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ド軍に“新プラン”「構想はできている」 指揮官が示す期限…崖っぷちの26歳右腕を待つ厳しい現実

2026年08月03日 14:04

シーハンの背信投球に指揮官が苦言 【MLB】Rソックス 8ー4 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースのエメ・シーハン投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発するも3回途中5失点で降板。6月以来勝ち星がなく、チームはタイガースからタリク・スクーバル投手をトレードで獲得。先発投手として不甲斐ない内容が続く26歳右腕に、デーブ・ロバーツ監督は“タイムリミット”を示唆した。  シーハンは3回に吉田正尚外野手に一発を浴びるなど、1イニング3被弾を許し2回2/3で降板。58球を投げて5失点と結果を残すことができなかった。試合後、ロバーツ監督は「まったくもって今日はキレがなかった。ど真ん中の球がたくさんあった。相手に気持ちよく、思い切りスイングされていた」と厳しい評価。「フェンスオーバーを防げないのであれば、勝つことは難しい」と指摘した。  球団はトレード期限間際に、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたスクーバルを獲得。この日、正式発表され、左腕はドジャースタジアムを訪れチームメートと交流を交わした。また、ロバーツ監督がシーハンの交代を告げた直後に、左腕はベンチで指揮官とハグ。笑顔で談笑するロバーツ監督の表情は、シーハンにとって屈辱だったに違いない。 「間違いなくタリク(・スクーバル)はいずれかのタイミングで(先発ローテに)入る。ブレイク(・スネルはマイナーで)あと1試合登板し、タイラー(・グラスノー)も(もうすぐ)マイナーで登板する予定だ」と指揮官は、先発投手の見通しを明かした。言い方を変えれば、シーハンの“居場所”がなくなることを意味する。 「即判断を下さないといけないという訳ではないが、起用法の構想はできている」と、指揮官の頭にはポストシーズンを見越したプランが出来上がりつつある。4月に2勝をあげるなど、開幕から先発ローテーションを守ってきた右腕は、その構想を白紙に戻す投球を見せることができるだろうか。タイムリミットは近づいている。(Full-Count編集部)

  • 野球
  • 「守備範囲エグっ」 爆走から超絶ダイビング…外野で舞った28歳の“美技”に「これは大補強」

    2026年08月03日 16:40
    若林が金銭トレードで2年ぶりに西武復帰 ■西武 5ー1 オリックス(2日・ベルーナドーム)  帰ってきた“韋駄天”の好守に本拠地が沸いた。西武・若林楽人外野手が2日、ベルーナドームで行われたオリックス戦に「9番・中堅」で出場。4回の守備で、抜ければ長打となる可能性があった飛球を好捕した。ピンチの芽を摘み取る美技に「守備範囲エグっ!」「球際上手すぎるな」と驚きの声が寄せられた。  0-1とリードされて迎えた4回無死、先頭の太田が左中間方向へ大飛球を放つと、猛然と走り込んできた中堅の若林がダイビングキャッチ。右中間寄りに守備位置をとっていたにも関わらず、持ち味のスピードを活かし、見事にアウトをもぎ取った。  この好プレーを「パーソル パ・リーグTV」が公式X(旧ツイッター)で公開。ファンからは「何回見ても素晴らしい」「えっぐう」「これは大補強」「西武の救世主」と称賛の声が上がった。その一方、「怪我には気を付けて…」「ケガせず頑張ってほしい」「凄いけど怖い」と故障を心配するファンもいたようだ。  若林は2020年ドラフト4位で西武に入団。1年目は44試合で20盗塁を記録する活躍を見せるも、左膝前十字靭帯断裂の重傷で無念の離脱。2024年6月にトレードで巨人に移籍した。そして今シーズン途中、7月29日に金銭トレードで西武に復帰。セ・リーグを経験し、逞しさを増した28歳が怪我なくシーズンを戦ってくれることをファンは願っている。(Full-Count編集部)

  • ド軍劣勢も…笑顔の指揮官「ハリウッド俳優」 大切にした“大物”との初対面「最高だな」

    2026年08月03日 15:46
    レッドソックスとの試合中、スクーバルがベンチに登場 【MLB】Rソックス 8ー4 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースは2日(日本時間3日)、タイガースのタリク・スクーバル投手をトレードで獲得したと発表した。その報せから数時間後、スクーバルは本拠地でのレッドソックス戦に登場。ドジャースのウエアを着てベンチに現れた最強左腕を迎え入れたデーブ・ロバーツ監督の“反応”が、日米ファンの間で話題となっている。  先発右腕のシーハンがレッドソックス打線につかまり、3回途中5失点で降板。球審に交代を告げベンチに戻ったロバーツ監督のもとを、チームに合流したばかりのスクーバルが挨拶に訪れた。左腕の姿を見つけた瞬間、指揮官の表情が一変。試合は劣勢も、笑みを浮かべて抱擁すると、終始ご機嫌な様子で会話を交わした。  その様子を複数の米メディアがX(旧ツイッター)に投稿。MLB公式は「タリク・スクーバルが試合中に新しい監督とチームメートに会った!」と綴り、指揮官との対面シーンを動画で公開した。短い時間ではあったが、試合中のベンチに突如現れたスクーバルに、スタジアムは騒然となった。  一連のやり取りを見たファンはSNSで反応。「スクーバルは(ロバーツ監督のハグに)戸惑っているようだね」「ロバーツはいつかハリウッド俳優になるべきだ」「友情を感じるハグ」「すぐに家族みたいに温かく迎えているのは最高だな。絶対すぐチームに馴染めるわ」など、ロバーツ監督の振る舞いに戸惑いを見せつつも、劣勢のなかでも左腕を安心させるアプローチを見せた懐の深さに感心する声も多かった。(Full-Count編集部)

  • 広島、高二軍監督が8月4日のヤクルト二軍戦から復帰

    2026年08月03日 15:45
     広島は3日、脊柱管狭窄症の手術・療養のためチームを離れていた高信二二軍監督が8月4日のヤクルト二軍戦から復帰すると発表した。  高二軍監督は7月14日に脊柱管狭窄症手術に伴いチームを離れ、7月18日のソフトバンク二軍戦からは倉義和二軍バッテリーコーチが二軍監督代行を務めていた。

  • ロッテ・小島和哉「自分の役割を果たせるように頑張ります」4日の西武戦に先発

    2026年08月03日 15:39
     ロッテの小島和哉が4日の西武戦に先発する。

  • ロッテ 熊本地震被災者支援へ義援金募金活動実施 ZOZOマリンスタジアムで4日から5試合

    2026年08月03日 15:27
     ロッテは3日、令和8年熊本地震の被災者を支援するため、4日から9日までの計5試合で義援金募金活動を実施すると発表した。  期間中はZOZOマリンスタジアム内に募金箱を設置するほか、4日には選手による募金活動を実施。集まった義援金は熊本県へ全額寄付する。  ロッテ選手会コメント「この度の令和8年熊本地震およびその後の関連災害により被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、復旧・復興に向けて尽力されている皆さまに深く敬意を表します。被災地では今なお不安な日々を過ごされている方々も多くいらっしゃいます。私たち千葉ロッテマリーンズ選手会としても、少しでも力になりたいとの思いから募金活動を実施することといたしました。皆さまからお寄せいただく温かいご支援が、被災された方々の一助となることを願っております。そして、一日も早く復旧・復興が進み、平穏な日常が戻ることをお祈り申し上げます」

  • 広島 高信二2軍監督の復帰を発表 4日のファーム・ヤクルト戦から 脊柱管狭窄症の手術・療養のため7月半ばから離脱

    2026年08月03日 15:05
     広島は3日、脊柱管狭窄(きょうさく)症の手術・療養のためチームを離れていた高信二2軍監督が、4日のファーム・ヤクルト戦(由宇)から復帰すると発表した。  広島は7月14日に高2軍監督の離脱を発表。同18日のファーム・ソフトバンク戦(筑後)からは倉2軍バッテリーコーチが指揮を執っていた。

  • スクーバル放出は「正しい決断」 米識者が否定した「お金の問題」…球団が重要視した“材料”

    2026年08月03日 14:50
    ドジャースがスクーバルをトレードで獲得、米識者の見解は 【MLB】Rソックス 8ー4 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースは2日(日本時間3日)、“最強左腕”と呼ばれるタイガースのタリク・スクーバル投手をトレードで獲得した。2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたスクーバル加入に、米メディアが沸き立つなか、元ツインズのトレバー・プルーフ氏がタイガース球団の判断に言及。「正しい決断だったと思います」と発言し、話題となっている。  プルーフ氏はポッドキャスト番組「クリス・ローズ・スポーツ」に出演。その様子が2日(同3日)、公式X(旧ツイッター)で公開された。司会のクリス・ローズ氏とスクーバル移籍について意見を交わすなかで、プルーフ氏はタイガースの決断を支持。「(タイガースの)スコット・ハリス編成本部長はこのチームにチャンスを与えました」と、球団幹部に敬意を示す持論を展開した。 「ア・リーグ全体のレベルが今ひとつだったとはいえ、彼はこれ(スクーバル放出)が正しい決断だと思ったのでしょう。そして今、あらゆる情報が出そろった現時点で振り返れば、私はタイガースにとってこれは正しい決断だったと思います」とキッパリ。ドジャースの有望株3人を獲得した大型トレードに賛成の姿勢を見せた。  司会のローズ氏は「これはお金の問題ではないのです」と移籍マネーについて言及。「スクーバルは今季もらう年俸が決まっていて、シーズン残り2か月分の契約を引き継ぐ球団は、その金額を支払うだけです。だからブルワーズにも、ブレーブスにもできました」と、多額の資金は必要なかったと伝えた。交換要員でタイガースを納得させることが、移籍を実現するための最も大事な“材料”だったようだ。  結果的にドジャースは27歳のリバー・ライアン投手、球団傘下トップクラスの有望株であるザイロ・ホープ外野手、21歳右腕のブレイディ・スミス投手の“逸材”を放出。目の前の結果を最優先しスクーバルを獲得した。プルーフ氏が明かした見解は、ドジャースにとって杞憂に終わることになるだろうか。(Full-Count編集部)

  • 阪神 9月12日に「甲子園キッズフェスタ〜2026 autumn〜」を開催 「はたらくくるま」の乗車体験など

    2026年08月03日 14:49
     阪神は3日、甲子園球場などで9月12日に「甲子園キッズフェスタ〜2026 autumn〜」を開催することを発表した。

  • 阪神・大山が離婚発表 自身のSNSで「話し合いを重ねた結果、それぞれの道を歩んでいくことを決断」と報告

    2026年08月03日 14:32
     阪神・大山悠輔内野手が3日、自身のインスタグラムを更新。「私事ではございますが、このたび、離婚いたしましたことをご報告いたします」などと記し、離婚を発表した。  大山は2021年12月に一般女性と結婚をしていた。この日の投稿では「互いに話し合いを重ねた結果、それぞれの道を歩んでいくことを決断いたしました」とし。「今後も野球に真摯に向き合い、一日一日を大切に歩んでまいります」などと結んでいた。  大山の投稿全文は以下の通り。    ◇   ◇ 私事ではございますが、このたび、離婚いたしましたことをご報告いたします。 互いに話し合いを重ねた結果、それぞれの道を歩んでいくことを決断いたしました。 これまでともに歩み、支えてくれたことに心から感謝しています。 今後も野球に真摯に向き合い、一日一日を大切に歩んでまいりますので、温かく見守っていただくとともに、残りのシーズンも引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。

  • ド軍に“新プラン”「構想はできている」 指揮官が示す期限…崖っぷちの26歳右腕を待つ厳しい現実

    2026年08月03日 14:04
    シーハンの背信投球に指揮官が苦言 【MLB】Rソックス 8ー4 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースのエメ・シーハン投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発するも3回途中5失点で降板。6月以来勝ち星がなく、チームはタイガースからタリク・スクーバル投手をトレードで獲得。先発投手として不甲斐ない内容が続く26歳右腕に、デーブ・ロバーツ監督は“タイムリミット”を示唆した。  シーハンは3回に吉田正尚外野手に一発を浴びるなど、1イニング3被弾を許し2回2/3で降板。58球を投げて5失点と結果を残すことができなかった。試合後、ロバーツ監督は「まったくもって今日はキレがなかった。ど真ん中の球がたくさんあった。相手に気持ちよく、思い切りスイングされていた」と厳しい評価。「フェンスオーバーを防げないのであれば、勝つことは難しい」と指摘した。  球団はトレード期限間際に、2年連続でサイ・ヤング賞に輝いたスクーバルを獲得。この日、正式発表され、左腕はドジャースタジアムを訪れチームメートと交流を交わした。また、ロバーツ監督がシーハンの交代を告げた直後に、左腕はベンチで指揮官とハグ。笑顔で談笑するロバーツ監督の表情は、シーハンにとって屈辱だったに違いない。 「間違いなくタリク(・スクーバル)はいずれかのタイミングで(先発ローテに)入る。ブレイク(・スネルはマイナーで)あと1試合登板し、タイラー(・グラスノー)も(もうすぐ)マイナーで登板する予定だ」と指揮官は、先発投手の見通しを明かした。言い方を変えれば、シーハンの“居場所”がなくなることを意味する。 「即判断を下さないといけないという訳ではないが、起用法の構想はできている」と、指揮官の頭にはポストシーズンを見越したプランが出来上がりつつある。4月に2勝をあげるなど、開幕から先発ローテーションを守ってきた右腕は、その構想を白紙に戻す投球を見せることができるだろうか。タイムリミットは近づいている。(Full-Count編集部)

  • 元阪神エースの井川氏が感じた3連戦3連勝の収穫「非常にいい形で投げています」ブルペンに厚みを生んでいる存在とは

    2026年08月03日 12:30
     「ヤクルト3−4阪神」(2日、神宮球場)  阪神が接戦を制して4連勝。同一カード3連勝を決め、2位・巨人とのゲーム差を2に広げた。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は「工藤投手のプロ初セーブは良かったです。この日のことは忘れないと思いますね」と工藤をたたえた上で「大きかったのは、門別投手の存在ですね」と、1回無失点の投球を見せた4年目左腕の名も挙げた。  「門別投手は、元々は先発ですが、今はリリーフに入っていている中で、非常にいい形で投げていますね」  この日の門別は、同点の六回に登板。先頭からの連打で無死一、二塁とされたが、ここからフライアウトを三つ奪って切り抜けている。  「よくゴロアウトが良いと言われたりもしますが、僕は、フライアウトも相手をねじ伏せる感じがするので良いと思うんです。実際にこの日の門別投手はランナーを背負いましたが、奪ったアウトはすべて真っすぐによるもの。しっかりと腕を振れていて、それが結果につながりました」  門別は今回の3連戦初戦の7月31日には、才木に続いて2番手で登板して今季初勝利を挙げた。「阪神としては、同点や劣勢の場面で投げる投手として、門別投手が存在感を示していることは大きいですよね。ブルペンも厚みが出ますし、今後の起用にも幅が生まれると思います。頑張ってもらいたいですね」。8月、9月と優勝に向かって大事な試合が続く中で、左腕に期待を寄せた。

  • 緊急交代のラッシング離脱は「ノー」 “代役”が8失点も…指揮官が明かす舞台裏、安堵した報告

    2026年08月03日 12:08
    レッドソックスに3連敗 【MLB】Rソックス 8ー4 ドジャース(日本時間3日・ロサンゼルス)  ドジャースは2日(日本時間3日)、本拠地でレッドソックスと対戦し、4-8で敗れ3連敗を喫した。

  • ロッテ、8月4日〜9日までの計5試合で令和8年熊本地震義援金募金活動を実施

    2026年08月03日 12:05
     ロッテは3日、社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動の一環として、令和8年熊本地震で被災された方々を支援するため、8月4日から9日までの計5試合で義援金募金活動を実施することになったと発表した。  期間中はZOZOマリンスタジアム内に募金箱を設置するほか、8月4日には選手による募金活動を実施。ファンから寄せられた義援金の寄付先については、正式に決定次第、改めて発表となる。 ▼ 千葉ロッテマリーンズ選手会コメント 「この度の令和8年熊本地震およびその後の関連災害により被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。また、復旧・復興に向けて尽力されている皆さまに深く敬意を表します。被災地では今なお不安な日々を過ごされている方々も多くいらっしゃいます。私たち千葉ロッテマリーンズ選手会としても、少しでも力になりたいとの思いから募金活動を実施することといたしました。皆さまからお寄せいただく温かいご支援が、被災された方々の一助となることを願っております。そして、一日も早く復旧・復興が進み、平穏な日常が戻ることをお祈り申し上げます」 ▼ 選手による募金活動概要 実施日:8月4日 実施時間:15時30分〜16時00分頃(予定) 実施場所:ZOZOマリンスタジアム外周 球場正面付近(柱番号13番付近) ▼ 募金箱設置概要 設置日:8月4日、5日、7日、8日、9日 設置時間:開場〜7回裏終了後まで 設置場所:ZOZOマリンスタジアム フロア2インフォメーション(Cゲート・Dゲート間)、マリーンズストア スタジアム店、マリーンズストア サードベース店

  • ドジャース、3戦連続逆転負けで被スイープ 先発右腕シーハンが1イニング3発KO 大谷翔平は6戦連続安打

    2026年08月03日 11:30
    ● ドジャース 4−8 レッドソックス ○ <現地時8月2日 ドジャー・スタジアム>  ロサンゼルス・ドジャースが本拠地3連戦をスイープ負け。大谷翔平投手(32)は「1番・指名打者」でフル出場し、6試合連続安打をマークした。  レッドソックス先発は新人左腕ベネット。2点を追う初回の第1打席は内角低めの初球フォーシームをいきなり捉え、右前安打を記録した。1点差に迫った3回裏、二死二、三塁の好機だった第2打席は申告敬遠。満塁から2番アンディ・パヘスが右前適時打を運び、3対2と逆転に成功した。  2点を追う5回裏、先頭での第3打席はカウント1-2から外角いっぱいのシンカーで見逃し三振。7回裏、一死二塁の好機だった第4打席は元ロッテの右腕タイロン・ゲレーロから160キロ超えの速球攻めを受け、最後はカウント2-2から外角ボールゾーンのチェンジアップで空振り三振を喫した。  4点ビハインドの9回裏、二死での第5打席で四球を選び、3打数1安打、2四球、2三振という内容。今季成績は打率.292、24本塁打、OPS.939となった。  ドジャースは逆転直後の3回表、先発右腕エメ・シーハンが吉田正尚の5号ソロなど3発を浴びてノックアウト。好調レッドソックスに3試合連続の逆転負けを喫した。

  • 菅野智之はなぜ勝てるのか “打者天国”で11勝…名捕手が感じた進化「40歳まで衰えない」

    2026年08月03日 11:30
    中日などで活躍した中尾孝義氏 渡米後は「日本の時以上にメチャクチャ丁寧」  ロッキーズの菅野智之投手が快進撃を続けている。巨人から海外FA権を行使してメジャーへと羽ばたき、1年目はオリオールズで10勝、ロッキーズを移った今季は早くも昨季を上回る11勝目をマーク。中日で優勝した1982年にMVPに輝くなど巨人、西武の3球団で名捕手として鳴らした野球評論家の中尾孝義氏は「本当に凄いよね。制球力とボールの質。大したもんです」と36歳でもレベルアップする右腕に舌を巻く。  ロッキーズはナ・リーグ西地区で最下位に沈む。本拠地クアーズ・フィールドは標高約1600メートルの高地に位置し、打球がよく飛ぶと言われる“打者天国”。スピードボールが当たり前のメジャーで、菅野に巨人のエースと呼ばれた若かりし頃の球威はない。19試合で防御率4.47は、決して納得のいく数字ではないだろう。過酷な条件が揃うのに白星が付いてくるのは、なぜなのか。中尾氏は「丁寧」をキーワードに挙げる。 「菅野はアメリカに行ってから、日本の時以上にメチャクチャ“丁寧”に投げています。コントロールが少しでも甘くなると必ず一発いかれる。メジャーでの登板を重ねて痛感したと思う。それなら力を抑えてでも狙った所に投げた方がいい。もともと制球力は素晴らしい。変化球で低めを“丁寧”に突いて、真っ直ぐを高めで使ってみたり。両サイドを投げ分けて揺さぶったりと引き出しが多い。制球重視のおかげで、球持ちが凄く良くなった。変化球のキレが増し、よく落ちています」  中尾氏は、菅野が自己分析の能力に優れていると考える。巨人時代にスピードガン表示を推測し、ほぼ的中させていたテレビ番組を見たことがあるという。投げた後の球速だけでなく、投球前に自分が投げる速度を宣言し、その通りのスピードで投げてみせた。「感覚、感性が鋭い。だけどフォームは右肩が全然フィニッシュまでいってなかった。上体だけで投げていたから、どうだろうと懸念していた。現実にその年の成績はあまり良くなかった。でも翌年はきっちり修正できていて結果を残したんですよ」。自己分析と責任感で白星を呼び込む「40歳ぐらいまでは衰えないんじゃないかな」  中尾氏は、菅野の責任感の強さも、白星を呼び込んでいると推測する。5月16日(同17日)のダイヤモンドバックス戦は、吐き気などの体調不良を抱えるも登板し、5回2失点。6月14日(同15日)のアスレチックス戦は、8失点も大量援護を受けて5回を投げ、先発投手として最低限の役割を果たした。どんな状態であれチーム最優先で、自身ができることに集中する。その献身的な姿勢はナインを始め首脳陣、ファンから愛されて信頼を生む。「ピッチャーのお手本。僕はそう思います」と名捕手は絶賛する。  中尾氏は、菅野が東海大相模高(神奈川)のとき、阪神で編成部門を担当していた。東海大、巨人入りの希望を貫いた浪人時代はスカウトだった。「高校時代は細くて体ができ上がってなかったですね。そこそこのボールで、その時点でドラフトなら3位ぐらいかな。大学に進んでから体格がでかくなって驚きました。下半身がより使えるようになり、ボールが力強くなった。高校時代とは、もう雲泥の差。1年間浪人の選択をしてプロ1年目から活躍するあたりには、精神的な強さを感じました」と回想する。  日本で培った投球術をメジャーでも駆使する菅野に、中尾氏は2人の投手と同様の雰囲気を感じ取る。40歳の現役右腕、中日の涌井秀章と「球持ちがいいのが似ている」と話す。もう1人は、広島から33歳でメジャーに挑み、ドジャースとヤンキースで7年間ローテーションを守り抜き、古巣・広島に復帰し野球人生を締めた黒田博樹氏だ。「黒田も年をとり馬力がなくなってからは、どうすれば打ち取れるかを模索して投球スタイルを変えました。柔軟に対応できる人が成功するということでしょう」。  シーズンは、まだ2か月も残っている。中尾氏は今季を飛び越え、菅野の未来を予想する。「オフの過ごし方が大切だけど、彼はしっかりしてますから。40歳ぐらいまでは衰えないんじゃないかな」。ベテランにも関わらず、進化する姿を信じて疑わない。(西村大輔 / Taisuke Nishimura)