2022年08月19日 01:21
中日は18日の広島戦(マツダ)で6ー1と快勝し、連敗を2でストップ。先発の松葉が6回5安打1失点の好投で今季5勝目をマークすれば、打線は初回にビシエドの2点適時二塁打と三ツ俣の適時打で3点を先制。その後も中押し、ダメ押しと理想的に加点した。 以下は立浪和義監督(52)との主な一問一答。 ――初回にビシエドの先制打が効いた 立浪監督 そういうことですよ。本当にね(笑い)。この球場はよくボールが見えるらしいですよ。大きかったですね。あそこで点が取れるか取れないかで全然違いますからね。今、波留(打撃コーチ)と一生懸命にちょっとずつボールを呼び込めるように、衝突しないようにやっている。ビシエドが打ちました、点が入りました。打てませんでした、点入りませんでしたという状況なんで。その中でも残り試合で何か来年につながる自分の感覚を持ってもらいたいと思ってやっている。 ――松葉の投球は 立浪監督 いつも5回ぐらいまでは試合を作ってくれる。今は基本、投手がいない時に中5日でいってもらったりしている。今日は6回までよく投げてくれた。バンテリンの時は6回にやられるのに、よそやったら何とか抑えるね。 ――初回に三ツ俣の3点目も大きかった 立浪監督 どこで入っても大きいですよ。2点よりも初回にもう1点、三ツ俣のところで取ったというのも確かに大きかった。 ――中軸以外でも点を取ってほしい 立浪監督 そうですよ。たまには打ってくれないとね。 ――柳の抹消は故障 立浪監督 いや、全然。ここのところ内容もあまり良くないので自分をもう1回見つめ直すというか、しっかりと練習させて、明けてから投げさせる。ミニキャンプです。 ――そういう意味でも松葉が働いてくれるのは大きい 立浪監督 そうですね。上田であったり、勝野であったり、若い投手も出てきている。先発も何人いてもいいし、若い人にも出てきてもらいたいし、もちろん柳にも期待している。 ――8回の守備で三ツ俣に代えて石垣を入れた 立浪監督 石垣の方がちょっと動けるんでね。まあ、三ツ俣も決して下手ではないが、守備範囲的には石垣の方が動ける。 ――先制、中押し、ダメ押しと理想的な攻撃ができた 立浪監督 たまにはそういうこともありますよ。こういう試合が残り試合で1試合でも多くできるようにまた頑張っていきます。 ――19日は誕生日ですが52歳最後の夜に勝利した気分は 立浪監督 いやいや、勝ったら、いつでもうれしいですよ。
2024年04月27日 06:00
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
阪神は2分けを挟んだ連勝が7でストップ。先発の青柳は二回に3連打と犠飛で2失点し、さらに3点を奪われた四回途中で降板した。デイリースポーツ評論家の中田良弘氏は青柳に「配球を読まれた」と指摘。次回の対戦に生かすことを求めた。
◇ ◇
青柳に関して言うと、ボール自体が悪かったとは思わない。ただ失点の場面では、ヤクルト打線にうまく配球を読まれたように映った。
二回を振り返ると、1死一塁からの長岡にはツーボールからの3球目を打たれたが、バッテリーとすれば、内角に投げにくい打者有利のカウント。そこで外角へのボールを狙われていたような打撃でレフトに運ばれた。
続く中村のライトへの先制二塁打と、武岡の犠飛はいずれも初球を捉えられたもの。ファーストストライクを積極的に狙う意識もあったかと思うが、元々“荒れ球”の多い青柳が、序盤はまとまっていたこともあり、狙いやすかったところがあったのかもしれない。
青柳とすれば、今後もヤクルトと対戦する上で、次回どう投げるかだろう。ストライクの取り方や、外寄りのボールを逆方向に打たれることが多かったことを、次に生かせばいい。四回の失点は押し出し四球もあったが、失策が絡んでのもの。結果的に珍しい4失策となったが、切り替えて、今後もミスが出た時には、全員でカバーしあっていけばいいと思う。
2024年04月27日 06:00
DeNA7―2巨人(セ・リーグ=26日)――DeNAは八回、佐野、牧の連続適時打で逆転し、度会隆輝(ENEOS)の満塁本塁打で突き放した。
森唯が移籍後初勝利。巨人の西舘勇陽(中大)はプロ初黒星。
◇
1点リードで迎えた八回、巨人の阿部監督が動いた。7回1失点と粘った先発の戸郷に代えてマウンドに送り込んだのは、前夜まで登板10試合で無失点の新人・西舘。しかし、頼みのドラフト1位右腕が、DeNA打線にのみ込まれた。
先頭の桑原に直球を中前にはじき返され、犠打で一死二塁となり、中軸を迎えた。佐野にカットボールを捉えられ、左中間への二塁打で同点。牧には直球を強振され、左越えの二塁打で勝ち越された。同じく無失点投球を続けていた船迫、高梨も止めきれず、高梨が二死満塁から度会に一発を浴び、八回裏のスコアボードに「6」が刻まれた。
西舘が浴びた3本の長短打は、いずれも追い込んでから。厳しいコースに構えていた捕手・大城卓のミットが中に動いた失投だった。西舘は「ボール球でいいところで、全部甘く入ってしまった」と反省した。
試合前時点でチーム防御率は12球団トップの1・83。特に救援陣は新戦力の加入で激しい競争が生まれ、昨季までとは見違えるように安定した。その中心にいるのが、新人ながらこの試合でチームトップタイの登板数となった西舘だ。
降板後、ベンチでうなだれる西舘を見た杉内投手チーフコーチは「まだ4月だぞ」と声をかけたという。「勝利の方程式」を担う西舘は、今やブルペンに欠かせない存在。だからこそ、阿部監督も「プロは甘くないと分かっただろうし、明日以降また頑張ってくれればいい」と責めなかった。「しっかり切り替えて、次の試合に向けて準備できれば」と西舘。悔しい経験を、更なる成長への糧にすればいい。(財津翔)
2024年04月27日 05:01
「ウエスタン、ソフトバンク3−8阪神」(26日、タマホームスタジアム筑後)
1週間の沈黙が嘘のように、阪神・遠藤は快音を重ねた。「ずっとヒットが出ていなかったので、積極的にいこうと」。同点の五回、先頭で追い込まれてからも笠谷のカーブに食らいつき、中前へ。7戦ぶりの安打、そして反撃の口火打となった。
1本出るともう止まらない。1点差に迫られた六回無死二塁では右前打で好機を拡大し、6点目のホームを踏んだ。七回には四球でつなぎ、得点に貢献。九回2死一、二塁では初球を捉えるダメ押しの適時右前打だ。
打つ際に前の腰が出てしまう癖を修正したといい、「引っかけのセカンドゴロとかが減ってくるのと、ボール球が見逃せる」と奏功。3安打1打点につながった。さらに守備でも見せた。同点の四回無死一塁で二ゴロ(記録は内野安打)を「一塁は間に合わないと思ったので、セカンドランナーのオーバーランを狙おうと思って」と三塁に送球。一走・嶺井を二、三塁間で挟み、アウトにする好判断だった。
昨季は和田2軍監督が一番成長した選手に遠藤を挙げ、この日は9番起用だったが、「本当は上位を打ってほしい選手。今日の3本でもう一回調子を取り戻してくれたら」と期待を寄せる。現在盗塁数も8でリーグ3位。走攻守で結果を残し、今季こそプロ初の1軍昇格をつかむ。
2024年04月27日 05:01
阪神の大竹耕太郎投手(28)が26日、先発する27日のヤクルト戦(甲子園)でチームの勢いに便乗して3勝目を狙う考えを明かした。
2024年04月27日 05:01
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
ド派手に復活ののろしを上げた。プロで初めて打順が8番に下がったDeNAのドラフト1位・度会輶輝外野手(ENEOS)がグランドスラムを放った。「ずっと打てなくて皆さんに申し訳ない気持ちでした。出たのはうれしかった」と初々しく笑みを浮かべた。
八回に3−2と勝ち越しなおも2死満塁。変則左腕・高梨から右翼スタンドに豪快にたたき込んだ。3月30日以来、約1カ月ぶりの3号。新人のグランドスラムは球団初の快挙だ。九回に右翼守備に就く際は思わず涙ぐんだ。「幸せすぎる時間」とポジティブに自身の心境を明かした。
打てない自分に対しては「悔しさはあった」と本音を吐露。24日・阪神戦で5打数無安打に終わり打率・202まで落ちた。三浦監督は「苦しんでいる部分はあった」と気分転換の意味合いも込めて開幕から固定してきた1番から下位に下げた。新人は「死に物狂いで頑張るしかない」と奮起して3安打をマークしてみせた。
「度会なら安心して見ていられるとチームの方、ファンに思ってもらえるようになりたい」。この夜の大爆発をきっかけに再スタートを切る。
2024年04月27日 05:01
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
また勝負強さを見せた。阪神・糸原健斗内野手が代打で2試合連続安打となる適時打。「後ろにつなぐ意識でした。追い込まれていましたが、自分らしいバッティングができたと思います」。内容にも納得する一打は1−5の五回で生まれた。
無死一、二塁で坂本のバントは一塁・オスナの好守に阻まれて失敗。木浪も左飛。代打の切り札は嫌な流れの2死で登場した。4球連続の変化球でカウント2−2となった5球目。小川の外角高めの142キロを捉えた。
ライナーを中前に運び自身の今季初適時打。「しっかり集中力を保ってタイムリーが打てたのでよかったです」。チームメートを救い、一時3点差に迫る一打で逆転への機運を高めた。
24日のDeNA戦は2点を追う九回無死から代打で出場し、山崎から左前打。この一打が一挙4得点での逆転勝ちにつながった。
今季は出場した14試合全てが代打。次戦以降も勝負どころでの出場が濃厚だ。「チームが負けたのでまた明日から頑張ります」。万全の準備で出番を待つ。
2024年04月27日 05:01
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
今季ワースト4失策と守備が乱れ、先発の青柳晃洋投手(30)も踏ん張り切れず、2分けを挟んだ連勝は7でストップした。阪神・岡田彰布監督(66)は「出たら、一気に出るな」と、ミスの連鎖を淡々と振り返った。ずっと勝ち続けることはできない。切り替えて次戦からまた、再進撃といきたい。
ゴールデンウイーク初日のスタンドが騒然となった。1試合4失策が全て失点に結びつき、今季ワースト8失点で大敗。岡田監督は「ホンマ(失策が)出たら一気に出るなあ」と渋い表情だ。
悪夢の始まりは0−2の四回だ。無死一、二塁から武岡の打球を遊撃・木浪がファンブル。一塁送球も間に合わず。今季初の失策でピンチを広げてしまった。
「あの打球でゲッツーは取れへんよ。そんなん慌てる必要ないねん、一つでええねん。相手の足とか考えたらなあ。次ピッチャーやのに」
岡田監督はあわよくばのプレーを嫌う。武岡の走力、次打者が投手の小川であることを考えれば確実に一つアウトを取ってほしい場面だった。
青柳は小川に押し出し四球。西川に中犠飛を許すと、予期せぬプレーで傷口を広げてしまう。近本の送球を中継した木浪は本塁送球を諦めたはずが、ボールを地面にたたき付ける形となり、ボールは一塁側へ転々。それぞれ進塁を許し、結局、この回3点を失った。
攻撃面でも手痛いミスが出た。4点を追う五回、ノイジー、佐藤輝の連打の後、坂本がバント失敗。高めの球を一塁前に転がし、ノイジーは三塁で刺されてしまう。2死後糸原がタイムリー。代打策は的中したものの、指揮官は表情を曇らせる。
「高めのボール球やろ。ランナー、スタート切れんて。自分だけのバントじゃないんやからなあ。それやったら完璧のバントせなあかんわ」
悪循環は断ち切れない。六回は大山が村上の打球をトンネルし、7点目を献上。七回には木浪の1試合3失策目となる後逸からピンチを招き、リードを広げられた。
「(糸原の適時打から)もう1点、2点取って3点差、2点差やったら全然分かれへんから」
追い上げる展開に持ち込めず、連勝は7でストップ。2位・巨人も敗れ首位の座は変わらない。負の流れを振り払って、2戦目に臨む。
2024年04月27日 05:01
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
バットを構える投手を相手に、マウンドの阪神・青柳晃洋投手はストライクが入らない。
2024年04月27日 05:01
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
連勝は7で止まったが、若き主砲がこどもたちに夢を届けた。阪神・森下翔太外野手(23)が四回2死、左中間席へリーグトップに並ぶ5号ソロをたたき込んだ。「ゴールデンウィーク こどもまつり」と銘打たれた今回のヤクルト3連戦。自身9試合連続安打と好調な3番打者が、次こそこどもたちに勝利を届ける。
恥ずかしい姿は見せられない。満員の甲子園。さらに、多くのこどもたちが声をからした一戦でもある。森下が夢を届けた。「家族連れが多くいる中で、負けましたけどいいところは見せられたかなと思う」。反撃の一発で聖地を沸かせた。
5点を追う四回2死。小川の初球139キロ直球を捉えた。打球速度162キロ、飛距離121メートルのアーチは左中間スタンドへ。「久しぶりにホームランが出て、感覚としては良かった」。19日の中日戦(甲子園)以来、5試合ぶりの一撃だ。
今季5号はヤクルトのオスナと並び、リーグトップタイ。15打点は佐藤輝を抜いて、チーム単独トップになった。昨季は94試合に出場して、10本塁打。今季は24試合目で5本塁打とシーズン30発ペースの量産態勢に入っている。
九回先頭でも木沢のカットボールに対応し、左翼へ大飛球を放った。「変化球も角度をつけられた。真っすぐで攻めてくるという予想がしやすくなる」。変化球も捉えられたことが次戦以降への布石にもなる。「あとは大事な場面で回ってきた時に、集中を保っていきたい」と次は、勝利に導く一打を自らに課した。
この日は「ゴールデンウィーク こどもまつり」のイベントが開催された。スコアボードはひらがな表記になるなど、少年少女が熱い視線を送った。昨年は4月17日に出場選手登録を抹消され、5月19日に再昇格。“もりした”としての初出場で希望を届けることができた。
9試合連続安打で自己最長も更新。「やってきたことは自信を持ってやってた。これからも続けていきますし、変えないところ」。迷いはない。相手のマークも厳しくなるが「相手投手を研究しながらやっていきたい」と誓った。
チームは4失策とミスが目立った。それでも、全員で前を向いていくしかない。「エラーした人だけじゃなくて、自分も含めて仕切り直してやっていきたい」。7連勝でストップし、10試合ぶりの黒星でも悲観することはない。単独首位も変わらなかった。「明日は勝って、いい試合にしたい」。27日からは大型連休に突入する。すでにチケットは完売。森下がGWでも大暴れする。
2024年04月27日 05:01
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
首位の阪神は今季初の4失策が響き、2分けを挟んだ連勝が7でストップした。木浪の3失策、大山の1失策が全て失点につながった。先発・青柳は味方のミスに耐えきれず四回途中5失点で2敗目となった。以下、岡田彰布監督の一問一答。
◇ ◇
−青柳は制球に苦しんだ。
「初回、スッといったからなあ」
−直球を捉えられた。球は走ってなかったか。
「走ってないんやろなあ。左で、ちょこちょこ当ててくるようなな。言うたけど、インコース、ストレートいきすぎよ。はっきりいうて」
−木浪は失策が重なり、精神的に追い込まれたのか。
「知らん、それは本人に聞いてくれよ。分かれへんやんか、それは」
−漆原はビハインドの展開でしっかり抑えている。
「いやいや、そら抑えてるよなあ」
−漆原の評価は上がっているか。
「評価もくそも、1軍のブルペンにおるんやから。ああいう使い方多いけどな。追加点をやらんければいけるというあれやからさ。あの場面で投げるとしたらな」
2024年04月27日 05:00
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人・戸郷翔征投手が7回5安打1失点。1点のリードを守って降板したが、八回に救援陣が逆転を許し、2勝目がスルリと消えた。
尻上がりに状態を上げ「先に点は取られたけど、そこだけの反省点かなと思います」と納得の表情。左足の甲に打球を受けたが「いい所に当たってたので、次への影響はないと思う」と前を向いた。また、失点した西舘には「僕も助けられてきた。まだまだ腐らずやってくれる」と背中を押した。
2024年04月27日 05:00
オリックス・椋木蓮投手(24)が27日・日本ハム戦(エスコン)で、2年ぶりに先発する。
2024年04月27日 05:00
「阪神2−8ヤクルト」(26日、甲子園球場)
笑みは少ない。だが、安堵(あんど)の表情もにじむヤクルト・小川泰弘投手が、カクテル光線に照らされた。7回5安打2失点&2打点と投打で躍動してつかんだ今季1勝目。「改めて1軍で戦えることはありがたい」。開幕から1カ月遅れにはなったが、勢いを増すエースの帰還。マウンドに帰ってきた。
まさに、救世主だ。「飛ばしていきたい」と初回からエンジン全開で阪神打線に真っ向から挑んでいった。三回まではパーフェクト投球。味方の援護もあり、緊張感の中でも「冷静に勝負できた」と少し胸を張った。
3月上旬に上半身のコンディション不良で離脱。「焦る自分もいたし、早く上で投げたいとも思った」。葛藤やもどかしさを懸命に抑えながら、連日行われている1軍戦を睡眠時間を削りながら必ずチェックした。
気持ちは切らさないというエースの覚悟がある。「やっとゆっくり寝られるね」と笑みを浮かべ、「帰ってきた時に『あとは働け』と。言うだけなんで」と帰りを待ちわびていた同学年の中村も2安打1打点と好援護した。始まりの1勝。遅れた分は、ここから取り返す。
2024年04月27日 05:00
「DeNA7−2巨人」(26日、横浜スタジアム)
巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(中大)は唇を噛み、ベンチからグラウンドをジッと見つめた。大逆転劇に狂喜乱舞の敵地スタンド。試合は1点リードの八回に暗転した。登板11試合目の初失点から、1死しか奪うことができず3失点で初黒星。1球で戦況が変わる怖さを知った。
この回から登板し、先頭の桑原に中前打を浴びた。犠打後、1死二塁から佐野にカットボールを左中間に運ばれ、適時二塁打でプロ初失点。「結果球が全部甘く入ってしまったので」と切り替えができず、続く牧は追い込みながら3球勝負。真ん中に入った直球を狙い打たれ、左越えの二塁打で逆転を許した。
この回6失点の大敗に、阿部監督は「スッキリした負け方。プロは甘くないと分かっただろう」とし、次戦に向かう姿を求めた。プロの厳しさを知った15球。「しっかり切り替えて、次に向けてやっていきたい」と西舘。初もの尽くしの敗戦が、再出発の原動力になる。
2024年04月27日 04:12
敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場
ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場する。昨年12月には大谷がブルージェイズ入りするという誤報が流れた。カナダ紙「トロント・スター」も「オオタニがジェイズをもてあそんだ」と紙面で牽制した。
大谷は昨年12月にドジャースと10年総額7億ドル(約1099億円)で契約合意。ブルージェイズは移籍先の最終候補まで残っていたとされ、契約合意の前日には、一部米メディアによって大谷がブルージェイズと契約するためにトロントへ向かったと誤報が流れた。
24日(同25日)の取材で大谷は「実際に話もさせてもらいましたし。本当に素晴らしい球団だなというのは、個人的にもそうですけど、感じてはいたので、ファンの人も含めて。街も好きですし。なので行くこと自体はすごく楽しみだし、そこでプレーすることも楽しみにしてますね」と話していた。(Full-Count編集部)