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2026年06月07日 19:04
<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇決勝=7464ヤード・パー71>2024年覇者の45歳・岩田寛が、大会史上初めて宍戸ヒルズCC西コースのみでの2勝目達成者になった。これでツアー通算8勝目。円熟味がそのまま強さになっている、そんな印象だ。 【写真】これかっこいい 副賞はBMWの高級SUV 首位と3打差の最終組からスタートしたが、前半は苦しい展開だった。2番パー5ではティショットを左に曲げ、ボールは木の根元へ。9番アイアンが曲がるトラブルに見舞われながらもプレーを続行し、4オン2パットのボギー。さらに4番でもスコアを落とし、前半で2つ落とし折り返した。このとき、同組の片岡尚之、出利葉太一郎とは5〜6打差。気持ち的にも「諦め」モードになっていたという。「そのときはめちゃくちゃ応援していましたよ、2人のことを。なお(片岡)が8番でOBを打った時も『助かれ』って思っていたし、出利葉くんが9番で池に入れちゃっても、とりあえず応援していました」と明かす。だが後半、流れが一変する。「前半は本当にひどくて、前半みたいなゴルフの時って、結果ばかり考えちゃってミスばかりする。とりあえず、“いまに集中しよう”と思って、これ以上ボギーを打ちたくないって思っていたら上位が崩れてきた」。11番から15番で4バーディを奪取。トータル8アンダーで片岡、コー・タイチー(香港)に並び、プレーオフへ突入した時は、もう“応援団”ではない。決着は1ホール目。岩田がバーディを奪い、ガッツポーズを繰り出した。前回優勝時もプレーオフだったが、「2年前は途中から1位だった。今回は最大6打差ぐらいあったかな。気持ち的に全然違います」と振り返る。カップイン直後の感想は「やっと終わった」。表彰式などを終えた優勝会見では「本当にお腹が空いた」と言って笑いを誘った。「ラウンド中は食べないので、終わるとドッとお腹が減ります」。いま食べたいものを聞かれると「生姜焼き」と回答。ちなみに、2年前の優勝会見でも報道陣にプレーオフを制した“今”の気持ちを聞かれた際、「お腹が減りました」と返していた。大会2勝は00、03年の伊澤利光がいるが、00年はホウライカントリー倶楽部 (栃木県)が舞台で、03年から開催されている宍戸での複数回優勝者はいなかった。「初日に聞いたんですかね。2回優勝した人はいないって。“その気持ちわかる…”と思って。辛いです。難しくて」。経験者ならではの実感だ。45歳127日での優勝は、自身が更新した大会最年長記録をさらに塗り替えるものとなった。40代で6勝を挙げているが、「藤田さんだったり、ジャンボさん、海外だったらビジェイ・シンとか、40代になってから勝っている人もいるので、まだまだだなと思います」と冷静に話す。昨年12月に亡くなった尾崎将司さん(享年78歳)からかけられた言葉で印象に残っているものがある。「褒められたことです。ジャンボさんと回るときに紫のスパイクを履いていたんですけど、『いい色履いているじゃねえか』って言われました」。岩田にとって尾崎さんは「カリスマ」というべき存在。55歳241日という最年長優勝記録も追いかける。今大会の優勝により、来季から5年間(2031年まで)のシード権を獲得。さらに、日本開催の米国男子ツアー「ベイカレントクラシック」の出場権も手にした。「日本でやる試合なのでチャンスはあると思う」。慣れた芝でのプレーを武器に上位進出を狙う。また、海外で戦う日本人選手との再会も「楽しみ」と胸を躍らせた。メジャーということもあり獲得ポイントは625ポイントと高い。ランキングは42位から5位へ大きくジャンプアップし、年間王者争いも視野に入る。「(年間王者への意識は)まだないんですけど、年間王者になると海外の道が開ける。DP(欧州ツアー)に去年少し出たんですけど、楽しかったし、PGAツアーばかりだと思っていたんですけど、その道に行きたいなみたいな考えもあります」と、挑戦への意欲も消えない。5年後にはシニアツアー参戦資格も得る45歳。「もっと飛ばしたいし、もっと上手くなりたい。…結婚したいです」。“岩田節”ともいえるコメントも円熟味を増している。さらなる進化を目指す45歳。その道はまだまだ続いていく。(文・高木彩音) BMW 日本ゴルフツアー選手権 最終結果 岩田寛 プロフィール&成績 理想の一打を ベテラン岩田寛が語っていた“今と昔” 畑岡奈紗がV争い 全米女子OPリーダーボード 女子はニューヒロイン誕生! ヨネックスレディス 最終成績
2026年06月08日 00:07
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
2位と3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。一時は1打差3位に後退したが、すぐに再逆転。日本女子ツアー通算4勝の優利(エプソン)を姉に持つ22歳の人気女子プロがツアー史上4組目の姉妹優勝を達成した。
現在、米女子ツアーを拠点として、今週も海外メジャーの全米女子オープン(米カリフォルニア州リビエラCC)に出場している姉の優利はSNSで鈴の優勝を祝福。言葉はなく「優勝カップ」「拍手」などの絵文字をアップした。
吉田姉妹は日本ツアーで同じ試合に出場した時も行動を共にすることは少ないが、決して、仲が悪いわけではない。鈴は「今朝も姉からメッセージがありました。『がんばれ』という一言とスタンプだけでした。いつも通りです」と笑顔で楽しそうに話した。
今後、吉田姉妹の優勝争いが期待される。
2026年06月07日 23:09
<全米女子オープン 最終日◇7日◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇6699ヤード・パー71>女子ゴルファー世界一決定戦の最終ラウンドが開幕。日本時間午後10時45分、第1組が1番からコースへと飛び出していった。
【連続写真】畑岡はまるで“サスペンション” 強さの秘密は足にあった
日本勢最上位のトータル4アンダー・5位タイにつける畑岡奈紗は、翌8日(月)午前4時15分にスタート。悲願のメジャー初優勝へ、2打差逆転を狙う。トータルイーブンパー・18位タイの渋野日向子は、元世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(タイ)と同組で午前2時40分にティオフを迎える。トータル1アンダー・16位タイの山下美夢有、トータルイーブンパー・19位タイの桑木志帆は同組になり、午前3時10分にラウンドを開始する。賞金総額は大会史上最高の1250万ドル(約20億円)がかけられている。
<LIVE>全米女子オープン スコア速報
日本勢12人のスタート時間をチェック
かなりレアです 渋野日向子の高校生時代【写真】
世界ランク6位が『ライの改善』で2罰打 2ホール後に通告
初優勝者が誕生 国内女子ツアー最終結果
2026年06月07日 22:44
女子ゴルフの吉田優利が7日、自身のインスタグラムを更新。「優勝(トロフィー)」「一番(人さし指)」「拍手」の三つの絵文字だけ記し、妹で同じくプロゴルファーの鈴との2ショットなどを投稿した。
妹の鈴はこの日、ヨネックス・レディースでツアー初優勝。優利は4勝しており、史上4組目の姉妹Vとなった。
優利は絵文字で優勝を祝福。自身のアップルウォッチ内の2ショットや妹のオフショット、妹をキャディープレーする2ショットなどを投稿した。
2026年06月07日 20:18
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7464ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、昨年大会覇者の蝉川泰果(アース製薬)は31位で出て5バーディー、2ボギーの68で通算イーブンパーの16位で終えた。
2026年06月07日 20:08
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
2位に3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。一時は1打差3位に後退したが、すぐに再逆転。日本女子ツアー通算4勝の優利(エプソン)を姉に持つ22歳の人気女子プロがツアー史上4組目の姉妹優勝を達成した。2打差の2位は木戸愛(めぐみ、日本ケアサプライ)、政田夢乃(なないろ生命)、倉林紅(こう、サーフビバレッジ)の3人。
× × × ×
初優勝で“お約束”の涙はなかった。最終18番で約1メートルのバーディーパットを沈めて初優勝を決めた吉田鈴は爽やかな笑顔でガッツポーズをした。
「優勝の瞬間、いろんなものがこみ上げてくる、と思っていましたけど、思ったより冷静でした。もっと勝ちたいから、と思っているからでしょう」と、クールビューティーは明かした。
姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に続いてツアー史上4組目の姉妹優勝。その事実と話題も冷静に受け止めていた。
「姉と比べられることは仕方ありません。でも、それは他人の評価。私自身は姉のコピーはしたくなかった。自分のブランドを確立したい」。凛とした表情で言い切った。
同週開催の全米女子オープン(米カリフォルニア州リビエラCC)にメルセデスポイントランク首位の佐久間朱莉(大東建託)、同2位の河本結(リコー)をはじめ、10位以内の選手のうち8人が参戦。ランク上位選手の多くが不在だった。
「上位選手がいないことは分かっていたので、ヨネックスレディスはチャンスと思っていました」と吉田鈴は正直に明かした。その上で「そのチャンスをつかめたことは収穫です」と、うなずきながら話した。
チャンスをモノにするメンタルと運を持っていることはスターの条件。日本海を望む新潟の美しいコースで、新たなヒロインが誕生した。
2026年06月07日 19:40
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7464ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、45歳ベテランの岩田寛(JCRファーマ)がメジャー2勝目を挙げた。3打差3位から逆転し、片岡尚之、コ・タイチ(香港)との3人によるプレーオフを1ホール目で制して大会最年長優勝。ツアー通算8勝目となり、40代で6勝目をマークした。
優勝賞金3000万円を獲得。2024年大会優勝で得ていた5年シードを2031年まで延長し、年間ポイントランクで625プレミアムポイントを得て5位に浮上した。さらに、10月に日本で開催される米ツアーのベイカレント・クラシック・レクサスの出場権を獲得した。
また、優勝副賞としてドイツの高級車BMW「X6 35d xDrive M Sport」(税込み1353万円)、森ビル特別賞「本木ヒルズ グランドハイアット東京 グランド エグゼクティブスイート ペア宿泊券」、内閣総理大臣・文部科学大臣賞、茨城県知事賞(常陸牛、いばらきメロン)、笠間市長賞「笠間の栗づくし」など豪華賞品をゲットした。
2026年06月07日 19:34
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
2位に3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。一時は1打差3位に後退したが、すぐに再逆転。日本女子ツアー通算4勝の優利(エプソン)を姉に持つ22歳の人気女子プロが新潟でうれしい1勝を手にした。姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に続いてツアー史上4組目の姉妹優勝となった。表彰式後に優勝会見に応じ。以下、主な一問一答。
* * *
◆吉田の初優勝記者会見の主な問答
―優勝を決めるバーディーパットを入れてようやく笑った。
「プレー中、皆さん言う通り笑顔がないみたいなこと言われますけど、アスリートとして私はあまり一喜一憂したくないし、バーディー決めても普通の顔している方が、相手としては気持ち悪いと思うから。ガッツポーズとか笑顔になると、『あ、うれしいんだ』って分かっちゃうから、それをあえて隠してプレーするのが私のスタイルだと思うので。バーディー取ってファンサービスする選手もいると思うんですけど、それぞれのプレースタイルだと思うので、それが私の今の形になってるのかなと思います」
―ハーフターンの時に並ばれてる時の気持ちは。
「そこに関しては、自分が(スコアを)落としてなかったので、周りがどうっていうよりかは、自分が良いプレーさえすれば大丈夫だから、あまり気にしないようにはしてました。気持ちがざわざわしたというのも全然なかったです」
―今日の具体的なプランは。
「普段とやることは変えないようには決めてて。本当に最後のバックナイン、最後の3、4ホールは自分の位置も把握して、攻め方もちょっとずつ変えて。でも、攻めの姿勢は崩さないみたいな。位置を分かってプレーしてたとは思うんですけど、さっき言った通り17番では並ばれたな、とは思ってたので。自分からバーディー取りに行くような姿勢は続けてましたね」
―優勝した瞬間、初めて笑った。
「思ったより冷静だったなと。本当にもっと色んなことが込み上げてくるのかなとも思ったのですけど、本当にそんなことなくて。だから初優勝じゃなくて、もっと勝ちたいっていう思いもあって、そういう風になってるんじゃないかなとは思います。涙は全くなかったです」
―イメージしてた初優勝の自分はどんな感じか。
「優勝したらやっぱり涙が出るのかなっていう気持ちはありました。プロになるまでちょっと時間もかかったし。でも、ちょっと違いましたね、景色は。最後まで気の抜けない展開だったので、やりきったなっていう気持ちが先に来ました」
―プロテスト4回(4年)かかって、プロになって2年目での初優勝は。
「思ったより早かったです」
―今季まだシーズン半分も終わってないところで勝てたっていうのは。
「ヨネックスもチャンスだと思っていたし、(同週開催の海外メジャー)全米女子オープン行く選手も多いのは分かっていたので、こういうチャンスをつかめたことがすごい収穫だなと思います」
―次の目標は。
「1回勝って試したいことが増えたので、何勝したいというよりかは、もっと自分の技術をアップしたいとか、こういう打ち方をしたいって風にフォーカスしているので。その結果だと思っています」
◆吉田 鈴(よしだ・りん)2004年2月21日、千葉・市川市出身。21歳。6歳の時、姉・優利(国内ツアー3勝)の影響でゴルフを始める。千葉黎明高―日本ウェルネススポーツ大。21年日本女子アマ4位。24年7月の大東建託・いい部屋ネットレディスで自己最高10位。同11月プロテスト合格。ドライバーの平均飛距離は240ヤード。身長153センチ。家族は両親と姉、兄。好きな歌手はONE OK ROCK。
2026年06月07日 19:31
<PIM Ladies Tournament 事前情報(1日競技)箱根湖畔ゴルフコース(6,230ヤード・パー72)>大型ヒロインがまた一人ネクヒロデビューだ。
2026年06月07日 19:24
<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇決勝=7464ヤード・パー71>昨年覇者の?川泰果は、大会史上初の連覇には届かなかった。初日は「67」と好発進したものの、2日目、3日目でスコアを落とし、31位で最終日へ。この日は出だしの1番から連続バーディで滑り出し、5バーディ・2ボギーの「68」を記録したが、トータルイーブンパー・16位タイで大会を終えた。
【写真】優勝副賞はこのBMWの高級SUV!
逆転への秘策が、ドライバーシャフトにうかがえた。長さを44.75インチから45.5インチへ変更。「クラブの遠心力を利用して楽に飛ばせるかな、というのと、タテ距離の流れや、そのほうがアイアンの感覚も練習場で打ってみるとよかった」。3日目終了後の練習で手ごたえをつかみ、急きょ調整した。その効果は数字にも表れた。ドライビングディスタンスは初日が308.71ヤード(22位)、2日目が295.89ヤード(51位タイ)、3日目は319.94ヤード(5位タイ)だったが、最終日は324.28ヤードの4位。4日間で最も飛ばし、長い宍戸のセッティングに対応した。それでも「もう少し伸ばしたかった」というのが本音。難易度の高い宍戸は、アウトの1番から6番がスコアメークの鍵となる。この日はその6ホールをボギーなしの3バーディと攻略。しかし、8番は「しょうがないボギー」に。さらに15番パー5ではティショットを左隣の17番へ曲げ、そこから同ホールのフェアウェイにレイアップし、3番ウッドで戻したが4オン2パットのボギーを叩いてしまった。続く16番パー3では約7メートルを沈めてバウンスバック。17番は2メートルにつけながらも決めきれずパーとなり、最終18番で約4メートルのチャンスを逃すと悔しそうに天を仰いだ。「きょうはもったいないミスが少なかったのかなとは思うんですけど、この難コースを攻略するのに1番必要なのは、ショートゲームだと痛感した」と課題を挙げた。連覇を逃し、「もう1回、4日間やりたい気持ちが強い」と悔しさをにじませる。それでも「初日はひさしぶりにいいプレーができた。そういう部分がかみ合えば、また上を目指せる」と手ごたえも得た。次戦は韓国ツアー「ハナ銀行インビテーショナル」(6月18〜21日)。続いて7月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」に出場を予定する。それまでの期間は「ショートゲームを中心に鍛えつつ、ラウンド数を増やして芝の感覚を養いたい」とさらなるレベルアップを見据えた。“年間王者”を狙う25歳が、戦い続ける。(文・高木彩音)
BMW 日本ゴルフツアー選手権 最終結果
?川泰果 今季成績&プロフィール
軽いバットを使用するのはなぜ? 年間王者狙う?川泰果、練習前の“6スイング”の目的【男子ツアーのヒトネタ!】
ドライバーとアイアンのスイングイメージは統一する? 通算5勝の?川泰果が海外選手から受けた影響と求めるもの【教えて! ?川先生】
畑岡奈紗がV争い 全米女子OPリーダーボード
2026年06月07日 19:04
<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇7日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇決勝=7464ヤード・パー71>2024年覇者の45歳・岩田寛が、大会史上初めて宍戸ヒルズCC西コースのみでの2勝目達成者になった。これでツアー通算8勝目。円熟味がそのまま強さになっている、そんな印象だ。
【写真】これかっこいい 副賞はBMWの高級SUV
首位と3打差の最終組からスタートしたが、前半は苦しい展開だった。2番パー5ではティショットを左に曲げ、ボールは木の根元へ。9番アイアンが曲がるトラブルに見舞われながらもプレーを続行し、4オン2パットのボギー。さらに4番でもスコアを落とし、前半で2つ落とし折り返した。このとき、同組の片岡尚之、出利葉太一郎とは5〜6打差。気持ち的にも「諦め」モードになっていたという。「そのときはめちゃくちゃ応援していましたよ、2人のことを。なお(片岡)が8番でOBを打った時も『助かれ』って思っていたし、出利葉くんが9番で池に入れちゃっても、とりあえず応援していました」と明かす。だが後半、流れが一変する。「前半は本当にひどくて、前半みたいなゴルフの時って、結果ばかり考えちゃってミスばかりする。とりあえず、“いまに集中しよう”と思って、これ以上ボギーを打ちたくないって思っていたら上位が崩れてきた」。11番から15番で4バーディを奪取。トータル8アンダーで片岡、コー・タイチー(香港)に並び、プレーオフへ突入した時は、もう“応援団”ではない。決着は1ホール目。岩田がバーディを奪い、ガッツポーズを繰り出した。前回優勝時もプレーオフだったが、「2年前は途中から1位だった。今回は最大6打差ぐらいあったかな。気持ち的に全然違います」と振り返る。カップイン直後の感想は「やっと終わった」。表彰式などを終えた優勝会見では「本当にお腹が空いた」と言って笑いを誘った。「ラウンド中は食べないので、終わるとドッとお腹が減ります」。いま食べたいものを聞かれると「生姜焼き」と回答。ちなみに、2年前の優勝会見でも報道陣にプレーオフを制した“今”の気持ちを聞かれた際、「お腹が減りました」と返していた。大会2勝は00、03年の伊澤利光がいるが、00年はホウライカントリー倶楽部 (栃木県)が舞台で、03年から開催されている宍戸での複数回優勝者はいなかった。「初日に聞いたんですかね。2回優勝した人はいないって。“その気持ちわかる…”と思って。辛いです。難しくて」。経験者ならではの実感だ。45歳127日での優勝は、自身が更新した大会最年長記録をさらに塗り替えるものとなった。40代で6勝を挙げているが、「藤田さんだったり、ジャンボさん、海外だったらビジェイ・シンとか、40代になってから勝っている人もいるので、まだまだだなと思います」と冷静に話す。昨年12月に亡くなった尾崎将司さん(享年78歳)からかけられた言葉で印象に残っているものがある。「褒められたことです。ジャンボさんと回るときに紫のスパイクを履いていたんですけど、『いい色履いているじゃねえか』って言われました」。岩田にとって尾崎さんは「カリスマ」というべき存在。55歳241日という最年長優勝記録も追いかける。今大会の優勝により、来季から5年間(2031年まで)のシード権を獲得。さらに、日本開催の米国男子ツアー「ベイカレントクラシック」の出場権も手にした。「日本でやる試合なのでチャンスはあると思う」。慣れた芝でのプレーを武器に上位進出を狙う。また、海外で戦う日本人選手との再会も「楽しみ」と胸を躍らせた。メジャーということもあり獲得ポイントは625ポイントと高い。ランキングは42位から5位へ大きくジャンプアップし、年間王者争いも視野に入る。「(年間王者への意識は)まだないんですけど、年間王者になると海外の道が開ける。DP(欧州ツアー)に去年少し出たんですけど、楽しかったし、PGAツアーばかりだと思っていたんですけど、その道に行きたいなみたいな考えもあります」と、挑戦への意欲も消えない。5年後にはシニアツアー参戦資格も得る45歳。「もっと飛ばしたいし、もっと上手くなりたい。…結婚したいです」。“岩田節”ともいえるコメントも円熟味を増している。さらなる進化を目指す45歳。その道はまだまだ続いていく。(文・高木彩音)
BMW 日本ゴルフツアー選手権 最終結果
岩田寛 プロフィール&成績
理想の一打を ベテラン岩田寛が語っていた“今と昔”
畑岡奈紗がV争い 全米女子OPリーダーボード
女子はニューヒロイン誕生! ヨネックスレディス 最終成績
2026年06月07日 17:49
<ヨネックスレディス 最終日◇7日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72> 初日から首位を走ってきた吉田鈴が「71」とスコアを伸ばし、トータル8アンダーでツアー初優勝を飾った。4度目の受験で合格とプロテストには時間がかかったが、そこから2年でツアー優勝者の仲間入り。姉の優利はツアー4勝を挙げており、史上4組目の姉妹Vとなった。
【写真】優勝副賞はスポーティな走りが魅力なこのクルマ
1打リードで迎えた18番パー5。吉田は残り84ヤードの3打目を1メートルにつけて優勝を決定づけた。バーディパットを沈めると笑顔でキャディとハイタッチ。続けて両手を上げて歓声に応えた。「いろんなことがこみあげてくるのかと思っていたんですけど、意外と冷静でしたね。最後まで気を抜けない展開でやり切ったという気持ちが大きかったです」。念願の初優勝にも涙はなかった。 どんな兄弟、姉妹にも多かれ少なかれあることかもしれないが、姉と比較されることには幼いころから複雑な思いがあった。「姉は早くからナショナルチームに入って、日本女子アマや日本ジュニアで優勝したエリートコース。周りから“お姉ちゃんはこう打ってたよ”と言われることがあって、それ自体あまりいいこととは思っていませんでした」。サポートを受けるクラブメーカーも進学先も常に姉とは違う選択をしてきた。 「比べられるのは仕方がない」としつつも「姉と同じ体ではないのに同じスイングをするのは違うと思うし、それでは背中しか追えないと思っていました。姉のコピーではなく、自分のブランドを確立することが大事だと思っています」。優勝会見では長年抱えていたであろう思いを打ち明けた。 1打差の2位に終わった2週前の「ブリヂストンレディス」など、今季は何度も優勝争いを演じてきた。「(4月末の)ドコモビジネスレディスでパターを替えてから一気に変わったと思っています。今季は全体的にレベルが上がっていると思うし、スコアの作り方が分かってきました」。着実に階段を上がってつかんだ優勝だけに言葉からは自信が伝わってきた。 今後の目標を問われると「何歳までに海外メジャーに行きたいとか、そういうのはいくつかあるんですけど、自分にプレッシャーがかかってくるから周りには言わないようにしています。それに向けて逆算して、今年はここまで体をどうしてとか、トラックマンの数字をこうしなきゃいけないということは考えながらやっています」。初優勝は通過点。吉田鈴というブランドを確立すべく、次の目標、さらにはその先の大きな目標に向かって走り続ける。(文・田中宏治)
ヨネックスレディス 最終成績
吉田鈴 プロフィール&成績
史上4組目の姉妹Vを達成した優利&鈴がドレス姿でツーショット
畑岡奈紗がV争い 全米女子OPリーダーボード
渋野日向子はショット、パットともに苦戦 失速のムービングサタデーも「まだ18ホールある」
2026年06月07日 17:41
◆男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(7日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7464ヤード、パー71)
最終ラウンドが行われ、45歳ベテランの岩田寛(JCRファーマ)がメジャー2勝目を挙げた。
2026年06月07日 17:22
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
2位に3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。日本女子ツアー通算4勝の優利(エプソン)を姉に持つ22歳の人気女子プロが新潟でうれしい1勝を手にした。姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に続いてツアー史上4組目の姉妹優勝となった。
2打差の3位は木戸愛(めぐみ、日本ケアサプライ)、政田夢乃(なないろ生命)、倉林紅(こう、サーフビバレッジ)の3人。
首位と3打差の2位からスタートした36歳の木戸は最終組のひとつ前でプレー。16番まで4バーディー、1ボギーとスコアを3つ伸ばし、吉田鈴と1打差の2位に迫った。2012年7月のサマンサタバサレディース以来、ツアー史上最長ブランクとなる14年ぶりの優勝に向けて好プレーを続けていたが、17番パー4で、フェアウェーからの第2打を右に曲げて、ダブルボギー。痛恨のセカンドOBとなった。
18番パー5では意地のバーディーフィニッシュ。終わってみれば、17番のセカンドOBの分の2打だけ、吉田鈴に及ばずに2位惜敗。「17番は悔しさもありますが、18番でバーディーを取れて、また来週、頑張りたいです」と木戸は、爽やかに戦いを振り返った。
22歳の時に勝った2012年7月のサマンサタバサレディース以来、14年ぶりの優勝まで、あと一歩だった。1988年のツアー制度施行後としては最長ブランク優勝記録は金田久美子の11年189日(2011年4月24日・フジサンケイレディス〜2022年10月30日・樋口久子・三菱電機レディス)。ツアー制度施行前としても、デビー・マッシーの13年1日(1977年11月3日・LPGA美津濃ジャパンクラシック〜1990年11月4日・マツダジャパンクラシック)を超える。歴史的な快挙に2打だけ届かなかった。
父は、いぶし銀のプロレスラーとして活躍した木戸修(きど・おさむ)さん。一瞬にして相手を押さえつける「キドクラッチ」でファンを魅了した名プロレスラーは2023年12月、73歳で亡くなった。木戸さんは生前、娘の運転手も兼ねて、たびたび会場を訪れ、陰から応援していた。父が亡くなった時、木戸は「私にとっての木戸修は、優しい父親でもあり、偉大な先輩アスリートでもあり、尊敬し、父の娘であることを誇りに思っております」とコメントした。
木戸は、尊敬する父と同じくファイティングポーズを崩すことは決してない。
「ホールアウトした時『必ず次につなげるぞ』と思いました。今週の経験も必ず『よかった』にしたいです。まだまだ試合が続くので、しっかり気持ちを切り替えて練習して頑張りたいと思います」と実感を込めて話した。
2026年06月07日 17:14
◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(7日、新潟・ヨネックスCC=6483ヤード、パー72)
2位に3打差の首位からスタートした吉田鈴(りん、大東建託)は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算8アンダーで念願のツアー初優勝を飾った。
一時は1打差3位に後退したが、すぐに再逆転。日本女子ツアー通算4勝の優利(エプソン)を姉に持つ22歳の人気女子プロが新潟でうれしい1勝を手にした。姉・福嶋晃子と妹・浩子、姉・堀奈津佳と妹・琴音、姉・岩井明愛(あきえ)と妹・千怜(ちさと)に続いてツアー史上4組目の姉妹優勝となった。
最終18番で、吉田鈴は約1・5メートルのバーディーパットを沈め、初優勝を決めた。力強くガッツポーズをしたツアー屈指の人気女子プロの初優勝にギャラリーは沸きに沸いた。
その約10分後に同じ18番グリーンで行われた優勝インタビューも盛り上がった。SNSには「優勝おめでとう〜!」「あっぱれ」など祝福コメントが並び、「真顔美人すぎ、すごい透明感に見惚れてしまいました」「華も有るし益々人気出そう」などの声であふれた。
2026年06月07日 17:11
<ヨネックスレディス 最終日◇7日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72>初優勝を挙げた2012年7月の「サマンサタバサレディース」から14年遠ざかる勝利を目指す36歳の木戸愛は、終盤まで首位の吉田鈴を1打差で追いかけていた。しかし、17番パー4で“悪夢”に襲われた。
【写真】前夜祭で木戸愛が披露した美脚フォト
残り141ヤードの2打目。左足下がりのライから7番アイアンで放ったショットが、その元凶だ。「左からの風が強くて難しいロケーションのなか、いいスイングができなかったのが悔しかった」。この一打は大きく右へ出て、OBゾーンに消えた。暫定球でプレーを再開するも、痛恨のダブルボギーに。「ハーフショットっぽくラインを出そうと思ったら、(タイミングが)早かった」。ここで優勝争いから後退した。「前半はいいゴルフができていた」。その言葉の通り、3打差の2位タイから出てフロントナインでは3つのバーディを積み上げた。しかし終盤の失速。「後半にバーディをもっと積み重ねていけるような選手になれるよう練習します」。それでも最終18番はバーディで締めくくり、力強いガッツポーズも繰り出した。1988年のツアー制度施行後、最長ブランク優勝記録は金田久美子が持つ11年189日(2011年4月24日フジサンケイレディス〜22年10月30日樋口久子・三菱電機レディス)。木戸が優勝すれば、それを超える記録になる。19年にシードを喪失してから、一度は低迷期を過ごしたが、23年シーズン終了後にジャンボこと尾崎将司さんに弟子入りし復調。昨年、シードにも返り咲いた。この日は風にも翻ろうされたが、クラブを振る姿は力強さを増している。「(17番は)しっかりイメージはできていたけど、いいスイングができなかっただけ。また練習します」。敗れはしたものの、4月の「KKT杯バンテリンレディス」の3位を上回る今季最高の2位を記録。昨年12月に亡くなった師匠に、吉報を届ける日も近そうだ。
ヨネックスレディス 最終成績
木戸愛 プロフィール&成績
史上4組目の姉妹Vを達成した優利&鈴がドレス姿でツーショット
畑岡奈紗がV争い 全米女子OPリーダーボード
渋野日向子はショット、パットともに苦戦 失速のムービングサタデーも「まだ18ホールある」