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2026年03月26日 06:00
初の開幕スタメンを勝ち取った広島・中村奨成外野手(26)が25日、マツダスタジアムでのナイター練習後に取材に応じ、「楽しみ」と語った。オープン戦の打率は12球団3位の・319。結果を残し、27日の中日との開幕戦(マツダ)は「2番・右翼」で出陣する。つなぎ役に徹するとともに、思い切った打撃でチャンスメークの役割を担うことにも意欲を見せた背番号96。打線の中心として、チームをけん引していく。 確かな自信を胸に、中村奨の9年目が幕を開ける。プロ入り初となる開幕スタメンを勝ち取って迎える26年シーズン。「楽しみです。不安もないし、楽しみのほうが大きい」。充実の春を過ごしたからこその、頼もしい言葉だった。 「2番」を担う。1番はドラフト1位・平川(仙台大)が務め、3番には小園が構える。平川が出塁した場合は、好機を広げる打撃が求められ、凡退したときには自身が得点機の先駆けとならなければいけない、重要な役割だ。 「自分が犠牲になってでも、良い形で後ろの打者に回したい。時には、チャンスをつくるという打撃をする」 チームが得点するために、やらなければいけないこと。求められる的確な状況判断を確実に遂行する決意だ。 オープン戦は16試合で、12球団3位の打率・319。15安打は同5位タイだ。出塁率、長打率も同2位と、多くの打撃部門で上位に位置する。「出来過ぎです」。白い歯がこぼれた。 安打の方向性が進化の証し。左翼が5本、中堅が4本、右翼が5本、内野安打が1本。中堅から右翼方向への打球は、9本を数える。 さらなる成長を目指し、春季キャンプから右打ちを徹底。逆方向に強く打ち返す技術の習得に注力してきた。 「結果として出てくれた。そこは自信にしていけたらいいなと思ってます」 右方向への打球は、たとえ安打にならなくても進塁打となる。引き出しを増やし身に付けた広角打法こそが、2番を勝ち取った要因とも言える。 中日の開幕投手は柳が務める。昨季の対戦は7打数3安打、打率・429と好成績を残した。「本当に良い投手。まず1本打ちたい。去年みたいにうまくいくとは思わないけど、良いものを出したい」と闘志を燃やした。 オープン戦とシーズンは別物。集められたデータから導き出された弱点があれば、徹底的に攻められる。「実際にシーズンに入って、やってきたことが、できるかどうかになってくる」とした上で、力強く言い切った。 「そこで打っていかないとレギュラーにはなれない。去年より良い成績を出せるように、頑張ります」。献身の精神と右方向へ打ち返す打撃。広角に快音を響かせるたびに、勝利はぐっと近づく。
2026年03月26日 08:00
広島のドラフト3位・勝田成内野手(22)=近大=が25日、菊池との鉄壁二遊間結成に意欲を示した。オープン戦は14試合に出場し、無失策。プロ入り後から本格的に挑戦している遊撃についても、「もう恐怖心はない」と自信をのぞかせた。
本拠地のマツダはセ・リーグの本拠地で唯一、内野に天然芝が使用されており、内野手泣かせの球場として知られる。オープン戦では3試合を経験し、堅守を披露。近大時代にリーグ戦で内野が天然芝のほっともっとフィールド神戸でプレーしており、「非常に守りやすかった。マツダでも対応はできている」と不安はない。
開幕戦はモンテロの状態次第ではあるが、遊撃でスタメン出場する可能性が高い。二塁でスタメンが濃厚な菊池は、入団前から憧れ続けてきた存在。ついにその名手と並び立ち、“キクナル”コンビを結成する可能性も出てきた。「もしスタメンなら自分の仕事を全うしたい。そのための準備はできている」と表情を引き締めた。
オープン戦はへんとう炎で一時離脱するアクシデントもあったが、すでに状態は万全だ。開幕が近づく中、「緊張はまだないですね。開幕するっていう実感があまりなくて…。わくわくの方が強いです」と初々しく笑みをこぼした勝田。期待のルーキーが赤く染まった本拠地で躍動する。
2026年03月26日 07:53
千葉ロッテマリーンズと京成電鉄は25日、千葉ロッテマリーンズに装飾されたラッピング電車「京成線 マリーンズ号」が25日より運行を開始したと発表した。
京成電鉄でのラッピング電車「京成線 マリーンズ号」は今年で4回目の企画。「京成線 マリーンズ号」の装飾は車体側面に全10選手(小島和哉投手、横山陸人投手、種市篤暉投手、益田直也投手、佐藤都志也捕手、藤岡裕大内野手、郄部瑛斗外野手、西川史礁外野手、藤原恭大外野手、山本大斗外野手)がデザインされている他、2026 年のチームスローガン「PLAY FREE. WIN HARD.」で車内が埋め尽くされ、車両 1 編成が千葉ロッテマリーンズ一色となる。
なお、「京成線 マリーンズ号」は京成本線や押上線を中心に運行するほか、京急線、都営浅草線、北総線、芝山鉄道線にも乗り入れ予定であり、広域のたくさんの方々に利用できる。
▼ 「京成線 マリーンズ号」の運行区間
<「京成線 マリーンズ号」運行区間詳細>
【京成線内】京成本線(京成上野〜成田空港)、押上線(押上〜青砥)、東成田線(京成成田〜東成田)
【相互乗り入れ線内】京急線(泉岳寺〜羽田空港第1・第2ターミナル)、都営浅草線(押上〜西馬込)、北総線(京成高砂〜印旛日本医大)、芝山鉄道線(東成田〜芝山千代田)
※路線図は京成電鉄ホームページにて
※運行区間はその日の車両運用により異なる
※運行日は予告なく変更となる可能性あり
2026年03月26日 07:47
ロッテは25日、3月27日の開幕戦にあわせマリーンズストアミュージアム店をリニューアルオープンすることになったと発表した。
このリニューアルでは、店舗面積を従来の約1.5倍に拡張して商品の品揃えを強化したほか、新たにセルフレジを導入するなど、レジ台数を最大33台に増設した。これにより、試合前の混雑時でも、スムーズに店内を移動して商品を選び、会計まで進めるレイアウトとなっている。
また、店内の内装は球団のコンセプトカラーである「白・黒・グレー」を基調としたデザインへ刷新し、新たにマリーンズの歴史や世界観を体験できるエリアを設けた。歴代の優勝ペナントや当時の記憶が蘇る写真、選手の大型ビジュアルなどを展示し、フォトスポットとしても利用できる空間となっている。
店舗の大型リニューアルは、2017年以来、9年ぶり。
▼ マリーンズストア ミュージアム店について
ZOZOマリンスタジアム外周に位置する大型グッズショップ。お買い物体験(グッズ)に、球団の歩んできた歴史に触れる展示(ミュージアム)が融合。「グッズ+ミュージアム」のコンセプトを体現する、新たな体験型店舗
2026年03月26日 07:44
軽快なノックを披露したキケ
ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手は24日(日本時間25日)、本拠地でのエンゼルスとのオープン戦前に練習に登場。
2026年03月26日 07:42
ドジャースが「レッドブル」とパートナーシップ契約を締結
またもスポンサーが加わった。ドジャースは24日(日本時間25日)、エナジードリンク「レッドブル」とパートナーシップ契約を締結したと発表した。同ブランドは球団の公式エナジードリンクパートナーとなる。早くもドジャースベンチで“存在感”を示し、ファンも注目している。
今回の契約に伴い、ドジャース選手には試合中、専用クーラーで「Red Bull Energy Drink」と「Red Bull Sugarfree」が提供される。また、スタジアム内の売店でレッドブル製品を楽しむことができ、球場限定の特製レッドブルカクテルが販売されるという。
ちょうどこの日、ドジャースは本拠地でエンゼルスとのオープン戦最終戦を戦った。ベンチには「GIVES YOU WINGS(翼をさずける)」と書かれたドリングボックスが早速置かれた。そしてその横には、大谷翔平投手がグローバル広告契約を結ぶ「コーセー」の「コスメデコルテ」の紫色のボックスもあった。
他のメジャーチームではなかなかお目にかかれない、スポンサーグッズの並び。中継映像でも確認でき、「スポンサーをもっと追加したら、あのベンチのスペースが足りなくなっちゃうよ」「もはやどこに置いたら笑」「スペースがなくなるね」などとファンも注目していた。(Full-Count編集部)
2026年03月26日 06:57
NPB3球団でプレーした杉本氏が結んだ父親との約束
進学の条件は「問題を起こしたら高校をやめること」だった。西武、中日、ダイエーでプレーし、NPB通算81勝をマークした左腕・杉本正氏(野球評論家)は、1975年に私立御殿場西高に入学した。当初は調理師の道に進む予定だったが、中学時代の野球実績で複数の高校野球部から声がかかり「特待生なら高校に行かせてほしい」と父親に懇願し方向転換した。投手よりも打者として評価されてのことだったそうだが、“逸材同級生”の家出→退部によって野球人生の“流れ”が変わったという。
中学卒業後は調理師の道へ。杉本氏はその方向で真剣に考えていたという。「うちは6人兄弟であまり裕福ではなかった。父親はプロのハンターだったんです。11月からの狩猟していい期間は、ほとんど山の中。僕は行ったことがなかったけど、神奈川の奥に温泉場があって、そこの旅館というかホテルに専属で勤めて、東京から来るハンターのガイドみたいなこともやっていたそうです。それで、子どもの頃からホテルとかの調理師や料理人になれと父に言われていたんです」。
杉本氏は、そうなるものだと思って中学生活を送っていた。「手に職を持たないといけないっていう教育を受けていましたしね。中学卒業後は調理学校とか、そういうところに行って、勉強して資格をとるつもりでいたんです。僕が中学の頃の父は家に戻って竹材業をやっていたんですけど、冬になったら猟を仲間と楽しみ、夏は鮎釣りに行ったりしていた。それには僕もよくついていきました。魚を釣って料理とかもね。そういうのも嫌いじゃなかったんです」。その道を覆したのが野球だった。
「中学3年の時に(エース兼主軸打者として静岡の東部地区大会に出場するなど)野球でちょっと目立ったので、御殿場西と日大三島、富士宮北の3校から誘われたんです。それで進路の話になったとき、父に『特待生だったら高校まで行かせてくれない? 高校を卒業してから(調理師の)その道に行くから、あと3年間、待ってくれないかな』という話をしたんですよ。あまり賛成はされなかったけど『分かった。家から通えるところなら行っていい』となったんです」
その結果、御殿場西への進学を決めた。「家を出て学校に着くまでに1時間くらいかかるけど、電車に乗っている時間は15分から20分だからいいかなって思ってね。ただ、自分たちが9期生で、できて間もない私立の高校で、悪く言えば、どこにも行けないような生徒たちが集まってくるような学校だったんです。今は偏差値も上がって、立派な進学校なんですけどね。当時は、学校の名前を売るのに手っ取り早いのが野球じゃないですか。だから特待生で生徒を集めていたというのはありましたね」。入部からわずか1か月で注目左腕が退部「お前、ピッチャーをそのままやれ」
そんな“環境”もあって進学する際に父から約束をさせられたそうだ。「特待生で入っても『何か問題を起こしたら、すぐ学校を辞めろ』ってね。例えばタバコを吸うとか、喧嘩するとか、そういうことで野球部とか学校に迷惑をかけるようなことをしたら、すぐに辞めろと……。そういう条件で行かせてもらったわけです」。
中学3年の時は投手としても力を発揮した杉本氏だが「高校の監督は僕を野手として使いたいというのがあったみたいです」という。打者としても非凡なものを見せていたからだが、その“流れ”も入学早々に変わったそうだ。「1年生は20人くらい入ったんですけど、その中に上背があって、球も速い左ピッチャーがいたんですよ。僕が見ても、自分より上だと思うくらい能力がある子でした。そしたら、ひと月もしないうちにいなくなっちゃったんですよ。家出して辞めると言って……」。
野手として期待されながらも、杉本氏は投手の練習もしていたそうで「その子がいなくなったんで必然的に『お前、ピッチャーをそのままやれ』という形になったんです」と明かす。後にプロで活躍する左腕だが、同級生の逸材左腕がそのまま残っていたら、どうなっていたか分からない。そもそも中学3年の時に野球で活躍していなければ、調理師の道に進んでいたはずだったのだから……。そして、この高校3年間で、杉本氏は静岡県内屈指の左腕に成長していった。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年03月26日 06:40
阪神の佐藤輝明が昨季シーズン40本塁打を放ち、球団では1986年のバース氏以来となる本塁打王のタイトルを獲得した。“左打者”でシーズン40本塁打となると、球団では05年に40本塁打を放った金本知憲氏以来の快挙だった。
21世紀に入ってから金本氏、10年のブラゼル氏、佐藤輝といった“左打者”がシーズン40本塁打以上はなっているが、右打者はというとシーズン40本塁打以上放ったのは76年にブリーデン氏が40本塁打を放ったのを最後に出ていない。
近年のプロ野球ではシーズン30本塁打以上は放つのが難しくなってきており、昨季30本塁打以上放ったのは両リーグの本塁打王となった佐藤とレイエス(日本ハム)の2人だけ。では、21世紀以降、阪神の右打者でシーズン30本塁打以上放った選手を見てみると、18年ぶりにリーグ優勝に貢献した03年のアリアスが放った38本塁打が、21世紀以降の球団の右打者ではシーズン最多本塁打。05年に今岡誠氏が29本、10年に城島健司氏が28本、大山悠輔が20年に28本放ったが、30本塁打の壁を破ることができなかった。
ここ数年のドラフトにより、20年に28本塁打を放った大山をはじめ、長打の打てる“右打者”が増えてきた。今季プロ4年目を迎える森下翔太は、1年目の23年が10本塁打、2年目が16本塁打、3年目の昨季が23本塁打と毎年右肩上がりに本塁打を増やしている。近い将来、シーズン30本塁打も夢ではない。
甲子園は球場が広いことに加え、独特な風もある。昨季本塁打王に輝いた佐藤は甲子園で11本塁打だったが、そのほかの球場で29本放った。甲子園だけでなく、他球場で本塁打を量産できれば、本塁打数を伸ばせることを証明した。今季は広かったバンテリンドームにホームランウイングが設置され、球場が狭くなる。佐藤輝の2年連続本塁打王、森下のシーズン30本塁打にも期待が持てそうだ。
2026年03月26日 06:30
いよいよ3月27日に2026年のプロ野球が開幕する。
2026年03月26日 06:20
昨季セ・リーグ最多セーブのタイトルを獲得したマルティネス(巨人)、松山晋也(中日)の開幕出遅れが濃厚。今季セ・リーグの最多セーブ争いがどうなるのか注目だ。
決まった抑えというのは現状、阪神の岩崎優くらいか。ヤクルト・星知弥、広島・森浦大輔は昨季シーズン最終盤に抑え固定となったが、今季もシーズンが開幕してから抑えでいくのかどうか。DeNAも昨季チーム最多の22セーブを挙げた入江大生が先発に転向。DeNA、ヤクルト、広島の3球団は開幕からきちっと抑えを固定した形で、シーズンを戦えれば、最多セーブタイトル獲得の選手が出てくるかもしれない。
ただ、長いシーズン。開幕からセーブを積み重ねても、抑えで1年間戦えるかどうかは未知数な部分がある。そうなると、23年に最多セーブのタイトルを獲得した経験のある岩崎がチームの勝ち試合で、セーブを積み重ねていくのか。昨季はチーム状況によって、石井大智がクローザーを務めることもあった。石井が故障で長期離脱しており、別の投手と状況に応じて抑えを使い分けていくのかというのも気になるところ。
そうなると、シーズン序盤で一軍のマウンドを踏めれば、実績のあるマルティネス、松山が昨季に続き最多セーブのタイトルを獲得できるチャンスはありそうだ。
特にマルティネスは中日時代の22年に初めて最多セーブのタイトルを獲得すると、24年、25年とこの4年で3度同タイトルを獲得している。チーム状況にもよるが、間違いなく今季も最多セーブの最有力候補。そのマルティネスはWBCキューバ代表として戦ったが、来日が遅れている。来日してからファームで実戦登板を経て、一軍に帰ってくるのか、それともぶっつけ本番で一軍に戻ってくるのか。どのような決断を首脳陣が下すのか注目。
松山は昨季故障で離脱した期間が1ヶ月近くありながら、最多セーブのタイトルを獲得しており、今季もチームが僅差の登板が多くなればなるほど、セーブを挙げるチャンスは多くなりそうだ。
今年は誰が最多セーブのタイトルを獲得するのか非常に注目だ。
2026年03月26日 06:00
初の開幕スタメンを勝ち取った広島・中村奨成外野手(26)が25日、マツダスタジアムでのナイター練習後に取材に応じ、「楽しみ」と語った。オープン戦の打率は12球団3位の・319。結果を残し、27日の中日との開幕戦(マツダ)は「2番・右翼」で出陣する。つなぎ役に徹するとともに、思い切った打撃でチャンスメークの役割を担うことにも意欲を見せた背番号96。打線の中心として、チームをけん引していく。
確かな自信を胸に、中村奨の9年目が幕を開ける。プロ入り初となる開幕スタメンを勝ち取って迎える26年シーズン。「楽しみです。不安もないし、楽しみのほうが大きい」。充実の春を過ごしたからこその、頼もしい言葉だった。
「2番」を担う。1番はドラフト1位・平川(仙台大)が務め、3番には小園が構える。平川が出塁した場合は、好機を広げる打撃が求められ、凡退したときには自身が得点機の先駆けとならなければいけない、重要な役割だ。
「自分が犠牲になってでも、良い形で後ろの打者に回したい。時には、チャンスをつくるという打撃をする」
チームが得点するために、やらなければいけないこと。求められる的確な状況判断を確実に遂行する決意だ。
オープン戦は16試合で、12球団3位の打率・319。15安打は同5位タイだ。出塁率、長打率も同2位と、多くの打撃部門で上位に位置する。「出来過ぎです」。白い歯がこぼれた。
安打の方向性が進化の証し。左翼が5本、中堅が4本、右翼が5本、内野安打が1本。中堅から右翼方向への打球は、9本を数える。
さらなる成長を目指し、春季キャンプから右打ちを徹底。逆方向に強く打ち返す技術の習得に注力してきた。
「結果として出てくれた。そこは自信にしていけたらいいなと思ってます」
右方向への打球は、たとえ安打にならなくても進塁打となる。引き出しを増やし身に付けた広角打法こそが、2番を勝ち取った要因とも言える。
中日の開幕投手は柳が務める。昨季の対戦は7打数3安打、打率・429と好成績を残した。「本当に良い投手。まず1本打ちたい。去年みたいにうまくいくとは思わないけど、良いものを出したい」と闘志を燃やした。
オープン戦とシーズンは別物。集められたデータから導き出された弱点があれば、徹底的に攻められる。「実際にシーズンに入って、やってきたことが、できるかどうかになってくる」とした上で、力強く言い切った。
「そこで打っていかないとレギュラーにはなれない。去年より良い成績を出せるように、頑張ります」。献身の精神と右方向へ打ち返す打撃。広角に快音を響かせるたびに、勝利はぐっと近づく。
2026年03月26日 05:01
「選抜高校野球・2回戦、智弁学園2−1神村学園」(25日、甲子園球場)
神村学園(鹿児島)の龍頭汰樹投手(3年)は最後までマウンドを譲らなかった。エースの意地を体現した125球の力投は実らず。ぐっと歯を食いしばり敗戦の責任を背負った。
「神村学園のエースとして甘さがあったから今日は負けてしまった」
1球が明暗を分けた。延長十回タイブレーク無死一、二塁から浮いたフォークを捉えられて右前打を許し、無死満塁。追い込みながらも低めに決めきれなかった失投を悔いた。「その1球が甘かった。1球で負けるというのが分かった」。1死満塁から中犠飛での1失点で切り抜け、タイブレークの結果としては“及第点”。強打の智弁学園相手に10回9安打2失点と粘った。完封した1回戦の横浜戦に続き2試合連続完投を遂げるも、勝利に導けなかった結果を受け止めた。
チームを勝たせてこそ得られるエースの称号。1学年の上の先輩で阪神ドラフト4位・早瀬朔投手(18)からは「マウンドに立ったときは最後まで責任を持って投げきる」ことを学んだ。神村学園の背番号「1」に宿るプライドを絶やすわけにはいかない。「マウンドを譲りたくない気持ちはすごくある。信頼されるようなエースになりたい」と覚悟をにじませた。
「もっとストレートの質も上げて。(フォークは)低めに投げる技術を磨いていきたい」。自他ともに認めるエースとなって夏の甲子園に帰還する。
◆龍頭 汰樹(りゅうとう・たいき)2008年4月27日生まれ、17歳。福岡県久留米市出身。170センチ、67キロ。右投げ両打ち。投手。小学1年から高良内レッドタイガースで野球を始め、明星中時代は筑後ボーイズでプレー。神村学園では1年秋からベンチ入り。最速140キロ。
2026年03月26日 05:01
「選抜高校野球・2回戦、智弁学園2−1神村学園」(25日、甲子園球場)
2回戦で予定されていた3試合のうち2試合が行われ、智弁学園(奈良)は神村学園(鹿児島)に延長十回タイブレークの末、2−1で勝ち5年ぶりの8強入りを果たした。
2026年03月26日 05:01
「選抜高校野球・2回戦、花咲徳栄17−0日本文理」(25日、甲子園球場)
2回戦で予定されていた3試合のうち2試合が行われ、花咲徳栄(埼玉)は雨中の試合で日本文理(新潟)に17−0と大勝し、23年ぶりのベスト8となった。
初回、先頭打者。打球が中前に抜けるのを見て、花咲徳栄のリードオフマン・岩井虹太郎内野手(3年)は「ホッとしました」と解き放たれた。
1回戦の東洋大姫路戦は無安打。初めての甲子園で「ガチガチに緊張して、追い込まれたら何を打てばいいかも考えられなかった」ほどだった。これではもっと上は目指せない。父でもある岩井隆監督(56)が動いた。「右足に体重をためて、ボールをよく見ろ」のアドバイスに、本来のバットコントロールが目を覚ました。
初ヒットで軽くなった心は、さらにプレーに切れ味を呼ぶ。悪天候の中、自身を含め無失策を貫いた。打席でも四回に1イニング2安打、八回にはこの日4安打目となるタイムリー。自身も「たぶん初めて」の固め打ちに、岩井監督は「たまたまだと思います。1番が出るのが、うちのスタイル」と、父としての喜びは胸にしまい、選手・虹太郎の活躍を評価した。
野球を離れれば「けっこう優しい、普通のお父さん」と岩井。しかしユニホームを着ている間は「選手として」ともに、頂点を目指していく。
◆岩井 虹太郎(いわい・こうたろう)2008年8月14日生まれ、17歳。埼玉県所沢市出身。174センチ、76キロ。右投げ右打ち。内野手。小学校1年から野球を始め、狭山西武ボーイズを経て父・隆氏が監督を務める花咲徳栄へ。1年秋からメンバー入りし、以降、1番・遊撃手に定着。2歳上の兄・福さん(現東洋大)も同校野球部出身。
2026年03月26日 05:00
セ・リーグ開幕が2日後に迫った25日、阪神は甲子園室内で全体練習を行った。ファーム・リーグでは、ドラフト1位・立石正広内野手が左翼守備に就いて本格復帰。以下は、今後の強化方針に言及した藤川球児監督の主な一問一答。
◇ ◇
−開幕2日前となったがいつもと変わらずか。
「昨日話して、まだ起きて数時間ですから。おはようございます」
−明日は開幕メンバーの公示がある。イメージはできている。
「明日になれば分るでしょうね。時間とともにね」
−24日の2軍戦に立石がフル出場。平田2軍監督は25日の試合で問題がなければ、故障者から外れると話していた。
「その通り。ペナントレースに入りますから、チームの中の一人ですから。一人のためのチームではないですから。そういった意味で彼の野球人生を考えた上で、チームとして進む方向と合致させていくという部分では通常通りと言いますか。50、60打席立ちながら、いろんなアウトコースのボールだったり、球際だったりにアプローチしながら、経験を重ねなければ(いけない)」
2026年03月26日 05:00
阪神・森下翔太外野手(25)が25日、デイリースポーツの単独インタビューに応じ、開幕直前の心境を明かした。今春は侍ジャパンの一員としてWBCに出場し、イレギュラーなプレシーズンを経験。ドジャース・大谷ら日本トップクラスの選手と交流し、世界最高峰の舞台を体感したからこそ学んだ「一流の立ち居振る舞い」や「自信」を財産に、プロ4年目へ挑む。昨季に続く頂点を狙うシーズンへ、キャリアハイを約束するとともに、「束になって」3年ぶりの日本一を目指すことを誓った。
◇ ◇
−WBCは残念ながらベネズエラとの準々決勝で敗れた。試合後のロッカールームで、一番湧いてきた感情は。
「悔しいなと。終わってしまった。ここで終わるか…っていうのは感じましたね」
−周囲の選手の姿で覚えている光景は。
「やっぱりみんな悔しそうでした。打たれてしまったり、打てなかったりした選手たちはもちろんですけど、出られなかった裏でも応援してくれていた仲間たちも、同じ気持ちでいたとは思います」
−同戦では鈴木(カブス)の負傷交代で緊急出場した1打席目に一時勝ち越し3ランを放った。今までの取り組みが出たのか、あの一発が今後、何かにつながってくるのか。
「その時はがむしゃらにやってたので、どうつながるとかは思ってないですけど、国際試合の急きょの場面で、1打席目にしっかり自分の形で落ち着いて打席に入れたのは、すごく自信になりました。結果を残せたというところも、自分の自信にもそうですけど、日本の野球ファン、世界の野球ファンの人にも良い姿を見せられたのかなと思います」
−技術的観点で言うと、どう捉えている。
「自分が野球を始めてから毎年レベルアップをしてきた積み重ねが、あの場面で出たと思う。2カ月くらいしかないオフで大幅に変えても、あそこの結果は変わらなかったと思うし、本当に日々の積み重ねが出たところかなと思います」
−今までも勝負強さを発揮してきたが、その原点はどこにあるのか。
「原点は分からないですね。性格とか、そういうところになっちゃうんじゃないですかね。あとは経験。経験することが一番だと思いますけど、人に負けたくないという気持ちが自分の中にあるかないかで、本当に精神面で変わってくるんじゃないかなと思います」
−気後れしてしまって後悔した経験はあまりないのか。
「どこでとかは覚えてないですけど、全然あります。緊張する…という感じで。プロに入ってからも、初球を打とうと思ったけど、手が出なかったとかは全然あります」
−そういう時は、その後の練習に一層気持ちが入るのか。
「自分の技術に自信があれば堂々と入れるので、そこでどうこうしようとは思わないです」
−自主トレの時は打撃に関して、「きっかけがあれば一気に上がる」と話していた。開幕前の現状は。
「開幕にあたってはもう技術的には向上しないので、実戦でいかに結果を残すかというところに、よりフォーカスしてやっています。相手投手のデータとかタイミングだったりというところを意識しながら、自分の押さえておくべきポイントを意識して常に試合に臨むという、その繰り返しですね。(シーズン中も)毎打席、毎日、自分の中で落とし込んで整理してやってます」
−同じトレーニング施設「Rebase」に通う後輩のドラフト1位・立石(創価大)が実戦に入り、満塁弾を打つなど順調に来ている。
「見ましたよ」
−先輩の目にはどう映っている。
「特には思ってないです。立石自身が一番分かっていると思うし、自分が言うことでもないので、普通にやってくれたらいいかなと思います」