2024年06月29日 13:20
「ヤクルト−阪神」 <6月29日 神宮 10回戦> 試合開始 14:00 先攻:阪神 後攻:ヤクルト ◆ 東京ヤクルトスワローズ (中)丸山和 (右)宮本 (一)オスナ (三)村上 (左)サンタナ (遊)長岡 (二)山田 (捕)中村 (投)奥川 ◆ 阪神タイガース (中)島田 (二)中野 (右)森下 (一)大山 (左)前川 (三)佐藤輝 (捕)坂本 (遊)小幡 (投)伊藤将
2024年07月02日 11:36
メジャー初先発のビベンズが大興奮
【MLB】ジャイアンツ 10ー4 ドジャース(日本時間1日・サンフランシスコ)
ドジャース・大谷翔平投手から三振を奪った右腕のリアクションが注目を集めている。6月30日(日本時間7月1日)にジャイアンツの先発マウンドにあがったスペンサー・ビベンズ投手は、この日がメジャー初登板初先発。感情を爆発させる姿に、様々な声があがっている。
30歳のビベンズは、2019年のMLBドラフトでは指名されず、フランス、チェコ、米独立リーグを渡り歩いた経歴を持つ。2022年にジャイアンツと契約すると、2024年6月16日(同17日)に初昇格を果たした。リリーフとして5試合に登板し、ライバルのドジャース戦で先発の機会を得た。
4回まで相手打線を無得点に抑え込み、5回2死から大谷をこの日2回目の三振に抑え、勝ち投手の権利を獲得。大興奮のガッツポーズを見せ、ベンチへと帰っていった。
喜びぶりに、MLB公式X(旧ツイッター)は「ショウヘイ・オオタニから2度も三振を奪えばこういう反応になる」と“同情”。ファンからは「彼にとってのワールドシリーズ」「奴は数年前に欧州で投げていたくらいだから、この瞬間を味わさせてやれ」「えげつない球だった」と肯定的な声もあった一方、ドジャースファンとみられるアカウントからは「オーバーリアクション」「8点差の5回にやるようなことではない」「喜びすぎだ」「9-1だ。落ち着け」と過度な振る舞いを指摘する声もあった。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 11:10
2度のHR王デービスは2021年に引退も2023〜2032年まで後払い金を手にする
7月1日(日本時間2日)は、多くの元選手にボーナスや後払い金が支払われる日となっている。米メディアはオリオールズがクリス・デービス氏に900万ドル(約14億5300万円)を支払ったと報道。ファンからは「彼は高笑いをしながら銀行に向かっているだろう」「野球選手の給料はばかげている」と皮肉る声が殺到した。
デービスは2008年にレンジャーズでデビュー。2011年シーズン途中に上原浩治との交換トレードでオリオールズに移籍し、2013年には53本塁打、138打点で2冠王となった。2015年にも47本塁打を放って2度目の本塁打王に。しかしその後は怪我や不振に悩まされ、2016年以降は打率が1割後半のシーズンを何度も過ごすなど、不良債権と叫ばれる中でユニホームを脱いだ。
2016年から7年総額1億6100万ドル(約260億円)の契約を結んでおり、2037年まで15年間に渡って後払い分を受け取る体系となっている。2023〜2025年が大谷の年俸の4倍にあたる916万ドル(約14億8000万円)、2026〜2032年が350万ドル(約5億7000万円)、2033〜2037年が140万ドル(約2億3000万円)と期間によって金額は変わるが、合計5900万ドル(約95億円)全てが支払われる頃にはデービスは51歳になっている。
米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」がオリオールズのデービスへの支払いについて伝えると、「彼は全額募金をすべきだ」「彼は一瞬だけ素晴らしい選手だったけど、あとはずっと駄目だった」「彼は勝ち組だ」「史上最悪の契約!」とコメントが並んだ。
後払いはMLBでは多い契約形態で、ドジャース・大谷翔平投手も後払いの契約を結んでおり、2023年12月の契約時には大きな注目を集めた。他にもイチロー氏が同様の形でマリナーズと契約を結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 11:00
多くの野球ファンには好評の交流戦18試合。ところが阪神ファンにはキツイ3週間になることが多い。筆者がファンになってからの10年で6回の負け越し。その6回すべてで10位以下に沈んだ。そして今年も例外なく苦しかった。大きな要因は打線の絶不調。こうなると「常にDH制があればなぁ」なんて思ってしまう。
以前にも当コラムで触れたけど、世界のプロ野球で指名打者制度を導入してないのはNPBのセ・リーグのみ。敢えて投手を打席に立たせる理由って何なのだろう?筆者がファン目線から3つの理由を考えてみた。
DH制だとベンチワークの種類、回数が減る?
投手交代が絡む代打の選択など、醍醐味とも言える場面がなくなってしまう。野球とは身体能力だけではなく頭も使って勝つスポーツだ。
投手安打によるダメージの大きさ?
守備側とすれば「アウトで当たり前」の投手に出塁を許すと「流れ」が大きく変わる。応援していても贔屓の投手が打つと確かに盛り上がる。
昔のルールはイジらない方がいい?
そもそも野球は10人ではなく9人でやるスポーツ。投手は「投げて」「守って」そして「打つ」。そう考えるファンも多いことでしょう。
◇ ◇
ただ筆者は、個人的にの理由には賛成できません。投手の役割分担がハッキリしている現代野球で、先発完投は非常に困難。そんな状況で先発投手たちは、球種や投球の引き出しを増やして少しでも長いイニングを投げようしています。にも関わらず、打順の巡りでマウンドを降りるなんてもったいないと思うんです。
ちなみに今年の交流戦でセ球団のDHが残した数字は…。筆者の調べによると、好成績はDeNAだけ。ビジター9試合で38打数11安打の打率・289、5本塁打。他の5球団は計45試合で打率・195の3本塁打。お世辞でも「DHが機能した」とは言えません。なお、パ6球団のDHは同期間に打率・240。打点に注目するとセの20を大きく上回る33を記録しています。
この結果を見ると「セでもDH制度導入を」という機運は上がりそうにありません。DH制度導入に大賛成の筆者はガッカリしてますが、皆さんはいかがでしょうか。
◆トレバー・レイチュラ 1975年6月生まれ。カナダ・マニトバ州出身。関西の大学で英語講師を務める。1998年に初来日、沖縄に11年在住、北海道に1年在住した。兵庫には2011年から在住。阪神ファンが高じて、英語サイト「Hanshin Tigers English News」で阪神情報を配信中。
2024年07月02日 10:20
マニー・ラミレス氏は2026年まで後払い契約…3.3億円が支払われた
MLB通算555本塁打を放ったマニー・ラミレス氏は現在52歳だが、2001年から2008年途中まで在籍したレッドソックスから1日(日本時間2日)、203万3628ドル(約3億2800万円)が支払われたと米メディアが伝えた。
2024年07月02日 10:09
ジャッジは今季84試合に出場して打率.316、31本塁打、82打点、OPS1.144
“怪物”打者が歴史に名を残す打棒を披露している。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、6月を終えて31本塁打、82打点、OPS1.144がメジャートップ。打率.316は1位に1厘差につけ、3冠王も射程圏に捉えている。さらに、直近50試合の成績はベーブ・ルースら偉人に肩を並べているという。
MLB公式の放送局「MLBネットワーク」は1日(日本時間2日)、「1900年以降、50試合スパンでOPS1.430を残した選手(最低175打席)」を紹介。達成者は、2024年のジャッジ、2001〜2004年のバリー・ボンズ、1941年のテッド・ウィリアムズ、1936年のルー・ゲーリッグ、1920〜21年、23〜24年、30年のベーブ・ルースの5人だけだとした。また、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」も「直近50試合のアーロン・ジャッジはMLB史上の右打者で最も高いOPSを記録している。そして、これは断じて本当だよ」として、記録に情報を付加している。
ジャッジは5月2日(同3日)時点で打率.197、6本塁打と不振に喘ぎ、本拠地でもブーイングを浴びていた。しかし、そこから一気に調子を取り戻し、同月は打率.361、14本塁打、OPS1.397で月間MVPを受賞。さらに直近50試合では、打率.398、25本塁打、64打点、OPS1.439と圧倒的な成績を残している
歴史的な打棒を知った米ファンからは「世界最高の選手」「信じられない」「6月のジャッジの成績は間違いなく馬鹿げている」「ボンズ以降で最高の打者」「ワーオ」「僕らの目の前で歴史が作られている!」と脱帽の様子だ。
2022年には62本塁打を放ち、ア・リーグの年間本塁打数の新記録を達成したスラッガー。同年は大谷翔平投手(当時エンゼルス)とのMVP争いを制し、昨年も故障離脱しながら本塁打王争いを演じた。今季も年間58発ペースと異次元の打撃を披露。残りシーズンでまた歴史に名を刻むのだろか。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 10:00
6月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた山粼武司氏が、DeNA・山本祐大に大きな期待を寄せた。
山粼氏は「本当に長きにわたってDeNAの捕手を引っ張っていけるだけの素質がある。非常に有望株ですよ」と太鼓判。
「田代コーチに色々指導受けていますけど、大きいあたりを打っていくならば、スイングの振り幅をもう少し大きく振れるようになる必要がある。どうしても今は小さく、小さくコンパクトに振ろうとしてますから、ボールが飛ばない。打った時の手の伸びが出てくると、ボールは当たった時に飛距離が出てくるんですけど、山本は小さく振って手を伸ばさず返していますので、そのぶん大きい当たりが出ない」と課題を指摘しながらも、「これは今すぐやれということではなくて、徐々に。少しずつ手を伸ばして打てるようになると、この球場であれば、20発打てる力を持っていますね。そういう素質を持った選手ですね」と期待した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月02日 10:00
第106回全国高校野球選手権への出場を懸け、全国各地で6月22日から地方大会が続々と開幕している。高校球児にとっては唯一無二の夢舞台。PL学園(大阪)のエースとして、春夏5度出場した巨人・桑田真澄2軍監督(56)が、今年で100周年を迎える甲子園球場について語った。春夏通算20勝は前人未到の最多記録。歴史と伝統を継承する必要性に加え、次なる100年に向けての改革も提言した。
◇ ◇
−甲子園球場が誕生から100周年を迎えた。
「自分も高校時代にプレーさせていただいた。本当に幸せ者です。長く続いているのは戦前、戦中、戦後と、時代背景が反映されてるからだと思います。先人が大切に育ててきてくれた日本の文化。この良き素晴らしい文化を、また次の100年につなげていってもらいたいと思います」
−今大会では開幕から3日間、酷暑対策として二部制が導入される。
「すごくいいと思います。大人の都合で選手たちの健康、コンディショニングを悪くするのは良くない。野球界が一つになって考えれば、大切な金の卵である高校球児を守ろうとすることは、いくらでもできる。高校野球をさらにいい文化にしていくという意味では、一歩…半歩、前進しているかなと思います」
(続けて)
「ただ、まだまだやれることはたくさんあると思います。例えば日程でも、いろんな方法がある。午前中は高校野球やって、夜はナイターでプロ野球やるというのも可能。プロ野球の一番の供給源は高校野球、高校球児だと思います。その選手を壊すことなく大事に育てるには、いろんな考え方があって、どんどん試していった方がいいと思うんですよね」
−甲子園だけじゃなく、分散開催という案も。
「それも一つの案ですが、個人的には、自分が高校球児なら甲子園じゃない球場でやっても、どうなのかなと思いますね。甲子園だからこそ意味があるんですよね」
−総合的に考えれば、期間を伸ばすのが得策。
「そうですね。資金繰りが大事だと思います。その資金はどうやって工面するか。プロ野球が協力してもいいわけですよ。商業主義廃止ということでやっていますけど、僕は時代に即したというのもすごく大事じゃないでしょうか。今の時代に、高校野球はどうあるべきかという議論は、していくべきだと思うんです。簡単なことで言えば入場料を上げるとか、放映権料を取るとか、いろいろな試みはできると思うんですけどね」
−20年のセンバツ大会から「一週間で500球以内」の球数制限を設けた。これについては。
「一歩ではなく、半歩ですね。導入は素晴らしいと評価できますが球数が500球。一週間に500球ということは、3連投しても500球以内で終わります。3連投を避けるところにはいかない。その球数制限って本当に必要ですかね。ここに球数制限+登板間隔というのが入っていると、もう10歩くらい前進するんじゃないですか」
−具体的な間隔とは。
「投げた球数にもよりますが、100球だったら何日で、110球だったら何日…80球だったら何日というね。アメリカでは10年以上前から『ピッチ・スマート』という指標が提示されています。そういったものは、どんどん導入していくべきだと思いますね」
−高校時代にはPL学園で5季連続出場。
「初めて足を踏み入れた時の雄大さって言うんですか、大きさにまずは圧倒されましたね。芝生と土、ソースのにおいが混ざった独特の香りと言いますか。なんとも言えない、大阪の人はよく分かるソースのね、ソースと芝生と土が混ざった香りがするんです。それがすごく忘れられない香りでもありますよね。今でも甲子園に行くと、同じ感じがしますよね」
−そんな独特の香りから浮かぶ思い出とは。
「当然、夏は暑さとの戦いです。僕も意識がもうろうとなりながら、マウンドに立ってた時もあります。緊張、重圧、孤独感、恐怖心が湧くんです。そこに立ち向かっていく勇気やメンタル、タフネスですかね。精神力、そういったものが非常に大事だと思います。そこに向かって挑戦したことによって、今の自分がある。あの時逃げずに挑戦したことが、非常によかったなって思いますね」
−甲子園で初めて入場行進をした時の感覚は。
「入学前は3年間で一回、出られたら良いと思っていました。それが1年生の夏でいきなり出場。あの時、行進するのにライトの後ろ…アルプスの下くらいで待っていました。今もそうですかね。あの時、阪神園芸のおじちゃんに『お前か、PLの1年坊主は』って。『甲子園は風を見て投げろよ』と言われたんです。『何言ってんねん、このおっさん』と思ったんですけど(笑)。でも、入場行進した時に風をすごく感じたんですよね。『そうか、あのおっちゃん、こういうこと言っていたんだ』と思って。浜風ですよね。それでセンターの旗を見ながらよく投げていました。入場行進の思い出はあまりないですけど、思い出すのは阪神園芸のおっちゃんのインパクト。甲子園の特徴を、教えてもらった15歳の夏でしたね」
−準決勝では池田高と対決した。前評判は池田が圧倒的だったが、結果7−0でPL圧勝。あの1勝で変わったことは。
「絶対に諦めちゃいけないということを、あの試合で学びましたね。1年前、中学生の時にテレビで見ていた水野さんや、江上さんが三塁側のベンチにいるわけですよ。信じられないですよね。先輩には『10点以内に抑えろ、大阪の恥さらすな』と言われて、なんとか9点に抑えようと。9点ということは、1イニング1点まで大丈夫かなんて思いながらです」
−初回、0点に抑えられたことで波に乗った。
「そうですね。あの回、スコアボードに0がポンと一つ付いた。1点は取られてもいいと思ったところが0だったので、あれ2点取られてもいいイニングが、次でもいいんだみたいなね。あの時2死一、三塁で、投ゴロだったんです。あの打球が抜けていたらおそらく逆の、ボコボコにやられた試合だったいます」
−桑田氏の好フィールディングで防いだ。
「今でも選手たちに伝えるのは、投げてもアウトを取れるけど、守備でもアウトは取れるよ、と。だから守備も磨いていこうと話します。アウトの取り方ってたくさんあるんです。あの試合で併殺もたくさん取ったと思うのでね。すごい先輩たちに向かっていきながら、どうやったらゴロを打たせられるかとか、いろんなことを駆使して勝てました。自分の中ではたくさんの教訓があった試合でもあるんですね」
(続けて)
「向かっていくしかないという気持ちで挑戦して、結果、ああやって勝てました。絶対、無理だって思ってしまいますけど、こういうことが起こるんだと…ある意味、野球の怖さですよね。自分が逆の立場になっても、絶対にゲームセットまで諦めなかった、気を緩めなかったっていうのは、あの池田戦があったからでしょうね。当然、プロに入った後もです。諦めずに最後まで戦えたのは、その教訓があったからかも知れないですね」
−甲子園球場では「伝統の一戦」の地としても戦った。また違う感覚。
「そうですね。高校野球と、プロ野球の甲子園は、全く別物だと思います。高校野球はアマチュアリズムと言いますか、高校生らしさが色濃く反映されている。それがたくさんの人の感動を生んで、今でも変わらず大人気なのではないですかね。プロ野球での甲子園、巨人−阪神戦は伝統の一戦と言われます。また違ったプロフェッショナルと言いますか、技術力。技術と技術との戦いみたいなイメージですね」
−「巨人軍の桑田真澄」としての甲子園とは。
「厳しさはプロの方が厳しいです。1球の失投も許されない。この1球で負けた、この1球で勝ったとかね。勝負の厳しさはプロ野球の方が、10倍以上はあるんじゃないですか。よく『野球の神様がいる』と言うんですけど、甲子園大会であれば、ある選手、あるチームに降りてくるんです。とんでもない力を与えてくれるんですが、プロ野球でもありました」
(続けて)
「僕、迷ったらマウンドを降りて、水を巻くホールの上に乗るんです。野球の神様からメッセージが降りてこないかなって、よく待ってたんですよ、ボールを見ながらね。そうすると『ここはカーブを勝負球にしろ』とか、『思い切ってインサイド、シュートを突いていけ』とか。そういう言葉がポンッと降りてきて、よくピンチを脱したこともあったんです」
−巨人のエース時代。
「あの頃を振り返っても、とんでもないトリプルプレーをしたりですね。ホームランも打ったんですけど、偶然じゃなくて。打席で構えたら『カーブを狙いなさい』って。『いや、カーブは来ないよ』とか会話をしているんですよね。分かりましたって、カーブを狙ったら本当にカーブ。そういう体験がたくさん甲子園ではあるんです。東京ドームでもよく投げていますが、そういう第一感が降りてくる、感じ取れる場所は甲子園だけかも知れないですよね」
−甲子園初出場から41年がたった。時の流れを感じることもあるか。
「毎年、思いますよ。恐ろしいですよね。時代の流れと言いますか、そんな前に自分が出ていたのか、と。15歳の時ですから、もう41年前か。恐ろしいですよね」
−全国各地で夏の大会が始まっている。高校球児に伝えたいことは。
「負けたら終わりというね、本当に究極の戦いをしています。過酷な状況で戦っている高校球児のみなさんには、やはり団結力、チームが一つになって助け合う、協力し合うということが、勝利への一番の近道だと思います。攻撃でも守備でも、力を合わせるということを意識して戦ってもらいたい。そして大事なことは、ゲームセットまで、最後の最後まで諦めないということです。ぜひ、甲子園の土を踏めるように、頑張ってもらいたいなと思いますね」
−桑田氏にとって甲子園はどんな場所か。
「高校野球の聖地であり、例えると砥石(といし)なんですよね。自分を磨いてくれる。甲子園大会っていうのは厳しいですよ。でも、そこに向かっていろんなことをチャレンジして、自分も磨いていくというね。そういう意味では砥石でもあるんじゃないかなと思います」
−多くの球児が甲子園球場を目指す。そういう場所が野球界にはある。
「場所も大事です。ただ、僕自身は甲子園に出たから偉いとか、偉くないとかではなくて、甲子園を目指すこと、大きな目標に向かって努力をしたり、挑戦したことが非常に大事だと思います。甲子園に出られなかった先輩も、後輩も仲間たちもいますが、彼らもそこを目指した。甲子園という場所を目指した大事な仲間です。頑張った仲間だからこそ高校時代もそうですが、卒業した後、それぞれの人生でも頑張れる仲間でいたいなと思います。悩んだ時、苦しい時に甲子園を思い出すと頑張れる。それぞれの人生に対して、モチベーションが上がると言いますか、目標になる場所が甲子園球場じゃないかなと思いますね」
2024年07月02日 10:00
第106回全国高校野球選手権への出場を懸け、全国各地で6月22日から地方大会が続々と開幕している。
2024年07月02日 09:47
アイアトン氏のビックリする表情に注目
通訳の表情に注目が集まっている。ドジャースのバットボーイを務めるハビアー・ヘレラさんは5月26日(日本時間27日)の敵地・ホワイトソックス戦で、ファウルを素手で見事にキャッチ。そのシーンはたちまちネットで話題となり、球団やMLB公式も取り上げる事態に発展。キャッチの凄さはさることながら、そばで見ていたウィル・アイアトン氏のビックリする表情にも注目が集まっている。
3回無死の場面で、キケ・ヘルナンデス内野手が一塁側へのファウルを放つと、ネクストに向かうためベンチ内のホーム側で試合を見ていた大谷のもとへバウンドしながら飛び込んできた。
試合を見ていた大谷翔平投手とテオスカー・ヘルナンデス外野手は咄嗟に避けたが、その前にいたボールボーイが見事に両手でキャッチ。選手に打球が当たるのを防ぎ、横にいたデーブ・ロバーツ監督は拍手を送った。
大谷が声をかけて感謝するなか、そばで見ていたアイアトン氏は口をまんまるにしてビックリ。バットボーイのファインプレーに、まさに唖然としていた。ネット上のファンからも「通訳のアイアトンさんが驚いてる」「アイアトン君の顔! ムンクみたいだ」「アイアトン通訳のお顔が……笑」「にいる通訳のアイアトンさんの驚き顔にも注目!」とコメントが集まっていた。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 09:18
1番打者でも躍動…チームにもたらす様々な影響
大谷翔平投手はドジャース1年目のシーズンで半分の試合を消化した。1日(日本時間2日)時点で打率と本塁打でリーグトップ。離脱のムーキー・ベッツ内野手に代わって1番を務めるなど、チームに欠かせない存在なのは間違いない。ファンからは「彼に7億ドル(1130億円)は安かった」などと、活躍を称える声があがっている。
大谷は10年7億ドルの超大型契約を結んでMLBの名門・ドジャースに入団。不振の時期こそあれど、2度のMVPの実力を遺憾なく発揮している。17日(同18日)からはベッツ離脱の影響で打順が1番に変わったが、球団記録となる10試合連続打点を挙げるなど、チームの危機を支えている。
プレー以外では、ドジャースは4月から日本企業11社と広告などの契約を結んでいる。米メディア「スポルティコ」は、大谷関連のスポンサーシップ契約でドジャースは(傘下も含めて)組織全体として年間5000万ドル(約81億円)以上を稼ぐ可能性があると報道。チームにまたとない“価値”をもたらしている。
グラウンド内外での大谷の“活躍”にX(旧ツイッター)では、「スポーツ史上最も賢い契約だ」「彼らは日本のスポンサー契約だけで彼の契約を簡単にカバーするだろう」「この契約は素晴らしい」といった声が上がっていた。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 09:00
6月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた山粼武司氏が、DeNA・京山将弥について言及した。
山粼氏は京山について「真っ直ぐは力強い。力があると思います。腕の振りもいいですし、バッターは速く感じていると思いますよ。フォークの精度ですよね。まだ自分の中で定まっていないところがありますね。ズドンと落ちてくれるとクローザー候補ですよね」と話した。
京山は今季ここまで5試合に登板して、1勝0敗3ホールド、防御率0.00という成績を残している。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月02日 08:47
入団時から“打てる捕手”を目標に掲げてきたロッテ・佐藤都志也は現在リーグ4位の打率.289をマークする。
2024年07月02日 08:43
大谷は82試合に出場し、リーグ1位の打率.316、26本塁打、OPS1.034
ドジャース・大谷翔平投手が歴史的シーズンを送っている。6月を終えて82試合に出場し、リーグ1位の打率.316、26本塁打、OPS1.034。さらに米データ会社によると、史上3人だけの“偉業”も達成しているという。
米データ会社「オプタ・スタッツ」は1日(日本時間2日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「ドジャースのショウヘイ・オオタニは7月に入った時点で、少なくとも100安打、25本塁打、15盗塁を記録した史上3人目のメジャーリーガーとなった。他の達成選手はアレックス・ロドリゲス(1998年)、ラリー・ウォーカー(1997年)」と投稿し、大谷の歴史的な記録を紹介した。
ヒットを打つだけでなく、パワーも兼備した上でスピードも備えた真にオールラウンドな選手でないと達成できない快記録。大谷の衝撃的データを知ったファンからは「驚くべき成績だ。二刀流じゃなくても、オオタニは世界中のベストプレーヤーの1人」「MVP」「2024年にステロイド時代の成績を残すなんてクレイジー。オオタニは私のGOAT(史上最高の選手)よ」と称賛のコメントが寄せられた。
他に達成した2人の選手は、ともに偉大なレジェンド。“A-ROD”の愛称で知られるロドリゲスは通算696本塁打、MVP3度、シルバースラッガー賞10度の大打者。同年は打率.310、42本塁打、46盗塁で40-40を達成した。また、ウォーカーは強打の外野手として鳴らし、首位打者3回、ゴールドグラブを7回受賞。1997年は打率.366、49本塁打、OPS1.172、33盗塁を記録してMVPに選ばれている。
昨年12月にドジャースへ入団した大谷。今季は右肘手術の影響でマウンドには上がっていないものの、“一刀流”で早くも歴史的な活躍を見せている。現在の成績を維持できれば、自身3度目、指名打者では史上初となるMVP受賞も視野に入る。果たして残りシーズンでどんな活躍を見せるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年07月02日 08:23
ロッテのC.C.メルセデスが18時から行われる日本ハム戦に先発する。
メルセデスは球団を通じて「初回から投げ終わるまで集中して失投がないように丁寧に投げることを心がけます。100%の力を出して全力でアグレッシブさを忘れずに、チームの勝ちに貢献できるように頑張ります」と意気込んだ。
メルセデスは今季12試合・76回を投げて、2勝2敗、防御率1.89。前回登板の6月23日ソフトバンク戦は7回・96球を投げ、6安打、3奪三振、5失点だった。
2024年07月02日 08:20
ロッテのドラ5・寺地が2軍で躍動している
ロッテのドラフト5位ルーキー、寺地隆成捕手が6月30日にロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ、オイシックス戦に「6番・捕手」で出場すると、“公式戦1号”となる2ランを放つなど3安打3打点と活躍。ファンも「ええのとった」と“歓迎”している。
寺地は2-0の初回2死一塁、中日やDeNAで活躍した左腕の笠原祥太郎投手が投じた外角球を捉えると、打球は左中間フェンスを越えた。左打ちの高卒ルーキーながらも逆方向への柵越えに大器を予感させた。
この日は本塁打だけでなく、左前打や中堅へ二塁打を放つなど3安打と躍動。打率.273、OPS.682。ここまで193打席に立って23四球、23三振。打者の四球数÷三振数で導き出される「BB/K」は1.00。この数値が大きい打者は三振が少なく四球が多い優秀な打者であることを示すが、1軍でも両リーグを通じて“1.00”を超えているのは、3冠王も視野にとらえているソフトバンク・近藤の「1.05」だけ。寺地の数値がいかに優れているかを示している。
昨年のドラフトで明徳義塾高から5位指名で入団。昨年のU-18W杯を経験した逸材18歳にSNS上のファンも「ええのとった」「大化けを予感させる」「逆方向に持っていけるのはロマンありすぎる」「打球方向が天性すぎてマジで早く上で見たい」と将来性を高く評価していた。(Full-Count編集部)