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2026年04月20日 20:01
2022年からMLSのトロントFCで3年間プレイしてきたFWロレンツォ・インシーニェは、今冬に古巣ペスカーラに戻ってきた。 現在ペスカーラはセリエBの18位に沈んでおり、このままではセリエCに降格となる。インシーニェには古巣を救うことが求められているが、ここまで期待に応えて9戦4ゴール2アシストと結果は出ている。 まだ降格圏から脱出できたわけではないが、残留確実となる15位エンポリとは3ポイント差だ。果たしてペスカーラは生き残れるのか。伊『Calciomercato』によると、インシーニェはもっとチームとして細部にこだわっていく必要があると語る。 「あらゆる面で優れたチームにならないとね。ここにやってきた当初から下位に沈んでいたけど、常に自分たちを信じてきた。最下位だった時もね。今もまだ3ポイントの差があるし、もっと自分たちを信じないと。特にメンタル面を鍛えていかないと。もっと細部までこだわる必要がある。長い目で見た時、そうしたことが勝敗を分けるんだ。サッカーとは11対11の戦いであり、僕1人で違いを生み出せるわけではない。チームが僕を必要とするように、僕もチームメイトを必要としている。サポーターにも残りゲームに全力を尽くすと誓う。会長にも約束したんだ。今季はセリエBに残留し、来季は昇格を決めるとね」 「ペスカーラは第2の故郷のようなものだ。ここで幸せだし、妻や子供たちもね。この街の人とは特別な関係を築いている」 インシーニェとしてもセリエCでの戦いは避けたいだろうが、ペスカーラは生き残れるだろうか。
2026年04月20日 20:24
2022年にモロッコ代表監督の職を離れてからはフリーの状態が続いていたヴァイッド・ハリルホジッチ元日本代表監督だが、3月には7年ぶりに仏FCナントの監督に復帰を果たした。
そのハリルホジッチが絶賛するのがリーグ王者パリ・サンジェルマンだ。ナントは22日にリーグ戦でパリと対戦するが、それを前にハリルホジッチはこのレベルで機能するチームを見たことがないと語る。
「数年前のパリとは全く違うチームになった。以前は個々の選手の集まりだったのにね。変わった最大の例はデンベレだ。彼がチームを変革したんだ。彼が世界トップレベルのプレッシングをかける姿は、以前なら想像もできなかった。彼の並外れた献身性のおかげで、他の選手も恩恵を受けている。今では個々の選手がそれぞれの才能をチームに注ぎ込んでいる。素晴らしい選手たちの集まりだ」
「今のパリは並外れたレベルにある。しばらくの間、個人としてもチームとしてもここまで強いチームは見たことがなかった。1試合だけならパリに勝てるかもしれないが、2試合となれば不可能だね。世界中のどのチームも2試合連続でパリに勝つことはできないだろう。あのチームは若い選手も多いから、時に調子に乗ることもある。我々はそれを利用しないとね」(『Canal Supporters』より)。
パリはチャンピオンズリーグでもベスト4に進んでおり、昨季に続く連覇もあり得る。準々決勝では圧巻の組織力でリヴァプールを粉砕したが、今のパリを組織力で上回るチームは存在しないか。
2026年04月20日 20:19
かつてサッカー界には観衆を魅了するファンタジスタと呼ばれる選手たちがいたが、現代ではファンタジスタ型の選手はほとんどいない。
ファンタジスタとは少し違うかもしれないが、現在サントスでプレイするブラジル代表FWネイマールは数少ないトリッキーな選手と言えるか。今後はブラジルサッカー界からもネイマールのようなタイプの選手は出てこないかもしれない。
『Ziggo Sport』のインタビューにて、ネイマール本人は今のサッカーが『フィジカル化』しすぎたと嘆いている。
「サッカーは変わってしまった。今はフィジカルが重視されるようになった。それもあり、ドリブルを得意とする特別な選手たちが世代を超えて失われつつある。ヴィニシウス、ロドリゴ・ゴエス、チェルキといった選手はほとんど見かけない。他にも数えるほどだけだ。筋力強化だけに特化すると、テクニックの一部が失われるんだ。サッカーは非常にフィジカルなスポーツになってしまったね」
ネイマールの指摘は正しいだろう。ゲームのテンポは上がり、身体能力の高い選手が求められる時代だ。そっちの方がチームは強くなるのかもしれないが、トリッキーなプレイが好きだったというサッカーファンには物足りない時代か。
2026年04月20日 20:17
昨季はプレミアリーグを制したものの、今季は一気に崩れてしまったリヴァプール。開幕前にはFWウーゴ・エキティケやMFフロリアン・ヴィルツら補強に大金を投じたが、まだ組織として完成していない印象だ。
来季へリヴァプールはどう変わるべきなのか。英『BBC』によると、解説を務める元イングランド代表FWウェイン・ルーニーはかつてのプレッシングが失われたと分析する。
前線では、バイエルンへ移籍したルイス・ディアス、サウジアラビアのアル・ヒラルへ向かったダルウィン・ヌニェスだ。ルーニーは2人のプレッシングを高く評価していて、2人が抜けたこともあってリヴァプールがプレスの勢いを失ったと見ている。
「ジョタとの辛い別れもあった。そしてディアス、ヌニェスだ。2人も厄介な存在だった。かつてのアンフィールドならスティービー(ジェラード)、カイトといった選手がアグレッシブにプレッシャーをかけてきたものだ。ディアスとヌニェスはそれをやっていたと思うが、今のチームはそれを失ってしまったね」
新戦力のヴィルツ、エキティケ、アレクサンデル・イサクといった選手たちはトップレベルの技術を備えるが、テクニックだけで勝てるほどプレミアもCLも甘くないということか。バイエルンへ向かったディアスは攻守両面で圧巻のパフォーマンスを見せており、やはりあの推進力は欠かせないものだったのだろう。
2026年04月20日 20:13
ガンバ大阪は4月20日、負傷していた半田陸の診断結果を発表した。
2026年04月20日 20:04
レアル・マドリードでFWキリアン・ムバッペは成功を掴めるだろうか。2024年にパリ・サンジェルマンからレアルへ移籍したものの、チームは思うような結果を残せていない。
ムバッペの個人成績は見事だが、どうにもチームの調子は上向かない。一方でムバッペが退団したパリの方は昨季チャンピオンズリーグを制し、今季もベスト4に進出。連覇の可能性もありそうで、ムバッペにとっては複雑な心境かもしれない。
ムバッペのレアル加入がプラスに働いていないと批判したのは、元フランス代表のエマニュエル・プティ氏だ。『Daily Mail』によると、同氏はムバッペだけの責任ではないとしつつも、チームの空気が変わってしまったと分析している。
「もちろんムバッペだけの責任ではない。しかし、彼の加入によってマドリーのロッカールームは自己中心的な空気に包まれた。大失敗だ。彼にとってはタイミングが悪かったね。PSGはチームとしてプレイするようになってから驚異的な強さを発揮している。全員が一体となっているね」
ムバッペとしてはレアルでCLのタイトルが欲しいところだろうが、その目標は叶うだろうか。昨季と今季は失敗に終わり、思うようなマドリード生活とはなっていない。
2026年04月20日 20:01
2022年からMLSのトロントFCで3年間プレイしてきたFWロレンツォ・インシーニェは、今冬に古巣ペスカーラに戻ってきた。
現在ペスカーラはセリエBの18位に沈んでおり、このままではセリエCに降格となる。インシーニェには古巣を救うことが求められているが、ここまで期待に応えて9戦4ゴール2アシストと結果は出ている。
まだ降格圏から脱出できたわけではないが、残留確実となる15位エンポリとは3ポイント差だ。果たしてペスカーラは生き残れるのか。伊『Calciomercato』によると、インシーニェはもっとチームとして細部にこだわっていく必要があると語る。
「あらゆる面で優れたチームにならないとね。ここにやってきた当初から下位に沈んでいたけど、常に自分たちを信じてきた。最下位だった時もね。今もまだ3ポイントの差があるし、もっと自分たちを信じないと。特にメンタル面を鍛えていかないと。もっと細部までこだわる必要がある。長い目で見た時、そうしたことが勝敗を分けるんだ。サッカーとは11対11の戦いであり、僕1人で違いを生み出せるわけではない。チームが僕を必要とするように、僕もチームメイトを必要としている。サポーターにも残りゲームに全力を尽くすと誓う。会長にも約束したんだ。今季はセリエBに残留し、来季は昇格を決めるとね」
「ペスカーラは第2の故郷のようなものだ。ここで幸せだし、妻や子供たちもね。この街の人とは特別な関係を築いている」
インシーニェとしてもセリエCでの戦いは避けたいだろうが、ペスカーラは生き残れるだろうか。
2026年04月20日 19:45
今冬にレアル・マドリー(スペイン)からリヨン(フランス)にレンタル移籍したエンドリッキが、昨季王者を相手に抜群の存在感を示した。
リヨンは現地4月19日、リーグ・アンの第30節でパリ・サンジェルマンと敵地で対戦。2−1で勝利した。
この一戦で全得点に絡む大活躍をみせたのが、エンドリッキだった。スコアレスで迎えた6分、ボックス内でアフォンソ・モレイラのパスに反応すると、迷わず左足を一閃。鋭い一撃をニアサイドに突き刺す。
さらに18分には、自陣中央で相手のヴィティーニャとのルーズボール争いを制して前方にスルーパス。これに反応したモレイラが、一気にゴール前まで持ち運び、冷静なシュートをゴール左に流し込んだ。
19歳のブラジル代表FWは、今季4点目をマークするなどハイパフォーマンスを披露。SNS上では「ブラジルの希望」「えぐい」「ポテンシャルが開花してきたか!?」「やはりレベルが一つ上」「確実に将来バロンドール獲るだろうな」「マドリーじゃなければ輝ける」「シュート力おかしい」「パリ相手に覚醒してる」「実力は本物」などの声が上がった。
神童の活躍ぶりにファンが魅了された。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】エンドリッキがパリSG相手に躍動! ニアサイドを射抜く強烈弾&スルーパスでアシスト
2026年04月20日 19:36
ガンバ大阪は20日、DF半田陸の負傷を発表した。
2026年04月20日 19:26
20日、日本サッカー協会(JFA)の技術委員会が行われ、山本昌邦技術委員長がブリーフィングを実施。FIFAワールドカップ2026に臨む日本代表のトレーニングパートナーに関して、Uー19日本代表メンバーが帯同することが決定した。
8大会連続8度目のW杯で優勝を目標に掲げて戦う日本代表。山本技術委員長によれば、トレーニングパートナーは20名程度を予定しているとのことで、Uー19日本代表の山口智監督がチームを率いるとのこと。同時期に開催されるモーリスレベロトーナメントとは2チーム体制を組み、菅原大介コーチが監督代行を務めて参加するという。
2022年のカタール大会はコロナ禍ということもあり、トレーニングパートナーの帯同が実現させられなかったが、2018年のロシア大会では当時のUー19日本代表が帯同し、久保建英や大迫敬介、菅原由勢、伊藤洋輝、橋岡大樹など、現在の日本代表にも招集されているメンバーが含まれていた。
山本技術委員長は「2022年のカタール大会はコロナ禍ということもあって実現できなかったが、今回は一緒に居られるので、W杯の日本代表戦も見てもらうし、トレーニングにも参加してもらう」とコメント。「2018年は実際にW杯の試合を肌で感じて、一緒に練習することもあった。刺激満載のW杯のトレーニングパートナーとしての帯同となるので、未来を見据えて、成長に必ず効果があると思う」と、将来の日本代表入りに期待が懸かる選手たちを呼ぶ狙いがあるとした。
なお、トレーニングパートナーとしては事前キャンプであるモンテレイから帯同し、グループステージの3試合を共に過ごすとのこと。また、モーリスレベロに参加するチームとは別行動となるものの、コーチングスタッフは大会が終了次第合流する予定だという。
2チーム体制となるが、メンバーに関しては「どちらがA、Bということはない」と、山本技術委員長はコメント。「選手の成長のために何が良いのかを考えてメンバーを選考する。ラージグループで考えて、良い経験をして成長するというところを考える」と、2027年にアゼルバイジャンとウズベキスタンで開催が予定されているUー20W杯から逆算して、トレーニングパートナーとモーリスレベロトーナメントのメンバーを選ぶ予定だとした。なお、森保監督ではなく、山口監督にメンバー選考を一任することも明言されている。
2026年04月20日 19:17
Jリーグは4月20日、J1百年構想リーグ地域リーグラウンド(EAST)第11節の水戸ホーリーホック戦(0−2)で一発退場となった、柏レイソルMF久保藤次郎の処分を発表した。
久保は水戸戦の30分、小泉佳穂のパスを拾おうとした際に左足で相手MF仙波大志の右足首辺りを踏んでしまう。このプレーにVARが介入し、主審はオンフィールドレビューを実施。危険なプレーと判断されたか。久保にはレッドカードが提示された。
Jリーグは「日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、相手競技者の右くるぶしに対し、足裏で過剰な力でタックルした行為は、著しく不正なプレーに該当すると判断」し、2試合の出場停止処分と20万円の罰金処分を下した。
なお、出場停止試合は4月24日の第12節・鹿島アントラーズ戦と同29日のFC東京戦となる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】久保が相手MFに危険なタックル→VARで確認後にレッドカードを提示されたシーン
2026年04月20日 19:07
とびきりの朗報だ。
ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、現地4月21日に開催されるプレミアリーグ第34節、チェルシー戦を前に会見に出席。地元メディア『Sussex World』によれば、18日のトッテナム戦(2−2)で負傷交代した三笘薫に触れ、次のように語った。
「カオルは痙攣を起こしていた。ウォームアップの段階でそれを感じていたようだが、ピッチ上で短い出場時間ながらも非常に効果的なプレーを見せた。明日の試合には出場可能だ」
28歳の日本代表エースは、トッテナム戦でベンチスタートとなったものの、ディエゴ・ゴメスの負傷交代に伴い、20分から緊急出場。すると、0−1で迎えた45+3分に左足でスーパーボレーシュートを放ち、華麗に今季3点目を奪ってみせた。
ただ、75分にピッチに座り込んだ後、自らの足でピッチを去り、途中出場で途中交代していた。
その状態が心配されていただけに、指揮官の発言を受け、ファンは一安心だ。SNS上は歓喜の声で溢れている。
「よかったぁぁぁぁ」
「まじで安心した」
「デカすぎる」
「勝ったな」
「胸のつかえがふいになくなりました」
「怪我じゃなくてよかった」
「痙攣起こしただけで怪我は無し!これは朗報だー」
「ミトマがスタメンで出てくれるといいな」
ヒュルツェラー監督はまた、三笘と同じく北中米W杯での活躍が期待されるパラグアイ代表のゴメスについて「チェルシー戦に出場できないが、予想ほど深刻ではないという、かなりポジティブなニュースもある」と説明。こちらも多くの人々を喜ばせている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】英国でも話題沸騰!三笘薫のスーパーボレー弾
2026年04月20日 18:53
現在、プレミアリーグでボーンマスが好調を維持している。
2026年04月20日 18:52
明治安田J2・J3百年構想リーグでアルビレックス新潟は、18日にFC今治と対戦。頼れる外国人選手たちの活躍で、7試合ぶりに90分での勝利をあげました。
法人設立30周年を記念する一戦は、ホームにFC今治を迎えました。アルビは前半から主導権を握ります。5分、フリーキックを獲得するも惜しくも入らず・・・その後もチャンスを演出します。21分にはモラエス、38分には大西、さらにその1分後には若月が何度もゴールに迫ります。
そして迎えた前半42分、モラエスの鮮やかなミドルでアルビが先制します。
1点リードで迎えた後半、躍動したのはアルビの守護神でした。バウマンがビッグセーブを見せると、後半26分・後半30分とバウマンの再三の好セーブで得点は許しません。その後もバウマンを中心に1点を守り切ったアルビ。
3月1日以来7試合ぶりに90分での勝利を収め、ホーム・ビッグスワンでサポーターと勝利の喜びを分かち合いました。
■FW モラエス(25)
「監督からどこにスペースがあるか教えてもらって練習してきたので、その練習のイメージ通りの表現ができてよかった。」
■DF 藤原奏哉(30)
「特別な30周年記念試合ということで、僕たちのひとつひとつのプレーが歴史を作ると試合前にみんなに言った。しっかり90分で勝ち切る試合が今季まだ少ないのでうれしい。攻守ともにアグレッシブにチームとしてプレーできていたと思うので、その姿勢を次の試合でも見せたい。」
次節は、来週25(土)にホームでFC大阪と対戦します。
2026年04月20日 18:47
エヴァートンでプレイする23歳DFジャラッド・ブランスウェイトは今シーズン怪我に悩まされている。
ビッグクラブも注目する才能を持つブランスウェイトだが、今シーズンは開幕戦の前のトレーニングにてハムストリングを負傷。当初は9月末に復帰予定とされていたが、怪我から回復中に合併症を引き起こしてしまい、手術が必要になり、長期離脱を強いられた。
そして今年の1月末に復帰し、ここまで10試合に出場していたが、今節のリヴァプール戦82分、裏へ抜け出したアレクサンデル・イサクに対応した際にハムストリングを負傷。右太もも裏を押さえてピッチへ倒れ込んだ。
メディカルスタッフが対応し、87分に担架で運ばれての交代となったが、ブランスウェイトは涙を流しながらピッチを後にした。英『TalkSPORT』によると、試合後デイビッド・モイーズ監督は「まだわからない。でも、心配している。あまり良くないかもしれないが、様子を見るよ」と同選手の状況を説明しており、深刻である可能性があるようだ。
確かな才能を持ちながらも今シーズンは度重なる怪我に悩まされるブランスウェイト。復帰直後の負傷ということもあり、精神的なダメージも大きいかもしれないが、軽傷であることを願うばかりだ。
2026年04月20日 18:42
現地4月19日、KNVBカップ(オランダ杯)決勝でAZがNECに5−1で勝利。2012-13シーズン以来、5度目の優勝を果たした。
一方で初優勝を目ざしたNECは3点ビハインドの分、途中出場のCF小川航基が78分にCKから渾身のヘディングシュートで1点を返し、チームの士気を高めたが、アディショナルタイムに連続失点し、最終的に大差を付けられてしまった。
この日、74分間プレーした佐野航大は「俺らが足りなかっただけです。自分たちのサッカーができなかった。メンタルで負けていました」と振り返った。
4−3−3がナショナルフォーメーションのオランダにおいて、今季のNECは3−4−2−1を用いた攻撃サッカーで旋風を起こしている。だが、最近は各チームのNEC対策が進み、先週のリーグ戦ではフェイエノールトが徹底したマンツーマンでNECのシステムを無効化。今回はAZが守備時に4−3−3から5−4−1に可変することでNECと鏡合わせとなり、本領を発揮させなかった。
そのなかで佐野も普段のプレーを披露できず、得意のキャリーを試みてもAZの選手に前後から挟まれボールを失うシーンがあった。
「ロングボールを狙った相手に、俺らは球際、切り替え、セカンドボールといった全部のところで中盤を支配されてしまいました。俺たちがボールを持った時に、自分たちのサッカーをすればいいのに、そこもできませんでした」
普段のプレーができなかったNEC。どこに原因があったのか。
「硬かったですね。見ていれば普通にわかると思いますが、ボールが下にある時間も少なかった。決勝戦なので、いろいろなプレッシャーあるなかで、そうなってしまったのかもしれませんが、『今まで積み上げてきたものをここで出せなくてどうするんだ』という思いです。自分も含め個人としても、チームとしてもやりきれないですね」
失意の中、佐野は続ける。
「ただ、相手も条件は同じです。そのなかで何が足りなかったのか、今はまだはっきり分かりませんが、でもやはりこういう試合はマジでメンタルだと思います。気持ちが乗っているほうが動けるし、自分たちのサッカーも信じて徹底して展開できる。だから、試合が終わったから言えることですが、俺らは中途半端だったという気がします。
やりきれなかったという『モヤモヤ』がすごいです。やりきっていれば『負けても仕方ない』と思えますが、試合が終わってこの気持ちが残っているということは、まだまだやれたことがあったということです。そこを模索しながら、次に向けて改善していきたいです」
先週、フェイエノールトとの試合を終えた後、佐野は「与えられた場所で100を尽くす――それがモットーです」と語った。KNVBカップ決勝という大舞台で負けたショックは隠しようがないが、それでもオランダリーグ残り4試合、気持ちを切り替え練習・試合の1分1分に100を尽くすことが大事になってくる。
「本当にそう思います。100を尽くす、それだけです。リーグ戦に向けて次の練習からしっかりやっていきます。(話題を自ら切り替え)2年前の経験がありながら、俺はホンマに…という感じです。2年前の経験がなく、今回が初めの経験だったら『ここが足りなかった』とか(振り返ることができるけれど)、2回目の経験で今回もこうなってしまったのは『なんでなんだろう』と思います。結局は俺らが足りなかっただけなんですけれど」
“2年前の経験”とは23-24シーズン、KNVBカップ。快進撃を見せたNECは決勝まで勝ち上がったが、普段のプレーができぬままフェイエノールトに0−1で敗れてしまった。当時、佐野はこう答えた。
「こういう舞台でできるのは数少ない人たちなので、この悔しい経験というのを次にどう活かすかというのは自分次第です。経験で終わらせるというのもちょっと悔しいですね。この大舞台で今の自分のプレーはまだ足りないので、もっとうまくならないといけないし、強くならなきゃいけない。そこをいつも以上に強く感じました」
あれから2年、プロとしての場数を多く踏み、オランダリーグ屈指のMFとなり、身体が強くなり、日本代表にも選ばれるようになった佐野。それなのにチームのみならず、自身も本来の出来から程遠かった。しかし、オランダリーグで3位につけるNECは来季のCL出場権獲得に向け、シーズン大詰めの4試合を戦い抜かないといけない。次節は4位トゥベンテとのビッグゲームだ。
「あと4試合。今日は悔しいですけど、(リーグ戦では)良い位置にいるし、今までやってきたことを信じてやり続けるしかないです。今日、負けたことで失ったものは大きいかもしれませんが、まだ手に取れそうなものはいっぱいあるので、残りの4試合は全部勝たないといけないと思います」
2年前の借りを返すことのできなかった決勝戦。しかし、今季のNECには大きなものを掴むチャンスがまだ残っている。クラブ史に偉大なストーリーを刻むため佐野、そして小川のラストスパートに期待がかかる。
取材・文●中田 徹
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