2022年05月26日 05:15
新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(25日、後楽園)、YOH(33)が前年度覇者の高橋ヒロム(32)を撃破して3勝目を挙げた。 前回大会の優勝決定戦の同一カードで雪辱を果たした。ヒロムのヒザを徹底的に攻め立て、TIME BOMBもしのぐと変型牛殺しを発射。最後はDIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)で激闘を制した。 ヒロムには1日の福岡大会でのシングル戦でも完敗し「プロレスをもっと好きになれ」と苦言を呈された。リーグ戦の結果で見返すことに成功したYOHは「俺、プロレスめっちゃ好きだから。何を考えてるか分からないって言われたり、感情はないって言われたりさ。ほんとはもっと、自由でいいんだよね。こんなヤツがいてもいいじゃんって思います」と主張した。 福岡決戦での屈辱をバネに「自分の道を自分でつくろう」と決意を新たにした。そんなYOHにとって今年のリーグ戦は背水の陣だ。「新日本は50周年ですけど、俺もデビューして10周年なんですよ。まだシングルのタイトルもBOSJも取れてなくて、ここらで残さないと、これやべえぞっていうのはありますね。だからこそ今年って思いはあります」と不退転の覚悟を明かす。 前回は涙を飲んだ優勝決定戦(6月3日、東京・日本武道館)に突き進む中、Bブロックの相手に指名するのはエル・デスペラードだ。「高橋ヒロムとエル・デスペラードだけじゃねえ、と割り込む感じですかね。じゃないと本当の頂点に勝った気がしないというか。BOSJのポスター見ててもあの2人がデカく載ってますし、今のジュニアの顔はそうなってるんでしょうけど。その2人を完璧な形で崩してこそ、倒してこそっていうね」 近年のジュニアをけん引してきた2トップを連破した上での初制覇で、団体に新しい景色をもたらす。
2024年04月27日 05:00
ノアの拳王(39)が、新日本プロレスに電撃登場したジェイク・リー(35)への怒りを爆発させた。ジェイクの行動により、5月4日東京・両国国技館大会でGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に挑戦するいとしの清宮海斗にミソがついたと断罪。さらにジェイクのターゲットとなった内藤哲也に対しても、緊急で越境エールを送る。海斗さん、哲也さん、あとは頼んだ――。
23日の新日本後楽園大会に電撃登場したジェイクは、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し、内藤を襲撃。27日広島大会で新日本初参戦を果たす。
業界に激震が走ったこの行動に、怒りをあらわにするのが拳王だ。「他団体に倒したい相手がいて、行動に移したっていうのは褒めてもいいかなと思ったんだよな。でも、後で内容を聞いて、今ははらわたが煮えくり返ってるよ」とまくしたてた。
無関係人物のように見える拳王だが、首を突っ込むのには理由がある。ジェイクは20日の新日本・町田大会までにデビッド・フィンレーにDMを送り、内藤を標的としていたことが分かっている。そして、22日ノア新宿大会で清宮とのGHC次期挑戦者決定戦に敗れた翌日に新日本マットに乗り込んだというのが時系列で、二兎を追っていた証拠が出そろっている。
最近になって清宮に異様な執着心を見せてきた拳王は「GHCを本気で取る気があったのかって。そんな中途半端な気持ちで、俺の海斗さんに勝てるわけがないだろう」とバッサリ。ジェイクの行動で清宮の挑戦にミソがついたと断罪する。
さらには「俺の哲也さんを倒したいんだったら、GHCを取ってから倒す方が筋は通っていたのに…。中途半端なマネばかりして俺の愛する2人の価値を下げて、どう落とし前をつけてくれるんだ」。かつての抗争相手、内藤まで「哲也さん」呼び始めたから面倒くさいことこの上ない。
「俺が手を下すまでもなく、2人が何とかしてくれるはずだ。海斗さんはしっかり両国でベルトを取ってくれるし、哲也さんはジェイクを成敗して、2度目の引退に追い込んでくれるだろう」と、よく分からない立ち位置から、清宮と内藤に対する信頼を表明した。
ちなみに拳王は「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)で新日本・藤田晃生とのシングル戦が決定済み。「何で俺だけヤングライオンの子守役なんだよ…。ATと言えば夢のカードだろ。藤田はさっさと片づけて、次回の札幌(6月15日)では、俺と海斗さん、哲也さんのトリオでどうだ?」と日本プロレスリング連盟に提案した。清宮と内藤が相手にしてくれればいいのだが…。
2024年04月26日 22:59
WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔が26日、インスタグラムを更新。「New Car」とつづり、白のフェラーリが納車されたことを明かした。
井岡は愛車の横に立ち、満足げな様子。「Ferrari ROMA Let’s go」と投稿した。親交のある元Jリーガーの槙野智章も「カッこよ」と反応した
左腕の高級時計パテックフィリップも存在感があり、コメント欄には「さすが世界チャンプ」、「似合う」、「車も凄いが腕時計も凄い」、「パテックにフェラーリ」、「ごいすー」など反響が集まった。
2024年04月26日 22:55
渦中の男ノアのジェイク・リー(35)が、方舟マット離脱を否定した。
22日の新宿大会で清宮海斗とのGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦に敗れたジェイクは、翌23日の新日本プロレス後楽園大会に電撃登場。前IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也をKOし、大きな波紋を呼んだ。さらに「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と共闘し、27日の新日本・広島大会に参戦する。
新日本マット登場以来、初の試合となった26日のノア新潟大会ではジャック・モリス、アンソニー・グリーン、YO―HEY、タダスケとの「GLG」で、「チームノア」の潮崎豪&モハメドヨネ&齋藤彰俊&小峠篤司&Hi69と10人タッグ3本勝負で激突。2―1で勝利した試合後だ。
マイクを握ったジェイクは、この試合がノアラストマッチになると明言し、ファンに感謝と別れの言葉を述べた。新日マット登場以来、ファンの間ではこのままノアを離れ、新日本を新たな主戦場にするのではないかという臆測が流れていた。
ところが会場が騒然としたところで、すぐに否定。バックステージでも「リング上で言った冗談、お客さんはそれを真に受けているのかどうか。けど、多くの方の目が点になっていたのを私は見逃しちゃいない」としつつ、改めて「ただ、あれはジョークだ。GLGジョークだ。常に緊張感の中にはユーモアを持たせないといけないと思っている」と強調した。
そのため「明日のことは、この場では深くしゃべることはやめよう」と新日本・広島大会については言及することなく、会場を後にした。
2024年04月26日 21:12
米プロレス団体「AEW」の設立者で世界的大富豪のシャヒド・カーン氏(73)が衝撃のリングデビューを果たし、話題になっている。
2024年04月26日 21:05
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(28)が彰人(37)を下し、V4に成功した。
序盤から上野は彰人からヒザに徹底して攻撃を集中される。低空ドロップキックやドラゴンスクリュー、関節技に加え、持ち上げてヒザからマットやコーナーに叩きつけられるなど、あらゆる方法で痛めつけられ、悶絶した。
それでも中盤、場外で反撃に出る。リング下の彰人に向かい、コーナー最上段から決死のムーンサルトアタックを敢行。リングに戻ると、フロッグスプラッシュで飛ぶなど、少しずつペースをつかむ。
それでも足関節狙いの彰人に最後まで苦戦を強いられたが、ロープの反動を利用してのカナディアンデストロイヤーや、投げっ放しジャーマンなどでダメージを蓄積させる。終盤には彰人からまさかのリップロックから男色ドライバーとディーノ殺法を受けて大ピンチを迎えたが、最後は押さえ込み合戦から一瞬のスキを突いてWR。相手を脳天からマットに突き刺し、3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った上野は「副社長になる前も今も、彰人さんに救われています。本当にいつもありがとうございます」などと感謝を口にする。そして「DDT全員で夢見ましょう。DDTで東京ドーム、行きましょう!」と大きな目標をぶち上げた。これに彰人からも「DDTで東京ドームを目指したい。上野君、これからも引っ張っていってくれよ」と応じられた上野は最後に「みんな、ありがとー!」と叫んで大会を締めくくった。
2024年04月26日 19:45
DDT26日のひがしんアリーナ大会(東京・墨田区)で、ユニバーサル王者のMAO(27)が中村圭吾(24)の挑戦を退け、8度目の防衛に成功した。
21日の鶴見大会で中村がMAOに直談判し、急きょ決定した一戦。右ヒザの故障から1年ぶりに復帰した中村は気合十分だ。王者に計12発もの蹴りを見舞い、周囲の不安を蹴散らした。
だが試合は終始、MAOが優勢。大声援に背中を押され粘りを見せる挑戦者を、最後は得意技のキャノンボール450°(450°スプラッシュ)で沈めた。
試合後は「復帰おめでとう。ケガしたとこは大丈夫か?」と問いかけ、大きくうなずく中村に「年間何百試合、ケガせず出続けるのが強いレスラーだ。勝てば強いんじゃねえ。試合し続けるから強いんだ。圭吾も強いレスラーになれ」とゲキを飛ばした。
一方、敗れた中村は万感の思いを込めて「応援の力で1年ぶりに復帰できました。MAOさんが言ったように、ケガをせず1試合1試合、全力で戦います。これからもよろしくお願いします」と誓った。
2024年04月26日 19:40
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、ウナギ・サヤカがアイアンマンヘビーメタル級王座から転落。その後もやはりカオスな展開が繰り広げられた。
19日の調印式直前、ベルトをウナギ・カバヤキ(=うなぎのかば焼き)に奪われるも「共食い」で奪還するなどすったもんだはあったが、なんとか無事にこの日を迎えたウナギ。大一番に向け「ウナギ・サンシロウ」と化した高木三四郎との防衛戦は、ザ・たっちの如き幽体離脱や、ゴムパッチンも繰り出される白熱の展開になる。さらにウナギは場外戦で高木をパイプイスの山に叩きつけるなど、有利に試合を運んだ。
だが、5分が経過したところで高木に消火器を噴射され大ピンチ。それでも息を吹き返して反撃に出て頭髪をつかんだところ、スッポリとカツラが外れて一瞬、時が止まる。そのスキをつくように高木から放たれたスタナーをもろに受け、屈辱の3カウントを聞いた。
試合後、高木からはその活躍を絶賛された上「こうやってパクられるのも、お前が一流のレスラーになった証しだよ。いいレスラーや知名度のあるレスラーはパクられてナンボだ。俺がパクったっていうことはお前は一流だよ。また機会があったら戦おうぜ」と言葉を送られる。
これにウナギは「1年ぶりに復帰するヤツとかタイトルマッチとかでピリピリする大会で、そうやって自分が一番目立とうとして大人げないし、最低で最高のプロレスラーだよ」。さらに観客に「DDTの意味、知ってますか? ドラマチック・ドリーム・チームなんですよ。初めて知った時、天才的なネーミングセンスだと思いました。『ドリームチーム』という意味では間違いなく世界で一番のチームだと思う。これからもお前を越えるために、一生懸命プロレスをしたいと思います」と話し、会場をしみじみさせたところで一気に丸め込んで3カウントを奪取し、王座返り咲きに成功した。
この後、悔しがる高木から「こうやってウナギ・サンシロウとして自分の新しい境地に目覚めたからには、1つ言いたいことがあるんだ。俺とお前は大阪府豊中市出身で、しかもまあまあ地元も近いんだよ。これを機に『ウナギ・ウォリアーズ』として豊中…いや、世界を目指してタッグを組もうじゃないか!」と呼びかけられ、ウナギも快諾してタッグチームを結成。そろって退場したところ、高木に押さえ込まれてアイアンマン王座から陥落した。
なお、その高木は第5試合終了後に行われたプロハンドボールチーム「ジークスター東京」とのコラボレーションイベント中に失神し、マスコットキャラクターのジスター君に3カウントを奪われて、ベルトの流出を許した。
2024年04月26日 18:40
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、極悪ユニット「大江戸隊」討伐を誓った。
2024年04月26日 06:00
女子プロレス「スターダム」のブラック・ピーチこと渡辺桃(24)が、ワールド王者・舞華に不敵予告だ。
27日の横浜BUNTAI大会で同王座をかけてノーマルルール、ハードコアルール、ラストウーマン・スタンディングルールの3本勝負で対戦する。王座戦に向け物を壊しまくる破壊特訓を敢行した舞華の本紙記事を見た渡辺は「こんなの試合で役に立つの? 私の体はそんなんじゃ壊れない。無駄な時間すぎる」と言い放った。
同王座戦で3本勝負が行われるのは初。先に同ルールを提案した理由を問うと「赤いベルトは最強の象徴。だけど、舞華はトーナメントを勝っただけの暫定王者。だから私はいろいろルールを付け足して、本当の最強を決める試合にしてあげたんだよ」と説明。さらに渡辺は5日に王者の地元・福岡で開催される凱旋大会もぶち壊すと断言し「3本勝負だけど、2本目で完全に葬ってやる。福岡で凱旋試合? そんなの出られないよ? 今回の試合で舞華は私に立てなくなるまでボコボコにされるんだから。そのあとのシリーズは欠場だよ」と高笑いした。
11月でデビュー10周年を迎える渡辺は同王座を獲得し、自身で祝福すると断言。「プロレスを始めた時は10年くらいで辞めると思ってたんだけどさ。でも私は赤いベルト巻かないと死んでも死にきれないし、まだまだやりたいことがある…」と不敵な笑みだ。一方で団体最高峰王者として団体を引っ張る気など一切ない。「団体の他の奴らのことなんて知らねえよ。なんなら横浜BUNTAIをぶっ壊して、その修理費で会社を借金まみれにしてやってもいいと思ってる」と吐き捨てた。ブラック・ピーチが新生スターダムを闇に落とす。
2024年04月26日 05:00
大相撲の春巡業が25日、千葉県木更津市で行われ、幕内大の里(23)=二所ノ関=が幕内高安(田子ノ浦)から“愛のムチ”を受けた。ぶつかり稽古で自ら志願して胸を借り、砂まみれになりながら約8分間。必死に力を振り絞った。
昨年9月に部屋で20歳未満の幕下以下力士と飲酒し、日本相撲協会から22日に厳重注意を受けてから初めての巡業。「砂だらけになって頑張っている姿を見てもらって、信頼を取り戻すのが一番大事だと思う。土俵の上でしっかり頑張るだけ」と神妙に話した。
申し合いでは朝乃山らと10番とって7勝3敗。ぶつかり稽古では、観客から激励の声援もあった。「自分の中で不安もあった。ファンの方の存在が身に染みたというか。うれしかった」としみじみ。胸を借りた高安には「ありがたいですね。ずっといろいろ教えてもらっています」と感謝した。
夏場所(5月12日初日、両国国技館)での新三役が濃厚な大器。観客からの質問コーナーに登場した高安は、期待の若手に大の里を挙げ「いろいろあったみたいですけど、相撲で一生懸命頑張ってもらいたい」とエールを送った。
2024年04月26日 05:00
幕内朝乃山(高砂)が25日、千葉県木更津市で行われた巡業の稽古で右膝を負傷した。美ノ海との申し合いで痛めたといい、病院でMRI検査の結果「右膝内側側副靱帯損傷のため全治3週間」と診断された。28日までの春巡業は休場する。
三役復帰が濃厚な夏場所まで2週間余りのタイミングで痛いアクシデント。「膝(のケガ)は初めてなので嫌ですね。相撲をとっている時は気にならなかったが、痛みが出てきた。場所まで時間はないので治療するしかない」と顔を曇らせた。
2024年04月26日 05:00
新日本プロレスの成田蓮(26)が、IWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)にさらなる混迷をもたらす。
2024年04月25日 21:23
「ボクシング・アジア最強ライト級トーナメント8回戦」(25日、後楽園ホール)
優勝賞金500万円のトーナメントが開幕し、本命視される日本ライト級6位の今永虎雅(24)=大橋=がマ シャン(27)=中国=に圧勝して7月18日の準決勝に駒を進めた。
サウスポーの今永は強烈な左ストレートでダウンを奪い、立ち上がったマを左ストレートからめった打ちにして1回2分35秒、TKO勝ち。「早すぎる!」という観客からの声に「(1回KOは)想定内、予想通り」と答え、「これまでの自分とは全然違うと今日でちょっと分かってもらえたかなと。このまま圧倒的に優勝したい」と宣言した。
控室では「もっとできますね。相手が強ければ強いほど発揮できるタイプだと思うので」と自信を漂わせた今永。「1ラウンド目から自分のやりたいボクシングをやっていくのがテーマ」だったと明かし、具体的には「パンチをもらわない、攻撃を一方的に当てていく、理想で言えば(同門の井上)尚弥さんみたいな試合」と説明した。
前回、昨年7月の試合では勝ったものの左アゴを骨折し、ブランクができた。その間、同門の武居由樹の出身ジムで、武居や八重樫東トレーナーらと通っているパワーオブドリームで「自分に足りなかった」というパワーのアップに努めたのをはじめ、古川誠一会長に「打ち方から何から全部見直して」もらったという。「その成果が出たかな」と手応えを感じていた。
1回戦のもう1試合は、日本14位の齊藤陽二(28)=角海老宝石=が日本1位の齋藤眞之助(28)=石川=と激突。1回に齊藤が右フックでダウンを奪えば、2回に齋藤が右フックでダウンを奪い返し、最後は2回2分55秒、齊藤が右フックで倒してKO勝ちした。下克上を果たした齊藤は「倒されたのはスリップ。もらった時だったので笑っちゃいました」と苦笑いしつつ、「トーナメント絶対優勝をテーマに掲げている。KO賞も出ているので、全試合KOで勝って」と宣言していた。
メインイベントの日本スーパーフライ級タイトルマッチは、王者の高山涼深(27)=ワタナベ=が、3度目の挑戦となった1位の古谷昭男(26)=六島=を3回1分31秒、TKOで退けた。3回に右フックでダウンを奪い、右フックでとどめを刺した。
小口忠寛トレーナーは「今回は(調子が)上がってくるのが遅かった。練習でも一時スランプ気味になっていたので、追い込みの時期に思い切って3日間完全休養させてみた。そこから上がってきたので良かったけど」と明かし、高山は「減量の取りかかりが遅かった。そこが一番の反省点」と認め、渡辺均会長は「副業(ラーメン店)が順調なので、なかなか取りかかれない」と補足。
小口氏は「本当に今回は苦労しました。ここで自分を変えなければ終わっちゃうよ」と苦言を呈し、高山も「これを機に」と約束していた。
セミファイナルの日本ユース・ミニマム級王座決定戦は、精度の高い連打で攻め込む佐伯侑馬(21)=大橋=に対し、宮澤蓮斗(21)=松田=は6回、「狙っていた」という右オーバーハンドのフックでダウンを奪取。最終8回まで激しい打ち合いとなり、76−75が2者、75−76が1者のスプリット判定で宮澤がベルトを巻いた。激闘を制した宮澤は「実感ないですね。でもうれしいですね」と喜んでいた。
2024年04月25日 19:41
「邪道」大仁田厚(66)が25日、自身のX(旧ツイッター)を更新。各団体を股にかけて活躍中の女子レスラー・ウナギ・サヤカを挑発した。
ウナギは5月25日、島根・松江市で行われるFBWファイヤープロレスくにびきメッセ大展示場大会、同26日の大阪・錦秀会住吉区民センター大会への出場が決まっているが対戦相手は未定だった。
そんな中、大仁田はこの日、「#ウナギさんへ」の表題のもと書き始めると、「ファイヤープロレス松江!大阪大会のダブルデスマッチ 松江は電流爆破マッチ 大阪は有刺鉄線バンクハウスデスマッチ この地方2連戦のデスマッチで査定してやるよ(笑)」と、ファイヤープロレス5・25、26に参戦してのウナギとの激突を表明。ウナギの決めゼリフ「査定」を逆に宣言。その実力を見極めることを明かした。
大仁田は昨年8月6日の全日本プロレス幕張大会でウナギと6人タッグの電流爆破デスマッチで激突。今年1月7日のウナギの自主興行には花束を持って登場。「僕は2023年のMVPはあなただと思っています」と高く評価していた。
2024年04月25日 15:00
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、V4戦(27日、横浜BUNTAI)に向け極秘特訓を敢行した。
同王座戦では極悪ユニット「大江戸隊」の渡辺桃(24)とノーマルルール、ハードコアルール、ラストウーマン・スタンディングルールの3本勝負で対戦する。王座戦を控えた王者は、物を壊す体験ができる施設「REEAST ROOM」西新宿店に本紙記者を招集。「桃の提案に乗ってやったんだけどさ、武器の使い方わかんないからさ、今日はここの物ぶっ壊してハードコアに向けて特訓だ!」と暴れ始めた。最初こそ、皿を壁に投げつけるのも「怖い…。いいのかな…。悪いことしてる気分…」とためらう姿を見せたが、バールを手に持つと豹変。空き瓶ケースを叩き割り「これ楽しいな。渡辺桃、この野郎! ぶっ飛ばしてやる!」と絶叫しながら小型ヒーターまでぶっ壊した。最後にはマネキン人形を蹴りまくり、日ごろのストレスを発散。「あの空き瓶ケース意外と頑丈だし、いい武器になりそうだな…。まあ使うかわからないけど、BUNTAIに向けていい練習になったよ!」と満足げに語った。
5月5日には地元・福岡での凱旋大会も控えるため、ここで王座を落とすわけにはいかない。「凱旋ってさ『戦いに勝って帰ること』を言うのに、私は地元でタイトルマッチやった時負けた…。だから今回ベルトを持って、胸張って福岡に帰りたい」と拳を握った。
これまで挑戦者の渡辺から「27日はお前の墓場だ」とまで言われた王者は「悪に染まった渡辺桃がスターダムの最高峰王者になんかなったら本当にスターダムは終わる。だから絶対にベルトを守って、私が世界一の団体であることを証明する。まだまだ女帝時代は終わらねえから」と主張。破壊特訓の成果を見せるつもりだ。