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2026年04月01日 16:56
森保一監督が率いる日本代表は現地3月31日、国際親善試合で強豪イングランド代表と聖地ウェンブリー・スタジアムで対戦。23分に左サイドの中村敬斗から、ペナルティエリア内でパスを受けた三笘薫が冷静に流し込んだ1点を守り切り、1−0で歴史的な初勝利を挙げた。 この偉業を受け、日本サッカー協会の会長やJリーグ初代チェアマンなどの要職を務めてきた川淵三郎氏がXを更新。以下のとおり綴った。 「サッカー日本代表の一ファンとしてワクワクしながら観戦させてもらった。イングランド代表として絶対に負けられない聖地ウェンブリーで三笘の見事な先取得点。これほど逞しく世界に誇れるチームに成長するなんて! 選手、コーチそして何よりも森保監督の指導力に心からの感謝と敬意を表します。有難う!!」 日本サッカー界の重鎮も感激したようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】中村のお膳立てから三笘が冷静なフィニッシュ!
2026年04月01日 19:25
主将の粋な計らいが、感動的なフィナーレを演出した。
現地3月31日にブエノスアイレスで行なわれたアルゼンチン代表のザンビア代表戦(5−0)で、リオネル・メッシが国内ラストマッチとなる重鎮ニコラス・オタメンディにPKを譲る場面があった。
この感動的なシーンについて、海外メディア『Ole』アルゼンチン版は「メッシが国内最終戦のオタメンディに見せたキャプテンとしてのジェスチャー」と見出しを打った記事で報じている。
「『来い、蹴れ』。そのジェスチャーは明らかだった」
メッシが遠くからオタメンディを呼び寄せた。2−0で迎えた50分のことだ。PKのキッカーは本来メッシであるはずだが、キャプテンマークを巻く10番は、この日が代表131試合目であり、母国のファンの前でプレーする最後の機会となるチームメイトに、その大役を託した。
メッシの呼びかけに応じたオタメンディは、GKウィラード・ムワンザの逆を突く“ノールック”のPKを沈め、アルゼンチン代表の3点目を記録。スタジアムは大きな歓声に包まれた。オタメンディにとって、これが代表通算8ゴール目となった。
オタメンディは当初、ワールドカップ予選のベネズエラ戦が国内での最後の試合になると考えていたという。しかし、スペインとのフィナリッシマが中止となったことで、このザンビア戦が“ボーナストラック”として実現したという背景があった。
ゴール後、最初に駆け寄ったのは、近くにいたフリアン・アルバレスだったが、オタメンディはPKを譲ってくれたメッシのもとへ向かい、感謝を伝えた。2人は二度のコパ・アメリカ制覇、2022年のフィナリッシマ優勝、そしてワールドカップ優勝を共に成し遂げた戦友である。
69分、オタメンディがピッチを退く際には、スタジアムから万雷の拍手と「オレ、オレ、オレ...オタ、オタ、オタ...」というチャントが送られた。ベンチに下がる前、彼はピッチ上のチームメイト一人ひとりに挨拶し、特にメッシとは特別な抱擁を交わした。
試合後、オタメンディは次のように語っている。
「喜びも悲しみもあった長い道のりだったけど、代表にすべてを捧げたという気持ちで去る。このユニホームを着ること以上の満足感はない。本当に美しいことで、とても感謝している」
また、国内での最後の試合に関しては「アルゼンチンでの別れだった。ここでプレーし、国民の前で楽しむのは喜びだ。ワールドカップが残っている。タイトルを防衛するために戦う。レオ(メッシ)が言ったように、国民は信じてほしい。なぜなら我々にはそれだけのものがあるからだ」と述べ、来る大舞台への決意を新たにした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「オタ、オタ!」メッシに譲ってもらったPKをオタメンディが決める!
2026年04月01日 18:57
自国開催となったアフリカ・ネイションズカップ2025決勝でセネガルに敗れ(その後不戦勝で優勝に)、批判が高まったことから代表監督ワリド・レグラギが退任するなど、ここ最近モロッコ代表が揺れている。
ただ、今のモロッコがアフリカ最強クラスのチームであることに変わりはない。今月は南米のエクアドル、パラグアイと親善試合を戦い、エクアドルとは1-1、パラグアイには2-1で勝利を収めた。レグラギに代わってU-20代表を指揮してきたモハメド・ワハビが新監督に就任しているが、ひとまず新体制で白星を挙げられたのは大きい。
今回モロッコに1-2で敗れたパラグアイ代表監督のグスタボ・アルファロは「モロッコサッカー界は全体的に拡大しており、それが代表チームのパフォーマンスに反映されている。個人的にはモロッコを2026W杯の有力候補の一角と見ているし、その次(2030W杯)は言うまでもない」と高く評価している(『SPORT』より)。
2030年のW杯はスペイン、ポルトガル、モロッコの3国共催となっていて、モロッコサッカー界がここを1つの目標にしているのは間違いない。
タレントではレアル・マドリードMFブラヒム・ディアス、パリ・サンジェルマンDFアクラフ・ハキミらを筆頭に、5大リーグで活躍する選手が揃う。近年はユース年代も結果を出していて、育成も極めて順調だ。
前回の2022年大会はベスト4に入ったが、2026年大会でもベスト4を狙うだけの力はあるはず。その先の2030年大会では優勝を狙うことも不可能ではないだろう。
2026年04月01日 18:37
現地3月31日に開催された北中米ワールドカップの欧州予選プレーオフ決勝で、イタリアはボスニア・ヘルツェゴビナと敵地で対戦した。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が率いるチームは、12年ぶりのワールドカップ出場を目ざすなか、15分にモイゼ・ケーンの得点で先制に成功し、幸先の良いスタートを切る。しかし、1点リードのまま迎えた41分に数的不利となる。退場となったのは、アレッサンドロ・バストーニだ。
インテルの26歳DFは、ルーズボールに反応して一気にゴール前に侵入しようとした相手を激しいスライディングで止めてしまう。主審はこのプレーを危険と判断し、レッドカードを提示した。
10人となったイタリアは79分に同点弾を献上。このまま1−1で、延長戦でも決着をつかず、突入したPK戦に1−4で敗れた。
バストーニのワンプレーが敗戦の一因になったか。イタリアメディア『Calciomercato.com』は「3バックの真ん中で試合開始からすでに苦戦していたバストーニは、自らの実績とイタリアの本大会出場への望みを完全に台無しにした」と酷評。『Sport Mediaset』は「彼自身の責任はかなり大きい。このミスが、イタリアに致命的な結果をもたらした」と報じている。
なお、イタリアは3大会連続のW杯予選敗退となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】激しいタックルをお見舞い。バストーニの退場シーン
2026年04月01日 18:36
あまりにも軽率な振る舞いだった。
2026年04月01日 18:16
[国際親善試合]日本1−0イングランド/4月1日/ウェンブリー
4月1日に行なわれた国際親善試合のイングランド戦は、23分に三笘薫のゴールで先制した日本が1−0で勝利を収めた。昨年10月のブラジル戦に続き、今回はアウェーでイングランドを撃破。W杯へ挑む日本代表の注目度は、国内外を問わず一層高まりつつある。
試合全体のポゼッション率は、イングランドが66パーセント、日本が34パーセントと、イングランドが圧倒的にボールを支配した。前半の立ち上がりこそ、日本は得意のハイプレスで敵陣からアグレッシブに襲いかかったが、10分も経たないうちにミドルゾーンに引き、ブロックを敷く展開になった。
システムはイングランドが4−2−3−1、日本が3−4−2−1だ。相手のCB2枚に対してはシャドーの三笘と伊東純也が寄せ、FW上田綺世は一列引いて相手の中盤の底に立つ4番のアンダーソンをマークする。その横に並ぶ8番のメイヌーには佐野海舟が前ズレして寄せ、トップ下の7番パーマーは鎌田大地がマークする。
こうして中央をマンツーマンで抑えたうえで、相手が外へボールを逃がしたら、両ウイングハーフの堂安律と中村敬斗が縦ズレし、高い位置でプレッシングをはめる。メキシコ戦やブラジル戦など、相手が4バックの場合、日本はこの手法でハイプレスに行くことが多い。
ところが、イングランドは9番のFWフォーデンが、前ズレした佐野の背後へ、最前線から下りてきた。日本が人合わせした中盤にプラス1の数的優位を作り、卓越した技術でハイプレスを外し、ビルドアップして来る。
日本は谷口彰悟がフォーデンを追撃すれば、人合わせがズレず、ハイプレスを続行することも可能ではある。しかし、イングランドはスピード自慢のサイドハーフ、ゴードンを中へ入れ、谷口と渡辺剛の間から飛び出しをうかがっている。序盤に何本か裏へのパスも出し、ゴードンの脅威を刷り込んだ。そのゴードンの立ち位置で谷口と渡辺の2人をピン留めし、下りるフォーデンにスペースを与えた。
このかみ合わせのなかでハイプレスがはまらないとみた日本は、無理をせず、ミドルゾーンに引く選択をした。ブロックを作ってコンパクトに構える場合、相手にボールは握られるものの、囲い込んだり、カバーリングしたり、近い距離でインターセプトが間に合ったりと、1対1以外の連係でボールを奪いやすくなる。また、フォーデンが下りるスペースも削ることができる。
23分の先制ゴールは、この状態で生まれた。
日本陣内でボールを持ったパーマーに対し、三笘がプレスバックして追いかけ、鎌田、佐野とともに囲い込む。そして三笘は背後から襲ってボールを奪うと、鎌田へ預けて前へダッシュ。鎌田はワンタッチで上田へ、上田もワンタッチで、走る三笘へ。
加速した三笘はトラップしながら、MFメイヌーを置き去りにした。三笘も速いが、鎌田と上田のワンタッチコンビネーションが一瞬、メイヌーを引きつけた効果も大きく、その隙に三笘がグングン加速する。
敵陣へ入ると、相手DF3枚が真ん中に立ちはだかり、三笘のスピードを殺そうとしたが、左サイドに味方の影あり。実は、最初に三笘がボールを奪った瞬間、最後尾から中村が猛スプリントでスタートを切っていた。その姿をチラッと見た三笘がスルーパスを送り、走り込んだ中村はゴール前へ仕掛けていく。
序盤に何度かドリブルの切れ味を見せていた中村に対し、相手DFは間合いを取ってドリブルに備えた。ところが、中村はドリブルやシュートを匂わせつつ、意表を突いて横パス。エリア内の感覚的な駆け引きは、中村の大きな魅力だ。この横パスが再び走り込んだ三笘にぴたりと合い、最後は三笘が流し込んだ。余談だが、このゴールはイングランドGKジョーダン・ピックフォードが922分ぶりに代表戦で喫した失点だったらしい。
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2026年04月01日 18:00
マイケル・キャリック体制では好調を維持しており、来季の欧州カップ戦出場権の獲得に近づいているマンチェスター・ユナイテッド。リーグ戦ではアーセナル、マンチェスター・シティに次ぐリーグ3位につけている。
そんなユナイテッドだが、来夏の移籍市場では今季に続いて積極的な補強を計画している。特にカゼミロが退団するMFの穴埋めは必須であり、ニューカッスルのサンドロ・トナーリ、ノッティンガム・フォレストのエリオット・アンダーソンらの名前が挙がっている。
『Sky Sports』によると、ユナイテッドは夏の大型補強を前に、既存戦力の売却を積極的に行いたいと考えているようだ。
退団が予想されているのはマヌエル・ウガルテ、ジョシュア・ザークツィー、アンドレ・オナナ、ラスムス・ホイルンド、マーカス・ラッシュフォードの5人。
タイレル・マラシア、カゼミロ、ジェイドン・サンチョの3選手は契約満了での退団が濃厚となっている。
オナナとホイルンド、ラッシュフォードの3人は現在他クラブにレンタル移籍中。ホイルンドはナポリへの完全移籍が確実視されており、バルセロナはラッシュフォードの買い取りオプションを保有している。
ウガルテ、ザークツィーの2人も売却候補で、後者にはすでにセリエAからの関心があるようだ。
ユナイテッドは彼らを売却、放出することで1億ポンド以上の資金を得られると考えている。夏の移籍市場はW杯後に予定されているが、思い通りのマーケットとなるのだろうか。
2026年04月01日 17:54
現地時間3月31日にウェンブリースタジアム行われた日本とイングランドの試合は1−0で日本が勝利した。この勝利は日本代表にとって、そしてアジア勢として初の快挙となった。
このニュースは世界各国で報じられ、中国でもそれは話題となった。中でも『捜狐』は「W杯優勝7チームを撃破!日本代表、5連勝でワールドカップ制覇を狙う。中国代表は隣国から何を学ぶべきか?」という見出しで記事を紹介。これにてワールドカップを制覇した7カ国に勝利。そんな日本から何を学べられるのかという点が、中国サッカーファンや関係者の関心を集めているようだ。
日本はワールドカップで優勝国した8カ国のうち、イタリアを除く7カ国に勝利したことになる。今回は聖地「ウェンブリースタジアム」でイングランドに無失点で勝利。この結果に同メディアは「日本代表はもはや強豪に挑む『挑戦者』ではなく、世界のトップチームと互角に渡り合える『強豪』へと成長した」と評価しており、「このチームが見せた戦術的な規律、精神力、そして決定的な局面でチャンスをものにする能力は、既に世界トップレベルのチームにふさわしい資質を備えている」と伝えている。
そんな歴史的快挙を成し遂げた日本サッカーについて「隣国である日本が驚異的なスピードで世界の頂点へと突き進む一方で、中国サッカーは停滞している。中国代表は一体日本から何を学ぶべきなのか」という議題が上がり、3つの点を紹介。まず一つに日本サッカー協会(JFA)が掲げる「100年構想」について触れており、90年代から一貫した育成戦略を磨き続け、技術重視のスタイルを根付かせているところに注目。「彼らは1990年代に体系的なユース育成システムを確立し、テクニカルなプレースタイルを堅持し、数十年にわたりそれを丹念に磨き上げてきた」と紹介していた。
続いて欧州での経験と活躍。近年多くの日本人選手が欧州へと渡っており、そこで得た経験が代表強化につながっていると指摘。対して中国の選手は未だに中国国内リーグでレギュラーの座を確保するのに苦労しているとし、「ハイレベルなリーグでスキルを磨くことで、中国代表は真の意味での飛躍を遂げることができるだろう」と言及した。
そして精神論。今回のイングランド戦でも見られた強豪相手でも臆さない姿勢を評価しており、「ブラジル、ドイツ、イングランドといった強豪を相手に、日本代表は決してひるむことなく戦いに臨んだ。むしろ彼らは勇敢かつ果敢に戦い、揺るぎない決意で戦術を実行した。この『果敢に戦う』精神こそ、中国代表が長らく欠いていたものだ」と指摘した。
中国は今回のワールドカップ最終予選で日本に0−7、中国ホームの試合で1−3と敗れ、3勝7敗の5位で予選敗退となった。サッカーは中国国内でも人気のスポーツで、2002年以来のワールドカップ出場を夢見るファンも多い。そんな自国代表に対し、「『ワールドカップ出場を目指す』というスローガンの下で繰り返し失敗するのではなく、隣国が歩んできた道を真剣に見つめ直すべきだ。追いつこうと努力しなければ、日本サッカーとの差は世界ランキングで数十位どころか、時代をも超えるほどの大きな溝となってしまうだろう」と記した。
2026年04月01日 17:54
[国際親善試合]日本 1−0 イングランド/4月1日/ウェンブリー・スタジアム
日本代表は現地3月31日、国際親善試合でイングランド代表と聖地ウェンブリー・スタジアムで対戦した。
2026年04月01日 17:44
「日本人はサッカーができるのか」
1990年、森保一監督がまだ現役の頃、マンチェスター・ユナイテッドに短期留学した時、周りの人からそう言われたという。
それから36年の月日を経て──。日本代表は“聖地”ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表に1-0と勝利。現場のその光景を目の当たりにして、溜飲が下がる思いだった。
振り返れば、日本サッカーは急激な進歩を遂げている。1994年大会までワールドカップは未知の世界だったが、Jリーグ誕生もあって今や夢舞台ではなくなった。
ワールドカップの優勝経験8か国のうち、アルゼンチン、ウルグアイ、ドイツ、フランス、スペインに続き、昨季はブラジル、そして今回はイングランドと7か国から白星を飾っている。さあ、残すはイタリアのみ──。
そんななかで、イタリアが欧州プレーオフ決勝でボスニア・ヘルツェゴビナにPK負け。3大会続けてワールドカップの出場権を逃がした。
日本が8大会続けてワールドカップ出場を決める一方で、優勝4回のイタリアが予選通過できない。1990年には、誰も想像しなかった時代だ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
【画像】史上初のモノクロエンブレム&三つ葉ロゴが31年ぶり復活!日本代表の新アウェーユニホーム
2026年04月01日 17:24
“聖地”ウェンブリー・スタジアムで行われたイングランド代表戦。世界最高峰プレミアリーグ勢をズラリと揃えたタレント力、8万人の大観衆を含め、相手の方がかなり優位だと見られたが、蓋を開けてみると日本代表は一歩も引かずに応戦した。前半23分の三笘薫の一撃で奪った1点を最後の最後まで守り切り、敵地で1−0の勝利。2025年10月のブラジル代表戦に続く、歴史的初白星を挙げることに成功したのだ。
特別な闘争心を胸に秘め、この大一番に挑んだのが中村敬斗だ。『3−4−2−1』布陣の左ウイングバックに陣取ると、開始早々の3分には対面した右サイドバックのベン・ホワイトを巧みにかわしてチャンスメイク。「相手に当たって抜けたんですけど、彼が目の前に来て『ラッキーガイ』と言ってきた」と試合後に話していたが、そういったやり取りを楽しめる“心の余裕”がこの日の背番号13にはあったということだ。
その後のパフォーマンスも光っていた。中村はシステムのミスマッチもあって、ホワイトと右FWモーガン・ロジャーズの2枚を見なければならない状況も多く、守備の負担はかなり大きかった。そのタスクをこなしたうえで、左シャドーに入った三笘薫と臨機応変にポジションチェンジ。敵をかく乱し続けたのだ。
迎えた前半23分。自身のプレスバックからボールを引っかけた三笘が、鎌田大地、上田綺世を経由してボールを受け、ドリブルで持ち上がった瞬間を見逃さず、中村は左サイドから一目散にオーバーラップ。三笘からパスを受けると、寄せてきたエズリ・コンサの動きを見ながら絶妙なクロスを送り、背番号7の一撃をお膳立てしたのだ。
「DFと対峙して自分で仕掛けていくこともできたけど、あのシーンで完全に強引に突破してというのが難しいですし、カットインした時に三笘選手がフリーになっているのが見えたので、難しいパスでしたけど、うまく決めてくれたのでよかったです」と目を輝かせた。
中村が異彩を放ったのは、得点アシストだけではなかった。数多くの仕掛けやコンビネーションを披露。後半24分には、鎌田からのパスを受け、左サイドでティノ・リヴラメントを巧みなフェイントで剥がして右足を振り切る決定機も作った。惜しくもシュートは枠を捉えられなかったが、このプレーはフランス2部で培った部分が大きかったという。
「リーグ・ドゥは1対1のシーンが圧倒的に多くて、今シーズンは1試合5〜6回は仕掛けるシーンがあるんです。それであそこは持ち味のドリブルを生かせた。カットインシュートも得意なので、決めたかったですけど、楽しかったです」と言及。強豪相手の一戦に充実感を覚えたという。
さらに終盤には鎌田と並んで右シャドーに入るという異例の形にもトライ。自身のゴールこそなかったものの、この日はMVP級のインパクトを残した。SNS上は「なぜ中村敬斗はフランス2部にいるのか」「2部にいてはいけない選手だ」という声で溢れ返り、類まれな能力に称賛の声が集まったのだ。
「僕は昨季リーグ・アンで2桁ゴールを取ったけど、今年は残念ながらリーグ・ドゥにいることになってしまった。今はリーグ・アンに上げるために頑張っていますけど、代表でレベルの高いチームとやって自分の存在を示すことで、『自分はやっぱりリーグ・ドゥのレベルでは満足できないんだ』ということを示さないといけなかった。はっきり言って、この試合に懸けていましたし、日頃のリーグレベルが低い分、目に見える結果を残したかったんです」と本人は悲壮な覚悟でイングランド戦に挑んだことを改めて明かした。
アジア最終予選までの中村敬斗は「三笘の控え」という位置づけが長く続いた。だが、南野拓実や久保建英の離脱によって、三笘がシャドーにスライド。今回の共存関係がついに実現した。2人の流動的なポジション取りは敵にとって捕まえづらく、脅威になっていたはずだ。
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2026年04月01日 17:20
日本代表は現地3月31日、サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表を1−0で下した。アジア勢として初めてイングランドに勝利した歴史的快挙に、韓国メディアからは驚愕と自国代表への嘆きが入り混じった報道が相次いでいる。
「日本、“サッカー宗家”イングランドにアジア国家として初勝利…1−0撃破」(通信社『聯合ニュース』)
「イングランドを沈黙させた日本…完璧なカウンターで5連勝」(スポーツ紙『イルガン・スポーツ』)
「8戦全勝、22得点無失点のチームを破った!日本が起こした大型事故…イングランド衝撃敗」(スポーツメディア『OSEN』)
「韓国は2連敗なのに…お隣・日本は優勝候補イングランドに1−0勝利」(一般紙『朝鮮日報』)
「“ワールドカップ優勝、一度やってみましょう”自信に溢れる理由があった…ホン・ミョンボ号と異なる日本、ウェンブリーでイングランドを1−0撃破」(スポーツメディア『SPOTV NEWS』)
同日には韓国代表もオーストリア代表と親善試合を行ない0−1で敗戦。先日にはコートジボワール代表にも0−4で敗れており、欧州遠征を未勝利で終えることとなった。それだけに、韓国国内では日韓を対照的に描く論調が目立つ。
なかでも、スポーツ紙『スポーツソウル』は「韓国と180度異なる歩み」と見出しを打ち、「日本は“ワールドカップ優勝”を目標に掲げ、世界制覇を夢見るチームだ。最近の戦いぶりを見れば、北中米ワールドカップで期待以上の成績を残す可能性がある」と強調。オランダ、チュニジア、スウェーデンと同居したグループを「一筋縄ではいかない」と評しつつも、「最近の試合内容と結果を見る限り、首位通過も十分にあり得る」と伝えた。
「ホン・ミョンボ号が最悪の姿を見せた時、“アジア1皇”の日本は新たな歴史を築いた」と書き出した経済紙『毎日経済』は、「(ワールドカップ優勝は)無謀な挑戦という反応が支配的であったが、最近の彼らの戦績を見ればそうでもない。世界的なチームたちを相手に押し負けなかった」と、日本の実力がもはや“まぐれ”ではないと報じた。
「日本サッカーの前では、ワールドカップで優勝経験のある国がまるで“秋風落葉”のごとくやられている」と独特な表現を用いたのはサッカー専門誌『Best Eleven』。同誌は「2022年カタールワールドカップでドイツとスペインを破った日本は、その後のAマッチでもドイツとブラジルに勝利し、競争力を証明してきた。そして今回、もう一つのワールドカップ優勝経験国であるイングランドさえも制圧した」とし、「“日本サッカーの全盛期”という表現は誇張ではなく、流れそのものだ」と称賛している。
一方、自国代表に対する韓国メディアの評価はほとんどが悲観的だ。一般紙『文化日報』は「同じ3バックなのに韓国は右往左往、日本は一糸不乱」と戦術面を指摘し、ネットメディア『オーマイニュース』は「無失点2連勝の日本と無得点2連敗の韓国、極明なコントラスト」と今回の代表ウィークを総括した。サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』は、「世界的な強豪相手に競争力を発揮する日本を見ると、我々との格差がどれだけ広がったのか実感すらわかない」と嘆いていた。
ワールドカップ本大会を目前に勢いに乗る日本と、連敗で立て直しが急務となった韓国。対照的なチーム状況にある両国が本大会でどのようなパフォーマンスを見せるのか、今後の動向を注視したい。
構成●ピッチコミュニケーションズ
参照記事:「W杯優勝は“虚勢”じゃない!」日本代表のイングランド撃破に韓国紙も脱帽「我々と180度違う…」
2026年04月01日 16:59
イタリア代表がまたもワールドカップ出場権を逃した。
2026年04月01日 16:56
森保一監督が率いる日本代表は現地3月31日、国際親善試合で強豪イングランド代表と聖地ウェンブリー・スタジアムで対戦。23分に左サイドの中村敬斗から、ペナルティエリア内でパスを受けた三笘薫が冷静に流し込んだ1点を守り切り、1−0で歴史的な初勝利を挙げた。
この偉業を受け、日本サッカー協会の会長やJリーグ初代チェアマンなどの要職を務めてきた川淵三郎氏がXを更新。以下のとおり綴った。
「サッカー日本代表の一ファンとしてワクワクしながら観戦させてもらった。イングランド代表として絶対に負けられない聖地ウェンブリーで三笘の見事な先取得点。これほど逞しく世界に誇れるチームに成長するなんて! 選手、コーチそして何よりも森保監督の指導力に心からの感謝と敬意を表します。有難う!!」
日本サッカー界の重鎮も感激したようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】中村のお膳立てから三笘が冷静なフィニッシュ!
2026年04月01日 16:36
北中米ワールドカップの欧州プレーオフで、予選2位のイタリアなどが敗退する一方で、最下位かつ未勝利のスウェーデンが出場権を獲得するという“逆転現象”が起きた。
スウェーデンは欧州予選グループBで最下位に沈み、2分4敗の未勝利に終わっている。通常ならワールドカップ出場とは無縁の成績だが、今回の欧州予選では別ルートが用意されていた。
プレーオフは各組2位の12か国に加え、UEFAネーションズリーグ(NL)の成績上位国にも出場権が与えられる仕組みとなっていた。スウェーデンはこの「NL枠」によってプレーオフに進出したのだ。
その結果、予選で結果を残したイタリアやデンマーク、ポーランド、コソボといったチームが敗退する一方で、予選最下位のスウェーデンがワールドカップ出場を決めることになった。
ルールに基づいた結果とはいえ、この制度がもたらした“ねじれ”は大きい。予選の成果と最終的な出場権が必ずしも一致しない現実は、欧州予選のあり方に一石を投じるものとなるか。
ちなみに、欧州プレーオフ決勝の結果は以下の通りだった。
パスA /ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-1(4PK1) イタリア
パスB/スウェーデン 3-2 ポーランド
パスC/コソボ 0-1 トルコ
パスD/チェコ 2-2(3PK1) デンマーク
構成●サッカーダイジェストWEB編集部
【画像】史上初のモノクロエンブレム&三つ葉ロゴが31年ぶり復活!日本代表の新アウェーユニホーム
2026年04月01日 16:05
ワールドカップ本番を前にした重要な英国遠征で、森保ジャパンは実り多き2連勝を飾った。
スコットランド相手に伊東純也のゴールで1−0の勝利を収めると、現地3月31日に聖地ウェンブリーで行なわれたイングランド戦でもハイパフォーマンスを披露。22分に鋭いショートカウンターから三笘薫が先制点を奪い、その後もインテシティーの高さを維持して強豪国と堂々と渡り合う。終盤は一方的に押し込まれる展開を余儀なくされたが、これを耐え凌いで、なんとか1−0で勝ち切った。
さまざまなメンバーを有意義にテストできたうえ、本大会さながらの強度も体感できた日本代表。一方で、課題山積となったのがお隣りの韓国代表だ。先週金曜日に肝である3バックが破綻してコートジボワールに0−4の大敗を喫すると、水曜日のオーストリア戦はソン・フンミンやイ・ガンイン、キム・ミンジェ、キム・ジェソンらフルメンバーで臨みながらも攻守の歯車が噛み合わず、0−1の敗戦。日本とは対照的に今回の欧州遠征を2連敗で終えたのだ。
国際Aマッチウイークの期間中にFIFAランキングが更新され、日本はひとつ順位を上げて18位。アジア最上位をキープするなか、韓国は3つ落として25位に後退した。これに注目したのが韓国メディア『Sportal Korea』だ。「大惨事! 日本と韓国の格差がさらに拡大した」と銘打ち、「苦労して縮めてきた日本とのランク差が一気に拡大してしまった。日本が格上相手に勝利を重ねる一方で、韓国は格下相手に苦戦を続けている結果だ」と断じた。
さらに同メディアは「25位という位置は、史上最悪の代表監督であるユルゲン・クリンスマンの時代で26位を記録して以降、最低のものとなった」と嘆き、「ついに7つもの差がついた。好調の日本はアジア最強国としての地位を盤石としたのだ」と評している。
北中米ワールドカップ本大会で日本はグループFに組み込まれ、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦することが確定。かたや韓国はグループAに入り、メキシコ、南アフリカ、チェコと戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】日本がイングランド相手に鮮やかな先制点! 高速カウンターから中村敬斗→三笘薫でゲット!