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2024年04月17日 18:27
トラウト7号、ウォード20打点…ア・リーグ1位 ア・リーグのタイトル争いをエンゼルスの主力が席巻している。16日(日本時間17日)の試合を終えた時点で、マイク・トラウト外野手が7本塁打、テイラー・ウォード外野手が20打点で各部門のトップに君臨。“予想外”の快進撃に気づいたファンも「ええやん!」「今年のエンゼルスは強い!」と興奮気味だ。 昨オフに大谷翔平投手がドジャースへFA移籍し、今季の苦戦が予想されたエンゼルス。開幕2戦は連敗したが、そこから4連勝で持ち直し、15日(同16日)はトラウトの7号2ラン、ウォードの6号3ランなどで7-3で快勝した。16日(同17日)の同カードは延長13回の末に6-7で惜敗するも、ウォードは延長11回に犠飛を放ち、ア・リーグ最速で20打点に到達した。 大谷が抜けても好調な打線に日本のファンも注目。「マジか!」「ベテランと若手が噛み合ってる感じは見てて嬉しい」「今年のエンゼルスは強い!」「トラ兄かっけぇ」「(トラウト)さすがすぎる」「ウォード好調なの嬉しすぎる」「ここに大谷さんがいたらどうなってだんだろう……」と興奮していた。 一方で「序盤はいつもこうなんだよ……」「春先好調なのはいつもの事」と懐疑的なファンも。2022年4月は14勝8敗と快調な滑り出しだったが、5月末から球団ワーストの14連敗。昨年も7月終了までは貯金5でプレーオフ進出の可能性もあったが、その後に連敗を繰り返して結局負け越しに。16日(同17日)の試合も9回に2点を返されて延長戦に突入すると、何度も勝ち越しながら最後はサヨナラ負けとなり「エンゼルスぽい負け方……」「なおエ」と落胆するコメントも見られた。 果たして今年のエンゼルスはどうなるのか――。タイトル争いを演じる中軸2人の打棒が大きく運命を左右することになるのは、間違いないだろう。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 13:36
元パ・リーグ審判部長の前川芳男(まえかわ・よしお)さんが26日に亡くなったことが30日、分かった。日本野球機構(NPB)が発表した。82歳。通夜は5月2日18時から、告別式は3日10時から、ともに神奈川県横浜市磯子区磯子8−14−12、真照寺で営まれる。
前川さんは、専修大卒業後、サラリーマン生活を経て、1967年からパ・リーグ審判員となった。97年まで31年間審判員を務め、2987試合に出場。95年からの2年間と2005年からの5年間の2度にわたって審判部長を務めた。
日本シリーズにもパ最多となる16度出場。「江夏の21球」で今でも語り草となっている1979年11月4日の日本シリーズ第7戦、近鉄−広島戦で球審を務めていた。
3勝3敗で迎えた同戦で、1点リードの九回に広島の守護神・江夏豊投手が自ら無死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜け、広島の球団初の日本一を達成。この九回裏の攻防を、ノンフィクション作家の山際淳司氏が「江夏の21球」として執筆した。
2024年04月30日 13:30
◆ 大谷翔平が5試合ぶりマルチ安打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が現地時間29日のダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」でフル出場。5試合ぶりにマルチ安打を記録した。
ダイヤモンドバックス先発は3年目左腕ヘンリー。初回の第1打席は、フルカウントから外角低めのカーブに巧く合わせ、中前安打で出塁。続くフレディ・フリーマンの安打で得点圏へ進んだが、4番ウィル・スミスが併殺打に倒れ、無得点に終わった。
逆転に成功した2回裏、なおも一死満塁という好機で迎えた第2打席。真ん中付近のカーブに初球打ちを試みるも、打球は二塁手の正面を捉え、二ゴロ併殺打。追加点を挙げることはできなかった。
5回表の第3打席は、2番手左腕サールフランクと対戦。カウント3-1から外角のシンカーを見送り、四球で出塁。その後、連続四球で満塁となり、5番テオスカー・ヘルナンデスのエンタイトル二塁打でホームへ生還した。
6回表の第4打席は、4番手左腕アレンと対戦。カウント0-1から外角低めのスイーパーを流し打つも、遊ゴロに倒れた。
8回表、無死一、二塁で迎えた第5打席は再びアレンと対戦。カウント0-1から真ん中高めのフォーシームを逆方向に弾き返し、左前適時打。リードを4点に広げた。
この試合の大谷は5打席全て左腕と対戦し、4打数2安打、1打点、1四球という内容で今季成績は打率.341、OPS1.041に上昇。右投手に対しては打率.389、6本塁打、左投手には打率.278、1本塁打という成績をマークしている。
2024年04月30日 13:30
8回に左前適時打…4打数2安打1打点で打率.341
■ドジャース 8ー4 Dバックス(日本時間30日・フェニックス)
ドジャース・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打1打点1四球だった。打率.341、OPS1.041。チームは8-4でカード初戦を勝利で飾った。
エンゼルス時代の昨季、自己最長493フィート(約150.3メートル)の本塁打を放っているヘンリーと対戦。初回の第1打席は中前打、2回一死満塁で迎えた第2打席では二ゴロ併殺打、5回の第3打席は四球だった。6回の第4打席は遊ゴロに倒れていた。
8回無死一、二塁の第5打席ではアレンの2球目の90.5マイル(約145.6キロ)のカッターをはじき返した。打球速度107.7マイル(約173.3キロ)の左前適時打でダメ押し点。5戦ぶりマルチ安打をマークした。
チームは先発パクストンが初回に先制を許したが、2回にE.ヘルナンデスの適時二塁打とパヘスの犠飛で逆転。さらに、5回にも打者10人で4得点の猛攻を見せた。10安打8得点で快勝し、貯金を7とした。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 13:22
今季からドジャースでプレーするヘルナンデス「僕はいい人すぎると思う」
今季からドジャースでプレーするテオスカー・ヘルナンデス外野手は、打線の主軸を担うだけではなく、ベンチでもチームを盛り上げている。
2024年04月30日 13:04
株式会社西武ライオンズ、西武鉄道株式会社、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは30日、6月8日(土)と9日(日)にベルーナドームで開催されるロックバンドGLAYのデビュー30周年を記念したライブ「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」と、西武グループ各社がコラボレーションした企画を、5月13日(月)から順次実施すると発表した。
GLAYは、1998年9月に初めてベルーナドームでライブを行い、2019年8月には25周年記念ライブも開催。ベルーナドームでライブを開催するのは、今回の30周年記念ライブを含めて3回目。
西武鉄道では、メンバーの写真をレイアウトした記念乗車券5枚を、これまで開催されたライブ“GLAY EXPO”の歩みを掲載した重厚感ある特製台紙にセットし、彼らのメジャーデビュー記念日である5月25日(土)から6月7日(金)まで池袋駅で、記念ライブが実施される6月8日(土)と9日(日)は、西武球場前駅で販売。また、5月13日(月)からは、メンバーを車両側面にあしらったラッピング電車が運行を開始する。
新宿プリンスホテルと川越プリンスホテルでは、「GLAY ROOM」と題した宿泊プランを各ホテル1日1室限定で用意。30周年のツアービジュアルをあしらった特別な内装でファンを出迎える。本プランでの宿泊者しか見ることのできないウェルカムメッセージやオリジナルグッズで、GLAYに染まるひとときを過ごすことができる。さらに、各レストランではGLAYの曲から着想を得たコラボメニューも期間限定で販売する。
ベルーナドームのイベントなどの興行誘致および管理運営を担っている西武ライオンズでは、6月8日と9日の2日間、場内の飲食売店をオープンし、埼玉西武ライオンズファンにも好評のスタジアムグルメを、ライブに来たファンに提供する。
2024年04月30日 12:56
DeNAは30日、5月28日〜5月30日の楽天戦、6月4日〜6月6日のオリックス戦で開催する『交流戦SERIES 2024』で、各試合先着でプレゼントするVサインTシャツに筒香嘉智選手デザインの追加が決定したと発表した。
▼『交流戦SERIES 2024』VサインTシャツ プレゼント概要
【サイズ】 フリー(L)サイズのみ
【対象者】 対象席種で2,000円(税込み)以上のチケットをお持ちの当日来場者
【配布枚数】 先着21,500名分
【対象席種】 ビジター外野指定席、ビジター外野応援シート、ビジター外野立ち見を除く全席種
※先着プレゼント対象: シーズンシート、各種招待チケット、公式ファンクラブ「引換チケット」
※追加購入チケットが2,000円(税込み)未満の方は対象外
【種 類】 全14種類 ※各日で異なり、ランダムでのお渡し。選手の指定不可
・ 5月28日〜30日 対楽天
#2牧秀悟選手、#7佐野恵太選手、#13伊勢大夢選手、 #25筒香嘉智選手、#45森原康平選手、#50山本祐大選手、#63関根大気選手
・ 6月4日〜6日 対オリックス
#0大田泰示選手、#1桑原将志選手、#11東克樹選手、 #19山粼康晃選手、#25筒香嘉智選手、#29伊藤光選手、#49 J.B.ウェンデルケン選手、#51宮粼敏郎選手
2024年04月30日 12:32
● メッツ 1−3 カブス ○
<現地時間4月29日 シティ・フィールド>
シカゴ・カブスが終盤に粘り強さを発揮し、逆転勝利。ナショナル・リーグ中地区の首位に浮上した。
カブスは1回裏、メッツの1番ニモに先頭打者アーチを浴び、先制点を献上。さらに打線は先発セベリーノの前に沈黙。7回まで無安打、無得点に封じ込まれてしまう。
しかし8回表、四球で走者を出すと、6番ダンズビー・スワンソンが中前安打を放ち、ノーヒットノーランを阻止。一死一、三塁となった後、代打ニック・マドリガルの併殺崩れの間に三塁走者が生還。終盤で試合を振り出しに戻した。
そして9回表、守護神ディアスから二死二塁のチャンスを作ると、4番クリストファー・モレルが左翼スタンドへ4号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。今月途中から守護神起用となったエクトル・ネリスが9回裏を締め、今季4セーブ目。前日の試合でサヨナラ負けを喫したマーク・ライターJr.が2番手として登板し、リベンジの無失点リリーフで今季初白星を手にした。
カブスは粘り強い逆転勝利で貯金7。3連敗中のブリュワーズに代わって地区首位に浮上した。
2024年04月30日 12:04
「お〜いお茶」とグローバルアンバサダー契約を結んだ
伊藤園は30日、「お〜いお茶」ブランドがドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を結んだと発表した。
2024年04月30日 11:39
トラウトがポッドキャスト番組に登場…豪華すぎる交友関係を明かす
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が豪華すぎる交友関係を明かした。米ポッドキャスト番組が、トラウトのプライベートに迫った動画をYouTubeに投稿。ゴルフのタイガー・ウッズ、NFLのトム・ブレイディら、次々と名前が出てくるスポーツ各界のレジェンドとの関係に注目が集まっている。
ポッドキャスト番組「Foul Territory」が19日(日本時間20日)に投稿した動画にトラウトが出演。司会を務めたエリック・クラッツ氏が「君の携帯に入っている番号で一番自慢できるのはタイガー・ウッズ?」と質問すると、トラウトは「ああ、彼だと言わざるを得ないね」と答えた。
さらにクラッツ氏は「トム・ブレイディあたりのも入ってる?」とNFL界のスーパースターの名前を挙げると、トラウトは一瞬沈黙した後に「確かにブレイディの番号も持っている」と回答。一方で、NBA界のレジェンド、マイケル・ジョーダン氏の電話番号については「持っていないよ」と口にした。
次々と明かされるスーパースターとの関係性に、元メジャーリーガーのトッド・フレイジャー氏は「そりゃGOAT(最高の)2人だな」と驚くと、クラッツ氏は「でもどちらか選んで。選ばなきゃダメ」と、最も自慢できるレジェンドを挙げるよう迫った。トラウトは「選ばせるの? じゃあ…」と考え込んだ上で、「ウッズには会ったことがあるが、ブレイディにはまだ会ったことがない」と答えた。
クラッツ氏は「OK。それはフェアだね」と納得した表情。トラウトは「もちろん……いつかブレイディにも会いたい。だが、タイガー・ウッズとコースを回ったのが……僕がゴルフを始めた理由は彼だから」と“苦渋の選択”の理由を説明。ざっくばらんなやり取りから見えたトラウトのプライベートに注目が集まった。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 11:17
今季からエンゼルスに加入していた
エンゼルスは29日(日本時間30日)、アーロン・ヒックス外野手をDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。オープン戦では好調も、シーズンでは打率.140、1本塁打5打点だった。米メディアはヒックスの低迷ぶりを伝えている。
34歳のヒックスは、ヤンキース時代の2018年には27本塁打をマーク。同年オフにヤンキースと7年7000万ドル(約110億円)の契約を結んだが、その後成績は下降し、2023年は開幕後に放出され、その後オリオールズと1年契約を結び、打率.275、7本塁打31打点をマークして地区優勝に貢献していた。
スプリングトレーニングでは19試合に出場して打率.313、2本塁打6打点、OPS.973と結果を残していたが、シーズンでは結果を残せなかった。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、「彼はエンゼルスのユニホームを着て以降さらに悪く見えた」と説明。「出塁率.222、長打率は.193と見苦しく、63打席のうち36.5%で三振した。四球率9.5%はリーグ平均より少し上だが彼の通算よりは下で、去年の数字さえ下回っている」とデータを示した。
今季は、大谷翔平投手が抜けた打線を補強するために、エンゼルスが獲得していた。外野では25歳のジョー・アデル外野手が打撃で結果を残しており、出場が減少。同メディアは「エンゼルスは、ウォード(左翼)とトラウト(中堅)の隣には好調のアデルを起用するようだ」と伝えている。
2018年以降はなかなか成績が上がってこない現状に、ファンからは「いくつかのチームは彼に関心を示すかもしれないが、彼のキャリアは近々終わりを迎えるように見える」「2017年から2020年、ヤンキースでは結構よかったのに」「スプリングトレーニング中はけっこう堅実なプレーを見せていたからある意味残念だ」と悲しむ声もあがっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 11:16
◆ 「アメリカの生活でも大切な相棒となっています」
株式会社伊藤園は30日、同社が展開する世界No.1の無糖緑茶飲料ブランド「お〜いお茶」とドジャース・大谷翔平選手がグローバル契約を締結したことを発表した。
⼤⾕選⼿自身が「⼤切な相棒」と語るように、⽇本在住時から「お〜いお茶」が大好きで、現在のロサンゼルスでの⽣活に⾄るまで様々な場面で愛飲しているという。
同社は今回の契約締結とともに、更なる活躍を祈念して、LAの地で世界を舞台に活躍する⼤⾕選⼿へ応援メッセージを綴った⼿紙を贈り、その手紙をスポーツ紙ならびに全国各地の地⽅紙で公開するという。また海外ではアメリカの「NY TIMES」や韓国「朝鮮⽇報」、オーストラリア「The Courier-Mail」などといった野球⼈気の⾼い国で発⾏される新聞に掲載される。現地で多くの⽅が読む新聞や公式HPでの掲載を通して、世界中を⼤⾕選⼿への応援メッセージ⼀⾊で染め上げ、エールを贈る。
▼ 伊藤園「お〜いお茶」から⼤⾕選⼿への⼿紙メッセージ全⽂
「拝啓大谷翔平様 お〜いオオタニサン︕あたらしい季節が来ましたね。いつも、ご活躍を拝⾒しております。
その凜とした姿から、勇気をいただく⽇々です。「お〜いお茶」が⼤⾕さんにとって、ほっと⼀息つけるときの⼀助になれれば幸いです。どんなときでも。どんなに離れていても。私たちは、⼤⾕さんのそばに。 伊藤園お〜いお茶」
▼ 大谷翔平選手から伊藤園「お〜いお茶」へのコメント全文
「この度、伊藤園「お〜いお茶」とグローバル契約を締結させていただきました。
僕は日本にいたときから「お〜いお茶」が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています。今回の契約は、僕が「お〜いお茶」が好きでよく飲んでいることが伊藤園さんに伝わったことがきっかけと聞き、とても嬉しく思っています。ひとりの「お〜いお茶」ファンとして、「お〜いお茶」の魅力を世界中の皆さんにお伝えしていけたら嬉しいです」
2024年04月30日 10:48
「お〜いお茶」とグローバルアンバサダー契約を結んだ
伊藤園は30日、「お〜いお茶」ブランドがドジャースの大谷翔平投手とグローバルアンバサダー契約を結んだと発表した。
2024年04月30日 10:02
12登板で防御率4.63…代わってバーランドが昇格
ドジャースは29日(日本時間30日)、元広島のライアン・ブレイシア投手を右ふくらはぎの張りで15日間の負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。28日(同29日)にさかのぼって適用される。代わって27歳の右腕ガス・バーランド投手が昇格した。
ブレイシアは2017年に広島に在籍。昨年6月にドジャースとマイナー契約を結び、39試合で防御率0.70をマークした。今季はここまで12試合に登板し4ホールド、防御率4.63だった。
バーランドは4月6日(同7日)に初昇格。2試合に登板し、防御率13.50で8日(同9日)にマイナー降格していた。(Full-Count編集部)
2024年04月30日 10:00
25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山本昌氏は、巨人・バルドナードについて言及した。
山本氏はバルナードについて「ボールの角度とスライダーの曲がり具合が、左バッターは低めのワンバウンドが全てストライクに見えてるんじゃないかな。角度と曲がり具合がすごくいいんですよ。左には特に厳しいピッチャーだなと感じましたね」と解説。
「投げている手の位置が左バッターの背中の方からくるので、そこから低めにまっすぐに見えて、ショートバウンドに見えるのがストライクになるので、左バッターには厄介ですよね」と語った。
バルドナードは今季ここまで12試合に登板して、8ホールド、防御率0.00と抜群の安定感を誇る。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月30日 10:00
阪神の木浪聖也内野手(29)が26日のヤクルト戦(甲子園)で、今季初失策を含む自己ワースト1試合3失策を記録した。八回の守備から交代後は一塁ベンチ最前列で声を出していたが時折、沈んだ表情を見せた。
プロは結果が全てだ。ただ、個人的にはチームへの貢献度や普段の姿勢や誠実な人柄を見ているだけに、複雑な気持ちにもなった。
昨季は初のゴールデングラブ賞を獲得。今季は堅実な守備でチームに貢献してきた。23日・DeNA戦(横浜)は同点の九回2死二、三塁で山本のボテボテのゴロに前進し、難しい体勢から一塁へジャンピングスロー。ギリギリのタイミングでサヨナラ負けを阻止し、引き分けに導いた好守は記憶に新しい。
馬場内野守備走塁コーチは「今はあまり打てていなくても、しっかり守ってくれる。本当に大きいこと」。得点力不足に苦しんだチームにとって欠かせない存在だ。
岡田監督は疲労も考慮し、27日から2試合連続で休養させた。仕切り直しで本来の姿を見せられるか。コーチ陣はメンタルをポイントに挙げた。藤本内野守備走塁コーチは「責任感が強いし、(先発だった)青柳やチームに申し訳ない気持ちは持っている」と気持ちをくみ取った上で続けた。
「(26日の)3つ目のエラーの時は『次やったらあかん』って大事に捕球しにいく気持ちはすごく分かる。でも、『打球を長く見ないと』と思うと余計に足が使えなくなって固まってしまうから」。自身は現役時代にショートでプレー。失策後は足が動かなくなることを想定し、普段より一歩前で守ることもあったという。変化を加えた理由はメンタルがプレーに影響するから。
「木浪は何度もいいプレーをしているし、技術はあるわけだから。メンタルはプレーに響くから、どこかで吹っ切らないとね。腹をくくってね。壁は自分で突破するしかない」と巻き返しへの気合が空回りしない必要性を説いた。
馬場コーチは現役時代の失策後は「もう一回、俺のところに来いと思っていた」という。「次、次って(前向きに)行く気持ちでやってほしい」と背中を押した。
すでに木浪は切り替えはできているように感じる。チームの一員として当たり前のこととはいえ、先発を外れた2試合は一塁ベンチ最前列で声を張り上げた。27日は自身に代わって先発した小幡が五回に安打を放って近本の2ランで生還すると、ハイタッチして背中もたたいて笑顔を見せた。
28日の練習では通常メニュー後にグラウンドに残って再度ノックを受け、丁寧にゴロをさばいた。「準備はできている」。あとはリフレッシュした心にスイッチを入れるだけだ。(デイリースポーツ野球デスク・西岡誠)