©sports-topics.net 2026
2026年08月08日 06:00
ハイブリッドレスラー武知海青(28=DDT/LDH)が奇才との邂逅を見据えた。16人組ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバーとしても活躍する武知はDDT11日両国大会でKONOSUKE TAKESHITA(31=竹下幸之介)と初シングルで激突する。 武知は「経験の差はありまくりだし、隠しようがない。でもそこが良さかなとも思っています。技術もなければスキルもない。リングに上がっている回数も少ない。でも気持ちが強いっていうのが僕がやらなければならないスタイル。竹下さんに勝つにはそれしかない。竹下さんに『やっぱ武知すげえな』って言ってもらえるように頑張りたい」と拳を握った。 相手はIWGP世界ヘビー級戴冠経験もあるトップレスラー。ジャイアントキリングに成功すれば、おのずと夢も広がる。武知は今後の目標について「不可能を可能にしてみたい。今IWGPジュニアヘビー級を持ってるYOHさんが、ベルト取ったらLDHに乗り込んで僕と試合したいと言ってた記事を見たんです。逆に、僕でよければ(新日本に)行かせてください」と奇才YOHとの対戦を熱望する。 「竹下さんに勝ったら文句ないですよね。ノンタイトルで全然いいです。ベルトかけてくださいとか大きい口は叩けないんで。一歩ずつ進むのが僕のスタイルですから」とはにかんだ。高い壁の先に新たな夢舞台が待っているのかもしれない。
2026年08月09日 18:26
◆マリーゴールド「SUMMER Destiny2026」(9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた)観衆1301
マリーゴールドは9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で「SUMMER Destiny2026」を開催した。
メインイベントのマリーゴールド・ワールド選手権試合で王者・青野未来が野崎渚と6度目の防衛戦を行った。
熱戦となった試合は、青野が18分41秒、ラリアットで野崎を沈めベルトを守った。
勝利のリングで青野は「私が最高峰のベルト、マリーゴールドワールドチャンピオンだ!」と絶叫。 涙ぐみながら「しっかり自信を持ってデッカイ、デッカイチャンピオンになりたいと思います」と誓った。
8・28後楽園ホールで最強決定リーグ戦「DREAM STAR GP2026」が開幕する。昨年の覇者は「2連覇します」と誓い大会をしめくくった。
◆8・9大田区全成績
▼マリーゴールド・ワールド選手権試合
〇王者・青野未来(18分41秒 ラリアット→片エビ固め)挑戦者・野崎渚●
▼岩谷麻優&ビクトリア弓月ダブル復帰戦 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
彩羽匠、〇Sareee(19分13秒 裏投げ→片エビ固め)岩谷麻優、ビクトリア弓月●
▼ツインスター選手権試合 30分1本勝負
王者チーム・天麗皇希、〇後藤智香(13分57秒 )挑戦者チーム・心希●、山粼裕花
▼3Dトリオス選手権試合 30分1本勝負
挑戦者チーム・松井珠紗、CHIAKI、〇瀬戸レア(15分05秒 リバース・ウイング・ホールド)王者チーム・桜井麻衣●、翔月なつみ、山中絵里奈
▼メガトンの大冒険 15分1本勝負
〇傾奇者U(7分39秒 城門突破→エビ固め)メガトン●
▼タッグマッチ 15分1本勝負
〇越野SYOKO.、アリア・ジェームズ(12分17秒 ライナー・スプラッシュ→エビ固め)石川奈青、ザ・レディAI●
▼シングルマッチ 15分1本勝負
〇南小桃(6分07秒 ジャーマンスープレックスホールド)ハミングバード●
2026年08月09日 18:06
ディアマンテボクシングジムが8日、堺市産業振興センター・イベントホールでスパーリングイベント「第11回キッズ・ジュニアボクシングフェスタ」(堺市後援)を主催。WBO(世界ボクシング機構)の慈善活動キッズドラッグフリープログラムの一環として行われ、100人を超える参加者が集まり、全58試合を行った
この大会は同ジムの野上真司オーナー、奈々会長夫妻が海外で活動する際に、現地の子どもたちが大きな舞台でボクシングを楽しむ姿に感銘を受けたことをきっかけに始めた。日本でも同じように、子どもや一般のボクシングファンが自ら主役になれる大会をつくりたいとの思いで開催している。20年12月の初回から毎年開催し、11回目を迎えた。
ゲストには元世界4階級王者の田中恒成氏、元女子世界ミニマム級3団体王者の多田悦子さん、元WBO女子世界ミニマム級王者の池原シーサー久美子さん、元WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王者の冨田大樹氏が来場。大会のプレゼンターを務め、選手にアドバイスを送った。
野上会長は「6年連続で開催させていただき、毎年参加いただく皆さんに楽しみにしていただけるイベントとなり、われわれも楽しみに準備してきました。ゲストチャンピオンの皆さんの献身的なサポートもあって、選手の皆さんはもちろん、参加ジムの指導者の方やご父兄や観戦にお越しいただいた皆さんにも喜んでいただき、開催の疲れも吹き飛ぶぐらいの達成感がありました」と振り返った。
野上真司オーナーは「恒成チャンピオンをはじめ、ゲストチャンピオンの皆さんも『今の子供たちは本当にすごい』と感心していました。いつかは、恒成君を追い越すようなスーパースターがこの中から育ってくれることを夢見て楽しみにしています」と期待した。
2026年08月09日 17:36
◆マリーゴールド「SUMMER Destiny2026」(9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた)
マリーゴールドは9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で「SUMMER Destiny2026」を開催した。
セミファイナルのスペシャルタッグマッチで岩谷麻優とビクトリア弓月がSareee、彩羽匠の「スパーク・ラッシュ」と復帰戦で対決した。
スーパーフライ級王者の岩谷は右足親指の骨折で4・11大阪大会を最後に欠場。弓月は右ヒザ前十字ジン帯損傷で4・19札幌大会を最後に休んでいたが岩谷が7・30後楽園ホール大会で8・9大田区での復帰を電撃表明。弓月と組んで「スパーク・ラッシュ」との対戦が決定した。
岩谷とSareeeは、スターダムの2024年4・27横浜BUNTAI大会でIWGP女子選手権で対戦して以来、2年4か月ぶりの対戦となった。この時は王者の岩谷がSareeeに勝利。以後、岩谷はマリーゴールドへ移籍したが、団体が変わってもSareeeは岩谷との再会マッチを待望してきた。
注目のゴング。Sareeeは岩谷を先発に指名したが弓月が割って入りドロップキックで先制。Sareeeもエルボーで迎撃し激しい打撃戦を展開した。Sareeeが彩羽にタッチすると岩谷がリングイン。彩羽と打撃の応酬を経てついにSareeeとマッチアップした。
Sareeeのエルボーを真っ向から受けた岩谷はダイビングボディープレスで逆襲。緊迫感あふれる攻防を展開した。さらにSareeeが岩谷の背中へ強烈な蹴りをたたき込めば、弓月が彩羽の顔面にドロップキックを突き刺すなど激闘に発展した。
彩羽が岩谷へフライングニールキックからサソリ固めで捕獲。さらにSareeeが顔面へのドロップキックを連発し追い込んだが岩谷も顔面ドロップキックを突き刺し逆転。さらに場外へ転落したSareeeへトペを敢行した。弓月がダイビングボディーアタックで追撃した。
それでも「スパーク・ラッシュ」は巧みな連係で逆襲すると、Sareeeがダイビングフットスタンプで弓月を追い込んだ。目まぐるしい攻防からSareeeが裏投げで弓月を投げ捨てると岩谷がリング上で孤立。雪崩式パワーボムで彩羽にたたき付けられると、岩谷はグロッギー。今度は弓月が孤立し最後はSareeeが裏投げで弓月を沈め、勝利を飾った。
マイクを持ったSareeeは弓月の髪の毛をつかんで「もっともっと強くなれよ。またやってやるよ」とゲキを飛ばすと、岩谷へ「私の本命はず〜っと岩谷麻優なんだよ、やっと捕まえたよ。今日で終わりじゃないよな?頼むよ女子プロレス界のアイコン」とネクストを熱望した。
岩谷はマイクで「4か月ぶりの試合、岩谷麻優が復帰してみなさんうれしいですか?」と観客へ呼び掛けると「弓月、今日は組んでくれてありがとう。めちゃめちゃ心強かった」と弓月へ感謝した。
そしてSareeeと彩羽へ「この2人と闘ってくれてありがとう。感謝しています」と伝えたが「疲れすぎで。今のSareeeが言ったこと何も聞いてなかった、ゴメン」と再戦要求をスルーした。
続けて「4か月ぶりでこの相手キツイよね。めちゃくちゃ強かった」と絞り出し「実質こっちのチームは負けてないと思う」と強がると彩羽がマイクを持ち「負けたんだよお前たちは」と通告し、Sareeeと岩谷へ「この2人のシングル見たいな」と一騎打ちを熱望し弓月へ「生意気小娘。…嫌いじゃないよ」と実力を認めた。
最後に弓月が「匠さん、Sareeeさんの強さを今日、改めて身に染みて感じました。でも、私は麻優さんも含めこの3人の位置に必ずたどり着いてみせるんで。その日が来たら私と闘ってください。必ず超えてみせます」と宣言した。
バックステージで岩谷は復帰戦に「4か月ぶり…きつかった…しんどかった…つらかった…痛かった」とうめき「今は負けたし、何かネガティブなことばっかり出てきちゃうな。でも4か月ぶりの試合最高だった」とほほ笑み「プロレス大好き…そう思えた。まだまだプロレス頑張ろう」と完全復活へ前を見据えた。
2026年08月09日 16:53
新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」9日高崎大会のAブロック公式戦で、大岩陵平(27)がジェイク・リー(37)から5勝目を挙げた。
2026年08月09日 15:46
◆マリーゴールド「SUMMER Destiny2026」(9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた)
マリーゴールドは9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で「SUMMER Destiny2026」を開催した。
第3試合の「メガトンの大冒険」でメガトンが傾奇者Uと対戦した。試合前まで「傾奇者U」とのみ発表されていた相手は、ほぼ100%の予想通りウナギ・サヤカが登場した。
ウナギは今回がマリーゴールド初参戦。マイクを持ってメガトンを罵倒するなどやりたい放題。最後は、城門突破でメガトンを沈めた。
試合後のリングで「オイ!マリーゴールド!他団体の客持ってそうなヤツ呼んで、客集めるんじゃなくてお前ら1人1人で自分の足でしっかり立つところから始めろ!」と挑発。さらにリングサイドで見守るロッシー小川代表へ「お前が逃した魚はデカかったなぁ」と見下し「マリーゴールド!気が向いたら、またな」と継続参戦へ含みをのこした。
バックステージでメガトンと現れたウナギは「おい、ロッシー小川、なんだよ、この雑魚」と突きつけ、マリーゴールドの選手へ「ロッシー小川についてきたら上がれると思ったらダメだからね。もうあれただのジイさんだから。自分の力で自分の足で立って自分で何かをつかまないと、この世は前に進まねぇから」と罵倒し「お前ら大田区とか両国とかでっかい箱抑えてるみたいだけど、ウナがやった方が普通に全然入ると思うから、お前らの枠奪いにきてやってもいいぞ」と宣言した。
そして、メガトンからタッグを懇願され「絶対に嫌だよ!ケガするから絶対に嫌だよ」と完全拒否していた。
2026年08月09日 15:44
全日本プロレス9日の後楽園大会で「ゼンニチJr.フェスティバル 2026」が開幕。Aブロック公式戦で、吉岡世起(38)がMUSASHI(36)との「むーちゃんせーちゃん対決」を制し、勝ち点2を獲得した。
2人は仲良しコンビで、アジアタッグ王座を2度戴冠したものの、昨年大みそかの代々木大会でベルトを失い決別。1月25日幕張大会のスペシャルシングルマッチでは、MUSASHIが勝利した。そして3月20日の八王子大会で仲直りした。
この日のメインで、両者はスピーディーな攻防を展開。吉岡が場外のMUSASHIにケブラーダを放てば、ノータッチトペコンヒーロで反撃される。
一進一退の激しい攻防が続く中、終盤に吉岡がラリアートからバズソーキック、MADE IN JAPANで畳みかける。最後は必殺技のクラッシュドライバーでMUSASHIを沈めた。
試合後、マイクを握った吉岡は「開幕戦、MUSASHIに勝ったぞ!」と観客に向けて絶叫。「いつも、いつも俺を限界まで追い込んで、限界を変えさせてくれるMUSASHIには感謝したい」と語った。
また、吉岡は熊本・熊本市出身。故郷では7月28日に「令和8年熊本地震」が発生し、建物やインフラなどに甚大な被害が生じている。吉岡は会場に詰めかけた観客と一緒に「かまだせ熊本!」と叫び、大会を締めくくった。
バックステージでは「聞いたでしょ、後楽園のお客さんの熊本コール。この声を、思いを届けるのが俺の役目だから。今回はそんな負けられない思いも背負って、Jr.フェスティバルを優勝するぞ!」と故郷のためにもVを誓った。
2026年08月09日 15:17
「格闘技世界一決定戦50周年記念アントニオ猪木VSモハメド・アリメモリアル展」が9日、東京・新宿の京王プラザホテルでスタートした。メディア内覧会には、故アントニオさんの弟子でレジェンドの藤波辰爾(72)、藤原喜明(77)、初代タイガーマスク(佐山サトル=68)、前田日明氏(67)が集結し、伝説の一戦への思いを語った。
プロレスNWF世界王者の猪木と、ボクシング世界ヘビー級王者のアリは1976年6月26日に日本武道館で激突。3分15ラウンドを戦い引き分けた。動きの乏しい試合内容に世紀の大凡戦と酷評されたが、総合格闘技(MMA)の浸透とともに究極の真剣勝負と再評価された。
前田氏は「猪木VSアリ」の後日談も披露。新日本プロレス専務取締役営業本部長だった故新間寿さんから「モハメド・アリの弟子にしてやるから」と言われ、新日本に入門したことは有名なエピソードだが、プロボクサーとしてアリの弟子になることはなく格闘王として成功を収めた。ただ、憧れだったアリと初めて対面できたのは、猪木さんの引退試合が行われた98年4月4日の東京ドーム大会まで待たなければならなかった。
猪木さんとアリは伝説の一戦の後、親交を深めている。パーキンソン病で闘病中だったアリは、猪木さんの引退試合のためにわざわざ来日。平成の仕掛け人と呼ばれた故永島勝司さんのプロデュースだったが、前田氏も師匠の引退セレモニーに立ち会うため東京ドームに来場した。「アリが来てるというので、渉外の(ケン)田島さんに『アリに会わせてくれ』と言ったら、ダメだと」と断られた。それでも「アリの弟子にしてやるって新日本に入ったのに、アリに会えないなら帰るとごねたら、会わせてくれた」と、アリとの対面が実現した。
本人に、弟子になるために新日本に入ったと伝えると「ちょっと構えてみろ」と、ファイティングポーズを取らされた。アリはわずかに体を動かし「今のは見えたか?」と聞かれたという。前田氏は「いえ、見えませんでしたよ」と正直に答えたところ「今俺はな、パンチ10発打った」と語ったとか。
アリの思わぬおちゃめな一面に、報道陣も大爆笑。前田氏はIDパスに貴重なサインをもらったことを明かし、笑顔を浮かべていた。
同展は31日まで開催予定。
2026年08月09日 15:00
全日本プロレス9日の後楽園大会で、3冠ヘビー級王者・宮原健斗(37)が次期挑戦者・安齊勇馬(27)に格の違いを見せつけた。
2026年08月09日 14:58
【昭和〜平成スター列伝】東スポWEBで連載中の桜庭和志の自伝「グレイシーハンターの真実 IQレスラー桜庭和志 実録 桜道」が大好評のうちに佳境を迎えている。プロレスから総合格闘技まで奥深い裏話の数々が続き、読んだら止められない読者の方も多いはずだ。
桜庭が名前を一気に高めたのは、やはりグレイシーハンターとしてだろう。1990年代終盤から続いたグレイシー一族の最強伝説を粉々に砕いた功績は大きかった。桜庭が初めてグレイシー一族と対戦したのは99年11月21日有明コロシアムの「PRIDE.8」でのホイラー・グレイシー戦で、日本人として実に48年ぶりにグレイシー一族から勝利を挙げている。
「桜庭が大仕事をやってのけた。1Rから打撃で圧倒。面白いようにローキック、ソバットを叩き込んだ。ホイラーは太ももからスネにかけて紫色にハレ上がり、スタンドの攻防ができなくなった。2Rも寝転ぶホイラーにボコボコと蹴りの嵐からタイムアップ間近に寝技で勝負をかけた。腕がらみで右腕をとらえると骨折寸前まで絞り上げた。あまりのひねり具合にレフェリーが試合をストップ。『参ったはしていない』と叫ぶ実兄・ヒクソンの抗議もむなしく、桜庭の勝利が告げられた。日本人選手としては1951年にブラジルで柔道家・木村政彦がエリオ・グレイシーを下して以来のグレイシー一族撃破で、もちろんグレイシーと名のつく選手に初めて勝ったプロレスラーとなる。桜庭は『タップ(参った)してないというが、どうやって逃げたか教えてほしい。テクニックがあると言われた割にはなかった』と余裕たっぷりに振り返った」(抜粋)
この試合、桜庭は「ホイラーもタップはしない。残り2分。この試合は向こうの要求でレフェリーストップなし、時間切れは判定なしの引き分けと決まっていたんですよ。でも引き分けじゃ面白くない。だから島田裕二レフェリーに『このままいったら外れますよ!』って。レフェリーストップがないのは分かっていたから、お客さんへのアピールだったんですけど、島田さんが止めちゃったんです。その瞬間は『あら!? 止めちゃった? まあいいや。俺じゃねえし』って感じでした(笑い)」と振り返っている。
しかし誰が見てもホイラーの右腕があり得ない方向にねじ曲がっており、レフェリーの判断はごく妥当なものだった。
翌年5月、東京ドームの「PRIDE GP 2000」決勝大会では15分無制限ラウンドでホイス・グレイシーと対戦。実に90分に及ぶ死闘の末、7R開始直前にホリオン・グレイシーがタオルを投入して桜庭が歴史的な勝利を決めた。ホイラー、ホイス、ヘンゾ、ハイアンらグレイシー一族相手に4連勝を決めたのは日本人ではもちろん桜庭ただ一人。常に風のごとくひょうひょうとした男が、日本マット史に不滅の金字塔を立てた一戦だった。 (敬称略)
2026年08月09日 14:10
「格闘技世界一決定戦50周年記念アントニオ猪木VSモハメド・アリメモリアル展」が9日、東京・新宿の京王プラザホテルでスタートした。メディア内覧会には、故アントニオ猪木さんの弟子で豪華レジェンドが集結し、「猪木vsアリ」への思いを語った。
プロレスNWF世界王者の猪木と、ボクシング世界ヘビー級王者のアリは1976年6月26日に日本武道館で激突。3分15ラウンドを戦い引き分けた。動きの乏しい試合内容に世紀の大凡戦と酷評されたが、総合格闘技(MMA)の浸透とともに究極の真剣勝負と再評価された。伝説の一戦から50周年を迎え、調印式の会場でアリの宿泊先だった同ホテルで、貴重な品々が展示されている。
この日は藤波辰爾(72)、藤原喜明(77)、初代タイガーマスク(佐山サトル=68)、前田日明氏(67)のレジェンドがオープニングセレモニーに出席。藤原は「当時、2シリーズ休んで猪木さんにずっとついていた。すごい落ち込んでいた。ニコニコしながら異常に明るく(猪木さんが)『藤原、俺、勝てるよな』と言うので『勝てます!』という感じ。気持ち(の起伏)が激しかった。お金もかかってるし万が一、負けたら新日本プロレスもつぶれる。猪木さんもプロレスラーとしていられなくなる。本当の意味で、生か死かの真剣勝負だった」と、当時の猪木さんの心境を振り返る。
前年に新日本に入門していた初代タイガーは「30代の猪木さんが会社をかけて、ボクシングの世界王者と戦う。勇気あるしびっくりする。僕らにとっては猪木イズムは格闘技の原点」と感嘆。当時は高校3年生だった前田氏は「学校を早抜けして家で見た。総合格闘技は誰がつくったかと言えば、猪木さんだと思う。そういう方面の道をつくった。猪木さんは『相手にナメられたらダメだ』と言ってて、アメリカンスタイルのショープロレスではなく、どの分野の格闘技の選手が来ても参考になるような技術と技術の応酬をしろ、と」などと熱く語り、指をピストル型にしてみせた。
一番弟子の藤波は、米国・ノースカロライナ州に遠征中で「海外の会場では控室にモニターを置いてなかったが、この日はモニターに群がってみんな見ていた」と、海外のレスラーの注目度を証言した。「忘れることができない出来事。脳裏から離れられない」と世紀の一戦に思いをめぐらせていた。
同ホテルでは「POP UP STORE」も開催され、史上初めてとなる「猪木VSアリ」の公式グッズが販売されている。「猪木アリ展」は31日まで。
2026年08月09日 13:50
全日本プロレス9日の後楽園大会で、9月9日の品川大会で開幕する「王道トーナメント」の全出場者16名が発表された。
毎年恒例のトーナメントで、昨年は宮原健斗が優勝して3冠ヘビー級王座の挑戦権を獲得。昨年9月に当時の王者・斉藤ジュンを破ると、ここまで8度の防衛に成功している。また、9年連続1回戦敗退中の青柳優馬が鬼門を突破できるかにも注目が集まる。
今年の出場者は以下の通り。
宮原健斗
安齊勇馬
潮崎豪
鈴木秀樹
綾部蓮
斉藤レイ
斉藤ジュン
芦野祥太郎
本田竜輝
青柳優馬
羆嵐
関本大介
ザイオン
オデッセイ
ティモシー・サッチャー
小河彪(アップタウン)
また1回戦の組み合わせも発表された。来月9日の品川大会で綾部VS潮崎、小河VS宮原、サッチャーVS鈴木、同12日の黒部大会で羆嵐VS本田、関本VS芦野、オデッセイVSザイオン、同13日の松本大会で優馬対ジュン、安齊VSレイが行われる。
2026年08月09日 12:38
2022年10月1日に亡くなった国民的プロレスラー、アントニオ猪木さん(享年79)が1976年6月26日に日本武道館でプロボクシング世界ヘビー級王者ムハマド・アリさんと「格闘技世界一決定戦」で闘ってから50年を記念した展覧会「格闘技世界一決定戦50周年記念 アントニオ猪木VSモハメッド・アリ メモリアル展」(報知新聞社後援)が9日、新宿区の京王プラザホテル本館3階アートロビーで開幕した。
2026年08月09日 11:57
全日本プロレス9日の後楽園大会で、85歳で死去したドリー・ファンク・ジュニアさんの追悼10カウントゴングが行われた。
この日の試合前に追悼式が行われ、全日本の選手たちはリングサイドに整列。追悼のゴングが鳴り、全日本の新土裕二リングアナが「赤コーナー、第4代PWF会長ドリー・ファンク・ジュニア」と読み上げた。入場曲「スピニング・トー・ホールド」が流れると、観客も曲に合わせて拍手を送った。
ドリーさんは弟・テリーさん(故人)とのタッグ「ザ・ファンクス」で絶大な人気を誇り、70年〜80年代に王道マットで活躍。2013年10月に全日本の王座の管理、認定を行うPWFの4代目会長に就任していた。
また、会場ロビーには献花台も設置された。
2026年08月09日 10:00
【プロレス蔵出し写真館】グレート・テキサンドリー・ファンク・ジュニアさんが8月4日(日本時間5日)に死去した(享年85)。プロレスOB会「カリフラワー・アレイ・クラブ」が発表した。
地元紙の取材を受けたドリーさんの妻マーティ夫人は、ホスピスケアを受けている最中に帰らぬ人となったと話した。
ドリーさんは今から57年前の1969年(昭和44年)2月11日、米フロリダ州タンパで実力者の荒法師ジン・キニスキーを破り、28歳で当時、プロレス界最高峰のNWA世界ヘビー級王座を奪取した。
その年の11月26日、オリジナルホールド、スピニングトーホールドを引っさげ初来日したドリーさんは見かけとは裏腹にジャイアント馬場、アントニオ猪木と一歩も引かずやり合った。12月2日、大阪府立体育会館で行われた猪木との60分ノーフォール時間切れ引き分けの一戦は、後年、猪木自身が「オレのベストバウト」と語り、名勝負との誉れが高い。
さて、「スタミナなら誰にも負けない自信があったが、今日はドリーの前にカブトを脱ぐしかないな」。試合後、馬場がそう言って舌を巻き、「何!? 馬場が倒れた? ハートアタックになって倒れたのか?」。ドリーさんが肝を冷やす試合があった。
その試合は再来日したドリーさんが、馬場のインターナショナル選手権に挑戦した一戦だ。
万博で日本中が沸き返る昭和45年。7月30日の大阪府立体育会館がその舞台となった。この日の府立は、午後4時ごろに長蛇の列ができ、久々に超満員8500人の観衆で埋まった。冷房設備のなかった館内は人いきれとテレビ中継のライトで、43度近い暑さとなった。入場者全員にウチワが配られたものの効果はなく、リングサイドには上半身裸になる観客まで現れるほど。リング上の温度はそれ以上だったことは間違いない。
試合は60分3本勝負で行われ、1本目はドリーさんが必殺技への布石を打つ。馬場の2発目のタックルをスライディングレッグシザースで切り返し、レッグロックからトーホールド。執拗な足殺しに終始する。最後は馬場の巨体をダブルアームスープレックスで叩きつけ、17分20秒で先取した。
2本目、テキサスブルドーザーで揺さぶる馬場をバックドロップで投げるドリーさん。足がロープにかかり命拾いした馬場は、必殺32文ロケット砲をさく裂させ、28分20秒、1−1のタイに持ち込んだ。
決勝の3本目は死力を振り絞り32文とバックドロップの応酬だ。両者はもつれ合ったまま場外に転落し、馬場の水平チョップにドリーさんはエルボースマッシュで応戦する。果てしなく続く場外戦は、ついに6分55秒、両者リングアウトの裁定が下り引き分けとなった。
リングに戻った馬場は人目をはばからずダウンした(写真)。
ドリーさんは少し息が切れているだけで控室でカメラマンにポーズを取っていたが、馬場はリング上でベルトを手渡されても立っているのがやっと。控室へ戻る途中、機械室で伸びてしまった。
付け人の轡田友継(後のサムソン・クツワダ)に抱えられるように控室に戻ったが、記者団に口を開いたのは20分過ぎのこと。そして馬場はドリーさんへの畏敬の念を語ったのだった。
この試合をテレビで見ていたという渕正信は、プロレスラーになってから本人から話を聞いたと教えてくれた。
渕 馬場さん、ドリー揃って「一番ハードな試合だった」って言ってた。ドリーが「ハートアタック(心臓発作)になるかと思った」って言ったら、馬場さんは「オレもそうだった。お母さん助けてって思った」って。
馬場の脳裏に母・ミツさんが浮かんだという(※当時存命)。
渕 ドリーは「観客も汗みどろで、こっちも汗が乾き切ってた。試合中、レフェリーの沖識名に『大丈夫か? オレたちがこんなにキツいんだから、年寄り(※66)のあなたはもっと大変じゃないか?』」って聞いたらしい。「あのときはオレも心臓が苦しかったし、馬場は試合後にテレビのインタビューを受けて、何とか控室へ帰ったんだなと思ってた。そしたら、後から馬場が倒れたって聞いてビックリした。これは大変なことになった」と思ったって。
ドリーさんは73年5月24日、ミズーリ州カンザスシティーでハーリー・レイスに王座を明け渡すまで、4年3か月の長期政権を築いた。
渕は「ドリーは馬場さんとやった3日後(8月2日)に猪木さんと60分(時間切れ)試合やってるんだよな」。そう感心したようにつぶやいた。
馬場が後年「自分から場外に逃げて引き分けを狙った」と告白するほど、ドリーさんは無尽蔵のスタミナを誇っていた(敬称略)。
2026年08月09日 07:44
◆「ONE SAMURAI 2」(8日、東京・、EBARA WAVE アリーナおおた)
格闘技イベント「ONE SAMURAI 2」が8日、東京・、EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で行われた。
「ONE SAMURAI フェザー級キックボクシング・トーナメント」準々決勝で元ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者の野杁正明が中国のリウ・メンヤンと対戦した。
野杁は2024年12月の『ONE Friday Fights 92』でリウに判定で敗れている。リベンジマッチとなった一戦で野杁は左フックで1回2分59秒、KO勝利し準決勝に進出した。
野杁は今大会最高額のファイトボーナス1500万円を獲得。準決勝でイランのモハメド・シアサラニと対戦する。
準決勝には他に中国のルオ・チャオ、マラット・グレゴリアン(アルメニア)が進出した。と対戦する。
次回大会「ONE SAMURAI 3」は9月12日に横浜BUNTAIで開催される。