2024年03月29日 07:40
百戦錬磨の石橋さんがダルビッシュの“圧”に「野球人として…」 「久々に、あがりました」 芸能界のトップランナーとして長く走り続けている石橋さんが、意外な言葉を口にした。ダルビッシュにインタビューした感想を聞いた時のことだ。「僕はなかなか、ウッとなることはないのですが、ダルさんにはね……。野球人として、やっぱりスーパースターだなっていう“圧”に、ちょっとあがりましたよ」。そう語る顔には、野球少年が憧れの選手に出会ったような大きな笑みが浮かぶ。現地での興奮がよみがえってきたようだ。 自身で「野球人として」と言う通り、帝京高では投手として甲子園を目指した石橋さん。アリゾナ州ではドジャース、カブス、パドレスのキャンプ施設を訪問し、広大な敷地、充実した設備を目の当たりにした。「気候もいいですし、野球をやるには抜群の環境ですよね。ああいう環境でやれている選手をうらやましく思いました」と振り返る。 カブスの鈴木、今永、パドレスの松井裕樹投手にもインタビューしたが、その中でもダルビッシュから受けた印象は強烈だったという。「1年365日、24時間、本当に野球のことだけを考えていることが伝わってきました」と感嘆する。 「(ダルビッシュは)常にボールを持って、どう変化をつければ、どう曲がるのだろうかとか、こういうボールを投げるにはどうしたらいいのだろうかとか、常に考えていると言っていました」今年のメジャーでは4球団で日本人タッグ結成 ダルビッシュといえば、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、若い侍ジャパンの投手たちへ積極的にアドバイスを送っていた姿が記憶に新しい。だが、石橋さんは「逆に、この子の投げているボールがいいな、となると、若い選手に『教えてくれ』と頼んで吸収していたそうです。『相乗効果でお互いのピッチングが良くなればいいんですよ』と。そういう考え方の柔らかさが素晴らしいですよね」と“取材”で掴んだ舞台裏を明かす。 今年のメジャーでは「チームに日本人選手が2人いる形ができた。ドジャースでは山本(由伸)くんに大谷(翔平)さん、松井くんにはダルさんがいる。かなりキャリアを積んでいる人が近くにいるのは、心強いでしょう」と指摘。メッツは2年目・千賀滉大投手が右肩の張りで出遅れているが、藤浪晋太郎投手が加入し、鈴木と今永のカブスと合わせると、その数は4球団に及ぶ。石橋さんは「非常に楽しみです。日本人選手2人がともに活躍したら、そのチームはかなり上位にいくのではないでしょうか」と“日本人タッグ効果”を期待する。「メジャーリーグ2」のレジェンドにスター選手が大興奮 実は、石橋さんは日本人以外のメジャー選手の間でも、かなり有名である。1994年公開の米コメディ映画「メジャーリーグ2」に、日本人選手のタカ・タナカ役で出演しているからだ。公開当時にはまだ生まれていなかったり、物心がついていなかったりした選手たちも、DVDなどで鑑賞したことがあるという。 今回の渡米でも「(フェルナンド・)タティス・ジュニア(外野手)や(マニー・)マチャド(内野手)に『うわっ、映画はもうやらないの?』と聞かれて、『俺はもうオールドマン(老人)だよ』と答えました。(ザンダー・)ボガーツ(内野手)には『今は何をやっているの?』と聞かれ、『ジャパニーズTVだよ』とハグを交わしました」と嬉しそうに明かす。 「メジャーリーグ2」の公開は、野茂英雄氏がドジャースと契約し、村上雅則氏(ジャイアンツ)以来30年ぶり2人目のメジャーリーガーとなった1995年のさらに前年。石橋さんが「僕は自分を“日本人選手第2号”と呼んでいます」と笑うのも、もっともだ。 「あの映画が公開されてから、ちょうど30年ですか。その間に、野茂英雄さんが日本人メジャーリーガーの道を切り拓き、大魔神(佐々木主浩氏)が行き、イチローさんが行き、新庄(剛志・現日本ハム監督)さんが行き……ついに大谷さんが行ってホームラン王になった。その成り行きに驚きますし、すごいと思います」大谷翔平にMLB史上初の快挙期待「フォーティー・フォーティーどころではない」 今季はすでに20、21日、韓国が舞台となったドジャースvsパドレス2連戦で開幕。第2戦ではダルビッシュvs大谷の初対決で大いに盛り上がった。そんな今季の見どころについて、石橋さんはこう考えている。 「今年打者に専念する大谷さんが、どんな成績を残すのか。ひょっとしたら、フィフティー・フィフティー(50本塁打・50盗塁)をやるのではないか。フォーティー・フォーティー(40本塁打・40盗塁)どころではないのではないか。そして、本当に入団1年目でワールドチャンピオンになってしまうのではないか。その可能性は十分あると思うんですよ」 石橋さんの頭の中でどんどん膨らむ予想は、現実のものとなるのか。今年もまたメジャーの舞台で数々のドラマが生み出される。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 15:55
大谷翔平の“幻フライト”をボードで表現
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数1安打1打点だった。2回に岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から打球速度が自己最速となる119.2マイル(約192キロ)の適時打を放ったが、この日も大ブーイングの中、打席に立った。
ブーイングの理由は“誤報”が関わっている可能性がある。ドジャースの情報を伝える地元メディア「ドジャース・ネーション」は、ファンが掲げていたボードに注目した。
ボードに書かれているのは「2023年12月8日 ごめんね、ちょっと空想の世界にひたってみた」の文字と、ジェット機と大谷の顔をコラージュしたイラストだった。
「SNA」と「YYZ」のアルファベットも並んだ。オレンジ・カウンティのジョン・ウェイン空港と、トロントのピアソン空港のコードで、一部報道で大谷が乗ったとされた飛行機がオレンジ・カウンティからトロントへ向かっていることを意味しており“幻のフライト”をもじっていた。
この光景を見たファンは「残酷だ」「『ザ・フライト』と『ザ・拒否』が私の誕生日に起きたことは決して理解できない」など、厳しい口調だった。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 15:46
日本ハム―オリックス(パ・リーグ=28日)――日本ハムのマルティネスが、2試合連続の適時打を放った。
1点リードの五回二死二塁、2ボール2ストライクから、低めの変化球を左翼線へ運んだ。四回の打席は無死満塁で回ってきたものの、2打席連続となる三振に倒れていた。適時打の直後にガッツポーズをみせた右打者は、「このチャンスは絶対に逃さないように、と思って打った」と振り返った。
2024年04月28日 15:42
「中日−広島」(28日、バンテリンドーム)
中日・高橋宏斗投手が7回を投げ3安打無失点の好投。打線の援護なく初勝利はお預けとなったが、今季初登板で先発の役割を果たした。
二回は先頭に四球を与えたが、宇草を二ゴロ併殺打。四回から六回は3イニング連続で三者凡退に抑え、9つのアウトのうち8つが内野ゴロ。丁寧に低めをつき、スコアボードに0を並べた。
広島・九里に対して打線が得点を奪えず。高橋宏の今季初勝利はならなかったが、先発の状態が下降気味なチームで明るい光が差し込んだ。
2024年04月28日 15:39
「日本ハム−オリックス」(28日、エスコンフィールド)
今季国内FA権を行使して広島から加入したオリックス・西川が、移籍後1号を放った。
2024年04月28日 15:22
「ロッテ−楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天先発の滝中が3回7安打5失点の乱調。試合を作れなかった。「(三回は)先頭を出したのとボールが高かった。最少失点でいければよかったんですけどね」と語った。
突如崩れた。無失点で迎えた三回、2死一、二塁からポランコに先制の適時打を許す。するとそこから歯止めがかからない。ソト、角中、佐藤と4者連続タイムリー。一挙に5点を失った右腕は、マウンドを降りる際にグラブをたたき、悔しさをあらわにした。
2024年04月28日 15:17
ロッテ・佐藤都志也が28日の楽天戦で、2点適時二塁打を放った。
0−0のポランコ、ソト、角中勝也の適時打で3点を先制し、なお二死二、三塁の第2打席、瀧中瞭太が1ボール1ストライクから投じた3球目のシュートを左中間に弾き返す2点適時二塁打を放った。
佐藤は球団を通じて、「いい流れで打順も回ってきましたし、小島さんも頑張っているので、1点でも多く援護点を取りたかった」と振り返った。
2024年04月28日 15:09
ロッテが3回に打者9人・5安打の猛攻で5点を挙げた。
0−0の3回先頭の安田尚憲がライト前に弾き返すと、続く友杉篤輝が送って、1番・岡大海が四球で一、二塁。藤岡裕大の左飛で2アウトとなるも、ポランコが「積極的にいく事だけ考えたで!先制点になった良かったわ!」と、ライト前適時打で先制。4番・ソトも「ポランコが積極的に行ったので、それに続く事だけ考えたよ!」とショート強襲のレフトへの適時打で続いた。
さらに角中勝也の「ポランコとソトが積極的に行ったので、それに続く事だけ考えていきました!」と、適時二塁打、佐藤都志也が左中間を破る2点適時二塁打で5点を奪った。
2024年04月28日 14:57
「日本ハム−オリックス」(28日、エスコンフィールド)
日本ハムが守備のミスで同点とされた。
2024年04月28日 14:55
大谷の“超速打”に米放送局「正真正銘のロケットでしたね」
■ドジャース 4ー2 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2回2死一、三塁で迎えた第2打席で右前適時打を放った。岩手・花巻東高の先輩、菊池雄星投手から放った一打は、自己最速を更新する打球速度119.2マイル(約192キロ)を計測。地元放送局も「一塁手じゃなくてよかった」と表現した。
チャンスで回ってきた打席で、破壊力抜群の打球を放った。5球目に投じられた98.2マイル(約158.0キロ)の直球を捉えると、火の出るような打球を右前へ運んで三塁走者が生還。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、2015年以降の球団最速も更新したという。
この打球は、ドジャースの地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組でも話題に上がった。通算317本塁打で最多安打や打点王のタイトルを獲得した経験もあり、同局の解説を務めるエイドリアン・ゴンザレス氏は「正真正銘のロケットでしたね。自分が一塁を守ってなくてよかったですよ」と話した。
さらには「(一塁を守っていた)ゲレーロJr.もあの打球が正面に来なくて良かったと思っています。グレートなスイングです」と笑った。「彼がどれだけ強い打球を打てるか、そして彼がどれだけ偉大な選手かを我々は理解しています。それを示す一例ですね」と目を細めていた。もしこの打球が正面にきていたら……。それほど強烈な打球だったに違いない。(Full-Count編集部)
2024年04月28日 14:51
「日本ハム−オリックス」(28日、エスコンフィールド)
日本ハムが無安打のまま勝ち越しに成功した。
2−2の同点で迎えた五回、無死から中島が四球で出塁し二盗成功。加藤豪の二ゴロの間に三塁に進み、五十幡の一ゴロが頓宮の本塁悪送球を誘い1点を勝ち越した。
続く2死二塁の好機にマルティネスが左翼線適時二塁打。これがこの日のチーム初安打だった。
日本ハム打線は四回、2四球と失策で2死満塁とし、連続押し出し四球で2点を先制。五回に同点とされていた。
2024年04月28日 14:45
「阪神−ヤクルト」(28日、甲子園球場)
阪神の糸原健斗内野手が二回に先制適時打を放った。
不振の佐藤輝に代わって「6番・三塁」で今季初めてスタメン出場。大山、ノイジーの連打で無死一、三塁となり打席が巡ってきた。カウント1−2からの4球目、小沢の低めに落ちるフォークを鮮やかなバットコントロールで中前に運び、三走・大山が生還した。
佐藤輝は前日に4打数無安打3三振に終わり、この日はスタメン落ちした。糸原は前日まで代打で3試合連続安打と好調だった。
2024年04月28日 14:43
「春季高校野球神奈川県大会・準々決勝、横浜9−4慶応」(28日、サーティーフォー保土ケ谷球場)
昨夏神奈川県大会の決勝カードが激突し、横浜が快勝で4強進出を決めた。
2024年04月28日 14:40
「DeNA−巨人」(28日、横浜スタジアム)
大のベイスターズ党で知られる歌手の相川七瀬が、始球式を務めた。
ユニホームに、太ももを大胆にのぞかせたカットアウトデニムを合わせたロックないでたちで登場した相川は、思い切りの良い投げっぷりを披露。惜しくも打者の手前でワンバウンドしたが、抜群の制球力を見せ、親交のある三浦大輔監督も拍手を送っていた。
SNSには「変わらず可愛い」「どういうズボンなんだとざわついてた(笑)」「相川七瀬がいるし勝つだろうな」「勝利の女神の登場!」と、DeNAファン中心にわいていた。
2024年04月28日 14:34
「日本ハム−オリックス」(28日、エスコンフィールド)
オリックスの高卒2年目右腕・斎藤が、今季初登板初先発で3回2/3を無安打2失点(自責点0)で降板した。
三回までは一人の走者も許さなかったが、四回に突如、崩れた。先頭の加藤豪に四球を与えると、続く五十幡のセーフティーバントを三塁・太田が捕り損なう失策で一、二塁。続く万波に四球を与え無死満塁のピンチを背負った。
マルティネスは三振、田宮は二ゴロに仕留めて2死までこぎつけたが、郡司にはフルカウントから押し出し四球で先制点を献上。続く上川畑にはストレートの2者連続押し出し四球を与え、中嶋監督が交代を告げた。
斎藤は004年11月18日生まれの19歳。岩手県出身。盛岡中央から22年度ドラフト3位でオリックス入団。プロ初登板初先発は23年9月26日・西武戦で勝ち負けはつかなかった。150キロ超の直球が武器でフィールディングの良さも魅力の右腕。
2024年04月28日 14:32
昨年までファイターズガールだった滝谷美夢さんが始球式に登場
■日本ハム ー オリックス(28日・エスコンフィールド)
笑顔の1球に、スタジアムは拍手で包まれた。28日にエスコンフィールド北海道で行われた日本ハム-オリックスの試合前に、元ファイターズガールの滝谷美夢さんが始球式を行った。ピンクのブラウスに白色のロングスカート姿で登場。大きく振りかぶって投じた1球は3バウンドしたが、スタンドは盛り上がった。
照れた表情でマウンドを降りた滝谷さんは、昨年限りでファイターズガールを卒業。今年からはFビレッジのアンバサダーに就任し、エスコンフィールド北海道でスタジアムレポーターを務めている。
滝谷さんの始球式には多くの注目が集まり「パーソル パ・リーグTV」は公式X(旧ツイッター)で笑顔の投球を動画で公開。すると「美夢ちゃん可愛かった」「応援してる!」「投げてるときも投げたあともスマイルがとってもステキ」「可愛すぎ」など胸を躍らせる言葉が並んだ。
インターネット上でも話題となり「キツネユニで来なきゃ」「清楚系で来たのは空気読んでる」「きつねダンスを踊ってた時めっちゃ可愛かった」などのコメントが目立った。(Full-Count編集部)