2024年07月02日 07:40
西武と楽天は自力優勝の可能性が消滅、残すは3球団 パ・リーグはソフトバンクの快進撃が続いている。6月終了時点で71試合を戦い、48勝20敗3分で貯金「28」。勝率は7割(.706)を超え、2位のロッテに11.5ゲーム差をつけ独走態勢に入っている。すでに5位オリックスと最下位の西武は自力優勝の可能性が消滅。ロッテ、日本ハム、楽天の3球団もオールスター(7月23、24日)までに消滅する可能性があり、ソフトバンクの強さが際立っている。(成績は7月1日時点) 特に6月は圧倒的な成績を残した。交流戦は楽天に優勝を譲ったが12勝6敗の2位。リーグ再開後は7勝1敗1分と“スタートダッシュ”に成功した。6月の月間成績は17勝5敗1分、1度も連敗をすることなく6月だけで12の貯金を上乗せした。 チーム打率.263は12球団トップの数字。OPSも.723で2位のDeNA(.672)を大きく引き離し、316得点は12球団で唯一300を超えている。チーム防御率2.21はリーグトップ。失策も12球団で2番目に少ない27と攻守において隙が見当たらない。 ただ順風満帆かと言えばそうでもない。シーズン序盤に柳田悠岐外野手、牧原大成内野手、三森大貴内野手といった主力が相次いで怪我で離脱。昨季無双を誇った守護神のロベルト・オスナ投手も防御率4.13と本調子とは言い難い。そんな中でも積み重ねた貯金28はソフトバンクの強さを示している。 対戦成績を見ると5球団全てがソフトバンクに負け越し。最下位の西武に至っては、2勝10敗と大きく負け越している。7月もソフトバンクの独走が続けば、優勝争いはオールスター前に決着が着く可能性も高い。4年ぶりの優勝に向けて進むソフトバンクを止める球団は現れるだろうか。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 10:58
2023年の怪我から復帰したロッテ・高部が安打を量産している
■ロッテ 3ー1 日本ハム(4日・エスコンフィールド)
ロッテの高部瑛斗外野手が4日にエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に「1番・中堅」で先発出場すると巧みに4安打を放ち、チームの勝利に貢献。昨年は怪我の影響で1軍出場機会がゼロだった2022年の盗塁王の復活にファンは「復帰が最大の補強」と歓喜している。
初回の第1打席はゴロでしぶとく二遊間を抜き、3回の第2打席は鮮やかに中前に運んだ。5回には強く引っ張っての右翼線二塁打。7回には内角球をうまく捌いて右前打とした。
2019年ドラフトで国士舘大から3位で入団。持ち味のスピードを武器に2022年には44盗塁でタイトルを獲得。しかし昨年は3月に右肩肉離れの診断を受け開幕を2軍で迎えると、復帰後も右肩甲下筋損傷など怪我が相次ぎ、1軍の出場機会はなかった。
今季も開幕は2軍で迎えたが、5月18日に1軍に復帰すると躍動。ここまで33試合の出場で打率.331、4盗塁、OPS.812と活躍が光っている。
26歳の高部の4安打の暴れっぷりを「パーソル パリーグTV」が公式YouTubeに「1番打者として十分すぎる働き…4安打で勝利に貢献!」とタイトルをつけて配信。ファンは「いてくれて頼もしい」「イチローの様なバッティングスタイル」「何でもヒットにする」「天才なんだな」「巧打者」「ワクワクする」「ずっと待ってた」などと復活を喜んでいた。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 10:45
壁画で有名…大谷の影響でミヤコホテルの客足は倍増
恐るべし経済効果だ。ドジャース・大谷翔平投手の影響で米カリフォルニア州ロサンゼルスに日本人観光客が増えている。米大手メディア「CNN」のナタシャ・チェン記者は「ドジャースの試合がない日でも、日本人観光客は誰もいないドジャースタジアムへやってくる」とその異次元ぶりを伝えている。
大谷と契約後、チームに日系企業が殺到。本拠地は大量の日系広告で埋め尽くされ、たこ焼きやチキンカツサンド、寿司、黒豚ソーセージなどが売られている。ただ、効果はそれだけではなかった。とある日系の旅行代理店によると、ホームゲームが開催されるたびに、日本から200人の顧客がドジャーススタジアムにやってくるという。
ロサンゼルス観光庁によると、ロサンゼルスを観光する80%〜90%の日本人は最低でも1度ドジャースタジアムを訪れるという。ドジャースがホームゲームをしていなくても訪問し、フィールドツアーに参加。日本語ガイドは週4回行われている。
スタン・カステンCEO兼球団社長によると日本人を乗せた観光バスは「ひっきりなし」にやってくるという。そして、その多くはリトルトーキョーにも寄る。大谷の壁画が描かれているミヤコホテルでは客足が去年から倍増。試合が開催される日は常に満室で、午後3時になると、必ずロビーは日本人観光客で一杯になる。
CNNの調査では実際にドジャースのホームゲームが開催される日はホテルの価格が上昇することが判明。1泊100ドル(約1万6000円)以上の差が出たこともあった。さらにミスター・ラーメン、ファー・バーなどの飲食店も軒並み売り上げが上昇。大きな経済効果をもたらしている。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 10:30
今季17個目の盗塁…日本選手1位は通算509盗塁のイチロー
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。初回に四球で出塁すると二塁に進塁後、三盗を決めた。日本選手単独2位のメジャー通算103個目、今季17個目の盗塁となった。
大谷が足で魅せた。初回に四球で出塁。続く、テオスカー・ヘルナンデス外野手の右前打で二塁へ。その後、2死一、二塁からジェイソン・ヘイワード外野手の打席で、カウント0-1からの2球目でさっそうと三盗を決めた。14試合ぶり、今季17個目の盗塁。これでメジャー通算103個とし、日本人メジャー選手の単独2位に浮上した。1位はイチローの509個となっている。
6月17日(同18日)の敵地・ロッキーズ戦で二盗を成功させ、松井稼頭央に並ぶ日本人2位としていた。その後は6月21日(同22日)の本拠地・エンゼルス戦で8回に二盗を試みたが、アウトになっていた。
昨年までのメジャー6年間で、通算86盗塁を記録。今季はチーム87試合目で17盗塁と、年間31個ペースとなっている。自己最多は2021年の26盗塁。本塁打だけではなく、盗塁でもどこまで数字を伸ばすのか注目だ。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 10:00
南東北大学野球連盟に所属する東日本国際大・藤井優矢投手(4年・角館)が、「プラハ・ベースボールウイーク」(6〜9日、チェコ)などを戦う大学日本代表に選出された。
2024年07月05日 10:00
4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−ヤクルト』で解説を務めた里崎智也氏が、DeNAの山本祐大について言及した。
山本は0−0の2回無死二塁の第1打席、ヤクルト先発・ヤフーレが1ボールから投じた変化球をライト前に放ちチャンスを広げる。
この打撃に里崎氏は「甘めのスライダー、山本もランナー二塁のノーアウトというところで最初からあんまり引っ張りにいく気持ちもなく、引きつけての逆方向がいい形の強い打球で一、二塁間に抜けていって、最高の形を作りましたよね」と絶賛。
実況を務めた山田透アナウンサーが「今年の山本祐大は、レギュラー奪取といっても過言ではないですよね」と振ると、里崎氏は「これからもっと頑張っていけば、DeNAのレギュラーどころか、侍ジャパンのレギュラー奪取まで行けるんじゃないですか」と太鼓判。「今だって侍ジャパンのキャッチャーは空白で、レギュラーも決まっていないですしね」と話していた。
山本の右安でチャンスを広げたDeNAは続く京田陽太の内野ゴロの間に三塁走者が生還し先制した。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月05日 09:42
大谷をファウルから守ったヘレラさんに靴をプレゼント
ドジャース・大谷翔平投手の粋な計らいが話題になっている。大谷を強烈なファウルから守ったバットボーイのハビエル・ヘレラさんに靴をプレゼント。「大谷さんからシューズのプレゼントなんて最高の宝物だね」とSNSでコメントが寄せられた。
ヘレラさんは6月26日(日本時間27日)の敵地・ホワイトソックス戦でベンチで準備中だった大谷の元に飛んできたファウルボールを素手キャッチ。大谷から「Thank you」と声をかけられていた。
28日(同29日)の敵地・ジャイアンツ戦前に日米メディア20人による囲み取材を受けていた。大谷はその様子を自身のインスタグラムで「My HERO!!」と紹介。その後、遠征から戻ると大谷が契約を結ぶニューバランス製のアップシューズをプレゼントされていた。
過去にも背番号を譲ったジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんにポルシェを贈り、デーブ・ロバーツ監督が持っていた球団の日本生まれ選手の本塁打記録を抜いた際にはおもちゃのポルシェをプレゼント。またしても粋な計らいにファンも感激していた。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 09:10
すでにドジャースタジアムの広告枠は完売「野球界全体は本当に誇りに思っている」
ドジャース・大谷翔平投手の抜群の宣伝能力が話題になっている。すでに本拠地であるドジャースタジアムの広告枠が完売。米大手メディア「CNN」の取材に応じたスタン・カステンCEO兼球団社長も「急増は予想していたけど、まさかこれほどだとは思わなかった」と驚いていた。
大谷が今季から加入するとドジャースに数多くの日系企業が殺到。4月以降「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」ら10社以上とスポンサー契約を結んでいた。
同メディアのナタシャ・チェン記者が4日(同5日)にアップした記事によると、現在は本拠地広告枠が完売したため、ドジャースがアウェイで戦う際に合わせて、敵地の広告枠を買っているという。敵地でも“争奪戦”が繰り広げられている。
止まらぬ“大谷効果”。カステン氏は「全員にとっていいことだし、野球界にとってもいいこと。そして、私たちが海外のファン層にこれまでよりもずっと大きな形で裾野を広げていることを、野球界全体は本当に誇りに思っているだろう」と喜んでいた。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 09:00
○ DeNA 3 − 0 ヤクルト ●
<14回戦・横浜>
DeNA・関根大気が4日のヤクルト戦、守備で平良拳太郎の完封勝利を支えた。
2024年07月05日 08:38
右肩鍵盤の痛みでIL入り…11日からの敵地6連戦には帯同せず
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間5日・ロサンゼルス)
右肩鍵盤の痛みで負傷者リスト(IL)に入っているドジャース・山本由伸投手が11日(日本時間12日)に投球を再開する見込みとなった。4日(日本時間5日)の試合前、デーブ・ロバーツ監督が「来週の後半にキャッチボールを計画している。来週の後半とは木曜日、金曜日、土曜日」と明らかにした。
山本は6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で「右上腕三頭筋の張り」を訴え、2回無失点で緊急降板。翌16日(同17日)にIL入りし、ロバーツ監督は数週間ノースローになると説明していた。
チームは10日(同11日)からフィリーズ、タイガースと敵地6連戦。山本は遠征には帯同しないという。「肩を動かして、強度(のトレーニング)をしていることは知っている」と明かした。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 08:10
ロドンが交代を告げられマウンドで“怒り”
【MLB】レッズ 3ー2 ヤンキース(日本時間4日・ニューヨーク)
ヤンキースのカルロス・ロドン投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのレッズ戦に先発。3点ビハインドの6回1死一塁の場面で降板を告げられると、マウンドで「No way!(嘘だろ)」と叫んで怒った様子。ファンからは「彼は何をしているのか」「落ち着け」と疑問の声があがっている。
2回にマルテに2ランを打たれて先制を許すと、5回にもフェアチャイルドにソロを被弾した。3点ビハインドの6回には先頭のデラクルーズを打ち取るも、続くキャンデラリオに四球を与え、ここでアーロン・ブーン監督が交代を告げてマウンドへ向かった。ロドンはマウンド上で不満げな表情を見せ、「No way」と連呼。納得いかない表情でベンチへ下がった。
ヤンキースは2022年オフ、ロドンと6年1億6200万ドル(約261億円)の超大型契約を結んだが、昨年は14登板で3勝8敗、防御率6.85に終わった。今季は5月から6月にかけて7連勝していたが、直近4試合では計23失点で4連敗となっている。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」が公式X(旧ツイッター)に「カルロス・ロドンはアーロン・ブーンに交代させられたことに腹を立てた」と動画を投稿。ファンからは「どうして怒るのか」「彼が文句をいうことはできない」「昨シーズンの彼に戻ってしまった」「その特権を得るのに十分な投球をしていない」と厳しい声が並んだ。
試合後、ロドンは「悪い方向に受け取られたくはない。あの回は残って最後の2アウトを取りたかった」と、クオリティスタート(6イニング以上&自責点3以内)目前で交代を告げられ、感情が昂ってしまったことを冷静な表情で振り返った。
6月27日(同28日)のブルージェイズ戦では8点を奪われ、5回1死二、三塁の場面で交代のために指揮官がマウンドへ向かうも、これを“拒否”。結局続投となり、ブルペンからマウンドへ向かおうとしていた投手が引き返す珍事があった。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 08:08
Dバックスのロブロ監督が言及…ハーパー&タティスJr.は欠場見込み
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間5日・ロサンゼルス)
MLBのオールスターゲームでナ・リーグの「指名打者」で先発出場が決まっているドジャースの大谷翔平投手が、上位打線で起用される見込みとなった。4日(日本時間5日)、ナ・リーグの指揮を執るダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督が「上位を打つだろう。1回に打つ」と明らかにした。
今年のオールスターゲームは16日(同17日)に米テキサス州アーリントンで行われる。大谷は先発出場野手を決めるファン投票で、指名打者部門の1次投票を277万7173票で1位通過すると、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手との2次投票で63%を獲得。日本人選手としてはイチロー以来となる4年連続スタメン出場が決まっていた。
ロブロ監督は4日のドジャース戦前に「(打線は)考えてみたよ」と明かした。一方で、外野手部門で選出されたパドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手、一塁手部門で選出されたフィリーズのブライス・ハーパー内野手らは現在負傷者リスト(IL)入りしている状態。両者は欠場見込みで「その選手が出場する(と仮定した)状態で打線を考えた。でも、まだ決まっていない」と明かした。
「(出場する選手の)名前を見るとアメージングだよね。(打順を考えるのは)楽しかったよ」と心待ちにしていた指揮官。大谷については「おそらく上位の1、2、3番を打つだろう」と明かした。しかし、その後、ダイヤモンドバックスのケーテル・マルテ内野手に対し「先頭打者を務める。それは、間違いなく確約する」と断言。2番もしくは3番での起用になりそうだ。(Full-Count編集部)
2024年07月05日 08:00
「広島7−5阪神」(4日、マツダスタジアム)
総立ちのベンチに向け、力強く拳を握った。
2024年07月05日 08:00
4日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−ヤクルト』で解説を務めた里崎智也氏が、ヤクルト・村上宗隆について言及した。
22年に三冠王にも輝いたことのある村上は今季ここまでリーグトップの15本塁打、リーグ4位の37打点をマークするが、打率は.237。
里崎氏は「ホームランだけでいえばリーグトップ。三冠王を取ったことがあるで、みんなのハードルが上がっている」と指摘。「何か物足りなく感じますよね」としながらも、「広島にいたランスは(87年に)打率.218で39本塁打を放ってホームラン王ですからね。ハードルが三冠王で上がっているのが、かわいそうな部分ではありますね」と話していた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年07月05日 07:36
「1試合1試合勝負なので、1試合1試合続けられるように頑張ります」。
ロッテの小島和哉は6勝目を目指し、18時からの西武戦に先発する。
小島は前回登板の6月28日のオリックス戦で、降雨により41分遅れでの試合開始となったが、「できるだけ体を固まらないようにピッチングやっている最中に試合開始が遅れると聞いたので、軽くの球でもキャッチボールは続けてやっていました」と、しっかりと対応し、7回・116球を投げ、4被安打、8奪三振、3失点で今季5勝目を手にした。3回までに3点を失ったが、4回以降は4イニング連続で三者凡退に打ち取った。
前回登板では、0−1の1回二死二、三塁で紅林に1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた131キロのチェンジアップはいつもと軌道が違うように見えた。雨が降っていたから軌道が変わっているように見えたのだろうかーー。
「28日のオリックス戦に関しては腕の末端がだいぶいい感じでムチでしなってというか先端がうまく走っていたので、いい軌道、ポワンと浮かないような軌道になっているかなと動画を見て思いましたね」。
4−3の6回二死走者なしでセデーニョに1ボール1ストライクから3球目に低め134キロ速いチェンジアップで空振り、最後は4球目も135キロ速いチェンジアップで空振り三振に仕留めた。
昨年取材した時に「チェンジアップは感覚が良くない時はちょっと速くなりやすい」と話していた。
「その辺はなんていうんですかね、今年に限っては四球が改善できているんですけど、結局裏を返したらカウントが深くなった時に甘いところで、ストライクゾーンで前に飛ばしてくれという投球がたまたま前半うまくいってた」。
「それが逆に今の流れを含めて前に飛ばすというのが、予期せぬところに飛んでいっているイメージだったので、それをちょっと気をつけようという話をアナリスト、投手コーチとの話を含めて、そういうアドバイスをもらった。今の自分だったら厳しいところ、厳しいところに狙っても四球が増えないんじゃないかなと自信になったところもあった。オリックス戦は粘り強くそこに投げるというのは、甘く入らず行けたのが良かったのかなと思います」。
縦に落ちるスライダーも追い込んでからの勝負球だけでなく、カウント球でも投げていた。
「ちょっと縦気味に曲げにいくイメージで思って投げるのと、森さんをセカンドゴロに打ち取ったのとかは逆に横に曲げようと思って横振りを入れたりとか、1球サイドスローで投げてみようかなと試してみて、それくらいの気持ちの余裕はあった。間違いだけはしないようにと思いましたけど、そういうちょっと面白いこともできるような余裕はありましたね」。
◆ 登板前の準備
今季は登板前までに3、4球目までの配球をある程度考えてマウンドに上がっていたが、前回登板に関しては「ほとんど(佐藤)都志也のサインに首を振らないくらいの気持ちでマウンドに上がっていて、いい意味で“全部お前のせいだ!”でいきましょうよと(佐藤)都志也にもいってくれて、任せてくださいと感じだったので、僕は投げる球と意図しているサインを汲み取ってここは絶対、高さだけ気をつけないといけないなとか、簡単に取りに行くというのはなかったですけど、緩急さえつけば真ん中行ってもいいのか、ストライクからボールなのかはっきりできたなと」と明かした。
交流戦は苦しい投球が続いたが、前回登板の降雨コールドによる完投勝利をきっかけに状態を上げていきたいところ。「もっとできるというか、こんなところで満足していないですけど、良かったところは良いと自分の中で褒めないとよくないと思いますし、できていないところも実際にあるので、そこはしっかり反省して」。今夜もチームを勝利に導く投球に期待だ。
取材・文=岩下雄太
2024年07月05日 07:32
7月5日は大谷の30歳の誕生日
ドジャース・大谷翔平投手は5日、30歳の誕生日を迎えた。スポンサー企業から祝福が殺到。寝具などを扱う西川株式会社は「これからも西川株式会社は、大谷翔平選手を睡眠でサポートして参ります!」と公式X(旧ツイッター)に綴った。
現地時間は4日のため、ひと足先に日本から祝福の声が寄せられた。株式会社コーセーのスキンケアブランド「雪肌精」は「お誕生日おめでとうございます 一緒におめでとうの気持ちを届けましょう」とコメント。同社のブランド「コスメデコルテ」も「大谷翔平選手お誕生日おめでとうございます」と写真入りで投稿した。
この投稿にファンも便乗。「もう30歳なのか」「お誕生日おめでとうございます大谷くんにとって素晴らしい年になりますように」とお祝いの声が届いた。
大谷はこの日、本拠地のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場する。自らを祝福する28号に期待がかかる。(Full-Count編集部)