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2026年04月13日 17:30
◆ 白球つれづれ2026・第15回 中日が泥沼の苦境にあえいでいる。 13日現在(数字は以下同じ)3勝11敗の最下位。首位の阪神とは、早くも7.5ゲーム差をつけられている。開幕前にはドラフト1位の即戦力で中西聖輝投手(青学大)や、メジャー164発の怪力、ミゲル・サノー選手の加入などで戦力アップ。セ・リーグ優勝争いのダークホース的存在と目されていただけに、ドラゴンズファンでなくても期待外れのすべり出しとなった。 あまりの惨状に、球団側もテコ入れ策へ動いた。 今月11日には、日本ハムから杉浦稔大投手を金銭トレードで獲得。13日には前二軍監督の落合英二氏(現投手コーディネーター)を一軍に配置転換する緊急人事を発表した。いずれも投手陣の建て直しが目的、何せ今季11敗中、6度が逆転負けで、チーム防御率4.29はリーグワーストだから手をこまねいているわけにはいかない。 そんな暗黒の日々にあって、先週たった一筋の光明が見えた。プロ8年目、根尾昂投手の初勝利だ。 8日のDeNA戦。4対4の同点で迎えた延長10回に6番手でマウンドに上ると、打者3人にノーヒット、2三振の好投を見せると11回味方打線が2点を奪い逃げ切った。その瞬間、通算36度目の一軍マウンドで勝利投手の記録がついた。 2018年のドラフトは、根尾のためのドラフトと言っても過言ではなかった。大阪桐蔭高では三度の甲子園制覇。中でも投手として、遊撃手として二刀流の活躍を見せる根尾のスター性と注目度は抜群で、プロ志望を明言すると4球団が競合。岐阜の小学時代には「ドラゴンズ・ジュニア」に選抜されるなど天才少年と呼ばれた逸材がくじ引きで地元球団に入団したのも運命だったのかも知れない。 今でこそ、大谷翔平選手(ドジャース)の出現で、当たり前のように「二刀流」が語られる。だが大谷以降の二刀流選手の系譜を見ていくといかに難しい挑戦かがわかる。 プロの世界に二刀流として入団した主な選手は根尾と日本ハムの矢澤宏太(22年ドラフト1位)くらいか。しかし、根尾の場合は入団直後の度重なる故障もあって、一時は内野手に専任。その後外野手登録を経て22年に、再び二刀流に復活するが大成するには至っていない。 矢澤は今季も投手として登録されるが、新庄体制の下では、俊足の外野手として起用され、レギュラーを覗うところまで成長しているが、こちらも二刀流は休止状態だ。 アマチュア球界に目を転じると山梨学院大付属高の怪物・菰田陽生選手が投打の二刀流としてプロから注目を集めているが、高校野球も指名打者制度が導入されると、「投手兼四番」は死語になっていくかも知れない。 「二刀流選手」の響きは最上だが、根尾の場合は「どっちつかず」の弊害を生んだ側面も見逃せない。投手としても150キロを超える速球を投げる。打者としても非凡な才能がある。それでどちらかが図抜けていけばプロの世界でも通用するが、両方ともに「そこそこ」では主力級にはなれない。本人にも、指導者側にもその辺りの迷いがあったはずだ。 気がつけばプロも8年目。次々とスターは生まれ、追い抜かれていく。 昨年から中継ぎ投手に専念。まずは自分の居場所を確保しなければ整理対象にもなりかねない存在になっていた。それでもファームながら42試合に登板。防御率2.68と一定の手応えをつかんだ。速球とスライダー主体の投球もカットボールやツーシームを習得することで打者を打ち取る術を見つけた。 今春はキャンプから結果を残し、開幕こそ二軍で迎えたがすぐに一軍から指名がかかった。一軍投手陣の中でも「ブルペン」と呼ばれる救援投手陣は、開幕時に昨年の守護神・松山晋也や中継ぎエース格の清水達也を故障で欠き、松山が戻ってくると貴重な左腕・橋本侑樹がリタイアと火の車。こうした中で1イニング限定ながら、着実に無失点で結果を残す根尾の存在価値は高まっている。 涙を流す苦労人も多い中で、ヒーローインタビューのお立ち台でも笑顔を浮かべながら次の1勝に目を向けた。 「性格が明るくて、大舞台にも強いハートを持っている」と井上一樹監督も、更なる高みに期待を寄せる。 チームのピンチは、自分のチャンス。長いトンネルを抜けた根尾の出番は確実にやって来る。ようやく地に足をつけた野球人・根尾昂の「第二章」が始まる。 文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2026年04月15日 14:45
「阪神(降雨中止)巨人」(15日、甲子園球場)
天候不良のため試合中止が発表された。
阪神の試合が中止になるのは今シーズン初めて。巨人は9日・広島戦に続いて2度目。
この日は阪神がルーカス、巨人は田中将の先発が予告されていた。
前日の試合後から内野にシートを強いて雨に備えたが、天候が回復しなかった。
2026年04月15日 13:55
メッツのマクリーンとの投げ合いで8回4安打1失点
【MLB】ドジャース 2ー1 メッツ(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は14日(日本時間15日)、本拠地のメッツ戦で先発し、8回途中4安打1失点と好投した。同点の状況で降板し、今季3勝目はならなかったが、チームは直後の攻撃で勝ち越しに成功した。デーブ・ロバーツ監督は「いい勝利だった」と称えた。
初回、リンドーアに先頭打者弾を浴びたが、そこからは7回2死まで20者連続アウト。ビシェットの左翼線二塁打とアルバレスの四球で招いた7回2死一、二塁ではバティを外角スプリットで空振り三振に仕留めた。8回、2死から連打で一、三塁となったところで降板。勝ち越しのピンチは、2番手のトライネンが三振で切り抜けた。
試合後、ロバーツ監督は「オールドスクール(伝統的な)の投手戦だった。両投手とも、1点のミスも許されないような雰囲気で投げていた。リンドーアに打たれが、その後は何も起きなかった。(チーム全体として)いい勝利だった」と振り返った。
スプリットと最速96.9マイル(約155.9キロ)のフォーシームを武器に7回2/3を投げて4安打1失点。7奪三振、1四球の内容だった。昨季デビューした24歳右腕・マクリーンとのハイレベルな投手戦となったが、開幕から4試合連続でクオリティ・スタート(QS)を達成した。
指揮官は「2人の素晴らしい投手(山本とマクリーン)が投げていた。マクリーンは特別な投球をしていた。そして、我々の選手(山本)も彼に匹敵する投球だった」と投手戦を振り返った。山本の成長について「これ以上の成長は想像しがたい。今の彼は、まさにメジャーにおけるエリート投手の1人としての姿そのものだと思う」とうなずいた。さらに「私が思うに、昨年も大きな成長を遂げていたし、そして今それを繋げている」と“伸びしろ”に驚嘆していた。
安定した投球が続きすぎるゆえに、報道陣からは将来的なノーヒット・ノーランを成し遂げる可能性についての質問が飛び出した。ロバーツ監督は「んー……そうなっても私は驚かない。私はそう(達成すると)思っているよ」と笑顔。「彼の効率の良さ、ストライクを取る能力、打たせて取る能力、守備もうまく対応できるし、ノーノ―を達成するために役立つものが多く揃っている」と偉業達成への“根拠”まで言及していた。(Full-Count編集部)
2026年04月15日 13:26
● ドジャース 2 − 1 メッツ ○
<現地時間4月14日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地でメッツに勝利し2連勝。貯金は今季最多を更新する「9」となった。先発登板した山本由伸投手(27)は、勝利投手の権利は得られなかったものの8回途中4安打1失点と好投。「1番・指名打者」でフル出場した大谷翔平選手(31)は申告敬遠で出塁し、球団歴代単独4位となる48試合連続出塁をマークした。
山本は初回、1番・リンドアにいきなり先頭打者被弾。2ボール後の真ん中直球を右翼席中段に叩き込まれ先制を許した。それでも、後続はピシャリと抑え最少失点スタート。2回と3回はぞれぞれ2三振を奪うなど快調にゼロを重ねた。
4回はすべて内野ゴロで3者凡退。5回も危なげなく3人で片付け、6回はわずか8球で3者凡退に抑えた。メッツ先発・マクリーンも最少失点投球を続ける中、山本は7回もマウンドに上がり、先頭の2番・ロベルトを一邪飛、続くポランコを空振り三振に仕留め、初回に先頭弾を浴びて以来、実に20打者連続アウトを記録した。
二死から4番・ビシェットに左翼線突破の二塁打、続くアルバレスに四球を与え二死一、二塁のピンチ。それでも、最後は6番・バティをスプリットで空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。
7回まで94球を投じていたが、今季最長となる8回もマウンドへ。二死から連打を浴び一、三塁のピンチを招き降板となったが、リリーフしたトライネンが後続打者を空振り三振に仕留めゼロを重ねた。
山本はいずれも今季最多の7回2/3で104球を投じ、4安打1失点、7奪三振1四球の快投。勝利投手の権利は得られなかったものの開幕から4試合連続でQS(クオリティ・スタート=6回以上、自責点3以下)をクリアし、今季の防御率は2.10に良化した。
大谷はメッツ先発・マクリーンの前に3打席連続で凡退。1−1の同点で迎えた8回の第4打席は一死二塁の好機で勝負を避けられ、日本選手最長記録を更新するとともに球団歴代単独4位となる48試合連続出塁をマークした。この日は3打数無安打1四球の打撃結果で、今季の打率は.254、OPSは.910となった。
ドジャース打線は好投する山本を援護したいところだったが、相手先発・マクリーンに抑えられ7回まで2安打1得点。それでも同点で迎えた8回、相手の2番手左腕・レイリーから一死二塁の好機を作ると、大谷が敬遠で歩いたあと2番・タッカーが左前適時打を放ちこれが決勝点。勝利投手となったトライネンは今季初勝利を挙げ、1点リードの9回を3者連続奪三振で締めたベシアは今季2セーブ目をマークした。
2026年04月15日 13:06
◆相手先発・マクリーンも7回2安打1失点と譲らず
ドジャースの山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのメッツ戦に先発登板。
2026年04月15日 12:44
「ファーム・西地区、阪神−ソフトバンク(15日、日鉄鋼板SGLスタジアム)」
SGLで行われる予定だったファーム・西地区、ソフトバンク戦は天候不良およびグランドコンディション不良により、午後12時30分に中止が発表された。
この日の先発は早川が務める予定だった。
2026年04月15日 12:02
● ブリュワーズ 7−9 ブルージェイズ ○
<現地時間4月14日 アメリカンファミリー・フィールド>
トロント・ブルージェイズが敵地9連戦の初戦に逆転勝利。岡本和真内野手(29)は「7番・三塁」でフル出場し、同点適時打含むマルチ安打を記録した。
岡本は最速167キロの剛腕ミジオロウスキーに対して2打席凡退が続くも、7回表に4試合ぶりの快音。一死走者無しでの第3打席、3番手左腕ゼルパの外角低めスライダーを二遊間深くに運び、遊撃への内野安打をマークした。
そして1点を追う9回表、守護神メギルから無死二、三塁と好機を作って岡本が第4打席を迎えると、3球続いた低めのナックルカーブを捉えて三遊間を破る同点適時打。さらに、8番ヒメネスの二ゴロの間に勝ち越し点を挙げ、1番アーニー・クレメントの左前適時打では岡本が二塁から全力疾走でホームに生還した。
ブルージェイズは守護神ジェフ・ホフマンが9回裏の2点リードを守り切れず延長タイブレークに持ち込まれるも、10回表に3番ブラディミール・ゲレロJr.、5番マイルズ・ストローによる2本の適時二塁打で3点を勝ち越し。回跨ぎの右腕ルイ・バーランドが10回裏を締め、連敗を2でストップさせた。
この試合の岡本は4打数2安打、1打点、1三振という内容で5試合ぶりのマルチ安打を記録。今季成績は打率.224、2本塁打、OPS.642となっている。
2026年04月15日 11:38
● ホワイトソックス 5 − 8 レイズ ○
<現地時間4月14日 レート・フィールド>
ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が14日(日本時間15日)、本拠地でのレイズ戦に「3番・一塁」でフル出場。9回の第5打席に豪快な5号2ランを放った。
初回の第1打席は一死一塁でレイズの先発左腕・マクラナハンと対戦。2球で追い込まれるも3球目以降は際どいコースをじっくりと見極め四球で歩いた。0−4で迎えた3回の第2打席も一死一塁で四球出塁。続く4番・ペレイラの左越え3ランで2試合連続となる今季11得点目を記録した。
イニング先頭だった5回の第3打席は1ボール1ストライク後の真ん中スライダーを捉えたが、長打性の大飛球を右翼手に好捕され右飛。無死一塁だった7回の第4打席は3番手右腕・エングルトの2球目チェンジアップを中堅へ打ち返したが、角度40度と上がりすぎた飛球は中堅手のグラブに納まった。
5点を追う9回の第5打席は二死一塁で4番手右腕のゴメスと対戦。1ストライク後の94.1マイル(約151キロ)直球を完璧に捉えた打球は、速度110.8マイル(約178キロ)、飛距離398フィート(約121メートル)、角度31度で右翼ポール際に飛び込む5号2ランとなった。
村上の安打は4月8日(同9日)、オリオールズ戦の第2打席で二塁内野安打を放って以来、実に25打席ぶり。本塁打は9試合ぶりとなった。
この日は3打数1安打2打点、2四球2得点の打撃結果で計3出塁。直近はヒットこそなかったものの四球数はメジャー全体3位タイの15個となり、今季の打率は.167ながら、出塁率は.343、OPSは.787にアップした。
2026年04月15日 11:30
レイズ戦に「3番・一塁」で出場
【MLB】レイズ 8ー5 Wソックス(日本時間15日・シカゴ)
ホワイトソックス・村上宗隆内野手が14日(日本時間15日)、本拠地でのレイズ戦に「3番・一塁」で先発出場。
2026年04月15日 10:51
● フィリーズ 4−10 カブス ○
<現地時間4月14日 シチズンズ・バンク・パーク>
シカゴ・カブスが敵地カード2戦目で2桁得点の快勝。鈴木誠也外野手(31)は「5番・右翼」でフル出場し、5打数1安打を記録した。
フィリーズ先発は通算110勝、WBCイタリア代表ではエースとして活躍した右腕ノラ。2回表、無死一塁での第1打席は外角低めに曲がるナックルカーブを引っ掛け、三ゴロに倒れた。
3点先制を許した直後の3回表、カブスは1番ニコ・ホーナーの適時打など2点を返し、なおも二死二、三塁と好機を続けるも、第2打席の鈴木が空振り三振。3番アレックス・ブレグマンの同点適時打で3対3とした5回表にも二死一、三塁の好機で第3打席を迎えたが、ここでも空振り三振を喫した。
カブスは6回表にフィリーズ救援陣を攻略し、1番ホーナー、3番ブレグマンによる2本の適時打で4点を勝ち越し。鈴木は二死一、二塁と再び好機で昨季チームメイトの右腕ケラーと対戦するも、3打席連続の空振り三振に倒れた。
それでも9回表の第5打席、5番手左腕バンクスの内角高めスイーパーに詰まりながらもライト前に運んで2試合連続安打をマーク。無死一、二塁から7番カーソン・ケリーがダメ押しの1号3ランを放ち、6点差に突き放した。
カブスは新人左腕ライリー・マーティンがオープナーとして初回を無失点に抑えると、2番手右腕コリン・レイが6回3失点と試合を作って今季2勝目。前日に大敗を喫したフィリーズ相手に15安打・10得点と打線が奮起し、敵地3連戦を1勝1敗のタイに持ち込んだ。
2026年04月15日 09:42
ソトは2018年から日本でプレー「決断にはあまり悩みませんでした」
今季、ロッテの新キャプテンにネフタリ・ソト内野手が就任した。入団テストを経てDeNAに入団すると、2018年から2年連続本塁打王を獲得。2024年からはロッテに移籍し、昨季は不調に苦しみながらも、8年連続2桁本塁打を達成。今季、NPB9年目のシーズンを迎える。そんなソトに、自身が考える“理想のキャプテン像”や、日本でプレーすることを決めたきっかけなどについて聞いた。
――まず、来日前のお話をうかがいたいと思います。野球を始めたきっかけは?
「父が野球をやっていたので、自然と私も野球が好きになりました。3歳の時にはもう野球を始めていましたね。幼少期、ロベルト・アロマーや、殿堂入りしたカルロス・ベルトラン、ヤディアー・モリーナなど、プエルトリコ出身の選手たちは常に憧れの存在でした。子どもの頃から高校を卒業するまで、ずっと同じチームで、同じ仲間たちとプレーしていたので、彼らとは今でも連絡を取り合う仲です」
――プエルトリコ野球の魅力を教えてください。
「プエルトリコは、小さい頃からみんな野球が大好きなんです。野球は、私たちプエルトリコ人の『血』として流れているようなもので、伝統であり、情熱そのものです。非常に強いハートを持っているので、情熱あふれるプレーが一番の魅力だと思いますね」
――2013年にメジャーデビューし、2018年から来日されましたが、日本だけでなく、さまざまな国でプレーする選択肢があったのではないでしょうか?
「ナショナルズでプレーしていた時に、日本に行くチャンスが私にめぐってきたのですが、ちょうど『日本でプレーしてみたい』と考えていた時期だったので、決断にはあまり悩みませんでしたね」
――DeNAには入団テストを経て加入しましたね。日本で生活に慣れるまで、苦労しましたか?
「入団テストなんて久しぶりでしたよ(笑)。日本人選手たちと一緒に練習し、テストを受けたことは新鮮でしたが、楽しみながら良いアピールができたと思いますし、良い経験でしたね。プエルトリコからアメリカへの適応を経験していたので、日本に来る際も同じような適応プロセスだと捉えていました。最初は言葉の面で少し苦労しましたが、慣れてしまえば、野球はどの国に行っても同じですから」
――DeNA時代は、同じ中南米出身で、日本での経験が豊富なアレックス・ラミレス氏が監督でしたが、彼の影響は大きかったですか?
「もちろんです。そして当時のチームには、ベネズエラ出身のホセ・ロペスもいました。彼らは日本で長くプレーしていたので、私の“センパイ”のような存在でした。日本の野球を理解するサポートをしてくれましたし、助けられましたね。ロペスとは、休みの日も含めてほぼ毎日一緒に過ごしていましたし、いつも自分の経験を惜しみなく私に話してくれました。そして、ラミちゃん(ラミレス氏の愛称)も、私の打撃の調子が上がらない時は練習に付き合ってくれて、気持ちを前向きにしてくれました。2人には本当に感謝してもしきれません」
――今年からロッテのキャプテンに就任されました。これまでのキャリアでキャプテンの経験はありますか?
「今回が初めてです。これまで『キャプテンのような役割を』と言われることはありましたし、若い選手をサポートすることが好きなので、周りからはキャプテンのように見られていたのかもしれませんが、正式に肩書きを持つのは初めてですね」サブロー監督の打診に「驚きましたが、同時にワクワクしました」
――サブロー監督から打診があった時の率直な気持ちは?
「電話で『キャプテンをやってほしい』と言われた瞬間は、その責任の重さに少し驚きましたが、それと同時にワクワクしました。キャプテンになれるのは光栄なことですし、何よりサブローさんが私を信頼して、このようなチャンスをくれました。今はマリーンズの名を高め、良い仕事をしなければならないという強い責任感を感じています」
――ロッテで外国人選手がキャプテンを務めるのは、ドミニカ出身のフリオ・フランコ選手以来、28年ぶりです。
「言葉では言い表せない気持ちです。フリオ・フランコが築いたキャリアや現役年数の長さは、本当に驚異的です。そんな彼の後を継ぐ外国人キャプテンになれることは、私の誇りであり、ユニホームにキャプテンマークを付けるのは非常に名誉なことだと感じています」
――「理想のキャプテン像」はありますか?
「まずは、“常に選手たちのために”という気持ちを持ち続けることですね。そして、チームメイトがアドバイスや助けを必要としている時に寄り添い、信頼される存在であること。良いことも悪いことも起こるグラウンド内ではもちろん、グラウンド外でもキャプテンとして、みんながリラックスできる環境をつくることが大切だと思います。言葉よりも行動の方が多くを語ると思っているので、キャプテンとして、まずは行動で示す責任があります。例えば、早く球場に来ること、ハードに練習すること。若手が多いこのチームで、ベテランがどのように準備しているかを行動で見せることは、彼らのキャリアにとっても非常に重要なことだと思っています」
――プエルトリコの国旗をモチーフにしたキャプテンマークは、ソト選手がデザインの監修をされたそうですね。
「はい。ルーツであるプエルトリコの文化を象徴するものになっているので、とても気に入っています。はじめにデザイン案を見せてもらった時、キャプテンの『C』の中にプエルトリコの国旗が入っているところが、特に気に入りました。自分自身がプエルトリコ出身であること、そしてここでキャプテンを務める機会を得たこと、その両方を定義してくれる素敵なデザインです」
――近年、パ・リーグに中南米出身選手が増えてきました。2024年からパ・リーグの試合が中南米地域でも放送されるようになったので、中南米でも活躍を観ることができますね。
「スペイン語を話す仲間がいるのはとても心強いですね。日本でプレーすることは大きなチャンスなので、他の選手も日本でその経験を共有できているのは素晴らしいことです。もともと知っている選手もいれば、日本に来るまで知らなかった選手もいますが、新しい出会いがあるのは良いことですし、嬉しいです。中南米の知人から、『どうやったら試合を見られるの?』とよく聞かれていたので、テレビで観られるようになったことは最高です。日本野球の面白さを、中南米の野球ファンにも楽しんでもらいたいですね」
――あらためて、今シーズンの目標を教えてください。
「とにかく勝つこと。チームが最後まで勝ち進み、優勝することです。オーナー、スタッフ、そしてファンの皆さんはそれにふさわしい応援をしてくれているので、選手として、そしてキャプテンとして、リーグ優勝を果たし、頂点に立つことが私の目標です」
――最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
「いつも変わらぬ、熱い応援をありがとうございます。今シーズン、最高のプレーを皆さんにお見せできるよう全力を尽くし、皆さんに楽しんでもらえるようなシーズンにします!」(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)
2026年04月15日 09:00
「今やっているカットボールをしっかり投げるというところ、カットボールでファウル取れたり、空振り取れたりが増えてくれば、そういうのも見えてくるのかなと思います」
ロッテの唐川侑己は、自身の投球を支える球種のひとつであるカットボールを磨いている。
3月19日の楽天二軍戦では初回にカットボールを投げていたが、2回以降は右打者にスライダー、左打者にカーブ中心の投球だった。その後の登板では、再びカットボールを主体の投球で、3月27日のオイシックス戦は0−3の5回先頭の中澤英明に1ストライクから投じた2球目の見逃し141キロカットボール、4月3日のオイシックス戦では3−0の6回先頭の中澤に2ボール1ストライクから投じた4球目の見逃し外角カットボールが良かった。
楽天戦からどのようにカットボールを修正していったのか訊くと、「メカニックというか、フォームの部分で自分のイメージとズレていた部分があったので、そこを埋めるかなという感じですかね」と明かす。
現在は自身が思い描く軌道のカットボールを投げられているのだろうかーー。
4月12日取材時点で「前回の登板(4月3日のオイシックス戦)で投げられたので、それを維持していくことに注力している感じですね」とのことだった。4月14日のオイシックス戦では、4−0の5回先頭の小西慶治を1ストライクから投じた2球目のインコース見逃しを奪った140キロカットボールが非常に良かった。
この春は、チェンジアップをほとんど投げていない。その理由について「理由はそんなにないですが、確かに球数は多くないかなと思います。どちらかと言ったらもうちょっとカットボールの精度を良くしたいと思うので、そこが上がってきて、その次という感じですかね」と、カットボールが関係しているようだ。
スライダーは24年に勉強中と話していたが、昨年6月4日の取材時には「有効な球で使えるかなという意識ではいますね」と、優先順位の高い球種になっている。
「カットボールがあまり良くない中でスライダーをしっかり投げてというピッチングができていると思うので、使えるというか、自分の武器の一つの球になっているのかなと思います」
気になったのは、4月3日のオイシックス戦、3−0の4回二死走者なしで渡邉諒に1ボールから投じた2球目、空振りを奪った縦に落ちるスライダー。
唐川は昨年4月4日の取材で、「意識ですかね。低めに投げようと思ったら縦気味になるし、という感じですね」と話していたが、改めて確認すると「それは変わらずです。低めにいって被ったら、縦になるしという感じですね」と教えてくれた。
昨年6月4日の取材で120キロくらいを目指していると話していた速いカーブについては、「球速も上がってきて、カウントも取れて、追い込んでからも投げられているので、使い方次第かなと思います」と説明した。
チームが若返っている中で、今季投手陣チーム最年長右腕となった背番号19がZOZOマリンスタジアムのマウンドで投げる姿を、マリーンズファンは今か今かと楽しみに待っている。
取材・文=岩下雄太
2026年04月15日 08:00
広島・黒原拓未投手(26)が実戦復帰に近づいている。
2026年04月15日 08:00
「阪神3−4巨人」(14日、甲子園球場)
阪神の連勝が4でストップしたが、デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「阪神打線の強みが表れた」と七回の攻撃に注目した。
◇ ◇
巨人打線では3安打2打点の大城選手がキーマンになった試合でした。浜風が吹く甲子園の右翼席に放り込んだ八回の同点本塁打は本当に素晴らしい当たりでした。
最後は松本選手が試合を決めました。岩崎投手にとっては3ボールとカウント不利になってしまい、2球続けた真っすぐを狙われた形でしたが、あの場面でしっかりと振り切った松本選手を褒めるべきでしょう。
そして何と言っても則本投手が素晴らしかった。年齢を重ねてモデルチェンジし、この日は四隅を丁寧に投げ分け、阪神打線に的を絞らせませんでした。才木投手との投げ合いは見応えがありました。
阪神は連勝が止まりましたが、一時逆転に成功した七回の攻撃では前川選手と高寺選手といった若手が躍動しました。
特に高寺選手の中前適時打は執念でしたね。バットを折られながらも、何とかしたいという気持ちで運んだ一打に見えました。中軸が抑えられても、下位からでも得点を生み出せるという、今の阪神打線の強みが表れた厚みのある攻撃でした。
2026年04月15日 08:00
「中日6−2広島」(14日、豊橋市民球場)
広島が今季2度目の4連敗。ビジターでは開幕から5戦全敗となった。先発の森下暢仁投手が初回いきなり4失点。八回に菊池涼介内野手が2点適時二塁打を放つも、反撃が遅かった。以下は、新井貴浩監督の主な一問一答。
◇ ◇
−森下投手の立ち上がりの失点は痛かった。
「うーん。また、次頑張ってもらいましょう」
−試合の入りの部分。
「そこは彼に聞いてみて」
−中日・金丸に苦しみながらも八回に2得点。
「最後まで諦めずにというつもりでみんなやっている」
−小園がベンチスタート。
「今日(14日)はベンチから野球を見て、1回リセットして、明日(15日)はスタートから行くよ」
−ビジターでの試合で勝てていない。
「粘り強くやっていきたい」
−菊池を3番で起用した。
「キクも状態がいい。3番に入ってもらいました」
−その起用に応えた。
「良い打撃だったと思います」
−森浦は今後もこのような起用(リードされた場面)になるか。
「そうやね。しっかり投げていって、状態を上げていってもらいたい」
2026年04月15日 07:41
試合前に登場し7人全員での異例の始球式を披露
■楽天 3ー2 ソフトバンク(14日・みずほPayPayドーム)
14日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク-楽天戦の試合前に、人気アイドルグループ「CANDY TUNE」がライブパフォーマンスとセレモニアルピッチに登場した。7人全員での異例となる始球式とキュートな姿が、SNS上のファンから「かわいすぎて息できない」などと話題を呼んでいる。
試合開始30分ほど前にグラウンドに姿を見せたメンバーたちは、持ち前のヒット曲を披露して球場を盛り上げた。その後のセレモニアルピッチでは、7人全員でマウンド付近に並んで一斉に投球するという異例の形式で行われた。6人が見事なノーバウンドを披露し、喝采が起きた。
大役を終えた後、福岡県出身のメンバー2人が取材に応じた。福岡市出身の村川緋杏は「ホークスはずっとちっちゃい時から見ていましたし、いつか立てたらみたいな夢を持っていました」と笑顔。北九州市出身の立花琴未も「福岡出身だったら絶対に立ちたいという夢を持っていたので幸せです」と充実の表情を浮かべた。
人気アイドルの可愛らしい姿や見事な投球に、SNS上のファンも大興奮の様子だ。「びびちゃんいい球投げてますやんww」「びび上手すぎやろww」「みんな運動神経いい」「かわいすぎて息できない」「めっちゃ最高」「びびちゃんすげー球やな」「リアルたまらん」「最強にかわいい」「マジでたまらん」といった声が寄せられた。(Full-Count編集部)