2021年05月06日 13:00
プロレスラーの大仁田厚(63)は6日、会見をユーチューブで配信し、新団体「FMWE」を設立、7月4日に神奈川鶴見青果市場で旗揚げ戦を行うと発表した。 自身が立ち上げた団体FMWで90年に電流爆破マッチを行い、カリスマ的な人気を博した大仁田。海外にもレジェンドとたたえるファンが存在し、米国の有力団体AEWが3月に行った電流爆破マッチがきっかけで「FMWの電流爆破を見たいというリクエストが全世界からきた」ことが新団体設立の動機と説明した。グラウンドの設計、施工、維持管理などを手がけるコウフ・フィールド株式会社オーナーの加治木英隆氏が大仁田とともに代表取締役を務める。 FMWの名を復活させた理由については「FMWは1つのブランド。FMWで発信した方が世界中の人たちも分かりやすい」と説明。FMWEのEはexplosion(エクスプロージョン=爆発)の頭文字で、電流爆破マッチに特化した団体だという。参戦選手については「多方面に戦いを挑んでいこうかなと思う。上がりたいヤツは上がれ」との考えを示した。世界への配信を計画しており、加治木代表取締役は「身近なメディアで見られると思う」と話した。
2024年04月27日 06:52
新日本プロレスは27日までにブシロードグループ再編に伴い女子プロレス団体「スターダム」を運営する「株式会社ブシロードファイト」の全株式を取得したことを発表した。
公式WEBなどで「当社は、先日開催されました取締役会において、親会社である株式会社ブシロードより、株式会社ブシロードファイトの全株式を取得することについて決議いたしました」と告知し「これにより、2024年6月28日付(予定)でブシロードファイトは当社の完全子会社となりますので、お知らせいたします」と発表した。
株式取得の目的は「ブシロードグループのスポーツユニットにおける事業の重複業務を削減し、事業効率の向上を図るため」とし、ブシロードファイトは6月28日に「株式会社スターダム」に社名を変更する予定。
今回の株式取得に新日本の棚橋弘至社長は以下のコメントを発表した。
「合同興行、IWGP女子王座やSTRONG女子王座の設立など、さまざまな形で協力をしてきた新日本プロレスとスターダムですが、バックオフィスの部分でも連携できることがまだまだたくさんあります。大会日程の調整や会場の確保も連携していくことでビッグマッチの日程をなるべく被らないようにしたり、プロモーション活動やスポンサー営業なども協力していくことで、より幅広い層にアピールすることができます。
連携を強めるために、子会社化して意思決定を迅速にし、経営の効率性を高めていくことが、それぞれのプロレスを日本中そして世界中のより多くの皆様にお届けすることにつながると考えました。
ファンの皆様、今後とも新日本プロレスならびにスターダムを応援のほど、よろしくお願いいたします」
また、ブシロードファイトの岡田太郎社長も以下のコメントを発表した。
「2019年よりスターダムがブシロードグループの一員となってから、東京ドームでの提供試合、IWGP女子王座やSTRONG女子王座(NJoA管理)の設立、2022年11月の合同興行など、様々な形で新日本プロレスと協力してまいりました。
そこから4年以上の月日が経ち、昨年末からスターダムの体制改革を断行していく中で、よりバックオフィスでの連携ができるのではないかというところから今回の経営判断、発表に至りました。リング上の協力もさることながら、バックオフィスの部分でも連携することにより、日本のプロレスの素晴らしさをより広く世界中の皆様にお届けできると考えております。もちろん、それぞれのリング上は変わらずに今後も進化を続けてまいります。今後ともスターダム、そして新日本プロレスへのご声援、何卒よろしくお願いいたします」
2024年04月27日 06:36
◆AEW「AEW DYNAMITE」(24日、米フロリダ州ジャクソンビル)
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーが24日(日本時間・25日)、米フロリダ州ジャクソンビルで開催された「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブスと初防衛戦を行い、防衛に成功した。
モクスリーはデスライダーから最後はリアネイキッドチョークで締め上げ勝利。試合後にはKONOSUKE TAKESHITAが姿を現し、ベルト挑戦をアピールした。
モクスリーは、5・3福岡国際センター大会から新日本に参戦し5・4福岡で成田蓮と防衛戦が予定されている。
さらに、この一戦の勝者に5・11米カリフォルニア州オンタリオ大会で海野翔太が挑戦することが発表となっている。
2024年04月27日 06:22
◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2024」(23日、後楽園ホール)観衆887
新日本プロレスは23日、後楽園ホールで「Road to レスリングどんたく 2024」を開催した。
同大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)と「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のシングル5番勝負が行われ、セミフイナルではL・I・Jの内藤哲也がドリラ・モロニーと対戦した。
内藤がプルマ・ブランカを決めた時にメインに出場するデビッド・フィンレーが登場。これに内藤が気を取られると、プロレスリング・ノアの元GHCヘビー級王者ジェイク・リーが乱入した。
ジェイクは内藤にFBSを炸裂すると、モロニーがドリラ・キラーにつなぎ、内藤を沈めた。試合後も内藤へフィンレーが馬乗りパンチを乱打しジェイクが踏みつけ、ストンピングを浴びせた。さらに場外に蹴落とすと、鉄柵を背負わせ、二発目のFBSを食らわせ完全KOしモロニーと共にバックステージへ引き上げた。
5番勝負は「ウォー・ドッグス」が3勝2敗で勝ち越した。
新日本マットに乱入し「ウォー・ドッグス」と電撃合体したジェイクはバックステージで「皆様、はじめまして。ジェイク・リーだ。内藤哲也をぶっ倒しに来た男だ。いつでもやってやるぞ」と宣言した。
この展開を受け新日本は、4・27広島大会にジェイクの緊急参戦を発表。同大会で行われる「L・I・J」と「ウォー・ドッグス」の5対5イリミネーションマッチの対戦カードを変更。当初、出場予定だった外道に代わりジェイクが「ウォー・ドッグス」に加わり、デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニーと組んで「L・I・J」の内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと対戦する。
ジェイクと内藤は、2022年12月1日、ドラディションの国立代々木競技場・第二体育館大会での6人タッグマッチ以来、2度目の対戦となる。
2024年04月27日 06:00
女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」率いるロッシー小川代表(66)が26日、スポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」から合流した6人の処遇を近日中に発表する方針を明かした。
2024年04月27日 06:00
お騒がせ女子プロレスラーウナギ・サヤカが、電流爆破デスマッチ再挑戦を決めた。
FBWファイヤープロレスの5月25日島根・松江大会と、同26日の大阪大会に出場予定のウナギは、邪道大仁田厚(66)から「ロッシー(小川)に負けたくないんだろ? だったら再び電流爆破のリングに入り、ハードコアマッチをこなすウナギ・サヤカのすごさを見せつけてやるんじゃ!」と呼びかけられていた。電流爆破でなぜ、小川氏率いる新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」に対抗できるか…。通常なら全く理解できない大仁田論法だ。
これに対しウナギは「もちろんロッシー小川にも、大仁田厚にも負ける気はない。そこまで熱いラブコールを送られたら、もうやるしかないでしょ」と返答。傾奇者(かぶきもの)と邪道には通じるものがあるのか「大仁田厚がつくり上げてきたプロレスを全て飲み込み、私の養分にしてやる。おい、大仁田! お前の土俵でお前を査定して、今まで見たことのない世界を見せてやるよ」と、昨年8月以来となる電流爆破マッチ参戦を受諾した。
邪道だけじゃない。26日のDDT墨田区大会では保持するアイアンマンヘビーメタル級王座をかけて大社長高木三四郎(54)と対戦。高木扮するウナギ・三四郎にベルトは奪われたものの、2人で「ウナギ・ウォリアーズ」を結成することになった。
ウナギは「あんな汚いものを世に出して大丈夫なのか?」と案じつつも「高木三四郎はプロレスを見たことのない人が楽しめる入り口を天才的につくり上げたと思う。その高木三四郎と組んで、全てを吸収してやるよ!」。元気なオジサン2人を手玉に取れるか。
2024年04月27日 05:00
ノアの拳王(39)が、新日本プロレスに電撃登場したジェイク・リー(35)への怒りを爆発させた。ジェイクの行動により、5月4日東京・両国国技館大会でGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に挑戦するいとしの清宮海斗にミソがついたと断罪。さらにジェイクのターゲットとなった内藤哲也に対しても、緊急で越境エールを送る。海斗さん、哲也さん、あとは頼んだ――。
23日の新日本後楽園大会に電撃登場したジェイクは、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し、内藤を襲撃。27日広島大会で新日本初参戦を果たす。
業界に激震が走ったこの行動に、怒りをあらわにするのが拳王だ。「他団体に倒したい相手がいて、行動に移したっていうのは褒めてもいいかなと思ったんだよな。でも、後で内容を聞いて、今ははらわたが煮えくり返ってるよ」とまくしたてた。
無関係人物のように見える拳王だが、首を突っ込むのには理由がある。ジェイクは20日の新日本・町田大会までにデビッド・フィンレーにDMを送り、内藤を標的としていたことが分かっている。そして、22日ノア新宿大会で清宮とのGHC次期挑戦者決定戦に敗れた翌日に新日本マットに乗り込んだというのが時系列で、二兎を追っていた証拠が出そろっている。
最近になって清宮に異様な執着心を見せてきた拳王は「GHCを本気で取る気があったのかって。そんな中途半端な気持ちで、俺の海斗さんに勝てるわけがないだろう」とバッサリ。ジェイクの行動で清宮の挑戦にミソがついたと断罪する。
さらには「俺の哲也さんを倒したいんだったら、GHCを取ってから倒す方が筋は通っていたのに…。中途半端なマネばかりして俺の愛する2人の価値を下げて、どう落とし前をつけてくれるんだ」。かつての抗争相手、内藤まで「哲也さん」呼び始めたから面倒くさいことこの上ない。
「俺が手を下すまでもなく、2人が何とかしてくれるはずだ。海斗さんはしっかり両国でベルトを取ってくれるし、哲也さんはジェイクを成敗して、2度目の引退に追い込んでくれるだろう」と、よく分からない立ち位置から、清宮と内藤に対する信頼を表明した。
ちなみに拳王は「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)で新日本・藤田晃生とのシングル戦が決定済み。「何で俺だけヤングライオンの子守役なんだよ…。ATと言えば夢のカードだろ。藤田はさっさと片づけて、次回の札幌(6月15日)では、俺と海斗さん、哲也さんのトリオでどうだ?」と日本プロレスリング連盟に提案した。清宮と内藤が相手にしてくれればいいのだが…。
2024年04月26日 22:59
WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔が26日、インスタグラムを更新。「New Car」とつづり、白のフェラーリが納車されたことを明かした。
井岡は愛車の横に立ち、満足げな様子。「Ferrari ROMA Let’s go」と投稿した。親交のある元Jリーガーの槙野智章も「カッこよ」と反応した
左腕の高級時計パテックフィリップも存在感があり、コメント欄には「さすが世界チャンプ」、「似合う」、「車も凄いが腕時計も凄い」、「パテックにフェラーリ」、「ごいすー」など反響が集まった。
2024年04月26日 22:55
渦中の男ノアのジェイク・リー(35)が、方舟マット離脱を否定した。
2024年04月26日 21:12
米プロレス団体「AEW」の設立者で世界的大富豪のシャヒド・カーン氏(73)が衝撃のリングデビューを果たし、話題になっている。
24日(日本時間25日)に放送された「AEW DYNAMITE」では、元新日本プロレスでAEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカ、AEW世界タッグ王者ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)、ジャック・ペリーの「ジ・エリート」が、シャヒド氏の息子でAEW社長のトニー・カーン氏を暴行。ペリーがカーン社長のボディーに不意打ちをくらわせると、オカダにうながされたヤングバックスが合体技メルツァードライバーを決めて、KOしてしまった。
素人に手を出す大暴挙にも、オカダらエリートの面々は悪びれず「チェンジ・ザ・ワールド!」などと叫びながら退場。ピクリとも動かないカーン社長の姿に心配で駆けつけた選手、関係者らでリング上は大混乱となった。
しかも、リングには見慣れぬ顔が…。クリーム色と黒の格子柄のシャツに、白いパンツ姿で立派な口ヒゲ。カーン社長の実父、シャヒド氏だったのだ。リングに上がったシャヒド氏は、マットに倒れて動けない息子を心配そうに見守ったところで放送は終了となった。
パキスタン系米国人の実業家で世界的な大富豪のシャヒド氏は、サッカーのイングランド・プレミアリーグのフラムや、NFLジャガーズのオーナーとしても知られる。英紙「デーリー・スター」によると、これがAEW初登場。米経済紙「フォーブス」で総資産が報じられる大富豪は「息子のプロレスビジネス進出に資金援助してきた。AEWは2019年の旗揚げ以来、米国でWWEのライバルとなっている。しかし4月24日まで、彼自身は関与することを避けていた」(デーリー・スター)という。
実際にシャヒド氏は、カーン社長からAEW設立のアイデアを提案された際にちゅうちょしたという。ところが、AEWは「現在、推定20億ドル(約3100億円)の世界で3番目に価値ある格闘技プロモーション」にまで成長した。息子の手腕を認めて、AEWの会場を訪れていたというところだろう。
もちろん世界的大富豪をリングに引っ張り上げるほど、オカダたちの蛮行が衝撃的だったことは言うまでもない。
2024年04月26日 21:05
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、KO―D無差別級王者の上野勇希(28)が彰人(37)を下し、V4に成功した。
序盤から上野は彰人からヒザに徹底して攻撃を集中される。低空ドロップキックやドラゴンスクリュー、関節技に加え、持ち上げてヒザからマットやコーナーに叩きつけられるなど、あらゆる方法で痛めつけられ、悶絶した。
それでも中盤、場外で反撃に出る。リング下の彰人に向かい、コーナー最上段から決死のムーンサルトアタックを敢行。リングに戻ると、フロッグスプラッシュで飛ぶなど、少しずつペースをつかむ。
それでも足関節狙いの彰人に最後まで苦戦を強いられたが、ロープの反動を利用してのカナディアンデストロイヤーや、投げっ放しジャーマンなどでダメージを蓄積させる。終盤には彰人からまさかのリップロックから男色ドライバーとディーノ殺法を受けて大ピンチを迎えたが、最後は押さえ込み合戦から一瞬のスキを突いてWR。相手を脳天からマットに突き刺し、3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った上野は「副社長になる前も今も、彰人さんに救われています。本当にいつもありがとうございます」などと感謝を口にする。そして「DDT全員で夢見ましょう。DDTで東京ドーム、行きましょう!」と大きな目標をぶち上げた。これに彰人からも「DDTで東京ドームを目指したい。上野君、これからも引っ張っていってくれよ」と応じられた上野は最後に「みんな、ありがとー!」と叫んで大会を締めくくった。
2024年04月26日 19:45
DDT26日のひがしんアリーナ大会(東京・墨田区)で、ユニバーサル王者のMAO(27)が中村圭吾(24)の挑戦を退け、8度目の防衛に成功した。
21日の鶴見大会で中村がMAOに直談判し、急きょ決定した一戦。右ヒザの故障から1年ぶりに復帰した中村は気合十分だ。王者に計12発もの蹴りを見舞い、周囲の不安を蹴散らした。
だが試合は終始、MAOが優勢。大声援に背中を押され粘りを見せる挑戦者を、最後は得意技のキャノンボール450°(450°スプラッシュ)で沈めた。
試合後は「復帰おめでとう。ケガしたとこは大丈夫か?」と問いかけ、大きくうなずく中村に「年間何百試合、ケガせず出続けるのが強いレスラーだ。勝てば強いんじゃねえ。試合し続けるから強いんだ。圭吾も強いレスラーになれ」とゲキを飛ばした。
一方、敗れた中村は万感の思いを込めて「応援の力で1年ぶりに復帰できました。MAOさんが言ったように、ケガをせず1試合1試合、全力で戦います。これからもよろしくお願いします」と誓った。
2024年04月26日 19:40
DDT26日のひがしんアリーナ大会で、ウナギ・サヤカがアイアンマンヘビーメタル級王座から転落。
2024年04月26日 18:40
女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、極悪ユニット「大江戸隊」討伐を誓った。
27日の横浜BUNTAI大会では刀羅ナツコとスペシャルシングルマッチで激突する。ビッグマッチを控えた24日(日本時間25日)には米AEW「DYNAMITE」に出場。アナ・ジェイに勝利を収めた。
同大会への参戦は20日神戸大会でスターダムの岡田太郎社長に連絡があり、急遽決定したもの。22日に渡米し、横浜大会前日に帰国するという過酷日程となった。
取材に応じた白川は「ハードスケジュールになることはわかってたし、話をもらった時は試合も決まっていなかったから、もしかしたら試合が組まれないかもとも思った。でも、誰もやっていないことをやりたいし、とにかく動かないと、と思って行ってきました」と語った。
試合後にはセコンドに就いたマライア・メイとともに対戦相手のアナに襲撃されると、マライアのパートナーであるAEW世界女子王者のトニー・ストームが登場。マライアを連れ去り、次にセリーナ・ディープが現れ、トニーのベルトに挑戦を表明した。
混沌とした状況に巻き込まれてしまった白川は「私が勝ったのに、とにかくカオスだった…。私は必ずマライアを取り戻すために、トニーと戦うところまで自分を押し上げる」と誓う。
もちろん、その前にやるべきことがある。先日の神戸大会で刀羅の「海外かぶれの働きアリ。お前をアリンコのようにぺっちゃんこに踏みつぶしてやるからよ」という挑発に白川が激怒したことで、今回のシングルマッチが決定した。
白川は「私を『働きアリ』だと思うのは、その人が怠け者だからだと思う。私は忙しく働いてるなんて思ったことがない。スターダムを世界に示すって目標があって、その気持ちを持って動いてるだけだから」と、バッサリと斬り捨てる。
その上で「私はナツコが凶器を振り回してでしか自分の強さを示せないことをわかってる。だからこそ、好きになんかさせないよ。私が全ての主導権を握る試合をする」と意気込みつつ「今、私たちイーネクサスヴィーがアーティストのベルトも持ってる。今、スターダムの中の一番のユニットっていうのを、ナツコという悪を制して完全に示す」ときっぱり。世界を股にかけて活躍する白川が格の違いを見せつける。
2024年04月26日 06:00
女子プロレス「スターダム」のブラック・ピーチこと渡辺桃(24)が、ワールド王者・舞華に不敵予告だ。
27日の横浜BUNTAI大会で同王座をかけてノーマルルール、ハードコアルール、ラストウーマン・スタンディングルールの3本勝負で対戦する。王座戦に向け物を壊しまくる破壊特訓を敢行した舞華の本紙記事を見た渡辺は「こんなの試合で役に立つの? 私の体はそんなんじゃ壊れない。無駄な時間すぎる」と言い放った。
同王座戦で3本勝負が行われるのは初。先に同ルールを提案した理由を問うと「赤いベルトは最強の象徴。だけど、舞華はトーナメントを勝っただけの暫定王者。だから私はいろいろルールを付け足して、本当の最強を決める試合にしてあげたんだよ」と説明。さらに渡辺は5日に王者の地元・福岡で開催される凱旋大会もぶち壊すと断言し「3本勝負だけど、2本目で完全に葬ってやる。福岡で凱旋試合? そんなの出られないよ? 今回の試合で舞華は私に立てなくなるまでボコボコにされるんだから。そのあとのシリーズは欠場だよ」と高笑いした。
11月でデビュー10周年を迎える渡辺は同王座を獲得し、自身で祝福すると断言。「プロレスを始めた時は10年くらいで辞めると思ってたんだけどさ。でも私は赤いベルト巻かないと死んでも死にきれないし、まだまだやりたいことがある…」と不敵な笑みだ。一方で団体最高峰王者として団体を引っ張る気など一切ない。「団体の他の奴らのことなんて知らねえよ。なんなら横浜BUNTAIをぶっ壊して、その修理費で会社を借金まみれにしてやってもいいと思ってる」と吐き捨てた。ブラック・ピーチが新生スターダムを闇に落とす。
2024年04月26日 05:00
大相撲の春巡業が25日、千葉県木更津市で行われ、幕内大の里(23)=二所ノ関=が幕内高安(田子ノ浦)から“愛のムチ”を受けた。ぶつかり稽古で自ら志願して胸を借り、砂まみれになりながら約8分間。必死に力を振り絞った。
昨年9月に部屋で20歳未満の幕下以下力士と飲酒し、日本相撲協会から22日に厳重注意を受けてから初めての巡業。「砂だらけになって頑張っている姿を見てもらって、信頼を取り戻すのが一番大事だと思う。土俵の上でしっかり頑張るだけ」と神妙に話した。
申し合いでは朝乃山らと10番とって7勝3敗。ぶつかり稽古では、観客から激励の声援もあった。「自分の中で不安もあった。ファンの方の存在が身に染みたというか。うれしかった」としみじみ。胸を借りた高安には「ありがたいですね。ずっといろいろ教えてもらっています」と感謝した。
夏場所(5月12日初日、両国国技館)での新三役が濃厚な大器。観客からの質問コーナーに登場した高安は、期待の若手に大の里を挙げ「いろいろあったみたいですけど、相撲で一生懸命頑張ってもらいたい」とエールを送った。