2024年04月16日 19:39
16日の『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人』でショウアップナイター解説者の松田宣浩氏と巨人・坂本勇人のスペシャル対談が放送れた。 松田氏が「若手選手に対しての接し方はどんな感じですか?」と質問すると、坂本は「今、若い選手の方から軽く話しかけてもきますし、試合だったり、シーズンが始まると、若い選手、ルーキーもそうですけど、壁に当たる瞬間が必ずあると思うので、その時に何かアドバイスができればいいなと。そういうふうに接していけたらいいかなと思います」と回答。 続けて松田氏は「坂本選手的には口でアドバイスするタイプか、背中を引っ張るタイプ。どちらでやっていますか?」と質問。坂本は「キャプテンじゃなくなっているので、自分で気づいたりとか、こういう時はこういうふうにしたほうがいいのかなと見ていてわかる時もある。そういう時は口でわかりやすく説明できそうなら、してあげたいなと思っています」と話した。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月30日 12:32
● メッツ 1−3 カブス ○
<現地時間4月29日 シティ・フィールド>
シカゴ・カブスが終盤に粘り強さを発揮し、逆転勝利。ナショナル・リーグ中地区の首位に浮上した。
カブスは1回裏、メッツの1番ニモに先頭打者アーチを浴び、先制点を献上。さらに打線は先発セベリーノの前に沈黙。7回まで無安打、無得点に封じ込まれてしまう。
しかし8回表、四球で走者を出すと、6番ダンズビー・スワンソンが中前安打を放ち、ノーヒットノーランを阻止。一死一、三塁となった後、代打ニック・マドリガルの併殺崩れの間に三塁走者が生還。終盤で試合を振り出しに戻した。
そして9回表、守護神ディアスから二死二塁のチャンスを作ると、4番クリストファー・モレルが左翼スタンドへ4号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。今月途中から守護神起用となったエクトル・ネリスが9回裏を締め、今季4セーブ目。前日の試合でサヨナラ負けを喫したマーク・ライターJr.が2番手として登板し、リベンジの無失点リリーフで今季初白星を手にした。
カブスは粘り強い逆転勝利で貯金7。3連敗中のブリュワーズに代わって地区首位に浮上した。
2024年04月30日 12:04
「お〜いお茶」とグローバルアンバサダー契約を結んだ
伊藤園は30日、「お〜いお茶」ブランドがドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を結んだと発表した。23日には「ラプソード」社のアンバサダーにも就任しており、シーズンに入ってもスポンサーの数が増え続け「ドジャースにとっては1000億円は安い」「それだけの価値がある」との声があがった。
10年7億ドル(約1098億円)の契約も、ドジャースにとっては“お買い得”だったかもしれない。大谷は、昨シーズンを終えた後も「ディップ株式会社」や「株式会社コナミデジタルエンタテインメント」のアンバサダーに就任するなど、スポンサー契約やCM出演は増え続ける一方。2024年シーズンが始まっても、とどまるところを知らない。
そして球団も続々と日本企業と契約を結んでいる。大谷が広告に出演していた化粧品メーカー「コーセー」も新たに球団と複数年契約を結んだ。大谷が入団して以降、「全日空」「ダイソー」「興和」「日本管材センター」などと契約を結んでいる。
増え続ける日本企業とのスポンサー契約にファンも驚愕。X(旧ツイッター)では「大谷さんで経済がまわる」「早いペースで破格の契約金を回収出来る」「回収どころかお釣りがくる」「冗談抜きでドジャースは1年で1000億円の元を取りそうだな」「ドジャースはもう元を取った?」との声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 11:39
トラウトがポッドキャスト番組に登場…豪華すぎる交友関係を明かす
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が豪華すぎる交友関係を明かした。米ポッドキャスト番組が、トラウトのプライベートに迫った動画をYouTubeに投稿。ゴルフのタイガー・ウッズ、NFLのトム・ブレイディら、次々と名前が出てくるスポーツ各界のレジェンドとの関係に注目が集まっている。
ポッドキャスト番組「Foul Territory」が19日(日本時間20日)に投稿した動画にトラウトが出演。司会を務めたエリック・クラッツ氏が「君の携帯に入っている番号で一番自慢できるのはタイガー・ウッズ?」と質問すると、トラウトは「ああ、彼だと言わざるを得ないね」と答えた。
さらにクラッツ氏は「トム・ブレイディあたりのも入ってる?」とNFL界のスーパースターの名前を挙げると、トラウトは一瞬沈黙した後に「確かにブレイディの番号も持っている」と回答。一方で、NBA界のレジェンド、マイケル・ジョーダン氏の電話番号については「持っていないよ」と口にした。
次々と明かされるスーパースターとの関係性に、元メジャーリーガーのトッド・フレイジャー氏は「そりゃGOAT(最高の)2人だな」と驚くと、クラッツ氏は「でもどちらか選んで。選ばなきゃダメ」と、最も自慢できるレジェンドを挙げるよう迫った。トラウトは「選ばせるの? じゃあ…」と考え込んだ上で、「ウッズには会ったことがあるが、ブレイディにはまだ会ったことがない」と答えた。
クラッツ氏は「OK。それはフェアだね」と納得した表情。トラウトは「もちろん……いつかブレイディにも会いたい。だが、タイガー・ウッズとコースを回ったのが……僕がゴルフを始めた理由は彼だから」と“苦渋の選択”の理由を説明。ざっくばらんなやり取りから見えたトラウトのプライベートに注目が集まった。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 11:17
今季からエンゼルスに加入していた
エンゼルスは29日(日本時間30日)、アーロン・ヒックス外野手をDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。
2024年04月30日 11:16
◆ 「アメリカの生活でも大切な相棒となっています」
株式会社伊藤園は30日、同社が展開する世界No.1の無糖緑茶飲料ブランド「お〜いお茶」とドジャース・大谷翔平選手がグローバル契約を締結したことを発表した。
⼤⾕選⼿自身が「⼤切な相棒」と語るように、⽇本在住時から「お〜いお茶」が大好きで、現在のロサンゼルスでの⽣活に⾄るまで様々な場面で愛飲しているという。
同社は今回の契約締結とともに、更なる活躍を祈念して、LAの地で世界を舞台に活躍する⼤⾕選⼿へ応援メッセージを綴った⼿紙を贈り、その手紙をスポーツ紙ならびに全国各地の地⽅紙で公開するという。また海外ではアメリカの「NY TIMES」や韓国「朝鮮⽇報」、オーストラリア「The Courier-Mail」などといった野球⼈気の⾼い国で発⾏される新聞に掲載される。現地で多くの⽅が読む新聞や公式HPでの掲載を通して、世界中を⼤⾕選⼿への応援メッセージ⼀⾊で染め上げ、エールを贈る。
▼ 伊藤園「お〜いお茶」から⼤⾕選⼿への⼿紙メッセージ全⽂
「拝啓大谷翔平様 お〜いオオタニサン︕あたらしい季節が来ましたね。いつも、ご活躍を拝⾒しております。
その凜とした姿から、勇気をいただく⽇々です。「お〜いお茶」が⼤⾕さんにとって、ほっと⼀息つけるときの⼀助になれれば幸いです。どんなときでも。どんなに離れていても。私たちは、⼤⾕さんのそばに。 伊藤園お〜いお茶」
▼ 大谷翔平選手から伊藤園「お〜いお茶」へのコメント全文
「この度、伊藤園「お〜いお茶」とグローバル契約を締結させていただきました。
僕は日本にいたときから「お〜いお茶」が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。今回の契約は、僕が「お〜いお茶」が好きでよく飲んでいることが伊藤園さんに伝わったことがきっかけと聞き、とても嬉しく思っています。ひとりの「お〜いお茶」ファンとして、「お〜いお茶」の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです」
2024年04月30日 10:48
「お〜いお茶」とグローバルアンバサダー契約を結んだ
伊藤園は30日、「お〜いお茶」ブランドがドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を結んだと発表した。大谷が同製品を愛飲していたことも判明し、「私も大好き!」「知らなかった」と話題となっている。
「お〜いお茶くん【公式】」のX(旧ツイッター)は、「『お〜いお茶』は世界で活躍する大谷さんをサポートし、世界中にお茶の魅力を広める活動をスタートします。どうぞご期待ください!」と投稿し、グローバル契約を締結したことを報告した。
また同社は、大谷からのコメントを紹介。「日本にいたときから『お〜いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。ひとりの『お〜いお茶』ファンとして、『お〜いお茶』の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです」と、同商品を愛飲していることが明かされていた。
これにはネット上でも「いつも飲んでいたので嬉しいいい」「伊藤園すごいな!」「僕も昔から大好きなんでグローバル契約いつでもしますよ」「大谷翔平はよくお〜いお茶を飲んでたのか」「買いに行こw」と、大谷の好きな飲み物に共感する声があがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 10:02
12登板で防御率4.63…代わってバーランドが昇格
ドジャースは29日(日本時間30日)、元広島のライアン・ブレイシア投手を右ふくらはぎの張りで15日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。28日(同29日)にさかのぼって適用される。代わって27歳の右腕ガス・バーランド投手が昇格した。
ブレイシアは2017年に広島に在籍。昨年6月にドジャースとマイナー契約を結び、39試合で防御率0.70をマークした。今季はここまで12試合に登板し4ホールド、防御率4.63だった。
バーランドは4月6日(同7日)に初昇格。2試合に登板し、防御率13.50で8日(同9日)にマイナー降格していた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 10:00
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は、巨人・バルドナードについて言及した。
2024年04月30日 10:00
阪神の木浪聖也内野手(29)が26日のヤクルト戦(甲子園)で、今季初失策を含む自己ワースト1試合3失策を記録した。八回の守備から交代後は一塁ベンチ最前列で声を出していたが時折、沈んだ表情を見せた。
プロは結果が全てだ。ただ、個人的にはチームへの貢献度や普段の姿勢や誠実な人柄を見ているだけに、複雑な気持ちにもなった。
昨季は初のゴールデングラブ賞を獲得。今季は堅実な守備でチームに貢献してきた。23日・DeNA戦(横浜)は同点の九回2死二、三塁で山本のボテボテのゴロに前進し、難しい体勢から一塁へジャンピングスロー。ギリギリのタイミングでサヨナラ負けを阻止し、引き分けに導いた好守は記憶に新しい。
馬場内野守備走塁コーチは「今はあまり打てていなくても、しっかり守ってくれる。本当に大きいこと」。得点力不足に苦しんだチームにとって欠かせない存在だ。
岡田監督は疲労も考慮し、27日から2試合連続で休養させた。仕切り直しで本来の姿を見せられるか。コーチ陣はメンタルをポイントに挙げた。藤本内野守備走塁コーチは「責任感が強いし、(先発だった)青柳やチームに申し訳ない気持ちは持っている」と気持ちをくみ取った上で続けた。
「(26日の)3つ目のエラーの時は『次やったらあかん』って大事に捕球しにいく気持ちはすごく分かる。でも、『打球を長く見ないと』と思うと余計に足が使えなくなって固まってしまうから」。自身は現役時代にショートでプレー。失策後は足が動かなくなることを想定し、普段より一歩前で守ることもあったという。変化を加えた理由はメンタルがプレーに影響するから。
「木浪は何度もいいプレーをしているし、技術はあるわけだから。メンタルはプレーに響くから、どこかで吹っ切らないとね。腹をくくってね。壁は自分で突破するしかない」と巻き返しへの気合が空回りしない必要性を説いた。
馬場コーチは現役時代の失策後は「もう一回、俺のところに来いと思っていた」という。「次、次って(前向きに)行く気持ちでやってほしい」と背中を押した。
すでに木浪は切り替えはできているように感じる。チームの一員として当たり前のこととはいえ、先発を外れた2試合は一塁ベンチ最前列で声を張り上げた。27日は自身に代わって先発した小幡が五回に安打を放って近本の2ランで生還すると、ハイタッチして背中もたたいて笑顔を見せた。
28日の練習では通常メニュー後にグラウンドに残って再度ノックを受け、丁寧にゴロをさばいた。「準備はできている」。あとはリフレッシュした心にスイッチを入れるだけだ。(デイリースポーツ野球デスク・西岡誠)
2024年04月30日 09:46
賭博に関する質問にチクリ「何と言っていいのか分からないよ」
■Dバックス ー ドジャース(日本時間30日・アリゾナ)
大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは29日(日本時間30日)から敵地でダイヤモンドバックスと3連戦を戦う。今季初となる米アリゾナ州・フェニックスでの試合。デーブ・ロバーツ監督に2人に関する様々な質問が飛んだ。
日米メディア30人ほどがロバーツ監督の取材に参加。日本が誇るスター2人に米メディアも注目。クラブハウスの様子や2人のプレーについてなどを聞いていた。「ショウへイはすばらしい仕事をしている」「彼らは受け入れられている。笑いが多い。上手くやっていると思う」。指揮官も上機嫌に答えていた。
しかし、MLB公式サイトの名物コラムニスト、バリー・ブルーム記者がロバーツ監督に大谷の元通訳、水原一平容疑者の質問が飛ぶとチクリ。「バリー、その何を聞きたいんだ? あれはもう終わったことだ。私は何と言っていいのか分からないよ」と少し険しげな表情を見せた。
続けて「彼はここまで非常にうまく対処してきた」と一言。「うーん、私が思うのは……彼はいったいどうやってあれに対処したのか分からないが、対処した。あれがプレーに影響を与えることを許さなかった」と大谷の対応に敬意を示していた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月30日 09:32
今季2度目の4連敗…監督「攻撃やピッチングでも崩壊し、がっかりした」
■ツインズ 11ー5 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)
エンゼルスは28日(日本時間29日)、本拠地でのツインズ戦に5-11で敗れ、今季2度目の4連敗を喫した。2試合連続の2桁失点で、18日(同19日)の敵地・レイズ戦から10試合で1勝9敗。試合後には緊急ミーティングを行ったと、米記者が伝えている。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は、ロン・ワシントン監督の試合後のコメントを伝えた。指揮官は「守備で崩壊。攻撃やピッチングでも崩壊し、がっかりした。この3つは成功には不可欠な要素で、今週末はそれらをやることに失敗した」と振り返った。
一時は首位に立っていたものの、その勢いは完全にしぼんでしまった。試合前まで3勝(1敗)、防御率2.12の数字を残していたリード・デトマーズ投手が先発も、5回に一挙4失点。打線は5点を追う5回にジョー・アデル外野手の適時打、ルイス・レンヒーフォ内野手の1号2ラン、ノーラン・シャヌエル内野手の2者連続となる2号ソロで1点差まで迫る反撃を見せたが、7回に4失点、8回にも2点を失うなど中継ぎ陣が打ちこまれた。
試合後には、クラブハウスで長時間のミーティングを行い、選手たちに説いた。指揮官は「自分たちを信じることを伝えたい。チームメートを信じ、自分勝手になることをやめること。でも、野球ではこういうことが起きる。物事が自分の思い通りにいっていないからって、申し訳なく思う必要はない。なので、やり続けるしかない」と話した。
大谷翔平投手が抜け、今季1番を担っていたアンソニー・レンドン内野手はまたも負傷離脱となった。レンドンが抜けて以降は成績も下降し、リーグトップ10本塁打を放っているマイク・トラウト外野手の勢いも落ちてきた。最下位転落が目の前に迫る中、踏ん張ることができるか。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 09:23
元プロ野球・近鉄の佐野慈紀氏が30日、ブログを更新し、5月1日に手術で右腕を切断すると告白した。
2024年04月30日 09:00
27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル いつでもみんなのプロ野球』にDeNA・ドラフト1位・度会隆輝が登場した。
度会は開幕してからの1カ月の感想に「プロ野球はとても楽しいなと思いましたし、その中でいろんな方々から注目していただいてやる幸せな気持ちというか、本当にトータル含めて、こんな幸せな環境で野球がやれる。素晴らしいところに来れたなと思います」と、プロの舞台で戦う喜びを口にした。
「それ以上に応援してもらっている分、自分はもっと頑張らないといけないと思いますし、これから先、もっともっと野球が続くので、もっと全力プレーでチームに貢献し、頑張りたいなと思っています」と、ベイスターズファンにもっと貢献していくことを誓った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月30日 09:00
阪神・桐敷拓馬投手(24)がセットアッパーとして奮闘中だ。昨季後半から中継ぎに本格転向。岡田監督から“スペードのエース”と称される活躍でブルペンに欠かせぬ存在になった。27日・ヤクルト戦(甲子園)でも好救援し、勝利に貢献。飛躍の裏にはメンタル面の成長があった。
◇ ◇
フルカウントから勝負球がわずかに外れても、表情一つ変わらない。代打・青木へ押し出し四球を与えた直後、安藤投手コーチ、内野陣がマウンドに集まってくる。その輪の中心で、桐敷は集中力を研ぎ澄ましていた。
「長打を打たれて同点、逆転というのが一番ダメなことだったので、そこはもう割り切ってというか、四球を出してしまいましたけど、次のバッターで(抑えたらいい)と思っていました」
27日のヤクルト戦。桐敷は4−2の七回1死満塁のピンチでマウンドへ上がった。勝負強い中村を空振り三振に仕留め、打席には代打・青木。桐敷が言うように一打同点、長打で逆転を許してしまう場面だ。青木に対して初球から厳しいコースを攻めていく。甘い球は厳禁。押し出し四球で1点差となったが、赤羽は空振り三振に仕留め、リードを守り抜いた。
この「割り切り」こそ、新たに手にしたリリーバーとしての心構えだ。昨季後半に中継ぎ転向。1年前なら「絶対抑えてやるというぐらいの気持ちでやっていたかもしれない」と実感を込める。
「キャッチャーの梅野さん、坂本さんと相談して、岩崎さん、島本さん、加治屋さん…先輩方から話を聞いて、少しずつ分かってきたのかなと。そこはだいぶ成長できてるのかなと思います」
今季はここまで11試合に登板し2勝0敗、5ホールド、防御率1・74。試合終盤、走者を置いた厳しい場面での火消しも任される中、抜群の安定感を支えるのは直球だ。同球種被打率・106、奪三振率11・32を誇る。
「まずはコースにきっちりと投げる。球速も去年より速くなりましたけど、速さより強さというところ。ベース盤の上の強さが必要。そこが少しずつ出てきている」
翌28日、球場に着くと、大竹から感謝の言葉とともにAmazonギフトカードを手渡された。「うれしいというか、びっくりしましたね。日用品でも買おうかな」。照れ笑いを浮かべつつ、先輩の心遣いに恐縮した。救援防御率1・13はリーグ断トツ。鉄壁リリーフ陣の中でも、左腕への信頼度は増すばかりだ。(デイリースポーツ・杉原史恭)
2024年04月30日 08:13
オリオールズ―アスレチックス戦でまさか
27日(日本時間28日)に行われた米大リーグの試合で、ボールがバットに負けて“破壊”されてしまう珍事が起きた。オリオールズ―アスレチックス戦の出来事はMLB公式も報じ、米ファンからは「クオリティは酷いね」「判定はどうなるの?」などと様々な声が集まっていた。
試合球があまり見ることのない姿になった。2回だ。アスレチックスの打者ランゲリアーズが初球をスイング。バットの先っぽに当たり、強烈なスピンがかかった。捕手の近くに転がるファウルとなったが、ボールは外側の白い皮の部分が敗れて、中身が見える状態になってしまった。
MLB公式Xでも「こんな風に破壊された野球のボールは見たことないでしょ!」と驚きとともに使えなくなってしまったボールの無残なシーンを公開した。
米ファンからは「MLBのものがことごとく縫い目でバラバラになるのは何でだ?」「ユニホーム同様に質が粗悪なのか、それとも単に運が悪いのか」「判定はどうなるの?ボール?それともファウル?」「今季の野球のクオリティは酷いね」「フェアゾーンだったらもっと面白かったのに」などと疑問の声が上がった。
今年のMLBでは、30球団が着用するユニホームを大手スポーツメーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造。ズボンが透けて上衣が見えたり、破れやすいなど批判を浴びていた。そうしたこともあってか「ファナティクスがボールまで作るようになったとは知らなかった」「ファナティクスはMLBのボールも作るようになったの?」「ナイキはボールも製造するようになったのか?」などといった声もあった。
(THE ANSWER編集部)