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2026年03月16日 10:45
今冬にオランダの名門アヤックスに加入した冨安健洋が、3月14日に開催されたエールディビジ第27節のスパルタ戦で、ついに初先発を飾った。 怪我に悩まされてきた27歳のDFがスタメン入りするのは、アーセナル時代の2024年5月19日以来、なんと664日ぶり。それでも、左SBで安定したディフェンスを披露し、果敢な攻め上がりからゴールを演出するなど、好印象を残した。 まだ、100パーセントの状態ではないとはいえ、2024年6月以来の代表復帰、ひいては一時は絶望的かと思われた北中米ワールドカップ出場も現実味を帯びてきた。 韓国のメディアも驚きを隠しきれない。サッカー専門誌『FourFourTwo』の韓国版は「日本史上最大級の奇跡だ!冨安健洋、2年ぶりの先発出場。ワールドカップ代表選出への期待が高まる」と見出しを打ち、「この日の試合で最も注目を集めた選手の一人は冨安だった」と伝えた。 「復帰後、彼の出場機会は限られていた。5試合で、出場時間は合計わずか40分。直近3試合ではそれぞれ25分、13分、2分と、徐々に減少傾向にあった。これを怪我の再発を防ぐための采配と解釈する声がある一方で、チーム内での彼のポジションがまだ確立されていない兆候だと捉える声もあった」 「しかし、この試合で冨安はこうした懸念を払拭する活躍を見せた。約2年ぶりに先発出場を果たした冨安は、左サイドバックとしてプレー。長期離脱の影響を感じさせない、機敏な動きと安定した守備で力強いパフォーマンスを見せた」 同誌は「冨安は69分間ピッチを駆け回り、攻守両面で積極的な役割を果たした。特に32分の追加点の場面では、2人のDFをドリブルで立て続けに抜き去り、攻撃の起点となって得点に大きく貢献した。この場面は、長期の負傷離脱を経て復帰した冨安のポテンシャルを改めて示す印象的なプレーだった」と続けた。 「したがって、今回の先発出場は、冨安にとって単なる1試合以上の意味を持つ。長期の負傷離脱を経て、再び競争力を証明した試合だった。先発復帰を断言するには時期尚早だが、今回のパフォーマンスは、彼が再びチームにとって重要な戦力となり得ることを示した。長いリハビリと苦難の時期を経てきた冨安が、この試合をきっかけに安定した出場機会を確保し、完全な復活を印象づけることができるかどうかに注目が集まっている」 “アジア最強DF”と呼ばれた男の復活劇に、隣国も驚嘆しているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】冨安が2人抜き突破→2点目を演出
2026年03月17日 09:52
今冬にスペインへ新天地を求めたFW宮代大聖が結果を残している。
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部リーグ)第30節が現地時間16日に行われ、宮代が所属するラス・パルマスはアルバセテとのアウェイゲームに臨んだ。2トップの一角としてスタメンに名を連ねた宮代は開始早々の6分、左のショートコーナーからマヌ・フステルが上げた柔らかいクロスに反応。ファーサイドに走り込むと左足のダイレクトボレーをニアサイドに突き刺し、チームに先制点をもたらした。
宮代にとっては今シーズン3ゴール目。加入後初得点を含むドブレーテ(2ゴール)をマークした前節のセウタ戦に続き2戦連発となった。
しかし、チームは90+5分にPKから同点に追い付かれると、90+11分に勝ち越しゴールを献上。後半アディショナルタイムに喫した2失点により、痛恨の逆転負けとなった。この結果、3連勝を逃したラス・パルマスはラ・リーガ昇格プレーオフ圏内をキープしているものの、前節終了時から1つ順位を落として6位となっている。宮代は3試合連続のフル出場となった。
スペイン紙『アス』によると、ラス・パルマスを率いるルイス・ガルシア監督は敗戦後に「前に進み続けなければならない。それがフットボールだ。もちろん、チームが勝利のために努力しているにも関わらず、結果が出ないことには苛立ちを感じる。今日は後半と最終盤に良いプレーができなかったため、勝利を手にすることができなかった。残り12試合、改善し続けなければならない。最後の3、4試合で結果が決まるだろうし、まだまだ先は長い」とコメントしていたという。
次節、ラス・パルマスは現地時間22日に8位スポルティング・ヒホンと対戦する。
2026年03月17日 09:48
ブラジルサッカー連盟は現地3月16日、フランス(3月26日)、クロアチア(同31日)との親善試合に臨むブラジル代表のメンバーを発表した。
度重なる怪我を経て、およそ2年半ぶりの復帰が期待されたネイマールは、引き続き選外となった。現地メディア『ESPN Brasil』によれば、セレソンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、コンディション面で招集を見送ったと明かした。
「これは技術的な評価ではなく、身体的な評価だ。ボールを持った時のプレーは非常に良いが、身体面での向上が必要だ。スタッフ一同と私にとって、彼はまだ100%の力を発揮できていない。100%発揮できるよう、彼は努力しなければならない。これは私個人の意見であり、彼の試合を今後も注視していくスタッフ全員の意見でもある」
また、ネイマール本人はキングスリーグ・ブラジルを観戦時にインタビューに対応。「ここで話すよ。黙って見過ごすわけにはいかないからね」と切り出し、こう思いを伝えた。
「当然、代表に選ばれなかったのは悔しいし、悲しい。でも、日々のトレーニングや試合に集中し続けるだけだ。僕らは目標を達成する。最終招集はまだ残っているし、夢は続いている。それだけだ。一緒に頑張ろう」
現在34歳、代表通算128試合79ゴールを誇るレジェンドは、ここのところ母国のサントスで活躍を続けている。北中米ワールドカップのメンバー入りを果たせるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「日本は狂っている」土曜夜、侍ジャパン日韓戦勝利の裏で…日本サッカーの“衝撃結果”に海外驚愕!相手の監督は「泣き崩れた」
2026年03月17日 09:42
スコットランドサッカー協会は3月16日、国際親善試合で日本代表と対戦する代表のメンバー26人を発表した。
スコットランド代表は28日、グラスゴーで行なわれる国際親善試合で森保ジャパンと激突する。6月に開幕する北中米ワールドカップに向けた強化試合として注目の一戦となる。
今回のメンバーには、主将でリバプールに所属するアンドリュー・ロバートソンをはじめ、ナポリでプレーするスコット・マクトミネイ、セルティックのキーラン・ティアニー、アストン・ビラのジョン・マギンら主力が順当に選出された。
スコットランドは北中米W杯でグループCに入り、ブラジル代表、モロッコ代表、ハイチ代表と対戦。7大会ぶり9度目となる本大会に向けて、日本戦は重要なテストマッチとなる。
発表されたメンバーは以下のとおり。
【GK】
スコット・ベイン(フォルカーク)
アンガス・ガン(ノッティンガム・フォレスト)
リアム・ケリー(レンジャーズ)
【DF】
グラント・ハンリー(ハイバーニアン)
ジャック・ヘンドリー(アルイテファク)
ドミニク・ヒアム(レグザム)
ロス・マクローリー(ブリストル・シティ)
スコット・マッケンナ(ディナモ・ザグレブ)
ネイサン・パターソン(エバートン)
アンソニー・ラルストン(セルティック)
アンドリュー・ロバートソン(リバプール)
ジョン・サウター(レンジャーズ)
キーラン・ティアニー(セルティック)
【MF】
ライアン・クリスティー(ボーンマス)
ルイス・ファーガソン(ボローニャ)
ビリー・ギルモア(ナポリ)
アンディ・アービング(スパルタ・プラハ)
ジョン・マギン(アストン・ビラ)
ケニー・マクリーン(ノリッジ)
スコット・マクトミネイ(ナポリ)
レノン・ミラー(ウディネーゼ)
【FW】
チェ・アダムス(トリノ)
トミー・コンウェイ(ミドルスブラ)
フィンドレー・カーティス(キルマーノック)
リンドン・ダイクス(チャールトン・アスレティック)
ジョージ・ハースト(イプスウィッチ・タウン)
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年03月17日 09:29
前半戦に比べると調子はかなり上がっているが、リヴァプールMFフロリアン・ヴィルツは1億1600万ポンドの移籍金に見合う活躍を見せているだろうか。
2026年03月17日 09:03
現在もバイエルンではマヌエル・ノイアーが絶対の守護神であり、22歳と若いヨナス・ウルビヒも2番手として控えている。
しかし頼れる3番手の存在も忘れてはならない。37歳を迎えているスヴェン・ウルライヒだ。
GKは試合途中に交代することがほとんどないため、3番手のウルライヒに出番が回ってくることは滅多にない。昨季はリーグとチャンピオンズリーグに1試合ずつ出場しただけだ。
今季もここまで出番は無かったが、ノイアーとウルビヒが離脱した14日のレヴァークーゼン戦で今季初出場。実に18カ月ぶりの出場だった。
ウルライヒとの契約は今季限りとなっているが、独『Bavarian Football Works』によればウルライヒ自身はまだバイエルンで戦い続ける未来を思い描いているようだ。
「もう1年ここでプレイすることも容易に想像できる。GKチームでの役割は自分に合っているし、楽しんでいる。ただ、これについては僕だけの決定ではないからね。クラブの人たちが影響力を持っているから」
残念ながらウルライヒもレヴァークーゼン戦で太ももを痛めたようで、1カ月ほど離脱すると見られる。しかし3番手GKとして経験豊富なウルライヒが控えているのは大きく、2015年からのバイエルン生活はまだ続いていくかもしれない。
2026年03月17日 08:57
先日行われたスコティッシュ・プレミアシップ第30節でマザーウェルと対戦したセルティックは、3-1で勝利。首位ハーツを勝ち点差2で追いかけていて、まだまだ逆転優勝のチャンスはある。
地元紙『Daily Record』今のセルティックには『5つのポジティブな要素』があると取り上げていて、その中の1つにMF旗手怜央の復調を挙げている。
「旗手については、調子の良い日の彼より優れた選手はスコットランドにいない。今季は最高の成績を残せず、ステップアップの移籍が実現しなかったことに失望した旗手がチームへの情熱を失ってしまったように感じられた。しかしここ数週間で彼の調子は劇的に回復した。先週のレンジャーズ戦でも良かったし、今節もそうだ。マザーウェル戦で2点目のゴールが決まった時の彼の激しい喜び方は、彼がチームのために戦う覚悟があることを示していた。旗手は再び戦う気持ちを見せていて、これはセルティックにとって大きな後押しになる」
旗手のテクニックが高いことは確かで、好調時は国内リーグでもNo.1級のテクニシャンだ。今季は好不調の波がある点が問題視されてきたが、終盤にベストパフォーマンスを取り戻せたとなれば大きい。
2026年03月17日 08:54
来季レアル・マドリードはどんなチーム編成となるだろうか。スペイン『Defensa Central』は次の移籍市場で大きく動く可能性があると伝えていて、クラブが補強が必要と判断したポジションはセンターバック、サイドバック、MF2名、ウイング、センターフォワードだ。
まずは有望な若手2人のカムバックだ。攻撃的MFでは、FCコモで大活躍中のアルゼンチン代表MFニコ・パスを買い戻すと見られる。さらにもう1人は、リヨンにレンタル移籍しているブラジル代表FWエンドリックだ。まだリヨンでのパフォーマンスには波があるものの、加入早々からインパクトは残している。センターフォワードのバックアッパー候補としては十分な実力者だ。
さらに中盤ではAZでプレイするオランダの有望株キーズ・スミット、センターバックにはドルトムントのニコ・シュロッターベックもターゲットになっているようで、いずれも市場の人気選手だ。
最終ラインではアントニオ・リュディガー、ダニエル・カルバハル、ダビド・アラバとの契約が今季までとなっており、まだ今後の状況は不透明だ。ベテラン3人の動きによっては、ここも補強箇所になる。
2026年03月17日 08:42
1月にディノ・トップメラーを解任したフランクフルトは、後任にアルベルト・リエラを招聘。
2026年03月17日 08:39
26日、欧州では2026W杯欧州予選プレイオフが行われる。前回大会に続く出場を目指すウェールズ代表は、まずプレイオフ準決勝でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。
ボスニア・ヘルツェゴビナで警戒すべきは、何と言ってもシャルケFWエディン・ジェコだ。17日に40歳の誕生日を迎えたジェコは今でもキレキレだ。今冬に加入したシャルケでは、ここまで8試合で6ゴール4アシストの大暴れ。ブンデスリーガ2部の戦いとはいえ、この数字は見事だ。
現在ウェールズ代表を指揮するクレイグ・ベラミーもジェコを警戒している。ペナルティエリアでジェコに自由を与えるのは極めて危険だ。
「彼(ジェコ)は決してスピードのある選手ではなかったが、連携プレイやゲームセンスは常に高かった。今も高いレベルでプレイしているし、間違いなく危険な選手だよ。我々の狙いはボスニアをペナルティエリアから遠ざけること。ジェコはペナルティエリアに入ると本領を発揮してくる。このゲームが厳しいものになることは分かっている。彼らはフィジカル面が優れていて、組織力も高いからね」(『ESPN』より)。
ジェコも年齢的にはこれが最後のW杯出場チャンスとなるだろう。それだけにモチベーションは高いはずで、2026W杯欧州予選でも5ゴールを挙げるなど確かな結果を出してきた。ボスニア・ヘルツェゴビナがW杯に出場できるかはジェコにかかっており、このゲームでもキーマンとなりそうだ。
2026年03月17日 08:35
イングランドサッカー界の未来は明るいか。先日のエヴァートン戦で衝撃のソロゴールを決めたアーセナルMFマックス・ダウマン(16)もそうだが、リヴァプールで出番を増やしている17歳FWリオ・ングモハの才能も特別なものを感じさせる。
2人とも世代別イングランド代表でプレイしており、このまま成長すれば近いうちにA代表の戦力になってくるはず。英『Liverpool Echo』によると、イングランドサッカー界のレジェンドであるゲイリー・リネカー氏も2人に特大の期待をかけている。
「先走りすぎるべきではないが、特別な才能が現れた時にはすぐ分かるものだ。ングモハはウェイン・ルーニー以来、スーパースターになる可能性が最も高い選手だと思うね。そして右サイドにはダウマンがいる。将来は明るいね。もちろん比較するつもりはないが、ングモハはムバッペのような動きとキレを兼ね備えている。彼がムバッペと同じというつもりはない。ムバッペは史上最高の選手の一人だからね。でもングモハにも計り知れないほどのポテンシャルがある。彼は(トッテナム戦で)相手に果敢に挑んでいたし、巧みなスルーパスなど惜しい場面があった」
ングモハとダウマンがイングランド代表の両翼を担うなんて時もくるかもしれない。今もイングランドA代表はタレント揃いだが、そこにングモハとダウマンも入っていくことになりそうだ。
Rio Ngumoha on his FIRST Premier League start
@LFC pic.twitter.com/QeLLTvAkXp— Premier League (@premierleague) March 15, 2026
2026年03月17日 08:17
アーセナルの逸材は今後どこまで伸びるだろうか。先日行われたプレミアリーグ第30節のエヴァートン戦で途中出場から衝撃のゴールを決めたのは、16歳の逸材MFマックス・ダウマンだ。
ユース年代より特別な才能と評価されてきたが、16歳であっさりとプレミア初ゴールを決めてみせた。英『METRO』によると、チェルシーとイングランド代表のレジェンドであるジョン・テリー氏も脱帽だ。レフティーアタッカーのダウマンをリオネル・メッシとまで比較している。
「ダウマンは本当に凄い選手だね。まだ16歳だというのに信じられない。1年ほど前に彼がプレイしている姿を見たが、メッシ以外にあれほど相手を軽々と抜き去っていく選手は見たことがない。過剰な比較かもしれないが、正真正銘の才能の持ち主だ。アーセナルの将来だけでなく、イングランド代表でも大きな役割を果たすだろう。本当に素晴らしい才能だし、アーセナルにとっての勝利だ」
メッシとの比較はプレッシャーが大きすぎるかもしれないが、果たしてダウマンはどんな選手へと育つのか。
16歳、初ゴールは独走弾
相手のCKからのボールを
自陣ボックス付近で受け取ると
相手ディフェンス2人をかわして
ゴールまで運び切る
歴史に残るトップチーム初ゴールを
もう一度ご覧あれ
プレミアリーグ第30節
⚔️ アーセナル v エヴァートン
https://t.co/raLs23alyd pic.twitter.com/j6VH94f0ZC— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) March 14, 2026
2026年03月17日 07:50
アフリカ最高峰の舞台で、審判による前代未聞の「抑止力」が発動された。
2026年03月17日 07:31
NECの佐野航大が、超絶テクニックで相手を翻弄した。
現地3月14日に行なわれたエールディビジ第27節で、NECはPSVと敵地で対戦し、3−2で接戦を制した。
この試合にフル出場した佐野は1アシストを記録したほか、自慢の技巧で魅せる。右サイドで対峙する敵をダブルタッチで軽やかにかわす。体勢を少し崩したが、すぐに立て直すと、またも迫りくる敵をダブルタッチでいなしてみせる。
オランダメディア『ESPN NL』の公式インスタグラムが、22歳MFの妙技連発を公開すると、現地ファンから以下のようなコメントが寄せられた。
「なんて素晴らしい選手なんだ」
「佐野のマジック」
「PSVをいじめるな! こいつをすぐ獲得しろ!」
「アヤックスに行くんじゃない?」
「勢いを増している日本の選手たち。個々の実力がさらに向上すれば、今後のワールドカップで彼らは大きな脅威となるか、あるいはそうなりつつある」
「ワールドカップでは、日本を絶対に侮ってはいけない」
オランダの地でますますその評価を高めているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】上手すぎるだろ! 佐野航大のダブルタッチ連発
2026年03月17日 06:52
サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーがマンチェスター・シティを3−0で粉砕する前日、アルバロ・アルベロアは、敵将ペップ・グアルディオラが何を企んでいるのかと警戒を強めていた。
「彼は常にサプライズを用意している。どれほど研究を重ねても、こうした大一番では何か違う仕掛けをしてくる」
アルベロアは自らの精神を研ぎ澄ませながら、同時に数日前から準備してきた独自のサプライズを胸に秘めていた。そして開始わずか7分、彼はその包み紙を静かに解き始めた。
クルトワがこの日最初のゴールキックを蹴り出す。選んだのはロングボール。右サイドのシティ陣内の右サイド、そこではバルベルデがオライリーを越えるヘディングを見せた。この時はまだ、単なる一つの選択肢に過ぎないように見えた。
その10分後、自陣エリア内からのフリーキックの場面。クルトワは左サイドのヴィニシウスを一瞥したが、結局は再びバルベルデのいるゾーンを狙い撃ちした。ウルグアイ人はまたしてもオライリーを寄せ付けずマイボールにし、味方へと繋いだ。
続くゴールキックも同様だった。リュディガーとのパス交換でワンクッション置いた後、クルトワは三度センターライン越しのロングフィードをバルベルデへ送った。今度はバルベルデが完璧なコントロールでオライリーを抜き去り、エリア内へ侵入。GKドンナルンマまでもかわして先制ゴールを突き刺した。試合のみならず、おそらくはこの準々決勝の行方をも決定づけ始めた瞬間だった。
この執拗なまでのロングボールは、決して偶然ではなかった。「かなり練習を重ねていたんだ。特にゴールキックからの形をね」とバルベルデは明かす。
「彼らはマンツーマンでプレスに来る。だからこそ、その背後にスペースが生まれることは分かっていた」
クルトワもそれに同意する。
「背後のスペースを突く練習を重ねていたんだ。彼らのディフェンスラインは非常に高いからね。それが完璧にハマったよ」
データ分析サイト『Hudlstatsbomb』によれば、この試合でクルトワには13回のプレー再開の機会があった。そのうち9回で彼はロングキックを選択し、そのすべてが同じエリア、すなわちバルベルデのいる右サイドを狙ったものだった。「フェデは速く、強く、空中戦にも長けている。シュートも打てるし、非常に完成された選手だ」とクルトワは全幅の信頼を寄せる。
バルデベバスで数日間、コーチ陣と共に練り上げられたアルベロアのプランは、グアルディオラのいかなる策をも上回るサプライズとなった。結果論で語るのは容易だが、直近のラ・リーガでのオサスナ戦(1−2)とヘタフェ戦(0−1)の敗戦を受け、指揮官はすでにこの道筋を示唆していた。ボルダラス率いるヘタフェに敗れた後、彼はこう語っている。
「我々はつい、ヴィニシウスという安易なリソースに頼りすぎてしまう。彼には圧倒的な突破力があるが、我々は両サイドから仕掛けられなければならない」
パンプローナでの試合後も同様だ。
「攻撃が左サイドに偏るのは自然だが、反対側でも同じことができなければ、守る側にとって我々はあまりに容易な相手になってしまう」
事実、グアルディオラの懸念もそこにあった。試合後、彼はクサノフを右サイドバックに配置したのはヴィニシウスを監視するためだったと説明している。エムバペ、ベリンガム、ロドリゴを欠いたこの日のマドリーにおいて、ヴィニシウスこそが唯一の脅威に見えていたからだ。
しかし、その荒野に現れたのは、右ウイングとしてシティ攻略の先鋒を務めたバルベルデだった。クルトワによる後方からの急襲プランを成立させたのは、今シーズンの彼に見られる二つの変化でもある。
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2026年03月17日 06:42
今季は精彩を欠くパフォーマンスでたびたび批判を浴びてきた。モチベーション低下を指摘されたことも少なくない。だが、名門セルティックのファンは旗手怜央のパーソナリティーを知っている。
3月に入って宿敵レンジャーズとの2試合で印象を残し、復調傾向にある旗手。3月14日のマザーウェル戦では、失点につながるミスで再び厳しい声を突き付けられた。ただ、ピッチ外での振る舞いに賛辞が寄せられている。
セルティックの専門サイト『Celts Are Here』で取り上げられたのは、2つの光景だ。まずは試合前、配慮が必要なサポーターと入場した際、旗手が子どものファンの手をとって導いた場面だ。その温かい心配りが称賛された。
Celts Are Hereは「ちょっとした交流だが、この日がどうあるべきかをまさに表していた場面だ」と報じている。
「配慮が必要なサポーターにとって、サッカーは遠いものに感じるときがある。だが、こういった場面は、サッカーが歓迎される包括的なものだと感じさせるはずだ。スタンドのサポーターや動画で見た人たちは、そんなハタテの自然で温かい振る舞いに気づいただろう」
もうひとつは、試合直後の様子だ。ホイッスルが吹かれると、旗手は明らかに落胆した様子を見せた。3−1と逆転勝利したにもかかわらず、だ。
Celts Are Hereは「ここ数シーズンでファンが見てきた彼の性格を表していた。ハタテは真剣に責任を負う選手で、ミスを簡単に済ませることが滅多にないのだ」と伝えている。
「今季は彼にとって、素晴らしいパフォーマンスと静かに終わった試合が混ぜ合わさったシーズンになっている。好不調の波もあった。だが、ここ数週間はセルティックの今季をつなぎとめるのに中心的な役割を果たしてきた」
人柄への賛辞は、旗手のグラスゴーでのこれまでの功績を物語っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】称賛された少年ファンへの振る舞いと試合後の落胆ぶり