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2026年07月26日 14:41
7年目の育成野手がヤクルトに移籍 突然の報せに両チームのファンに動揺が走った。オリックスは26日、遠藤成内野手が金銭トレードでヤクルトに移籍することを発表。新天地でも育成契約となり、背番号は「021」となる。ファンは「えっ!? ヤクルトくるの?」「まじか!?」と驚きを隠せない様子だ。 日曜正午、オリックスとヤクルトの両球団が金銭トレードを発表した。プロ7年目の遠藤が、再びセ・リーグ球団でプレーすることが決まった。遠藤は2019年ドラフト4位で阪神に入団。2024年オフに戦力外通告を受け、パ・リーグに活躍の場を求めた。オリックス2年目の今季はファームで34試合に出場。打率.174、0本塁打、8盗塁の成績を残していた。 阪神時代の2024年には、2軍ではあるもののリーグ1位の出塁率.392をマークするなど、秘めたポテンシャルは大きい。まだ1軍出場はないが、3球団目となるヤクルトは、今季から1軍の指揮を執る池山隆寛監督が若手を積極的に起用しているだけに、支配下復帰も夢物語ではない。 前半戦終了直前に決まったトレードにファンは注目。SNS上には「育成でも声がかかったのは光栄なこと」「ラストチャンスを活かしてほしい」「1軍経験なしですでに3球団目って珍しくない!?」「ヤクルトで化ける可能性はある」「意味あるトレード」など、新天地での活躍を期待する声が数多く寄せられていた。 ヤクルトは25日時点で44勝46敗1分でセ・リーグ3位。一時は首位を快走していたが、次第に黒星が増え、いつの間にか借金生活となっている。怪我人も続いているだけに、7年間もがき続けた24歳の苦労人に白羽の矢が立つ可能性も十分考えられる。(Full-Count編集部)
2026年07月27日 17:30
◆ 白球つれづれ2026・第30回
佐々木麟太郎選手が、日米争奪戦の末に、フロリダ・マーリンズ入団を表明する。ドジャースの山本由伸投手は日米通算100勝の区切りに達する。
メジャーリーグの話題は、日本人選手だけでも豊富だ。
米国時間7月24日、コロラド・ロッキーズの菅野智之投手がメジャーデビュー以来2年連続で2ケタ勝利を記録した。日本人メジャーリーガーの中では野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大、前田健太に次ぐ6人目の偉業達成である。
同日に行われたブリュワーズ戦に先発すると6回途中まで2失点にまとめると10勝目が記録された。この時点でチームはナ・リーグ西地区の最下位(42勝63敗)に沈んでいる。つまり菅野はチームの4分の1近くを一人で稼ぎ出している。6月以降は無傷の6連勝中。見事な仕事人ぶりだ。
巨人の大エースとして君臨した分、メジャー挑戦は遅れた。
田中将や前田とは1歳違い。ライバルたちが20代で活躍の場をメジャーに求めたのに対して、菅野が念願のオリオールズに入団したのは35歳になった昨年のこと。1年目から10勝10敗と先発ローテーションを守る活躍だったが、オフには自由契約となり、ロッキーズに新たな居場所を求めた。
1年契約で、年俸は510万ドル(約8億4150万円、推定、以下同じ)。
メジャーのエースクラスは30億〜40億も当たり前の時代に、安価な10勝投手と言えるだろう。
今年の10月で37歳を迎える年齢面に加えて、球威や被打率、奪三振率などから弾き出される数値は決して高くない。いや、メジャーの先発投手の中では下位に位置する。それでいて、結果を出せるのは菅野の投球術の巧みさにある。
スピードがないなら、低めにコントロール良く制球出来る。本塁打を打たれても投球を乱すことはない。最少失点で試合を作る術を知っているから、白星を積み上げられる。今季20本の本塁打を浴びているが、走者を置いた場面の被弾は3度だけ。いかに危機察知能力の優れた投手かがわかる。
そんな菅野に、今新たな注目が集まっている。
2年連続2ケタ勝利を受けてMLBの公式サイトでは「スガノがまた安定した投球でトレード価値を高めた」としたうえで「低コスト(年俸)で、先発の4〜5番手を任せられる」と今季中の移籍まで言及しているのだ。
メジャーでは、この時期に最後の駆け込みトレードが行われる。ポストシーズンをにらんで、上位を狙うチームは更なる補強に動き、下位に沈むチームは主力選手を放出しても、若手の有望株を獲得して来季以降のチーム作りに活用する。このトレード期限は米国東部時間の8月3日午後6時(日本時間4日午前7時)と決められている。
現地放送局のESPNが発表したトレード候補100人のうち菅野は87位。
上位の有力選手から、商談が進むのが常で、菅野の場合もすでに水面下で動きが加速していてもおかしくはない。
日本の常識から考えると、チームの勝ち頭を、おいそれと放出することは考えられない。だが、チーム再建中のロッキーズは、映画「マネーボール」で話題を呼んだポール・デポデスタ氏を編成本部長に招請して、将来90勝を出来るチーム作りを目指している。球団側の考え次第で放出もあり得る。すでに移籍先としてブリュワーズ、カブス、ブレーブス、パドレスらの名前も挙がっている。
一方で、現場を預かるロ軍のウォーレン・シェイファー監督は「スガノは真のプロフェッショナルだ」と高く評価。もちろん残留の目も残されているが、近日中に去就が決まる。
米国に渡って、2年間で2球団を渡り歩き、今季中に3球団目となれば「さすらいのエース」と言えるだろう。それでも任された場所でベストを尽くすのが菅野流の生き様である。
背中の張りなどで故障者リストに入ることも珍しくない。それでも36歳の老雄は進化を求めて新たな挑戦を続ける。
大谷翔平や山本由伸らのような注目度はなくても黙々と右腕を振る。これも偉大なメジャーリーガーの姿である。
文=荒川和夫(あらかわ・かずお)
2026年07月27日 17:03
自身初のボブルヘッドデーに2発含む3安打6打点で大勝に貢献
【MLB】Wソックス 12ー3 アストロズ(日本時間27日・シカゴ)
ホワイトソックスの村上宗隆内野手が26日(日本時間27日)、本拠地で行われたアストロズ戦で2本塁打を含む3安打6打点と大暴れし、12-3の勝利に貢献した。自身初のボブルヘッドデーで大活躍し、MLB公式も「ボブルヘッドデーとマルチ本塁打が、ホワイトソックスに与えたムラカミの影響力を示した」として伝えた。
「ムネタカ・ムラカミはホワイトソックスという球団を変えた。それは4月以来、繰り返し語られてきた考えだ」として注目された影響力。「残り58試合の時点でア・リーグ中地区首位につけていることを見れば明らかだろう。ムラカミは加入した瞬間からチームのカルチャー(文化)を変え、再建についての話し合いを過去のものとした。そして(今日の試合で記録した)彼の2度目となる1試合マルチ本塁打の活躍がその事実を改めて裏付けることとなった。その影響力は日を追うごとにさらに深まっている」と称えられた。
村上の「最高の活躍」として挙げられたのが、4つの要素だ。まずは「フィールド上での結果」。この日の躍動ぶりに「これこそが、ホワイトソックスが日本の左の強打者をサウスサイドへ迎えるため、2年総額3400万ドルを投じた最大の理由だ」と言及した。
続いて「ボブルヘッド」。この日来場者に配布された村上のボブルヘッド人形は「パッケージはボブルヘッド本体に負けないほどかっこいいものだった。試合前、遊撃手のコルソン・モンゴメリーは『まだ見ていないんだ。でも、きっとすごくゴージャスなはずだよ』と笑顔で話した」という。両親が始球式を行うなど“村上一色”となった。
そして「ウォシュレットも忘れてはいけない」。村上が初めて球場を見学した際にクラブハウスに温水洗浄便座の導入を熱望。結果的に設置が決まり、チームメートの中には温水洗浄便座が生活必需品になった選手もいるほどだ。この日配布されたボブルヘッド人形の台座には「TOTO Washlet」と日系の住宅総合機器メーカーのマークも記されていた。記事では「温水洗浄便座業界にとって非公式ながら素晴らしいスポークスマンとなっている」とした。
最後が「ボールパーク寿司」だ。24日(日本時間25日)に本拠地・レートフィールドの売店「Lucky’s」で、「ムネショット・スシ・プッシュポップ」の販売を開始。カリフォルニア・クランチロールとエビ天ロールの2種類があり、価格は各23ドル(約3800円)。プッシュアップスティックには醤油も含まれている。
エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるブルックス・ボイヤー氏は「私は寿司を食べないので、まだ試していません。でも食べた人たちはかなり美味しいと言っています」と語ったという。「ホワイトソックスによると、この寿司は3日間で2000個以上が販売され、3試合すべてで完売となった」と大人気で、本拠地の新たな名物となった。
3年連続100敗&2年連続地区最下位に沈んでいたチームは、村上の存在で確かな変化を見せている。27日(同28日)からは強豪ヤンキースとの4連戦に挑む。(Full-Count編集部)
2026年07月27日 16:59
巨人の橋上秀樹監督代行(60)が27日、都内の読売新聞東京本社を訪れ、山口寿一オーナーに前半戦終了の報告を行った。
阿部前監督の電撃辞任があった異例の前半戦にはなったが、交流戦から指揮を執った橋上監督代行の元で50勝40敗2分け、貯金10で前半戦を終了。阪神と同率首位で折り返した。
橋上監督代行は「いろんな話をしていただいたんですが、まずは、よくやってくれています、というお話はいただきました。あとは本当に新しいジャイアンツを作るっていうことを今年初めに掲げたものが、少しずつオーナーの方にもこういうものだなというのが見えてきたとというお話はしていただきました」と話した。橋上監督代行から伝えたことは特になかったというが「オーナーの方も、やはり最近でてきてる若い選手のことももちろん詳しくご存知だったので。いろんな名前を挙げていただいたので。そうですね、こういうところで頑張っていますというような話をさせていただくという形でした」とやり取りの様子を明かした。山口オーナーからは野手では浦田や石塚、小浜、知念、笹原、投手では井上、竹丸の名前が挙がったという。
前半戦のラストゲームとなった26日の阪神戦では零封負けも、今年のテーマだった「育成と勝利」の部分で手応えを感じる92試合だったことを明かした。「若い選手が少しずつですけど、芽が出始めたような感じもします。この先ね、本当に大事な戦いになりますから、果たして若い選手の力がどこまで通用するかはまだわかりませんけども、ただ少しずつ今年やろうとしていたことが形になりつつあると手応えとして感じています」とし、勝負の後半戦へ。ベテランと若い力を結集し、2年ぶりの頂点を目指していく。
2026年07月27日 16:46
「高校野球東東京大会・決勝、関東第一10-4二松学舎大付」(27日、神宮球場)
関東第一が16安打に7つの犠打も絡めて10点を奪い大勝。
2026年07月27日 16:37
ソフトバンクは27日、育成選手で台湾出身の張峻瑋投手(20)、ドミニカ共和国出身のルイス・ロドリゲス投手(24)、元広島の小林樹斗投手(23)と支配下選手契約を締結したと発表した。
背番号は張峻瑋が「17」、ロドリゲスが「85」、小林が「95」に決まった。
小林は和歌山県出身で智弁和歌山から20年度ドラフト4位で広島に入団。2試合登板にとどまって25年に戦力外通告を受け、今年は独立リーグの四国ILp徳島でプレー。5月にソフトバンクが育成契約での獲得を発表していた。
2026年07月27日 16:21
ジム・ボウデン氏「ファーム全体のバランスを整えることは考えられる」
ドジャースは現在、67勝39敗の勝率.632で、ダイヤモンドバックスに12ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区首位を走っている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、レッズやナショナルズでGMを務めた経歴を持つジム・ボウデン氏が各チームのトレード補強ターゲットを分析。しかしドジャースは“必要なし”となった。
記事では優勝争いを演じる22球団の補強候補を紹介。ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースについて「健康な戦力を取り戻し、外野の有望株を内野手や投手の有望株とのトレードに充てる」と結論づけ、「メジャーのロースターを補強するために誰かを獲得する必要はない。必要なのは(故障者が戻ってきて)チームが健康な状態になることだ」と説明した。
そのうえで「ファームには外野手の有望株が豊富にいるため、そのうち数人を同程度の評価を受ける内野手や投手の有望株との交換要員とし、ファーム全体のバランスを整えることは考えられる」とも。20日(日本時間21日)には、ニック・フラッソ投手、ランディン・ヴィドゥレク外野手との交換でロッキーズからセス・ハルボーセン投手を獲得したことを発表した。
大谷翔平投手、山本由伸投手らをはじめ巨大な戦力を有するドジャース。迫るトレード期限までに動きはあるのだろうか。(Full-Count編集部)
2026年07月27日 16:19
日本野球機構は27日、28日に東京ドームで開催されるマイナビオールスターゲーム2026の第1戦の先発投手を発表した。
セ・リーグは山野太一(ヤクルト)、パ・リーグは伊藤大海(日本ハム)が先発する。山野、伊藤ともにオールスターにファン投票で選出された。
オールスターは28日の第1戦が東京ドーム、29日の第2戦が富山で開催される。
2026年07月27日 16:06
「高校野球奈良大会・決勝、天理8−0奈良大付」(27日、さとやくスタジアム)
プロ注目のMAX150キロ右腕、奈良大付・新城楓雅投手(3年)が天理打線に打ち込まれ七回途中、8失点で降板。
2026年07月27日 16:02
小林樹斗は昨シーズンに広島を戦力外に
ソフトバンクは27日、小林樹斗投手、張峻ウェイ投手、ルイス・ロドリゲス投手と支配下契約を結んだことを発表した。7月末の補強期限を前に、投手の層を一気に厚くした。これで支配下登録選手は69人となった。
小林は2020年ドラフト4位で広島入り。5年間で1軍登板はわずか2試合に終わり、2025年オフに構想外通告を受けた。四国IL高知に入団し結果を残すと、今年5月にソフトバンクと育成契約を結んでいた。ファーム・リーグ西地区では8試合に登板して3勝3敗、防御率2.15という成績。異色の経歴を持つ右腕が、目指してきた2桁の背番号を掴み取った。
張は今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシックにチャイニーズ・タイペイ代表として出場。東京ドームで行われた日本戦にも登板し、2回2/3を投げ打者10人を相手にわずか1安打、最速は155キロを記録していた。ドミニカ出身のロドリゲスはソフトバンクに入団して今季が5年目。最速は160キロを誇り、今季2軍では13試合に登板。2勝1敗、防御率2.03という成績だった。(Full-Count編集部)
2026年07月27日 16:00
南海ホークスに池之上格というガッツマンがいた。バットを極端に短く持ち、死球大歓迎の特攻野郎。現役引退後は実直な人柄と幅広い人脈を生かしたスカウトマンとして活躍した。そのイケさんが自ら仕えた6人の監督を偲び感謝の言葉を捧げるコラム。第4回はアグレッシブな姿勢を最も好んだというドン・ブレイザー(ドン・リー・ブラッシンゲーム)さん。
◇ ◇
僕が南海に入団して最初の5年間は野村克也さんが1軍の監督をしていた。その野村さんから「短所欠点の矯正」は自分を見極めることにつながると教えられ、「慢心せず、失望せず」という戒めの言葉もいただいた。この2つは僕の原点になっていて、すべてがここに行き着くのです。
野村監督のあとを継いだ広瀬叔功さんには野手への転向を勧められ、野球選手として生きていく道を作ってもらった。
その次の監督がブレイザー。彼は野村監督時代のヘッドコーチで、野村さんがよく「野球とは何か」を問うて、教えを受けていた。それが考える野球=シンキング・ベースボールに通じていくのだけれど、後に広島の古葉野球にも伝播していった。
ただ僕におけるブレイザーの印象はむしろ、闘争心をムキだしにして戦う闘士そのもの。実際にアグレッシブなプレーを好み、常に実践させようとしていた。
1976年の開幕。入団4年目の僕は投手11人枠に滑り込みで入り、念願の1軍入りを果たした。オープン戦の防御率が13イニングを投げて阪急の戸田(善紀)さんと並ぶ0・00。クイックや牽制が得意で、「南海の堀内(恒夫)」と言われたこともあった。そんな“守備力”も買われての抜擢だったかもしれない。
ちなみに当時、クイックモーションという言葉はなく、「すり足」とか「早投げ」と言ってましたけどね。
しかし、投手としての評価だけが理由ではなかったように思う。
その年のオープン戦で僕は広島の高橋里志さんから右中間への二塁打を打ったことがあった。そのあと捕手の柴田(猛)さんが三塁方向へボールを弾くのを見て三塁を狙ったら、間一髪セーフになった。
このプレーにブレイザーが顔を真っ赤にして「グーッド!グーッド!」と言って盛んに褒めてくれた。「あいつは何をも恐れないアグレッシブなやつだ」と。投手だから無難にという考えはないようだった。
あのころ12球団ナンバーワンと言われた南海の投手陣ですからね。そこへ押し込んでくれたのがヘッドコーチのブレイザーだった。
監督として戻って来たあとのブレイザーは、すでに野手に転向していた僕を主に守備固めで使ってくれた。当時はこの守備固めからの脱却、もっとうまくなりたい一心で昼は2軍戦、夜は1軍の親子ゲームに率先して参加するようにしていたんですよ。
ところが3試合、4試合と続けて出るものだから、ブレイザー監督から「イケ、1軍の試合に備えてくれ」とストップがかかったことがあった。僕に2軍の試合に出るなと言った唯一の監督でしたね(笑い)。でもいろんな面で僕のことを気にかけくれて、支えてもらった。
ただ1軍戦力としてやりがいを感じる反面、たまにアテ馬(偵察要員)で使われた時は悲しいものがあった。その時点で仕事が終わったも同然だから。
(アテ馬は予告先発のなかった時代、相手投手の予想が難しい時に使われた手法で“あがり”の投手を使うのが一般的だった)
だから“せめて初回の守備だけでも使ってくれ”と頼んだことがあったけど、ダメだったね。
そういう場合、ベンチの隅っこで“番手”の役をやるんですよ。バッテリーへ向けて専用のサインを送る役目。配球ではなく、捕手が何番目に出したサインが有効かということを、何らかの仕草で伝えるというもの。
たとえば「1」だったら投手は捕手が最初に出したサインに従う。「2」なら2番目、「3」なら3番目に従うというように。
ときには三塁手の藤原(満)さんが出すこともあった。それぐらいナーバスになっていた。相手チームにサインを見られているかもしれないからと。特に敵地ではね。それはウチがやっていたからですよ。
南海では緻密というか面白いことをやっていましたね。あくまでも傾向と対策ですけど(笑い)。今思えば懐かしい。それも含めて考える野球、準備野球ですね。
シンキング・ベースボールというのは基本的なフォーメーションプレーがその土台になっているんです。ボールがどこへ飛べば、野手はどう動くか。ひとつのボールに対して投手を含めて全員が動く。フォローする。それが何十通りもある。
またバックアップとはボールに触れる人の後方で対応する動きのことであり、ベースを守るカバーリングとは違う。暴投は投手が投球時に犯すもので、悪送球は野手が犯すもの。そんな説明までしてあった。何も難しくはない。当たり前のことではあるが、それを文字で表しているから理解しやすいわけですよ。
でも僕の場合はシンキング・ベースボールの前にアグレッシグ・ベースボールを意識した。83年にパ・リーグ最多の16死球を獲得したことがあるが、デッドボール上等の精神を身につけることができたのも、ドン・ブレイザーの闘争心に触れることができたからこそだったと思っている。
◆池之上格(いけのうえ・とおる)1954年5月19日、鹿児島県垂水市生まれ。72年度のドラフトで右投げ右打ちの投手として南海に3位入団し80年に野手転向。87年に大洋へ移籍した。実働16年。投手時代は2勝0敗(1完封)。打者としては570試合で15本塁打、97打点、打率・269。83年はパ・リーグ最多の16死球を獲得している。
2026年07月27日 15:46
「日本ハム6−2楽天」(26日、エスコンフィールド)
歌手の鈴木亜美(44)が来場し、反響を呼んだ。ファーストピッチセレモニーの後には、イニング間に行われるきつねダンスにも登場。きつね耳、尻尾姿でキュートな踊りを披露した。
試合後にはスペシャルライブを行い、ヒット曲の「BE TOGERTHER」などを熱唱した。
SNSなどでは「なんやこの可愛すぎる生物は!?」、「世代を超えた神コラボすぎる!ダンスのキレもオーラも健在」、「44歳には絶対みえない!!」、「アミーゴ、ちょっと恥じらいがみえるな」、「かわいすぎるサプライズ」、「いくつになってもキレイです」との声が上がっていた。
2026年07月27日 15:42
ホワイトソックス本拠地で発売された球場飯
ホワイトソックスの本拠地・レートフィールドでは、後半戦に入って村上宗隆内野手とコラボした“スティック型の寿司”が発売されている。
2026年07月27日 15:07
南海ホークスに池之上格というガッツマンがいた。バットを極端に短く持ち、死球大歓迎の特攻野郎。現役引退後は実直な人柄と幅広い人脈を生かしたスカウトマンとして活躍した。そのイケさんが自ら仕えた6人の監督を偲び感謝の言葉を捧げるコラム。第3回は広瀬叔功さん。投手から野手への転向を強く勧めた恩人だ。
◇ ◇
現役時代、投手として2勝しかできなかった僕だけど、早くから野手への転向を勧めてくれていたのが広瀬さんだった。広瀬さんが現役のころから「投手では難しいから野手をせい。野手なら1000万円プレーヤーになれるから」と言われていたんですよ。
当時は1000万円プレーヤーというのが野球選手のステータスでしたからね。
ただし、そこへたどり着くまでに時間がかかった。実に4年。投手への未練と言えば、そうかもしれない。
近鉄戦で1イニング3暴投、11失点というワースト記録を作った1976年7月25日、天神祭の日。その数日後、広瀬さんに「お前はメガネがあかんのじゃ。コンタクトにしろ」と言われ、愛車のムスタングに乗せられ岸和田かどこかの眼鏡店でソフトレンズを買ってもらったんですよ。突然のことで驚いたというか、何というか。
「俺は山内新一にもコンタクトを買ってやったことがあるから、お前にも買ってやる」と言ってね。山内さんは入団時、メガネをかけていたんですよ。
実はコンタクトレンズを買いに出掛ける前、堺のご自宅でカツ丼をご馳走になり、「お前、暇な時でいいからウチの息子の家庭教師をやってくれ」と言われたんです。これにはもっと驚きましたね。
僕は入団してからも、ずっと黒か銀縁のメガネをかけていたので、「常陸宮」とか「哲人」なんて呼ばれていた。なんとなく風貌がそんな感じだったんでしょう。
(確かに池之上氏は鹿児島県下有数の進学校でもある鶴丸高校を卒業している。中学時代は常に学年トップで通信簿はオール5。絵に描いたような優等生で、将来は建築関係の仕事か医療従事者になることを漠然とながら考えていたという)
でもね、実際の僕は鶴丸高校同期生515人の中で440番目ぐらいで入学し、野球部に入ったあとはずっと510番ぐらい。そこから微動だにしなかったね。いわゆる上を見ればキリがない、下を見ればあとがないというやつ。
そもそも進学にあたっては、一生懸命勉強してもみんなに追いつけるかどうかだと言われ、「野球部には入らない」と誓って入学していたので、高校生活は約束不履行から始まっているんです。
話を戻すと、投手で入団した僕が野手へ転向したのは結局のところ、広瀬さんが監督になって3年目の80年。監督最後の年なんです。77年にプロ初完封を記録して、もう1年やりたい気持ちになり、78年にファームで14勝を挙げると、さらにもう1年と色気が出てしまった。
78年は開幕を1軍でスタートしたものの、4月末に2軍降格を告げられた。その際に広瀬さんから「俺がバットを買ってやるから野手をやれ」と言われ、実際に1ダースのバットを用意してもらったんです。なのに翌年も投手。現役時代から言い続けていた広瀬さんもサジを投げていたかもしれない。
投手をやっているころから自分でも打撃はよかったと思う。2軍ではあるけど、1試合で2安打や3安打したことがあったり、代打で出たこともあった。いつごろだったか4割ほどの打率を残した時期もあった。当時まで遡る2軍成績は現在、NPBで正確に記録されていないらしいけど、結構打ってたんですよ。
投手に区切りをつけようと決心したのは79年9月6日、藤井寺での近鉄との2軍戦。この試合、僕は九回の1イニングで3本塁打された。“ビッグイニング”は得意ですから(笑い)。
その3本目を同学年のジャンボ仲根(正広)にポカーンとライトへ。これで踏ん切りがついた。仲根はその年に野手に転向してるんですよ。
次の日から2軍監督だった穴吹(義雄)さんに野手転向を願い出て許可をもらいノックを受け始めた。広瀬さんの現役時代から野手転向を勧められていたので、やっとこさの決断だった。
翌80年11月7日、シーズン最終試合。大阪球場での近鉄戦で野手初出場を一塁手として先発で起用してもらい、プロ初安打を記録することができた。福井保夫投手の足もとを強襲する恩返しの1本でした。
でも、悲しいかなその試合で広瀬さんは指揮を執っていない。すでに退任していたので横溝(桂)さんが代行を務めていた。広瀬さんは3年の任期を終えていたんでね。
大阪球場を日本シリーズ用に明け渡していた関係で未消化試合が残っていた。だから広瀬さん不在の最終戦。それだけが残念だった。
思えば投手として挙げたプロ初勝利(76年4月11日、日本ハム戦、救援登板)は広瀬さんのサヨナラヒットで飾らせてもらったもの。僕はうれしさのあまり、一塁ベンチで飛び上がって喜んだら天井に頭をぶつけてしまった。激痛ですよ。大阪球場は何かにつけてスモールだったなあ。
バットを作ってもらい、コンタクトレンズまで作ってもらい、野手への道を真剣にコーディネートしてくれた広瀬さんには、本当に縁の深さを感じている。
◆池之上格(いけのうえ・とおる)1954年5月19日、鹿児島県垂水市生まれ。72年度のドラフトで右投げ右打ちの投手として南海に3位入団し80年に野手転向。87年に大洋へ移籍した。実働16年。投手時代は2勝0敗(1完封)。打者としては570試合で15本塁打、97打点、打率・269。83年はパ・リーグ最多の16死球を獲得している。
2026年07月27日 14:47
中日は27日、井上一樹 監督のオーナー報告に関しての大島宇一郎 代表取締役オーナーのコメントを発表した。
大島宇一郎 代表取締役オーナーは球団を通じて「開幕前からシーズン序盤にかけて、主力選手にけがや想定外の不調が相次ぎ、負け越し17、リーグ6位と苦しい前半戦になりました。一方、その選手たちが徐々に戦線復帰し、打線の形、投手陣の勝ちパターンも定まった7月は、1試合を残して月間勝ち越しを決めました。ここまで本塁打はリーグ最多、失策はリーグ最少と好材料もあります。3位までは7ゲーム差。簡単ではありませんが、この上り調子を加速させられれば浮上の可能性は十分にあると考えています。さまざまなデータを詳細に分析すると、今のドラゴンズにはリーグ上位の戦力がそろっています。井上監督にはチーム全体が有機的に機能するよう、マネジメントをお願いしたところです」とコメント。
中日は球団創設90年目の今季、ここまで38勝55敗1分の最下位に沈んでいる。オールスター明けの巻き返しが期待される。
2026年07月27日 14:14
DeNAは27日、8月4日(火)〜8月30日(日)、「THE LIVE Supported by 大和地所」で特別イベント「プロ野球解説者トークショー」の開催決定を発表した。
横浜スタジアムでのホームゲームにあわせて開催するイベントは、TBSチャンネル2野球中継で解説を務めるお馴染みの佐々木主浩氏や谷繁元信氏をはじめ、豪華な元プロ野球選手をゲストに迎える。
試合前の時間に、横浜DeNAベイスターズのこれまでの戦いぶりや注目選手、当日の試合における注目ポイントをゲストに熱く語っていただく特別イベント。
▼ プロ野球解説者トークショー」開催概要
場 所:THE LIVE Supported by 大和地所
日程:8月4日(火)、8月5日(水) 、8月6日(木) 、8月9日(日) 、8月18日(火) 、8月19日(水) 、8月20日(木) 、8月23日(日) 、8月30日(日)
時間:試合前 ※開催日によって時間が異なる
内容:横浜DeNAベイスターズの これまでの戦いぶりや注目選手の紹介、当日の試合に向けた見どころ紹介、THE LIVE内飲食店おすすめメニュー食レポなど
ゲスト:佐々木主浩氏、 三嶋一輝氏、濱口遥大氏、谷繁元信氏、内川聖一氏、谷繁元信氏、槙原寛己氏、小笠原道大(出演順)
料金:無料※THE LIVEは飲食店のため、着席後は必ず飲食物の注文をお願いしている