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2026年05月12日 05:01
「大相撲夏場所・2日目」(11日、両国国技館) 大関霧島は義ノ富士を見応えある攻防の末に突き落とし、初日から2連勝。初日の取組で右太もも裏を痛めた横綱豊昇龍がこの日から休場し、横綱大の里、大関安青錦と2横綱3大関のうち3人が不在の異常事態。琴桜が2連敗に沈む中で、12場所ぶりに復帰した大関が番付通りの存在感を発揮し、場所をけん引する。 結びを締めた霧島は分厚い懸賞の束を手に、歓声の中さっそうと花道を引き揚げた。豊昇龍の取組の懸賞が懸け替えられ、37本から49本に増えていた。「相手を見ながら取った。思い切り当たれたと思う。稽古のおかげ」と胸を張った。 頭から当たり一歩出た。右まわしを狙う義ノ富士の突き手を手繰って防ぎ、再び右を伸ばされたがとったりで攻め、突っ込む相手を左にいなして突き落とした。足を飛ばされても慌てず「頭に入っていないが、いい流れだった」とうなずいた。 12場所ぶりに復帰した大関。連敗の琴桜を横目に、番付の重みを示している。横綱不在も「全く意識していない。自分の一番に集中していけばいい」とキッパリ。前回の新大関場所、23年名古屋場所はケガのため途中出場で負け越したが「前のことは考えない。今は今ですから」と特別な意識はない。 八角理事長(元横綱北勝海)は「今場所優勝できたら、霧島は相当自信がつくと思う。優勝できたら来場所すぐ上が見えてくる。稽古できているから慌てない」と横綱昇進にも触れてたたえた。 春巡業に帯同し、上位陣の稽古量が少ないことを嘆く鳴戸親方(元大関琴欧洲)も「霧島はちゃんとやっていた」と証言。先代師匠の陸奥親方(元大関霧島)から続く豊富な稽古が生きている。 21年春場所以来の2横綱3大関は看板倒れに終わったが、霧島は看板力士の務めを全う。「一番一番やっていく」と気を引き締めた。
2026年05月12日 19:51
日本プロレスリング連盟主催による若手興行「FACE THE NEXT」(12日、新宿フェイス)のオープニングマッチに、新日本プロレスのウルフアロン(30)がセコンドとして電撃登場した。
同大会には新日本やノアなど8団体のプロレスラーが参戦し、若手選手たちが交流戦を繰り広げた。ウルフは第1試合のシングルマッチで、小柳勇斗(26=ノア)と対戦した松本達哉(25=新日本)のセコンドについた。
両者はともに気迫のこもった戦いを展開。ウルフから鼓舞された松本は、小柳を担ぎ上げて水車落としで投げ飛ばしたが、ここで無情にもゴングが鳴りカバーには入れず。10分時間切れでドローとなった。
バックステージで松本は「今日俺が仕留めきれなかった。それが結果なので。10分時間切れドロー、男なんで言い訳はしないですよ。負けたも同然だ」と唇をかむ。
これにウルフは「まあでも大丈夫だよ。チャンスはいくらでもあるから。今回のことをしっかり生かして、また一緒に練習して高め合っていこう」と励ます。松本は「心強かったな、ありがとう」と感謝し、2人は力強くハイタッチをしていた。
2026年05月12日 18:39
元参院議員レスラーの神取忍率いるLLPW−Xが12日、東京都内で記者会見を開きLLPW−Xと堀田祐美子率いるT−Heartsのコラボ興行「CHALLENGE!!〜この一歩が、すべてを変える。〜」(5月30日、東京タワーメディアセンター内5Fスタジオジュピター)の対戦カードを発表した。
【ファーストチャレンジ】 井上貴子(LLPW−X) vs わかな(LLPW−X)
【セカンドチャレンジ】 堀田祐美子(T−HEARTS) vs キャサリン.(LLPW−X)
【セミファイナルチャレンジ】 神取忍(LLPW−X) vs 豊田紗也夏(T−HEARTS)
【メインチャレンジ】 笹村あやめ(2AW)、MIRAI(みちのくプロレス)vs 里奈(LLPW−X)、叶ミク(T−HEARTS)
2026年05月12日 17:01
LLPW―Xを率いるミスター女子プロレス神取忍(61)が12日、盟友の堀田祐美子(59)が代表を務めるT―HEARTSとのコラボ興行を、30日に東京タワーメディアセンターで開催すると発表した。
同興行は「CHALLENGE!! 〜この一歩が、すべてを変える。〜」と題して、計4試合を予定している。最終試合のメインチャレンジでは、LLPW―Xの里奈がT―HEARTSの叶ミクとタッグを組み、笹村あやめ(2AW)&MIRAI(みちのくプロレス)と対戦する。
この日に都内で会見が行われ、神取は「堀田選手と30年戦ってきた中、初めてタッグを組んでイベントを開催します。全日本女子の時代から、ずっとトップを張って戦ってきたのはあるけど、今回そのチャレンジということでうちの里奈、そして叶ミク選手にも頑張ってもらいたい」と語った。
2016年大みそかに行われた格闘技イベント「RIZIN」で、神取はギャビ・ガルシア(ブラジル)との対戦を予定していたものの、大会直前に肋骨を骨折して欠場。代わりに堀田が出場してTKO負けを喫した。
神取は「個人的にこのイベントを堀田選手と一緒にできるのは、すごくうれしい。ギャビ戦で自分が骨折して欠場するとなったら、堀田選手が時間がない中で『自分がやります』と言ってくれた。ギャビとやるのはすごく勇気があると思うし、そういった体を張って自分のためにという中で、すごく恩義を感じていて。そういうことも含めて、今回イベントができるのがすごく楽しみ」と盟友に感謝した。
対戦カードは以下の通り。
ファーストチャレンジ 井上貴子(LLPW―X)VSわかな(LLPW―X)
セカンドチャレンジ 堀田祐美子(T―HEARTS)VSキャサリン.(LLPW―X)
セミファイナルチャレンジ 神取忍(LLPW―X)VS豊田紗也夏(T―HEARTS)
メインチャレンジ 笹村あやめ(2AW)&MIRAI(みちのくプロレス)VS里奈(LLPW―X)&叶ミク(T―HEARTS)
2026年05月12日 14:10
ボクシング元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28)=M・T=が12日、自身のXを更新し、左眼窩(がんか)底骨折のため手術を受けることを報告した。
2026年05月12日 13:24
プロレスラーのフワちゃんが11日、ABCテレビ「東出昌大の野営デトックス」で活動休止前の芸能人時代のことを振り返った。
東出昌大がゲストとともに山の中で一夜を過ごす番組で、初回のゲストがフワちゃんとウルフアロンのレスラーコンビ。自ら川で水を汲み、野営地まで運ぶフワちゃんは「こんな事言いたくないけど、今更30越えて気付くのも遅すぎるけど、パーッと現場だけ行って楽しい事やって、お疲れ様でしたって、いいとこ取りばっかりしてたから」と芸能人時代を振り返り「でも野営って楽しいだけじゃなく、重い荷物を自分で運んで、自分で動いて、自分で大変な思いをしてつかみに行った大変な思いの方がキラキラしている」とニコリ。「皆でやるキツイことが楽しいって早く気付けば良かった」と話した。
また、夜の晩酌時には、活動休止のことを聞かれ「どうなってしまうんだろうというのはありましたけど、好きなようにこっからやるのは自分次第だと思ったらワクワクした」というと、ウルフアロンは「誰かに禊ぎ続ける人生なんて、自分のものじゃない」とエール。
フワちゃんは「相変わらず反省はしっかり続けて、新しい夢に向かって頑張る」というと、ウルフアロンは「もう反省は良くない?だって人間は生きていたら間違いなんて繰り返す。1個間違えたらもうダメでって世の中になっている。そうなっちゃったら更生も、学ぶ機会もない」「1回ダメでこれから先はない、はおかしい」と訴えていた。
2026年05月12日 06:00
新日本プロレスの天山広吉(55)が、8月15日両国大会で引退することが11日、発表された。
1990年5月の入門から実に36年にわたって新日本一筋を貫いてきた猛牛が、ついにリングを去る。天山は会見で、これまでの現役生活を支えてくれた家族への感謝も口にした。会見では「家族なくしてここまでこれなかった。今回もしっかりとサポートしてもらってます」と語っていたのだが…。
取材時には恐妻家としての一面が随所に見られた。「嫁なんかめちゃめちゃですからね。『もっと試合やらなきゃダメでしょ』って。まさにツームストーン…」と引退試合をするだけでも一大決心なのに、引退ツアーを提案されたと告白。もちろん、それも愛情の裏返しだったと理解しており「まああれも叱咤激励というか、ケツ叩いてもらって『頑張るから見ててくれよ』と思えましたね」と笑みを浮かべた。
プロレス好きの息子・雄大君には最後の雄姿を見せるつもりだ。「本当に輝いて夏男と言われていた時代の天山広吉を息子に見せてやりたい。両国での最後の戦いをね」と腕をぶす。
また天山のトレードマークである「シベリア菓子」のような独特な髪形は、家庭内では「イワトビペンギン」に例えられているという。「両国だけに断髪式をやろうかとも思ったんですけどね。でもこれ切ったら、ただの角刈りのオッサンだって言われるんで、当分はこのままで」と今後も継続される見込みだ。
2026年05月12日 05:01
「大相撲夏場所・2日目」(11日、両国国技館)
大関霧島は義ノ富士を見応えある攻防の末に突き落とし、初日から2連勝。初日の取組で右太もも裏を痛めた横綱豊昇龍がこの日から休場し、横綱大の里、大関安青錦と2横綱3大関のうち3人が不在の異常事態。琴桜が2連敗に沈む中で、12場所ぶりに復帰した大関が番付通りの存在感を発揮し、場所をけん引する。
結びを締めた霧島は分厚い懸賞の束を手に、歓声の中さっそうと花道を引き揚げた。豊昇龍の取組の懸賞が懸け替えられ、37本から49本に増えていた。「相手を見ながら取った。思い切り当たれたと思う。稽古のおかげ」と胸を張った。
頭から当たり一歩出た。右まわしを狙う義ノ富士の突き手を手繰って防ぎ、再び右を伸ばされたがとったりで攻め、突っ込む相手を左にいなして突き落とした。足を飛ばされても慌てず「頭に入っていないが、いい流れだった」とうなずいた。
12場所ぶりに復帰した大関。連敗の琴桜を横目に、番付の重みを示している。横綱不在も「全く意識していない。自分の一番に集中していけばいい」とキッパリ。前回の新大関場所、23年名古屋場所はケガのため途中出場で負け越したが「前のことは考えない。今は今ですから」と特別な意識はない。
八角理事長(元横綱北勝海)は「今場所優勝できたら、霧島は相当自信がつくと思う。優勝できたら来場所すぐ上が見えてくる。稽古できているから慌てない」と横綱昇進にも触れてたたえた。
春巡業に帯同し、上位陣の稽古量が少ないことを嘆く鳴戸親方(元大関琴欧洲)も「霧島はちゃんとやっていた」と証言。先代師匠の陸奥親方(元大関霧島)から続く豊富な稽古が生きている。
21年春場所以来の2横綱3大関は看板倒れに終わったが、霧島は看板力士の務めを全う。「一番一番やっていく」と気を引き締めた。
2026年05月12日 05:01
「大相撲夏場所・2日目」(11日、両国国技館)
横綱豊昇龍(26)=立浪=が夏場所2日目の11日、休場した。
2026年05月12日 05:01
新日本プロレスの“猛牛”天山広吉(55)が11日、都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。腰や膝のけがでリハビリを続けていたが、現役続行が難しいと判断したという。8月15日の両国国技館大会で引退試合を行う予定で、引退後も新日本所属のまま芸能活動を行う。パワフルで武骨なファイトで真夏の祭典「G1クライマックス」を3度制し、IWGPヘビー級王座も4度戴冠。小島聡(55)と「テンコジ」としてプロレス史に残る名タッグとして名をはせた。1990年の入門以来、団体の低迷期も支えた新日本一筋36年の人気者がマットを去る。
金髪と黒の2色のモヒカン頭に強面(こわもて)がトレードマークで“猛牛”として親しまれた天山がついに引退を決断した。近年は首、腰、膝などに故障を抱え、懸命にリハビリに励んでいたものの身体は限界だった。「プロレスラー生活35周年になるが、引退を決めました。右も左もわからない新弟子として入門し、ここまで来たのは奇跡。プロレスラーになれて良かった」。晴れやかに報告した。
90年3月に入門し2日目に夜逃げしたが、5月に再入門し、91年1月にデビュー。海外武者修行から凱旋帰国した95年1月に「天山広吉」と改名し、大暴れした。「nWo JAPAN」「TEAM2000」「G・B・H」など歴代ヒールユニットを渡り歩き、蝶野正洋や真壁刀義らと共闘。小島との「テンコジ」、蝶野との「蝶天」などタッグでも名をはせた。
シングルプレーヤーとしてもIWGPヘビー級王座を4度戴冠し、G1も3度制覇するなど90〜00年代の新日本を代表する存在だった。退団者が相次いだ同時期の新日本で屋台骨を支え続け、永田裕志、中西学、小島ら「第3世代」として歯を食いしばってきた。「新日本が一番と思ってやってきたので他団体に行くなんて考えたこともなかった。今まで新日本でやってこられて本当に幸せ」と実感を込めた。
長年のダメージ蓄積で満身創痍(そうい)だった。昨年5月には難病にも指定されている「黄色靱帯骨化症」と腰椎の手術を受け、1年以上実戦から遠ざかっている。「プロレスラーとして最低限見せなきゃいけない(ものを)、お客さまに高いお金を払ってもらった対価として見せる自信がなくなった時があった。(進退を)ハッキリさせなきゃいけないなと」。G1決勝など名勝負を繰り広げた思い出の地、両国国技館でフィナーレを迎える。「しっかりコンディションを整えて、最後にエキシビションでも、5分でも10分でも試合できれば」。新日本一筋36年、生え抜きとして盛衰を見届けてきた人気者が最後に一暴れする。
◆天山広吉(てんざん・ひろよし=本名・山本広吉)1971年3月23日、京都市出身。91年1月にデビューし、海外武者修行から凱旋帰国した95年1月にリングネームを本名から「天山」に変更した。IWGPヘビー級王座は4度獲得。G1は03、04大会の連覇を含め3度制覇した。得意技はモンゴリアンチョップ、TTD、アナコンダバイス、ムーンサルトプレスなど。183センチ、115キロ。
2026年05月12日 05:01
ボクシング元WBOアジアパシフィック&日本フェザー級王者の松本圭佑(大橋)が11日、都内で1年7カ月ぶりの再起戦となるスーパーフェザー級1000万トーナメント準々決勝(12日、後楽園ホール)の前日計量に臨み58・9キロでクリアした。
昨年3月の試合前日に計量失格となり、1年の資格停止処分を受けただけに「ホッとした。ポーズを取る余裕もなかった」と安ど。少年時代からフジテレビ「ミライ☆モンスター」に取り上げられたプロ12勝(8KO)の26歳は「たくさんの方に迷惑、心配を掛けた」と挽回を誓った。
2026年05月12日 05:01
ボクシングWBA世界スーパーフェザー級5位の堤駿斗(26)=志成=が7月14日の後楽園ホール大会メインで復帰戦を行うと主催の大橋ジムが11日、発表した。同級10回戦で世界ランカーや元世界王者と対戦する見込み。
堤は昨年12月に世界初挑戦を予定していたが、試合2週間前の右眼窩底骨折により中止となっていた。都内で会見に出席し「けがで大きなチャンスを逃した。(今回)堤駿斗が世界を取るんじゃないかと思ってもらえるような試合をする」と決意を込めた。
2026年05月12日 05:01
新日本プロレスの“猛牛”天山広吉(55)が11日、都内で記者会見を開き、現役引退を表明した。
2026年05月12日 05:00
新日本プロレスの天山広吉(55)が、8月15日両国大会で引退することが11日に発表された。1990年5月の入門から実に36年にわたって新日本一筋を貫いてきた猛牛が、ついにリングを去る。引退試合の対戦相手に名タッグ「テンコジ」の盟友・小島聡(55)を希望する理由、そして体を張って守ってきたセルリアンブルーのマットで戦う後輩たちへのラストメッセージとは――。
4度のIWGPヘビー級王座戴冠、3度のG1クライマックス優勝と輝かしい実績を誇る天山だが、長年にわたる激闘の代償で近年はケガとの戦いが続いていた。首、腰、ヒザの負傷により満身創痍。昨年5月に腰椎と黄色靱帯骨化症の手術を受けたが、現役続行は不可能と自ら団体に申し出た。
会見後、取材に応じた天山は「『もうダメだ』と思ったことは何十回も何百回もあるんですけど、そのたびに『まだいける』って思いもあって…。いい時の残像が残っていて『あの時のように戻りたい』と思いながらやってきました」と葛藤を告白。体調面を考慮し、引退試合をしないという選択肢もあったが「ファンの大声援は頭の中でよみがえるし、感動というか興奮というか、それをまたもう一度味わうためにリングで試合をしてお客さんに見てもらって…。そうしたらまた奇跡が起きるんじゃないかという気持ちがあるんですよ」と仮に短時間のエキシビションマッチでも、最後にもう一度リングに上がる決意を固めた。
縁深い蝶野正洋のゲスト来場を熱望する一方で、最後の対戦相手には「いっちゃうぞかな…」と小島を示唆した。「一番近くて、一番自分のことを考えてくれてるんです。欠場中もめちゃくちゃ心配してくれたんですよ。2〜3週間に1回は『元気ですか?』って連絡くれて。心から自分のことを思ってくれてる大事な戦友として、コジと試合できれば」と理由を説明する。
あえてタッグ再結成ではなく、シングル戦を希望するのはなぜか。両者の対戦で有名なのは2005年2月の新日本両国大会、当時全日本プロレスの3冠ヘビー級王者だった小島とIWGP王者・天山のダブル王座戦だ。天山は時間切れ引き分けまで残り15秒の59分45秒で脱水症状によるTKO負けを喫した。「あれこそ本当に思い出したくない嫌な思い出なんですけど、いろいろな自分の歴史があって今がある。それを振り返るのではなく、前だけを見て最後の試合に突き進みたいっていう思いがあるんですよ。それができるのはコジしかいないのかなって」
新日本プロレス学校を経て、一度は夜逃げしながらも再入門。実に36年間、新日本一筋を貫いてきた。退団者が相次ぎ、格闘技人気に押され「暗黒時代」と呼ばれた00年代前半には、中心人物として団体を支えた。
「お客さんにバカにしたような感じの見方をされたりね。でも俺たちは真剣にプロレスで戦いを見せる気持ちでやってたから。何とかお客さんが来てくれるようになりましたけど、キツイ時代でしたよ」と振り返る天山には、未来を担う後輩たちに伝えたい言葉がある。
「だから今の選手も『新日本が一番だ』って思いながらやってほしいなって。海外もひっくるめて新日本が一番なんだって。新日本のリングで試合をする以上は、熱い戦いを見せてほしい。相手をぶちのめす、リングの上でやるかやられるかって試合をね」。海外団体への人材流出をはじめ、苦境が続く今だからこそ、誇り高く戦うべきだというのが天山の願いだ。
引退後は新日本に所属したまま芸能活動を継続していく予定。ファンから愛され、一時代を築いた猛牛は、レスラーとして最後の3か月間を全力疾走する。
2026年05月11日 23:27
格闘技団体のRIZINは11日、「RIZIN.53」(10日、ジーライオンアリーナ神戸)でライアン・カファロ(米国)が松嶋こよみに3回一本勝ちした試合のフィニッシュ技について、「リアネイキッドチョーク」から「ドラゴンスリーパー」に変更したと発表した。「ドラゴンスリーパー」は現役プロレスラーの藤波辰爾(72)が必殺技にしているプロレス技の絞め技で、MMA(総合格闘技)のフィニッシュ技としては極めて異例となる。
同試合は一進一退のスリリングな展開となったが、3回にマウントを取られたカファロが逆にマウントを取り返すと、ギロチン(フロントチョーク)を逃れようとする松嶋の首を左脇で抱えるようにロックし、タップアウトを奪っていた。
今回の決まり手変更に際し、RIZINの笹原圭一事業局長が自身のXでポストを投稿し、「今回の決まり手は、昨晩よりJMOC(日本MMA審判機構)と協議を重ねて参りました。藤波辰爾選手が考案したドラゴンスリーパーは、相手の首をチョークとは逆方向から回した腕で絞め上げる技です。頚動脈を絞めるスリーパーの一種でもあり、実質的にチョーク技(絞め技)として機能すると判断しました」と補足説明。また、藤波のオリジナル技ではなく骨法の技術ではないかと指摘する声に対して、「骨法の『首落とし』ですね。それを固め技にしたのが藤波さんです(というようなこともJMOCと協議しました)」と内幕を明かした。
なお、今回の決まり手訂正を受け、カファロは自身のXで「正式に決定しました!日本のMMA史上、『ドラゴンスリーパー』で勝利を収めた初のファイターが私だと言われています」と日本語で喜びの声を投稿した。日本MMAの歴史にも“飛龍革命”が起きた。
2026年05月11日 22:45
新日本プロレスの天山広吉(55)が11日、都内で記者会見を開き、8月15日の両国国技館大会を最後に引退することを表明した。腰や膝のけがでリハビリを続けていたが、現役続行が難しいと判断したという。「会社と契約の話し合いの中で、プロレスラーとしてリング上で最低限見せなきゃいけない(ものを)、お客様に高いお金を払ってもらう対価として見せられる自信がなくなったときがあった。このままじゃ難しいのかなという葛藤があり、ここは(進退を)ハッキリさせなきゃいけないなと」。今後は新日本に所属したまま芸能活動などを行う。
1990年の入門以来、新日本一筋36年の人気者も長年のダメージで満身創痍(そうい)だった。首、腰、膝に慢性的な故障を抱え、昨年4月から1年以上リングから離れているが、同5月には国から難病にも指定されている「黄色靱帯骨化症」と腰椎の手術を受けていた。「ダメージの蓄積で、腰椎の脊柱管狭窄症で、体を動かしたときに腰から足にしびれが出たりという状態が続いた。5月半ばに手術してちょうど1年になるが、回復がなかなか(進まず)、しびれも残っていたり、フラフラしたりとかがあって。だいぶ(状態は)よくはなったが、8月(の引退試合)に向けてあと3カ月、どこまで元に戻せるか。自分的にはもうこれでいくしかない。この身体で最後しっかりいけるところまで治す」と状態を明かした。
また、YouTubeやSNS等で天山の近影を見たファンから「痩せた?」などと健康不安などを心配する声も少なくないが、「痩せたってよく言われるのはめちゃくちゃムカつくんですよね(笑)。そんなの、痩せても別にいいじゃん。何が悪いの?って。痩せた痩せたって言われて」と率直な心情を吐露した。
会見に同席した棚橋弘至社長(49)は「僕は逆に太った(笑)。(引退後)短期間で13キロ(増量)ですね」と自虐で相づちを打ったが、天山は「社長はすごいね。体調(コンディショニング)はみんな大変だと思いますけどね」と逆に感心しきり。「まあ自分ももうちょっと増量して、ガンガン飯を食って、社長みたいに。体重的にはちょっと落ちてることは落ちてるんですけど、(引退試合は)リング上に裸でタイツ一丁で出たいので、またしっかり体を鍛え直してやっていく。ぜひ最後の試合を期待してもらいたい」と、ラストマッチに向けて発奮していた。
◆天山広吉(てんざん・ひろよし=本名・山本広吉)1971年3月23日、京都市出身。91年1月にデビューし、海外武者修行から凱旋帰国した95年1月にリングネームを本名から「天山」に変更した。「狼軍団」「nWo JAPAN」「TEAM2000」、「CTU」「G・B・H」など歴代のヒールユニットを渡り歩き、蝶野正洋や真壁刀義らと共闘。また、同世代の小島聡、永田裕志、中西学らと「第3世代」として活躍した。2003年にG1初優勝、IWGPヘビー級王座は4度獲得。得意技はモンゴリアンチョップ、TTD、アナコンダバイス、ムーンサルトプレスなど。183センチ、115キロ。