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2026年04月04日 05:00
大相撲の元幕内英乃海(36)=本名・岩崎拓也、東京都出身=が3日、都内で引退会見に臨み「ほっとしています」と、心境を語った。 十両から落ち、西幕下3枚目で臨んだ春場所。七番相撲で負け越し「そこで決めました。悔いはない」と師匠に引退を伝えた。埼玉栄、日大を経て2012年夏場所で初土俵。14年九州場所で新十両。15年名古屋場所で新入幕。幕内13場所、十両53場所。最高位は東前頭6枚目。思い出の一番に同部屋同期、志摩ノ海に勝った序ノ口、序二段の優勝決定戦を挙げた。 兄弟幕内で話題となった実弟の翔猿(追手風)に「いつの間にか僕より強くなり、知名度も逆転された。でもうれしい気持ちの方が大きかった。長く現役をできるよう頑張ってほしい」とエールを送った。断髪式は未定。今後は都内の不動産会社に勤務する。
2026年04月04日 13:51
プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者・Yoshiki Inamuraが4・12愛知・名古屋金城ふ頭アリーナで「T2000X」アルファ・ウルフと6度目の防衛戦を行う。
Inamuraは、3・8横浜武道館で拳王を破りベルトを死守したリング上で次期挑戦者を「世界を知る。そしてWWEのエクスペリエンスを持つそんな人とファイトがしたいです!フー・イズ・マイ・ネクストチャレンジャー?」と呼びかけると、WWEに参戦経験のある前王者のKENTAがリングインした。
KENTAは「違う。違う。俺の話をしにきたんじゃない。WWEのエクスペリエンスを持って俺の友達でもあり、新しいWhite Raven Sqwadのチームメートを紹介しに」と切り出すと花道に「T2000X」ヨシ・タツと「GHCナショナル王者」アルファ・ウルフが現れ、KENTAを襲撃し、ヨシ・タツが「世界最大のレスリングイベント、レッスルマニア。日本人男子選手が最後に勝利したの、いつか知っているか?2013年3月だよ。あれから13年、誰一人勝者として引き上げる者はいなかった。最後に勝者としてあの花道を引き揚げたのは、この俺だ」と誇り「俺の推薦だったら納得できるだろ?次、GHCヘビー級選手権、次期挑戦者はT2000Xアルファ・ウルフだ」と勝手に決めつけ、王者も受諾し名古屋でのV6戦が決定した。
4・1後楽園ホールでのタッグマッチでの前哨戦でウルフに敗れた王者。風雲急を告げてきた名古屋決戦を前にInamuraはスポーツ報知の取材に応じ、ウルフに「ミーは、ミスター・ウルフにプロレスラーとしての覚悟を問いたい」と明かした。その意味を「ナショナル王者でありながら、このチャレンジにベルトをかけてこない。ミーは、二冠戦で戦う覚悟を固めていましたが、ベルトをかけないということはプロレスリング・ノアのリングですべてをかけて戦う覚悟が足りないのでは?と思ってしまいます」と説き、さらにウルフが悪の軍団「T2000X」に加入し無法ファイトを展開していることに「ウルフは、今のファイトをしなくても十分に素晴らしいプロレスラーだとミーは評価しているんです。なのに、今、あんなファイトでいいのか?本当にユーは、納得しているのか?名古屋でウルフにその覚悟も確かめたいと思っています」と明かした。
2018年9月のデビューから7年あまりで世界最大の団体「WWE」育成ブランド「NXT」を筆頭に英国、ドイツなど欧州各国で戦いを重ね、さらに国内では新日本プロレス勢とも対戦してきた王者。歴戦の中で分かったことは「プロレスリング・ノアこそ世界で最もハードでタフな随一のスタイルの団体ということです。ミーは、プロレスリング・ノアのスタイルに誇りを持っています。だから、ウルフにもその誇りを持ってもらいたいんです。ミーとGHCヘビーのベルトをかけて戦うことでウルフにプロレスリング・ノアで戦う誇りも取り戻させます」と誓った。
Inamuraは、名古屋決戦で「プロレスリング・ノア」プライドをテーマにV6戦へ挑む。
(取材・執筆 福留 崇広)
◆4・12名古屋全対戦カード
▼GHCヘビー級選手権試合
王者・Yoshiki Inamura VS 挑戦者・アルファ・ウルフ
▼GHCタッグ選手権試合
王者組・内藤哲也、BUSHI VS OZAWA、政岡純
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
王者組・ドラゴン・ベイン、アレハンドロ VS キッド・ライコス1号、キッド・ライコス2号
▼タッグマッチ
清宮海斗、晴斗希 VS マサ北宮、杉浦貴
▼6人タッグマッチ
丸藤正道、拳王、AMAKUSA VS 遠藤哲哉、HAYATA、稲畑勝巳
▼6人タッグマッチ
小峠篤司、モハメド ヨネ、Hi69 VS ヌル、タダスケ、カイ・フジムラ
▼タッグマッチ
Eita、鶴屋浩斗 VS アンヘル・レイエス、RYUSEI
▼6人タッグマッチ
大原はじめ、小田嶋大樹、郄橋碧 VS 征矢学、ブラックめんそーれ、小柳勇斗
2026年04月04日 10:00
TAJIRIが強く影響を受けてきた漫画原作者・梶原一騎の作品。その魅力は、特定のキャラクターにあるわけではない。「キャラがどうとかじゃなくて、世界観なんです」。登場人物の誰かに感情移入するというより、その空気ごと受け取っている感覚に近い。個々の人物ではなく、作品が描く構造に価値を見ている。
その中心にあるのが“孤独”だ。「梶原一騎の主人公ってのはみんな孤独なんですよ」。誰かと支え合いながら進むのではなく、最後は一人で立つ。協力者がいたとしても、決定的な局面では自分自身で戦うしかない。「仲間と戦わないですよ。最後は一人で戦うんですよ」。その構造が、物語全体を貫いている。
さらに特徴的なのは結末のあり方だ。「必ずしも勝たない。ほとんど負ける」。努力すれば報われるという単純な図式ではない。むしろ、敗北や挫折を前提に物語が組み立てられている。だからこそ、現実との距離が近くなる。「これがね、ウソをついてないと思うんですよ」。理想ではなく、現実に寄った結末。それが読者に強い印象を残す。
象徴的なのが「あしたのジョー」の結末だ。「例えば、ジョーが最後、勝ってたら、あまり印象に残ってないと思う」。勝利で終わる物語であれば、ここまで語り継がれる作品にはならなかったという見方だ。結果そのものではなく、そこに至る過程と終わり方が作品の価値を決める。
その感覚は現在の作品との違いとしても表れている。「今は最後は必ずハッピーで終わるでしょ。あれ、ウソついてると思う」。分かりやすい成功や幸福で終わる構造に対して、距離を置く。現実はそんなに単純ではないという認識があるからだ。
TAJIRIが受け取っているのは、勝ち負けの結果ではない。孤独の中で戦い、必ずしも報われない現実。それでも進むしかないという構造だ。その世界観があるからこそ、物語は現実と接続する。梶原一騎作品は理想を描くものではなく、現実を突きつけるものだ。その厳しさこそが、TAJIRIの中で基準として残り続けている。
2026年04月04日 09:22
◆新日本プロレス「Road to SAKURA GENESIS 2026」(2日、後楽園ホール)観衆1476(札止め)
新日本プロレスは2日、後楽園ホールで「Road to SAKURA GENESIS 2026」を開催した。
第1試合で昨年7・6後楽園で今年7月の引退を表明していたタイガーマスクが海野翔太と組んでKUSHIDA、安田優虎と対戦。試合は海野が5分34秒、レイジングファイヤーで安田を沈めた。
試合後にマイクを持ったタイガーマスクは「私の引退日が決まりました。このデビューの地、後楽園ホールで7月7日、この後楽園ホールで引退します!」gと発表した。
バックステージでタイガーマスクは「残りホント、正味3か月間、しっかりと自分らしくタイガーマスクとしての試合をしっかりしていきたいなと思ってます」と明かした。
対戦カードへの希望を聞かれ「希望はないですね。引退試合をやるかどうかもボクもわかってないですし。
あの……セレモニーだけかもしれませんし。ちょっとボクもわからないですけどね。もしかし
たら、やりたい相手が出てきたら、そういう部分で発表できるかと思いますけど、ボクのいままで本当に去年までは“引退試合”というのも頭も一つもなかったので、ただもう引退をすると、ずっと心に思ってました。まあ、ただ一つだけね、どうしても引退の7月なんですけど、その後に海外というのが決まってた部分があって。どうしてもそれが外せないかもしれないので……もしかしたら海外で試合が入るかもしれないですけど。それはちょっとわからないんですけど。それはそれで、もうしょうがないかなと思ってます」と明かした。
さらに「一日一日過ぎるのが早いし、ボクとしては会社に言ってたのが、なんのシリーズだろうが全部出て、やはり全国のファンの方に挨拶をしたいということは言ってたんですけど……なかなかね、みなさんもおわかりの通り、これだけの選手がいますし、やはり大事なカード、もちろんヤングライオンもいるわけですから。なかなか全国を回ることができなかった部分があるんですけど。まあ、でもそういう部分を見ても、“残りあと3か月”と言ったら、たしかに早いけど、
ボクの中では全然さびしいとか、そういうのはないですね。もう毎日毎日が精一杯やってるからかな。充実してると言えばあれだけども、でも充実してます。別に傷心にひたっているわけでもないし」と明かしていた。
タイガーマスクは、この日のメインイベントでIWGPジュニアヘビー級王者・DOUKIがYOHを破り3度目の防衛を飾った試合後にリングインし「オイ! オマエ、こんな試合でファンの人が納得すると思ってるのか、コノヤロー!。耳の穴かっぽじって、よく聞け。次、オレがやってやる!。よく聞け、オマエ。オレはこの新日本プロレスで育ってないけど、佐山サトルのストロングスタイルでテメー、ブッ潰してやる、コノヤロー!そして! コイツをブッ潰して、チャンピオンのまま引退してやる!」と挑戦を表明した。
2026年04月04日 07:51
新日本プロレスは3日、東京・全電通労働会館 多目的ホールで4・4両国国技館大会でのIWGPヘビー級選手権試合の公開調印式と記者会見を行った。
2026年04月04日 06:00
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(12日、後楽園ホールで開幕)に11年ぶりに出場する潮崎豪(44)が意気込みを語りつつ、因縁をつけられた諏訪魔(49)へは全日本リングへの継続的な参戦を求めた。
昨年10月に王道マットに復帰した潮崎がCCに出場したのは2015年が最後。3日新木場大会でCC前最後の試合を終えた潮崎は取材に対し「潮崎豪が帰ってきた意味というものを自分自身でつくっていかないといけない。結果はもちろんのこと、試合内容が問われる戦いになる」と拳を握った。
退団前と比べた全日本の変化については「個性的な選手が多いし、若い選手も多い」。開幕戦ではノア時代の2023年8月に対戦経験のある安齊勇馬と激突するが「あのころともまた全然違うと思うので、俺自身の変化も見せたいし、彼のこれまでの生きざまや厚みを感じたい」と対戦が待ちきれない様子だった。
その潮崎は、15年大会で諏訪魔に敗れ優勝決定戦への進出を逃している。今回は諏訪魔の出場はないものの、3月の八王子大会で「お前がいるから全日本に来たんだよ」と対戦を要求された。
潮崎は対戦に前向きな姿勢を示しつつ「そもそもあなたは全日本のプロレスラーでしょ」とスポット参戦が続く非常勤取締役にもっともな指摘。諏訪魔が率いる団体「エボリューション」でChiChi、ZONESら主力選手が退団した件に触れ「うまくいく時、いかない時あるでしょうけど、あなたは全日本のプロレスラーですよ。それを根本に持っておきなさい」とメッセージ。
その上で「要所要所で上がるんじゃなくて常に上がってほしい。これは俺からの問題提起であり希望」と要望した。何はともあれCCに向け豪腕がスタートを切った。
2026年04月04日 06:00
危険なフレーズの意図は――。新生ゼロワンの25周年大会(3日、東京・新宿フェイス)に××スタイルこと中嶋勝彦(38)が登場し、シングルリーグ戦「火祭り2026」(6月13日、新木場で開幕)参戦が発表された。
工藤めぐみGMからの要請に応える形で、ゼロワン伝統のリーグ戦参戦が決定。リング上で中嶋は、若手時代にゼロワンに参戦したことを振り返った上で「その時の熱は今でも忘れない。ここ最近、ゼロワンのリングに上がったが…理念もプロレスの教科書も失ったのか? ゼロワン、目を覚ませよ! この25周年の年、目を覚ましてください!」と、オールドファンには懐かしいフレーズで訴えた。
1999年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会、師匠アントニオ猪木の命を受けた暴走王・小川直也は、破壊王・橋本真也を狂気のファイトで粉砕(試合結果はノーコンテスト)。橋本をボコボコにするとマイクを握り、「新日本プロレスファンの皆さま、目を覚ましてください!」とマイクアピールし、両軍による大乱闘を誘発した。その危険なフレーズを、破壊王が2001年3月2日に両国国技館で旗揚げしたゼロワンの25周年記念大会で、あえて叫んだのだ。
狙いは何なのか。大会後に中嶋を直撃すると「狙ったも何もない。目を覚ましてほしかっただけ。橋本さんが言われたこと? あ、そうなんですか。全然知らなかった」とトボケてみせた。その上で「試合を見てて気持ちとか、あまり見えない。俺が上がった時は、大谷(晋二郎)さんが上がっていて、熱があった。ゼロワンにしかない熱がもっとあったんじゃないか、その熱はこれでいっぱいなのかということ」と説明した。
その上で「ゼロワンの25周年の歴史って、大切にしなきゃいけないものがある。理念とかプロレスの教科書とか、橋本さんや大谷さんが築き上げた心の部分、熱を引き継いでいる選手がゼロワンの選手なんじゃないの。ちょっと熱を失っているんじゃないか」と、大谷の名言「プロレスの教科書」を引き合いにして投げかけた。
すでに、新生ゼロワンの象徴、新世界ヘビー級王者の松永準也と伝説の不死鳥ハヤブサには、シングル戦で完勝を収めた。「このままだったら、俺が火祭りもいただきますよ」と笑った××スタイルが、ゼロワンに不敵な宣戦布告だ。
2026年04月04日 06:00
女子プロレス「スターダム」の玖麗さやか(25)が、悩める胸中を明かした。
26日の横浜アリーナ大会で自身の属する「コズミック・エンジェルズ(CA)」の解散をかけワールド王者の上谷沙弥に挑戦する。大一番を控えた玖麗は3日、神田明神を参拝していたところを上谷に襲撃された。その後、取材に応じた玖麗は「今日、上谷沙弥が何のために襲撃しに来たのか、私にはわかりません」とうつむいた。
挑戦を受諾されるまで玖麗は上谷を3度も襲撃してきたが、王者から襲われたのは今回が初。王座戦まで残り1か月を切る中、王者からは「技に気持ちが乗ってないし、気迫もない。闘志も感じられない」と痛烈なダメ出しをされていた。これに玖麗は「王座戦が決まるまでは上谷沙弥のことだけを見て、自分が動いて思いを伝えてきた。でも、王座戦が決まってからは、上谷沙弥の大きさやチャンピオンとしての責任感を感じさせられて、自分の気持ちがすごく揺さぶられている。それは上谷沙弥が『このベルトに挑戦するのに、お前は何をかける?』って言われた時から始まってたのかも…」と頭を悩ませていた。
また、CAの解散をかけワールド王座に挑戦することを独断で決めたことでユニット内で不協和音が続き、試合中には誤爆も増えている。玖麗は「自分の発言でみんなの心を乱してしまったり、戸惑わせてしまって申し訳ないと思う。でも、私は絶対に勝つから、CAもなくならない。だから、玖麗さやかもCAも大丈夫…大丈夫…」と自分に言い聞かせるように語っていた。
2026年04月04日 05:00
大相撲の元幕内英乃海(36)=本名・岩崎拓也、東京都出身=が3日、都内で引退会見に臨み「ほっとしています」と、心境を語った。
2026年04月04日 05:00
「ボクシング・10回戦」(3日、後楽園ホール)
セミファイナルの56・02キロ契約10回戦で、元IBF世界スーパーバンタム同級王者の小国以載(37)=角海老宝石=が3−0判定で前IBF&WBA同級王者マーロン・タパレス(34)=フィリピン=を撃破。元世界王者対決ながら、下馬評を覆す大金星を挙げた。王座陥落から8年半。井上尚弥(大橋)が頂点に君臨するスーパーバンタム級で世界線戦に再浮上した。WBA・WBO世界ライトフライ級王座戦は挑戦者の元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(32)=ワタナベ=が0−3の判定で、王者のレネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=に敗れた。
勝利を確信した。両手を突き上げた。笑顔で客席の応援団に右拳でガッツポーズをつくった。大歓声に包まれる中、判定勝ちのアナウンスで聖地が揺れた。
小国は「今日は面白くなくても勝ちたかった。何とか生き延びました」と冷静に勝利を喜んだ。そして一気にボルテージを上げ「(プロモーターの)伊藤(雅雪)代表が世界戦を組んでくれるんじゃないですか。何とか首の皮一枚つながった。次が世界戦になるかもと思って、頑張ります!」と勝ちどきを上げた。
タパレスはWBC同級2位、WBO同級3位、IBF同級4位の世界ランクを誇り、23年12月に4団体統一王座戦で井上尚弥に敗れて以降4連勝中の強豪。しかも小国の過去4敗中3敗を占め、「苦手」と公言するサウスポーだった。
戦前の予想を覆すべく、序盤から左を伸ばして距離をとり、右ストレートを中心に相手の強打を封じた。「行きすぎない、打ち合わないように。4回までボディーを打たない作戦。そこから打っていくのがはまった」。5回からのボディー狙いが奏功し、7回にはタパレスが体をくの字に曲げ背中を向けるほどのダメージを与えた。
KOも期待されたが「本当は行きたかった。でも行きすぎてもらうと終わる。面白くなくても勝つ」と自制した。17年9月の初防衛戦で岩佐亮佑に敗れて以来遠ざかる世界戦。大金星で37歳の夢への時計が、一気に進んだ。
2026年04月04日 05:00
「ボクシング・WBA・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(3日、後楽園ホール)
挑戦者の元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(32)=ワタナベ=は0−3の判定で、2団体統一王者のレネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=に敗れ、2階級制覇はならなかった。セミファイナルの56・02キロ契約10回戦では、元IBF世界スーパーバンタム同級王者の小国以載(37)=角海老宝石=が3−0判定で、前IBF&WBA同級王者マーロン・タパレス(34)=フィリピン=を撃破。元世界王者対決ながら、下馬評を覆す大金星を挙げた。
のれんに腕を押すように、拳に力を込めれば込めるほど王者サンティアゴにスルリといなされた。谷口はアグレッシブに前に出て好勝負を演じたものの、試合巧者のアウトボクシングを打開できずに判定負け。3年3カ月ぶりの返り咲きも2階級制覇も夢と散り、「負けたばかりで何も考えられてない。真っ白」と声を絞り出した。
日本人キラーに対し、圧力をかけながら強打を狙った。序盤こそ攻勢だったものの、5回にはカウンターの右フックで後ろに1回転するダウンを喫し、形勢は後手に回った。
リング上で変幻自在にステップしながら要所で連打をまとめてくる王者を捕らえられなくなり、終わってみれば完敗。「思ったよりやりやすいと感じたが、そこから(相手の)策にハマっていたのかな。追いすぎないことを大前提に、逆に相手に(前に)来させようと意識して、序盤はうまくハマったかなと思った。(5回に)ダウンを取られてからサンティアゴ選手が楽になった。もったいない勝負のポイントだった」と唇をかんだ。
16年4月3日にプロデビューしてちょうど10年の節目で、過去最高級の仕上がりに自信を見せていた。久々に後楽園ホールで行われた世界戦での「谷口」コールに背中を押されたものの、岩田翔吉、高見亨介(ともに帝拳)に続いて日本勢3連敗。「期待していただいたが、負けてしまった」と肩を落とした。
2026年04月04日 05:00
「ボクシング・WBC世界バンダム級挑戦者決定戦」(11日、両国国技館)
那須川天心(帝拳)と対戦する世界2階級制覇王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)が3日、成田空港着の航空機で来日した。「コンディションはいい。2カ月しっかり準備できた」と手応えを示し、「(天心は)隙を見せてはいけない相手。全力で戦う。モチベーションは高い」と気合を入れた。
45勝(28KO)4敗の戦績を誇り、ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)やジェシー・ロドリゲス(米国)とも激闘を繰り広げてきた強豪。バンタム級転向2戦目で天心との挑戦者決定戦に臨むが、「3階級制覇したい。今回勝って(王者の)井上拓真選手と試合できれば」と意欲を燃やし、「天心はすごく速くて爆発的な力があるが、天心にとっても私のスタイルは初めてだろう」と自信をのぞかせた。
2026年04月04日 05:00
新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」で9年ぶり3度目の優勝を狙うKUSHIDA(42)が、超変則5冠の野望を明かした。
2026年04月03日 23:45
新生ゼロワンの25周年記念大会(3日、東京・新宿フェイス)で、松永準也(29)が田中将斗(53)から世界ヘビー級王座を奪取。試合後は××スタイル中嶋勝彦(38)にタッグ結成を呼びかけた。
怒とうの展開だった。序盤は田中の猛攻を浴びて防戦一方。場外でスーパーライをくらって大ダメージを受けるも、得意のニーアタックを連発して引き下がらない。田中の強烈なラリアートを打ち込まれても、豪快なブレーンバスターで叩きつけてくらいついた。
メイン戦は熱のこもった激闘になり、15分を経過しても決着がつかない。勝負に出た王者はとどめのスーパーフライを決めるが、松永は何とカウント1でクリア。すかさず、ジャーマンでマットに打ちつける。ヒザ蹴りを挟んで、ビースティング(旋回式変型ボム)だ。カウント2で返されると、2発目のビースティングでマットに沈め、ゼロワンの歴史を知る田中から堂々の3カウントとベルトを奪ってみせた。
松永は世界ヘビー級王座を初戴冠。保持するNWAインターコンチネンタルタッグ王座と合わせ2冠王者となり、ゼロワンの頂点に立った。試合後にはこの日、ゼロワン伝統のシングルリーグ戦「火祭り2026」(6月13日、新木場で開幕)参戦を発表された××スタイル中嶋勝彦をリングに呼び込んだ。
中嶋のゼロワン初参戦となった2月28日の板橋大会では、完敗を喫している。当然、初防衛戦の相手に逆指名するかと観衆も中嶋も思いきや…松永はなぜかタッグ結成を要請。意気込んでリングに上がった中嶋はズッコケて苦笑い。それでもこれを受諾した。
初対面で「オマエは誰だ?」と屈辱の言葉を浴びせられた宿敵とタッグ結成とは一体、どういうことなのか? 試合後の松永は「世界ヘビー級王者として、この団体のトップとしての選択。リベンジしたい気持ちもあるけど、組んだら、もっと何かあるんじゃないかと一瞬で思った。だったら組むしかない」と説明。中嶋を倒しての火祭りVも狙う新王者は「ベルトとともに自分も成長していきたい」と、誓っていた。
2026年04月03日 23:32
新生ゼロワンの25周年記念大会(3日、東京・新宿フェイス)に、「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」のBUSHI(42)が初参戦。伝説の不死鳥ハヤブサ撃墜に成功した。
自らゼロワンのリングに乗り込み、シングルマッチを要求し実現させた注目のマスクマン対決は、序盤からハヤブサコールとBUSHIへの声援が飛び交う。BUSHIは場外戦でテーブルに叩きつけ、昨年4月にデビューした不死鳥に、キャリアの違いを見せつける。リング上では「何が25周年だよ!」と叫び、アウェーのリングでブーイングも浴びた。
ハヤブサはスピンキックで逆転すると、トペ・コンヒーロからリング内でのムーンサルトプレス、シットダウンパワーボムで攻め込んでくる。試合は白熱の攻防となり、ハヤブサはサンダーファイヤーパワーボムからファルコンアローの猛攻。さらにとどめのフェニックススプラッシュをさく裂させたが、BUSHIはこれを巧みに自爆させる。
続けてハヤブサと意地の張り合いでエルボーを打ち合うと、レフェリーにハヤブサを押し込んだ隙を突き、得意の毒霧噴射。すかさずMXを決めて3カウントを奪取し、不死鳥に貫禄の勝利を収めてみせた。
ノアで内藤哲也とともにGHCタッグ王座を保持する。試合後のリングではマイクを握り「おい、ハヤブサ、紙テープ舞ったらしいじゃないか。オレにはなかったけどな」と笑いを取ると「今日戦ってみて改めて思ったよ。次にもしオレとお前が絡む時はあれば、オレは組んでみたいなあって。なんちゃって思ったよ」と、ハヤブサの実力を認めた上で、タッグ結成をぶち上げた。
最後は「実現するのかどうわからないけどさ、お楽しみはこれからだよ!」と、故江崎英治さんのハヤブサから続く不死鳥の決めゼリフを口にして、会場を沸かせていた。
2026年04月03日 23:10
「ボクシング・10回戦」(3日、後楽園ホール)
元IBF世界スーパーバンタム級王者の小国以載(37)=角海老宝石=が56・02キロ契約10回戦に臨み、前IBF&WBA世界同級王者マーロン・タパレス(34)=フィリピン=に3-0で判定勝ちする大金星を挙げた。
序盤から距離をキープしながらタパレスの強打を封じ、中盤以降はボディーを効かせてダウン寸前まで追い込んだ。前2団体王者で23年12月に井上尚弥(大橋)との4団体統一戦に敗れたが、現在もWBC2位、WBO3位、IBF4位につける強敵を撃破し、世界再挑戦への道を切り開いた。
全試合終了後の会見一問一答は次の通り。
−試合を終えた心境
周りが厳しい試合だと思っていた分、勝った時の振れ幅がすごかった。盛り上がりがすごかったので嬉しかったです。みんなが喜んでくれた。
−試合直前まで右のミット打ちをしていた。作戦は
作戦はボディーをいかに打たず耐えるか。で、相手がバテてきた時に打ち始める。最初に打っちゃうとなかなか来てくれなくなっちゃうんで。
−タパレスの印象
パンチが重かったし、世界レベルのフェイントをかけてくる。うまいなと思いましたね。
−ダウン寸前に追い込んだ
どんだけボディーが効いても、絶対行くなっていう指示をもらってたんで。一回ちょっと行こうかなと思った時に、右フックが飛んできた。それでこれはフェイントやなと思って、多分効いているけれど、効いたフリをしてるのかと思った。面白くなくても勝つ、と決めてたので我慢しました。
−2016年以来の世界タイトル挑戦も見えてくる
まあそうですね。本当に長いトンネルだったなと感じていたが、やっと光が見えてきた。もう一回世界のリングに立ちたいなと思いますね。
−常に背水の陣を掲げているが、この試合は
もちろん一試合一試合負けたら引退と思っている。年齢も年齢ですし。このビッグチャンスを逃したくなかったら、今日は3回まではボディーを打たない、という作戦でした。それまでに一回ダウンして、もし相手が来たらイチかバチか行っていいか、とトレーナーに言ったんですけど、我慢しろと。そこで倒されたら終わりや、と言ったら、そうなったらそれが今の実力、そういう実力やから気持ちよく引退したらええやん、ということでした。とにかく打ちたかったけど我慢しました。
−ボディーの手応えは
やっぱり左と違って、そんなに自分の中では当たった感じは…。右ストレートの方が嫌なのかなって感じでした。でもトレーナーは左も嫌がってるからって言ってたんですけど、やっぱりそこら辺は全然右とやっぱちょっと分からないですね。ごまかすのも上手かったというか、手を上げたらフック飛んでくるんで、ちょっと怖かったです。
−サウスポーは苦手だった。この日で克服したか
大学生にもスパーリングで倒されましたし、それ以外のスパーリングでもポイント取れてないんちゃうかなっていうぐらいやられ続けてきた。今日もどうかなと思いながら、ただ試合では我慢した。スパーでは行っちゃうんで。ポイントを取れないから行っちゃうっていう感じなんですけど、試合は薄いグローブだし、ヘッドギアもない。今日は我慢に徹しました。
−サウスポーの大学生に倒されたのはいつ
1カ月半から2カ月前ぐらいですかね。倒された。
−その経験をどう生かした
こういう動きをしたら倒されるんだとか、何回効かされたり、いろんな選手に毎回スパーで効かされていた。こう動いたらもらう、こうなったら効かされるとか、いろいろ勉強した。じゃあここに立たないとか、こうしないとなあっていうのを、ぶっつけ本番でできるかどうか。
−どこにサウスポー対策が生きたか
村田昴戦(25年5月、TKO負け)で行き過ぎてしまった。それなりに対策はできたとは思うんですけど、自滅しちゃった。今日は待って待ってフェイントをかけて、世界レベルではフェイントでボクシングをするんで、何回も行く行くふりしてから行ったり、というのを心がけました。
−世界戦は8年半離れている。そのモチベーションは
(17年9月の初防衛戦で)岩佐(亮佑)に負けた時でも、やっぱり世界のリングは特別やった。もう一度あのリングに上がりたいし、子供たちも見てない。パパ弱いじゃんって毎回言われるんで。今日は勝ったんで良かった。子供たちももう自分が勝った負けたかは分かってきてるんで、だからまたその舞台に親父が立っとったんやな、というのを見せたい気持ちはありますね。
−ご家族の支えとは
今日も子供に「勝ったら(Nintendo)Switchのカセット買ったるわ。だからお前めっちゃ応援せえよ」と言うて。勝ったから娘(幼稚園年長)と息子(小2)にSwitchのゲーム買わなあかんな。言わんでも良かったかな。多分今頃、めっちゃ喜んでると思います。