©sports-topics.net 2026
2026年08月09日 10:27
「全国高校野球選手権・1回戦、花巻東4−2新田」(9日、甲子園球場) 4年連続出場の花巻東が、今春の四国大会を制した新田を破り、2年連続の初戦突破を果たした。 プロ注目のスラッガー、花巻東・古城大翔内野手(3年)は「4番・一塁」で先発。3打数2安打で新田の186センチ右腕・築山朔弥投手(3年)の攻略に貢献した。 二回無死はチーム初安打となる中前打を放ち、斎藤蒼梧捕手(2年)の先制左前適時打へつなげた。四回1死は死球で出塁すると、1死満塁となって相手の暴投で2点目を奪った。 六回は左翼フェンス手前への大飛球を放ち、相手左翼が捕球できず二塁打となり、久保村冠太外野手(2年)の適時打で生還した。 八回無死三塁は投手へ鋭いライナーを打ち返したが、相手の反応で捕球された。それでも続く1死三塁から三塁走者・赤間史弥外野手(3年)が好走塁を見せる。 萬谷堅心投手(3年)が右翼前方へ飛球を打ち上げると、赤間は三塁ベースを踏んだ後、少し本塁方向へステップしたがタッチアップはしない仕草を見せていた。 しかし、右翼手が二塁手にアンダートスする様子を見ると一気に加速。二塁手は本塁へ背中を向けており、気付いておらず、赤間が一気に本塁を駆け抜けると、甲子園のスタンドにはどよめきが響いた。 同じ時間帯では、米国で先輩のドジャース・大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦で7連敗脱出を狙う中、後輩が先に白星を上げた。 また、岩手県勢は愛媛県勢に夏の甲子園では5戦5勝となった。
2026年08月09日 12:42
● ダイヤモンドバックス 1−2 ドジャース ○
<現地時間8月8日 チェイス・フィールド>
ロサンゼルス・ドジャースが今季ワーストの7連敗から脱出。大谷翔平投手(32)は「1番・指名打者」でフル出場し、決勝タイムリーを記録。先発登板した山本由伸投手(27)は6回途中無失点という投球だった。
中6日で登板した山本は初回から二死一、二塁とピンチを招くも、5番ヌートバーを初球カットボールで二ゴロに打ち取って無失点の立ち上がり。5回裏には一死一、二塁のピンチでギアを切り替え1番ペルドモ、2番キャロルを2者連続の見逃し三振。スコアレスで試合を折り返した。
山本は6回裏に無死一、二塁とピンチを作ったが、3度目の対戦となった5番ヌートバーを二直、6番アレナドを左飛に打ち取って降板し、2番手右腕エバン・フィリップスが7番タワも右飛に断って無失点。続く7回裏、3番手左腕アレックス・ベシアも一死一、二塁と走者を溜めながら、先制点は与えなかった。
打線は8回表、先頭の6番カイル・タッカーが2番手右腕ロアイシガを捉え、ついに均衡を破る11号先制ソロ。その裏には4番手右腕カイル・ハートが二死満塁の大ピンチを招いたものの、5番手左腕タナー・スコットが9番ウォルドシュミットを中直に仕留め、窮地を切り抜けた。
ところが1点リードの9回裏、守護神エドウィン・ディアスが先頭打者ペルドモに右中間への三塁打を許し、2番キャロルに左翼線へ適時三塁打。逆転こそ阻止したものの、連日のセーブ失敗を喫した。
それでも延長10回表、二死一、三塁の好機で大谷が適時内野安打を放って勝ち越しに成功。7番手左腕ジャック・ドレーヤーは10回裏、一死一、三塁の場面で前日サヨナラ打の9番ウォルドシュミットを投ゴロ併殺に打ち取って試合終了。7試合連続逆転負けに終止符を打ち、8月の初勝利を挙げた。
大谷は5打数1安打、1打点、2三振という内容で11試合連続出塁を記録。今季成績は打率.294、25本塁打、71打点、OPS.945となった。
山本は5回2/3、107球を投げて3被安打、4四死球、6奪三振、無失点という内容で勝敗付かず。ここまで21登板で11勝7敗、防御率2.65を記録している。
2026年08月09日 12:13
反撃の流れをつくった26号
【MLB】Wソックス 6ー3 ガーディアンズ(日本時間9日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「2番・一塁」で先発出場。6回に2試合連続となる26号ソロを放つなど、3打数1安打1打点1四球で逆転勝利に貢献した。試合後、取材に対応した村上は「入ると思っていました」と、逆方向弾への手応えを語った。
2点を追う6回1死で迎えた第3打席で快音を響かせた。ウィリアムズが投じた99.8マイル(約160.6キロ)の高速シンカーを捉えた打球は、左翼ポールに直撃。村上は「(捉えている感触は)ありました。(距離的にも)入ると思っていました」と会心の一発を振り返った。
怪我から復帰後、6本目のアーチで30号の大台にあと4本とした。徐々に戻りつつある長打力に、村上は「戻ったかどうか分からないけど進化しているつもり。先に進んでいると思います」と強調。また、連続試合出塁を24に伸ばした。「毎日の積み重ねの結果なので、あまり意識はしていません」と語ったが、ホワイトソックス打線に、村上はなくてはならない存在となっている。
この日も村上の26号以降、ホワイトソックス打線がつながり、6回に一挙5点を奪いガーディアンズを逆転。連敗を4でストップし、がっちりと首位をキープした。(Full-Count編集部)
2026年08月09日 12:05
「全国高校野球選手権・1回戦、花巻東4−2新田」(9日、甲子園球場)
2年連続初戦突破となった花巻東は午前8時開始の試合で、エースの萬谷堅心投手(3年)が指、3番・赤間史弥外野手(3年)は足がつるアクシデントがあった。
佐々木洋監督は「萬谷が指をつったり赤間もつったり。最後の最後までハラハラしてました」と振り返り、「私はきょう涼しいなと思っていたんですけど。あんまりつらないんですよ、うちの選手たち。普段から結構鍛えているので。だから今日びっくりして。暑かったのかなと。珍しかったです」と驚いた。
萬谷は八回の守備に就く前に指がつって治療に入った。他の選手は守備位置についていたが萬谷の治療のため、いったん両チームの選手らはベンチへ引き上げた。萬谷はそのまま降板となり、右翼に入った。
代わってマウンドには「3番・左翼」で先発していた赤間が上がった。すると、その赤間も九回の投球練習中に左足のふくらはぎがつった。「つりやすくはないとおもうけど、暑さでつってしまったのかなと」と振り返った。
降板後は左翼の守備へ。1死一塁から左翼後方への大飛球を全力で追って好捕も見せた。「自分が足つって後輩の菅原にマウンドをたくしたので、助けたい思いでボールを追いました。痛みというよりボールを絶対落とさないんだという気持ちが強かった」と振り返った。
佐々木監督は「(赤間は)足が相当つっていたので出場させるのは難しいかなと思っていた。(相手が)打った瞬間やばいなと思ったんですけど、背走して捕ってくれて」と勝利に貢献したプレーをたたえていた。
2026年08月09日 11:54
オリックスは9日、平野佳寿投手(42)が、今季限りで現役を引退することを発表した。
2026年08月09日 11:52
阪神・木浪聖也内野手が9日・中日戦(京セラ)から1軍に合流することが同日、分かった。7月13日に今季初めて出場選手登録を抹消されて以来、約1カ月ぶりに1軍に復帰する。
木浪は2軍降格後、ファームで14試合に出場。打率・234ながら直近4試合連続安打、同3試合連続打点を記録し、調子を上げてきていた。
現状、1軍の遊撃は元山、熊谷を中心に起用され、小幡が8日に登録抹消となったばかりだった。2軍降格後も「こっちでもやれることがあるので、しっかりやろうと」と若手にまじって汗を流し続けた木浪。連覇を目指し、首位争いを繰り広げるチームの力になるため、1軍に帰ってくる。
また、この日、SGLで行われている2軍残留練習に立石が合流。このまま出場選手登録を抹消されるとみられる。
2026年08月09日 11:47
逆転勝利につながった村上の逆方向弾を放送席も絶賛
【MLB】Wソックス 6ー3 ガーディアンズ(日本時間9日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「2番・一塁」で先発出場。6回に2試合連続となる26号ソロを放った。試合の展開を変えた逆方向への一撃を、米放送局「FOXスポーツ」の放送席も称えた。
2点を追う6回1死で迎えた村上の第3打席。ここまで無失点投球のウィリアムズが投じた3球目の99.8マイル(約160.6キロ)の高速シンカーに反応。真ん中付近に入ってきた100マイル近い変化球を捉えた打球は、打球速度101.1マイル(約162.7キロ)、飛距離347フィート(約105.8メートル)、角度28度で逆方向の左翼席に着弾した。
米放送局「FOXスポーツ」で実況を務めたアダム・アミン氏は「ときに速球に対して苦戦することはありましたが、当てれば(相手に)ダメージを与えることができます」と絶賛。解説を務めたアダム・ウェインライト氏も「ものすごいパワーの持ち主です。外角へ投じられた約100マイルのシンカーに対して、引っ張ろうとせず、投じられたコースに対して(素直に)バットを振りました。逆らうことなく、レフトへ一直線に打ちました。素晴らしい打撃です」と、パワーだけではない卓越した技術を評価した。
同じく解説を務めた球団OBのAJ・ピアジンスキー氏は「低めのシンカーをレフトポールまでもっていきましたが、ほとんどの左打者はこういう打撃はできないです」と、試合の流れを大きく変えた一発を称えた。
村上の26号以降、ホワイトソックス打線がつながり、6回に一挙5点を奪いガーディアンズを逆転。前日7日(同8日)の同戦は敗れたが、この日は逆転で首位攻防カードを制した。村上の161キロ粉砕弾が勝利を呼び込む形となった。(Full-Count編集部)
2026年08月09日 11:28
「全国高校野球選手権・1回戦、花巻東4−2新田」(9日、甲子園球場)
花巻東が相手の隙を突いた好走塁で貴重な追加点を奪い、今春四国大会王者の新田を破って初戦を突破した。
3−2の八回1死三塁だった。萬谷堅心投手(3年)が右翼前方へ飛球を打ち上げた。
この時、三塁走者・赤間史弥外野手(3年)は三塁ベースを踏んだ後、少し本塁方向へステップしたが、タッチアップはしないしぐさを見せていた。
しかし、右翼手が二塁手にアンダートスする様子を見ると一気に加速。この際、中継に入った二塁手は本塁へ背中を向けており、赤間のスタートに気付いていなかった。
赤間は「ライトの返球の仕方だったり、セカンドがどういうふうに(ボールを)もらうか見ながら。ライトがボール捕球してからセカンドへトスするようにボールを渡したので、弱いボール握り変えも少し大変だと思ったので、そのタイミングで狙って走りました。自分の独断で」と振り返った。本塁へスライディングで生還すると、甲子園のスタンドにはどよめきが響いた。
チームメートの菊池楽人外野手(3年)が成功させていたといい、「花巻東として練習で、意識高く相手の隙をつくことをやっていたのでそこが出た」と胸を張った。
佐々木洋監督は「練習はしていた。大舞台でああいうプレーが出たのはうれしい」と称賛した。
2026年08月09日 11:02
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(27)が現地時間8日、敵地でのダイヤモンドバックス戦に先発登板。
2026年08月09日 10:27
「全国高校野球選手権・1回戦、花巻東4−2新田」(9日、甲子園球場)
4年連続出場の花巻東が、今春の四国大会を制した新田を破り、2年連続の初戦突破を果たした。
プロ注目のスラッガー、花巻東・古城大翔内野手(3年)は「4番・一塁」で先発。3打数2安打で新田の186センチ右腕・築山朔弥投手(3年)の攻略に貢献した。
二回無死はチーム初安打となる中前打を放ち、斎藤蒼梧捕手(2年)の先制左前適時打へつなげた。四回1死は死球で出塁すると、1死満塁となって相手の暴投で2点目を奪った。
六回は左翼フェンス手前への大飛球を放ち、相手左翼が捕球できず二塁打となり、久保村冠太外野手(2年)の適時打で生還した。
八回無死三塁は投手へ鋭いライナーを打ち返したが、相手の反応で捕球された。それでも続く1死三塁から三塁走者・赤間史弥外野手(3年)が好走塁を見せる。
萬谷堅心投手(3年)が右翼前方へ飛球を打ち上げると、赤間は三塁ベースを踏んだ後、少し本塁方向へステップしたがタッチアップはしない仕草を見せていた。
しかし、右翼手が二塁手にアンダートスする様子を見ると一気に加速。二塁手は本塁へ背中を向けており、気付いておらず、赤間が一気に本塁を駆け抜けると、甲子園のスタンドにはどよめきが響いた。
同じ時間帯では、米国で先輩のドジャース・大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦で7連敗脱出を狙う中、後輩が先に白星を上げた。
また、岩手県勢は愛媛県勢に夏の甲子園では5戦5勝となった。
2026年08月09日 10:19
シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が現地時間8日、本拠地でのガーディアンズ戦に「2番・一塁」で先発出場。第3打席で26号本塁打を放った。
エース右腕ウィリアムズに対する首位攻防カード2戦目。2点を追う6回裏に第3打席を迎えた村上は、カウント1-1から99.8マイル(約160.6キロ)のシンカーを鋭く振り抜き、左翼ポール際への26号ソロ。2試合連続の本塁打で1点差に迫った。
2026年08月09日 10:11
首位攻防カードで一発
【MLB】Wソックス ー ガーディアンズ(日本時間9日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「2番・一塁」で先発出場。2試合連続となる今季26号を放った。自身が持つ日本人選手1年目の本塁打記録を更新。豪快弾にシカゴは大歓声に包まれた。
7日(同8日)の同戦で6試合ぶりの一発を放った村上が、2試合連続で快音を響かせた。30号の大台まであと4本。7月29日(同30日)に23号を放ち、大谷翔平投手(ドジャース)がメジャー1年目に記録した22本を上回ると、前日の25号で岡本和真内野手(ブルージェイズ)を抜き単独トップとなっていた。
村上はメジャー1年目から、3・4月で12本塁打をマーク。日本人&球団タイ記録の5試合連発を放つなど、ア・リーグ最速で20号の大台に到達した。しかし5月29日(同30日)のタイガース戦で、右太もも裏の肉離れで負傷者リスト入り。メジャー復帰も長打力は鳴りを潜めていたが、27日(同28日)のアストロズ戦で約2か月ぶりの一発を放つなど、1試合2発で自身メジャー最多の6打点をあげた。
試合前時点で村上は80試合に出場し、打率.236、25本塁打、52打点、出塁率.369、OPS.900をマーク。5月にはア・リーグの月間最優秀新人賞を受賞。3年連続で100敗以上を喫し低迷していたホワイトソックスの快進撃を支える活躍を見せており、ガーディアンズとの首位攻防カードでも存在感を示した。(Full-Count編集部)
2026年08月09日 10:07
球団発表
オリックスは9日、平野佳寿選手兼任投手コーチが今季限りで現役引退することを発表した。
2026年08月09日 10:04
トロント・ブルージェイズのマックス・シャーザー投手(42)が現地時間8日、敵地でのフィリーズ戦に先発登板。通算3516奪三振をマークし、歴代単独10位に浮上した。
通算3512奪三振でこの試合を迎えたシャーザーは初回に3番ハーパーを空振り三振に仕留め、3回裏に9番スタッブス、5回裏には8番デラクルーズからも奪三振。この時点で「3515」に記録を伸ばし、1907年から1927年に活躍した殿堂入り投手ウォルター・ジョンソンに肩を並べた。
そして6回裏、先頭の1番シュワーバーをフルカウントから低めいっぱいのフォーシームで釘付けにし、通算3516奪三振。歴代単独10位に浮上し、同9位ゲイロルド・ペリーの記録まで「18」に迫った。
ところがシャーザーは直後の2番ターナー、3番ハーパーに2者連続本塁打を浴び、2対2の同点に追い付かれて降板。現地3月31日の今季初登板以来、4ヶ月ぶりの白星はお預けとなった。
2026年08月09日 10:01
「全国高校野球選手権・1回戦、花巻東4−2新田」(9日、甲子園球場)
花巻東が相手の隙を突いた好走塁で貴重な追加点を奪い、今春四国大会王者の新田を破って初戦を突破した。
3−2の八回1死三塁。萬谷堅心投手(3年)が右翼前方へ飛球を打ち上げた。この時、三塁走者・赤間史弥外野手(3年)が三塁ベースを踏んだ後、少し本塁方向へステップしたがタッチアップはしない仕草を見せていた。
しかし、右翼手が二塁手にアンダートスする様子を見ると一気に加速。二塁手は本塁へ背中を向けており、気付いておらず、赤間が一気に本塁を駆け抜けると、甲子園のスタンドにはどよめきが響いた。
日本石油(現ENEOS)で監督を務めたNHKの解説・坂口裕之氏はに「これは好走塁。すごいですよ。なかなかできないプレーです」と絶賛する好走塁だった。
2026年08月09日 08:20
ロッテの高橋快秀は、プロ初奪三振を磨いてきた“フォークボール”で奪った。
郄橋は25年育成ドラフト2位でロッテに入団し、二軍戦で16試合に登板し、防御率0.00と抜群の安定感を誇り、7月30日に支配下選手登録を勝ち取った。5月までは10回を投げ7奪三振と三振の少なさが課題の一つだったが、6月以降は支配下登録されるまで9回を投げ8奪三振。与四球も5月まで10回を投げ7与四球だったが、6月以降は支配下登録されるまで9回を投げ4与四球と減少。自責点を0で抑えながら、自身の課題を潰してきた。
“課題”といえば、フォークボールもその一つだった。4月28日のソフトバンク二軍戦、1−0の9回先頭のイヒネ・イツアが3ボール2ストライクから空振り三振を奪った6球目のインコース134キロフォークは素晴らしかった。「入団の時から練習していたんですけど、試合でも投げていて全然決まらなくて、この間の試合は結構、一番良かったかなと思います」と喜んだ。
その後は納得のいくフォークボールが投げられずにいた。6月23日の取材では「フォークは全然扱えていないので、練習してこれから掴んでいきたいと思います」とポツリ。自身が思い描くフォークが投げられない中で、「フォーク、スライダー、ストレートだけでなく、キャッチボールからしっかり投げられるように意識してやっています」と課題を持って取り組んできた。
7月15日のオイシックス戦では、5−0の8回一死一塁で左打者のダニエルを2ストライクから低めのフォークで空振り三振に仕留めた。
「少しずつ僕のイメージ通りになってきているのかなと思います」と話し、「この間三振に仕留めた球はちょっとボールだったので、もう少しゾーンから落として空振りを取りたいなというのがイメージです」と口にした。
支配下選手登録後、8月4日の中日二軍戦で1回を無失点に抑え、満を持して8月7日に一軍初昇格。そして、同日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)、2−6の9回にプロ初登板を果たす。
先頭の太田椋に3ボール2ストライクから最速154キロのストレートで四球を与えたものの、続く紅林弘太郎を1ボール2ストライクから151キロのストレートで二併。最後は来田涼斗を2ボール2ストライクから5球目のストライクゾーンからボールゾーンにストンと落ちる140キロのフォークでプロ初奪三振となる空振り三振を奪った。
郄橋本人も「ファームでも投げたことのないくらい落ちていたので、非常に良かったと思います」と驚く1球になった。ストライクゾーンからボールゾーンに落とすことを求めていた中で、理想的なフォークボールだったのだろうかーー。
「昨日(8月7日)くらい落ちてくれれば、いいかなと思います。手応えはだいぶありました」
フォークボールはキャッチボールから意識的に磨いてきた中で、他の選手に握りなど聞いたり、アドバイスをもらったりしたのだろうかーー。
「そんなに聞くということはなかったんですけど、ブルペンでは昨日(8月7日)くらいのフォークが投げられたり、投げられなかったりだったので、昨日(8月7日)は投げられたので良かったと思います」
◆ ストレート
ストレートも投じた12球全て150キロ超え。ZOZOマリンスタジアム初登板となった6月23日の中日二軍戦では、ストレートを10球投じたが150キロ超えは4球で最速は151キロだった。7日のオリックス戦でスピードが出ていた理由について、「自分の中ではそんなに変えたつもりはなかったんですけど、勝手に上がったというか、はい」とポツリ。
スピードが上がった要因は、日々のトレーニングも関係している。「それもあると思います。最近は体の連動性とか、体のスピードアップを重点的にやっています」
高橋の変化球の武器はスライダーではあるが、プロ初登板はストレートとフォークの2球種中心で抑えこんだ。「ストレートで空振りが取れたので、そこは一番自信につながったと思います」と手応えを掴んだ。
スライダーに関しても、「初登板では1球投げたんですけど、空振りを取れて、手応えがあります」と自信を見せた。
二軍で取り組んできたことは「やってきたことは出せたかなと思います」と充実の表情。高橋が昨季までプレーしていた四国ILplus・徳島には毎年のようにドラフトでプロに輩出し、「(阪神の)工藤さんとか、支配下登録された時にも連絡をもらって、しっかり頑張れよという感じで声をかけられているので、頑張りたいと思います」と、現在阪神のセットアッパー・抑えを務める工藤泰成の連絡に感謝し、共闘を誓う。
この1年で「ストレートもそうなんですけど、一番は変化球」と自身の成長ポイントをあげ、「去年よりも良いかなと思うので、三振を取りたいですね」と意気込んだ。プロのスタートを切った高橋快秀。「自分のスタイルを変えることなくやっていきたいと思います」。こう決意を述べ、ロッカールームに戻った高橋の背中がいつもより頼もしく見えた。
取材・文=岩下雄太