2024年03月29日 07:00
Jリーグの2024シーズンが開幕してから約1か月。J1で首位に立っているのが、昨季のJ2王者でJ1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。 開幕節のG大阪戦(1−1)は引き分けも、その後の名古屋戦(1−0)、鹿島戦(1−0)、札幌戦(2−1)と白星を重ねて3連勝。次戦は3月30日、ホームで鳥栖と相まみえる。 今回、かつて鳥栖でもプレーしたMF仙頭啓矢にインタビューを実施。仙頭は、東洋大を卒業後の2017年に京都でプロキャリアをスタート。その後、横浜、鳥栖、名古屋、柏を経て、今季に完全移籍で町田に加入した。 新天地ではボランチでスタメンに定着。相手の意表を突く効果的なパスや豊富な運動量を活かしたカバーリングなど、攻守でチームを支えている。 そんな29歳に、町田への移籍を決断した経緯や、好調を維持するチームについて訊いた。 ――◆――◆―― ――町田に加入した経緯を教えてください。 オファーを受けた時にすごい熱量というか、町田に来て戦ってほしいという思いを強く感じました。僕自身もFC町田ゼルビアのJ2での試合を見て、すごく良いチームだと思っていて。チームの新たなJ1初挑戦、その一員として必要としてくれたところに、すごく感謝していますし、サッカー選手冥利に尽きます。 【動画】ゼルビア仙頭のパスが起点に!藤尾のボレー弾 ――かつて所属した鳥栖で監督だった金明輝氏が、現在はコーチとして町田にいることも、背中を押したのでしょうか? そうですね。僕の特徴をしっかりと理解してくれています。そういう人がチームにいるのは、とても心強いです。 ――チームにスムーズになじめましたか? とても溶け込みやすかったです。チームメイトはみんな優しく、良い人ばかりです。また、大阪出身の僕も含めて関西人が結構多いです。関西弁は親しみやすいと、このチームに来て思いました。関西弁が飛び交っているので、心地良いですね。 ――現在、町田は首位に立っています。 キャンプから積み上げてきたものが間違っていなかったというのが、まず一つあります。本当に徹底して、追求して、やってきました。試合でチーム全体が一体となって体現しています。結果が出ているのは、偶然ではないと思います。ただ、4節が終わっただけなので、これから先どうなっていくかは分からないです。対戦相手も町田に対してより警戒してくるでしょうし。 今後、色んなチームと戦うなかで、町田がどういう振る舞いをしていくかが大きなポイントになってきます。良い滑り出しができましたが、まだまだ始まったばかりです。継続しつつ、より課題に向き合い、それを修正していく必要があります。 ――仙頭選手を含め、3節の札幌戦ではスタメン11人中7人が新加入。多くの選手が入れ替わっているなかで開幕からチームが機能していますね。 監督、コーチ、スタッフによる選手に対しての落とし込みが、すごく徹底されていると感じますし、誰が試合に出てもFC町田ゼルビアらしさを追求しています。チームとして何が必要か、一人ひとりがチームのためにどう戦うか、全員が同じビジョンを描けている。それが、誰が出ても同じような戦いができるところに繋がっているのではないでしょうか。 ――町田らしさとは、どういった点でしょうか? 一人一役どころか、二役と常に伝えられているなかで、全員がチームのためにハードワークする。誰一人エゴを出しません。球際一つに関しても、ぬるさがあったら、全員が追及し合えています。一人ひとりが自分のためよりも、チームが勝つために取り組めているのが、このチームの強みだと感じています。 ――仙頭選手の味方を活かすプレーも効いていると思います。ワンタッチパスや浮き球のパスなど絶妙だな、と。 FC町田ゼルビアには前に速い選手、大きい選手、走れる選手といったタレントがたくさんいるので、そういう選手たちを活かせるようなパスを配球していきたいです。パスの出し甲斐があり、前の選手たちが心地よくランニングできるように、パスのタイミングや質にこだわっていきたいです。 ――黒田剛監督はどんな方でしょうか? 常に隙を許さないというか。人間は緩さや慢心というか、それが出てしまう生き物だと思います。そうなりそうになった時に、カツを入れてくれるというか、常に「あ、駄目だな」と思わせてくれるようなことをしてくれます。 伝えるのも大変だと思いますけど、やり続けてくれることは、すごいなと思います。それをできるのが、チームが試合でもそうですけど、良い習慣となってできている一つの要因だと思います。マネジメント力がすごいと感じています。 ――さて、30日に行なわれる次戦の相手は古巣の鳥栖です。 鳥栖では、J1で2021年に全試合出場し、自信をつけてくれたクラブでもあります。あの年があったから「J1で俺、できるな」と思えたので、本当に思い入れがあります。1年でしたけど、思い入れのあるクラブです。サポーターの方も本当に暖かく、常に応援してくれました。とてもサッカーをしやすい環境で、ご飯も美味しく、街自体もすごく良くて、僕にとって濃い1年間でしたね。 ――試合に向けた意気込みを教えてください。 サポーターにも自分は成長した姿を見せたいですし、町田には鳥栖に縁のある選手やスタッフもいるので、そういう意味でも、絶対負けたくない思いが一番強いです。 ――最後に、今後ファン・サポーターに見てもらいたいプレーを教えてください。 まず、攻守においてハードワークするところを見てほしいです。そのなかでも、得点に絡むようなプレーを見ていただきたいので、しっかり自分自身も示していかないといけないと思っています。 取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月28日 00:54
4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、降格圏の18位に沈むルートンは、12位のウォルバーハンプトンと敵地で対戦。橋岡大樹は右ウイングバックで2試合ぶりに先発した。
鋭い出足を見せたルートンは開始6分、バークリーがペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートを枠に飛ばすが、GKジョゼ・サの好守に遭う。
さらに13分には、橋岡のクロスにモリスがヘッドで合わせるも、上手くミートできず。力ないシュートをジョゼ・サに難なくキャッチされる。
21分にはスルーパス1本でファン・ヒチャンに抜け出され、ペナルティエリア内からシュートを浴びたものの、頼れる守護神カミンスキが決定機を防ぐ。
ただ39分、リーグ戦10ゴールを挙げている韓国代表FWに再びエリア内に侵入されると、深い切り返しからのシュートで被弾。ブロックに入ったメンギの足に当たった後、橋岡の股を抜け、ゴールに吸い込まれた。
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0−1で折り返すと、後半開始直後の50分にデザインされたショートコーナーから、トティにヘッドで叩き込まれ、あっさりリードを広げられる。
プレミアリーグ残留へ、最低でも勝点1を持ち帰りたいルートンは、まずは1点を返したいところだが、勢いに乗るウルブス相手になかなかチャンスを作れない。
状況の打開を目ざし、66分に最初の選手交代で橋岡とクラークを下げ、ウッドローとベリーを送り込む。すると、80分にCKの流れからモリスの豪快なボレー弾が生まれ、ようやく1点を返す。
しかし反撃はここまでで、6分のアディショナルタイムを含めて同点弾までは奪えず。1−2で競り負け、3連敗を喫した。
翌日にマンチェスター・シティと今節を戦う、勝点1差で17位のノッティンガム・フォレスをかわし、降格圏脱出とはならなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 00:36
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦した。
堂安が3−5−2の右ウイングバックでスタメンに入ったフライブルクは17分に、その日本代表MFがクロスを供給。ボールは敵DFに当たってポストに直撃し、ゴールにはならない。
そして41分、右サイドから堂安の折り返しがボルナウに当たって、ネットに吸い込まれる。相手のオウンゴールでホームチームが先制する。
【動画】ボルシアMG戦で華麗な連係から奪った堂安律の鮮烈弾
後半も攻勢を仕掛けるフライブルクは51分、左サイドからギュンターが上げたクロスに堂安が頭で合わせるもゴール右に外れる。
試合を優位に進めていたフライブルクは、64分にシルディリアが退場し、数的不利に。すると82分、アーノルドに直接FKを決められて同点に追いつかれる。
86分にはPKを獲得するも、キッカーのシャライが足を滑らせて失敗。そして89分、ラクロワに豪快なミドルシュートを叩き込まれ、1−2で逆転負けを喫した。
3試合連続でゴールに絡んだ堂安はフル出場を果たすも、チームは悔しい結果に終わった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 00:10
25日にリーグ・アン第29節でロリアンと対戦したパリ・サンジェルマンは、FWキリアン・ムバッペとウスマン・デンベレが2ゴールずつを決めて4-1の快勝を収めた。
ムバッペの得点量産は見慣れたものだが、注目すべきはデンベレだろう。バルセロナから加わったデンベレは、今季ここまでリーグ戦で9アシストを記録しており、右サイドからのチャンスメイク力が絶賛されてきた。
しかし、得点力には課題があった。今季前半戦の得点は11月のモナコ戦で決めた1点だけで、得点力向上が課題となっていたのだ。
それが今回のロリアン戦の2ゴールに加え、今月は古巣バルセロナとのチャンピオンズリーグ準々決勝でも1stレグ、2ndレグで1ゴールずつを記録。古巣バルセロナに対して強烈な2発となり、重要なところで決定的働きを見せている。
今夏にはEURO2024が控えているが、フランス代表でもデンベレとムバッペは重要戦力だろう。このデュオがPSGでも機能しているのは心強い。
仏『Foot Mercato』によると、デンベレも得点を奪えていることへの手応えを口にしている。
「ゴールを決めるのは良いことだ。もっとゴールを求められているから、嬉しかったよ。まだ大事な試合が控えているし、これからもゴールを決めていきたい」
PSGのチームメイトであるミラン・シュクリニアルもデンベレ&ムバッペのコンビを絶賛する。
「現時点でチームには世界最高の選手が2人(ムバッペとデンベレ)いる。彼らは世界最高の2人だよ」
大事なシーズン終盤にデンベレ&ムバッペのコンビが躍動しているのは頼もしく、CL制覇には2人のフル稼働が欠かせない。個人技で仕掛けられる両名の存在は対戦相手の脅威であり、PSG悲願の欧州制覇へカギを握るコンビだ。
2024年04月28日 00:00
近年ヨーロッパに進出する日本人選手は増加の一途を辿っており、それに従って「ヨーロッパから日本に帰ってきて現役を続ける選手」も増えている。
2024年04月27日 23:51
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦している。
好調の堂安が3−5−2の右ウイングバックで先発に名を連ねたフライブルクは開始5分、ボックス内でグレゴリチュがシュートを放つも、クロスバーに当たる。
17分には右サイドから堂安がクロスを供給。ボールは敵DFに当たってポストに直撃し、惜しくもゴールにはならない。
【動画】ボルシアMG戦で華麗な連係から奪った堂安律の鮮烈弾
迎えた41分、右サイドを抜け出した堂安の折り返しがボルナウに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールを誘発する。
このままホームチームが1点をリードして前半を終えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 23:29
エースと指揮官の“衝突”で、現地は騒然となっている。
4月27日に開催されたプレミアリーグの第35節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦。2−2の手痛いドローに終わった。
43分に先制されたリバプールは、48分にアンドリュー・ロバートソンのゴ―ルで追いつくと、65分にオウンゴールで逆転する。しかし、77分に被弾し、0−2で完敗した3日前のエバートン戦に続いて勝点を落とした。
反響を呼んでいるのが、先発から外れて途中出場となったモハメド・サラーの振る舞いだ。タッチライン際で投入の準備をしている際に、同点弾を決められると、ユルゲン・クロップ監督に両手を広げて何事かを言い放ったのだ。
「俺を早く使わないからこんなことになるんだ」――。そんな言葉だったのか。間に入って、止めようとした同僚FWダルウィン・ヌニェスの行動から、ネガティブな発言だったのは間違いない。
【画像】サラーがクロップと衝突!同僚FWが止めに入る
英紙『Daily Mail』は「モハメド・サラーとユルゲン・クロップがタッチライン上で衝突に関与。エジプト人ウインガーが交代する直前、リバプールのコンビが口論」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。
「リバプールのスター選手はクロップ監督と激しい口論になった。サラーはクロップ監督が選手交代を行った際にフラストレーションを発散したようだった」
また、『ONE FOOTBALL』は「怒りが爆発。サラーとクロップはタッチライン上で引き離される必要があった」と報じている。
ここにきて結果を残せていないチームの状況を象徴しているようなシーンと言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 23:09
今季終盤まで、アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプールの3チームで競っているプレミアリーグのタイトル争い。1試合消化の少ないマンチェスター・シティに勝ち点1差で暫定首位のアーセナルは、残り試合で1敗もできない。
そんなアーセナルは、今節同じノースロンドンにホームを構えるトッテナムと対戦する。宿敵とのノースロンドン・ダービーを前に、同クラブの指揮官ミケル・アルテタ監督は会見に臨み、怪我で離脱しているDFユリエン・ティンバーがこの試合で復帰の可能性があることを認めた。英『The Standard』が伝えている。
アルテタ監督「明日の練習後に決断を下さなければならないだろう。とても近い(復帰が)」とコメント。ティンバーのこの試合で復帰の可能性があることを認めた。
ティンバーは昨年8月のプレミアリーグ第1節ノッティンガム・フォレスト戦で膝を負傷し長期離脱していた。しかし、同選手はアーセナルのU−21チームで、22日に行われたプレミアリーグ2第17節延期分のブラックバーン戦に先発出場し、良いプレイを随所で見せゴールを決めたという。
トッテナム戦を含めアーセナルは残り4試合。昨季は終盤に息切れしシティとの優勝争いに負けてしまっただけに、ティンバーの復帰は心強い。同選手の復帰か否かは、ノースロンドン・ダービーの注目ポイントの1つだ。
2024年04月27日 22:58
ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、同クラブに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスについて語った。
2024年04月27日 22:25
27日、プレミアリーグ第35節ウェストハム対リヴァプールが行われた。
中5日のウェストハムと、中2日のリヴァプールが激突。前節ベンチスタートだった日本代表MF遠藤航は、スターティングメンバーに復帰した。
先制したのはホームのウェストハムだった。43分、左CKをショートコーナーでリスタートすると、MFモハメド・クドゥスがクロスを供給。中央で待っていたFWジャロッド・ボーウェンが叩きつけるヘディングシュートを放ち、ボールはGKアリソンの手を弾きながらゴールネットを揺らした。スコアは1−0でハーフタイムとなる。
1点を追いかけるリヴァプールは後半立ち上がり、FWルイス・ディアスからのパスをペナルティエリア内で受けたDFアンドリュー・ロバートソンがワントラップから左足でシュートを放ち、同点ゴールを記録した。勢いに乗るリヴァプールは65分、逆転に成功する。左CKからFWコーディ・ガクポが右足でシュートを放つと、ボールはDFアンジェロ・オグボンナに当たりゴールネットへと吸い込まれた。
逆転を許したウェストハムだが77分、右サイドでボールを持ったボーウェンが左足で柔らかいクロスを供給すると、中央で待っていたFWマイケル・アントニオがヘディングシュートを決めた。試合は2−2で再び同点となる。
その後の一点の行方に注目が集まったものの、結局どちらもゴールまでには至らず試合は終了。2−2の引き分けとなり、ウェストハムは直近の公式戦4戦未勝利、また優勝を争うリヴァプールにとっては2戦未勝利という痛い引き分けとなった。
なお、遠藤は途中交代でピッチを後にする79分までプレーした。
【スコア】
ウェストハム 2−2 リヴァプール
【得点者】
1−0 43分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
1−1 48分 アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)
1−2 65分 オウンゴール(リヴァプール)
2−2 77分 マイケル・アントニオ(ウェストハム)
2024年04月27日 22:24
現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節で遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦した。
遠藤が2試合ぶりに先発したリバプールは序盤から押し込む時間が続く。3分、エリオットのクロスにフラーフェンベルフがダイレクトで合わせたが、ゴール右に外れる。
11分にはロバートソンのクロスからガクポがヘディングシュート。こぼれ球に反応したエリオットがボレーで狙うも、枠を捉えられない。
その後はボールを握りながらも、決定機が作れないなか40分、左サイドでパスを受けたディアスがドリブルで中に切り込んで右足のシュートを放ったが、左のポストを叩いた。
43分、ボーウェンに狙いすましたコントロールショットを浴びたが、GKアリソンの好守で凌ぐ。それでも直後のCKの流れから、クドゥスのクロスをボーウェンにヘッドを決められて先制を許した。このままスコアレスで前半を終える。
迎えた後半、攻勢を強めるリバプールは48分、ボックス内でディアスの横パスをもらったロバートソンがワントラップから左足で決めて同点弾を奪う。
【動画】ロバートソンの同点弾!
さらに65分には、アレクサンダー=アーノルドの左CKのこぼれ球をガクポがボレー。これが相手に当たって、そのままゴールに吸い込まれて勝ち越し点を挙げた。
しかし77分、左サイドからのボーウェンのクロスに頭で合わせたアントニオに同点弾を決められる。
このまま2−2で終了し、リバプールはリーグ戦2試合勝ちなし。プレミア優勝に向けて勝ちが必要な状況のなか、手痛いドローとなった。次節は5月5日にホームでトッテナムと激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 22:00
リヴァプールが、ユルゲン・クロップに代わる次期監督としてフェイエノールトのアルネ・スロットと合意に達したというニュースが報じられた。名将クロップのあとをどのように継ぐのか、大いに期待したいところである。
一方クロップの後釜として盛んに就任の噂が報じられたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソは、来季もクラブに残留すると明言した。アロンソにはリヴァプールだけでなく、国内最大のクラブであるバイエルン・ミュンヘンからの誘いもあったとされるが、結局アロンソはどちらも選ぶことはなかった。どちらも古巣だけに就任の可能性は高いと思われたが、レヴァークーゼン残留を少々意外に思った人も少なくないだろう。
元リヴァプールのディートマー・ハマン氏は、この決断は正しかったと語った。英『Daily Mail』が伝えている。
「正しい選択をしたと思う。彼は何も証明する必要がない」
「アーセン・ヴェンゲルとサー・アレックス・ファーガソンが去ったあと、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドで何が起こったかを見てきたが、クロップのように成功し、愛されてきた監督のあとを追うのは不可能な仕事だと思う」
「バイエルン・ミュンヘンには現在クラブ内に多くの問題があるが、彼はドイツで最高のチームを自分で持っている。ヨーロッパリーグで優勝するチャンスがあり、もし彼ら(選手たち)が一緒にとどまれば、1人か2人を除けばほぼそうなると思うが、彼には来季のチャンピオンズリーグで好成績を収める大きなチャンスがある」
確かに、よりネームバリューのあるクラブへ移籍することだけが自分の価値を示す方法ではない。アロンソには前人未到のブンデスリーガ無敗優勝という偉業を成し遂げたチームがすでにあり、そのチームを率いてどれだけやれるかを示すことが最善の方法かもしれない。
未だ途切れぬ無敗記録。アロンソとレヴァークーゼンはどこまで行けるだろうか。
2024年04月27日 21:27
フライブルクのMF堂安律は、1−1の引き分けに終わったブンデスリーガ30節のマインツ戦で右ウイングバックとしてフル出場。
2024年04月27日 21:02
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がリーグ戦についてコメントした。26日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
暫定ながら5位につけるトッテナムは28日、ホームで第35節アーセナル戦を迎える。“ノース・ロンドン・ダービー”と位置付けられるビッグゲームを前に、チームを率いるポステコグルー監督は「我々はこのような試合でホームでの重要性を理解し、また最大のダービーで最大のライバルに勝たせないことが重要であると認識している」とコメント。また「私はファンがどのように感じ、何が重要だと思うかを決めるつもりはない。ただその結果の重要性を理解しているんだ」と意気込みを示した。
本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』では今シーズン、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドを相手に勝利を収めているトッテナム。今節は、現在優勝争いを繰り広げているアーセナルを相手にどのような戦いを見せるのだろうか。
2024年04月27日 21:00
今シーズン、公式戦48試合に出場して24ゴール10アシストをマークしているマンチェスター・シティのフィル・フォーデン。
フォーデンは今シーズン大きく成長した選手の1人だが、指揮官のペップ・グアルディオラはさらなるレベルアップを果たすためにフォーデンに必要なことをクラブの公式で語っている。
「私は何度も言った。フィルは6速ギアを持っているが、常に6速ギアでプレイすることはできない。時には2速、3速でも問題ないこともあるし、時間が経てば彼はそれを学ぶと思う。ブライトン戦は、その前の2、3試合よりずっと良かった。しかしサッカーは相手を驚かせるために、時には遅くなって速くなることもある。ブライトン戦では、彼は本当に良かったし、動きも適切な瞬間に起こった」
「彼は攻撃の助けが必要なときにアタックしたが、それは時間の問題だ。彼は長年の経験を通じてゲームを理解するだろう。彼がプレイすることを愛していることはもちろん、そこにあるものに対する感覚、そして彼の労働意欲は信じられないほどだ。彼の走り方やプレスの仕方、そして私たちは彼を心から祝福し、喜んでいる。 残り1カ月、彼が止まらないことを願っている」
ペップは速いプレイはフォーデンの持ち味であると語る一方で、あまりに早くプレイしようとするとミスが起こってしまうと語った。縦に速いフォーデンのプレイは大きな武器であるが、以前から言っていたようにペップはフォーデンにダビド・シルバやイルカイ・ギュンドアンのようにゲームをコントロールする力も身につけてほしいと考えているようだ。
しかしペップは「彼はシーズン序盤や前のシーズンから大きく進歩している」とも語っており、フォーデンがゲームをコントロールする力を身につけるのは時間の問題だと話した。ここまで素晴らしい活躍を見せているフォーデンだが、忘れがちなのはまだ23歳ということだ。まだまだ学ぶことが多い若手選手ではあることは間違いないが、フォーデンがこれからどのような選手へ成長するか楽しみだ。
2024年04月27日 21:00
27日に行われた明治安田J2リーグ第12節。
V・ファーレン長崎はザスパ群馬とアウェイで対戦し、マテウス・ジェズスの2ゴールで2-1と勝利。5連勝を達成し、暫定ながら首位に浮上した。
今季開幕2試合は1分1敗だった長崎。ファビオ・カリーレ前監督をブラジルのサントス強奪された影響が心配されたが、以降は10戦負けなし(8勝2分)で一気に順位を上げている。
そんな長崎の新しいホーム「長崎スタジアムシティ」の工事がいよいよ大詰めを迎えつつある。『NCC長崎文化放送』が伝えている。
この日はスタジアムシティの根幹をなす新スタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」の内部が報道陣に公開。すでに大型ビジョンも取り付けられ、5月からはいよいよピッチに芝の植える作業が始まるという。
プロジェクト全体の工事進捗率は3月末時点で81.1%。10月14日の開業を目指して順調に進んでいるようだ。
【インタビュー】“レイソル産”司令塔型CB!20歳の田中隼人がV・ファーレン長崎で見せる成長曲線 「パリ五輪は諦めていない」
「スタジアムシティ」という名称の通り、一つの街を創り出すようなコンセプトで、Jリーグに“新たな基準”をもたらすであろう長崎の新スタジアム。その完成の時が近づいている。