2024年06月30日 19:34
ゴルフ・資生堂レディースオープン最終日(30日・神奈川戸塚CC西=6697ヤード、パー72)――トップに1打差の2位から出た21歳の桑木志帆が、通算11アンダーに伸ばして逆転し、ツアー初優勝を果たした。 前日首位の堀琴音が2打差の2位。さらに1打差で原英莉花が続き、7アンダーの4位に小祝さくら、安田祐香ら。28日の競技が荒天で中止となり、72ホールから54ホールに短縮された。 昨年プレーオフで敗れた悔しさ胸に 優勝記者会見に臨んだ桑木が晴れやかに笑った。「素直にうれしい。一番うれしい」。1年前のこの大会。一つ若い桜井心那にプレーオフで敗れ、声を上げて泣いた。「悔しい。優勝しないと意味がない」と。 その苦い思い出が詰まった最終18番パー4。最終日に堀琴音を逆転し、1打リードで迎えた。「去年の自分はセーフティーにいって負けた。今年は引き離すつもりで」。2オンを逃し、ラフから約10ヤードのアプローチ。果敢に寄せてウィニングパットを沈めた。徐々に風が強まり、最終盤は雨も加わる難条件の中、パッティングを含めて攻撃姿勢を貫いた。 昨年の悔しさを糧に力を蓄えてきた。専門家の指導を受けて本格的なトレーニングにも取り組み、体幹を鍛えた。だから21歳になった今、「ドライバーの飛距離も、状況判断もすごく成長した」と断言できる。
2024年07月02日 20:35
◆全日本クラブチャンピオンズ「第63回報知アマゴルフ選手権」第1日目(2日・三木ゴルフ倶楽部)
ホストアマとして出場した岡田幸也=三木GC=が初日を8オーバーの80で終えた。
20年間、同会場に会員として通い続けてきた今大会最年長の71歳は「ホストとしてなんとか予選通過を」と意気込んだが、初日は52位タイ。それでも「可もなく不可もなく実力通りなので。あしたは晴れるみたいですし顔を上げてプレーします」と充実した表情で話した。
岡田は「傾斜やコース自体の狭さが難しい。ここでプレーすれば他の場所でも通用する」と技術向上を志し、このコースでプレーを続けてきた。「こうして全国から集まってきた腕自慢の皆さんの技術に耐えられるコース。深くまで味わってほしい」とホストとしての親心ものぞかせた。
「信じられへんでしょ、この健康体もゴルフのおかげ。ゴルフ命です」と笑顔でゴルフ愛を力説した71歳。60位以内に入れば予選突破となる2日目へ向け、「丁寧に(ピンに)寄せるゴルフで3日間プレーがしたい」と謙虚に話した。飛距離こそ年下の選手たちには劣るが、“技”で魅せる決意だ。
2024年07月02日 19:52
人気女子ゴルファー・吉田優利(24)が2日、インスタグラムを更新。米国シアトルでのプライベートショットを投稿した。
ノースリーブ、白のミニスカートでオフを満喫。英語でシアトルの1号店を訪れたことを明かし、「最高だった」と笑みを浮かべた。
今季から米ツアーを主戦場にしているが、リフレッシュできた様子。店内でのカフェに、持ち帰りもしたようで「いつもはアールグレイのラテを注文するんだけど、チャイティーラテとストロベリーアサイーレモネードを注文しました 次は何に挑戦しようかな?」と満足げだった。
2024年07月02日 15:32
日本男子レギュラーツアー「横浜ミナトチャンピオンシップ」(8月8〜11日、神奈川・横浜CC)の開催会見が開催コースで行われ、国内男子ツアーの本戦で初めてショートパンツの着用が認められることが発表された。真夏に開催されるため、熱中症対策の一環として検討を重ねられた結果、決まった。
ツアー8勝の細川和彦コースセッティングアドバイザーは「選手としては1ストロークくらい良くなると思います」と歓迎した。会見には大会アンバサダーを務める丸山茂樹(54)も出席。米ツアー3勝、日本ツアー10勝の丸山は「ショートパンツは涼しい。心地よくプレーできる。その気持ちがスコアに影響すると思いますよ」と話した。
2024年07月02日 12:35
◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 (4日開幕、岐阜・富士C可児C志野C=7164ヤード、パー71または7201ヤード、パー72)
予選ラウンドの組み合わせが2日発表され、2週前の前戦、プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品で通算19勝目を挙げた、2019年大会覇者の石川遼は、前年優勝の平田憲聖、22年大会Vの堀川未来夢と同組で回る。
2024年07月02日 12:25
◆女子プロゴルフツアー ミネベアミツミレディス (4日開幕、北海道・真駒内CC空沼C=6667ヤード、パー72)
予選ラウンドの組み合わせが2日発表され、昨年大会覇者の小祝さくらは、ミネベアミツミ所属の菊地絵理香、ルーキーの政田夢乃と同組で回る。3人ともに、北海道出身の組み合わせとなった。前週の資生堂レディスでツアー初優勝を飾った桑木志帆は、ともに今季優勝者の岩井千怜(ちさと)、大里桃子と同組で回る。パリ五輪代表に選出された山下美夢有(みゆう)は今大会には出場しない。
賞金総額1億円、優勝賞金1800万円をかけて4日間争われる。120人が出場を予定し、第2ラウンドを終えて60位までが決勝ラウンドへ進出する。
2024年07月02日 12:08
◆米男子プロゴルフシニアツアー メジャー第3戦 全米シニアオープン 最終日(1日、米ロードアイランド州ニューポートCC=7027ヤード、パー70)
悪天候のため順延となった最終ラウンド(R)の残りが行われ、単独首位で出た55歳の藤田寛之(葛城GC)は71で回り、通算13アンダーで並んだリチャード・ブランド(英国)とのプレーオフ(PO)の末に敗れた。POの4ホール目でボギーとし、優勝を逃した。50歳以上で争われるシニアの海外メジャー大会では、2013年全米プロシニア選手権(米ミズーリ州ベルリーブCC)を制した井戸木鴻樹(当時51歳)以来、日本人2人目の制覇を目指したが、あと一歩届かなかった。
藤田の記者会見での一問一答は以下の通り。
―プレーオフを終えた今の気持ちは?
「最終日トップにいて、今日は3ストロークのリードでスタートして残り8ホールというところで、ぎりぎりプレーオフに残りましたけど、今日はあまりいいプレーができなくて、プレーオフで負けてしまったのは残念です。そこまでいっていたので」
―全米シニアオープンでプレーオフに出場し2位となったことは最終的には良かった?
「負けましたけど、自分自身では今週いいプレーができたと思いますし、そこに勝利があればもっと良かったんだと思いますけど、それが達成できなくて残念ではあります」
―今朝起きたとき、他の4日間との違いは?
「今日は少し風が変わったんですよね。この風でこのニューポートCCでプレーするのが初めてで、ちょっと正直戸惑っていたんですけど、残り8ホールというのもあるので、少し自分自身もかたいなと感じていて、それもあって不安要素が今日は多かったです」
―今週を振り返って良かったところは?
「全体的にはすごく良かったです。ただ優勝というのを自分自身もそうですし、日本から多くの声をいただいているのでそれを届けることができなくて、日本にトロフィーを持ち帰れないのが残念です」
―プレーオフ、マッチプレーは自分の戦略など変わる?
「そうですね。プレーオフは勝つか負けるかなので、リセットして自分がリチャードよりもいいプレーをしたいなと思ってプレーしていました」
2024年07月02日 09:26
【資生堂レディス】
❤SEXYすぎる!❤ 原英莉花、関係者を唸らせた「谷間パックリ衣装」の悩殺ショット!
昨年の大会はプレーオフで櫻井心那(20)に負けて大粒の涙を流した桑木志帆(21)。同じ舞台でツアー初優勝を遂げ、歓喜の涙となった。
悪天候で2日目が中止となり54ホールに短縮された今大会の最終日。桑木は通算9アンダーの堀琴音(28)に1打差2位から発進。終盤は堀と一騎打ちとなり、通算11アンダーで逆転した。
「今は初優勝をした実感がなくて、何を言おうか頭が真っ白なんですが、去年の忘れ物を取りに来れて本当に良かった」
優勝スピーチでこう語った桑木。今季の平均飛距離は248.33ヤード、時には260ヤード以上飛ばすこともある。65をマークして首位に立った初日には、「去年(約239ヤード)より全然違うぐらい飛んでいる。持つ番手が短い分、ピンに絡めてるかなって感じ」とコメントしている。
その桑木の持ち球はフェードというよりスライス。優勝を争った堀や今季3勝の竹田麗央(21)、桑木とプロ入り同期で仲の良い佐久間朱莉(21)や原英莉花(25)もそうだ。
小柄な選手が多い女子プロ界では、右方向に打ち出して、左へ戻ってくるフック打ちが主流。ボールがよく転がり飛距離が稼げるからだが、最近はその逆にスライス系のボールで攻める選手が目立つようになった。
フェード打ちの石井明義プロがその理由をこう語る。
「ドライバーもそうだが、特にピンを狙うアイアンはフックより、スライス系のボールの方がコントロールしやすい。しかも最近の7番は昔の5番くらいロフトが立っているので飛距離が出る。ボールもよくなっているし、今の女子プロはトレーニングで体を鍛え筋力もある。フックを打たなくても飛距離が大きく劣ることはなくなったのが理由でしょう。スライス系のボールの方がグリーンで止めやすく、ラフからでもクラブの抜けがいい。ピン位置が難しい右奥でも攻めやすい。米女子ツアーで戦う古江彩佳(24)もフック打ちだが、今年はショートアイアンでフェードも打っている。米国でその必要性を実感したからでしょう」
今後はスライサーが激増するか。
2024年07月02日 07:00
これからの季節は暑くなるため、屋内外でも汗をかく方は多いでしょう。
2024年07月02日 06:00
クラブの進化により、ライへの対応の仕方も変わると話すのは理論派コーチである山形陵馬プロ。
今回のレッスンでは、今どきのクラブの機能や特徴を活かした打ち方で、クロスバンカーの攻略方法を解説します! アイアンも低重心化レベルブローで確実にミート
クロスバンカーやベアグラウンドなど、砂や地面に極力触れずにボールだけをヒットして飛ばしたいライは打ち込まず、ゆるやかな入射角で払い打つのが令和式。これもアイアンの低重心化によるメリットで、多少トップめでもボールが高く上がってくれます。
ゆるやかな入射角でヘッドを低く動かすと、ボールよりも先に地面に触れてしまいそうですが、右腕の長さに気をつければ大丈夫!右ヒジの角度を120度以内にしてインパクトしてください。
「芯が広がりましたが、とくに下めヒットのトップめでも球が上がりやすくなったことで打ち方が変わりました」(山形) 平成までのセオリー「球を右に寄せて打ち込む」
球位置を右に寄せて鋭角にヘッドを入れる。砂に触れず、ボールを直接ヒットするためのセオリーだが、点でとらえるインパクトは少しズレてしまうと大ダフリやトップが出やすいデメリットもある。
トップでたたんだ右ヒジを右ワキ腹につけるように振り下ろしてインパクトすると、ボールを直接、真横から打てる。
右ヒジが伸びるとヘッドがボールの手前に落ちてしまう。 ベアグラウンドも同じ対応テクで脱出!
いかがでしたか。山形プロのレッスンをぜひ参考にしてください。
レッスン=山形陵馬
● やまがた・りょうま/ジュニア時代から活躍し、2010年にプロ入り。ミニツアー優勝などの実績を重ね、現在は東京・麻布の「FIVE ELEMENTS」でレッスンを行なっている。
協力=船橋カントリークラブ
2024年07月02日 05:00
FW(フェアウェイウッド)が苦手なゴルファーって多いですよね。ドライバーやアイアンはうまく打てるのに、なぜFW だけ上達しないのか? その答えを見つけました!
スコアメイクは結果がすべて。FW だけ特別な打ち方をしてもいいんです! “FW 専用スイング” で打てば、遠くのグリーンに簡単に乗る。パーやバーディを獲るチャンスが広がりますよ! 「ちょいアッパー」で打てるアドレス FW
ほんの少しだけヘッドファーストで構えるボールの位置は1Wとアイアンの中間にセット ソールをぴったり地面につけるのはNG ドライバーはボールを左カカトの延長線上にセットして、ヘッドファースト。アイアンはボールをスタンスの中央にセットして、ハンドファーストで構える
FWをハンドファーストで構えていたら、すぐに直しましょう。アドレスは少しだけ手元がヘッドより右側にくる「ちょいヘッドファースト」で構えます。
ボール位置もドライバーのように左カカトの延長線上ではなく、ボール1個ぶん内側にセット。両手は体の中心。シャフトを左に傾けないように注意してください。
ヘッドのトゥ側を軽く浮かせておくのも大事なポイントです。ソールを地面にベタッとつけてしまうと、スイングが横振りになりすぎてしまいボールが上がりません。
FWはアイアンよりもボールから離れて立つため、意識しなくてもスイング軌道は自然にほどよい横振りになります。
ソール全体を地面につけると、手元が浮いた構えになる。インパクトでも手元が浮き、フェースが開きやすくなってしまう 両腕を自然に下げたポジションでクラブを握る(写真右:手元)
FWはアイアンよりもボールから離れて立っている(写真右:ヘッド)
インパクトはヘッドの自然な「トゥダウン」や、腰の回転によって手元が上がる「グリップアップ」が起こる。そのぶんを考慮してヘッドのトゥ側を浮かせて構えておけば、インパクトでヘッドが突っかかってしまうのを防げる
いかがでしたか? ヘッドと手元を意識して、FWの上達へ繋げてください!
レッスン=吉本巧
● よしもと・たくみ/1980年生まれ、兵庫県出身。14歳で米国フロリダに渡り、2000年に米国でプロの資格を取得。現在は主宰する銀座ゴルフアカデミーで、多くのアマチュアをレッスン。
構成=三代 崇
写真=中野義昌
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)
2024年07月02日 00:37
◆米男子プロゴルフシニアツアー メジャー第3戦 全米シニアオープン 最終日(1日、米ロードアイランド州ニューポートCC=7027ヤード、パー70)
悪天候のため順延となった最終ラウンド(R)の残りが行われ、暫定の単独首位で出た55歳の藤田寛之(葛城GC)は通算13アンダーで並んだリチャード・ブランド(英国)とのプレーオフ(PO)の末に敗れた。この日は残り8ホールをプレーし、再開後にスコアを3つ落とし、71。POの4ホール目でボギーとし、優勝を逃した。50歳以上で争われるシニアの海外メジャー大会では、2013年全米プロシニア選手権(米ミズーリ州ベルリーブCC)を制した井戸木鴻樹(当時51歳)以来、日本人2人目の制覇を目指したが、あと一歩届かなかった。
2度目出場の藤田は最終Rを3バーディー、4ボギー。10番まで終え3打リードしていたが、強風の中で行われたこの日の再開後11、12番で連続ボギー、14番もボギーと苦しいゴルフが続いた。まず10、18番の2ホール合計スコアで争ったPOでは両選手ともに連続パーで決着がつかず、勝負はサドンデス方式へ。18番で行われたPO3ホール目はともにボギー。4ホール目で、藤田は8メートル近くのパーパットがわずかにカップ右に外れボギー。対するブランドはグリーン左バンカーから第3打をピン直撃で10センチに寄せ、これをタップインしてパーをセーブし、勝負を制した。
リチャード・ブランドは今年の全米プロシニア選手権に続く優勝で、賞金72万ドル(約1億1592万円)を獲得した。宮本勝昌(シーミュージック)は既に6月30日にホールアウトしており、1オーバーの38位となった。
米シニアツアーには過去4戦出場の藤田。これまでの最高位は33位だった。今大会の平均飛距離は270ヤードで出場71選手中、中位程度(暫定値)。トップの選手からは約25ヤードおくれを取るが、正確性と小技を武器にメジャーのコースを攻略した。1〜3Rまでにフェアウェーを外したのはわずか1回とショットの器用さが光り、優勝を争った。
5月に出場した国内ツアー会場では、シニアの海外メジャーへの思いについて「年間を通してそこ(米シニア)でプレーする憧れはありますけど、なんか現実的ではない。だけど、レギュラーの時に憧れていたメジャーの舞台でシニアはどうだろうっていうと、やはりメジャーっぽい。選手もコースも素晴らしく、ホスピタリティーもいい。(その中で)どこまでやれるんだろうっていう。レギュラーの時もメジャーでトップ20に、と思っていたので、シニアでもトップ20には(入りたい)」と語っていた。ベテランの挑戦はまだまだ終わらない。
◆藤田 寛之(ふじた・ひろゆき)1969年6月16日、福岡県生まれ。55歳。15歳でゴルフを始め、専大卒業後の92年、プロテストに一発合格。97年サントリーオープンでレギュラーツアー初優勝。2012年に4勝を挙げ、43歳で賞金王獲得。同年のメジャー、日本シリーズJTカップで大会初の3連覇。ツアー通算18勝。19年に生涯獲得賞金15億円を達成。20―21年に23季連続で守った賞金シードから陥落した。シニアツアーでは22、23年に計3勝。168センチ、70キロ。
◆米シニア「チャンピオンズツアー」 1980年に創設され、今季は28試合。50歳以上の選手が参加資格を得て日本人では青木功が通算9勝。2017、19年には日本でも大会開催。メジャーは「全米シニアオープン」、「全米プロシニア選手権」、「リージョンズ・トラディション」、「カウリングカンパニーズ選手権」、「全英シニアオープン」の5大会。13年5月の全米プロシニア選手権で井戸木鴻樹(当時51歳)がアジア人初のシニアメジャーV。優勝賞金37万8000ドル(当時のレートで約3840万円)を獲得した。
2024年07月01日 21:30
女子ゴルフの勝みなみが1日、自身のインスタグラムを更新。
2024年07月01日 20:29
◆全日本クラブチャンピオンズ「第63回報知アマゴルフ選手権」(2〜4日)
練習ラウンドが1日、兵庫・三木ゴルフ倶楽部で行われ、前回王者、ジョシュア・ハヤシダ(20)が「平常心で連覇を成し遂げたい」と意気込んだ。
新しく読書で心を整える習慣をつけたハヤシダは「気持ちの波が無くなった」と効果を話す。先週ハワイで行われたマノアカップでも、前年に続いて優勝。試合の前日でも「特になにもしない。よく食べてよく寝ます」とここでも自然体を強調した。「プレッシャーがかかった場面でどれほど感情的にならずに戦えるか」と自身の経験から“いつも通り”の大切さを学んだという。
史上5人目となる連覇がかかる今大会にも、気負いはない。調子の良さと、得意と話すパッティングで「傾斜が難しい」と分析したコースも冷静に攻略する。
自身初の来日に「ご飯が最高においしい」と笑顔をみせたのは、ザッカリー・サガヤガ(23)。提携するハワイ州アマゴルフ選手権(3月開催)の優秀選手に選ばれ、今大会に参加する。日本食のなかでも、取材中に「スシロー」と連発するほどのすし好き。2日前に来日し、好みのはまちやサーモンを堪能して英気を養った。
初めての日本でのプレーも「簡単ではないけれど、きれいなコースでやりやすい」と好感触だ。「いい選手でいい仲間」と前回王者に敬意を表すが「ライバルだからね。簡単には勝たせないよ」と2人での優勝争い実現へ、闘志を燃やした。
2024年07月01日 16:28
女子ゴルフの最強ツインズ、岩井明愛・千怜姉妹が1日、「iwai SMILE Project」(イワイ・スマイル・プロジェクト)を発足し、2024年は、岩井姉妹が獲得したバーディー数、イーグル数などに応じた金額を、今年1月1日に発生した能登半島地震の被災者への義援金として寄付すると発表した。
2人は所属事務所を通じて「このプロジェクトを通じて、微力ながら復興のお手伝いが出来ないか考え、2024年シーズンの試合で獲得した、バーディー、イーグル、ホールインワン及びアルバトロスの数に応じて、義援金を寄付させていただくことを決めました。私達が多くのバーディー、イーグル等を獲得し、復興のお手伝いをするとともに、皆様が少しでも明るく元気になり、早く心の傷が癒えるように、全力プレーで応援させていただきます」などとコメントした。
2人が出場した今年2月から今季最終戦までのバーディー数×1万円、イーグル数×2万円 ホールインワン・アルバトロス数×3万円を、2〜6月、7〜11月分の2期間に分けて、それぞれ7月上旬と12月上旬に石川県に寄付する。
「iwai SMILE Project」は、幼いころから「困っている人」「独りぼっちの人」「何か嫌な思いをしている人」「未来ある子供たち」に対して、何かできることがないか考えてきた岩井姉妹がプロゴルファーになり、この活動を通じて、たくさんの人が笑顔になれるよう社会に貢献していくことを目指す。
2024年07月01日 14:31
女子プロゴルフの天本ハルカ(25)が、明治安田と所属契約を締結したことが1日、発表となった。天本は、2021年11月にプロテスト合格。今季は開幕から3戦連続で1ケタ順位に入り、4月の「パナソニックオープンレディース」でツアー初優勝を飾るなど活躍している。天本は同社を通じ「所属契約という形でサポートしていただけることになり、とても光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。これから明治安田様とともに、JLPGAツアーでの複数回優勝を目指し、全力で戦っていきたいと思います」とコメントした。