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2026年07月14日 16:30
不惑を迎えた涌井秀章が、また一つ球史に名を刻んだ。 11日の広島戦に先発し、6回6安打1失点。今季初勝利を挙げ、2005年の新人シーズンから続く連続勝利を「22年」に伸ばした。22年連続は史上6人目で、プロ1年目からでは石川雅規、米田哲也に続く3人目の快挙となった。 もっとも、中日にとって重要なのは記録の長さだけではない。 40歳の右腕が、今も先発ローテーションの一角として計算できることを示した。功労者に用意された記念登板ではなく、巻き返しを狙うチームに必要な1勝だった。 この日の涌井は93球を投げ、奪三振はわずか2個。それでも、18個のアウトのうち、併殺1つを含む12個のアウトをゴロで奪った。 初回に4点の援護を得ると、無理に三振を狙わず、ゾーン内で打たせて取る投球に徹した。直球一辺倒ではなく、スライダーやシンカーを織り交ぜてバットの芯を外していく。派手さはないが、40歳まで一軍のマウンドに立ち続けてきた理由が凝縮されていた。 象徴的だったのが4回だ。先頭の菊池涼介に二塁打を許したものの、ファビアンを三ゴロ、坂倉将吾を空振り三振、モンテロを一ゴロに仕留めた。無死二塁のピンチを無失点で切り抜け、広島に流れを渡さなかった。 長打を浴びた直後にも崩れず、走者を背負えば次の打者との勝負へ切り替える。球速では測れないベテランの強みが、最も分かりやすく表れた場面だった。 今季はここまで4試合、23回を投げ、与四球はわずか2個。奪三振は14個と突出していないが、自ら走者を増やさず、失点の芽を早い段階で摘んでいる。 球速や奪三振数を見れば、全盛期との差は否めない。それでも、ストライクゾーンの中で勝負し、試合を複雑にしない投球は今も健在だ。 近年は登板機会が減っている。2023年は21試合、2024年は16試合、2025年は12試合。かつてのように、年間を通してローテーションの中心を担う立場ではない。 だからといって、必要性まで薄れたわけではない。 若手投手の登板間隔を空けたい時。故障者が出た時。連戦の途中で救援陣を休ませたい時。5回、6回まで試合を壊さずに運べる先発が一人いるだけで、首脳陣の選択肢は大きく広がる。 井上一樹監督も試合後、涌井について「いい仕事をしてくれた」と評価した。二軍で思うような結果が出ていなくても、一軍の緊張感や経験を力に変えられるとして、この白星を「大きな1勝」と位置づけている。 一方で当の本人は、22年連続勝利にも浮かれていない。 内容については、7月4日の巨人戦で7回1失点に抑えた投球の方が良かったと振り返った。手にした記録よりも、もっと良い投球ができたはずだという感覚の方が強いのだろう。 中6日のローテーション通りなら、次回登板は7月18日の巨人戦が有力だ。ここでも試合をつくれば、直近2試合で見せた安定感への評価はさらに高まる。 中日の逆襲に必要なのは、若手の勢いだけではない。 余計な走者を出さず、ゴロを打たせ、勝負を終盤へつなぐ。不惑の涌井が22年間磨いてきた生存術は、記録達成後の今こそ、苦しいチームに欠かせないはずだ。 文=八木遊(やぎ・ゆう)
2026年07月14日 16:43
セ・リーグ首位の阪神は9連戦が始まるこの日、新外国人のセベリーノ投手、伏見寅威捕手、小幡竜平内野手を一軍登録した。
6月29日に加入したセベリーノは7月10日のオリックスとの二軍戦で二軍公式戦初登板を飾ると、12日のオリックス二軍戦でも登板。いずれも1回を無失点に抑え、一軍昇格となった。
注目すべきは奪三振。二軍戦で2試合・2位回を投げ、5奪三振、奪三振率は22.50。阪神は昨季、石井大智、及川雅貴をはじめブルペン陣が安定しリーグ優勝の大きな原動力となったが、石井はキャンプ中にアキレス腱を負傷、及川は不安定な投球が続き13日に一軍登録抹消された。
現在勝ちパターンは岩崎優、ドリス、11日のヤクルト戦で球団最速タイの163キロを計測した工藤泰成の3人。リリーフ陣が不安定な中で、セベリーノの出来、不出来がリーグ連覇へカギを握る。一軍で阪神のブルペンを支える存在になることができるだろうかーー。
2026年07月14日 16:30
不惑を迎えた涌井秀章が、また一つ球史に名を刻んだ。
11日の広島戦に先発し、6回6安打1失点。今季初勝利を挙げ、2005年の新人シーズンから続く連続勝利を「22年」に伸ばした。22年連続は史上6人目で、プロ1年目からでは石川雅規、米田哲也に続く3人目の快挙となった。
もっとも、中日にとって重要なのは記録の長さだけではない。
40歳の右腕が、今も先発ローテーションの一角として計算できることを示した。功労者に用意された記念登板ではなく、巻き返しを狙うチームに必要な1勝だった。
この日の涌井は93球を投げ、奪三振はわずか2個。それでも、18個のアウトのうち、併殺1つを含む12個のアウトをゴロで奪った。
初回に4点の援護を得ると、無理に三振を狙わず、ゾーン内で打たせて取る投球に徹した。直球一辺倒ではなく、スライダーやシンカーを織り交ぜてバットの芯を外していく。派手さはないが、40歳まで一軍のマウンドに立ち続けてきた理由が凝縮されていた。
象徴的だったのが4回だ。先頭の菊池涼介に二塁打を許したものの、ファビアンを三ゴロ、坂倉将吾を空振り三振、モンテロを一ゴロに仕留めた。無死二塁のピンチを無失点で切り抜け、広島に流れを渡さなかった。
長打を浴びた直後にも崩れず、走者を背負えば次の打者との勝負へ切り替える。球速では測れないベテランの強みが、最も分かりやすく表れた場面だった。
今季はここまで4試合、23回を投げ、与四球はわずか2個。奪三振は14個と突出していないが、自ら走者を増やさず、失点の芽を早い段階で摘んでいる。
球速や奪三振数を見れば、全盛期との差は否めない。それでも、ストライクゾーンの中で勝負し、試合を複雑にしない投球は今も健在だ。
近年は登板機会が減っている。2023年は21試合、2024年は16試合、2025年は12試合。かつてのように、年間を通してローテーションの中心を担う立場ではない。
だからといって、必要性まで薄れたわけではない。
若手投手の登板間隔を空けたい時。故障者が出た時。連戦の途中で救援陣を休ませたい時。5回、6回まで試合を壊さずに運べる先発が一人いるだけで、首脳陣の選択肢は大きく広がる。
井上一樹監督も試合後、涌井について「いい仕事をしてくれた」と評価した。二軍で思うような結果が出ていなくても、一軍の緊張感や経験を力に変えられるとして、この白星を「大きな1勝」と位置づけている。
一方で当の本人は、22年連続勝利にも浮かれていない。
内容については、7月4日の巨人戦で7回1失点に抑えた投球の方が良かったと振り返った。手にした記録よりも、もっと良い投球ができたはずだという感覚の方が強いのだろう。
中6日のローテーション通りなら、次回登板は7月18日の巨人戦が有力だ。ここでも試合をつくれば、直近2試合で見せた安定感への評価はさらに高まる。
中日の逆襲に必要なのは、若手の勢いだけではない。
余計な走者を出さず、ゴロを打たせ、勝負を終盤へつなぐ。不惑の涌井が22年間磨いてきた生存術は、記録達成後の今こそ、苦しいチームに欠かせないはずだ。
文=八木遊(やぎ・ゆう)
2026年07月14日 16:24
「日本ハム−ソフトバンク」(14日、エスコンフィールド)
日本ハムは同点の九回から島本が登板。1死一塁からダウンズを併殺コースの遊ゴロに打ち取った。だが、水野が痛恨のファンブルでオールセーフ。新庄監督の表情もゆがんだ。
なお1死一、二塁から代打柳町に中越え適時二塁打。さらに1死満塁となり、正木に2点二塁打を打たれた。ここで島本は交代となった。
打線は八回まで再三の好機を逃して勝ち越し点を奪えず。ソフトバンクとの大事な首位攻防で3点のリードを許す厳しい展開となった。
2026年07月14日 16:07
日本野球機構(NPB)は14日、出場選手登録を公示した。
2026年07月14日 15:48
医療用医薬品卸のアルフレッサが今季限りで廃部となる社会人野球チーム「セガサミー」との間で、球場など野球施設を引き継ぎ、日本野球連盟への加盟準備に向けた基本合意書を締結したことが14日、明らかになった。同社の親会社のアルフレッサホールディングス株式会社が同日、発表した。
アルフレッサはセガサミーに所属している選手およびチームスタッフも引き継いでいく方針で協議を進めている。
2026年07月14日 15:36
「阪神−中日」(14日、バンテリンドームナゴヤ)
阪神の伏見寅威捕手(36)、小幡竜平内野手(25)、新助っ人左腕のアンダーソン・セベリーノ投手(31)、育成ドラフト1位・神宮僚介投手(23)=東農大北海道オホーツク=が1軍本隊に合流した。
13日には及川雅貴投手(25)、木浪聖也内野手(32)、岡城快生外野手(23)の3選手が出場選手登録を抹消されていた。
「腰部のコンディション不良」から復帰した伏見は、この日先発・高橋と今季9試合バッテリーを組んでおり、即昇格となることが濃厚。セベリーノ、小幡も即登録となる見込みだ。
3日に支配下契約を結んだ神宮は“右殺し”として期待される横手投げ右腕。ブルペン陣の新戦力として近日中にもプロ初昇格となる可能性が高い。
2026年07月14日 15:05
「高校野球和歌山大会2回戦、箕島7−8慶風」(14日、紀三井寺公園野球場)
2022年から夏4連敗中で甲子園出場経験のない慶風が、昨秋と今春4強で甲子園優勝経験のある箕島にサヨナラ勝ちを収めた。慶風は九回に1点を勝ち越されたが、直後の攻撃で2死満塁の好機に。「3番・投手」で先発し、四回からは三塁の守備に就いていた元宗竜馬主将(3年)が適時左前打を放ち、左翼手が打球の処理にもたつく間に2人の走者が生還した。
元宗は「自分で決めようと思っていた。最高でした」と笑顔を見せた。シード校相手に大金星となったが、「打ち合いになると思っていた。打ち勝つ自信はありました」と力強く話した。築出義博監督(47)も「打撃は信用しています。誰一人慌てていなかった」と話した。
2026年07月14日 14:50
「高校野球和歌山大会2回戦、箕島7−8慶風」(14日、紀三井寺公園野球場)
昨秋の今春の県大会ベスト4の箕島が、夏4連敗中だった慶風にサヨナラ負けを喫した。
2026年07月14日 14:37
村上と対面した怪物右腕の“異常さ”にファン驚き
ホワイトソックス・村上宗隆内野手以上の“オーラ”を放つ怪物右腕にファンの驚きが広がった。村上は13日(日本時間14日)、オールスターゲームの前日会見に参加。試合が行われるフィラデルフィアの球場では、出場選手が交流するなど和やかなムードに包まれた。村上も積極的にやり取りを重ねる姿が見られたが、ある大物右腕との対面シーンが全米でも話題となった。
MLB公式X(旧ツイッター)も取り上げるほどの貴重なコミュニケーションとなった。村上が挨拶を交わしたのはパイレーツのポール・スキーンズ投手。昨年サイ・ヤング賞に輝いたメジャーを代表する剛腕と、オールスターゲーム前日に対面を果たした。MLBは2人の様子を動画で公開した。
村上は右手を差し出すと、お辞儀をしながらスキーンズと握手を交わした。2人はがっちりと右手を握り合うと、その後スキーンズが村上の左肩に触れながら笑顔で会話。村上は頷きながら反応するなど、短い時間ではあるが、球宴ならではの時間を楽しんだ。
メジャー1年目から球宴出場した日本が誇る主砲と、怪物右腕の異名を持つメジャー3年目右腕の対面は日本でも話題となった。スキーンズは今年5月に24歳となり、26歳の村上から見ると年下にあたるが、別格の存在感。また、188センチ、97キロの村上の恵まれた体格が、スキーンズの横では小さく見えるほど、右腕の逞しさが際立った。
村上との対面で浮き彫りとなった怪物右腕の“異常さ”にファンも驚愕。SNS上には「うおおおお! すげー!」「スキーンズデカいなw」「大きな宗くんがスキーンズさんといると小さく見えちゃう」「ちょっと待って…スキーンズデカすぎ」「この共演は最高なんですけど」「村上も日本では分厚い部類なのにスキーンズの方が全体的にデカいのエグすぎや」などの声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2026年07月14日 13:58
巨人は14日、ハヤテの李健熙捕手と育成選手契約を締結したと発表した。背番号は『009』
李健熙はハヤテでプレーした今季、ここまで30試合に出場して、打率.224、7打点の成績を残していた。
2026年07月14日 13:40
「日本ハム−ソフトバンク」(14日、エスコンフィールド)
日本ハム・郡司が二回、ソフトバンク・上沢から頭部死球を受けた。変化球のすっぽ抜けだったことから審判団が協議し、危険球退場とはならなかった。
場面は二回1死三塁。1ボールから上沢が投じた125キロのカーブがすっぽ抜け、郡司の後頭部付近に直撃した。郡司は一度ベンチへ下がったが、再びグラウンドへ。頭を下げる上沢に、笑みを浮かべて手を挙げて応える様子もあった。
1死一、三塁と好機が広がったが、野村、大塚が凡退し、先制点は奪えなかった。
【パ・リーグ アグリーメント】危険球について…投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は即退場となる。
2026年07月14日 13:40
花火をあしらった夏季限定デザイン
ロッテは、ZOZOマリンスタジアムで開催される夏の主催3試合において、飲むアイス「クーリッシュ」を配布すると13日に発表した。
2026年07月14日 13:39
パドレス守護神ミラーがダルビッシュを語る「まさにプロフェッショナルだ」
パドレスの若き守護神メイソン・ミラー投手が13日(日本時間14日)、フィラデルフィアで行われたオールスター恒例の前日会見に臨み、同僚のダルビッシュ有投手へ寄せる深い敬意と、クラブハウス内での知られざる影響力を明かした。日米通算208勝を挙げるなど長年トップに君臨する39歳について、「まさにプロフェッショナルだ」と最上級の言葉で称賛。その卓越した存在感に強い感銘を受けている。
最速104.5マイル(約168.2キロ)を誇るミラーが特に「参考にしている」と熱弁を振るったのが、ダルビッシュの持つ高いコミュニケーション力だ。「投手であれ野手であれ、関係なくチームメートたちと信頼関係を築いている。その特別なアプローチや、野球に対する精神面での向き合い方は、僕も見習っている」。ポジションや国籍の垣根を越えてチームを一つにまとめる人間性に全幅の信頼を寄せる。
今夏に2度目のオールスター戦に選出された剛腕は、今季38登板で2勝1敗25セーブ、防御率0.91の好成績をマーク。パドレスの救援陣を牽引している。さらなる高みを目指す27歳にとって、レジェンドの存在は生きた教科書だ。
ダルビッシュは右肘手術のリハビリ中。今季は全休で制限リストに入っているが、所属チームの契約下にとどまる。「間違いなく偉大なレジェンドの一人。同じロッカーを共有し、彼の考え方に少しでも触れられるのは本当に特別なことだ」と実感を込めて話し、偉大な先輩の背中を追いながらさらなる成長を誓っていた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2026年07月14日 12:45
巨人は14日、ファーム・リーグに参加しているハヤテの李健熙(い・ごんひ)捕手(26)と育成契約を締結したことを発表した。背番号は「009」。右投げ右打ちで強肩も武器だ。韓国出身で檀国大を経て韓国・NCダイノスに入団後、今季からハヤテに加入。巨人のハヤテからの“補強”は初となる。
都内で会見を行った李は「持ち味はバッティングと強肩。捕手としても足は速い。外野も守ったことあります」とアピールした。
同席した巨人の吉村禎章執行役員CBO・チーム運営担当は「彼の野球スタイル、ハングリーだったり。彼らしい(プレーで)新しい環境で相乗効果を起こしてくれる」と期待した。現在1軍登録されている捕手は小林、大城、岸田の3人。調整や育成も目的として行う2軍や3軍の試合に出場する経験も豊富でハングリーな捕手の“補強”を行う狙いもあったとみられる。
李は今季、ファーム・リーグで30試合に出場し打率・224、7本塁打をマークしている。
2026年07月14日 12:20
バルガス「ムネがチームにもたらした最高の仕事」
オールスター恒例の記者会見が13日(日本時間14日)にフィラデルフィアで行われ、ホワイトソックスのトリスタン・ピーターズ外野手とミゲル・バルガス内野手が取材に応じた。その中で、チームメートの村上宗隆内野手がクラブハウスに持ち込んだ“ある日本製品”への熱狂的な愛を語る一幕があった。
事の発端は、今季からホワイトソックスに加入した村上が、本拠地のクラブハウスに日本の温水洗浄便座を導入したことだ。これがチームメートの間で瞬く間に大ヒットとなり、新たな文化として定着しつつある。
会見で「村上がクラブハウスに持ち込んだビデを使ったか?」と問われたピーターズは、満面の笑みで「ああ、ビデは愛しているよ! 本当に最高さ」と大絶賛。「うちの家にも一つ欲しいくらいだね」と、その快適さにすっかり魅了されている様子だった。
また、バルガスも「それが最高のパートだよ! ムネがチームにもたらした最高の仕事は、クラブハウスにビデを持ち込んだことさ」とジョークを交えて称賛。インタビュアーから「自分の家にもあるのか?」と聞かれると、「僕の家にはまだないけれど、クラブハウスのものは本当に最高だよ」と語り、日本が生んだテクノロジーへの感謝と愛を隠さなかった。
グラウンド上での活躍のみならず、日本の“トイレ文化”でチームメートの心とお尻をガッチリと掴んだ村上。異国の地で、思わぬ形でも確かな存在感を示している。(小谷真弥 / Masaya Kotani)