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2026年06月05日 05:01
3日のオリックス戦で危険球退場となった巨人・戸郷翔征投手が4日、練習後に対応。「いち人間として、紅林選手に申し訳なかったです。(練習前に)会えなかったですけど、そういう気持ちでいっぱい」と頭部死球を与えていた紅林に、改めて謝罪の言葉を発した。 また、14球での降板に「チームとして大事な試合だった。何とかチームが勝ってくれたので、すごくうれしかった」と反省を忘れずに、前を向いた。
2026年06月05日 06:00
「日本ハム5−2広島」(4日、マツダスタジアム)
広島が雨中の激闘に敗れた。延長十二回に塹江が2死一、二塁のピンチを招くと、代わった益田が山県と万波に適時打を浴び、力尽きた。
新井貴浩監督は「結果、打たれたけどこれをまた次につなげてほしい」と責めなかったが、チームは交流戦3カード連続勝ち越しなしで、借金は今季ワーストタイの12。苦しい状況を一丸で乗り切るしかない。
2026年06月05日 05:01
「阪神2−4西武」(4日、甲子園球場)
阪神がパ屈指の剛腕にねじ伏せられた。西武・平良の前に自慢の打撃陣は沈黙したが、嶋村麟士朗捕手(22)が五回に代打で中前適時打。本塁打を除くチーム49イニングぶりのタイムリーを放った。2日連続の複数失策などで甲子園では5連敗も、九回には意地の反撃を見せた。虎打線が梅雨入りするのは、まだ早い。
白球が、外野の芝生に弾んだ。嶋村は大歓声の中、両手を力強く握り、大きく声を上げた。
「数少ない打席でがむしゃらに食らいついた結果。あまり覚えてないです。必死でした」
一矢報いる一打だった。3点を追う五回、2死二塁の好機に代打で登場。平良の変化球に泳がされながらも、中前に運んだ。これがチームとして、本塁打を除く49イニングぶりの適時打。ここまで19イニング連続無失点中だった右腕から、価値ある1点をたたき出した。
無類の集中力を発揮している。代打ではここ3打席連続安打を記録するなど、17打数7安打の打率・412、1本塁打、5打点。“新代打の神様”と言われておかしくない数字だ。それでも「きた球を打つくらいのざっくりした感じ」と、無我夢中にやっている結果だと話す。
2年目の今季、開幕前に支配下登録を勝ち取り、まだ経験の浅い嶋村。ただ、「ダメで元々なので、割り切っています。自分に期待しすぎない。打ちたいですけど、冷静に打席に入っています」と考えをシンプルにしつつ、整理もできている。
1軍で代打としての出番が増える中、4月に抹消された際、手本となる存在がいた。代打として活躍してきた糸原だ。「ああいう方は1球で仕留める。(1打席での)気持ちの入り方、集中の仕方はすごいので、見習ってます」。ベンチから見ているだけで、1打席にかける思いを感じ取った。そこからは「振り負けないように、甘い球を1球で仕留めることを意識して、練習してます」。1球をより大事にするようになった。
打撃で結果を残し、六回からはマスクもかぶった。経験豊富な先輩捕手がそろう中での貴重な時間。「まだ下積みなので。自分のできることをどんどんやっていきたい」と成長につなげていく。
連日インパクトを残し、今では代打・嶋村のコールに、スタンドが大きく沸き上がる。発展途上の若虎の向上心は日に日に増している。「野球がうまくなっていくように日々やるだけ。がむしゃらに任されたところをやっていきたい」。嶋村はチームの勝利のため、1打席、1球に持っているすべての力を注いでいく。
2026年06月05日 05:01
「阪神2−4西武」(4日、甲子園球場)
阪神・西勇輝投手がまた一つ歴史に名を刻んだ。三回、先頭のカナリオをカーブで見逃し三振に。NPB史上61人目、球団では1972年・江夏豊以来となる通算1500奪三振を達成した。プロ18年目での到達に、「月日がかかりましたけど、クリアできて良かったなとは思ってます」と喜んだ。
プロ1年目から、「速いボールもなかったし、変化球がすごい方でもなかった」と振り返る。その上で感じているのが、積み重ねの大切さ。「今の若い子たちに『西さんみたいな、こういう生き方もできるんやな』っていう一つの指針になったんじゃないかな」と胸を張った。
ただ、達成した瞬間も、ボードを受け取った瞬間も笑顔はなかった。「先制点を取られているんで、なんとか先頭バッターを取りたい気持ちだった。やってる最中は別に記録どうこうじゃないので」。いつもと変わらずゲームに集中したが、反省も残った。
四回には西川の適時打に味方の失策も絡み2失点。88球を投げ、今季最短の4回5安打3失点(自責2)で2敗目。「もうちょっと早打ちのイメージがあったんですけど、意外に粘ってきて球数がかさんだ。いいリズムも持ってくることができなかった」と唇をかんだ。節目を白星で飾れなかった。それでも、「一つでも多く自分の成績を積み重ねていきたい」と前を向いた。尽きない向上心で、また新たな偉業を成し遂げていく。
2026年06月05日 05:01
「ファーム・西地区、阪神5−4ソフトバンク」(4日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
虎党の歓声に包まれ、新たなスタートを切った。
2026年06月05日 05:01
「阪神2−4西武」(4日、甲子園球場)
近畿地方の梅雨入りが発表された中、グラウンドには湿気を含んだ雨が落ちた。阪神は鬼門・交流戦で波に乗れず今季2度目の3連敗。2勝6敗と負けが先行する。甲子園に限れば5連敗。超満員のスタンドから届く声援に、試合後の藤川球児監督は何度も切り替えを強調した。
「先発の平良投手も力強いですし、なかなか攻略も難しい投手ではありました。守備陣も素晴らしい守備でしたね」
防御率0点台の平良相手に序盤から苦しい展開になった。初回、先発の西勇が四球、安打でピンチを作りネビンの左犠飛で先制点を献上。重い空気が漂う中で四回だ。1死二、三塁から西川の鋭い打球が右翼に飛んだ。佐藤輝は二走の生還を防ぐため、チャージを仕掛けたがファンブルした。
この時点で2人が生還。慌てたのか、拾い直した送球も大きくそれて、打者走者の二塁進塁も許した。公式記録では2点目がファンブルで、打者走者の二塁進塁は悪送球。1プレーで二つの失策が記録された。前日3日にも0−1の七回2死二、三塁で、遊撃・小幡がゴロをファンブル&悪送球で2失点。2日連続のダブルエラーは痛恨だった。
ただ、当該プレーについて試合後、藤川監督は「チャージを仕掛けていますからね。これはもう全く問題ない」と説明。「掛けさせているのはこちらですから。また次もしっかりやってくれたらいい」とかばった。結果では同じダブルエラーでも、過程と内容が大きく異なる。攻めた結果のミスを責めることはない。
「今日は負けましたけど、また明日は新しいゲームがあります。ここはキチッと切り替えてやらなければいけませんね」
連敗も悲観することばかりではない。湿りがちだった打線だが五回、代打・嶋村が49イニングぶりの適時打。九回は2日連続で抑えの岩城を攻め、最後は一打同点のチャンスを作った。「言葉で言うと待つとか、何かをするとか…何でもいい。これは動いているものですから。また明日、それしかないですね」と指揮官。敗戦の中に差す終盤の光明を頼りに、一足早い打線の梅雨明けを待つ。
2026年06月05日 05:01
「阪神2−4西武」(4日、甲子園球場)
本拠地の声援を背に、勝利を目指す。阪神・高橋遥人投手が5日の楽天戦で今季甲子園初先発。「いつも応援してもらっていますけど、そういう(声援)のを力に、試合を作れるように頑張りたいです」。無敗の男が、チームの嫌な流れを止める。
左腕は今季、開幕ローテ入りを果たし、ここまでの8登板すべてが、ビジターゲームだった。「最近はそっち(ビジター)に慣れてきた」と、練習から試合までの時間が、短いことに合わせてきた。ただ、ホームになっても意識はしない。「特に変わらないです。過ごし方も去年通りです」。甲子園のまっさらなマウンドに、ようやく上がることができる。
初登板ということで、登場曲もお披露目となる。打席時の曲は、例年“お約束”で岩崎が選曲。FRUITS ZIPPERの「ピポパポ」などが流れる予定だ。ヒットが出ればキャリアハイの4本目。自援護で勝ちをたぐり寄せる。
前回登板、5月29日のロッテ戦(ゾゾ)では、8回無失点の好投で、早くも自己最多となる6勝目をマーク。防御率0・86と安定感抜群の投球を続けている。「しっかりケアもしてもらってるし、トレーニングもできている。今のところ(疲れは)感じない」と充実の日々を送れている。
この日は、キャッチボールやダッシュ系のメニューで調整。頼れる左腕が聖地で躍動する。
2026年06月05日 05:01
「巨人2−1オリックス」(4日、東京ドーム)
連夜の逆転劇に本拠地が揺れる。またしても八回だった。巨人・泉口友汰内野手がバットを振り抜くと、打球はフェンスに当たる鈍い音を鳴らす。「ベンチを振り返った時に、皆さんすごく喜んでくれていた。それがうれしくて、つい出ちゃいました」。思わず突き上げた拳。3連勝で2位・阪神に1差だ。
同点で迎えた八回だった。小林が四球を選ぶと、ベンチも一気に攻勢をかけていく。代走・門脇を起用し、松本は犠打に成功。橋上監督代行も腹をくくった。「泉口選手にかけていました」。外角の変化球を振り抜き、左翼への適時二塁打で勝利を呼び込んだ。
オリックス3連勝はいずれも逆転勝利。3日−長嶋茂雄さんの一周忌特別試合にも八回、丸が代打逆転満塁本塁打を放っていた。八回に待つドラマがある。この日は2試合スタメン落ちと苦しんでいた泉口が一気に主役に躍り出た。「Hランプがつくことが一番薬になるというか、気持ち的にも本当にそれが一番ですね」。調子が良い時も、悪い時も変わらない。自分を信じてバットを振った早出練習が答えだ。
海の向こうには悩みを共有できる先輩もいた。オフに自主トレをともにするブルージェイズ・岡本とは毎日のように連絡を取り合い、「和真さんと似たような数字の時があった。2人で傷のなめ合いじゃないですけど、『まだ5月やし』みたいな、『頑張ろうな』」と励まし合った。耐えた日々が力になる。野球の神様は必ず見ている。
2026年06月05日 05:01
3日のオリックス戦で危険球退場となった巨人・戸郷翔征投手が4日、練習後に対応。
2026年06月05日 05:01
「DeNA8−7楽天」(4日、横浜スタジアム)
劇的すぎる結末にハマスタが揺れた。DeNAは同点の九回2死一、二塁。相手の暴投の間に二走・三森大貴内野手が「自分のやれることをやろうって感じで思って、走っていきました」と相手のタッチをかいくぐって本塁に滑り込んだ。アウトの判定もリクエストの結果セーフとなった。 最大7点差からの奇跡のサヨナラ勝利。ミラクルの突破口を開いたのは、この日に1軍復帰した牧だ。7点を追った八回に1イニング2安打3打点で怒濤(どとう)の攻撃をけん引。「久しぶりの1軍で、つないでくれたチャンスを何とかものにしようと思いました」。まずは無死三塁で中前に運んだ。帰ってきた大黒柱の奮起で打線は勢いづき、2点差となってなおも2死満塁で、再び打席が巡ってきた。ここで三遊間を抜ける執念の2点適時打。土壇場で振り出しに戻し、スタンドは大歓声の渦に包まれた。
4月24日の巨人戦で走塁中に負傷。右太もも裏の肉離れと診断され、約1カ月半の2軍生活を経て戻ってきた。復帰戦でヒーローとなった牧は、お立ち台で「ここから勝ち続ければ上(位)もあると思う」と興奮気味に声をうわずらせた。あきらめない姿勢をバットで示した男が、反攻の中心にいる。
2026年06月05日 05:01
「阪神2−4西武」(4日、甲子園球場)
試合終盤に強くなった雨が頰に打ち付ける。またしても聖地に快音を響かせることはできなかった。阪神のドラフト1位・立石正広内野手(創価大)は4打数無安打に終わり、甲子園では22打席連続無安打。そのパワーを本拠地の虎党に披露することは、まだできていない。
この日は5月27日・日本ハム戦(甲子園)以来となる1番に入った。球界屈指の好投手・平良との対戦。1点を返した五回2死一塁ではスイーパーを捉え鋭い打球を飛ばしたが、ボールは左翼・桑原のグラブに収まった。八回2死では2番手・篠原に対して三遊間へヒット性の当たりを放つも名手・源田の好守に阻まれ遊ゴロ。良い当たりは出ているものの、同20日・中日戦の第3打席で聖地初安打を放って以降は苦しんでいる。
それでも、現状を打破するべく鍛錬を重ねる。試合前練習が始まる前には、室内で小谷野打撃チーフコーチと特打を実施。「バランスとか構えとか、基本的なこと」を再確認した。大学の先輩でもあるだけに「すごい結果を残されていますし、日々勉強しています」と立石。やまない雨はないと信じ、己と向き合い続ける。
2026年06月05日 05:01
「巨人2−1オリックス」(4日、東京ドーム)
自身の白星にはつながらなかったが、巨人・田中将大投手は112球の熱投で7回7安打1失点と試合を作った。
昨季日米通算200勝を挙げた小林と今季初バッテリーを組み、安定感は抜群。七回は志願の続投で「今日リリーフがいつもより少ない状況だったので、何とかそこはいける時に行って、少しでも助けることができたらなっていう思いもあった」とフォア・ザ・チームの精神で逆転勝利に貢献した。
2026年06月05日 05:01
「広島2−5日本ハム」(4日、マツダスタジアム)
右翼席最前列に白球が吸い込まれた。
2026年06月05日 05:01
「広島2−5日本ハム」(4日、マツダスタジアム)
広島が雨中の激闘に敗れた。延長十二回に塹江が2死一、二塁のピンチを招くと、代わった益田が山県と万波に適時打を浴び、力尽きた。借金は今季ワーストタイの12に膨らんだが、サンドロ・ファビアン外野手(28)が1軍復帰後初アーチとなる先制の3号ソロを放った。
復活を告げる快音がマツダに響いた。苦しむファビアンにようやく笑顔が戻る。ダイヤモンドを軽やかな足取りで一周し、ベンチで待ち構えるチームメートとハイタッチ。「ちょっと詰まったけど良い反応で押し込むことができた。ホームランになってくれて良かったです」と、久々の一発に胸をなで下ろした。
0−0で迎えた二回1死だ。相手先発・柴田に対し、カウント1−1から150キロの直球を捉えた。走り出した直後は下を向いて悔しそうな表情を浮かべたが、打球はぐんぐんと伸びて左翼フェンスを越える先制3号ソロ。4月12日・DeNA戦(横浜)以来となるアーチは、「体に近いボールを積極的にスイングすることができました」と、自身も納得の一振りだった。
四回先頭で迎えた第2打席でも左前打を放ち、今季5度目のマルチ安打をマーク。これで3試合連続安打とし、本来の打棒を取り戻しつつある。開幕から調子が上がらず4月24日に降格。5月29日・ソフトバンク戦から再昇格し、「すごく状態は上がっている」と自信をのぞかせていた中、5試合目で復帰後初本塁打となった。
その後、逆転を許し、1点を追いかける展開となった九回に打線が意地を見せた。守護神・柳川から先頭の代打・勝田が四球で出塁。けん制悪送球と犠打で1死三塁の好機をつくると、1番・名原が151キロを中前へ運ぶ同点適時打をマーク。総立ちとなる本拠地の中心で大歓声を浴びたニューヒーローは、塁上で雄たけびを上げて感情を爆発させた。
自身初の交流戦。ここまで全試合でスタメン出場し、存在感を放っている。「目標は全打席ヒット。目標が高いと言われるかもですけど、気持ちだけは負けたくない。必死に食らいついていくだけ」と話す若鯉が、またしても気合と根性の一振りでチームを救った。
七回の守備では1死から試合開始前から降り続いていた雨が強まり、約20分間の中断を挟んだ一戦。チームは3日・日本ハム戦で連敗を「6」でストップさせていた。雨中の中、赤ヘルは一丸となって激闘を演じた。
2026年06月05日 05:01
「広島2−5日本ハム」(4日、マツダスタジアム)
4時間51分の雨中の熱戦を制し、日本ハム・新庄剛志監督は苦笑いで思わずふらついた。「すげえ試合でしたね」。9投手をつぎ込む総力戦で執念の連敗阻止だ。
苦しんできた男がケリをつけた。同点の延長十二回2死一、二塁から、途中出場の山県秀内野手が左翼線への2点適時二塁打。今季25打席目の初安打が決勝の一打となり、塁上で思い切り雄たけびをあげた。「今年1年間、1軍でヒットが打てないんじゃないかと悔しい思いを抱えながらやってきた。1本出て、腐らず練習してよかった」と喜びをかみしめた。
打席に入る山県に「力んでも同じ結果だから」と力を抜くように助言した指揮官も「今年1本目、うれしかったね」と笑み。「明日また神宮がすごい戦いになりそう」と、セ・リーグ首位のヤクルトとの戦いを心待ちにした。
2026年06月05日 05:01
「ヤクルト2−5ロッテ」(4日、神宮球場)
手は尽くしたが、敗れた。ヤクルトは小島に序盤からきりきり舞いさせられ、7回を3安打1得点に抑え込まれた。2カード連続勝ち越しも逃し、池山隆寛監督は「(小島との対戦で)ヒットがなかなか出なかった」と脱帽した。
「基本的に左投手が右打者を苦手にしているという思いが強い」という発想のもと、大胆に打線を組み替えた。1番に今季初めてドラフト1位・松下(法大)を入れ、投手の小川を含めてスタメンに右打ちの選手を9人並べて臨んだが、左腕に苦しめられた。
直球が走り変化球のキレも抜群でテンポも良く、丁寧な投球の前に五回まで無安打。六回に1点を奪ったが、初回に2点を先制されるなど、主導権を握られたことが響いた。「(小島は)得点をもらって優位に投げたところが球速、キレに結びついた」と振り返った。
2位・阪神も敗れゲーム差は1・5のままだ。本拠地で行う5日からの日本ハム3連戦は、神宮球場開場100周年を記念した試合。「相手も変わりますし、着るユニホームも変わる。気分もまた新たに臨みたい」。切り替えて挑むだけだ。