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2026年07月24日 04:14
<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 初日◇23日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)の前哨戦は、第1ラウンドが終了した。6アンダーで回ったジェニー・シン(韓国)とローレン・コフリン(米国)が首位タイで初日を終えた。 【懐かし写真】“ハタチ”の原英莉花 艶やかな振袖姿をプレーバック 日本勢は10人が出場。山下美夢有と原英莉花が首位と4打差の2アンダー・5位タイで滑り出した。強風が吹き、アンダーパーがわずか13人のなかで山下は3バーディ・1ボギー、原は4バーディ・2ボギーの安定したゴルフで上位につけた。そのほか、岩井千怜が4バーディ・4ボギーのイーブンパー・14位タイで日本勢3番手。畑岡奈紗は2オーバー・33位タイで2日目に向かう。竹田麗央、上原彩子は4オーバー・55位タイ、22年大会覇者の古江彩佳は岩井明愛らとともに6オーバー・89位タイ。勝みなみは8オーバー・117位タイ、吉田優利は10オーバー・130位タイと出遅れている。首位と1打差の3位にキム・アリム(韓国)。3アンダーの4位にリサ・ペターソン(スウェーデン)。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)はイーブンパー・14位タイのスタート。前年大会でプロ初優勝を挙げたロティ・ウォード(イングランド)は2オーバー・33位タイにつけた。賞金総額は200万ドル(約3億2600万円)。優勝者には30万ドル(約4800万円)が贈られる。 スコットランド女子オープン 初日の結果 違いが分かりますか? 山下美夢有が英国で“期間限定”はじめました ネリーの額がすごすぎる… 米女子賞金ランキング 【写真】元気はつらつ!高校生時代の原英莉花 【写真】原英莉花がシブコのほっぺをぷにぷに
2026年07月25日 10:15
<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 2日目◇24日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>岩井姉妹がリンクスコースで、2人そろって決勝ラウンドに進んだ。妹の千怜は「KPMG全米女子プロ選手権」、「アムンディ・エビアン選手権」と直近2試合連続で予選落ちしていた。姉の明愛はKPMG前週の「マイヤーLPGAクラシック」を2日間で終えていたため、姉妹そろって決勝を戦うのは、6月に2人で組んで出場したペア戦「ダウ選手権」以来、4試合ぶりとなる。
【写真】似ている? 全身ペアルックの明愛&千怜
明愛は崖っぷちからのカムバックで週末行きのチケットをつかんだ。初日は「78」と崩れて6オーバー・89位と出遅れ。しかし、この日は「フィーリングも悪くなかったし、パターも打てました」と「70」でフィニッシュ。トータルスコアを4オーバーに戻し、41位タイまで浮上した。フェアウェイキープ率が50%(7/14)だったティショットに関しては、「きのうミスしたホールでは大丈夫だったけど、ところどころでミスが出た」と、決勝を戦ううえでの課題。しかし、前日の「32」から「27」に回復したパットが要所で決まった。パー5の後半3番は、20メートル超えのパットをピタリと寄せ奪ったバーディ。「オーバーめに打とうと思ったらピッタリだった」と、強気のパットがカギを握りそうだ。「ちょっとは」と気にしていた予選カットラインを突破し「安心しました」と本音も。しかし、すぐに臨戦態勢に入り、「予選を通ったからには上を目指していかないといけない。伸ばせるように、残り2日間頑張りたいです」と、視線を鋭くした。一方、千怜は1バーディ・4ボギーの「74」と落としながら、初日をイーブンパーの18位で終えていたことが効いた。トータル2オーバー・23位タイで危なげなく、3試合ぶりの決勝行き。それでも「チャンスにはつけられたけど、そこで決め切れず、流れがうまく作れなかった一日でした」と悔しそうな表情を浮かべる。それでも、唯一のバーディとなった3番では、2オンに成功して伸ばすなど、持ち前の攻撃性を発揮。「きょうも難しい位置にピンを切っているので、あしたもタフになるんだろうなと思ってプレーしていました」。その状況で伸ばすことをイメージしながらのムービングデーになりそうだ。リンクスでは、とにかく「冷静に」ということを心がけている。きょうもバーディがなかなか来ない展開でも落ち着いた表情でプレーを続けた。ひさびさの決勝だが、安どする気持ちより、上を狙う意識の方が当然ながら強い。「自分に喝を入れるような気持ちを持たないといけない」。ここからさらにギアを上げる。(文・間宮輝憲)
スコットランド女子オープン 2日目の結果
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先週はF1工場を“社会科見学” 岩井姉妹がツアー転戦のなか大事にする「遊び」の時間
無駄にしなかった“2年前の絶望”「経験は大きい」 原英莉花が上位で週末へ
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2026年07月25日 09:47
◆米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ・スコットランド・オープン 第2日(24日、英ダンドナルド・リンクス=6543ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、5位から出た山下美夢有(花王)は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と落とし、通算イーブンパーの11位に後退した。
6番パー3はグリーン奥のバンカーから放った第2打がグリーンを越えて奥の深いラフへ打ち込み、「バンカーからホームラン打ってしまいました」。アプローチはピン奥4メートルと寄せ切れず、2パットでダブルボギーをたたいた。続く7番、8番を連続ボギーとし、前半でスコアを4つ落とした。
後半は10番で2メートル、最終18番はグリーン左ラフからアプローチをピンそばに寄せてバーディーを奪い、2つ取り戻してフィニッシュした。「今日は前半でちょっとバタバタすることが多くて、ショットも曲がっていたし、なかなか難しいというか、自分で落としてしまっていう感じだった。後半は何とか2つは取れたかなと思う。ショットというより、ショートゲームでミスしてしまった」と振り返った。
大会2連覇がかかるAIG全英女子オープン(30日開幕、英ロイヤルリザム&セントアンズGC)を翌週に控えた“前哨戦”。トップと11打差の11位で週末に臨む。「リンクスはなかなか難しいので、良い流れを作れないこともあると思うけど、こういう時もあるかなと思って切り替えて、残り2日間頑張りたい」と見据えた。
2026年07月25日 09:36
<エバンズ・スカラーズ招待 2日目◇24日◇ザ・グレンクラブ(イリノイ州)◇7262ヤード・パー71>米国男子下部コーン・フェリーツアーの第2ラウンドが終了した。日本勢は3人が出場している。
【写真】石川遼の独特すぎる練習法“竹ぼうき素振り”
6位から出た石川遼は、1イーグル・4バーディ・1ボギーの「66」でプレー。首位と4打差のトータル11アンダー・7位タイで決勝に進んだ。前半13番で4メートルを沈めてバーディ先行。342ヤードに設定された15番パー4では、ティショットをグリーン右手前まで運び、チップインでバーディを奪った。そこからさらに3つ伸ばしたが、最終9番パー3で3オン1パットのボギー。それでも、優勝争いに加わって週末を迎える。杉浦悠太は5バーディ・1ボギーの「67」でプレーし、トータル7アンダー・33位タイ。大西魁斗は6バーディ・1ボギーの「66」をマークし、トータル5アンダー・57位タイのカットライン上で決勝にコマを進めた。トータル15アンダーの首位にディラン・メナンテ(米国)とトーマス・ロゼンミュラー(ドイツ)。トータル14アンダーの3位にトミー・モリソン(米国)が続いている。賞金総額は100万ドル(約1億6000万円)、優勝者には18万ドル(約2900万円)が贈られる。
エバンズ・スカラーズ招待 2日目の結果
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松山英樹参戦 米ツアーリーダーボード
2026年07月25日 09:29
<3Mオープン 2日目◇24日◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431ヤード・パー71>米国男子ツアーの第2ラウンドが終了した。
2026年07月25日 08:47
◆米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ・スコットランド・オープン 第2日(24日、英ダンドナルド・リンクス=6543ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、5位で出た原英莉花(NIPPON EXPRESS ホールディングス)が1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダーで日本勢勢上位の4位に浮上した。首位と7打差。
強風が吹き荒れる中、原が上々のプレーを見せた。
10番パー4。残り約130ヤードからピッチングウェッジで放った第2打が直接カップインしてイーグルを奪取。驚きの表情で両手を広げ、キャディーとハイタッチして喜んだ。「イメージ通りに打てたけど、思ったより大きくバウンドが見えたので『奥行ったかな』って思ったけど、入ったっていうことで、すごくラッキーだった」と振り返った。
16番、17番はいずれも8メートルをねじ込んで連続バーディー。スコアを2つ落とした前半から一転、後半は4つ伸ばして上位をキープした。「前半厳しい展開ではあったけど、7番、8番で良いパーセーブができて、10番ではビックリするイーグルもあって、そこからスコアを伸ばしていけたのが良かった」と喜びをにじませた。
フェアウェーキープ率は71・4%、パーオン率は72・2%。冷え込みが厳しく、風が強い厳しいコンディションにも負けず、上位で決勝Rに進んだ。「朝、本当に寒かったし、いきなりの雨も降ってきたりして、考えることが多くて大変だった。でも、後半に向けて少しずつコンディションが良くなってきたので、いいプレーができてよかった。明日もっとコンディションが荒れる予報なので、しっかり練習して、もっと思ったところに打てるように頑張ります」と力を込めた。
2026年07月25日 08:30
<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 2日目◇24日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>2022年大会を制した歴代覇者の古江彩佳は、米ツアー初優勝を挙げたこの大会で2年連続の予選落ちを喫した。89位からカットライン突破を目指したが、「76」のラウンドで実らず。トータル10オーバー・94位タイに終わった。
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「まったくと言っていいぐらい運がなかった。風のあるリンクスコースは、やっぱり運も必要だと思う。その部分がなかった」ラウンド後は悔しさを押し殺すように、静かに、冷静にそう話した。海沿いの自然の地形を利用したリンクスでは、不規則なコブや傾斜などが思わぬ結果を生むことがある。「いいショットを打ってもいいキックで止まってくれなかったり、悪いショットが戻ってくるようなこともまったくなかった」。今年も味方につけることはできなかった。初出場初優勝した22年から、今年が5度目の出場。24年には3位になっているが、これで去年、今年と2年連続で週末行きを逃した。今季1ラウンドあたりの平均パット数が「29.39」でツアー31位の古江が、初日「33」、2日目「31」だったことも苦戦ぶりを物語る。パーオン率は55.5%(20/36)と、今季平均の66.67%を大きく下回った。初日の4番パー3は、ティショットを左に曲げてダブルボギーを叩いた。「それを言い訳にはしたくないけど、雑音が入ってきて集中しきれなかった」と、こういう部分にも不運さを感じる。来週は今季最後のメジャー「AIG女子オープン」(全英)が控えるが、ここに向けても「運があることを願いたいですね」と苦笑いを浮かべた。それでも「調子自体は悪くない」と切り替えていく。「パットでもっと決めないといけないけど、ショットはこのままいければ」。メジャー前にリンクスを経験できたことをプラス材料ととらえ、この週末は来週に向けた準備期間に充てる。(文・間宮輝憲)
“全英前哨戦” 2日目の結果
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無駄にしなかった“2年前の絶望”「経験は大きい」 原英莉花が上位で週末へ
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2026年07月25日 08:18
<ハートフォード・ヘルスケア女子選手権 2日目◇24日◇GCオブエイボン(コネチカット州)◇6439ヤード・パー71>米国女子下部エプソン・ツアーの第2ラウンドが終了した。日本勢は谷田侑里香と伊藤二花が出場している。
【写真】谷田侑里香のドライバースイングを分析!
3位から出た谷田は5ボギー・1ダブルボギーの「78」と乱調。それでもトータル3オーバー・58位タイと耐え、決勝ラウンドに進出した。伊藤二花は2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーで、連日の「73」。トータル4オーバーでカットラインに1打届かず、予選落ちとなった。5アンダーの首位にジェニファー・エリオット(オーストラリア)、ケンドール・トッド(米国)ら5人が並んでいる。賞金総額は25万ドル(約4100万円)、優勝者には3万7500ドル(約610万円)が贈られる。
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急きょのキャディと応援に感謝 異例の一週間で“最高位”フィニッシュ【谷田侑里香“最高峰への道”】
谷田侑里香 プロフィール&戦績
全英女子前哨戦 2日目の結果
プロテストが始まりました 1次予選の結果&スケジュール
2026年07月25日 08:05
◆米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ・スコットランド・オープン 第2日(24日、英ダンドナルド・リンクス=6543ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、5位で出た原英莉花(NIPPON EXPRESS ホールディングス)が1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算4アンダーで日本勢勢上位の4位に浮上した。
2026年07月25日 08:00
屋外プレーは、雨風にも注意しなければなりません。今回は、MOINSDIXからの最新のゴルフウエアをご紹介します。 【MOINSDIX】Abri Full Zip Hoodie & Abri Pants
ブランド名の「MOINSDIX」とは、フランス語で「マイナス10度」という意味。「着るだけで10歳若返ったように、ストレスフリーで動ける世界を作る」という思いが込められたゴルフウエアである。
プロゴルファー須藤裕太が、ゴルフコースという特別な場所を、過去の自分と比べて落ち込む場ではなく、どんなときでもワクワクできる空間にしたいという願いをもってプロデュースしている。
その思想を体現するのが、シェルターを意味する「Abri」と名づけられたフルジップフーディとパンツである。薄手のナイロンベースの生地は、軽く動きやすいだけではなく「撥水」「防水」「防風」「蓄熱」の機能を併せもち、冷たい雨風からプレーヤーを守る、まさに〝シェルター〞の役割を担う。
単品使いはもちろん、同色でそろえればラウンドから行き帰りまでをシームレスにつなぐ「機能系セットアップ」として活躍してくれる。
●素材/ナイロン91%・ポリウレタン9%
●サイズ/M・L・LL
●カラー/ブラック、ホワイト、オリーブ
●価格/フーディ:2万6400円、パンツ:2万2000円
いかがでしたか? ぜひ、機能性バツグンのゴルフウエアを手に取ってみてください。
●問い合わせ/MOINSDIX
https://moinsdix.com/
2026年07月25日 07:40
<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 2日目◇24日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>「正直、このコースでうまくいくなんて思ってない。マイナスのイメージより、『でた〜』『きました〜』って受け入れられるようになりました」
【動画】お見事! 原英莉花のイーグルの瞬間
2年前にはじめてこのコースで戦った時、原英莉花は絶望の淵に立たされた。当時は日本ツアーが主戦場で、推薦でスポット参戦。初日はスタートが遅れ、さらに中断を挟むほどの荒天だった。午後組の最終組だった原がスタートした時には、すっかり夕方になっていたことも思い出す。「風が10何メートル吹いていたし、(午後)5時30分からやるの?って思いました。グリーンはカチカチだし、中止じゃないの? って。そういう経験ができたのは自分のなかで大きかったですね」まさにカルチャーショック。結果的に初日はサスペンデッドになり、2日目に25ホールを回ることに。そしてトータル8オーバーで予選落ちを喫した。悔し涙もこみ上げたほどの惨敗。そのショックが大きかったからこそ、2度目の出場となった今年は、すべてを受け入れられている。2アンダーの5位から出た2日目は、1番のティショットが右のフェアウェイバンカーに入り、いきなりボギーが来た。そのバンカーも、地面が硬く、フォローの風に乗ったがゆえに入ってしまったもの。普段なら入らないような位置にあり、これもリンクスの“理不尽”といえる。それでも「きょうは飛ぶのかな」と思うくらいで、冷静さは保てた。4番でもボギーが来たが、7番では20ヤード、8番も30ヤードのアプローチを58度のウェッジでピタリと寄せて、パーでしのいだ。「ライもあまりよくなかったし、難しかったけど落ち着いてやれました。(トゥデイ)3オーバーまでいってたら(展開が)変わっていたと思います」。このプレーをきょうのポイントに挙げる。ガマンしていれば、ご褒美もやってくる。10番パー4では、残り130ヤードからPWで打った2打目が直接カップインした。大きなリアクションをした後は、キャディとハイタッチ。ボールを拾いあげると、テレビカメラに向かってガッツポーズをしてみせた。「右からのフォローが吹いていたので、左にだけは行きたくないと思って、右を向いて打ちました」という一打がイーグルになり、前半の2ボギーを帳消しにした。16番、17番ではともに8メートルのバーディパットをねじ込んだ。後半に勢いづきトータル4アンダーの4位タイ。首位とは7打差で、上位争いに名乗りをあげた。「経験は大きいのかなと思いました。昔は、うまくいかないことを受け入れられない自分がいた。でも失敗ばかりしてるから、それも受け入れられて前向きなプレーができている…のかな?」。ボロボロになりながらクラブハウスに戻ってきたあの日の屈辱は、無駄にはしない。序盤は首をかしげていたティショットも、ホールが進むにつれ、自信を持って振っているように見えてきた。ここは2週前の「アムンディ・エビアン選手権」でも課題として口にしていた部分。「狭いコースが続いて、横振りになっているのが原因かなと思ったので、縦で振るイメージにして、少しずつよくなっている。もっとフェースをボールに向けていけるように練習します」。2日目のフェアウェイキープ率は71.4%(10/14)。及第点といっていい。「一番苦手」と話していた13番パー4でもバーディを奪い、それも素直によろこぶ。2日間の平均スコアが『75.553』というリンクスで、2日続けて「70」を記録している姿は、それこそ2年前の自分には想像もできなかったことだろう。トータルアンダーパーは、この日プレーした142人中わずか10人だ。とはいえ、難しいコースという印象が変わったわけではない。「勝負をかけられるところがない。上位で争っていても優勝争いをしていても、今の私の調子だと。エンジンをかけるというより、低空飛行をしながらうまく切り抜けていかないと。そのなかでいい最終日を迎えられたらいいけど…恐れながらプレーします」。恐怖心は完全には拭えない。しかし今年は絶望感ではなく、ワクワクした気持ちでスコットランドの週末を迎えることができる。(文・間宮輝憲)
スコットランド女子オープン 2日目の結果
【写真】原英莉花がシブコのほっぺをぷにぷに
【写真】元気はつらつ!高校生時代の原英莉花
違いが分かりますか? 山下美夢有が期間限定はじめました
バーディチャンスから『9』の大たたき リンクスの悪夢
2026年07月25日 07:00
ツアーで活躍しているプロたちは誰もが自分のゴルフをよりよいものにしていくためにさまざまなことを考え、走り続けている。
どんなことを考え、どのようにゴルフと向き合っているのか。インタビューをとおして、その姿を探っていく。 「バーディパットが全然入らなかった1年でした」 「プロ1年目、ショットはある程度通用したのかな、と思います。課題はパッティングです」
「私ひとりで4ページも? 大丈夫ですか?(笑)」インタビュー開始冒頭、寺岡沙弥香はこういって笑った。ルーキーイヤーの2025年シーズンはQT 54 位からのスタートだったが、かぎられた出場機会で結果を出して、後半戦はほぼすべての試合にエントリーすることができた。
優勝争いをした昨年8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」と、今季の出場権を最後まで争うこととなった11月の「大王製紙エリエールレディス」の前後の状況を中心に。また、プロ2年目を迎えようとしている現在地を探ってみた。
── プロ1年目を振り返って、2025年はどんな年でしたか?
寺岡 全国をまわって試合をするのがとても楽しかったです。親と別の部屋にひとりという自由な時間がうれしくて。ただ、10月あたりから最後の2カ月がとても疲れましたね。シード獲れるかもしれないし、55位(今季前半戦出場権)から漏れるかもしれないという状況だったので。
──レギュラーツアーで「十分戦えていた部分」と「これからもっと磨いていかなければならない部分」を聞かせてください。
寺岡 細かいところで課題はありましたが、ショットは比較的よかったと思います。ただ、夏場にアイアンを替えたところで少し調子を落としてしまいました。
──替えた理由は?
寺岡 それまでとくに悪いところはなかったのですが、契約しているメーカーさんから新しいクラブが出たので、そちらに飛びついてしまったんです(笑)
──それがハマらなかった?
寺岡 そうですね。悪くなかったんですけど予選落ちが3つ続いてしまったのと、同期で仲のよい荒木優奈ちゃんがゴルフ5レディスで「元のクラブに戻したら初優勝した」と聞いて、それに刺激を受けて私も元に戻したんです。
──結果はいかがでしたか?
寺岡 メジャーでトップ10入りでした(笑)。それからクラブは替えていません。
──そんな顕著に(笑)。これから磨いていかなければならない部分は?
寺岡 何よりもパッティングです。昨年は試合で4、5メートルのバーディパットをかなりたくさん打ったのですが、全然入らなかったですね。7、8メートルも「お先に」の距離にも寄らなかった。1メートルのパーパットはどう打っても入る感覚だったんですけど。
──バーディだと緊張してしまうんですかね?
寺岡 単純に打ち方が悪かったんだと思います。短い距離はなんとかなるけど、長い距離はしっかり打たなければいけないのにうまくいかない。だから遅いグリーンもよくなかったです。
──今オフ最大の課題ですね。
寺岡 はい。今、パッティングのコーチに昨季とはまったく違う打ち方を教わっています。いい球が出ているのでこれが完成すれば、今季は戦えそうな気がしています。 「2025年は60点くらい。パッティングを仕上げて年間女王を狙っていきます」
──技術的な成長が見込めそうですね。精神的な部分はいかがでしたか?
寺岡 最初のうちはパー5で、少しでもグリーンに近づけばと、思い切り振ってバーディばかり狙っていました。それがツアーの後半になると、たとえばティーショットをミスしたら無理をしないで「結果バーディだったらラッキー」と思うようになってきました。
──最善のマネジメントができるようになってきたと。体力的には1年どうでしたか?
寺岡 試合に出たてのころは、朝から晩まで練習しないと不安でした。でも、それだと試合中にエネルギーが切れてしまうんですよね。後半は慣れてきて、いいペースでできるようになりました。
──では、プロ1年目の評価は自己採点で何点くらい?
寺岡 60点くらいですかね。開幕前に第1目標にしていたのが、来シーズン前半戦の出場権を得ることでした。メルセデスランキング55位以内か、ステップアップツアーで賞金ランキング2位以内に入ることを目指そうと。その目標はクリアすることができました。 「じつは手の震えが止まらなかったんです」
──2025年の寺岡プロは、数多く上位争いをしていたイメージがあります。優勝争いをした8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」を振り返ってください。
寺岡 最終日最終組で鈴木愛さんと柏原明日架さんと回ったのですが、2人とも「この試合獲るぞ」というオーラがすごくて、朝の挨拶のときに顔も見れませんでした。
──落ち着いて回っているように見えたのですが……。
寺岡 いえいえ、手が震えまくっていましたよ。これが入ったらプレーオフっていう最後18番のバーディパットも、できることなら打ちたくなかったくらいです(笑)。ただ、その一方で冷静な自分もいて、3パットでも2位だからOK、とも思っていました。
──結果、単独2位でしたね。
寺岡 優勝できなかったので8割くらいはやっぱり悔しい気持ちです。でも、最終日最終組で伸ばせて終われたので満足した部分もあります。
──そのあと「メルセデスランキング55位を争う」最後の勝負が11月にありましたね。
寺岡 はい。まず、50位以内のフルシード(全試合出場権)を狙って攻め続けるより、55位以内を確保するゴルフをしようかと。ただ、予選通過しなかったら絶対に56位以下になると思っていたのでガンバりましたが、結果は予選落ち……。もうその時点でQT行きを覚悟したので、日曜は自宅近くのコースへ練習ラウンドをしに行きました。でもやっぱり55位前後の選手のスコアが気になって、ラウンド中、5分おきにリーダーボードをチェックしていました。
──結果54位で今季の前半戦出場権を得ることができましたね。
寺岡 はい。正直ホッとしました。そのときの調子からすると、QTで戦ってもどうなるかわからなかったので、心のなかで「今回だけは権利をゆずってください」と祈りました(笑)
──「運も実力のうち」といいますからね。さて、最後に26年シーズン以降の目標を教えてください。
寺岡 今調整中のパッティングを開幕までに完成させて、3年以内に年間女王になれたらと思っています。
*
思い切りのよいプレーが魅力の寺岡プロ。きっと今季は同期の荒木優奈プロとの優勝争いを望んでいることだろう。表彰式ではあの笑顔を振りまきながら、大阪弁でシャキシャキとあいさつをするはずだ。
いかがでしたか? 荒木プロの活躍から目が離せませんね!
寺岡沙弥香
●てらおか・さやか/2002年生まれ、大阪府出身。2024年のプロテストをトップ合格(97期生)。明るい性格で、コースで見せる満面の笑顔に癒されるギャラリーは多い。2025年は優勝争いも経験し、今季は初優勝を目指す。
文=ひよこきんぎょ
写真=田中宏幸
撮影トーナメント=富士通レディース
2026年07月25日 07:00
ブリヂストンから、機能ティのアナウンス。
2026年07月25日 06:45
<ISPS HANDA スコットランド女子オープン 2日目◇24日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6543ヤード・パー72>海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)の前哨戦は、第2ラウンドが終了した。トータル11アンダーの単独首位にジェニー・シン(韓国)がつけた。2位以下に5打差をつける独走状態としている。
【懐かし写真】“ハタチ”原英莉花の振袖姿
トータル6アンダー・2位にエスター・ヘンセライト(ドイツ)。トータル5アンダー・3位にキム・アリム(韓国)が続いている。日本勢は10人が出場。原英莉花が1イーグル・3バーディ・3ボギーの「70」で回り、トータル4アンダー・4位タイで最上位につけている。5位から出た山下美夢有は「74」と落とし、トータルイーブンパー・11位タイに後退した。畑岡奈紗と岩井千怜はトータル2オーバー・23位タイ、岩井明愛はトータル4オーバー・41位タイ、竹田麗央はトータル6オーバー・58位タイで予選を通過した。勝みなみはトータル7オーバーでカットラインに1打届かず。2022年覇者の古江彩佳と上原彩子はトータル10オーバー、吉田優利はトータル12オーバーで予選落ちとなった。昨年大会でプロ初優勝を挙げたロティ・ウォード(イングランド)はトータルイーブンパー・11位タイ、ネリー・コルダ(米国)はトータル4オーバー・41位タイにつけた。賞金総額は200万ドル(約3億2600万円)。優勝者には30万ドル(約4800万円)が贈られる。
スコットランド女子オープン 2日目の結果
違いが分かりますか? 山下美夢有が英国で“期間限定”はじめました
【写真】元気はつらつ!高校生時代の原英莉花
【写真】原英莉花がシブコのほっぺをぷにぷに
【写真】もしも原英莉花が秘書だったら
2026年07月25日 06:33
<大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目◇24日◇ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(福岡県)◇6485ヤード・パー72>19歳でプロ2年目、兵庫県出身の加藤麗奈が自身初の単独首位に立ち、決勝ラウンドへ進出した。「出るからには一応上位を狙っているんですけど、ここまでできるとはちょっと思っていなかったので、自分が1番びっくりしました」と、思わず笑みをこぼした。
【写真】大爆発「64」に本人もビックリ?
今大会を迎えるまでのツアー自己ベストは「68」だったが、初日に「67」で更新。さらにこの日は1イーグル・7バーディ・1ボギーの「64」をマークし、再び自己ベストを塗り替えた。試合外では「63」を記録した経験があり、昨年、優勝を飾ったステップ・アップ・ツアー「ロイヤルメドウカップ」最終日にも「64」を出しているが、レギュラーツアーでの更新については「違います」ときっぱり。「やっぱりレギュラーのほうが難しいですし、選手層も高いので、すごくうれしいです」と笑顔を見せ、喜びを表した。インからスタートし、前半で3つスコアを伸ばすと、後半は一気のバーディラッシュ。4番でボギーを喫したものの、続く1オンチャレンジホールの5番パー4(256ヤード)ではティショットがカラー止まりとなり1オンは逃したが、約5メートルを沈めてイーグルを奪取。その後も6番で1.5メートル、7番で10メートル、8番で1メートル弱、9番で3.5メートルを沈め、4連続バーディで一気にリーダーボードを駆け上がった。最終9番でリーダーボードを確認した際の心境について問われると、「(首位)タイはいると思っていて、あ、“単独やん”みたいな。びっくりしました」と、それまでの標準語から思わず関西弁が飛び出した。好スコアの要因はショットにあり、「きのうからショットがずっと良くて、そこでスコアを作れている」と振り返る。パーオン率は2日間で83%(30/36)と高水準を記録した。2023年、大阪・好文学園女子高2年時に左くるぶし下を疲労骨折。これを機にゴルフに専念できる環境を求め、通信制の大阪ルネサンス高へ編入した。翌24年、JLPGAプロテスト2次予選を突破したあと、9月に同箇所を再び疲労骨折するも、見事合格を果たした。現在は「骨は治っているんですけど、痛みはゼロではない」状況。骨折の影響が残る中で戦っている。しかし同年11月下旬の最終QTは、完治しないまま出場し、2日目終了時に途中棄権。プロ1年目はQT104位の資格でスタートし、下部ツアーが主戦場となった。それでもデビューイヤーにステップ・アップ・ツアーで初優勝を挙げ、今季はQT7位の資格でレギュラーツアーに参戦している。第1回リランキングは29位。9月の第2回に向けてポイントを積み上げたい状況で、今季の目標は「シードを取ること」だ。今年は心境にも変化があった。「ここ最近、予選通過できるようになって、その前までは予選通過を気にしすぎていたんですけど、最近はそれよりも『上位に行くことを目指して頑張るか』、というのもあります」と、試合に臨む意識が変わってきた。さらに「同い年の子がめっちゃ活躍している。福田萌維(めい)ちゃん、鳥居さくらちゃん。そういうのは刺激になりますし、“負けてらんないな”っていうのはある。予選を通るようになって、少し慣れてきた部分もあるので、上位を目指すことだけを最近意識してやった」と、同級生の活躍も大きなモチベーションになっている。初めて単独首位で迎える決勝ラウンド。「初めての経験なので、さすがに緊張するとは思う。いつも通りのプレーがちゃんとできるように、まずは心がけたい」と意気込む。シード獲得へ向け、大きな一歩となる戦いに挑んでいく。(文・高木彩音)
大東建託・いい部屋ネットL 2日目の結果
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2026年07月25日 06:00
百獣の王こと武井壮が、プロゴルファーを目指していろいろな経験を積むのがこの企画。今回は25年シーズンに大活躍した大岩龍一がゲスト。
お互い、年末の忙しいスケジュールの合間を縫って、武井の地元・葛飾区青砥を街ブラしながら対談を行なった。 僕、ゴルフをしていなかったんですよ(笑)―大岩
武井 今月は僕の地元で懐かしい風景を見ながら、そして大岩プロの今季(2025年)を振り返るお話をお聞きします。
大岩 子どものころに新小岩に住んでいたことがあるので、僕にとっても懐かしい景色です。
武井 大岩プロとは、このコーナーで頻繁に撮影協力をしていただいている平川カントリークラブの練習場でよくお会いする縁があって、そんなプロが初優勝したのはとてもうれしいです。
大岩 ありがとうございます!
武井 初優勝だけでなく、上位争いをする試合も多かった1年を振り返るといかがですか?
大岩 納得のいくシーズンで、コーチとテーマにしていたことも1年間通してちゃんとできた実感がありました。
武井 そのテーマとは?
大岩 僕は一昨年(2024年)までゴルフをしていなかったんですよ(笑)
武井 意味深ですね。
大岩 ゴルフの本質的な話にもなるんですけど、1シーズン、何十試合も、好調をキープし続けられる選手はいなくて、大なり小なり波があるじゃないですか。
武井 波はトッププロでもありますね。
大岩 僕は調子が悪いとスイングをすぐに直してしまうんですよね。いいスイングをしたら、いいショットが出るのをイコールと考えていて、それがスコアにも結びつくと思っていました。
武井 その考えが変わった?
大岩 はい。一昨年のオフにコーチに「試合中に何を考えているの?」と聞かれ「真っすぐ飛ばないからスイングのことを一生懸命意識しています」と答えたら「試合中にスイングのことを考えているプロなんているのかな?」という話になり、来年はそれやめよう、ラウンドをスタートしたらゴルフをしようよ、と。
武井 そのゴルフをしようとは、コースに出たらもっと本能的に感覚を大事するみたいなことですかね?
大岩 はい。スイングは練習で作って、ゴルフはうまいんだからスイングが少しズレていても関係ない。試合ではいいスコアで上がる以外に大事なことなんてないんだからスコアメイクのことしか考えない、という話になりました。
武井 ズレたり曲げたりする要因って、いくつもありますよね。体や軌道、フェースの向き。シチュエーションで脳がやられちゃったり。気温によって体やシャフトのやわらかさが変わったり、芝がどうだとか。同じことをやろうとしてもズレてしまう。その要因をなくすより、あって当たり前、ということですよね。
大岩 ツアーでも年間通して上位にくる選手は技術がうまいとかではなく、単純にゴルフがうまい人なんですよ。スコアメイクがうまくないと上には来られない。
武井 そう考えるようになってから、たしかにこのほうがいいな、と実感したのはいつごろですか?
大岩 一昨年のオフから取り組み、調子がよくても悪くても練習ラウンドはだいたい3つから5つくらいアンダー。いつも同じスコアで回れて、スコアのガタつきがなくなりました。
武井 ボールが散らばっても、実力がつねにちゃんとスコアに乗っかっているゴルフができるようになったんですね。
大岩 はい。ボギーを打たないことが、本当にすべてなんですよね。そのために必要なことって年間通していいスイングをすることではなく、シチュエーション別でしっかりマネジメントをして、自分の技術やその日の調子のなかで、正しい判断をし続けることが大事でした。
武井 そしてシード復活。さらに今年の成績を見ると説得力がありますね。
大岩 ゴルフは絶対にミスが出るんですよ。極論からいうとカップインしたパット以外は全部ミス。この状況ではこうなるな、こんな球が何割くらい出そうだ、とミスを予測するようになって「このミスだったらいいや」と大ケガしない確率の高いほうを選択するようになったのも大きいと思います。
武井 球筋やターゲットの幅ですね。たとえば、3分割したらその2つくらいにギュッと寄せて、2つのどっちかだったらいい、みたいな。
大岩 そうです。そして、振り方に意識を置かず、当て方だけ注意しておく。切り返しのタイミングと当て方がよければ、打球ってだいたい2択、3択くらいに収まってくれるので。それだけに集中すると振りに対するプレッシャーもかかりにくくなるので、いい動きができるんですよね。すっきりと振れます。
武井 練習に対するゆとりも出ますよね。すると、自動的にスイングにもいい影響が出る。スイングにも悩まなかったのでは?
大岩 1シーズン通して悩まなかったですね。振り返ってみると動きのズレは少なかったんですが、それ以上にスイングに集中するよりも、試合中はもっとこういうことを考えたほうがいいのかな、こういうシチュエーションだったらこういうマネジメントをしたほうがよかったかな、と考えるようになり、ゴルフをしないときもゴルフのことを考える時間がすごく増えて、練習ではボールを打つ球数が減ったと思います。
武井 ショートゲームはどうでした?
大岩 パットは決めなくてはいけない場面、試合の流れが変わる場面って1日に何回もあるんですが、そういうとき、これまではうまくいかずにミスしたことをすごく気にしていました。 男子も当たり前のようにPGAへと進む道が開けてきていますよね-武井
武井 意外とデリケートなタイプ?(笑)
大岩 すっごくネガティブです(笑)。でも、そもそも同じストロークをしてもそのときの芝や風とかで同じように転がらないから、こんなの運だわ、全部、入るか入らないかの2分の1だな、と思うようになって、外れてもいいやくらいの気持ちで打つようになりました。
武井 たしかに「アッ!」と思っても入るときがありますよね。
大岩 試合中にそんなことを突き詰めていったら「ゴルフっておもしろくないな」とも思うようになりましたね。もちろんストロークの練習はスタートまではやるんですが、スタートしてからはゴルフをするだけ。
武井 なんかいっていることが、古(いにしえ)のレジェンドゴルファーみたいですね。
大岩 若干、達観したのかもしれません(笑)。これまでも、これから何十年と進化していっても、毎日10アンダーで回るプロは出てこない。そう考えると今まで悩んできた自分がバカらしくなってきました。ゴルフってこうじゃなくてはいけないというのがありすぎる。もっとシンプルだし、難しすぎるから自分がコントロールしてどうこうしようとするのが間違いなのかもしれません。
武井 いい諦めといいモチベーションができて、本当にひと皮むけたんですね。来季も今年以上の活躍が期待できそうですが、海外志向は?
大岩 最近、コーチとも話すようになりましたが、海外挑戦にあたっては、まずは飛距離ですよね。でも、飛距離はこのままでもいけると思う。何が1番の問題かというと芝なんですよ。芝に対応できない。洋芝は球が少し沈むし、ラフもグリーンも日本とは違う。ただ、スイングを変えて対応するのはたぶん無理だし、時間もかかってしまいます。
武井 大岩プロの鬼ショートトップからバチコーンと打つスイングは変えられないでしょう。
大岩 10年以上かけて作ったスイングですからね。それを変えるのは無理なんで、クラブかなと。いろんなクラブのパターンを試して、打ち方を進化させていくんじゃなくて、そのコースに合わせたクラブにする。
武井 なるほど。ヘッドの形状、ソールやバンスを替えて打ちやすくしちゃえばいい。では、来年はアメリカのQTを?
大岩 受けたいですね。今年もQTやコーンフェリーツアーからトップのツアーに上がっていった選手が多く、男子にもそういう道筋が出来上がってきていますよね。
武井 日本の男子もアメリカツアーで結果を出すプロが増えて、当たり前のようにPGAで戦う時代がやってきている。大岩プロもその道を邁進してください!
大岩 ガンバります!
いかがでしたか? 大岩プロの活躍に期待しましょう。
武井 壮
●たけい・そう/ スポーツ、芸能の枠を超えて活躍するマルチタレント。ルコックスポルティフゴルフのアンバサダーや、テレビ東京系列で「武井壮のゴルフバッグ担いでください」( 日曜朝10:00 から) をオンエア中。
●オフィシャルサイト gogotakei.com/
●X(旧Twitter)アカウント @sosotakei
●インスタグラムアカウント sosotakei
大岩龍一
●おおいわ・りゅういち/1997年生まれ、千葉県出身。182cm、92kg。18年にプロ転向。21年に初シードを獲得。22年もシード権を保持したが、23年に消失。24年に再びシード復活。昨季はトップ10入り7回、カシオワールドオープンでは悲願の初優勝を達成。賞金ランキング5位などキャリアハイのシーズンとなった。
写真=田中宏幸