢が待っていた。2イニング目に入った4番手の日本ハム・福島蓮投手が先頭の小川に中前打を許すと、次打者・佐藤に決勝2ランを被弾。そのまま降板した。「悔しいです」と振り返った。
プロ入り後、シーズンではすべて先発として登板。リリーフとしては前夜が初登板だった。そしてこの日は初の連投となり、八回は三者凡退に抑えた。九回は初の回をまたいでの登板。それでも「中継ぎをやるにあたって『回またぎもあるぞ』って言われていたので。何の言い訳にもならない」と話した。
首位ソフトバンクを追って、前夜は快勝で2位に浮上した。幸先のいいスタートを切ったが、この日は悔やまれる敗戦。新庄剛志監督は取材対応せず、「明日、明日」と広報を通じてコメント。負けられない戦いに臨む。
2026年08月02日 05:00
育成選手から支配下枠に昇格したDeNA・馬場皐輔投手(31)が1日、神奈川・横須賀市内で会見を行った。
2026年08月02日 05:00
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は同一試合で初回先頭、満塁、代打、サヨナラの「4種本塁打」を記録したチームを取り上げる。
◇ ◇
近鉄は03年5月2日、本拠地大阪ドーム(現京セラ)に日本ハムを迎えた。
近鉄はまず一回、先頭の大村直之が日本ハム先発の金村暁から右翼席に本塁打を放ち先制する。ところが四回まで小刻みに失点を重ね、1−7と大量リードを許した。五回に大村が今度は満塁本塁打を放ち、追い上げを始める。八回には代打の益田大介が芝草宇宙に逆転3ランを浴びせ、ついにリードを奪った。
九回に日本ハムが2点を取り逆転したが、近鉄はその裏、ローズのソロで追いついた。
そして延長十一回裏。2死後にローズがサヨナラ本塁打。これで「初回先頭」「満塁」「代打」「サヨナラ」と4種類の本塁打が記録された。
なお今季は、阪神が5月12日、ヤクルト戦で高寺が初回先頭打者、嶋村が代打、そして森下が満塁本塁打の「3種」を記録。球場がアウェーの神宮だったため、サヨナラ本塁打はあり得なかったのが残念だ。主軸を中心に快調にアーチをかけ続ける今季の阪神なら、再びこんな記録も期待してみたい。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…03年5月2日の近鉄
2026年08月02日 05:00
「巨人7−8DeNA」(1日、東京ドーム)
巨人・石塚裕惺内野手が一挙7得点の起点となる東京ドーム“初安打”を放った。8点を追う六回だ。右前にはじき返し、苦しむ打線に火をつける。この一打を含む6連続単打で4点を返し、2死満塁でこの回2度目の打席が巡ると、今度は遊撃への適時内野安打を記録。
1イニングで2安打1打点と気を吐き、「序盤に自分のミスも絡んで大量失点した。昨日打てなかったですし、1本出したいと思っていたので、いいゲームに持ち込めたのは良かった」と振り返った。
2026年08月02日 05:00
「巨人7−8DeNA」(1日、東京ドーム)
最後まで諦めない。選手だけではない、ベンチも思いは同じだった。巨人・橋上秀樹監督代行は、1点を追う八回に2番手の捕手・山瀬にも代走を送る。「今日はイレギュラー的な試合。延長どうのこうのと考えることはなかったですから、もうあそこで勝負をかけました」。何重もの勝負手を打つも、あと一歩届かず2位転落となった。
先発・竹丸がプロ最短でKOされるなど、序盤から8点を追う一方的な展開。五回の攻撃前には指揮官自らがゲキを飛ばした。「気持ちを切らさないように」。集中力を高め、一気に畳みかけたのは六回だ。打者12人の猛攻で8安打7得点。1点差まで詰め寄り、八回に1死二、三塁から山瀬に代走を送ったが、あと一本が出なかった。
「欲を言えば、ひっくり返せればと思っていましたけど。一方的に負けることなく、一応反攻できたっていうことは、ある程度評価できる、と」
8失点を喫した竹丸も、試合後には約30秒間の沈黙。「ボールも走ってなかったですし、変化球もはっきりしていた」と反省の弁を絞り出した。勝利には届かなかったが、ナイン全体が味わった悔しさは真夏の反攻の糧となる。