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2026年07月05日 08:23
柏レイソルは7月4日、2026-27シーズンの新ユニホームを発表した。 クラブの公式サイトによれば、デザインコンセプトは「Break the Light―光を超えろー」。詳細を次のように説明している。 「静かな闘志を秘めた黒と、爆発的なエネルギーを放つ黄。その2つの力が交錯する境界を、鋭く刻まれた幾何学的なグラフィックが切り裂きます。守るためではなく、挑むために纏う。光の中へ飛び込み、自らの限界を打ち破る挑戦者たちの姿を表現したユニホームです」 新ユニのベースカラーは、フィールドプレーヤーの1stがイエロー、2ndがホワイト、GKは3色でラベンダー、レッド、グリーンとなっている。 クラブの公式でも新ユニのデザインが公開されると、SNS上では「かっこいい!」「ジャイアンみたい」「素敵〜」「チャーリー・ブラウンやん」「結構好き」「デザインいいな」といった声があがっている。 ファンの評価は上々だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【動画】「素敵〜」柏の2026-27シーズン新ユニホーム!
2026年07月05日 11:48
秋葉忠宏氏を新監督に迎えたジュビロ磐田は今夏、J1復帰に向けて即戦力を獲得した。中でも目玉は、ヴィッセル神戸から加入した乾貴士だ。
日本代表で36試合に出場した経験豊富な38歳は、気合十分。「まずは、ジュビロ磐田が本来いるべき場所である『J1』の舞台に戻るために、今シーズンJ2優勝を必ず達成し、皆さんと喜びを分かち合いたいと思っています!!」と意気込みを示した。
そして乾と、ジュビロの守護神を務めている川島永嗣の再会も大きな注目ポイントである。2人はかつて日本代表でタッグを組み、2018年のロシアW杯を共に戦った間柄だ。
期待が高まるなか、43歳の大ベテラン川島が7月4日、「たかし、ようこそ」と水色のハートの絵文字付きで綴り、早速2ショットを公開した。
ともに笑顔でサムズアップ。ファンから「最高の笑顔!何か嬉しいです!」「私の推しメン2人」「この並びをまた見れるなんて!お二人の笑顔が心の仲良さ出てます」「今のジュビロを強く強く押し上げてほしい!J1の景色を再び見せて下さい」といったコメントが続々と寄せられている。
乾は加入時に「多くのサポーター、そしてたくさんの子供たちにスタジアムに足を運んでいただき、ジュビロ磐田のワクワクする、楽しいサッカーを見てもらえるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」とも伝えた。見る人の心を熱くするサッカーで、名門ジュビロをいるべき場所に戻せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】激熱!43歳レジェンド川島&38歳レジェンド乾の笑顔溢れる2ショット
2026年07月05日 09:52
2026年7月4日(日本時間5日)、北中米ワールドカップを戦うパラグアイ代表は、ラウンド16でフランス代表と対戦した。
この一戦でパラグアイが選択したのは、最終ラインにDFを並べる5バックの守備的な布陣だった。自陣に重心を置き、フランスの強力な攻撃陣にスペースを与えない。まずは失点しないことを最優先にした、現実的なゲームプランだった。
実際、その狙いは機能していた。前半はフランスに枠内シュートを許さず、後半に入ってもスコアレスの時間を保つなど、世界屈指の攻撃陣を相手に粘り強い戦いを見せた。
しかし、均衡は一つのプレーで崩れる。D・ゴメスがエリア内でドゥエを倒し、PKを献上。これをエムバペに決められ、パラグアイはついに均衡を破られた。
こうなると、試合の流れは一変した。守備に重心を置く戦い方は、失点しないことが前提となる。長い時間、自陣に引いて守っていたチームが、ビハインドを負った途端に攻撃へ転じるのは容易ではない。実際、パラグアイは最後まで攻撃の形を作れず、フランスのゴールを脅かす場面はほとんど見られなかった。
フランスを相手にこのゲームプランを選択したこと自体は理解できる。実力差を踏まえれば、最も勝機を見出しやすい戦い方だったとも言える。
ただ、その戦い方は「先に失点しないこと」が大前提だった。90分間、守備の集中力を切らさず耐え続けなければならず、一度でも均衡が崩れれば、攻撃へ転じるのは極めて難しい。パラグアイはそのリスクを承知のうえで勝負に出たが、PKによる失点で試合は一変。最後まで反撃の糸口をつかめなかった。勝機を見出すための現実的な選択だった一方で、一度ビハインドを背負えば苦境に陥る──そのリスクもまた、この戦い方には潜んでいた。
最後は守り切れず敗退。強豪相手に現実的な戦い方を選びながら、最後まで耐え切れなかったという点では、ブラジルに敗れた日本ともどこか重なる結末だった。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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2026年07月05日 09:18
ジュビロ磐田は5日、ブラジル1部ミラソウからブラジル人MFユーリ・ララが完全移籍で加入することを発表した。
リオ・デ・ジャネイロ出身のユーリ・ララは現在32歳。これまでにバイーア、栃木SC、ヴァスコ・ダ・ガマなどを渡り歩き、2023シーズンからは3年にわたって横浜FCでプレーした。2026シーズンから母国のミラソウに加入し、公式戦12試合に出場していた。
J1リーグ通算58試合、J2リーグ通算47試合を数えるユーリ・ララは、磐田加入に際して次のようにコメントした。
「皆さん、はじめまして。ユーリ ララです。このたび、再び日本でプレーできる機会をいただき、大変嬉しく思います。ジュビロ磐田のユニフォームに袖を通せることを、本当に光栄に感じています。これからは、このクラブのため、このユニフォームのために、全力で戦います。ファン・サポーターの皆様と共にJ1昇格を実現できるよう頑張りますので、熱い応援をよろしくお願いします」
2026年07月05日 09:14
今季は怪我に苦しみ、思うように力を発揮できなかったチェルシーMFコール・パルマー。
2026年07月05日 09:06
現地7月4日、北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦した。
フランスは序盤からゲームを支配しながらも、引いて守る相手を崩しきれず、決定機を作れない時間が続く。それでも65分、途中出場のデジレ・ドゥエが敵陣ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをキリアン・エムバペが決めて先制点を奪取。この1点を守り切って1−0で勝利した。
この試合でフランスはパラグアイの堅守に苦戦しただけでなく、度重なる相手のラフプレーにも手を焼いた。試合中だけでなく、試合後にも一触即発となる場面があった。
パラグアイの振る舞いに対して、フランスのファンからは「フェアプレー精神のかけらもない」「チンピラ野郎ども」「サッカーじゃない」「カード0だと?」「無礼なチームを排除した」「非常に不快だ」「悪党の集団だ」といった声があがっている。
8強進出を決めたフランスは準々決勝でモロッコ代表と相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月05日 08:23
柏レイソルは7月4日、2026-27シーズンの新ユニホームを発表した。
クラブの公式サイトによれば、デザインコンセプトは「Break the Light―光を超えろー」。詳細を次のように説明している。
「静かな闘志を秘めた黒と、爆発的なエネルギーを放つ黄。その2つの力が交錯する境界を、鋭く刻まれた幾何学的なグラフィックが切り裂きます。守るためではなく、挑むために纏う。光の中へ飛び込み、自らの限界を打ち破る挑戦者たちの姿を表現したユニホームです」
新ユニのベースカラーは、フィールドプレーヤーの1stがイエロー、2ndがホワイト、GKは3色でラベンダー、レッド、グリーンとなっている。
クラブの公式でも新ユニのデザインが公開されると、SNS上では「かっこいい!」「ジャイアンみたい」「素敵〜」「チャーリー・ブラウンやん」「結構好き」「デザインいいな」といった声があがっている。
ファンの評価は上々だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】「素敵〜」柏の2026-27シーズン新ユニホーム!
2026年07月05日 08:04
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦した。
立ち上がりからボールを握ってゲームを支配するフランスだが、引いて守る相手を崩しきれず、シュートまで持ち込めない時間が続く。
22分にようやく最初のシュートチャンスを迎える。ボックス手前中央でボールを受けたコネが左足のミドルシュートを放つも、ゴール左に外れる。
さらに31分には右からのデンベレのクロスにエムバペが飛び込んだが、わずかに合わなかった。その後、決定機は作れず、スコアレスで前半を終える。
迎えた後半、51分にフランスに決定機。GKメニャンのロングフィードから抜け出したエムバペがシュートモーションに入るも、打ち切れない。
それでも65分、ドゥエが敵陣ボックス内で倒されてPKを獲得。これをエムバペが冷静に決めて先制点を奪った。エムバペはこれで今大会7点目となり、得点ランキングでトップタイ。W杯通算得点を19点に伸ばした。
このまま1−0勝利し、フランスはベスト8進出を果たした。準々決勝ではモロッコと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月05日 07:37
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦している。
2026年07月05日 07:32
日本代表の過去最強説に嘘はないだろう。
4年前のカタール大会では、明らかに格上のドイツとスペインを破り、ラウンド16でクロアチアにPK戦負けをしたので2勝1敗1分。それに比べれば北中米大会は1勝1敗2分けなので戦績は見劣りする。
だが4年前とは日本の立場が変わった。カタール大会では組み合わせ抽選を終えた時点で、ダークホースでさえなくアウトサイダーと見られていた。実際逆転勝ちしたドイツ、スペイン戦は一方的にボールを支配されていたので、再現性は乏しかった。しかし今回はオランダもブラジルも、日本を対戦相手として危険視して臨んできた。
4年前の日本代表は、多くの中心選手たちが飛躍期を迎えていた。冨安健洋はすでにアーセナルでプレーしており、ワールドカップが挟み込まれたシーズンには、三笘薫がレンタル先のユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ戻り、久保建英はレアル・ソシエダ、上田綺世はフェイエノールト、守田英正はスポルティングへとステップアップ。南野拓実はリバプールを出てモナコへ移るが、逆にブンデスリーガでデュエル王だった遠藤航は大会翌年にリバプールへ移籍。この年には鎌田大地もフランクフルトをヨーロッパリーグ制覇へと導くなど、主力選手たちが次々と適正クラブに身を置き、各自の最高成績を書き換えていった。
こうした個々の目覚ましい進化を基盤に、日本代表の戦い方の質も向上していく。カタール大会翌年のアジアカップでは準々決勝でイランに敗れたが、同年9月の欧州遠征では、ほぼスタメンを使い分けながらトルコとドイツに連勝。ドイツ戦は36%のポゼッションながらチャンスの数で上回り、特に枠内シュートはドイツの3本に対し10本を放ち、4ゴールを奪った。
この間に森保一監督がアジアカップで起用し続けた鈴木彩艶が守護神として定着し、また町田浩樹、渡辺剛、瀬古歩夢、鈴木淳之介ら従来は手薄だったCB陣が欧州で評価を高めていく。振り返れば、高さを重視する指揮官が3バック一択へと傾き、最終的にはボランチの人数を削り非常時にはCBが代行という発想に繋がっていったのかもしれない。
主力が上昇機運に乗ったこの4年間は、想像を超えて順風満帆だった。出場枠が急増したアジア予選が障害にならないのは当然だったが、当面のライバルで本大会でも日本と同じくグループリーグを突破したオーストラリアとの2戦も、森保体制では珍しく結果(1敗1分)とは裏腹に、内容では完全に圧倒した。
今回オーストラリアがエジプトとPK戦まで戦い抜いたことを見ても、過小評価する必要はなかった。さらに昨年はブラジルに初勝利し、今年に入ってもスコットランドとイングランドに連勝。アグレッシブな守備から精度の高い攻撃へと繋げる流れも、たぶん選手たちに確固たる自信の裏付けがあるからこそ奏功していた。
だが今回は諸々のサイクルが敵になった。
グループリーグ突破の難易度は前回が上回ったが、今回は何位で通過をしてもラウンド32の相手が悪過ぎた。さらに主力に故障者が連なり、三笘、南野が出場できなくなった以外にも、コンディションが不透明な選手も少なくなかった。
主将の遠藤が直前に離脱し、初戦では久保まで失う。これだけの過密日程なので故障者リストが膨れるのは多かれ少なかれ、どこの国も似たようなものだが、三笘と久保は日本の2枚看板とも言える存在で、左サイドでの三笘と中村敬斗の連係は最大の切り札になりつつあった。
ブラジルは、フランスやモロッコに比べれば可能性のある相手だった。しかし結局日本は、大筋で2018年のベルギー戦、4年前のクロアチア戦、さらに言えばアジアカップのイラン戦と似た道を辿った。おそらく最も痛恨の想いを抱えているのは、選手たちではないだろうか。
5バックのローブロックで耐え抜こうとするのは、以前から森保監督が好んで選択し、勝利したイングランド戦でもグループリーグのスウェーデン戦でも猛攻に晒され、失点しなかったのは僥倖だった。それでも前者はリードしていたし、後者は引き分ければ良かったが、ブラジル戦は勝たなければ次へ進めない試合だった。
かつてイビチャ・オシムは、ロナウジーニョを擁すブラジルと戦う前に、こう言った。
「ロナウジーニョを守備に回せば、ロナウジーニョではなくなる」
日本は優勝を目ざす前に、目の前の難敵に最大限のチャレンジをするべきだった。森保監督は「良い守備から良い攻撃」を掲げたが、良い攻撃をする姿勢がなければ良い守備は続かない。
日本サッカーは、まだまだ成長期である。成長期には、ミスを怖れず前進を促すリーダーが必要だと思う。
文●加部究(スポーツライター)
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2026年07月05日 07:11
現地7月4日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、前回大会準優勝のフランス代表がパラグアイ代表と対戦している。
立ち上がりからボールを握ってゲームを支配するフランスだが、引いて守る相手を崩しきれず、シュートまで持ち込めない時間が続く。結局、決定機はほとんど作れず、スコアレスで前半を終えた。
フランスメディア『L'Équipe』は、この前半の試合内容について、「フランス代表チームは壁にぶつかっている。守備を固めるパラグアイ相手に苦戦を強いられた。前半は枠内シュートを1本も放つことができなかった」と報じる。
「我々が恐れていたことだ。猛暑の中で行なわれているパラグアイ戦は、フランス代表にとって厳しい試合となっている。南米勢の守備陣が深く守備を固め、危険な攻撃や得点チャンスを作り出すのに苦労している」
後半、ゴールは生まれるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2026年07月05日 07:01
8年前の2018年10月、ドイツ・ハノーファーで当時23歳の浅野拓磨は言った。
「忘れようと思っても忘れられない“紫の誇り”は常に自分の中にあり続けます」
同年7月、200名以上が亡くなった西日本豪雨(平成30年7月豪雨)を受け、浅野は広島県に義援金を寄付した。その3カ月後、当時所属していたハノーファーの練習場で広島について話を振ったときの言葉だ。
「自分が苦しいとき、選手としてなかなかうまくいかないときに支えてくれた人たちへの恩返しは、サッカーやそういう形(寄付)で表すしかないので。広島にお世話になったぶん、こういうときに協力しないとなっていう気持ちと、あとは1人でも多くの人が協力してくれたらなという気持ちで自分も行動しました」
それから8年、ドイツ、セルビア、スペインでの戦いを経験し、31歳になった“ジャガー”が10年ぶりのサンフレッチェ広島復帰を決めた。7月3日、エディオンピースウイング広島で行われた新加入会見で、「ついにこの日が来たなっていう感覚です」と心境を明かした。
「サンフレッチェ広島の選手として帰ってくることに、やっぱり感じるものはたくさんあります。ただ懐かしいというよりも、海外で10年続けてきた挑戦を終わらした感覚が自分の中にはあるので、本当の意味で帰ってきた感覚がありますし、いろんな感情があります」
この夏も、浅野はまだヨーロッパでの挑戦を続けるつもりだった。
「シーズンが終わってからも正直まだ日本に帰る気はさらさらなくて、もっと自分の向かっている夢や目標に対してチャレンジしていきたいと思っていました。なによりも、このサンフレッチェ広島を旅立った時に、僕はできるだけ長くヨーロッパでプレーしたいという覚悟を持っていたので、その気持ちを忘れたことはないですし、そこで活躍している姿を見せることが自分のできる恩返しだと信じていました」
2013年に広島に加入した浅野は、2016年夏にプレミアリーグの名門アーセナルに移籍したが、そのままレンタル移籍でドイツのシュトゥットガルトとハノーファーでプレーした。2019年の夏にセルビアの名門パルチザンに移籍し、2年目で18得点を挙げて飛躍を遂げると、2021年夏にボーフムに移籍してドイツ復帰を果たした。
2022年にはカタール・ワールドカップの日本代表メンバーに選出され、グループステージ初戦のドイツ戦で大会デビューを飾り、決勝ゴールを決める活躍で勝利に貢献。2024年夏にスペインのマジョルカに移籍し、在籍2シーズンで公式戦46試合出場、3ゴール2アシストを記録した。
今回の移籍を前に、広島の強化部がマジョルカを訪問していたが、浅野は「うれしかったけど、『来てもらったとて、僕の気持ちは変わらないですよ』と代理人にも正直に伝えていました。それぐらい僕はまだまだ挑戦する気持ちがありました」と明かす。
ただ、古巣からの熱意や期待を受けて、「そこからずっと日本に帰るべきなのか、もっとヨーロッパでやるべきなのか、自分の中で葛藤もありましたし、もう悩みに悩んで、僕の中で答えは見つからなかったです」と気持ちが揺れ動いた。
「帰ってくる決め手になったのは、サンフレッチェ広島の熱い気持ちと、自分は今何ができるのかを考えたら、日本に帰ってくるからといって僕の挑戦が終わりじゃないですし、海外での挑戦を終わらせることに対して悔しさなのか、悲しさなのか、今までに感じたことのない感情はありましたけど、それ以上にここに帰ってくる意味が大きいなと思いました。そして、僕にやれることが自分の想像以上にあるんじゃないかと感じて、最後は自分で決断しました」
愛着あるクラブへの復帰とはいえ、「もちろん自分がやれることを全力でやりますし、それをゴールや勝利につなげる自信は確固たるものがあります。でも、果たしてそれができるのかという怖さや、期待に応えられるのかという自問自答はこれまでに何十回、何百回とやってきました」と不安もあった。それでも、古巣復帰を選んだのは自分らしさを貫き、覚悟を込めた結果だ。
「正直、怖さはありますけど、でもそこを振り払ってでもサンフレッチェ広島でプレーする意味がすごく大きいなと感じました。ヨーロッパでプレーすることも1つのチャレンジですけど、自分の中でサンフレッチェ広島を選ぶことが、何よりもチャレンジだと最終的には感じたので、僕の中で1番難しい決断をしました。今までも自分の中で難しいチャレンジを決断してきたので、今回も自分らしい決断だったと思いますし、もう決断してからには、ここからやるだけだという気持ちでいます」
そのチャレンジの先に見据えるのは、ワールドカップで活躍すること。これまで常に口にしてきた夢であり、31歳になる今も変わらぬ大きな原動力だ。
「周りから見ると、日本に帰ってきたイコール、1つの挑戦が終わっただとか、日本代表を諦めているようにも見えると思います。ただ、僕が広島に戻ってきた理由はもう一度日本代表のピッチに立つためですし、何よりも自分自身が今の自分よりも成長するためにこのチームを選びました。何かが終わって、ここから日本で落ち着く気はさらさらないですし、日本代表や次のワールドカップももちろん目指しているので、少しでも成長して、もっともっといい選手になりたいです」
今年11月に32歳になる浅野はベテランの域だが、「何かを還元するために帰ってきた気はなくて、自分は自分の成長のために帰ってきたので」と、よりたくましくなった背中で示していく。
「自分は21歳で海外に行って、今年32歳になりますけど、気持ちは広島を発った21歳のままで、ベテランになっている感覚も全くないです。広島でも僕より若い選手たちと同じ思いで、自分の成長に向かってやっていくだけだと思います。その姿を見てチームメイトやファン・サポーターの方が何かを感じてくれるなら、それはうれしいことですし、そのためにとにかく1日1日、100パーセントでやるだけだと思っています」
10年ぶりの復帰の舞台は、浅野も待ち望んだ新スタジアム。前本拠地の広島広域公園陸上競技場(愛称:ビッグアーチ、現:ホットスタッフフィールド広島)を知る浅野は、2024年に開業したエディオンピースウイング広島のピッチに立つ瞬間を心待ちにしている。
「前のスタジアムも僕は大好きだったし、みなさんで作り上げてくれるあの雰囲気のビッグアーチで試合する時間はかけがえのないものでしたけど、やっぱりサッカー専用スタジアムの最高の雰囲気の中でサッカーをすることは、サッカー選手にとってすごく特別なことです。専用スタジアムはみなさんが応援しに来てくれる理由の1つにもなるし、みなさんが来てくれることによって選手のみんなの頑張るエネルギーにもなるので。2年前に川辺(駿)選手(当時スタンダール・リエージュ所属)とこのスタジアムを見に来た時は、やっぱりすごいなと感じましたし、この雰囲気の中で自分もプレーしたいなと思ったので、ここに戻ってこられですごくうれしいですし、楽しみです」
ファン・サポーターとの距離も近くなったピッチで、浅野は「とにかくゴールを取る姿を見せないといけない」と力を込める。
「保険をかけるわけじゃないですけど、やっぱり全てがうまくいくとはさらさら思っていないし、みなさんが期待してくれている姿を見せられない可能性だってあると思います。ただ、そこで他の選手と違うと自信を持って言えるのは、そんな時にこそ、人よりやれる精神やフィジカルがあって、とにかくこのチームの誰よりも成長してやると思っています。それが結果につながるかは自分でもわかんないけど、どういう状況であれ、いい時だけ頑張るんじゃなくて、常に夢や目標に向かっている姿を見せられればなと思います」
3度目のJ1制覇を果たした2015年を最後にリーグ優勝から遠ざかっている広島。浅野は帰ってきたからこそ、「このチームを優勝に導くことが絶対条件だと思っています」と力強く語った。
「まずはサンフレッチェ広島を優勝させるために、とにかく自分はゴールをどんどん取ることが必要だと思っているし、その先に日本代表やワールドカップがあると今までと同じように感じています。ただ、これまでは本当にワールドカップのことしか頭になかったですけど、1つ自分の中で変化があるのは、その前にこのチームを優勝させたい気持ちの方が強いです。それができれば自然とワールドカップにもつながっていくと思っています」
自分の夢や目標に向けて、まずはサンフレッチェ広島のために全力を尽くす。浅野の胸に常に宿っていた“紫の誇り”がまた燃え出した。
取材・文=湊昂大
【動画】浅野拓磨、広島復帰会見
2026年07月05日 06:50
アンドレ・オナナのマンチェスター・ユナイテッド復帰は、本人の希望とは裏腹にクラブ側が認めなかったようだ。
2026年07月05日 06:21
ブラジルの逆鱗に触れた塩貝健人の発言は“悪”なのか。
「昔は強かったけど、今(のブラジル)はどうなんですかね」
ブラジルとの決勝トーナメント1回戦を前に飛び出した塩貝健人のこの発言は、試合後も大きな議論を呼び続けている。
個人的には、このコメントはヤンチャというよりも、塩貝らしい率直さやピュアさが表れたものだったように思う。もちろん、相手を刺激するリスクはあった。しかし、21歳の若者に対し、ブラジル戦前にどこまで発言を計算しろと求めるべきなのだろうか。
もちろん、発言にも責任は伴う。それでも、リスク管理まで含めて代表選手に求めるのであれば、それは塩貝ひとりの問題ではなく、チーム全体で考えるべきテーマだろう。
とにかく今回の一件には、ふたつの見方がある。
ひとつは、ブラジルがこの発言に敏感に反応したこと自体、日本をそれだけ警戒していたからこそだったとも考えられる。もし日本を格下としか見ていなければ、「好きに言わせておけばいい」と受け流していた可能性もある。ブラジルの選手たちが感情を露わにしたのは、日本を無視できない相手として認識していたからではないだろうか。
一方で、「口は災いのもと」という見方もできる。ブラジルメディアを通じて塩貝のコメントが選手たちに伝わり、セレソンに余計なモチベーションを与えてしまった事実は否定できない。試合前の発言が相手を奮い立たせることは、スポーツの世界では決して珍しいことではない。
ただ、それでも、この発言を敗戦の象徴のように扱うのは短絡的だ。
小さな出来事が試合の流れを左右することはある。しかし、日本がブラジルに敗れた理由は決してひとつではない。戦術、試合運び、個々のプレー、相手の実力--さまざまな要素が積み重なった結果であり、「塩貝発言が敗因だった」わけではない。
それは敗戦の本質から目を背ける“逃げ”でもある。
だからこそ、これ以上、塩貝への誹謗中傷はあってはならない。ひとりの若い選手をスケープゴートにしたところで、日本代表が強くなるわけではない。
いずれ日本が再びブラジルと対戦する日が来るだろう。そのときこそ、塩貝にはピッチでブラジルと真正面から渡り合い、結果を残してほしい。
それこそが、あの発言に対する何よりの答えだ。言葉はピッチの外で語られるものだが、サッカー選手の真価はピッチの上でしか証明できない。
塩貝本人は今回の発言を撤回する気はないという。それでいい。ピッチの上で答えを出せば、それでいい。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】美女がずらり!! 上田綺世、谷口彰悟、長友佑都、柴崎岳…新旧日本代表を支える“女優&モデル妻たち”を一挙紹介!
2026年07月05日 04:51
日本代表は北中米ワールドカップのグループステージを1勝2分けの2位で通過したものの、ラウンド32で最多優勝国とブラジルと対戦。先制ゴールを奪い、前半をリードして終えるなど善戦したものの、後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許し、1−2で敗れた。
日本代表は仮に1位通過だったとしても、前回4位のアフリカ王者モロッコが相手だった。出場国が増えて決勝トーナメント進出チームが16→32に増えたにもかかわらず、最初から厳しい相手との対戦に、クジ運の悪さを嘆く論調があった。
だが試合後、10番の堂安律は「このタイミングでとか、くじ運が悪いからとか、ああだこうだ、みんな言っていますけど。僕としては、ここでブラジルと当たることが、むしろ、この壁を乗り越えるのが一番の、今の日本サッカーに必要なものだと思っていた」と主張した。
「むしろ、勝ち上がっていって疲れてきたら、そっちの方がきついのではないかと思っていたので。まだ、僕たちもフレッシュにやれていたし。ギリギリまで戦えていたので。僕はそこには全く言い訳はない。その壁を乗り越えられなかったという感じはありますけど」
まだ消耗が激しくない状態で、強豪と戦ったほうがよいとの考えだ。それも一理あるだろう。
ただ、優勝を目指すのであれば、疲労を溜めた状態でさらに2〜3国の強豪を倒さなればならない。ブラジル戦を見る限り、気が遠くなるような話にも思える。
世界の列強国に近づいているのは間違いない。だが、選手層などを考えると、頂点への道のりが果てしなく遠いのもまた事実だ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?
2026年07月05日 04:28
現地7月3日、北中米ワールドカップ・ノックアウトステージのラウンド32で、アルゼンチン代表とカーボベルデ代表が対戦した。前回王者の楽勝を予想する向きが強かったが、蓋を開けてみれば下馬評を覆す大接戦で、試合は1−1で延長戦に突入。そこでも1点ずつを取り合った死闘は、111分にCKからオウンゴールで勝ち越したアルゼンチンに軍配が上がった。
世界中を驚かせ、大会に清々しい旋風を巻き起こしたカーボベルデの快進撃。韓国メディア『Xports News』もその健闘を大いに称え、とある数値に注目した。「カーボベルデ代表を率いるブビスタ監督はアルゼンチンを土壇場まで追い詰め、大きな称賛を浴びた。彼は今大会に出場した48か国の代表監督の中で2番目に低い年俸しか受け取っていない。ホン・ミョンボ前監督の5%だ。にもかかわらず、卓越した指導力を発揮。守護神ヴォジーニャとともに、カーボベルデという国を世界に知らしめる存在となった」と紹介している。
そのうえで同メディアは「世界のサラリーを分析する企業『Salary Leaks』によると、ブビスタ監督の年俸は11万ユーロ(約2000万円)。同社が公表した韓国代表のホン・ミョンボ前監督年俸216万ユーロ(約4億円)の約20分の1にすぎない。驚きである」と詳細を伝え、「ポルトガルリーグ2部でプレーするGKヴォジーニャの昨シーズンの年俸はわずか5万3000ドル(約810万円)だった。一方、リオネル・メッシの個人資産は10億ドル(約1529億円)を超えるとされているが、これはカーボベルデの国内総生産(GDP)の約3分の1に相当する」と続けた。
そして、「人口約52万人のアフリカの小国カーボベルデは、実力が年俸や市場価値に比例しないことを証明したのだ」と論じている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】日本代表W杯出場26選手のパフォーマンス査定を一挙紹介!最高の“S評価”だった4人は?