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2024年04月17日 21:33
Jリーグは4月17日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦の11試合を各地で開催した。 2回戦からJ1クラブが登場。鹿島は八戸と対戦し、前半に先制を許す展開も82分に安西幸輝の得点で同点に。1−1で迎えた延長戦で、108分に知念慶のゴールで逆転。2−1で勝利した。 【動画】知念慶の絶妙フィニッシュ!鹿島が2−1逆転勝ち! 札幌は沼津に3−1で勝利。田中宏武の先制弾、小林祐希の2発で白星を飾った。FC東京はYS横浜に4発完勝し、名古屋は大宮に2−0で勝利。J1で首位に立つC大阪は岩手を1−0でくだした一方、磐田は長崎に0−1で敗れた。 17日に開催されたルヴァン杯2回戦の結果は以下のとおり。 岩手 0−1 C大阪 八戸 1EX2 鹿島 いわき 0−2 新潟 大宮 0−2 名古屋 YS横浜 0−4 FC東京 松本 1(2PK4)1 福岡 沼津 1−3 札幌 今治 1EX2 神戸 北九州 1−2 町田 長崎 1−0 磐田 鹿児島 0−1 東京V 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 00:48
レアル・マドリードに所属しているトルコ代表FWアルダ・ギュレルが、トルコメディア『Sportskafa』のインタビューにて、レアル・マドリード移籍を決めた背景やビッグクラブでの日々について語った。
2005年2月25日生まれで現在19歳のA・ギュレルは、母国の名門フェネルバフチェのアカデミーで育ち、2021−22シーズンに16歳でトップチームデビューを飾る。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは、公式戦35試合出場6ゴール7アシストをマークし、チームのカップ戦優勝にも貢献していた。フェネルバフチェのトップチームでは2シーズン通算で公式戦通算51試合出場9ゴール12アシストを記録。昨年夏、レアル・マドリードへ完全移籍で加わった。
だが、スペインでは加入直後にケガに泣かされたこともあり、満足のいくスタートを切ることはできなかった。プレシーズンのアメリカツアーで右ひざ内側半月板を損傷し、手術に踏み切ると、復帰直後に左太ももの筋肉系トラブルに見舞われ、シーズン前半戦を欠場。負傷から戻ってきてからもなかなか出場時間が伸びなかったが、3月11日に行われたラ・リーガ第28節セルタ戦(○4−0)で加入後初ゴールを記録。4月27日に行われた第33節レアル・ソシエダ戦では、ラ・リーガで初のスタメンに名を連ねると、29分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルからの折り返しをダイレクトで押し込み、チームを勝利へ導く決勝弾を挙げていた。間違いなくスタートは出遅れたシーズンだったが、終盤戦に来てコンディションを上げてきている。
そんなギュレルが、母国の取材を受け、レアル・マドリードで過ごす日々を赤裸々に告白。クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースという2名の“レジェンド”については「彼らを名前で呼ぶことなんてできないよ」と明かし、その理由を「リスペクトが欠けているように感じてしまうんだ」と説明した。名前で呼ぶことはできないため、「彼らのことは“エルマノ”(※スペイン語で兄弟)と呼んでいる」らしいが、この影響からチームメイトからの呼称が定まったようだ。
「だから彼らも僕のことを兄弟と呼ぶようになった。もちろん“エルマノ”と呼ばれることもあるんだけど、今はチームのみんなが“アビ”と呼んでくれる。ルカが僕のことをアビと呼ぶと、ちょっとびっくりするね。彼らは“アビ”の意味(※トルコ語で兄弟)をよくわかっていないから、余計に面白いんだ」
また、18歳にしてレアル・マドリードへの加入を決断した理由についても言及。「もう1年フェネルバフチェにいても良かったし、そのような決断もできた」と前置きしつつも、「でも、トルコの若い選手がヨーロッパのビッグクラブで何ができるのか、世界に示したかった。僕は今後もそれを示すためにプレーを続ける」と強い決意を口にした。
【ハイライト動画】アルダ・ギュレル、ラ・リーガ初先発のソシエダ戦で今季2点目
2024年05月01日 00:00
かつて「キック・アンド・ラッシュ」と呼ばれたイングランドのサッカー。近年はもはや珍しいものになっているが、それでもサッカーにおいては空中戦に大きな重要性があることに変わりはない。
今回は『Football Faithful』から「今季のプレミアリーグで最も空中戦の勝利数が多い選手」をご紹介する。なお数値は4月24日段階のものなので注意。オリヴァー・マクバーニー
所属クラブ:シェフィールド・ユナイテッド
空中戦勝利数:114回
今シーズンのシェフィールド・ユナイテッドは降格の危機に瀕しているが、その中で輝きを見せている選手の1人がスコットランド人DFのオリヴァー・マクバーニーだ。
彼は今季のプレミアリーグで6ゴールを決めており、クラブで2番目の得点数を誇り、自身のキャリアで最多記録を更新。そして空中戦においても114回もの勝利数を記録している。カールトン・モリス
所属クラブ:ルートン・タウン
空中戦勝利数:118回
橋岡大樹が所属しているルートン・タウンも残留争いに巻き込まれているクラブ。昨季20ゴールを決めて昇格に貢献したカールトン・モリスも、まだ9ゴールと2桁に届かずにいる。
しかしその中でも空中戦においては有力な数字を残している。イリヤ・アデバヨとコンビを組んでいる彼は、数多くのロングボールに勝利して攻撃の起点になっていることがわかる。ジェームズ・タルコウスキ
所属クラブ:エヴァートン
空中戦勝利数:127回
勝点剥奪処分を受けて残留争いに突入することになったエヴァートン。ピッチ外の問題が足かせとなり、選手たちのプレーにも影響を与えている状況だ。
その中でセンターバックを務めている31歳のジェームズ・タルコウスキはベテランらしく浮き沈みのないパフォーマンスを見せており、守備を支える存在だ。空中戦を127回勝利しているほか、シュートブロック数はプレミア1位。フィルヒル・ファン・ダイク
所属クラブ:リヴァプール
空中戦勝利数:131回
フィルヒル・ファン・ダイクは昨季まで調子を落としていたが、今シーズンは最高レベルに近い水準まで力を戻している。
夏にヘンダーソンからキャプテンマークを引き継いだ彼は、今季リーグカップでの成功に導き、131回もの空中戦に勝利した。ユルゲン・クロップが去る来季も、彼は最終ラインの中心的な存在であり続けるだろう。ドミニク・カルヴァート=ルウィン
所属クラブ:エヴァートン
空中戦勝利数:133回
リヴァプール勢の台頭がすごい!プレミアの歴史上「最もアシストが多いDF」ベスト5
おそらくかなり意外な名前であるはずだ。エヴァートンのストライカーとして活躍しているカルヴァート=ルウィンは、決してヘディング専門の選手というわけではないものの、圧倒的な空中戦の強さを誇っている。
まるでトランポリンに乗っているようなジャンプ力があり、高い身体能力と見事なポジショニングを備えている。マージーサイド・ダービーのライバルであるリヴァプールのファン・ダイクを超えて1位に。
2024年05月01日 00:00
29日に行なわれたイラク戦で勝利し、パリ五輪への出場権を獲得した日本代表。ワールドカップよりも出場国が少ないこともあり、それぞれの地域でより厳しい予選が行なわれている。
その中で驚きの予選敗退となったのがブラジル。南米予選でアルゼンチンに敗れ、最後に出場権を獲得することができなかった。
今回はそんなブラジルで「五輪に出場できる権利を持っていた23歳以下のスター選手」を10名ピックアップした。 ロドリゴ
生年月日:2001年1月9日
現所属:レアル・マドリー
2001年1月1日生まれ以降の選手が出場できるパリ五輪。ヴィニシウス・ジュニオールはそれをクリアしていないが、ロドリゴはギリギリでその基準を満たしている。
レアル・マドリーですでに中心的なアタッカーの1人となっており、ヴィニシウス・ジュニオールとジュード・ベリンガムとの若手トリオはもはや誰も手が付けられない破壊力を備える。
早い段階でフル代表に招集されたため五輪代表の経験は5試合しかないが、いざ本大会となれば彼が出場する可能性もあっただろう。エンドリッキ
生年月日:2006年7月21日
現所属:パウメイラス(※レアル・マドリー加入内定)
すでに夏のマーケットでレアル・マドリーに移籍することが決まっているブラジルの天才アタッカー。まだ17歳でありながらすでにA代表でも2ゴールを決めている。
すでにペレやロナウドらと比較されるほどの完成度を持ち、優れたテクニックと見事な左足のシュートを備える。また前線ならどこでもこなし、献身性も武器としている。
今年はU-23ブラジル代表の一員として予選を戦ったものの、最後にアルゼンチンに屈してパリ五輪出場を逃してしまった。ヴィトール・ロッキ
生年月日:2005年2月28日
現所属:バルセロナ
今年1月にバルセロナへ加入した19際のブラジル人アタッカー。2023年にはアトレチコ・パラナエンセで全公式戦21ゴールという素晴らしい記録を残し、10代で欧州へと渡った。
さらにバルセロナでもすぐにチャビ・エルナンデス監督の信頼を受け、オサスナ戦では勝利をもたらすヘディングでのゴールを奪取。途中出場が主ながら、コンスタントにチャンスを獲得している。
昨年はU-23代表とA代表に招集を受けており、それぞれ1試合に出場。ブラジルが五輪に出場していたら、立場的には彼は選ばれていたはずだが…。ガブリエウ・マルティネリ
生年月日:2001年6月18日
現所属:アーセナル
すでに長い期間プレミアリーグで活躍しているためその印象はないが、実はまだパリ五輪代表の権利を持っているガブリエウ・マルティネリ。2001年6月生まれであるため、ロドリゴよりも年下だ。
10代でアーセナルに加入してからすぐに出場機会を獲得し、ウインガーとして確かな実力を見せ続けている。今季は公式戦41試合に出場して8ゴール5アシストを決め、優勝争いするクラブの中心人物に。
2021年に行われた東京五輪のブラジル代表メンバーとして金メダルを獲得した経験も持っており、2大会連続出場の可能性もあったのだが…。サヴィオ
生年月日:2004年4月10日
現所属:ジローナ
この夏にマンチェスター・シティへと移籍することがすでに決まっている20歳のアタッカー。
アトレチコ・ミネイロから2022年にシティ・グループのトロワへと移籍し、それからPSVアイントホーフェンとジローナにローン移籍。今季リーガを席巻したクラブの中で中心的な役割を果たした。
近年珍しい左利きの左サイドメインのウイングでありながら、自らゴールも決められる能力を備える。今年3月にはA代表にも初招集を受け、2023-24シーズンのブレイクスターの一人となった。ジョアン・ペドロ
生年月日:2001年9月26日
現所属:ブライトン
三笘薫が所属しているブライトンでプレーしているブラジル人ストライカー。2部のワトフォードで11ゴールを決める活躍を見せ、今季プレミアリーグでもその実力を発揮している。
ペナルティキックのスペシャリストとしても知られており、これまでのキャリアで13回担当して一度も外したことがないという脅威の成功率を誇る。また珍しいことにボランチからトップ下、ストライカーへと成長するに従ってポジションを上げてきた選手でもある。
昨年はブラジルのA代表とU-23代表の両方にデビューし、大きな一歩を踏み出したが…パリ五輪の望みは予選の段階で絶たれてしまった。ヤン・コウト
生年月日:2002年6月3日
現所属:ジローナ(※マンチェスター・シティからのローン)
バルセロナとの争奪戦の末、2020年にマンチェスター・シティへ移籍した右サイドバック。今シーズンはリーガで台風の目となったジローナのレギュラーを務め、大きな注目を集めた。
ブラジルの「ラテラウ」らしい攻撃的なプレーが特徴で、高い足元の技術を使った局面打開と機動力を活かして多くのチャンスを作り出す。
レアル・マドリーも獲得に興味を持っているという選手で、すでにA代表でも3試合に出場。もし五輪に出ればブレイク候補の1人だったが…。ルーカス・ベラウド
生年月日:2003年11月24日
現所属:パリ・サンジェルマン
すでにパリ・サンジェルマンでレギュラーを確保しつつあるディフェンダー。センターバックと左サイドバックをこなす応用力も備え、ルイス・エンリケ監督にとって貴重な存在となっている。
サンパウロから加入して間もない1月のトロフェ・デ・シャンピオンでデビューすると、その後カップ戦で結果を残してリーグアンでも重要な役割を担うようになった。
後方からボールを保持できるプレーはまさに新世代のマルキーニョス。マルセイユ戦ではレッドカードを受けてしまったものの、その評価が落ちることはない。ダニーロ
生年月日:2001年4月29日
現所属:ノッティンガム・フォレスト
マンチェスター・ユナイテッドがカゼミロの後継者として獲得を検討しているとも言われるノッティンガム・フォレストのボランチ。パウメイラスから昨年加入し、今季は安定した活躍で注目を集めている。
ボールを奪い取る能力や攻撃への切り替えなど様々な仕事をこなせるセンターハーフであり、今季のプレミアリーグでのプレーで多くのビッグクラブから熱視線を浴びているという。ジョアン・ゴメス
生年月日:2001年2月12日
現所属:ウォルヴァーハンプトン
なでしこジャパン、パリ五輪でメダル獲得の鍵を握る「主力選手」5名
ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズで今季重要な存在となっているブラジル人の若手ミッドフィルダー。アーセナルも狙っていると言われる今季のプレミアにおけるブレイクスターだ。
「ピットブル」(猛犬)と呼ばれる彼はタフなタックルを武器にするボランチでありつつ、攻守にわたって幅広く貢献できるオールラウンダー。
今年はブラジルのA代表にも選出され、イングランド戦ではルーカス・パケタやブルーノ・ギマランイスとともに中盤を組んで好プレーを見せている。
2024年04月30日 23:00
J1第10節浦和レッズ対名古屋グランパス戦が28日に埼玉県さいたま市内で行われ、2-1で3試合ぶりの白星を奪取した。
2024年04月30日 21:40
J1第10節浦和レッズ対名古屋グランパス戦が28日に埼玉県さいたま市内で行われ、2-1で3試合ぶりの白星を奪取した。前半24分にMF安居海渡が先制弾を突き刺し、後半25分にはFWチアゴ・サンタナがペナルティーキックで決勝点を挙げた。試合終盤に失点を許すも、強敵相手に逃げ切った。
この日先発した浦和MFサミュエル・グスタフソンは中盤の底でボールを配球しながら、攻守の切り替えに応じて立ち位置を調整して全体のバランスを取っていた。この日は堅守速攻を得意とする名古屋に序盤で押し込まれるシーンもあった。
背番号11は「序盤は(名古屋が)我々を押していましたね。相手が上回っていました。ただし20、25分くらいから我々のローテーションと我々の戦術がハマってきて、今度は相手側に困難を与え始めました。チャンスを作り始めて、相手は疲れ始め、強度が落ちてきていました。序盤と前半の最後のほうとは全く違う展開になってきましたね。どのように対人戦に構えるかという良い要素を我々が見せられたと思います」と総括した。
名古屋戦では元日本代表MF中島翔哉が左ウイングで先発。繊細なボールタッチで相手をいなし、軽やかなステップとドリブル、精度の高いパスでチームの攻撃をけん引した。中島のボールを受ける位置を見ながらグスタフソンがスペースを生めるように献身的なサポートをするなど息の合った連係を見せるシーンも散見された。
「以前もそうですし、どんどん一緒にプレーしてお互い関係性を深めています。彼は素晴らしいクリエイティブなサッカー選手なので、そんな選手とプレーするのは楽しいですね。いいコンビネーションが生まれたりと。もちろんそれもバランスを取らないといけません。常に形はキープしなきゃいけないですね。ボールを失ったときのことも考えなくてはいけない。ただし本当に(相手が)対人できたので、相手はピッタリときたので。ただし自分的にはああいう場面でシャープに決められたと思いますし、アシストもできたと思います。もうちょっとそこら辺は向上していきたいですね」と中島との連係に手応えを得ていた。
前節のガンバ大阪戦で今季初となる2連敗を喫してしまったが、強敵名古屋の勝利はチームにとって上位進出のきっかけとなりそうだ。
グスタフソンは「ガンバ戦も悪くはなかったと思います。ただしちょっと違う形の失点をしてしまった。もちろん向こうも違う形でディフェンスしてくるので、最終的にはやはり結果が色々と左右してくる。毎週我々は成長するのみです。そしてここ最近のホームゲームは良かったので。アビスパ、鳥栖、ガンバ戦も悪くなかったし、きょうも良かった。継続して、チームが良くなっていければと思います」と見据えていた。
スウェーデンのアシストマシーン!浦和獲得のグスタフソンの真価
チームは来月3日午後4時に川崎フロンターレとアウェーで対戦する。
2024年04月30日 21:26
ビジャレアルのMFアレックス・バエナに関する去就の噂は、加速度的に増しているようだ。29日、スペイン紙『アス』が報じている。
28日のラ・リーガ第33節ラージョ・バジェカーノ戦は、イエローサブマリンの若きテクニシャンが“傑物”であることを印象付けた試合となった。FWアレクサンダー・セルロートの2ゴールを演出したスルーパスは、どちらも針の穴に糸を通すようなものだった他、相手選手の逆をつくアイデアや連続股抜き、ゴールバーを強襲したミドルシュートなど抜きん出たパフォーマンスを発揮。3アシストという結果も残し、これでラ・リーガのアシストランクトップとなる『12』にまで伸ばした。いよいよ、アレックス・バエナが別次元の領域に足を踏み入れ始めている。
このカンテラーノが、今夏の移籍市場における注目株のひとりであることは、もはや想像に難しくないだろう。『アス』は、かねてより関心が明らかになっていたバルセロナとアトレティコ・マドリードに加え、ウナイ・エメリ監督のアストン・ヴィラも密かに動き出していると指摘。バエナにとっては、自身をトップチームデビューさせたかつての“恩師”であるとした上で、「この状況は、バスク人監督からのオファーと関心を受け、多くの憶測と噂を経てビジャレアルを去ったパウ・トーレスのケースに酷似している」と見解を綴った。
そんなバエナだが、同試合後の『カデナ・セール』とのインタビューにて「バルサでプレーすることは選手として最大の夢の一つだ。バルサは世界最高のクラブなのだから、それを望まない人はいないはず」と告白。ただ一方で、「ビジャレアルは自分の人生のクラブであり、全ての始まりのクラブ。この先何年もいられることを願っているよ」と強調。2028年夏までの現行契約に盛り込まれた契約解除金の6000万ユーロ(約101億円)にも触れ、「もし僕を獲得したいのであれば、6000万ユーロを支払う必要がある」と、仮に退団するとしても最愛のクラブにお金を残すことを宣言している。
また、ビジャレアル側も金額の譲歩には応じない方針とのこと。果たして、イエローサブマリンの“傑物”はどのような夏を過ごすことになるのだろうか。バエナの去就から目が離せない。
2024年04月30日 21:23
インテルに所属しているチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、今季限りでクラブを離れることとなりそうだ。複数のメディアが報じている。
現在35歳のA・サンチェスは若くしてヨーロッパに渡り、ウディネーゼ、バルセロナ、アーセナルなどで活躍。特にアーセナルでは、在籍した3シーズン半で公式戦通算166試合に出場して80ゴール43アシストを記録するなど、“エース”として活躍した。マンチェスター・ユナイテッドを経て2019年夏にインテルへレンタル移籍で加入すると、翌シーズンには完全移籍へ移行。一昨年夏にはマルセイユへ完全移籍したものの、昨年夏に再びインテルと1年契約を結び、今季より再びイタリアでプレーしていた。
インテルでは必ずしも不動の主軸と呼べるような立ち位置を確立しているわけではないが、攻撃陣のバックアッパーとしてチームに貢献。今季を含めた4シーズンで、公式戦139試合に出場して24ゴール27アシストをマーク。クラブ通算20回目のスクデットが決まった今季は、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとフランス代表FWマルクス・テュラムが前線でコンビを形成しているため、A・サンチェスの出場機会は途中出場がメインとなっているが、ここまで公式戦39試合のピッチに立って9ゴール5アシストを記録している。
貴重な“ジョーカー”として役割を全うしているA・サンチェスだが、今季限りでクラブに2度目の別れを告げる可能性が高いようだ。前記の通り、両者の現行契約は今季限りで満了を迎えるものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クラブ側に契約を更新する意思はないという。
このような状況のなか、A・サンチェスの動向を注視しているのがアルゼンチンの名門であるリーベル・プレートのようだ。A・サンチェスは2006年夏に母国のコブレロアからウディネーゼへ完全移籍し、17歳にして欧州上陸を果たしたものの、加入直後の2シーズンはレンタル移籍による“武者修行”に出た。1年目は母国のコロコロ、そして2年目はリーベル・プレートでプレー。リーベル・プレートでは公式戦31試合のピッチに立ち、4ゴール3アシストを記録するなど、若くして主力に君臨していた。
結局、A・サンチェスがリーベル・プレートでプレーしたのはこの1年間のみだったが、アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』によると、クラブはA・サンチェスの“復帰”に関心を示しているという。A・サンチェスは欧州でプレーを続ける選択肢も持ちつつ、南米復帰も視野に入れているとのこと。現在も主力として活躍しているチリ代表の活動を考慮し、より母国に近い環境でのプレーも選択肢から排除していないようだ。
仮にリーベル・プレートへ加入する場合、A・サンチェスにとっては2008年夏以来、時間にして16年ぶりの古巣復帰となる。なお、インテルとの契約が切れるタイミングのため、移籍金が発生しないフリートランスファーでの加入となる。
果たして、A・サンチェスは今季限りで“ネラッズーロ”のユニフォームを脱ぎ、新天地を求めることとなるのだろうか。今後の動向に注目だ。
2024年04月30日 21:17
日本代表を率いる森保一監督は30日、約1カ月にわたるヨーロッパ視察から帰国。
2024年04月30日 20:23
青森山田高の3年生だった松木玖生(FC東京)は、こんな言葉を残していた。
「3年後の五輪は狙っています」。東京五輪が終わって約1週間。「まずはチームで結果を残すことが第一優先」としつつ、インターハイが行なわれた福井の地で、はっきりと自身のビジョンを口にしていた。
東京五輪の試合はほとんどテレビで観戦。なんとなく見るのではなく、同じポジションに自分が入った場合を想定しながら、真剣な眼差しで見入った。今思えば、この頃からパリに向けた“松木玖生”の物語はスタートしていたのだろう。
時は経て2024年4月。松木はカタールの地にやってきた。パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに大岩ジャパンのメンバーとして参戦し、副キャプテンという大役を担いながら、中盤の要としてチームのために走り続けている。
グループステージ初戦の中国戦(1−0)では、鮮やかなボレーで開始早々に先制点を決めた。準々決勝のカタール戦(4−2)と準決勝のイラク戦(2−0)でも先発出場。カタール戦では戦術的な理由と警告を1枚もらっていた影響で前半のみの出場だったが、勝てば五輪行きが決まるイラク戦は80分までピッチに立った。
そのイラク戦では、繋ぎの部分でいくつかミスがあり、相手をファールで止めるシーンもあったが、試合を通じて安定したプレーを披露。この日はインサイドハーフで荒木遼太郎(FC東京)とコンビを組んだため、攻撃に比重を置く“10番”の役割ではなく、“8番”のポジションで攻守の繋ぎ役を全う。中盤でタフに戦い、球際の勝負で相手を凌駕した。
豊富な運動量を武器にボックス・トゥ・ボックスで動き回り、強烈なミドルシュートも放った。相手を脅かす一撃は、一度や二度ではなかった。
そして、イラクに勝利。まずは最初の関門を突破し、パリ五輪出場への最低限の通過点をクリアした。奇しくも試合翌日の4月30日は、21歳の誕生日でもあった。
松木は「ホッとした。今日は勝った喜びを噛み締めたい」と語り、「最高の誕生日を迎えることができました。ここまで来られたのは自分の力だけではない。スタッフ全員、チームメイトも含めて、最高のプレゼントを送ってもらったので、次は自分が期待に応えていきたい」と、ウズベキスタンとの決勝に向けて気を引き締め直した。
【PHOTO】U-23日本代表のイラク戦出場16選手&監督の採点・寸評。藤田が圧巻の2アシスト、安定感抜群の高井も高評価
3年前にパリ五輪出場という目標を掲げた松木。プロではルーキーイヤーからFC東京でポジションを掴み、31試合で2ゴールを奪った。翌年も主軸としてプレーし、今季はキャプテンに就任。代表では、高3の10月に飛び級でU-23アジアカップ予選に出場し、翌年3月には大岩ジャパンの立ち上げ遠征となるドバイカップのメンバーにも選ばれた。
U-20日本代表でもキャプテンとして活躍し、昨季は3月にU-20アジアカップ、5月にはU-20ワールドカップに出場した。
特にU-20日本代表での体験は唯一無二で、自身初の世界大会では多くの学びがあった。1勝1敗で迎えたグループステージ最終戦は、イスラエルに1−2で逆転負け。数的優位に立ちながらも残り15分で2失点。土壇場でノックアウトステージ進出がほぼ潰えた結果に対して、松木は次のように話していた。
「やっぱり勝負に対する気持ちや、最後に足が伸びてくるところは、日本と海外の差。まだ終わっていないですけど、しっかり個人個人が自チームに帰った時に見つめ直して、レベルアップしていけるようにしていきたい」
最終的にチームは他グループの結果を受け、グループステージ敗退で帰国の途についた。しかし、真剣勝負の場で得た経験は今に生きている。厳しい戦いを味わってきたからこそ、今大会は心に余裕を持ってプレーができていたからだ。
「今大会、自分はすごく気持ちの面で楽にいけている。それはU-20のアジアカップやワールドカップを経験したからこそで、自分にとってのプラスアルファの部分」
紆余曲折がありながら、定めたチェックポイントを通過した。しかし、今大会はまだ終わっていない。アジア・ナンバーワンの称号を掴む戦いが残っている。松木は3年前の言葉を踏まえ、決勝に向けて想いを紡いだ。
「ずっと選ばれたいと思っていたし、やっぱり自分は本当にこの年代で優勝をしたい。その想いがありながら、自分が考える過程では最高のところまで来ているので、あとは目に見える結果にこだわっていくだけ」
泣いても笑っても、あと1試合。全ての力を出し切り、松木は結果を求めて最後の戦い、ウズベキスタンとの決勝戦に挑む。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年04月30日 20:00
29日イングランド実質2部チャンピオンシップのレスター・シティはプレストンに3-0で勝利し、13-14シーズン以来、8度目の優勝を決めた。前節終了時点でレスター・シティはプレミアリーグ自動昇格となる2位以上を確定させており、来季のプレミアリーグの昇格が決まっていた。
この日勝利すれば優勝が決まるプレストン戦で、37分にジェイミー・バーディが先制ゴールを決めると、52分にも同選手が追加点を決めた。その後67分にケイシー・マカティアもゴールネットを揺らし3-0で快勝した。
試合後、レスター・シティのエンツォ・マレスカ監督は取材に応じ、以下のようにコメントした。
「素晴らしい気分。激しく、厳しいシーズンだった。チャンピオンシップは多くの試合があり、厳しいものだ。しかし、私たちはそれをやり遂げた。素晴らしいパフォーマンスだった。ミルウォール戦とプリマス戦で勝ち点を落としたときでも嬉しかった。あとはチャンスを掴むだけだった。今夜の試合では、我々はこの優勝に完全に値した」(英『Leicestershire Live』より)
マレスカ監督はチャンピオンシップでの優勝に喜びを爆発させ、優勝に値したとチームを賞賛した。昨年まで、マンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めていた同監督。来季はプレミアリーグを舞台に師弟対決も実現する。新たに生まれる楽しみな対決となりそうだ。
2024年04月30日 20:00
細貝萌、原口元気の古巣でもあるドイツ2部ヘルタ・ベルリンとキットサプライヤーのNikeは28日、デザインに懐かしさを覚えるスペシャルユニフォームを発表した。男女チームがそれぞれ1試合限定で着用する。Hertha Berlin 2023-24 Nike Special Edition
ヘルタ・ベルリン 2023-24 Nike スペシャルエディション ユニフォーム
日本の色名でいう“藍色”に近いブルーとホワイトのボーダー柄に、一目で懐かしさを覚える人もいることだろう。今回のデザインは、1990年代末期に登場した二つのユニフォームに着想を得ている。
ヘルタは1963年に創設されたブンデスリーガ1部のオリジナルメンバーだが、その後は降格(一時期は3部にまで転落している)と昇格を繰り返すエレベータークラブとなる。
そんなヘルタが4度目の1部昇格となったのが1997-98シーズン。この昇格シーズンは11位とまずまずの成績で終えるが、翌98-99シーズンは3位でフィニッシュと大躍進し、初のUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めている。この2シーズンのユニフォームで今回のような“藍色ボーダー”を採用していた。
97-98、98-99の2シーズンでの活躍によりヘルタは首都ベルリンのクラブとして認知され、ファンクラブの会員数やシーズンチケットの売り上げが急速に増加したという。
今回の特別ユニフォームはアイコニックな色とボーダーで、そんな時代の空気感をも演出。おそらくはどちらか特定のシーズンを再現したというわけではなく、この両シーズンをイメージしたものと思われる。
久々に登場した円形のエンブレムや、シャツ前面右下のエンブレムタブなども、90年代末期の2つのユニフォームを再現。ちなみのその時代のユニフォームは、現在でもファンの間で非常に人気が高い。
今季「特別ユニフォームを着て、ホームで負けた」欧州の6チーム
このユニフォームは、今季ホーム最終戦となる5月11日の第33節カイザースラウテルン戦で選手が着用する。女子チームも5月24日の試合で着用予定だ。
なお、一般向けには発表当日の4月28日にクラブ公式オンラインストアで発売となったが、すぐに完売している。
2024年04月30日 19:30
現在マンチェスター・ユナイテッドは6位で勝ち点は54、残り試合4試合全勝したとしても現在4位のアストン・ヴィラの勝ち点が67のためトップ4入りは不可能だ。
2024年04月30日 19:20
英『Manchester Evening News』によると、プレミアリーグの優勝を争うマンチェスター・シティの守護神GKエデルソン・モラエスに重傷の可能性があるようだ。
28日に開催されたプレミアリーグ第35節ノッティンガム・フォレスト戦に先発出場したエデルソンだが、前半16分にDFウィリー・ボリーと接触して負傷。左肩を痛め、ピッチ上に倒れ込んでいた。
前半の45分間こそ出場していたものの、後半開始からGKシュテファン・オルテガと交代していた。試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、エデルソンの状態について、「状態は良くないようだ。明日、ドクターに診てもらう」とコメント。エデルソンは試合後に左腕に固定具をつけて会場を後にする姿も確認されており、長期離脱は避けられないようだ。
守護神は途中交代してしまったマンCだが、この試合はDFヨシュコ・グヴァルディオルとFWアーリング・ハーランドの得点もあり、2-0で完封勝利。消化試合が1試合少ない中、暫定で首位に立つアーセナルと勝ち点1差の2位につけている。
2024年04月30日 19:13
サッカー界の“嫌われ者”は誰なのか?
先日、マンチェスター・ユナイテッドのFWアントニー(24歳)の試合後の振る舞いが物議を醸した。ブラジル代表経験を持つウインガーは、4月21日に行われたFAカップ準決勝の試合後に相手選手への敬意を欠くジェスチャーをしてメディアやSNSで叩かれることになった。
「俺だってこんなことはしない!」
イングランド2部のコベントリーと対戦したユナイテッドは、格下を相手に3点のリードを奪いながら追いつかれてしまい、あわや番狂わせの餌食に。何とかPK戦を制してファイナル進出を決めたのだが、試合後に批判を浴びた。PK戦の決着がついた瞬間、FWアントニーが相手チームの方を振り返りながら耳に手を当てて「聞こえない」といったジェスチャーをして、120分の死闘を演じたコベントリーの選手たちを馬鹿にしたのだ。
FA杯準決勝のPK戦終了後、コベントリーの選手たちを揶揄したアントニー(左から4人目)
チームメイトのDFハリー・マグワイアが相手チームの健闘を称えて握手を求めに行くなかで、敬意を欠いたアントニーの行動は大いにバッシングを浴びた。無論、アントニーにも言い分はある。試合後にエリック・テン・ハフ監督が「彼は挑発されたんだ」と説明したように、後日アントニー本人も「僕らのファンに対する相手選手の態度が良くなかったので、僕はクラブを守ろうと挑発に乗ってしまった」とSNSで明かした。どんな事情があったにしろ、準決勝まで勝ち上がってきた2部のチームに対して取るべき行動ではなかった。なぜなら、あんなことは“一番の嫌われ者”でさえしないからだ。
試合後、アントニーの態度について『BBC』がSNSでファンに意見を求めると、ある選手がファンに混ざって自分の意見をポストした。「念のために言っておくが、俺だってこんなことはしない!」と。これを書き込んだ選手というのが、プレミアリーグ随一の“嫌われ者”として知られるブレントフォードのFWニール・モペイ(27歳)なのだ。
今季エバートンから古巣ブレントフォードにローン中のモペイは、これまで幾度となく相手選手と揉めてきた。今年1月のトッテナム戦では、先制点を決めた後に相手MFジェイムズ・マディソンのトレードマークとなっている“ダーツを投げる”ゴールセレブレーションを真似してスパーズの選手から反感を買った。2月のマンチェスター・シティ戦では、試合中にDFカイル・ウォーカーと一触即発の事態に陥った。家族を馬鹿にされたと激怒したウォーカーに対し、モペイは挑発を認めつつも、家族については一切触れていないと否定した。
境界線を守りつつ挑発を続ける
これまで何度もいざこざを起こしてきたモペイは、英紙『The Sun』が選ぶ「うざい奴ランキング」でウルグアイ代表FWルイス・スアレスなど抑えて2位に選ばれたことがある。だから彼は“嫌われ者”なのだが、超えてはいけない境界線はちゃんと心得ている。「個人的な攻撃はしないし、一度も限度を超えたことはないはず」と、モペイは英紙『The Times』のインタビューで説明している。「ギリギリまでいくけど、相手選手のプライベートや家族について触れたことはない。皆さんは試合中の姿だけで選手の人間性を判断するが、それが真の姿とは限らないんだ。僕はどう思われようが気にしないがね」
そしてモペイは、ちゃんと計算して踏み込んでいる。「みんなサッカー選手のことを『つまらない』と言うよね。それなのに僕が何かすると『アイツは最も嫌われている選手』と言われてしまうんだ。僕にとってフットボールは遊びであり、エンターテインメントなんだ。僕は楽しんでいるだけさ。そしてピッチ上では、勝つために何でもする。自分の発言で相手が苛立ってミスをしてくれるかもしれない。この戦法はなかなか効き目があるんだ。相手の感情を揺さぶることができれば最高さ」
当然、リスクはある。スパーズ戦でゴールセレブレーションを真似た時は、結局2-3の逆転負けを喫してしまい、試合後にマディソンから「彼(モペイ)は全然ゴールを決めてこなかったから自分のゴールセレブレーションがないのさ!」と揶揄された。それでもモペイは、しっぺ返しを承知で相手に食って掛かる。その性格は親譲りだという。フランス生まれのモペイだが、母親はアルゼンチン出身で「母は良い意味で感情豊かで、何か発言することを臆さない」そうだ。
だからモペイは、これからも「超えてはならない一線」だけは超えることなく、チームを勝利に導くために相手選手を挑発し続けることだろう。
Photos: Getty Images
2024年04月30日 19:12
ミランに所属するDFシモン・ケアーのシーズン終了後の退団は決定的なようだ。29日、デンマークメディア『Bold.dk』が報じている。
「シモンはロッソネロを去ることになるだろう。両者が選択を共有している。議論の余地はない」と、シモン・ケアーの代理人を務めるミケル・ベック氏が語った。現在35歳の“おとぎの国の守り人”は、母国のミッティランでプロキャリアを始めた後、ヴォルフスブルクやリール、セビージャやミランなど6カ国9クラブに在籍。また、2009年にデビューを果たしたデンマーク代表では主将として牽引するとともに、同国代表歴代最多出場数の保持者でもある。
2020年1月に加入したミランでは、ここまでクラブ公式戦通算120試合に出場。また、2020−21シーズンには8年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、翌2021−22シーズンには11年ぶりのスクデット戴冠をも経験した。ここ2シーズンは負傷に悩まされ続けた中、現行契約が満了を迎える今夏にミランでの冒険を終えることを決断したことを明かした同選手の代理人は「彼が4年以上もプレーすることを愛してやまなかったクラブとの別れとしては、自然なタイミング」とし、以下のように述べている。
「シモンは何年も前から、いつかミランでプレーしたいと言っていたよ。実際に、キャリアで最も多くの試合に出場したクラブはここだ」
「彼はミランをイタリアサッカー界のトップに戻すことを望み、それを実現させた。2022年にスクデットを獲得し、昨年にはチャンピオンズリーグ準決勝に進出したようにね」
なお、新天地については「彼はキャプテンとしてEUROを戦い、それから来年のことを決めることになる」と、まずはデンマーク代表として出場するEURO2024に集中するようだ。