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2024年06月25日 10:20
マルセイユは24日、ロベルト・デ・ゼルビ氏の新監督就任が基本合意に達したことを発表した。 マルセイユは2023−24シーズン、マルセリーノ・ガルシア・トラル氏(現:ビジャレアル)がウルトラス(応援団体)の脅迫騒動により、リーグ・アン開幕からわずか5試合(2勝3分)で辞任。その後任として、昨年9月にジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が就任したものの成績が上向かず、今年2月に解任された。その後、ジャン・ルイ・ガセット氏が指揮官に就任し、最終的にはリーグ・アン8位、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト4という成績でシーズンを終えた。 大きな注目が集まっていた新監督人事だが、2023−24シーズン限りでブライトンを退団したデ・ゼルビ氏の就任が確実となった。今回の発表によると、両者の交渉は大筋合意に達し、クラブ側は正式承認と同氏の近日中の到着に向けて準備を進めているという。なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、契約期間が2027年6月末までの3年間になる可能性が高いと指摘している。 現在45歳のデ・ゼルビ氏は2013年の現役引退後に指導者に転身し、母国のフォッジャやパレルモ、ベネヴェント、サッスオーロの指揮官を歴任。ウクライナの名門シャフタールを退任した後の2022年9月には、グレアム・ポッター氏の後任としてブライトンに就任した。日本代表FW三笘薫らを中心に攻撃的なサッカーを展開し、初年度はリーグ戦を6位で終えEL出場権を獲得。2023−24シーズンはプレミアリーグで11位、初挑戦のELでベスト16進出という成績を残したが、5月に契約満了を待たずしての退任が発表されていた。
2024年06月29日 05:31
先の6月シリーズでも躍動するなど、いまや森保ジャパンで不可欠な存在となっているスタッド・ドゥ・ランスのMF中村敬斗が、ある日本代表戦士との初対面エピソードを披露した。
元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』では、7月4日より8週連続で日本代表戦士をゲストに迎える。6月27日に配信された最新回では、その一部が先出しで公開された。
その中で、ゲスト出演した中村が「めちゃくちゃ怖かったです」と回想したのが、鎌田大地との出会いだ。オーストリアのLASK時代、鎌田が当時プレーしていたフランクフルトとプレシーズンマッチで対戦した際、試合前に挨拶に行ったという。
【画像】日本は死の組? W杯アジア最終予選の組み合わせ
「鎌田選手と長谷部(誠)選手がいて、めっちゃ緊張するなぁと思って。長谷部さんはベンチだったんですけど、大地君はスタメンで、僕もスタメンだったんで、『日本人の中村敬斗です、お願いします』って試合前に言いに行ったんですよ。そしたら『ういー』みたいな。『こわっ』と思って。もう少し話したいなと思ったんですけど」
「こわっ。挨拶してよ、ちゃんと」と突っ込んだ内田氏は、鎌田が「覚えてるんですよ、それは。そんな子いたなって。だから大きくなったなと思って(笑)」と返すと、爆笑していた。
当時は、まだ代表に絡んでいなかった中村だが、いまはすっかり定着。現在は鎌田ともいい関係を築いているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月29日 05:00
日本は北中米ワールドカップのアジア最終予選でオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組に。ホーム&アウェーで計10試合を戦い、2位以上なら自動で本大会に出場、3位か4位の場合はプレーオフに進み、6か国で残り2.5枠を争うことになる。
本大会の出場国が32から48に拡大されて、アジアに8.5枠が与えられるという報道が出た時点では、もう予選敗退の可能性が無くなったかのような意見も多く見られたし、筆者もその例外ではなかった。
しかし、いざ抽選会で3つの組に分けられて、それぞれ上位2か国という枠で見ると、決して簡単ではないことが分かる。
また準々決勝で敗退したアジアカップを振り返っても、アジアでの戦いはW杯の本大会とは異質の難しさがあり、シンプルに選手の“個の力”やプレーの強度を上げるだけで、全ての試合で圧倒できるような単純明快なものではない。
ただ、アジアを勝ち抜く難しさを考えて、今回のC組は決して悪い組分けではない。
たとえばポット6では、2次予選で苦しめられ、アウェーがどこで行なわれるか不透明な北朝鮮と、最終予選でも同組になることは避けられた。ポット4にはアジア上位のポテンシャルを持つUAEもいたが、北朝鮮と同じく、イランとアジア王者のカタールがいるA組に入った。
同じくポット4のオマーンは前回の初戦で、ホームながら敗れた因縁の相手だが、韓国と同じB組に。一方でバーレーンにはアジアカップのラウンド16で3−1と勝利している。簡単な相手ではないが、選手の特長や戦い方なども想定しやすい。
日本はイラン、韓国とともにポット1だったが正直、ポット3まではどこも力のある国で、厳しい戦いになることは想定できる国ばかり。その中でC組は日本、オーストラリア、サウジアラビアとなった。
シンプルにFIFAランキングを見ると、それぞれのポットの最上位国が集まった格好だが、オーストラリアは4大会連続、サウジアラビアも3大会連続で同じ組となっており、戦い慣れているのはメリットだ。
両国の戦術も、徹底的に守りを固めてロングボールという形ではなく、オーストラリアはポジショナルプレーをベースとした、ボールを幅広く繋いでいくサッカーで、サウジアラビアはアジアの中でも最もポゼッション思考が強い。
たとえばアジアカップのグループステージで日本が敗れたイラクやアジアカップ準優勝のヨルダンといった国は、日本にとって噛み合わせがあまり良くない。そして、どちらかというとアジアの戦いに向き合うことを求められる。
そうした基準で見ると、オーストラリアとサウジアラビアが同組に入ったことで、ある程度、世界の戦いを想定した準備も進めながら最終予選を戦っていくことができるだろう。
【PHOTO】コンセプトはFIRE(炎)! 日本代表が新ユニホームを発表! 久保建英、長谷川唯ら選手着用ショット!
筆者が多少、懸念しているのは、最初の2試合を戦う9月は欧州リーグが開幕したばかりで、日本の主力の大半を占める“欧州組”のコンディションが100とは言い難いことだ。開幕戦からスタメンで出られていない選手はなおさらだろう。
日程を見ると9月5日の初戦がホームの中国戦、同10日がアウェーのバーレーン戦となるが、第二次森保ジャパンに複数回、招集されているメンバーが30人を超える選手層を考えれば、その時にしっかりと試合に出ている選手を中心に招集、起用を考えても良いのではないか。
最終的に首位突破を決めた前回も、苦戦した理由が最初のオマーン戦に敗れたことだった。そして10月には前回と全く同じ順番で、アウェーのサウジアラビア戦、ホームのオーストラリア戦が待っている。9月の2試合で連勝して、良い流れで10月シリーズに乗り込んでいきたい。
まず何より大事なのは最終予選を突破して、無事に本大会へと駒を進めることだが、世界で勝つことを目ざすためには、最後の2試合を待たずに突破を決めることが理想ではある。
2014年のザックジャパンでは、5か国で最終予選を戦い、7試合目となる6月のオーストラリア戦で突破を決めたが、実は3月にアウェーのヨルダン戦で勝利すれば、2試合を残して突破が決まるはずだった。
しかし、1−2でまさかの敗戦となり、突破が6月シリーズに持ち越されたことで、テスト的なメンバーを招集することができず、そのままW杯のプレ大会だったコンフェデレーションズカップに臨むことになった。
そのことで新戦力のテストが後手後手になり、惨敗に終わったブラジルW杯に大きく響いたことは、日本代表の苦い経験であり、教訓でもある。
予選後、本大会を見据えた残り1年のマッチメイクがどうなるかは現時点で知る由もないが、最終的に突破を決めるのはマストとして、できる限り勝点3を重ねていって、来年3月の2試合目となるホームのサウジアラビア戦までに2位以内を確定させて、最後の2試合は世界への足がかりにすることができたら理想的だ。
文●河治良幸
2024年06月29日 04:09
オランダ代表のキャプテンとしてEURO2024を戦うDFフィルジル・ファン・ダイクが、一部のファンやメディアによる批判について言及した。28日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
グループDを1勝1分1敗の3位で突破し、なんとか決勝トーナメントへの進出を決めたオランダ代表。1988年大会以来2度目の優勝に向け大きな期待を集めながら開幕を迎えた“オレンジ軍団”だったが、ここまでは本来のパフォーマンスを発揮できていない。第3節オーストリア代表戦での敗戦後には、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏から、「恥ずべきパフォーマンス」と酷評されるなど、少なくない批判がチームに集まった。
そんななか、ファン・ダイクはチームへのバッシングについて、「批判を受けるのは理解している」とコメント。「全体的にもっと良くできるはずだし、そうあるべきだ。僕たちは自分たちを過大評価しているのかもしれない」と厳しい言葉を自らに向けている。
一方で、「オーストリア戦の敗戦後、沢山のことを議論しなければならなかったし、沢山のことを分析しなければならなかった」と改善への取り組みが行われたことを強調。続けて、「うまくいかなかったのは戦術の問題ではない。それは勝利への意欲の問題だった」と見解を示し、「だから僕たちはその点について厳しい言葉で話し合った」と明かした。
なお、オランダ代表は来月2日にベスト8進出をかけてルーマニア代表と対戦する。
2024年06月29日 03:13
EURO2024・ラウンド16のデンマーク代表戦を控えるドイツ代表に、思わぬアクシデントが発生したようだ。
2024年06月29日 00:26
スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、EURO2024・ラウンド16のイングランド代表戦に向けた決意を語った。28日、イギリスメディア『BBC』が同選手のコメントを伝えている。
全チームが1勝1分1敗を記録し、4カ国が勝ち点「4」で並んだ“大混戦”グループEを3位で突破したスロバキア代表。史上初のベスト8進出を目指して、30日にイングランド代表とのラウンド16に臨むスロバキア代表の主将シュクリニアルは、対戦相手の力量が脅威と認めたものの、自分たちにも勝ち抜くチャンスがあることを強調した。
シュクリニアルはイングランド代表の印象について、「彼らは個々のクオリティを頼りにしていて、試合を決められる選手がいることは理解している」とコメント。一方で、「だからこそチームワークで対処できると思うんだ」と勝利に向けたポイントを口にしている。
また、「初戦(セルビア代表戦)でも、彼らは自らが“イングランド”だということを意識して臨んだが、彼らは結果という観点から物事を管理しなければならない」と優勝候補独自の評価基準が設けられている対戦相手の状況を分析。続けて、「メディアもファンも試合後は批判的で、僕たちよりもずっとプレッシャーがかかるだろう。それは僕たちにとって有利に働くはずだ」と自国のメリットを指摘した。
2024年06月29日 00:00
6月20日に開幕を迎えたコパ・アメリカ2024。今回はアメリカで開催され、数多くのスターが大会に臨んでいる。
今回は『Planet Football』から「コパ・アメリカ2024に出場している選手の中で最も給料が高い選手TOP!0」をご紹介する。10位:クリスティアン・ロメロ
代表:アルゼンチン
クラブ:トッテナム
年俸:860万ポンド(およそ17.4億円)
リオネル・メッシも「世界最高のディフェンダー」だと称賛したアルゼンチン代表のクリスティアン・ロメロ。トッテナム・ホットスパーで週給16万5000ポンドを受け取っている。 9位:ガブリエウ・マルチネッリ
代表:ブラジル
クラブ:アーセナル
年俸:940万ポンド(およそ19.02億円)
今季はやや一貫性が欠けていた部分があり、ミケル・アルテタ監督は彼をメンバーに入れたり入れなかったりしていた。ただ調子が良ければ冨安健洋も「クラブで一番守りにくい」と明かす存在。アーセナルでの週給は18万ポンド。8位:エンソ・フェルナンデス
代表:アルゼンチン
クラブ:チェルシー
年俸:940万ポンド(およそ19.02億円)
2022年のワールドカップでアルゼンチン代表を頂点に引き上げ、評価を一気に高めたエンソ・フェルナンデス。チェルシーに移籍したあとはクラブの不調に足を引っ張られているが…。7位:ラウタロ・マルティネス
代表:アルゼンチン
クラブ:インテル
年俸:960万ポンド(およそ19.42億円)
ヨーロッパの5大リーグで今季ラウタロ・マルティネスよりもゴールを決めた選手は4人しかいない。アルゼンチン代表でプレーする彼はインテルで年俸960万ポンドを受け取っている。6位:リオネル・メッシ
代表:アルゼンチン
クラブ:インテル・マイアミ
年俸:970万ポンド(およそ19.63億円)
信じられないかもしれないが、リオネル・メッシはコパ・アメリカでトップ5に入っていない。インテル・マイアミでは970万ポンド程度の給与である。とはいえ、彼が商業的なスポンサーシップで得ている額は半端ではない。5位:ラフィーニャ
代表:ブラジル
クラブ:バルセロナ
年俸:1080万ポンド(およそ21.85億円)
ラフィーニャは今季バルセロナでレギュラーとはいかなかったものの、同クラブで最も生産性の高い選手の一人であった。91.5分ごとにゴールかアシストを決めている。給料は年1000万ポンドを超えた。4位:ロドリゴ
代表:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
年俸:1080万ポンド(およそ21.85億円)
今季のレアル・マドリーでチャンピオンズリーグ優勝を果たしたばかりのロドリゴ。夏はブラジル代表としてコパ・アメリカを制覇しに向かう。年俸は大会で4位タイとなる額だ。3位:エデル・ミリトン
代表:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
年俸:1250万ポンド(およそ25.29億円)
今季の大半を前十字靭帯の断裂によって欠場を余儀なくされたが、コパ・アメリカに向けて出場が可能なまでに回復することができた。2019年大会の優勝メンバーでもある彼は1250万ポンドの給与を受け取っている。2位:マルキーニョス
代表:ブラジル
クラブ:パリ・サンジェルマン
年俸:1450万ポンド(およそ29.34億円)
過去10年間に渡ってパリ・サンジェルマンでプレーしてきたマルキーニョス。ブラジル代表でも長く主力となってきた彼は、現在クラブで1450万ポンドの給与を受け取っている。
大谷翔平は1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王 1位:ヴィニシウス・ジュニオール
代表:ブラジル
クラブ:レアル・マドリー
年俸:1800万ポンド(およそ36.42億円)
コパ・アメリカで圧倒的な高給取りはブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオールだった。レアル・マドリーで大ブレイクした「点を取れるドリブラー」は、現在1800万ポンドの給与を約束されている。
2024年06月28日 23:55
今週、リヴァプールなどでプレイしてきたGKロリス・カリウスとイタリアの人気リポーターであるディレッタ・レオッタさんが結婚式を挙げた。
結婚式はシチリア島の海辺で行われたようで、2人のInstagramにも幸せそうな写真や動画が多数投稿されている。
2人は2022年より交際をスタートさせ、昨年に婚約。昨年には娘アリアちゃんも誕生し、シーズンオフとなった6月に挙式することを選んだようだ。
カリウスは今季ニューカッスルに所属していたが、クラブとの契約は今季限りで切れる。伊『TuttoSport』によると、レオッタさんはイタリアでのプレイを希望しているという。ニューカッスルは遠くて不便だったらしく、次のように語っている。
「私はミラノに住んでいるから、ミラノに近いのが私たちにとっては理想的かな。私はいつも彼に、セリエAに来た選手はイタリアに恋をして、ずっとそこに留まることが多いらしいよと伝えているの。彼もそうなるかもしれないしね。モンツァか、イタリアのチームに加入すべきよ。家族の近くでプレイしてくれたら嬉しい。ニューカッスルは直行便がなくて、不便だもの」
カリウスもイケメンサッカー選手であり、レオッタさんも美人リポーターとして人気が高い。まさに美男美女と言うべき2人で、レオッタさんの希望通りカリウスがイタリアへ向かう場合は何かと話題を呼ぶことになりそうだ。
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2024年06月28日 23:14
メスに所属するジョージア代表FWゲオルゲス・ミカウターゼに、フランス国内の複数クラブが関心を寄せているようだ。
2024年06月28日 23:00
2024明治安田J1リーグも20試合を終えて、いよいよ後半戦の戦いがスタートした。
現在首位を走るのはJ2から昇格し、J1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。2023シーズンに青森山田高校の監督から町田の監督に黒田氏が就任して以降、着実なステップアップを果たしてきた町田はJ1の舞台でも躍動している。
町田はここまで20試合を終えて、12勝4分4敗で勝ち点を40まで積み上げた。2位の鹿島、3位のG大阪との勝ち点差は2と接戦ではあるが、前半戦を終えて町田が首位に立つことを予想できた者は少ないかもしれない。
そんな町田の快進撃に驚いているのは米『ESPN』だ。同メディアは「8度の優勝を誇る鹿島アントラーズから、前回優勝のヴィッセル神戸、そしてガンバ大阪、サンフレッチェ広島、FC東京といった常連チームまで、首位との差がわずか7ポイントであり、いずれのチームも今シーズンはトップの座を狙えると信じる理由があるだろう」と、ここまでのJ1を振り返った。そして続けて「しかし山頂では、現在あまり聞き慣れない名前が先頭を走っており、それは実に驚くべきことだ」と綴り、首位を走る町田の快進撃に驚いている様子。
さらに同メディアは「今シーズン、降格争いを強いられると予想されていたゼルビアがまさかのタイトル争いに加わったことは驚くべきことであり、彼らの物語はさらに面白さを増している」とも綴っており、タイトルレースのトップを走る町田を称賛している。
球際の激しさやロングスローなどの町田の戦い方は議論を呼ぶこともあるが、同メディアは黒田監督率いる町田のサッカーをこう評価している。
「ポゼッションサッカーの美徳が称賛される時代で、 黒田監督の[4-4-2]のフォーメーションで、選手全員が90分間全力で走り回り、往年のウィングプレイで相手を攻略しようとするゼルビアのハイペースかつダイレクトなスタイルには、どこか清々しいものを感じる」
ここ最近は様々なことで話題を呼んでいる町田。直近2試合はスコアレスドローが続いており、不安な声もあがっているが、変わらず首位をキープできている。ここまででも十分な出来と言えるが、黒田監督、そして町田の選手たちが狙うのは優勝だろう。
とはいえまだ後半戦も始まったばかりで、ここから長い戦いが待っている。まずは、現在首位の町田が今週末のG大阪との上位対決を制することができるのか、注目だ。
2024年06月28日 22:00
エナジードリンクの販売を世界的に展開する『レッドブル』が、J3・大宮アルディージャの経営に参画することが報じられている。
レッドブルは1984年にオーストリアのザルツブルクにて設立され、短期間で世界的な企業へと急成長。スポーツ界にも早い段階で参入し、大々的に宣伝を行っている。
サッカー界には2005年に参入し、それからおよそ20年が経った。同じグローバル戦略をとる『シティグループ』ほどの成功は収めていないものの、サッカー界の一大勢力の一つになったといえるだろう。
ここでは、そのレッドブルが所有するサッカークラブと彼らの買収前・買収後の変化などを見ていこう。レッドブル・ザルツブルク
買収前のクラブ名:アウストリア・ザルツブルク
買収後のクラブ名:レッドブル・ザルツブルク
当時のカテゴリー:ブンデスリーガ1部
現在のカテゴリー:ブンデスリーガ1部
買収前のチームカラー:紫白
買収後のチームカラー:赤白
買収前のスタジアム:ヴァルス・シーツェンハイム(18,200人)
買収後のスタジアム:レッドブル・アレーナ(30,188人/改修)
買収前の主なタイトル:リーグ優勝3回
買収後の主なタイトル:リーグ優勝14回(合計17)
買収前の有名選手:オリヴァー・ビアホフ、ヴォルフガング・ファイアージンガー
買収後の有名選手:アーリング・ハーランド、サディオ・マネ、南野拓実、ジョバンニ・トラパットーニ(監督)
レッドブルのサッカー界への進出は2005年、彼らのお膝元であるザルツブルクから始まった。
買収したのは1933年創設で、90年代に3度のリーグ優勝を誇るアウストリア・ザルツブルク。21世紀に入ってからは低迷し存続が危ぶまれていた。
アウストリア・ザルツブルクは紫を基調としていたが、レッドブルはこれを一新する。企業カラーを全面に押し出した赤白へと変更し、クラブ名もレッドブル・ザルツブルクへと改名した(*)。南野拓実と奥川雅也
レッドブルは買収後すぐに世界各国から選手を補強し、日本からも宮本恒靖、三都主アレサンドロを獲得している。これはエナジードリンクの販売が日本で苦戦していたことによるもの。
以降は国内で事実上の1強状態となり、2013-14シーズンからはリーグ10連覇を達成。アーリング・ハーランド、サディオ・マネに代表されるように世界的なタレントも輩出し、日本人では南野拓実、奥川雅也に続き、先日には川村拓夢を獲得している。
(*)この方針にサポーターらは反発し、新たにSVアウストリア・ザルツブルクを立ち上げているニューヨーク・レッドブルズ
買収前のクラブ名:メトロスターズ
買収後のクラブ名:ニューヨーク・レッドブルズ
当時のカテゴリー:MLS(降格なし)
現在のカテゴリー:MLS(降格なし)
買収前のチームカラー:赤黒
買収後のチームカラー:赤白
買収前のスタジアム名:ジャイアンツ・スタジアム(80,242人)
買収後のスタジアム名:レッドブル・アリーナ(25,000人/新設)
買収前のタイトル:特になし
買収後のタイトル:サポーターズ・シールド3回(MLSカップ準優勝1回)
買収前の有名選手:ロベルト・ドナドーニ、ローター・マテウス、トニー・メオラ、ティム・ハワード
買収後の有名選手:ティエリ・アンリ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
次にレッドブルが目を付けたのが世界一の経済大国アメリカであり、その中心地ニューヨーク(*)で生まれたメトロスターズだ。
アメリカは1994年ワールドカップ開催でサッカー人気が沸騰し、1996年にMLSが発足。メトロスターズはその“オリジナル10”で、ロベルト・ドナドーニ、ローター・マテウスら当時の世界的なスター選手が加わり、大都市のクラブということもあって大きな成功が期待された。かつてのメトロスターズ
ただ想定していたような成績はあげられず、2006年にレッドブルが買収しニューヨーク・レッドブルズへと改名した。MLSはちょうどこの頃から再びスター選手の加入が続き、レッドブルズにもティエリ・アンリ、ジュニーニョ・ペルナンブカーノらレジェンドが在籍。2013年には日本人の木村光佑もプレーしている。
買収後はイースタンカンファレンスのレギュラーシーズンで5度も1位になっている。しかし頂点には立てておらず、2015年に誕生しシティグループが所有するニューヨーク・シティに後塵を拝している状況だ。
(*)ただし実際の拠点は隣接するニュージャージー州であるRBライプツィヒ
買収前のクラブ名:SSVマルクランシュタット
買収後のクラブ名:RBライプツィヒ
当時のカテゴリー:5部リーグ
現在のカテゴリー:ブンデスリーガ1部
買収前のチームカラー:青白
買収後のチームカラー:赤白
買収前のスタジアム名:ツェントラールシュタディオン (47,069人)
買収後のスタジアム名:レッドブル・アレーナ(47,069人)
買収前のタイトル:特になし
買収後のタイトル:DFBポカール2度(ブンデスリーガ2位2回、3位3回)
買収前の有名選手:なし
買収後の有名選手:ティモ・ヴェルナー、ナビ・ケイタ
レッドブルが次なるターゲットとしたのがオーストリアと同じ言語圏のドイツであり、旧東ドイツの主要都市だったライプツィヒだ。
レッドブルは当初ライプツィヒの強豪クラブを買収しようとしたが、強硬な反対運動にあい断念。代わりに当時5部のSSVマルクランシュタットという小さなクラブのライセンスを買収し、(過去の歴史を引き継がず)新たなクラブとしてスタートさせた。
彼らはここでもクラブ名に「レッドブル」を付けようとした。しかしドイツの規定ではスポンサー名を付けることはできないため、「RasenBallsport」をRBとすることでこれを回避した。もちろん事実上は「Red Bull」の略称である。
買収後の躍進はご存知の通り。8年でブンデスリーガに到達すると、今ではバイエルンやドルトムントを脅かす存在となっている。レッドブル・ブラガンチーノ
買収前のクラブ名:ブラガンチーノ
買収後のクラブ名:レッドブル・ブラガンチーノ
当時のカテゴリー:全国選手権2部
現在のカテゴリー:全国選手権1部
買収前のチームカラー:白黒
買収後のチームカラー:赤白
買収前のスタジアム:ナビゾン(17,724人)
買収後のスタジアム:ナビゾン(17,724人)
買収前のタイトル:サンパウロ州選手権1回(全国選手権の準優勝1回)
買収後のタイトル:特になし(コパ・スダメリカーナ準優勝1回)
買収前の有名選手:カルロス・パヘイラ(監督)、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ(監督)、ザーゴ(監督)
買収後の有名選手:ルーカス・エヴァンジェリスタ
世界的にも大きな市場を持つブラジル。レッドブルは2007年にレッドブル・ブラジルというチームを設立しているが「10年での1部リーグ到達」という目標に届かなかったため、2019年にブラガンチーノと合併する形で誕生したのがこのクラブだ。
ブラガンチーノは過去にセルジオ越後がブラジル時代に所属し、元日本代表FW呂比須ワグナーが監督を務めたクラブでもある。
1928年創設と長い歴史を持ち、1990年にはサンパウロ州選手権で優勝、翌年には全国選手権で準優勝しているが、小さなクラブで継続的な成功は難しく、基本的に2部と3部を行き来するようなクラブだった。
とはいえ拠点は大都市サンパウロ。さらに2019年はちょうど2部リーグに昇格したタイミングでもあり、いち早く成功を収めるのにはレッドブルにとって打ってつけのクラブであった。
買収後はクラブハウスなどの環境が整備され、かつて白黒だったチームカラーはもちろん赤白へと変更。買収初年度には元鹿島アントラーズのザーゴ監督のもと2部リーグを制して昇格し、以来1部リーグに留まり続けている。
これまでタイトルはないものの2021年と2023年には全国選手権で6位に。2021年には南米のELに相当するコパ・スダメリカーナで準優勝するなど国内の強豪クラブへと成長している。
【コラム】大宮を買収?なぜレッドブルはスポーツに巨額を投資できるのか
以上のようにレッドブルがターゲットとするのは、世界的な市場を持つ国のクラブである。彼らは買収後、容赦なくクラブ名とチームカラーを変更する一方、成績は確実に向上し、スター選手の獲得やスタジアムの新築・改修なども期待できる。
ただレッドブル・ブラジルのように目標が達成されなければ他クラブとの吸収合併も辞さない。現在J3の大宮は果たしてどのような運命をたどるのだろうか。
2024年06月28日 21:15
欧州サッカーの祭典「EURO2024」は激戦のグループステージが終わり、いよいよ負ければ終わりのノックアウトステージが日本時間6月29日(土)深夜から幕を開ける。
同大会を放送・配信するWOWOWは、ノックアウトステージも全15試合を日本語実況・解説つきで生中継する。
「ワールドカップよりもグループステージ突破が難しい大会かもしれない」と、各国のレベルの高さに舌を巻いたのは、WOWOWで解説を務める坪井慶介氏。
元日本代表でW杯にも出場した坪井氏の目に、今大会はどのように映っているのかー。決勝トーナメントの展望とあわせてWOWOWが実施したインタビューを紹介する。スペインとドイツは頭一つ抜けている印象
――グループステージ(GS)全体の印象は?
W杯でもそうですが、どの国もGSは苦労するんだなと感じました。スムーズに勝ち上がっているのはスペインとドイツ、ポルトガルぐらいで、あとはどの国も苦労している印象があります。
もしかしたらW杯よりもGS突破が難しいと言える大会かもしれません。強豪国と呼ばれる国以外のチームでも非常に良いサッカーをしていると思います。そういう意味で、GS突破はやはり厳しいものだなと感じました。
優勝候補にも挙げられるイングランドには、メンバーは良いけどいつも苦戦する印象がありました。今大会もここまでは難しい状況にあるなと感じます。
メンバーを見れば見るほど、とんでもないチームだと思っていましたが、蓋を開けてみると“おやおや?”という印象が正直なところです。良い選手が集まるだけでは勝てないというサッカーの面白さを感じます。
――改めてポテンシャルの高さを感じた国は?
スペインとドイツは、選手層もそうですが、戦術的にも4-3-3、あるいは4-2-3-1で洗練されている印象です。
ボールポゼッションはもちろんですが、ボールを奪ってからも速い。中も外も使える。なんでも出来るチームだなという印象です。
選手層とやっているサッカーは頭一つ抜けていると感じていますし、順調にいけば準々決勝で両国が当たってしまうのはもったいないですね。
また、ポルトガルは個人的に注目している国の一つです。若くて良い選手もたくさんいますが、ぺぺ(ポルト/41歳)など、同世代の選手が活躍している点も注目している理由の一つです。
クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)も39歳ですよね。その年齢でトップレベルで活躍しているのは本当にすごいことです。個が強すぎるゆえにチームとしては上手くいかない可能性もある中で、ちゃんと結果を出してきている点は素晴らしいなと思います。
ある記事で、ジョアン・カンセロ(バルセロナ)が「(ロナウドは)ピークを過ぎているけど、色々な意味で影響力があるし、チームのために戦っているから代表でもできるんだ」といった趣旨の発言をしていました。若い選手が“彼はピークを過ぎている”と言えている環境は良いことだと思います。
僕はチームが結果を出していく上では、必ず経験豊富な選手が必要だと思っています。一方で、若い選手が育っていかないとチームのサイクルは回っていきません。そこをどれだけ上手くやるかが監督の仕事だと思っています。
僕自身、自分では(ベテランとしての振る舞いが)出来ていると思っていても、周りから見るとそうじゃないといったジレンマを感じていた時期がありました。ポルトガルの状態を見る限り、そういう意味でもとてもいい状態にあるんだろうなと感じます。
――優勝候補に挙げられているフランスの印象は?
点が取れない印象ですね。エムバペやデンベレ(ともにパリ・サンジェルマン)、テュラム(インテル)など個の力で点が取れる選手たちが揃っているのに、ここまでは点が取れていない。その背景には、欧州各国の守備の固さとGKのレベルの高さが影響しているのかもしれません。
今大会は4-3-3や4-2-3-1のシステムを採用しているチームが多いですが、守備時には5バックに可変して守ったり、そのまま中盤でガチっと嵌めて守ったりと、守り方がすごく洗練されている印象があります。強力なサイドアタッカーがいるときは、後ろの枚数を増やすだけでなく、前の選手たちもおりてスペースを消すといったやり方がかなり洗練されている印象は受けます。
一方、攻撃の部分ではウィングが非常に重要だと思っていて、ここで1枚2枚と剥がせると一気に相手の守備組織が崩れます。ウィングが中に入ってサイドバックが上がってくる形でも良いですが、どちらにしてもサイドで剥がせる選手がいるかどうかが重要かなと思います。
――GS全体を通して最も印象的なチームは?
スペインはやっぱり強いと感じました。ラミン・ヤマル(バルセロナ)もそうですけど、ニコ・ウィリアムズ(アスレティック)もすごい。ロドリ(マンチェスター・シティ)やペドリ(バルセロナ)といった真ん中のラインもそうですが、ウィングが強烈です。
現代のサッカーは中央のラインだけではなく、ウィングの部分で相手を剥がせるか否かはかなり重要だと思っています。その点でスペインの両翼は状態が良いなと感じます。
――今大会を通じて、日本サッカーが見習うべき点はありますか?
僕は守備の人間なので、ディフェンスのところに注目しています。先日、遠藤航(リヴァプール)と話す機会がありましたが、やはりボールを奪いに行くところに欧州と日本ではまだ差があるなと。
ボールを奪いに行くスピードと寄せる距離感が違う。奪うためにはボールホルダーの近くに行かないといけないけど、怯んで間合いを空けたらボールは取れないし、下がったらチームとして怒られるそうです。
ボランチが抜けていった選手についていく方がDFラインは崩れずにリスクは小さく済むかもしれないけど、欧州の選手はそこでDFの選手がボールを奪いにいく。自分のスペースを捨てて、後ろがマンツーマンになっても前に出てボールを奪いに行くといったリスクを負っている。
だからこそ攻撃的な守備になるし、見ていても面白いのだと思います。日本でももっとそういった守り方がスタンダードになっていくと良いなと感じています。
そこは“意識”と普段からの“習慣”が重要になってくる部分だと思います。一瞬でも躊躇したら間に合わない世界なので、日々の練習から徹底していくことが大事なんだろうと感じます。
――守備の話になりましたが、気になるDFの選手はいましたか?
イタリアのリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ)は、クロアチアのヨシュコ・グヴァルディオル(マンチェスター・シティ)が出てきたときのような衝撃を受けました。もちろんサイズもあるし足元も強くて守備は間違いないですが、左足でボールを前に持ち運ぶこともできるので注目しています。
現代のDFには、パスが出せることとボールを前に運べることが求められますが、僕はいつも言っている通り、DFはまず守れないといけません。その点でもグヴァルディオルやカラフィオーリはやっぱり守備もすごい。それがベースにあった上で、攻撃のタスクをあれだけこなせるのはすごいなと思いますね。GSで苦労したチームの巻き返しに期待
――いよいよ決勝トーナメントがはじまりますが、気になるチームは?
GSを3位通過となりルーマニアと対戦することになったオランダは気になります。DFラインはサブも含めてすごい選手が揃っています。統率という意味でコンパクトさと対人の部分は世界トップクラスだなと感じています。
ただ、前線とDFラインの選手は充実している一方で、フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)を欠く中盤が若干手薄なのかもしれません。それが影響してか、得点力がイマイチといった印象があります。
ただ、GSで苦労したチームが決勝トーナメントで復調するケースは多々あります。そこにはすごく注目しています。
ドイツ、スペインやポルトガルなど、順当にGSを突破したチームと、イングランドやフランス、イタリア、オランダなど、GSで苦労したチームのどちらが決勝トーナメントで勝ち上がるのか。連戦ですし、スペインなど、ターンオーバーをしているチームが有利に思えますが、必ずしもそうは行きません。
とは言え、スペインは相当良い勝ち方をしてきていますし、ポルトガルなども良い状態です。どちらの状態のチームが勝ち上がっていくのか、すごく気になっています。
――大会中、チームがうまくいっていない時に重要になってくることは?
大会が始まっているので、監督と選手の関係がどうとかを言っても仕方がありません。ピッチで選手たちが「俺たちがやろうぜ!」という状態になることが一番大切だと思っています。
GSで上手くいかないなりにもなんとか勝ち上がったのであれば、ピッチ内で選手たちがやるだけだと思います。ベンチメンバーも含めチームが一丸となり割り切って戦っていけるかが大事だと思います。
――ずばり優勝予想は?
面白くない無難な答えとしては、スペインだと思いますが、個人的にはベルギーにも期待しています。
FIFAランキング2位とかにいながら、国際大会で優勝したことのないベルギー。実は現役時代からベルギーが好きで、チーム内で優勝予想をした際にはいつもベルギーを挙げていました。
デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)はキレキレですし、フィニッシュの面で上手く嵌まれば勝ち上がっていけると僕は思っています。今大会まで知りませんでしたが、ドディ・ルケバキオ(セビージャ)も、ものすごく良い選手です。ベルギーとポルトガルの中盤から前のタレントは本当に素晴らしいですね。
――決勝トーナメントに向けて、視聴者へのメッセージをお願いします。
自分が応援していないチームを見ても、W杯に匹敵するくらい面白い試合ばかりです。僕は仕事を通してそのことを改めて感じています。
もちろん世界的に名の知れた選手たちのプレーを見ることも素晴らしいですが、「こんな選手がいるんだ!」という発見がある大会でもあります。大会が終わった後、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)が始まったときに、ここで戦った選手たちの活躍を見るのも面白い。
EURO2024の「最も美しく、最も奇妙なヘアスタイル」7名
現役時代はあまりEUROを見てこなかったので、今大会が僕にとって思い出のEUROになるはずです。みなさん、一緒に思い出を作りましょう!WOWOW番組情報『UEFA EURO 2024TM サッカー欧州選手権』
・決勝トーナメント ベスト16
「スイスvsイタリア」6/30(日)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ドイツvsデンマーク」6/30(日)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「イングランドvsスロバキア」7/1(月)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「スペインvsジョージア」7/1(月)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「フランスvsベルギー」7/2(火)午前0:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ポルトガルvsスロベニア」7/2(火)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
「ルーマニアvsオランダ」7/3(水)午前0:45[WOWOWシネマ][WOWOWオンデマンド]
「オーストリアvsトルコ」7/3(水)午前3:45[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]
・準々決勝 7/6(土)・7(日) 午前0:45〜/午前3:45〜
・準決勝 7/10(水)・11(木) 午前3:45〜
・決勝 7/15(月・祝)午前3:00〜
2024年06月28日 21:00
マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドを巡って、今夏争奪戦が繰り広げられる可能性があるようだ。
2024年06月28日 20:58
北海道コンサドーレ札幌は6月28日、公式YouTubeチャンネルで新加入のDF大粼玲央のインタビューを公開した。
昨冬にヴィッセル神戸から移籍したUAEのエミレーツ・クラブを、わずか2か月で退団。6月21日に札幌へ完全移籍で加入した。
そんな32歳は、現在の心境を「このチームの一員になれて良かった。身が引き締まる思い。自分がやらなければという思いを持っている」と語る。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
札幌はリーグ戦6連敗中で最下位と、厳しい状況が続く。それでも大粼は「シビアだとは思っていない」と、J1残留へ自信を見せた。
「まだ半分あるし、自力で順位を上げられるところにいる。チャンスがないわけではないので、目の前の試合に勝つことを意識すれば、おのずと良い結果が出てくる」
28日にJリーグの出場登録手続きが完了する大粼。翌日に行なわれるアルビレックス新潟戦で、新天地デビューとなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年06月28日 20:50
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、デンマーク代表戦でのスタメン変更を検討しているようだ。27日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
自国開催のEURO2024で28年ぶりの欧州制覇を目指すドイツは、開幕戦でスコットランド代表に5−1で快勝し、第2戦はハンガリー代表を2−0で撃破。早々と決勝トーナメント進出を決めると、スイス代表との第3戦では前半に先制を許したものの、後半アディショナルタイムに追い付き、2勝1分の勝ち点「7」でグループAを首位通過している。
ナーゲルスマン監督はグループステージ3試合とも全く同じ11名をスターティングメンバーに並べ、最前列にはカイ・ハフェルツ(アーセナル/イングランド)が入った。同選手は背後への抜け出しや中盤に降りてのプレーで起点を作るなど精力的なプレーを見せている一方、得点はスコットランド戦のPKによる1点のみ。よりボックス内で力を発揮するニクラス・フュルクルク(シュトゥットガルト)が途中出場から2ゴールを記録していることもあり、ドイツ国内ではセンターフォワード(CF)のスタメン変更を望む声も挙がっているようだ。
両選手の起用法について、ナーゲルスマン監督はコーチを務めるザンドロ・ヴァーグナー氏らとの協議を重ねているとのこと。そして、現地時間27日木曜日に行われたトレーニングセッションでは、フュルクルクが先発メンバーに名を連ねたようだ。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、現地時間29日に控えるデンマークとの決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)において、同選手が先発入りする可能性が高まっていると伝えている。
一方で、フュルクルクとハフェルツが同時起用される可能性もある模様。その場合はハフェルツが中盤の攻撃的ポジションのいずれかに入り、イルカイ・ギュンドアン(バルセロナ/スペイン)、ジャマル・ムシアラ(バイエルン)、フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)のうち1人が控えに回ることになるようだ。これまでのパフォーマンスを考慮すると、3人の中で控え降格の可能性が最も高いのはヴィルツだという。
なお、デンマーク戦ではセンターバック(CB)の一角を担っていたヨナタン・ター(レヴァークーゼン)が累積警告により出場停止となるが、代役はニコ・シュロッターベック(ドルトムント)が務める見込み。また、負傷が心配されているアントニオ・リュディガーについては、直近のトレーニングセッションには参加しているものの、出場可否は現時点で不透明だという。
2024年06月28日 20:47
9月にスタートする北中米ワールドカップ・アジア最終予選の組分けは決まったが、韓国代表の監督はいまだ決まっていない。
2次予選の2試合が組まれた6月シリーズでは、臨時で指揮を執ったキム・ドフン監督の正式就任も取り沙汰されたが、本人は韓国放送公社『KBS』との電話インタビューで、「明確に大韓サッカー協会に断りの意思を伝えました」と明かしている。
「6月のAマッチ2連戦が終わった後、協会側からオファーが来たのですが、断りの意思を正確に伝えました。臨時監督期間にエネルギーを使いすぎたため、年末まではできるだけ休息を取る予定です」
キム・ドフン監督は、代表チームを率いた経験は貴重な思い出とする一方で、自身は代表チームよりクラブを取るというスタンスだ。
「実はクリンスマン監督の就任時にもヘッドコーチの候補に挙がっていましたが、辞退しました。今回は代表チームの状況が本当に大変だったので引き受けましたが、私はクラブの監督の方が好きなんです」
【PHOTO】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集!
またKBSの見解では、キム・ドフン監督は国内の有能な指導者が、外国人監督の“代案”としてのみ取り上げられる現状に懐疑的で、残念に思っているという。
強化委員会は去る2月のクリンスマン監督の更迭以来、4か月以上、指揮官探しをするなかで、ここに来て候補者を絞り込み、再び国内の監督を含めて議論を重ねてきた。12人の候補にホン・ミョンボ、キム・ドフンの名前が挙がったが、両監督とも以前から何度も断りの意向を表明していたようだ。
デッドラインに設定した7月初旬も迫るなかで、チョン・ヘソン委員長は最近、一部の外国人候補者とビデオ面接を行なったと伝えられている。
最終予選までには正式に監督を迎え入れられるのか。KBSは「キム・ドフン監督が拒否の意思を明らかにしたなかで、強化委員会が再び外国人に方向転換して結論を出すのか、どのような決断を下すにしても、納得できる理由が先立つべきだという声が高い」と報じている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部