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阪神・藤川監督 「特別」な宿敵に初連敗&初カード負け越しも「全てを糧にして戦っていく。それがペナントレース」

2026年04月17日 05:01

 「阪神3−4巨人」(16日、甲子園球場)  前向きな言葉とは裏腹に、目は充血し、少し震える声が胸中の悔しさを物語った。4万2601人がスタンドを埋めた甲子園球場。阪神・藤川監督が「特別」とライバル心を隠さぬ宿敵・巨人を相手に、2戦連続の惜敗は「伝統の一戦」という舞台の厳しさを改めて感じさせた。苦しい試合展開だった。  初回、スライドで先発を託したルーカスが、先頭から2者連続で四球を与えた。過去2戦と同様に立ち上がりの不安定さを露呈。1死後、ダルベックに3ランを浴びた。開始10分で許した大量ビハインド。「4月ですから。どんな選手でも簡単ではない」とかばったが、流れを完全に失った。  助っ人は三回にも4連打で失点を許した。それでもシーズン143試合を考えれば必要不可欠な存在。「気にせず慣れていくことです」と四、五回も辛抱強く復調を待った。5回7安打4失点は収穫の“一敗”。「経験を積んで?そうですね。いつも言っている通りです」と、泰然を貫きながらリベンジを期待した。  一方、打線は最後まで一打逆転の雰囲気をつくった。初回の攻撃で佐藤輝が4号2ラン。一方的になりかけた試合の流れを引き戻すと、2点を追う五回にも下位打線がチャンスをつくった。1死から開幕カード3月29日の巨人戦以来、14試合ぶりにスタメン出場した小幡が左前打で出塁。代打・福島は二塁前の打球を放ち、一塁に頭から飛び込んで内野安打とした。近本がつなぎ、中野の犠飛で再び1点差だ。  「こういう展開なんでしょうね。それが1年間、続きますから」  八回には無死二塁をつくったが、4番・佐藤輝、5番・大山の中軸が凡退。甲子園球場での巨人戦は、昨季から10試合連続で1点差と接戦が続く。今季初の連敗でカード負け越しも初。シーズン最初の本拠地対戦カードで、巨人に負け越すのは2019年以来となった。「全てを糧にして戦っていく。それがペナントレース。きっちりとまた戦っていきます」と藤川監督。まだ17試合。悔しさを力に変えて常勝チームを築く。

  • 野球
  • 解説陣が「まっすぐの割合が90%を超えているんですよ」と驚く ヤクルト・キハダ、力でねじ伏せる投球スタイル

    2026年04月17日 06:40
     16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した平石洋介氏と辻発彦氏が、ヤクルトの守護神・キハダについて言及した。  キハダは16日のDeNA戦、2−0の9回に登板すると、走者を出しながらも無失点に抑え、今季7セーブ目をマークした。キハダは投球の94%がストレートという力でねじ伏せるクローザー。  平石氏は「まっすぐの割合が90%超えているんですよ。すごいことですよ」と驚けば、番組MCの野村弘樹氏も「いくら球が速いとはいえ、なかなかまっすぐで抑えられないです」と目を細めた。  辻発彦氏は打者目線で「まっすぐわかっているんですよね。速さに力負けしないように打とうと思ったら、絶対ダメですよね。速さを利用して打たないとなかなか打てないですよ」とキハダの凄さを語っていた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 日本ハムが5失策と守備の乱れでロッテに連敗…平石氏「改善していかないとチーム力があるだけに優勝争いに大きく関わってくる…」

    2026年04月17日 06:35
     日本ハムは16日、ロッテとの試合(ZOZOマリン)に3−5で敗戦。1試合に5失策と守乱を露呈した。16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、日本ハムの失策が話題に。ここまで17試合で両リーグワーストの17失策。解説の辻発彦氏は「(千葉は)昨日の雨の中でも滑ったりといろんな条件があるんですけど…自分で何とか克服しないとですよ」とコメント。同じく解説の平石洋介氏は「確かに攻撃は素晴らしいんですけど、エラーも多いですしリリーフ陣が点取られることも多いじゃないですか、エラーが絡むので。ここは改善していかないとチーム力があるだけに優勝争いというところでも大きくここは関わってくると思いますね」と指摘した。  また番組MCの野村弘樹氏は「昨年いい試合をして今年こそは優勝を狙えるチームだと思うので、やはりこの失策というところもう一回やり直して、集中してやっていかないと。結局エラーで負ける試合が1つ2つ増えるだけで大きく変わってきますのでね」とコメントした。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 阪神・佐藤輝明、衝撃の一発!辻発彦氏「強振している感じがしない」

    2026年04月17日 06:30
     16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏と平石洋介氏が、阪神・佐藤輝明の本塁打について言及した。  佐藤は同日の巨人戦、田中将大から右中間最前列に第4号2ランを放った。この打球、外野フライかと思われたが、グングンと伸びていき、そのままスタンドに吸い込まれた。  辻氏は「あの高めをインハイをだいぶポイント近いですよ。強振している感じがしない」と話し、平石氏は「これやられたらピッチャーね、バッターを褒めるしかないですよ」と驚いていた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 楽天・藤原聡大が4回5失点で初勝利はお預け…解説陣が気になった“変化球の割合”

    2026年04月17日 06:25
     楽天は16日、ソフトバンクとの試合(北九州)に0−6で敗戦。

  • 巨人・田中将大、“熟練の投球術”で2勝目 辻発彦氏「モデルチェンジと言ったら大袈裟ですけど…」

    2026年04月17日 06:20
     16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した辻発彦氏と平石洋介氏が、巨人・田中将大について言及した。  田中は同日の阪神戦に先発し、走者を出しながらも粘りのピッチングで6回・82球を投げ、7被安打、4奪三振、3失点に抑え、今季3勝目を挙げた。  辻氏は「モデルチェンジと言ったら大袈裟ですけど、丁寧にカーブを交えながら緩急もつけますし、なんと言っても相手に追い付かせない。1点リードのまま、ピッチングができる強さがありますよね」と評価。  平石氏は「今辻さんが言われましたけど、リードしたまま次に繋ぐ。今日もしっかり粘りましたし、まっすぐが昨年よりもちょっといいんじゃないかなと。元々変化球を器用に操る。バッターの対応を見ていると、まっすぐが昨年より邪魔になっているのかなと感じる。変化球を打たされたり、前に出されることもあるので、今年はいいんじゃないかなと思いますね」と分析した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ド軍元守護神コンビが「別人すぎる」 昨季は救援失敗の“象徴”も…X手のひら返し「最高!」

    2026年04月17日 06:15
    トライネン、スコットが好リリーフ 【MLB】ドジャース 8ー2 メッツ(日本時間16日・ロサンゼルス)  ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地でのメッツ戦に先発登板し、6回4安打1失点10奪三振の好投で今季2勝目をマークした。大谷からマウンド引き継いだ2投手も好投し、ファンは「別人すぎる」などと感激している。  大谷翔平の降板後、2番手としてマウンドに上がったブレイク・トライネン投手は1回を1安打1奪三振の無失点。8回は3番手のタナー・スコット投手が3者凡退で切り抜けた。両投手とも今季4ホールド目を記録した。  トライネンは昨季32試合に登板して防御率5.40と苦しんだが、今季はこれで8試合に登板して防御率0.00と完璧な投球を続けている。スコットも昨季は61試合に登板して防御率4.74と安定感を欠いたが、今季は10試合に登板して防御率1.04と、見違えるような投球を見せている。  昨季の救援陣崩壊の“代表格”ともなってしまった2人だが、今季の好投にファンも驚嘆。昨年は厳しいコメントも多かったが、SNS上には「闘志が戻ってきた感がある」「本来の実力を取り戻したのか」「素直に嬉しい」「昨シーズン後半からすると信じられない」「トライネンとスコットが調子良い感じで喜びを隠せない俺」「復活が嬉しすぎる」「去年と別人レベル」「今のところ良すぎて最高!」「安定感あるな」「スコット選手は生まれ変わったのか別人すぎるだろ」といった称賛の声が寄せられていた。(Full-Count編集部)

  • 西武・菅井信也の4回のフィールディングについて野村弘樹氏「最近のピッチャーは…」

    2026年04月17日 06:15
     西武は16日、オリックスとの試合(京セラD)に1−7で敗戦。西武先発・菅井信也は3回まで無失点も、4回に連打で逆転を許し、4回6安打3失点で降板した。  16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、4回の菅井のフィールディングが話題に。投げ終えた菅井のすぐ右に打球がくるも反応することができず、内野安打を2つ許した。  番組MCの野村弘樹氏は「僕らの頃は、投げ終わったら9番目の野手だと言われていた。最近のピッチャーは投げた後流れるピッチャーが多いんですよ。左投手は3塁側、右投手だと1塁側に。たらればですけど…取れていればチェンジですよね。投げ終わって崩れるのは仕方ないんですけども、何かもったいなく感じますよね…」と同じ左投手としての意見を述べ、解説で出演していた平石洋介氏は「打ち取っているだけに…自分を助けるんでね。投げることが一番なんですけども(フィールディング)も少し修正していただきたいですね」とコメントした。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • ヤクルトの走れる5番打者・岩田幸宏 解説陣「自分をよく知っている」

    2026年04月17日 06:10
    ○ ヤクルト 2 − 0 DeNA ● <5回戦・神宮>  16日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した平石洋介氏が、ヤクルト・岩田幸宏について言及した。

  • 広島・ドラ1平川 「楽しみっす」17日実戦復帰!ファーム・阪神戦 右肩「問題ないです」シートノックで中堅からノーバン返球

    2026年04月17日 06:00
     広島のドラフト1位・平川蓮外野手(22)=仙台大=が17日のファーム・阪神戦(SGL)で実戦復帰することが16日、分かった。3月31日・ヤクルト戦(神宮)の守備で右肩を負傷し、出場選手登録を抹消されていた。オープン戦で華々しい活躍を見せ、開幕戦はドラフト制度以降、球団初の1番でスタメン出場。走攻守そろった若鯉がグラウンドに帰ってくる。  ワクワクの続きが動き出す。両打席での堂々としたフルスイングに、地をはうような軌道で放たれるレーザービーム。一挙手一投足で球場の空気をガラリと変える黄金ルーキーが、グラウンドに帰ってくる。リハビリ期間を終え、実戦の舞台に立つ平川は、「楽しみっす」と表情を緩ませた。  3月31日・ヤクルト戦の守備でフェンスに右肩を強打し、途中交代。1日に都内の病院で「右肩肩鎖関節損傷」と診断され、出場選手登録を抹消された。当初は最短での1軍復帰も期待されたが、慎重にリハビリを進めてきた。  9日にスローイング、14日には屋外での打撃練習を再開。この日は由宇で行われたファーム・オリックス戦前のシートノックに参加し、中堅からノーバウンド送球を披露した。午後からは大野練習場でスライディングの確認を行うなど、明るい表情でメニューを消化。「後退はなかった。問題ないです」と力強く言い切った。  リハビリの仕上げは終了。17日から行われる敵地でのファーム・阪神戦に帯同することが決定した。コンディション次第ではスタメン出場も視野に入る。試合に出場すれば約2週間ぶり。「試合に出ないよりは出たいですね」と、大好きな野球ができる喜びをかみしめながら、グラウンドに立つ。  オープン戦で12球団トップの21安打をマークし、開幕から4試合連続「1番・中堅」で出場。プロ初安打やレーザービームなど目立った活躍もあったが打率は・154だった。キャンプからの疲れもあり、自身の状態については、「全然、良くなかったですね」と振り返る。  離脱期間中は心身ともにリフレッシュ。打撃の状態については、「戻るというか、上がっていると思います」と自信をのぞかせる。1軍では平川の代わりに中堅に入った大盛が攻守で躍動中。「気にはなります」とテレビ越しで先輩のプレーを目に焼き付けている。  チームは開幕から厳しい戦いが続いている。早期の1軍復帰へ、「早く(1軍に)行けるに越したことはない」と鼻息は荒い。赤ヘル打線の“起爆剤”となるため、万全の状態でその時を待つ。

  • ようやく息を吹き返した巨人の主砲ダルベック…阿部監督の身ぶり手ぶりの直接指導効果、初回3ラン・初の猛打賞

    2026年04月17日 06:00
     巨人4―3阪神(セ・リーグ=16日)――巨人が2連勝。  一回にダルベックの3ランで先制し、試合の流れをつかんだ。田中将は甲子園で2011年以来の白星。阪神は打線がつながらず、今季初の連敗。  苦しんでいた主砲が、ようやく息を吹き返した。巨人のダルベックが開幕カード以来、出場12試合ぶりの本塁打を含む今季初の1試合3安打。豪快な一発だけでなく、つなぎの打撃も披露して全得点に絡み、チームを勝利に導いた。  一死一、二塁で回ってきた一回、追い込まれながらも甘く入った変化球を完璧に捉え、左翼席に先制3ランをたたき込んだ。三回は一死一塁で変化球をコンパクトに中前にはじき返し、5番キャベッジの適時打をお膳立てすると、五回には右中間へ二塁打をマーク。左へ、右へ快音を響かせ、試合の流れを引き寄せた。  雨で試合が中止になった前日、甲子園の室内で行われた全体練習で阿部監督から直接、指導を受けた。打撃投手を務めたり、トスを上げたりしながら約20分間、身ぶり手ぶりを交えて助言した指揮官は、「(不振の原因は)待ち方じゃない? 打ち方は悪くないと思うよ」と背中を押した。  「色々考える機会をいただけた」とダルベック。指導が終わった後も、教わったことを反すうするようにバットを振った。特に下半身の使い方についてアドバイスを受けたといい、「その結果、(普段より)ボールを長く見極めることができたんじゃないかな」と好結果に結びつけた。  前戦までで打率は1割8分8厘まで落ち、9試合連続で打点はなかった。「なかなか結果が出ず歯がゆい時期もあったけど、きょうはチームに貢献できて良かった」。阿部監督が「彼が打てば、もっと打線が機能する」と期待する4番打者がきっかけをつかめば、チームは上昇気流に乗っていく。(緒方裕明)  巨人・阿部監督「(ダルベックの先制3ランは)すごく貴重な本塁打だったし、これをきっかけにしてくれればいい。(田中将は)よく粘った。まだまだ勝ち星を伸ばしてほしい」

  • 阪神・嶋村がプロ初打席 いきなりVSマルティネスもフルスイングで左飛「良い方向に捉えて」次戦につなげる

    2026年04月17日 05:01
     「阪神3−4巨人」(16日、甲子園球場)  自然と心は穏やかだった。プロ初出場は1点を追う九回、代打で登場した。先頭で守護神・マルティネスと対峙(たいじ)。いきなりの過酷な場面にも、阪神・嶋村の目は生気に満ちていた。「相手が誰であろうと自分のスイングをするだけなので」。3月11日に支配下を勝ち取った男が、真の一歩を聖地に刻んだ。  初球から魅せる。スピンの利いた152キロ内角直球を豪快にスイング。ただ、ファウルとなり「初見は『すぐ行こう』と思ってた中でのファウルやったので、ちょっと悔やまれるかなと思います」と唇をかむ。1ボールを挟んだ3球目のスプリットを捉えきれず、プロ初打席は左飛。今季17試合目でようやく巡ってきた出番で快音を響かせることはできなかった。  それでも「あそこで起用してくれたっていうところは、ちょっとは成長できるのかなと思います」と今後へつながる1打席だったことに間違いはない。「良い方向に捉えて、次もし打席を与えてもらえる機会があるなら自分のスイングをするだけ」。限られたチャンスを逃さぬよう、再び積み重ねの日々へ向かう。

  • 阪神・藤川監督 「特別」な宿敵に初連敗&初カード負け越しも「全てを糧にして戦っていく。それがペナントレース」

    2026年04月17日 05:01
     「阪神3−4巨人」(16日、甲子園球場)  前向きな言葉とは裏腹に、目は充血し、少し震える声が胸中の悔しさを物語った。

  • 阪神・ドラ1立石 左翼で好守 ライナー性の打球をスライディングキャッチ「バリエーションを増やしていけたら」

    2026年04月17日 05:01
     「ファーム・西地区、阪神0−4ソフトバンク」(16日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)  打者としてではなく、左翼手として魅せた。「左手首の関節炎」で2軍調整中の阪神のドラフト1位・立石(創価大)が実戦復帰後2試合連続で左翼を守り、球際の強さが光るビッグプレーで相手の追加点を阻止。プロ入り後、本格的に取り組む外野守備で光るものを見せた。  八回1死二、三塁、中沢が放ったライナー性の打球に対し、立石は思い切りよく前進。左脚をたたんでスライディング気味に好捕した。すかさず遊撃・山田に返球し、三走のスタートを許さなかった。わずか1安打完封で敗れた試合の中にあって、ルーキーの美技が最大の歓声を生んだ。  実戦復帰した14日の試合後には、外野守備について「いろんな打球を経験して、自分の中のバリエーションを増やしていけたら」と話していたが、いきなり難しい打球に対応。平田2軍監督も「守備どうしたんや、立石!球際の強さは内野手の強みってのもあると思う」と興奮気味に語った。  打席では安打こそ生まれなかったが、冷静に3四球。豪快な打撃が注目されがちだが、この日はただ打つだけではないことを証明してみせた。

  • 阪神・佐藤輝 マー君撃ち4号2ラン ボール気味インハイをバックスクリーン右へ「いい風が吹いていた」

    2026年04月17日 05:01
     「阪神3−4巨人」(16日、甲子園球場)  「伝統の一戦」に競り負け、阪神は今季初の連敗でカード負け越しも初となった。3点を先制された直後の初回、佐藤輝明内野手(27)が田中将からバックスクリーン右へ4号2ラン。3試合ぶりとなる主砲の一発に甲子園は沸いた。2点を追う五回に中野の犠飛で追いすがったが、宿敵にあと1点が届かなかった。  高々と舞い上がった白球が、なかなか落ちてこない。どよめきを引き連れながら伸び続け、そのまま黄色く染まったスタンドに着弾した。スタンドからの大歓声を浴びながら、佐藤輝は悠々とダイヤモンドを一周した。  「先制されて何とか取り返そうと打席に入ったので、いい結果につながってよかった。力強いスイングができた」  反撃ののろしを上げる豪快な一振りだった。3点を先制された直後の初回2死一塁の場面。田中将の初球だった。内角高め、見送ればボールかという直球を振り抜いた。快音を残した打球は「いい風が吹いていた」とグングン伸び、バックスクリーン右に突き刺さった。  今季巨人戦5試合目での初アーチは4号2ラン。驚愕(きょうがく)の一発に、マウンド上の田中将も呆然(ぼうぜん)と立ち尽くした。ベンチ前では森下とお決まりのホームランパフォーマンス。声を上げ、喜びをあらわにした。  相性の良さを発揮した。右腕とはこの日が4度目の対戦だった。1年目の2021年には仙台で一発を放つなど得意としていた。この日も球界を代表するベテランを最初の打席で見事に攻略。通算対戦成績を12打数5安打、打率・417、2本塁打、6打点とした。  伝統の一戦で価値ある一発を放ったが、もう一本を出せなかった。1点を追う八回無死二塁の好機で打席が回ってきたが、相手セットアッパー・大勢の前に空振り三振に倒れた。ボルテージが最高潮に達していた甲子園からは、大きなため息が漏れた。  それでも6試合連続安打で打率・391。リーグトップの座は変わらない。さらに17試合で16打点と驚異的なペースで得点をたたき出している。  宿敵相手に序盤のビハインドを跳ね返せず、チームは本拠地で今季初の連敗を喫した。試合後、クラブハウスに引き揚げる佐藤輝の表情からも悔しさがにじみ出ていた。ただ、シーズンはまだ始まったばかり。立ち止まっている時間はない。気持ちを新たに次の戦いに全力を注ぎ、必ず連敗を止める。  ◆5814日ぶり…阪神がマー君に甲子園白星献上 阪神が巨人・田中将に甲子園で白星を献上するのは、田中将の楽天時代までさかのぼり2010年5月16日以来、5814日ぶり。甲子園に限らなければ楽天Koboスタジアム宮城で完封負けした13年6月16日以来、約13年ぶりだった。なお、田中将の甲子園勝利は相手がオリックスだった11年4月15日以来、5480日ぶり。

  • 阪神・村上 ジェット風船「まだテレビ越ししか見ていないので、楽しみ」 7回ノルマに17日・中日戦先発

    2026年04月17日 05:01
     17日・中日戦(甲子園)に先発する阪神・村上頌樹投手(27)が16日、今季初の本拠地登板に向けて最終調整し、7イニング以上を投げ抜くことをノルマに設定した。  「4戦目でやっと放れるので良い投球をしたい。マウンドに最初に上がれるので、初回からリズム良くいきたい」  ここまで3試合はビジター球場での登板。今季から7年ぶりに復活したジェット風船をグラウンド上で体験するのは初めてだ。「パンパン割れてうるさいという記事も見た。まだテレビ越ししか見ていないので、経験できるのは楽しみ」。少年時代の思い出としても心に残る聖地の名物を心待ちにした。  中日3連戦はポケモンの30周年記念事業「ポケモンベースボールフェスタ2026」として開催される。好きなキャラクターに、時間の流れを操れる伝説のポケモン「ディアルガ」を挙げた右腕。「『ダイヤモンド・パール』(ゲーム版のシリーズ)とかはしっかりやっていたので、コラボの時に勝てるように頑張りたい」と笑った。